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はてなキーワード: マルコヴィッチの穴とは

2023-03-21

高校の頃の倫理教員は、授業中にanother brick in the wallのMVを見せる(多分フーコーかなんかにこじつけて)痛い人だった。

いわゆる進学校で、生徒も教員も事あるごとに「自由」と「個性」を口にするし、その倫理教員特にそれに乗っかっているような感じだった。生徒からは良く言えばゆるい、悪く言えばいい加減という専らの評判で、その教員自身もそれを自負してこと演じている節があった気がする。

他の環境を知らない一貫校で、しかもそこそこ以上に裕福な家庭の男子という画一的環境。そんな場所で周りがしきりに個性だのキチガイだの変人だのと口にするのがいけすかなかった。捻くれたガキだったから。だからそれに乗じて「変人エピソード披露するその教員にもあまり良い印象はなかった。

最後定期試験に「倫理教員イメージ」というアンケート欄があり、多くの生徒の答えは「変人」だったし、それは教員の想定ないし期待する答えでもあったんじゃないかと思う。私はそのノリが気に食わなかったので、確か「哲学科に入ったかと思えば教員職を得る、趣味人なのか現実志向なのか分からない、でも運任せの人。変人巣窟の凡人」みたいな事を書いた。真面目にそう思っていたのだが、「すげえブラックジョーク!」と書かれて返された気がする。その辺はちゃん大人だったんだな。

彼の授業のスタイル大学のそれっぽかった。教科書は使わずプリントを配り、指導要領通りの内容もほどほどに授業内容とこじつけた内容の映画を見せられた。定期テストも、映像レポート(という体の感想文)のウェイトが結構大きかった。

生徒を大人として扱いたかったのか、ガキ相手のなんか型に嵌った授業をするのがバカしかったのか、どうだったんだろう。

なんにせよ、倫理なんて3年の選択で取る少数以外には無縁な科目だし、それならばと好きにやりたかったのかもしれない。

作品ラインナップは、映画好き1年生みたいな感じだった。

マトリックス

エターナルサンシャイン

トゥルーマンショー

2001年宇宙の旅(一部)

フルメタルジャケット(一部)

空気人形

愛のむきだし

マルコヴィッチの穴

あとなんかインディーズ映画と事変だか椎名林檎だかの百色眼鏡ってMV

こんな感じのを見せられた。愛のむきだしが一番好きだった。あの作品が好きなのか『空洞です』が好きなのかは未だに分からんけど。

映画垂れ流し授業には結構人生に影響を与えられたような気がする。その後ネット映画好き必修作品に挙がるようなのを片っ端から観るようになった。

今や映画鑑賞は自分人生の核に近い部分にある。本当は何か自らの手を動かして脳内のものを描き出すアウトプット趣味を持ちたいのだけれど、怠惰には中々勝てないな。

あの教員の嫌いな部分は嫌いなままだが、悪い人ではなかったなと思う。

2021-09-18

ゆるい系の海外ドラマ

いわゆる「ゆるい」と言われるドラマが好物なんだけど。

孤独のグルメとか、植物男子ベランダーとか、山田孝之のカンヌ映画祭とか。

ちょっと古いけど44分探偵とか。

それで思ったけど海外ドラマとか映画にもそういうジャンルってあるの?

ゆるい系って感覚が通じるの日本だけ?

ビッグバンセオリーとか、ビルとテッドの地獄旅行とか、それになるのかなあ。

ビッグリボウスキヲーとかマルコヴィッチの穴とかはかなり近いかも。どっちも好き。

2021-05-26

anond:20210525105310

周防パトラのASMRは本筋は悪魔女王周防パトラあなたのおうちにやってきて耳かきしてくれる内容だけど、ボーナストラックとして、現代日本同級生やらエルフ娘やらを演じながら耳かきするトラックも各50分くらいずつ入ってるので、ハイブリッド感はある。

あとメヤスバコっていう音声作品サークルは、そよかぜアメってVtuber声優として雇って作品を売ってるな。でも作中キャラ名も「そよかぜアメ」なのでややこしい。

マルコヴィッチの穴って映画でジョン・ホレイショ・マルコヴィッチ役をジョン・マルコヴィッチが演じたというのに近い。

だがこの音声作品では、そよかぜアメ役のそよかぜアメの魂である誰かがいるわけで、もう一段階複雑な構図だ。

……なんて格好つけて言ったが、グラドルアカネちゃん適当)がイメージビデオではオタク恋人アカネちゃんとして振る舞うみたいなよくある形式と大して変わらなくて、それに一個レイヤー増えただけじゃんと言えば同じである

実際このサークルが、民安ともえって声優を雇って「たみー」ってキャラとして語らせる作品も出してるのなんかは、グラドルイメージビデオに相当近いな。

2021-03-25

雑誌映画秘宝』の記憶(26)

町山智浩柳下毅一郎問題発言集】(No.05)

元『映画秘宝編集部員の秋山直斗(ナオト)さんにも不正義や不公正と一緒に闘ってもらえるように、引き続き頑張ります。これまでと同じく、出典は『ファビュラス・バーカー・ボーイズ映画欠席裁判』(2002年洋泉社)、発言者を「町山」及び「柳下」と表記記述形式

