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はてなキーワード: 査読とは

2021-12-04

なるほど

https://www.washingtonpost.com/health/2021/12/04/omicron-coronavirus-transmissible-cold-variant/

ミクロン風邪コロナウイルス遺伝子を共有、より感染力が強い可能

新しい予備的研究によると、オミクロン変異体は、ヒトの風邪を引き起こす別のウイルスから遺伝物質を拾った可能性が高いとされている。

マサチューセッツ州ケンブリッジ拠点を置き、生物医学情報分析を行っているNference社の研究者がオミクロン塩基配列を調べたところ、風邪を引き起こすウイルスにも存在する遺伝コードの断片が見つかった。この突然変異は、新型コロナウイルスとして知られるSARS-CoV-2と、風邪の原因となるコロナウイルスHCOV-229Eに同時に感染した宿主に発生した可能性があるという。HCoV-229Eとの遺伝子コードの共有は、他の新型コロナウイルスの亜種では検出されていないという。

なお本研究プレプリントであり、査読を受けていない。

研究を共同執筆した生物工学者のVenky Soundarajan氏は、オミクロンとHCOV-229Eの「驚くべき」類似性により、オミクロンは「よりヒトの宿主に慣れて」おり、免疫系の反応を回避できる可能性があると述べている。

「Omicronがこの挿入を採用したということは、本質的に季節性コロナウイルスのページを参考にしているということであり、人間いか効率的生活し、感染するかを説明している」と述べている。

研究者たちは、COVID19の原因であるSARS-CoV-2が、他のコロナウイルス罹患している患者にも感染する可能性があることを立証した。Soundararajan氏によると、肺や消化器系の細胞が2種類のウイルスを宿す可能性があり、遺伝物質の交換が行われる可能性があるという。

米国疾病予防管理センターによると、医療専門家は、患者がコビドと他の呼吸器系の病気を同時に患う頻度を調査しているという。

ミクロンについてはまだ不明な点が多いが、医療専門家は、デルタなどの変異型よりもはるか感染力が強いのではないか心配している。南アフリカでは、国立感染症研究所水曜日に発表したところによると、11月にはオミクロンが他のウイルスの亜種を追い抜き、先月配列が決定されたゲノムの74%を占めたという。

同国ではこれまでデルタが主流だったが、ここ4日間で1日の感染者数が約4倍になっている。米国感染専門家であるアンソニー・S・ファウチ氏は、金曜日ブルームバーグTVで、南アフリカ感染者数の急激な増加の後に、それに匹敵するような入院者数の増加がまだ見られないことについて、「慰めにはなるが決定的ではない」と述べ、タイムラグがある可能性があると付け加えた。

Nferenceの研究者たちは、昨年、新型コロナウイルス塩基配列を決定し、その遺伝情報の一部が人体の塩分や水分のバランスを調整するタンパク質を「模倣」していることを発見した。この発見は、ウイルス感染に対抗する薬の設計に役立つものだった。

Soundararajan氏は、ウイルス進化して感染力が高まると、一般的重篤な症状を引き起こす可能性の高い形質が「失われる」と述べている。しかし、決定的な判断を下すためには、さらに多くのデータとオミクロン分析必要であるとし、さらに、世界的にワクチンが不均等に配布されていることが、コロナウイルスさらなる変異につながる可能性があると述べた。

アメリカでは「絶対に......地域的な広がりがある」とファウチ氏が金曜日に警告したのに対し、バイデン大統領は、アメリカコロナウイルスの広がりを止めるための世界的な努力特に新しい変異体の出現を支援しなければならないと述べ、「国内COVID19を打ち負かすために」と語った。

「何が起こったかを見てください。我々は真の意味前進し始めているのに、別の型があることがわかったんだ」とバイデンは付け加え、彼の政権必要としている人々のために何百万ものワクチン世界中に発送したと述べた。

