はてなキーワード: 甘酒とは
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どんな願いも叶うらしいよ!
お気軽にどうぞ
【由来】
2006年に、ある増田が資産運用でFIREに成功し、増田の地に創建
【ご祭神】
増田大明神。通称「増神さま(ますがみさま)」として慕われています
【ご利益】
縁結び・転職成功・ブクマ増加・色星獲得・下痢防止・その他なんでも
【お守り】
カラースターがお守りです。ここで買ってください https://www.hatena.ne.jp/shop/star
【参拝の方法】
ブコメかトラバでお願いごとを伝えましょう。ブクマだけでもご利益があります
【ご食事のご案内】
【アクセス・参拝料】
スマホ・PC等で徒歩0分、入場無料(通信量はご負担ください)
【よくある質問】
・参拝時の服装は?→ユニクロやGU、ワークマンがおすすめです
・会社に神棚を建てたい→増田信仰は匿名が基本。自宅に飾りましょう
失敗したな、と思う。
まず『酒粕で作った偽物の甘酒を飲まされた思い出』というタイトルの釣り増田を投稿した。
正月が近くなると思いだす。
祖母の作った甘酒は灰色に濁っていてアルコールとショウガの匂いがしていて、見た目でも匂いでも変だった。
「何このへんなの」と言ったら周りにいた大人たちに笑われて、とにかく飲むように言われた。
飲んでみたら甘酒なのに甘くなくてまずかった。
「まずい」と言ったら「増田ちゃんはまだ子供だから味がわからないんだね」とますます馬鹿にされた。
冬になると母は甘酒を作ってくれて、真っ白で甘い甘酒が好きだったのに、母は嘘を付いてその場を取りつくろったのがショックだった。
おそらくだが、あの時呑んだ甘酒は酒粕を湯に溶いて作った偽物の甘酒だったと思う。
ショウガは酒粕の腐った匂いをごまかすために入れてたのだろう。
漬物を付けるのに使うぬか床を飲ませるなんてひどい祖母だったし、祖母の奇行を止めないその家族も狂ってた。
これは成功した。
半日もせずにブクマ数10を超えて注目エントリ入りしたからだ。
[B! 増田] 【追記】酒粕で作った偽物の甘酒を飲まされた思い出
ブクマ数を増やしたいのならそのまま放置すればよかったが、そうしなかった。
あくまでも目的は、釣り投稿を利用して過去に書いた増田を宣伝することだったからだ。
上述の雑な釣り投稿には全く思い入れがなかったので、投稿した増田に追記して宣伝することに躊躇は無かった。
それは、『本物の果実酒が飲みたい』( anond:20221116225250 )という増田である。
投稿して数日はトラバもブクマも0だったが、『胸を揉みイチモツを触らせたのに挿入しない彼氏』( anond:20221124235952 )で宣伝することで100ブクマを達成した。
同じ手法を踏襲することで、過去に投稿して反応のなかった増田もバズらせられると考えた。
宣伝のために元投稿の内容は全て削除して、過去に書いた増田を紹介する文面に変更した。
変更後の内容は現在も変えていないし今後も変えるつもりもないので、以下のリンクから読んでほしい。
『【追記】酒粕で作った偽物の甘酒を飲まされた思い出』( anond:20221229104924 )
私が失敗したと思うことを以下に列挙する。
「手洗い・うがい」という言葉が嫌いだ | anond:20221214221620 |
ヘルスで生本番ってあり? | anond:20221217151704 |
五円玉が好きだ | anond:20221221222649 |
宣伝したかったのは上述の3つの増田だが、ここまで悪印象が付いてしまったらもうバズることはないだろう。
これなら再投稿をした方がまだましだっただろうと考える人もいるだろう。
しかしながら、増田において再投稿をするのは無駄であると私は考えているので再投稿はしない。
増田を様々な方法で――リアルタイムだったり、時系列を追ったり、タグ検索したり――読む人のリソースを無駄に消耗させたくないからだ。