   [ページ数]

   発言者発言内容

   【※】付随情報や私個人の感想など(適宜)

   (初出)

です。

 なお、問題発言だけでなく「今から見返したら『味わい深い』」と云う発言も有ります

〈警告!〉「同性愛者に対する差別発言」などの引用が含まれるため、読むと気分が悪くなる可能性が有ります

引用ここから

[p213]

【※】『スペースカウボーイ』の話題

 柳下:『スペースカウボーイ』って『アルマゲドンそっくりだよね。

 町山:あれは「ドカタは地球を救う」だったけど、こっちは「ジジイ地球を救う」。

【※】肉体労働者に対する差別意識も度々見られる。

(初出『映画秘宝』00年vol.19+『MEN’S CLUB』00年11月号)

[p217]

【※】『X-MEN』の話題

 町山:最初ゲイブライアン・シンガー監督ってことで心配してたんだ。ゲイジョエル・シュマッカー監督の『バットマン』(89年)が新宿オカマパブのショーみたいだったからさ。

【※】町山智浩が貶す基準の一つが「ゲイであること」です。

[p219]

【※】『パーフェクトストーム』の話題

 町山:男にはダメだとわかっていても、荒波に立ち向かわなきゃならない時があるんだよ!

【※】立ち向かうよりも、逃走するパターンの方が多くないでしょうか。

(初出『映画秘宝』00年vol.19)

[p222]

【※】『マルコヴィッチの穴』の話題

 町山:でも『シュワルツェネッガーの穴』だったら入りたいというか、入れたい人多いと思うよ。淀川先生とか(笑)

【※】またも、反撃ができない故人のセクシュアリティ揶揄

(初出『映画秘宝』00年10月号)

[p229]

 柳下:さて、最近スキャンダルといえば、まずはメグ・ライアン不倫ですね。ヘッヘッヘッ。

 町山:それ、嬉しいか

 柳下メグ・ライアンって、日本じゃ好感度女優で、良妻賢母イメージだけど、夫と息子を捨てて、年下の種馬ラッセル・クロウに走った。ほれ見ろ。僕は昔から絶対バカ女だと思ってたんスよ。

 町山:バカ女に決まってるよなー。

【※】個人的好き嫌いはともかく、必要以上に不倫スキャンダルの発覚を囃し立てたり、バカ女呼ばわりしたりと、女性憎悪蔑視感情垣間見える。

[p231]

【※】節の小見出しが「演じたいレズ否定したいホモ?」と差別意識を顕にした表現。それに続けてまたも「疑惑」呼ばわり。

 町山:本人が否定しても否定しても、一向にゲイ疑惑が消えないケヴィン・スペイシー

(中略)

【※】『ペイ・フォワード』で共演したヘレン・ハントケヴィン・スペイシーとの交際情報が流れた話題に。

 柳下:だからスペイシーに乗り換えたのかも。「オスカー男優の方がいいわ。ホモハゲだけど」(笑)

※最終的には交際否定されたとはいえ他人交際相手揶揄するのも如何なものかと思うし、加えて「ホモだけど」と言うのは欠点呼ばわりで明確に差別でしょう。

(初出『クレア』00年12月号)

感想他人恋愛沙汰や不倫スキャンダル話ではしゃぎ過ぎると後でしっぺ返しを受けるという、まるで寓話を見ているようです。

今回はここまでにします。ヘイル・サタン

【2021/03/26誤字脱字等を訂正しました。】

2020-07-16

自分他人に思えてならない。

思い返すと、この違和感10代の頃からあった。気のせいかとも思ったが、何十年も経過した今でも続いている。

鏡や写真で見た自分もだが、外見的な部分もだが内面的な部分でも違和感を覚える。

ある程度わかりやすく言うと「着ぐるみの中から外の景色を見ている」という状態

一番近い感覚としては、映画マルコヴィッチの穴」のように自分他人の肉体に入っているいるような感じ。

自分の視界から見る肉体(特に手と腕)は自分のモノとは思えないし、行動面も自分意思とは違う行動をよく起こしてしまう。

立場だったり肉体的な物理的な痛みだったり、自分が苦しい状況でも確かに苦痛には思うものの、どこか他人事のように思ってしま自分がいる。

顔に関しても他人の顔に思えてならないし、鏡を見る度にちょっとした驚きというか一々軽いショックを受けてしまう。

これは自分の顔の出来に満足してないとかそういう美醜な話ではなく、自分の顔とはどうしても思えない。(だから仮に整形しても納得はしないと思う)