2021-11-29

anond:20211129133931

ミクロン株は、重症化するまでに非常に時間が掛かるので、

一見重症化しにくいように見えてしまっているだけだよ。

ミクロン株の本当の恐ろしさは、まだ世間一般には共有されていない。

査読前の論文すら上がっていない状況では、エビデンスがあるとは誰も言えない。

しかしながら、多くの国が異常なまでに大至急、且つ、いっせいに厳しい隔離措置を取っているのは、

外交ルートを通じて非公式情報として、オミクロン株の真の実態を知らされているからだ。

WHOが、ニュー(ν)とクサイ(ξ)の二つの文字飛ばして、オミクロン(ο)株と名付けたのも、

ミクロン株の変異があまりにも人類にとって致命的であることを理解してもらうためである

冷静に考えてほしい。

ミクロン株は11月24日発見されたにも関わらず、

二日後には警戒レベルが最も高い「懸念される変異株」に指定されているのだ。

こんな扱いをされる変異株は例外中の例外である

2021-11-21

妻との会話「研究者って論文を書くのが仕事なの?」

妻「研究者は、論文を書くが仕事なの?」

自分「そうとも言えると思うよ」

妻「執筆料で稼いでいるの?」

自分「いや、執筆は入らない。雑誌によるけど、むしろ謎の手数料を取られたりする。」

妻「じゃあ、なんで論文を書くの?」

自分「いい論文を書いていい雑誌に載れば、研究費がたくさんおりるから

妻「どういうこと?」

自分研究予算がおりました、その予算でこんないい結果を出しました。ほら、いい雑誌に載った、世間も認めてる。次はもっとお金ください。っていう理屈

妻「ますます意味が分からないわ。お金を投じて、投じたお金に値する結果を残したかどうかって論文に載ったかどうかなの?出資してるのに研究成果の良し悪しを判断できないの?」