それどころか、私は再投稿が嫌いなので[再投稿は甘え]カテゴリーで再投稿を指摘しているくらいだ。
増田の利用は失敗したと思っている。
元投稿を一時的にとはいえ全て削除してしまったことには反省している。
投稿された増田が削除されて読めなくなるのは自分が嫌いなことなのに、宣伝に躍起になり自分がしてしまったことに後悔している。
この失敗や後悔を私の中だけで完結させるのももったいないと考えたので、ここに投稿する。
無名な私がBlogやTwitterなどをやったとて、バズって自身の思想を伝播させることは困難なので、増田の投稿は今後も続けるだろう。
ttps://anond.hatelabo.jp/20221214221620
大阪府知事のうがい薬騒動から2年も経過しており大きく旬を逃したが、それでも「うがい」を巡ってトラバやブクマ欄で議論が交わされるだろうと思った。
しかしながら、トラバは0件でブクマは数日後になぜか非公開で1件ついただけだった。
せっかく議論の余地のある良いテーマだと思うのでここに再掲して、ブクマカ諸君から「うがい」について意見を募りたい。
ttps://anond.hatelabo.jp/20221217151704
最近はデリヘル増田もいないし風俗ネタも少ないので、自分から風俗ネタを発信しようと思って書いたが反応は芳しくなかった。
ブクマカはデリヘル増田やクンニ増田など下ネタをギャグとして消費したり、水商売女のお気持ち長文を感動ポルノにしたりするのが好きなはずなのに、リアリティのある風俗嬢の相談に関心はないのだろうか。
最近の増田では駅のポスターとか表自界隈とか、性的行為ではなくその表現(もっとも性描写とはあまりにもかけ離れてると思うが)で盛り上がっているが、私にとってはあまり関心がない。
ヘルスで本番行為とどのように向き合っていくのかは永遠のテーマなので、議論の余地のある良いテーマだと思う。
ttps://anond.hatelabo.jp/20221221222649
五円玉はすっかり見なくなったし、財布の中にも入ってない。
支払いのほとんどがキャッシュレス決済であり、現金を使う場合でも最小単位が10円の自動販売機くらいしかないからだ。
先日、数か月ぶりにお釣りとして五円玉を受け取りその五円玉がきれいで金色に光り輝いていたのを見て、自分が五円玉のデザインが好きだったことを思い出してコラムを書いた。
上述の2つのコラムと違って誰も傷つくことのないコラムだと自負しているし、五円玉という着眼点も良いと思う。
『酒粕で作った偽物の甘酒を飲まされた思い出』の本文は、上記3つの増田のそれぞれに転載する予定なので興味のある人はリンクをたどって読んでほしい。
それはそれは立派な大根だ。具体的には自分の膝から下、ふくらはぎぐらいのサイズ感だ。正直、夫婦と子供ひとりの核家族だと持て余すこと間違いない。確か去年も持って帰ってきて、おでんやネットで大量消費レシピとして検索した大根もちに加工して……大根もちは二度と作らないだろうと思ったのだった。
では今年はどうしようかと、農家さんや先生や子供には申し訳ないことに少しだけ重い気持ちになっていたが、はたと、アレを作ってみようと思い立った。アレ。大根ずし。自分が高校生のときに亡くなったおばあちゃんの得意料理だ。
喫茶もねえ、集いもねえ、辛うじてテレビは一応ある、そんな山奥の集落にある祖父母の家に行くのはあまり楽しいことではなかった。だけど、振る舞われる大根ずしは大好きだった。大好きだったけれど、母は苦手なようで作り方を教わらなかったと言っていた。おばあちゃんが亡くなって、就職して、結婚して……時が経っても、どこかで面影を探していたようで大根ずしやかぶらずしを見かければ買って、そしておばあちゃんの味とは少し違うと寂しくなっていた。
そうだ。自分で作れば良いんだ。そう思ってレシピを検索する。いい時代になったものだ、インターネットとクックパッドがなければ一生この発想にはならなかっただろう。とはいえ、大根ずしづくりのハードルは高い。