別に顔がある程度不出来でもいいんです。納得できれば。

ただ、仮面を付けたような状態の顔を「自分の顔です」と言われても納得出来ないんです。

私は納得の出来る、落ち着け自分が欲しい。

2018-11-23

ある日ふと気がついた事なんだが、意識すると自分他人の体に入って操作している気がしてならない。

映画マルコヴィッチの穴」みたいに他人の内部に侵入したり、アニメ漫画であるような他人に憑依している感じ。それに加えて、自分他人に憑依している事を忘れている状況。

まり一言で言うと、自分他人に感じる事がある。

というのも、ゲームFPSみたいに自分の見ている世界主観視点として画面を見ている気がする。UIなどの画面表示が無いだけで。

視界に入ってくる自分の手足も自分のモノだとは思えない時がある。

あと、物理的な痛みとかも普通にしてたら「痛い」って思うけど、「他人の体かもしれない」「だから痛みは感じない」と考えると、痛みは遠くに感じて限りなく無痛に近い感覚を覚える。

痛みに限らず、自分に該当するアレコレとかも何故か他人事の様に感じたりとか。

いわゆる、離人症なのかと思って、色々調べてみたけど当てはまらない部分が多いんだけど、何なんだろうな、この離人症に似たような感覚

2018-10-25

アメリカ映画必見リスト(2)

↓の続き

https://anond.hatelabo.jp/20181025112507

1999年

ファイト・クラブ

マグノリア

マルコヴィッチの穴

アイズ・ワイド・シャット

スター・ウォーズ エピソード1~3

マトリックス

アメリカン・ビューティー

ストレイト・ストーリー

2000年

トラフィック

レクイエム・フォー・ドリーム

あの頃ペニー・レインと

グリーン・デスティニー

メメント

キャスト・アウェイ

2001年

A.I

ロード・オブ・ザ・リング

地獄の黙示録 特別完全版

マルホランド・ドライブ

バーバー

イン・ザ・ベッドルーム

チョコレート

ザ・ロイヤル・テネンバウムズ

アザーズ

ゴーストワールド

2002年

ボウリング・フォー・コロンバイン

25時

ギャング・オブ・ニューヨーク

スパイダーマン1・2・3

ボーンアイデンティティボーン・スプレマシー/ボーン・アルティメイタム

アバウト・シュミット

さよなら、さよならハリウッド

パンチドランク・ラブ

ファム・ファタール

エデンより彼方に

2003年

キル・ビル Vol.1/Vol.2

エレファント

ミスティック・リバー

ロスト・イン・トランスレーション

ビッグ・フィッシュ

21グラム

2004年

クラッシュ

華氏911

ミリオンダラー・ベイビー

2005年

宇宙戦争

ミュンヘン

ブロークバック・マウンテン

ヒストリー・オブ・バイオレンス

カポーティ

キング・コング

ジャーヘッド

グッドナイト&グッドラック

メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬

ニュー・ワールド

イン・ハー・シューズ

ボブ・ディラン ノー・ディレクションホーム

ブロークン・フラワーズ

2006年

父親たちの星条旗硫黄島からの手紙

今宵、フィッツジェラルド劇場で

インランド・エンパイア

リトル・チルドレン

トゥモローワールド

アポカリプト

スキャナー・ダークリー

レディ・イン・ザ・ウォーター

リトル・ミス・サンシャイン

ブラック・ダリア

ボラット

2007年

ノーカントリー

ゼア・ウィル・ビー・ブラッド

イントゥ・ザ・ワイルド

ゾディアック

グラインドハウス

リダクテッド 真実の価値

JUNO

扉をたたく人

アメリカン・ギャングスター

コッポラの胡蝶の夢

アイム・ノット・ゼア

2008年

ダークナイト

チェンジリング

グラン・トリノ

レスラー

ウォーリー

チェ

ハート・ロッカー

ランボー 最後の戦場

フローズン・リバー

アメリカンティーン

レイチェルの結婚

ミルク

2009年

ウォッチメン

第9地区

イングロリアス・バスターズ

アバター

インビクタス 負けざる者たち

闇の列車、光の旅

かいじゅうたちのいるところ

(500)日のサマー

プレシャス

スペル

アメリカ映画必見リスト(1)

前史

アメリカの影

お熱いのがお好き

悲しみは空の彼方に

リオ・ブラボー

真夏の夜のジャズ

1960年

サイコ

アパートの鍵貸します

スパルタカス

エルマー・ガントリー

G・I・ブルース

1961年

ハスラー

ウエスト・サイド物語

ニュールンベルグ裁判

ワン・ツー・スリ

荒馬と女

ティファニーで朝食を

噂の二人

草原の輝き

片目のジャック

底抜けもててもてて

101匹わんちゃん大行進

1962年

樹々の大砲

影なき狙撃者

ロリータ

何がジェーンに起ったか

奇跡の人

アラバマ物語

昼下りの決斗

リバティバランスを射った男

史上最大の作戦

野望の系列

明日になれば他人

1963年

アメリカ アメリカ

ハッド

大脱走

ショック集団

血の祝祭日

たたり

アルゴ探検隊の大冒険

ピンクの豹

1964年

博士の異常な愛情

5月の7日間

未知への飛行

質屋

クールワールド

リリス

裸のキッス

殺人者たち

マイ・フェア・レディ

イグアナの夜

赤死病の仮面

不意打ち

1965年

ラブド・ワン

ファスタープッシーキャット キル!キル!