自分「まあ、国ってそういうところがあるから

妻「国なの?大企業とかじゃなくて?GAFAみたいなところが主導してるのかと思った。」

自分研究論文は、研究機関が多いよ。巨大企業はさ、いい結果がでたらプロダクトにする、それができなければ特許論文は後回し。」

妻「なんで?」

自分アピールする必要ないしね。言葉いくら研究成果を並び立てるより、製品サービスとして世に出したほうが説得力はあるし、なによりお金になるし」

自分査読っていって、この雑誌にふさわしいかジャッジされるの?」

妻「いい雑誌っていうのは、その雑誌編集者の質が高いってこと?」

自分「いや、査読者ってのは、たいていボランティア。同業の科学者

妻「なにそれw内輪の自慢合戦?」

自分「そういわれるとそんな気がする」

妻「内輪のいいねを集めたら予算降りるの?ウケるんだけど。」

自分「そういわれるとそんな気がする」

妻「その、雑誌ってやつってどこで読めるの?」

自分「大半は有料だよ。すげー高い。部数が少ないから高くつくんだ。」

妻「ちょっと執筆料タダで、査読ってやつもボランティアで、金とるの?舐めてない?」

自分「うん」

2021-11-16

anond:20211116153514

横だけど普通に頭悪そう。差別に関する査読通った論文なんて沢山出てるから読んでから書けばいいのに。

2021-10-30

学術分野って一括りにするのが間違い

https://note.com/s1000s/n/na0dbd2e8632d

これ読んで思ったけど、「学術分野」って何故か一括りにされて

論文」っていうのも全て同列に扱われてるよね

最近気付いたけど、実際には「研究」の捉え方が分野によって全然違う

例えば卒業論文を例にしても、序論とかは先輩・研究室の過去論文コピペすればよくて

本論の一部に実験結果を埋め込めばOKみたいなところもあれば

ちゃんと「はじめに」を書いて参考文献も全部読んだものを書かないとダメ研究室もある

同じ大学内でも分野というか学科とか研究室によって違いがあるから

同じ学士修士であっても能力差が大きすぎる(流石に博士はどこの大学でもそこそこ敷居が高い

査読論文とかも分野によってはいい加減で査読者のレベルが低すぎて通らない分野とか

査読形骸化してて事前に先生にネゴらないとダメな分野があったり

逆にダブルブラインドしてて著名な先生論文も平気で落とされる論文誌とか全然違う

冒頭のnoteに書いてある心理学分野は大学の時の先生

「この分野は適当な人が多すぎるし、とにかく現象にかっこいい名前を付けた人の勝ちです」

とか自虐しててヤベー分野だとは思ってた

個人的見解だけど、ガチンコ研究っていう序列でいうと

数学物理学医学理学工学経済学>その他社会学など>>>>心理学

だと思ってる

一応言っておくが社会に役立つかどうかとかは全く別

そんで悪いけど理学より下の学会は全て健全じゃない状態

その分野にいる教授とか研究者とかはほぼ全員胡散臭い

そういう現状を知ってる人からすると学術会議の任命拒否ってのも

「まぁ気持ちわからんでもない」

っていう思いを抱くんだけど、知らない人からすると「学術分野」を一括りにして神聖化してるからとんでもないことをした、っていう印象だったりするんだろうなぁ、と思った

あ、学術会議の任命拒否はそこが論点じゃ無いしガースーとか自民党は全く擁護できるわけじゃないですよ。念のため。

2021-09-30

anond:20210930165459

査読大好きな研究者みたいな感じだ。

たまにはいるんだろう。

2021-09-29

anond:20210927011443

数学論文では「正しさ」は査読通過の前提です。

ここは科学全般の「正しさ」とは異なります

理由は以下の通りです。

科学全般論文では、最終的に正しさを決めるのは実験です。

ところが、数学では実験により正しさを確かめることはできません。

応用数学では状況が異なるかもしれません。)

そういうわけで、査読通過の際は建前上は正しさが前提になっています

(もちろん、数学論文でも出版後に論文が訂正・撤回されることは珍しくはないです。)

以上が数学科学全般について正しさの認識が異なるということの説明です。

以下に私の認識を述べさせていただきます

論点1

出版された」という意味においては査読は終わったと表現して問題ないと考えます

ただし、上記の通り数学では査読通過は「正しさ」が前提です。

数学論文の正しさへの疑い(それは数学的な内実を伴っているように少なくとも表面上は見える)が表明されている中で、編集委員会がそれに対する何らの注釈論文に付け加えない形で論文出版するというのは、通常では考えられないことです。

前例ほとんどないはずです。

論点2

上述の論点1の通りですので、本件では論文掲載は正しさを特に担保しません。

例えば、「フェルマー予想」では慎重な査読したこと当然の帰結として、査読通過が直ちに論文の(十分信頼できるレベルでの)正しさを意味しました。

一般論として、査読の「慎重さ」の度合いにより、査読通過が担保する論文の「正しさ」が増減するのは当然のことです。

論点3

「皆無」というよりはむしろ、少数ながら存在すると表現する方が正確だと考えます

もちろんその数が今後増減することはあるでしょう。

なお、zbMATH(やMR)で論文の根幹となる部分の正しさに疑義を呈するようなレビュー掲載されるのは非常に稀です。

総論として、本件が数学界ではよくあることなどでは決してないことは間違いありません。

以下は参考です(何か誘導したい結論があるわけではありません)。

本件についてredditでもしばしば議論されています英語)。

否定的意見が多いように見受けられます

また、参考になる事例として「ケプラー予想」を挙げます

(本件とケプラー予想類似を指摘しているのではありません。)

別の事例としては「ポアンカレ予想」があります

この事例では論文査読出版プロセスとして)されなかった(雑誌投稿すらされなかった)にも関わらず、複数検証チーム自然発生的に検証活動を開始して、数年の内に正しさが確認されました。

