はてなキーワード: マルホランド・ドライブとは
マルホランド・ドライブはナオミ・ワッツが演技とはいえ女とのキスシーンを全力で嫌がってたというのは豆な
クリエイティビティの根源は、肯定だと思いますよ。
批判されてよくなるなんて、どんなマゾっ気のある作品だよという話で、良い作品っていうのは大概褒めて伸ばされてるもんだと思います。
『マルホランド・ドライブ』のどこからなにを思い出したのかはよくわからないのですが、大変な批判にさらされたということでしょうか。それでリンチ作品がよくなったとか、わかりやすくなったとか、とんと聞いたことはありません。この辺はちょっと解説して頂かないと。いろいろ文章が虫食いでわかりにくいです。
業界を批判しているアニメがあるかということで、批判とまではいわないまでも『アニメーション制作進行くろみちゃん』は業界物だったかなと思います。えぐめで言えば『エクセル・サーガ』でしょうか。でもまあそもそも自己批判アニメを作って誰が見るのかという話になります。主流とは違うものを作ろうというならたぶん新海誠の『雲のむこう、約束の場所』とか、『イヴの時間』等はがんばっていると思いますね。
アニメ誌に批評がのらないのは、より売れるための装置としての雑誌だからです。売れない理由をわざわざあげつらうまでもありません。そういう意味で言えば、アニメ業界なんて小さいもんです。アメリカだと例えば『アルマゲドン』とか、テレビで女性コメンテーターが低俗だとけちょんけちょんにけなしていたことがありましたが、日本ではそういうことはありません。
いいものを作ろうとしているのではなく、売れる物を作ろうとしているのです。だから似たようなジャンルに固まるし、お金を出す人たちは決まってくるし、当然その人達の発言力は高まるし、コストパフォーマンスがいいものが求められます。
原作物であっても配役まで口出しできるのは、大出版社がバックにいるんでもないかぎり実現しませんし、売れてる声優は高いし、新人があたったらおいしいし、どうせなら自社製品を売り込みたい。あんまり作品に口出しをしないパチンコ業界とか、救世主に見えてくるでしょ。
アニメ業界は見た目ほど強固でも大きくもないんです。強固にしたり大きくしたりする方法はしりませんが、自己批判は対して役にはたたないと思います。