コレクター

サウンド・オブ・ミュージック

キャット・バル

シェナンドー河

ミッキー・ワン

1966年

セコンド

バージニア・ウルフなんかこわくない

グループ

ミクロの決死圏

銃撃

テキサスの五人の仲間

1967年

俺たちに明日はない

卒業

殺しの分け前 ポイントブランク

チチカットフォーリー

ドント・ルック・バック

暴力脱獄

冷血

ある戦慄

特攻大作戦

夜の大捜査線

招かれざる客

ドアをノックするのは誰?

プロデューサーズ

1968年

2001年宇宙の旅

ウエスタン

猿の惑星

太平洋地獄

フェイシズ

泳ぐひと

華やかな情事

愛すれど心さびしく

殺人者ライフルを持っている

絞殺魔

ローズマリーの赤ちゃん

ナイト・オブ・ザ・リビングデッド

キャンディ

ブリット

華麗なる賭け

グリーティング

甘い抱擁

レッドムーン

おかしな二人

1969年

明日に向って撃て!

夕陽に向って走れ

勇気ある追跡

雨のなかの女

泥棒野郎

ジョンとメリー

スヌーピーチャーリー

ワイルドバンチ

真夜中のカーボーイ

イージー・ライダー

70年代前夜

イージー・ライダー

真夜中のカーボーイ

ワイルドバンチ

ひとりぼっちの青春

アメリカを斬る

1970年

M★A★S★Hマッシュ

BIRD★SHT/バード・シット

ハズバンズ

ファイブ・イージーピーセス

真夜中のパーティ

ウッドストック/愛と平和音楽の三日間

キャッチ22

砂漠の流れ者

ワイルドパーティ

1971年

時計じかけのオレンジ

ギャンブラー

さすらいのカウボーイ

断絶

バニシング・ポイント

ラストムービー

ハロルドとモード少年は虹を渡る

愛の狩人

ラスト・ショー

ジョニー戦場へ行った

フレンチ・コネクション

ダーティハリー

わらの犬

激突!

白い肌の異常な夜

コールガール

スウィートスウィートバック

1972年

ゴッドファーザーゴッドファーザーPART II

脱出

ポセイドン・アドベンチャー

キャバレー

スローターハウス5フアイブ

ピンク・フラミンゴ

ゴングなき戦い

夕陽の群盗

ミネソタ大強盗団

ディープ・スロート

リッツ・ザ・キャット

1973年

エクソシスト

燃えよドラゴン

ミーン・ストリート

アメリカン・グラフィティ

地獄の逃避行

ロング・グッドバイ

さらば冬のかもめ

スケアクロウ

荒野ストレンジャー

北国の帝王

デリンジャー

ペーパー・ムーン

1974年

こわれゆく女

チャイナタウン

カンバセーション…盗聴‥

ガルシアの首

ファントム・オブ・パラダイス

悪魔のいけにえ

ロンゲスト・ヤード

ヤング・フランケンシュタイン

レニー・ブルース

アリスの恋

ハーツ・アンド・マインズベトナム戦争真実

1975年

ナッシュビル

狼たちの午後

カッコーの巣の上で

JAWS/ジョーズ

マンディンゴ

コンドル

1976年

タクシードライバー

キャリー

ロッキー

大統領の陰謀

ネットワーク

チャイニーズブッキーを殺した男

マラソンマン

グリニッチ・ビレッジの青春

1977年

アニー・ホール

三人の女

ジュリア

イレイザーヘッド

未知との遭遇

スター・ウォーズ エピソードⅣ~Ⅵ

ブラック・サンデー

カプリコン・1

ミスター・グッドバーを探して

サタデー・ナイト・フィーバー

1978年

ディア・ハンター

天国の日々

ラストワルツ

ゾンビ

プリティベビー

アニマルハウス

ハロウィン

1979年

地獄の黙示録

エイリアン

オール・ザット・ジャズ

クレイマー、クレイマー

チャンス

ウォリアーズ

ワンダラー

アルカトラズからの脱出

マンハッタン

1980年

レイジングブル

天国の門

シャイニング

殺しのドレス

グロリア

ブルースブラザー

最前線物語

普通の人々

ロング・ライダー

アルタード・ステーツ/未知への挑戦

フォー・ビデン・ゾーン

1981年

レッズ

レイダース/失われた聖櫃

エクスカリバー

ニューヨーク1997

ミッドナイトクロス

プリンス・オブ・シティ

郵便配達は二度ベルを鳴らす

白いドレスの女

ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー

カリフォルニア・ドールズ

死霊のはらわた

1982年

ブレードランナー

遊星からの物体X

ビデオドロー

E.T.