その検証結果は数学界に受け入れられました。

2021-09-27

anond:20210927015751

「これから査読」なんて一言も言っとらんがな。数学より先に日本語勉強して来てくれ。

査読担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの。

これは10000000回読み直してくれ。

そして、

そもそも論文が掲載されるというのはゴールじゃなくてスタートなの。

を10000000000000000回読み返してから「続報がない!」と騒いでくれ。「ようやくスタートラインに立った」ということの意味をよーーーーーーく考えて見てくれ。

anond:20210927012531

もちろん私は数学者でも何でもない。

しかABC予想に関して続報が途絶えてしまったので、今までの事実ベース情報を集めただけである

査読の使い方については、マスコミ登場時も「まもなく査読が終了し論文掲載へ」という論調だったためそのまま採用した。

しろあなたが申すようにこれから査読という流れであるならば、今現在続報がなくなってしまたことを嘆くべきではないだろうか。

anond:20210927011443

査読が終了していない」んじゃなくて、そもそも査読っていうのはそういうものなの。

論文として載せる価値がある」というのは「絶対的に正しい」ことを意味しないの。査読担保しているのは「論文としての価値」であって、「絶対的な正しさ」ではないの。(もちろん、正しさに対する一定以上の信頼度がなければ「論文としての価値」も認められないけど。)

科学的な正しさというのは、ある瞬間に100%正しいと認められるものではないの。論文掲載されて、その後の研究者コミュニティによって引用を繰り返され、一人一人の研究者がそれぞれの価値観でもって「この論文は正しいor間違っている」と判断し、サーベイ寄稿したり教科書執筆されたりすることによって正しさが認められていくものなの。

そもそも論文掲載されるというのはゴールじゃなくてスタートなの。


君はきっとリーマン面タイミュラー理論も、p進タイミュラー理論も知らないでしょ?「宇宙際タイヒミュラー理論」というのは単に数体上のタイミュラー理論のことで、細かい技術的なギャップがあるのかないのかは専門外の私にはわからんけども、少なくとも「トンデモ」扱いするバカがいたらそいつ数学者ですらないバカだと一発でわかるよ。

複素数可能ならp進数でやる。p進数可能なら数体でやる。というのは数論幾何学王道中の王道で、パッと見「できそうだな(具体的にどうやるかは知らんけど)」というのが普通数学者認識。その応用があるかないかは後から考えることで、ABC予想が解けてるのか解けてないのかは私にはわからんけども、少なくとも理論としては間違いなく面白いものだろうとはわかるし、「俺も一生に一度はこういう論文書きてぇなぁ」と思うよ。

ABC予想は未だ予想のままなのか

2012年京都大学数理解析研究所教授望月新一ABC予想証明したと論文を発表し、およそ8年の査読を通して2021年3月学術誌「PRIMS」上で発表された。

2017年ごろから査読が終了しABC予想証明される!とマスコミでも度々騒がれていたが、現状はどうなっているのだろうか。

結論からいえば、今現在数学会はこれを証明として認めていない。

論点1

査読が終了したのであれば証明に間違いはないのではないか

→正確にいえば、査読は終了してはいない。

基本的には査読期間に問題点や疑問点があれば、他の数学者によってその懐疑点を提言解決や訂正を重ねていく。

実際、望月氏の論文にも指摘があった。指摘を行ったのはボン大学教授ペーター・ショルツェである。ショルツェ氏は30歳でフィールズ賞を受賞した現在数学界のトップリーダーでもある。

ショルツェ氏は2018年3月望月氏のいる京都へ訪れ直接論文についての議論を行い、その上で『Why abc is still a conjecture』という評価文を発表した。