大根漬けて一週間、麹を作るのに数日、そこから大根と麹を合わせてまた数日。うーんと唸りながら悩んでから、ほとんどは放置時間で実作業は数時間かと気づいてとりあえず腹を括ってみた。
大根を切る。切った3%の塩でまず漬けて、出てきた汁にそのまま一週間漬けるみたいだ。ボウルに入れて体重計で測ってみる。1キログラムあったから塩は30グラム。アジシオひとふくろが100グラムだから三分の一ぐらい。あっ、ひとふくろの半分ぐらい入ってしまった。まあいい、保存食だ。しょっぱい方が安全だ。知らんけど。鍋のふたを重しにして漬けておく。
それから一週間、次は麹というか甘酒づくりだ。乾燥麹を買って、色々調べてみるけれど麹の戻し方がわからない。炊いたごはんを冷やして乾燥麹とぬるま湯と合わせて保温まではわかるんだけど、保温の時間に幅がありすぎる。3時間と書いたものもあれば、8時間だったり、2週間とまで書いたものさえある。保温だってどうすればいいんだよ。炊飯器の保温はやりすぎではないのか、麹にとってマフィアシティになるんじゃないか……もっと調べると、どうやら炊飯器の保温をした上で蓋を開けて布巾を蓋がわりにするといいらしい。
炊いたお米一合と乾燥麹一パックとぬるま湯200mlを合わせてみた。えっ、これ大丈夫か、というぐらい水分量がないため慌てて100ml足す。ともかく正解がわからない。恐怖に苛まれながらもレシピを信じてやってみるしかない。保温ボタンを押すも保温が入らなくて焦る。蓋を閉めて保温をかけてから開ければよかっただけだった。
布巾というかタオルをかけて3時間。その頃にはいつも寝るタイミングだけど、微妙に忘れて朝まで保温してしまいそうだったのでゲームのギルメンさん達に定時対戦後に覚えてたら教えて下さいとお願いしておいた。ちゃんと教えてくれた。我ながら謎すぎるお願いごとだと思う。
対戦後、タオルを取ると炊飯器の中にちょっと黄色くふくらんだ水分の少ないおかゆ状のものができていた──わからん。どうなったら正解なのかが全くわからん。とりあえずスプーンですこし取り出して検分すると、しっとり柔らかく、ほんのり甘酒の匂いがする。わからないなりにたぶん伝聞のとおりで大丈夫だと判断し、保温を切って朝まで自然に冷ます。
次の朝、おひつにラップをかけてから冷蔵庫にぶっこみ出勤して、それから帰宅して最後の工程に取り掛かる。我ながらいい加減である。
細かく切ったしめ鯖、水を切った大根、麹、薄く切った人参、刻み昆布。これらをジップロックに入れていく。ジップロックのいちばん大きい袋に4袋もできてしまった。全く合っているのか、味も何もわからないものを4袋も生成してしまって、また少し不安になる。しかしながら、わくわくもする。おばあちゃんの味にまた再会できるかもしれない。いつもの日常に、すこしのハラハラドキドキ。こういう気持ちは悪くはない。
この状態から、次の日になれば食べられるらしい。次の日冷蔵庫を開けると、見た目的には行けている大根ずしが現れた。少しスプーンで取り分けて味見をしてみる。
──しょっぺえ……最初のアジシオの分量をしっかりミスっていたようだ。うん、でもギリ旨い寄りだ。ギリお世辞が言える味だ。しかし全部は絶対消費できないことを悟り、農家さんに感謝しながら少しずつできるだけ食べていこうと考えた。ここからのリカバリーは無理だ。だが──。
ヨーグルト入れたらいい感じに薄まるんじゃね。わたしの中のガバガバな悪魔が何かを唆す。こうなったらとことんやるしかない。少しの大根ずしとプレーンヨーグルトをほんの少し。恐る恐る口に入れる……旨い。ちゃんとおばあちゃんの大根ずしのとろける味だ。絶対おばあちゃんはヨーグルトなんてものを入れている訳はないが、それでもだ。
子供とわたしが力を合わせてなのかわからないけど、おばあちゃんの味を復活させることができた。別に料理なんか好きじゃないしできればやりたくない。だけどたまにこういうものを作れたらすごく嬉しくなる。嬉しくて嬉しいテンションのままこれを書く。嬉しいよ!レシピ載っけてくれた人たちギルメンにも感謝!