ガープの世界

ソフィーの選択

評決

ランボー

48時間

ダイナー

ワン・フロム・ザ・ハート

ハメット

コヤニスカッツィ

女優フランシス

イラバル

トッツィー

センチメンタルアドベンチャー

1983年

スカーフェイス

ライトスタッフ

シルクウッド

カメレオンマン

ランブルフィッシュ

ストリーマーズ

スター80

再会の時

バロウズ

1984年

ストレンジャー・ザン・パラダイ

パリ、テキサス

ラヴ・ストリーム

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ

アマデウス

ナチュラル

ターミネーター

ストリート・オブ・ファイヤー

ブラッドシンプル

ブラザーフロムアナザープラネット

レポマン

チューズ・ミー

ストップ・メイキング・センス

バーディ

スプラッシュ

ハーヴェイ・ミルク

1985年

未来世紀ブラジル

バック・トゥ・ザ・フューチャー

アフター・アワーズ

レックファスト・クラブ

蜘蛛女のキス

カイロの紫のバラ

フール・フォア・ラブ

シマ

1986年

ブルーベルベット

ザ・フライ

エイリアン2

プラトーン

スタンド・バイ・ミー

ハンナとその姉妹

ダウン・バイ・ロー

モスキートコースト

リトル・ショップ・オブ・ホラー

1987年

フルメタル・ジャケット

ロボコップ

ウォール街

メイトワン1920

月の輝く夜に

ザ・デッド/「ダブリン市民」より

1988年

最後の誘惑

存在の耐えられない軽さ

バード

トークレディオ

ウォーカー

ダイ・ハード

戦慄の絆

ヘア・スプレー

1989年

ドゥ・ザ・ライト・シング

セックスと嘘とビデオテープ

ドラッグストア・カウボーイ

恋人たちの予感

ヘザース


1990年

グッドフェローズ

羊たちの沈黙

ワイルド・アット・ハート

ダンス・ウィズ・ウルブズ

シザーハンズ

ゴッドファーザーPARTIII

ミラーズ・クロッシング

ホワイトハンター ブラックハート

リフター

トラスト・ミー

1991年

ターミネーター2

バートン・フィンク

JFK

マイ・プライベートアイダホ

ナイト・オン・ザ・プラネット

インディアン・ランナー

希望の街

ポイズン

殺人

フィッシャー・キング

1992年

許されざる者

レザボア・ドッグス

ザ・プレイヤー

マルコムX

氷の微笑

夫たち、妻たち

バットマンリターンズ

ラスト・オブ・モヒカン

ツイン・ピークス

ボブ★ロバーツ

バッド・ルーテナント

アメリカンレガシー

摩天楼を夢みて

アリゾナドリーム

エル・マリアッチ

1993年

ショート・カッツ

シンドラーのリスト

ジュラシック・パーク

ウェディングバンケット

ナイトメアー・ビフォア・クリスマス

ギルバート・グレイプ

カリートの道

1994年

パルプ・フィクション

ナチュラル・ボーン・キラー

フォレスト・ガンプ

クイズ・ショウ

エド・ウッド

ブロードウェイ銃弾

リトル・オデッサ

シリアル・ママ

クラーク

1995年

セブン

カジノ

ユージュアル・サスペクツ

ヒート

リービング・ラスベガス

デッドマン

KIDS

スモーク

誘う女

恋人までの距離ディスタンス

セルロイドクローゼット

トイ・ストーリー

1996年

ファーゴ

ミッション:インポッシブル

ラリー・フリント

クラッシュ

スクリーム

スリング・ブレイド

真実の囁き

1997年

ブギーナイツ

スターシップ・トゥルーパーズ

ジャッキー・ブラウン

タイタニック

L.A.コンフィデンシャル

コンタクト

ロスト・ハイウェイ

アイスストーム

クンドゥン

シーズ・ソー・ラヴリー

ガンモ

1998年

プライベート・ライアン

シン・レッド・ライン

ベルベット・ゴールドマイン

バッファロー'66

トゥルーマン・ショー

マーシャル・ロー

ハピネス

メリーに首ったけ

天才マックスの世界

π

アウト・オブ・サイト

ビッグ・リボウスキ

1999年

シックス・センス

楽園をください

インサイダー

スリー・キングス

ヴァージン・スーサイズ

ハイスクール白書

つづき(https://anond.hatelabo.jp/20181025112725)に行く前に

ファイト・クラブ

マグノリア

アイズ・ワイド・シャット

マトリックス

マルコヴィッチの穴

2016-12-08

変なストーリー映画

■追記

みなさんありがとうございます。『牛頭』『フロムスク』とかそういうのです!

説明不足で申し訳なかったですが、ジャンルものでハッキリしたストーリーがありそうなのに展開が変、っていう感じが自分の言いたかった感覚に近いです。他人に勧めたいけど魅力を語ろうとするとネタバレになって困る感じの…『コワすぎ!』『デスプルーフ』も近いかな?