この評価文は、一言でいえば「証明根本的な所で間違っている」である

望月氏は2018年7月にこの評価文についての反論文を出しており、この両者の主張がどちらが正しかったのか、これに関して第三者が明確な判定は行っていない。

論点2

学術誌に論文掲載されたのであれば証明問題はないのではないか

学術誌に論文掲載されること自体形式的意味合いが強く、掲載証明担保とはいえない。

さらにいえばこの学術誌『PRIMS』であるが、この発行元は京都大学数理解析研究所であり、編集長望月新一本人である

他意的なことを排除しても、この掲載が正当な評価を出来ているのかは疑問が残る。

論点3

現在評価

数学界ではこの論文は「とんでも論」として、真面目に検証している数学者は皆無である

なお前述のショルツェ氏は今年7月にzbMATHにて、さら論文について再度否定的書評を公開している。

2021-09-22

子供より大人のほうが信号無視」のニュースについて思うこと

正直、笑えないニュースだと思っている。

まず最初に言っておくと、この自由研究をした小学生が責められる必要は全くない。自由研究としては素晴らしいものだと思う。今後も観察やデータ分析重要性に目を向けていってほしい。

あと、小学生に対して大人げないツッコミをしている諸兄はちょっと自制しような?お前らの大半も小学生時代統計処理なんて理解してなかっただろ。

じゃあ、なんでこれが笑えないかというと、日本におけるデータサイエンスやEBPM (Evidence-based Policy Making) の様を端的に表してしまっているように思えて仕方がないかである

以下、NHK記事引用する。もちろん小学生文句を言いたいわけではないので名前は伏せる。

**さんは、自宅近くの幹線道路交差点交通事故が起きたこから問題意識を持ち、夏休みのことし7月27日に朝と昼と夕方のそれぞれ1時間、この交差点を観察し、信号無視をした人を調べました。

その結果、▼子どもは14人中0人だった一方で、▼大人は833人中78人、▼お年寄りは104人中12人と、子どもよりも大人のほうが信号無視する傾向がみられたということです。

交差点警察官がいた朝の時間帯に限ると信号無視する人はほとんどいませんでしたが、警察官がいなかった2日後に改めて観察してみると、この時間帯でも信号無視が相次いだということです。

この自由研究交通安全の啓発につながったとして、秋の全国交通安全運動初日の21日、神戸市の葺合警察署から**さんに感謝状が贈られました。

これって自由研究方向性警察が主張したい話、つまり

ということとマッチしてしまってるんだよ。もちろん、小学生意図とは別だとは思うけど。

もし、小学生が「警察官が居ても居なくても横断抑止に効果がない」という結果を出しちゃうと、仮にそれが事実を反映したもの統計的有意だったとしても、自由研究として評価されることはないだろうね。

これが自由研究だけなら良いんだけど、残念ながらいわゆる研究というかデータサイエンスの分野やEBPMでもよくある話なんだよな。もはや周知の事実か。

政府自治体などの政策立案正当化するためにデータを集めて都合よく評価するみたいな事例が死ぬほど多い。パラメータデータを調整して如何に主張に辻褄を合わせるか。

証拠捏造と違って一応辻褄は合っているかウソかって言うと難しいところだし、政府自治体査読なんて無く、「○○大学研究によれば」と公表されてしまう。

御用学者とまでは言わないけど、結果的政策に都合の良い結果を出した方が評価されがち。

EBPMの逆、「policy-based evidence making」や「policy-based evidence gathering」と批判されてんだわ。

最近の有名どころだと三菱総研コロナ感染者数予測が叩かれてたな。まさにこれよ。

https://www.tokyo-np.co.jp/article/110157

自由研究のほのぼのニュースを見て、こういう状況を思い出してしまったという話。

2021-09-09

anond:20210909152624

おっしゃる通り。

結果が出るまで待ちましょう。

今のところの査読前はすべて有意差見いだせてません。

北里の治験ネタとしてウォッチしてます

2021-08-21

文系学問が本当に研究したこと果たしてあるのか?