甘酒飲む犬とか猫いるよね
①最近政府の一部審議会とかYOUTUBEやWEBで公開されてるのすごいありがたい。資料充実してて助かる。
ポンチ絵は詰め込まれていて読みづらいけれど、いろんな課題が共有できるようにそれなりに苦労してつくってあるのがよくわかる。
何かの課題について、今の議論のベースラインはここ、国の共通認識はここいらへん、というのがはっきりわかるのがいい。
長時間勤務で頑張りアピールとかタバコ部屋とゴルフ場とサウナで決まる人事とか、そういうの減ってきてて助かる
通勤は自分の場合減ると運動量が減るし、通勤が苦にならないように住居決めてるからプラスマイナス両方の効果
③生鮮流通の進展
日本酒とか、醸造系のデリケートなの昔なら絶対口にできなかっただろうな、っていうものが割と簡単に飲めるようになって食文化がとても広がった。
特に甘酒とかどぶろくとか。日本酒の封切りからちょっと置いたあとの味の変化とかデリケートな楽しみができるようになったのは流通が進歩したからだと思う。
煎茶なんかも最近のかなやみどりとかゆたかみどりとかその辺のスーパーで普通に買えるお茶でも昔飲んでいたものとは全く別次元で暮らしが豊かになった。
大豆だけをタンパク源とするとホルモン異常やリーキーガットの原因になるので、えんどう豆やひよこ豆、ナッツ、シード、玄米由来プロテイン、ニュートリショナルイーストなどを使わないと、何かしら苦痛や不調が出る。
マーガリンはトランスファットフリーがほとんどになったので、そこまで神経質にならなくても。
味噌汁入り大豆や煮切り酒、椎茸出汁を使うとバリエーションが出る。
カレーは普通に牛脂不使用のルーを使う。ニンニクと生姜を多めに使うと、肉のような味わいになる。
豆乳は飲みすぎるとリーキーガットになるので、オイルを足したり、アーモンドミルクなどのナッツ由来ミルクに変更した方が良い。
チーズは、餅とオイルとニュートリショナルイーストを混ぜてレンチンしろ。伸びるしチーズの匂いもする。
実家の近所に「あさひ観音」と呼ばれる観音様がある。国道何々線と、私の実家に至る車2台が余裕ですれ違うだけの幅はあるがボロい道路のまじわる、信号のない交差点から、ちょっと実家寄りに入ったところにある。
「あさひ観音」の「あさひ」がどういう字を書くのかは知らないが、そういう名前なだけあって、東向きに建っている。トタン屋根の小さな祠のような建物の中に、二体の石像が納められている。どちらも「ばかうけ」を真ん中から折ったような形の、子供の背丈くらいある石を彫ったものだ。岩肌は長く風雨曝されたかのようにざらついている。
真ん中に据えられた一体は本当に観音像のような形が浮き彫りされている。が、向かって右隣の石は、言われてみれば人の形のように見えるかもしれない、「ばかうけ」か皮つきフライドポテトのような形のゴツゴツとした岩だ。
父に聞いた話では、これらの石像はもともと河原に落ちていたのを、村の誰かが拾って来てここに祀ったものだという。
祠の前には何故か、一基の鳥居が据えられている。鳥居はバブル時代の頃に新品の木の鳥居に取り替えられたものの、それ以降は全くの手付かずなので、今や黒灰色に染まり朽ちかけている。
祠の周りには紫陽花が植わっている。梅雨になると美しい青い花を咲かせる。昔はお賽銭箱もあった。今はない。
神社のように鈴が下がっていたかどうかは、記憶が曖昧だ。あったような気もするし、なかったような気もする。ただ記憶にあるのは、そこを通りかかる際は、祖母に五円玉をせがんでお賽銭箱に投げ込み、「ご縁がありますように」とその言葉の意味も知らない癖に、神妙に手を合わせていたということだけだ。
「あさひ」というと、父から聞いた都々逸を思い出す。近所の山に住んでいた三軒の金持ちの威光を読んだもので、しめに「朝日に輝く○○(家のあった場所の地名)」という。その○○のお家が父の先祖だというが、信憑性は薄い。ただ、父の言うように山の麓の駅の側に、その家の古い墓標が道祖神かお地蔵さんのように草に埋もれている。見た感じ「あさひ観音」くらい古そうな、風雨に曝され磨耗した、石の墓標だ。