『キン・ザ・ザ』『ブラジル』とかリンチ作品や『ドニーダーコ』『ミスターノーバディ』も面白いですが探してるものとはちょっと違いました…『幻の湖』も…

とりあえず『団地』『ソウルキッチン』『ボーグマン』『8 1/2』怖くて手を出してなかった『マーターズ』観てみます

あと説明見てもよくわからない『リヴァイアサン』もすごく気になる…

------

変なストーリー展開をする映画が観たいんだけどオススメはないでしょーか。

例えば『アダプテーション』『マルコヴィッチの穴』みたいな、いったいどういう方向に話が進むのか、途中までジャンルが何かすらわからないような意表を突いてくる映画が観たい。

他には韓国映画の『その怪物』『最後まで行く』『殺人告白』とかも全然先が予測できなくて面白かった。

こういう感じで予想をぶっちぎる映画、他に何かないですかね。

2016-06-13

元増田のための最近2010年代)の3Dアニメ映画がわかる11

http://anond.hatelabo.jp/20160613091056


つってまあ、そんだけ見てりゃピクサーディズニーの新作追ってりゃいいと思うけれど。

とはいっても2010年代アメリカアニメスタジオ群雄割拠。これにストップモーションアニメ勢や日本やフランスの伝統的な2Dアニメ勢が絡んできて大乱闘スマッシュブラザーズだし、中国や韓国の新興スタジオも力を伸ばしつつあるわ。

もしかしたら、今が世界的にみて一番アニメが豊潤な時期なのかももしれない。


そんな混沌としたアニメ勢力図を一スタジオ一作品で把握できる、ステキリスト元増田にプ・レ・ゼ・ン・トよ♥



1. ドリームワークス:『ヒックとドラゴン』(クリスサンダースディーン・デュボア監督、2010年

 『リロ・アンド・スティッチ』の監督(とスティッチの声)を務めながら、ドリームワークスに移籍したクリスサンダース。名監督、会心の復活作よ。

 人間不信ドラゴンドラゴン使いの一族のおちこぼれ少年が育む純粋無垢な友情の物語に涙しないものはいないわ。

 監督が変わった『2』もDVD/ブルーレイリリース済み。評価は分かれてるけど、1を楽しめたら是非観てもらいたいわね。


 ドリームワークスディズニー/ピクサーの昔からのライバルよ。

 創業者の一人であるカッツェンバーグ氏は元ディズニーの幹部。低迷していたディズニーに『トイ・ストーリー』以前のピクサーと手を結ばせた功労者だったけれど、ディズニーお家騒動に巻き込まれて会社から追い出されちゃったの。

 それだけにディズニーピクサーに対する恨みは深くて、自分が退社する直前に挙がっていたピクサーの『バグズ・ライフ』の企画をパクって『アンツ』を作ってほぼ同時公開し、ラセターをブチ切れさせた逸話もあるわ。

 ディズニーとの最大の違いはその量産ペース。たまにハズレもあるけれども、成功した作品はめざとくシリーズ化して貪欲に稼ぐわ。

 『シュレック』、『カンフー・パンダ』、『マダガスカル』がそうね。元増田は『マダガスカル』がお肌に合わなかったみたいだけど、『シュレック』は『カンフー・パンダ』並に観といて損はないわ。『マダガスカル』は作品ごとに評価の波が激しいけれど、この二作のシリーズは一貫して高評価を受けていて安心して観られるわよ。

 単発作品では、『ガーディアンズ 伝説の勇者たち』たちなんか玄人好みの作品ね。



2. ワーナー・ブラザーズ:『LEGOムービー』(クリストファーミラーフィルロード監督、2014年

 『シュガー・ラッシュ』以降の現代的なウェルメイド作劇に感動した元増田なら、『LEGOムービー』は外せないわ。

 チャーミングなテクスチャの質感、とぼけたオフビートキャラクター、意外に王道な感動ストーリー、アッと言わせる伏線やオマージュネタの数々……

 クオリティだけでいえば近年の3Dアニメのなかでもトップクラスと言ってもいいわ。たかがLEGO、とあなどるなかれ。あなたの涙腺をしぼりとる大傑作よ。


 WBは元々バックスバニーなどで知られるアニメ業界の最大手。テレビでは「カートゥーン・ネットワーク」を系列に抱えてるわね。けれども映画ではディズニーに遅れをとってきたわ。

 散発的に『アイアン・ジャイアント』や『ルーニートゥーンズ:バック・イン・ザ・タイム』といった良作を自前で生み出してきたけれども、基本はポケモンや他社製作のアニメの配給が中心。ようやく自社制作で気合入れだしたのはそれこそ2014年の『LEGOムービー』からよ。

 これからは豊富なキャラクターコンテンツを利用して『原始家族フリントストーン』や『宇宙家族ジェットソン』、『スクゥービードゥー』といった作品を映画化するみたい。


 ちなみにワーナー傘下にはヴィレッジロードショー・ピクチャーズっていうオーストラリアの映画製作会社があるんだけれど、

 そこで『マッドマックス』のジョージ・ミラーふわふわペンギンヒップホップダンスマッドマックスミュージカル映画ハッピーフィート』、

 『ウォッチメン』や『300』ザック・スナイダーふわふわフクロウガチ殺し合い300映画『ガフールの伝説』と、

 ヤバい映画の監督に見た目かわいい内容ハーコーな動物3Dアニメやらせててどれも最高よ!