社会学者の頓珍漢発言が年365回ペースで叩かれているのを見かける今日このごろ。

こんな奴らも博士修士として研究論文を出して学会承認された過去を持っているという。

じゃあ実際どんなものを書いてるのかを調べるとちょっと目眩がする。

いくらでも都合のいいデータでっち上げられそうな資料収集ソースは俺の本からの俺の本のソースは俺オンパレード、身内で査読を回し合うだけの駄サイクル。

そういった駄目研究と駄目知名度ロンダリングが平然と行われている地獄のような世界が広がっているのだ。

これが社会学者だけならいいのだが、文学部だったり経済学だったりも大差はなく、歴史についても偏見ゴッドハンドソースN=1があれよあれよと出てくる。

大丈夫かよ文系学問

お前ら本当に「研究」や「学問」と呼ぶに値するだけのことをやっているのか?

小学校レベル総合社会科自由研究レポートの延長から永遠と抜け出させてない匂いがするぞ

anond:20210821101956

「"真実"を書いても権力者たちによって査読で弾かれる」とかい言い訳ができると思ったが、medRxivとかがあるからそういう言い訳もできないよな。

2021-08-10

まあ作品見てすぐ面白いって言う人は浅い

まずその作品の何がダメなのか分析する。

脚本矛盾点はないか感情移入を妨げる要素はないか人格破綻しているキャラはいいか等。

複数回査読した上で、駄目な部分は全て叩く。

それをやった上で、初めて「でもここは良かった」と発言する権利が与えられるもんだ。

2021-08-09

なぜ締め切りギリギリまで遊んでタスクをこなそうとしないのか

俺は小中高と締め切りギリギリで前日にやって提出出来てた

大学に進み課題を当日の朝までにやるようになった

大学院では修論公聴会当日朝に仕上げて発表した(担当教授査読を受けていない)

そして社会人の今は提出が遅れるのが常だ

なんで締め切りギリギリにならないと動けないのだろうか

2021-08-04

anond:20210804110606

https://ci.nii.ac.jp/naid/130004582261

これは学会発表であり、

徒手療法の一手技である筋膜リリース

というようにintroductionで名前を書いているだけで実際に筋膜リリースされているか不明なので、適切ではない。

  

https://www.jstage.jst.go.jp/article/kokyurinsho/2/4/2_e00058/_pdf

これは総説論文なので、取り掛かりとしてはいいかもしれないが、多分査読ついてないよ。

anond:20210804105806

筋膜リリース」なんてことは起こらなくて、単なる「筋肉への自重を使ったマッサージだってことだと思うよ。

まあ、これも[要出典]ではあるのだけれど。

そもそも"筋膜リリース"謳っている人たちが出典(査読付きの論文等)を示しているかどうか知らないけど、そういう根拠ある?

2021-08-02

感染者数予測 Q&A

おっしゃることはわかります


より優れた予測が(欲を言えばちゃんとした機関から)出されることを、ずっと願っています。実際に、一時的に対抗(?)予測が現れたことはうれしく思いました。ただ、「感染者数」の数字意味がこれから薄れていくのも確かだと思います。放っておいても自然フェードアウトするでしょう。


  • 外してる

わかりますもっと外してる各種の政府大学シンクタンク予測にも言ってやってください。


その関連を指摘した東京都医学総合研究所に言ってください。


  • かに相関はしてるけど、それを将来予測に当てはめていいの?

おっしゃるとおりです。でもひょっとしたらそこそこの精度で当たるんじゃないかと思って公開しています。それがどの程度の精度かというと、現在検証中ですし、これまでご覧になってきた程度の精度だとも言えます


一部にはモデルを「(あるのに)公開していない」との指摘さえありますが、解説記事(anond:20210726192034)がすべてで、書かれていない秘密考慮事項や秘密計算式はありません。言葉定義問題だとは思いますが、個人的にはこれをモデルと呼ぶのは・・・せいぜい一般名詞として、くらいじゃないかなと思っています。つまりモデルなんてないよ、ということです。