なんて、まるで父の生家と「あさひ観音」に関連があるかのようなことを書いたが、全然関係はない。あさひ観音は村の皆で崇拝してきたもので、誰が拾って来たのかは、今となってはわからない。ただ言えるのは、父の先祖は明治辺りにこの村に越して来た人なので、村の歴史上では根っからのジモティーではないのだ。
あまり記憶が定かではないのだが、昔、毎年寒い冬の時期に村の公民館で「甘酒祭り」が行われていて、これが「あさひ観音」に関係するお祭りだったと思う。祖母や地元の人たちは「甘酒マチ」と呼んでいた。「マチ」というのが「祭り」を意味する方言のようだが、しかし市の中心部にある大きな神社の「夏祭り」のことは「マチ」とは言わないのは、謎だ。
甘酒祭りでは村の人々に分け隔てなく甘酒が振る舞われた。お年寄り等は酔っ払っちゃうまで飲む。子供も一杯くらいは無病息災のためだから飲めと言われたものだが、私はどうも酒粕が苦手なせいで、一口舐めただけでよした。
それ以外に、「あさひ観音」にまつわるイベントごとの記憶はない。観音様はただそこにあるだけだったが、定期的に誰かが世話をするようで、湿気った祠の中にあるわりには苔むしもせず、赤い前かけと頭巾は時々新しいものに替えられていた。祠の格子戸には錆びた鎖が巻かれ南京錠で施錠されていたが、鍵を誰が管理していたのかは知らない。ただ持ち回りではなかったと思う。うちに観音様の鍵があったことはないので。
観音様の祠は一軒の農家の敷地に隣接している。というより、農家の敷地がわざと観音様の祠を避けるように垣根をそこだけ凹ましてめぐらせてある。もしかすると、実は観音様の所までその家の敷地だったりもするのかもしれないが、よくわからない。その家と同じ並びの数件と我が家には何故か付き合いがない。別に仲が悪い訳ではなく、単に家がちょっと離れているというだけだ。回覧板を回し合う「班」がうちとそことでは違うのかもしれない。
ともかく、私の子供時代はまだ、「あさひ観音」は地域の人々から大切にされていたが、いつの間にか「甘酒祭り」は行われなくなったし、お賽銭を集めることももうなく、今はたぶん放置されていると思う。Googleマップで見てみたら、祠は昔と変わらず、だが屋根は錆びて鳥居は朽ちていた。なのに紫陽花はそのままで、祠の外の石碑もちゃんとあり、祠のなかには苔ひとつ生えていない観音様がある。だが赤い前かけはだいぶ色褪せていた。
米の味も香りも濃厚だし、何よりも舌ざわりが米でねっとりとしているのがいい。
通常の米飯が持つコメパワーを100コメだとすると、おかゆは150コメ、甘酒は200コメって感じだな。
水分を多く含みねっとり感のあるおかゆはコメパワーが5割増しの150コメであり、液状化して発酵パワーも加わった甘酒は2倍の200コメだ。
どぶろくはさらにアルコールパワーも含んでいるから、少なめに見積もっても300コメってところだな。500コメや1000コメと評してもおかしくない。
甘酒を飲んで、これにアルコールが入ってればいいのになあと感じることがあるが、どぶろくはまさしくその欲望を叶えてくれる。
清酒に対して、コメの吟醸香ガーだの、奥深くて甘い味わいガーだの、アリゲーターガーだの言う奴がいるが、ちゃんちゃらおかしいぜ。だって清酒は、せっかくのコメ成分を濾し取っているじゃん。コメパワーはせいぜい20コメってところだな。
米焼酎をありがたがっている奴はもっとアホや。蒸留してアルコール分を高めたせいでコメの味も香りもほとんどしないじゃん。コメパワーたったの5コメのザコや。しかも、コメパワーを犠牲にしてまでアルコール度数を高めているのに、飲む際には水割りにしてアルコール度数を下げてやがる。もはや意味が分からん。アルコール接種したいだけなら、大五郎とかストゼロとか飲んでろ。