3. ソニー・ピクチャーズ:『モンスターホテル』(ゲンディ・タルタコフスキー監督、2012年

 それまでディズニーの独占市場だったアニメ映画界に風穴を開けた90年代ピクサー2000年代のドリワの活躍を見て大手映画会社はこう考えたわ。

 「3Dアニメは儲かる!」。

 ソニー・ピクチャーズアニメーションはそうやって便乗的に2006年ごろから作品を継続的に発表しつづけてきて、それなりに稼いではいるけれど、他と比べてあまり元気がないわね。特に日本だとほとんど知られてないんじゃないかしら? アニメ映画界で重要なプレイヤーとは言いがたいわね。


 ここは『レゴムービー』の監督のデビューであるくもりときどきミートボール』を挙げときたいところだけれど、『レゴムービー』を観たなら薦めなくても観るでしょう?

 あえて『モンスターホテル』を推しとくわ。

 監督のタルタコフスキータルコフスキーパクリみたいな名前だけど、アニメ業界ではレジェンド級のアニメーターよ。『デクスターズ・ラボ』や『サムライ・ジャック』を作った男、いえばすごさが伝わるかしら。

 『モンスターホテル』は雇われ仕事で、お世辞にも脚本は最高の出来とは言えないけれど、彼が担当したキャラデザや動きはとても艶やか。特に主人公ドラキュラ娘のキュートさといったら! 3Dアニメが実は2Dアニメと地続きだということがよくわかるわ。



 

4. イルミネーションエンターテインメントユニバーサル):『怪盗グルーの月泥棒』(ピエール・コフィン&クリスルノー監督、2010年

 『怪盗グルー』シリーズの大ヒットで一躍アニメ業界を席巻したのがイルミネーションスタジオね。

 大手のユニバーサル後ろ盾にいるだけあって、よく広告なんかでも観るんじゃないかしら。「バナナバナナ」と喋る、サスペンダーを来た黄色い丸っこい謎生物のキャラ、あれがイルミネーションが誇る人気マスコットミニオン」よ。そのミニオンたちのデビュー作がこの『怪盗グルーの月泥棒』。

 偏狭な中年大泥棒がいきなり現れた三姉妹の世話に追われててんやわんやになる、といった筋は『モンスターズ・インク』を思わせるけれど、堅実なアニメーション表現とドギツいスラップスティックさでピクサーとの差別化が成功しているわ。

 特にスピンオフであるミニオンズ』はイルミネーションスタジオの「ヤバさ」が最もよく出ている作品なので、『怪盗グルーの月泥棒』『怪盗グルーのミニオン危機一髪』を観た上で是非ごらんになってほしいわね。


 しかし、イルミネーションの本領が発揮されるのは今年からだと言ってもいいわ。

 2016年に発表されるオリジナルタイトル二作品――『ペット』と『Sing』(邦題未定)。このふたつを注視していきたいわね。


5. ブルースカイスタジオ20世紀FOX):『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』(スティーブマルティーノ監督2015年

 20世紀FOXは自前のスタジオもあるんだけど、まあせいぜい作ってるのはシンプソンズ映画くらいだし、3D作品は基本ブルースカイ作品と言っていいわね。

 2000年代の仁義なきアニメ戦争の最初期に反応したスタジオひとつで『アイス・エイジ』は観た人も多いんじゃないかしら? あまり印象に残る作品はないし、批評家筋の評価は芳しいとは言いづらいけれど、ソニーなんかと比べると安定して高収益を叩き出してきたブランドね。


 そういうわけであまり過大な期待を持たずに『スヌーピー』も観に行ったんだけれど、これが思わぬ収穫だったわ。

 原作の感じそのまま活かそうとした2Dと3Dの中間めいた微妙な表現は賛否両論あるだろうけれど、88分でチャーリー・ブラウン恋物語うまく落とし込んだ良作よ。

 『スタンド・バイ・ミー ドラえもん』がやろうとして大失敗したことをうまくやるとこうなる、という感じで、見比べてみると作劇の勉強になるわよ。



6. ウォルト・ディズニーアニメーションスタジオ:『塔の上のラプンツェル』(バイロンハワード監督、2010年

 ディズニー映画は2008年の『ボルト』以前と以後で大分変わってくるわ。簡単にいえば、元増田が昔観たであろうオールドグッドな2Dディズニー映画が以前、元増田が大好きだっていうウェルメイドな作劇の3D作品が以降。このラインを意識すると効率良くディズニー映画を愉しめるわ。

 もっと元増田は08年以降のディズニー3Dアニメ映画をだいたいチェック済のようね。


 でも『ラプンツェル』を見逃しているのはいただけないわね!

 90年以降生まれの女子にとってはマイルストーンといってもいい、新しいディズニープリンセス物語の決定版よ!!

 女子にモテたければ是非観るべきだし、女子になりたければ絶対観るべき、現代女子力のパワーソース(力の淵源)よ!



7. ピクサー・アニメーションスタジオ:『インサイド・ヘッド』(ピートドクター監督、2015年

 シュガー・ラッシュ以降のピクサーを観た元増田なら当然鑑賞済みかしら?