具体的にどのことを指しているのでしょう。デルタ株の感染力をイギリス報告からWHO報告の値に更新したことでしょうか、渋谷の人流データ新規に取り入れたことでしょうか・・・? たとえば将来の人口予測を、実際の出生率に合わせて毎年修正するのはふつうだと思います。まして、新しい移民政策が始まったり、その効果が実際に数字になって現れてきたら、取り入れるのが正しい姿勢だとも思いますコロナにおいても、イギリス公衆衛生局も日本国立感染研も京大の西浦教授も用いる数値を毎週更新していますし、用いるデータ計算方法も随時変えていますよ。感染研など、これまでずっとデルタ株の影響を「考慮していない」とわざわざ注記までしていたのを(そして予測は当然大きく外し続けていた)、最近になって考慮するようになりました。いずれにしても、わたし予測の精度を高めたいだけですし、何か変えたら記事説明しているので、さも「最初からまったく同じ計算方法でやってますよ!」と騙っているわけでもありません。(もしくは、批判している方が「計算方法」について何か誤解されている気もしています)


  • 結局、前週比は人力で決めてるんでしょ?

はい。でも解説記事に挙げたような散布図を見て、突拍子もない場所に点をプロットしようとする人はいないでしょう。「その程度」の精度は得られるとご理解ください。逆に、解説記事に書いたような弊害無視して、この人力部分を機械的回帰分析に変えることは誰にでも(わたしにも、あなたにも、今日からでも)できますから、ぜひやってみてください。もちろん「こうすれば弊害回避しながら人力を排除できる」という提案批判は大歓迎です。


そんな人はまさかいないとは思いますが、感染者数の最大値と人流という着目点についてはすでに東京都医学総合研究所が指摘していますから、この予測自体には論文にするような価値のある要素はひとつもありませんし、むしろ途中に人力が入る論文なんてありえないと思います。誰にでもできそうなことを、少し手間をかけてやっているというだけのことです。でも、それこそ誰かが再検証性がある数理モデルを作った上で論文にされるのであれば、本当にすばらしいことだと思います


相手にとっては掃いて捨てるほど届いているであろう有象無象意見ひとつと思って書いたものですが、個別反論やご指摘は、すでにいただいたものも含めていつでも歓迎しています。むしろ「はーなるほど!」と納得したいという思いもあります。ただ、その後、感染研はデルタ株の影響を考慮するようになりましたし、デルタ株の感染力も結局イギリスWHO報告に近い数字で推移するようになってきました。(ところで、みんなもブコメ増田Twitterでいつも意見してると思いますしかし、メールを送るのがまずかったとすれば、確かに、5秒で捨てられる運命メールなんて送らないほうがよかったのかもしれません)


わたしの口からこんなことを言うのはどうなんだと思うので大変言いにくいのですが、予測の「割に合う」ほど送られてきているわけでは、もちろんありません。あくまで関心があるから予測しています。でも、おもしろおかし投げ銭文化もっと広まってほしいと思っていますありがとうございました。フィンガーチョコおいしい。



anond:20210802194616

2021-07-27

anond:20210727101343

https://www.covid19-yamanaka.com/cont5/49.html ほらよノーベル賞学者

(1回接種でも)家庭内での2次感染が40から50%減少したと報告されています。これは他の研究者による検証査読)を受けていない報告ですが、1回接種により、感染重症化が抑えられるだけでなく、2次感染も半減するとすると、非常に大きい効果が期待されます

anond:20210726195557

この3点はヤバさのハッピーセットなんやが、未だにknoa氏を有難がろうとしてる連中は、それが分からんのやろなーって思ったわ。

こんなもんをそこそこの理系大学卒業研究として出そうとしても、担当教授卒業可能研究成果として認められない程ハチャメチャなんや

再検証性がある数理モデルが公開されてない

これは何度も指摘されてる訳やが、予測モデル存在しなければ誰にも再検証できないし、予測の尤もらしさが検証できない。例えばや、毎日我々が参考にする天気予報にも、当然やが予測に用いた数理モデル存在する訳や。

それを元にスパコン計算して過去の例と付き合わせ、予測精度や誤差まで検証したうえで、「こんな感じの精度のモデルをつこうてるから、参考にすべきところは参考にしてな」って予報を日々公開してるんやな。

可笑しいと思った誰かが、それに対して検証し、反論を加えられるだけの材料が揃っているからこそ、広く受け入れられている訳やね!