 現代アメリカアニメを支配するピクサーの作劇の極致ともいえるのがこの『インサイド・ヘッド』よ。

 物語自体の面白さもさることながら、「私たちはいつ、どのように成長していくのか」についてここまで丁寧に描いたフィクションは稀有だと思うわ。



8. オン・アニメーションスタディオズ(メソッドアニメーション):『リトル・プリンス 星の王子さま』(マークオズボーン監督、2015年

 フランスは日本とおなじく2Dアニメーション映画が主流だけど、日本にも白組があるように、フランスなかにも3Dに情熱をそそぐスタジオがあるわ。

 それが、オン・アニメーションスタディオズ。

 まだまだ知られるとはいえないスタジオだけど、『カンフー・パンダ』のマークオズボーンが監督した『リトル・プリンス』で一躍名を上げたわね。

 アメリカの大手がかかわっているスタジオでは見られないようなヨーロッパ的な叙情が特徴よ。

 今後はこういう小スタジオの3D作品もバンバン出てくるんじゃないかしら?


 


9. ライカ:『コララインとボタンの魔女』(ヘンリー・セリック監督、2009年

 ここからはちょっと趣向を変えて同じ立体アニメでもストップモーションアニメを紹介するわ。

 元増田は『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』という映画をご存知かしら? 

 ああいう人形を使ったアニメストップモーション(コマ撮り)アニメと呼ばれてファンも多いわ。一番有名なのはウォレスとグルミット』かしらね

 『ナイトメア・ビフォア・クリスマス』はティム・バートンの監督作だと勘違いしている人も多いけれど、実は監督を担当したのはこのヘンリー・セリック

 彼が自分のスタジオであるライカ」を立ち上げての第一作目が、この『コララインとボタンの魔女』なのよ。

 ストップモーション特有の質感を保ちつつも3DCGと見まごうばかりのなめらかなアニメーションは、気が遠くなるような数の人形パーツによって実現したもの。

 セリック独特のゴシックな美意識が溢れる画面は観ているだけでため息が出るわ。

 この『コララインとボタンの魔女』の成功によって、ライカイギリスアードマン・アニメーションズと並ぶストップモーションスタジオとして一躍地位を確立したわけ。

 ライカはこれまで三作しか発表しておらず、日本に入っているのは『コラライン』含めて二作だけだけれど、二作目の『パラノーマン』もすばらしい出来なので是非見てね。



10. アードマン・アニメーションズ:『映画 ひつじのショーン 〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜』(マークバードン&リチャード・スターザック監督、2015年

 で、ストップモーションアニメの老舗であり、ストップモーションといえばアードマンと言われるほど有名なアードマン・アニメーションズ

 配給会社はそのときどきによって変わるけれど、一貫して温かみのあるゆるさと精緻な細部へのこだわりをふせもった上質なストップモーションアニメを世界に供給しつづけているわ。

 もちろん、去年発表された『ひつじのショーン』も最高だったわね。

 『ウォレスとグルミット』とおなじく、テレビシリーズの劇場映画化だけれど、TV版をみてなくとも十全に楽しめるわ。むしろ、テレビシリーズの入り口としてちょうどいいくらい。

 アードマンの作品はそのルックを一目見れば即座にわかるので、公開されたらとりあえずチェックしときたいわね。



11. スターバーンズインダスリーズ:『アノマリサ』(チャーリー・カウフマンデュークジョンソン監督、2015年

 スターバーンズインダスリーズテレビドラマで活躍するダン・ハーモンが立ち上げたストップモーションアニメ会社

 その第一作目に『マルコヴィッチの穴』などで知られる個性派脚本家チャーリー・カウフマンを監督に迎えて作ったのが、この『アノマリサ』。

 アードマンにしろライカにしろ「子どもも大人も愉しめる」映画が信条のストップモーションだけれど、この『アノマリサ』は完全にオトナ向けよ。

 カウフマン特有の奥行きある哲学的ストーリーもそうだけれども、一番子どもに見せちゃいけないのはセックスシーン。

 なんと精巧に作られた人形同士(男女ともにくたびれた中年)がヤッてる姿をえんえん見せつけられるの! クンニから挿入、絶頂、事後まで全部よ!

 ちょっと変わったアニメ映画を観たい、と思ったら今すぐこれを借りにレンタル屋に向かうべきね。 

2007-11-18

http://anond.hatelabo.jp/20071118000625

俺はめぐみビデオ(笑)にとりつつ見てマルコヴィッチの穴は機会があればDVD借りようかなーと思ってる。

めぐみの方は近所のビデオ屋に置いてない気がするから。

http://anond.hatelabo.jp/20071117233437

自分も迷ってたよ!

マルコヴィッチの穴』は大好きだからわーい観よう!とおもってたんだけど、『めぐみ』も観ておきたいよね。

『マルコヴィッチ』をリアルタイムで観て、『めぐみ』をDVDに取っておこうかしらと考えてる。

2007-11-17

深夜のテレビ映画どっちを見よう

02:55 ステレオ放送 映画めぐみ??引き裂かれた家族の30年」 (2006年アメリカ

03:20 ステレオ放送 映画マルコヴィッチの穴」 (1999年アメリカ)(字幕スーパー

どっちも未見。気持ちは上の方に傾いてる。

 
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