毎週計算方法を変えている

これは、ほんまにヤバいよ!

例えばやヤードで計測した時速と、メートルで計測した時速を、単位系の変換なしで、数値のみで比較してたらどう思うよ?ガイジやろ、そんなものは?

毎週のように計算方法を変えてるという事はや、本来は以前の計算結果と単純に比較する事は絶対に許されないレベルのアホのやる事な訳やね。仮にも数字を扱ったことがある人間なら、まずやらんことや。

もしも計算方法を変える場合は、変えた前と後でどの程度の違いが生まれるのか等、採用した手法の尤もらしさを計測しなければならん。それぞれの計算方法の間の変換式の妥当さも証明せねばならない。モデルの尤度を証明するのはメンドクサイのや。

例えばやで、毎日参考にしている天気予報が毎週のように予測モデルを変えているのに、昨年の今の時期の予想はこうでした比較すると・・・とか言われても、鼻で笑うやろ。

もっと簡単に例えるとや、先週までは華氏温度だしていたのに、今週は摂氏温度を出していて、共に何度ですと同じ単位であるかのように比較されるのとまったく同じことなんやね。意味なしやね。

パラメータは人力抽出

これがトドメやね!w

円周率が3.1か、3.14かでは大きな違いがあるけど、それを勘で出しましたって言われたら、どうですかね?あかんやろ、そんなもんはwその計算結果を信頼しますか?無理やね。

普通は何らかの方法計算をして出すのや。人力で目で見て適当推定するって事はどういうことか?本来客観的であるべき予測に、主観が入るという事や。

天気予報で例えればや、シミュレーションもしないで、雲を見て明日は雨って言ってるのと同じやね。漁師の勘みたいな再検証不可能な俗人的な経験からくる天気予報は、占いと同じで

それはそれで本人やもの好きに珍重されていい物ではあるが、客観的に使える予測とは言わん訳やね。

knoa氏がやるべきことはこれや

  1. まずは改修前後全ての数理モデル公表した上で、過去の事例にデータ適応して、それぞれのモデルの尤もらしさを検証する事
  2. 人力推定はやめて、客観性のある計算手法確立する事
  3. それらを専門家が見る査読付き学術誌に採録されるか、さもなければ修士論文としてでも査読を受ける事

以上を踏まえない限りは、何の価値もありません。あんたの来歴なんて、わいがどうでもいいが、予測信頼性が全く客観的に示されてない以上は、予測した本人の信頼性の無さが問題になるのも避けられんわなあ。

我々ブクマカ問題

結局はや、この程度のものに踊らされてる時点で、数字を扱う上での常識とか客観性が備わっていなくて主観物事を見ているということなんやな。

これは一事が万事にあてはまる欠点で、あらゆる場面でおかしブコメが目立つし後から振り返れば間違っていたという現状の温床でもある訳や。

完成してないワクチンを買うとかwwwって笑ってたブクマカも、いまやワクチン頼みやろ。感染症対策で決定打は集団免疫の獲得で感染しまくる訳にはいかん以上は、ワクチンしかあらへんで!ってのは常識や。

その場の空気感情やなしに、何が正しいのか?と客観的指標を持てない、はてな民病気の現れなんかもしれへんね

追記

なんやら、ブコメを見たら、増田でやってる遊びにごちゃごちゃ言うな。分かってるわ!的なコメント散見されるけどや

関係各所の専門家メールをすると言ってみたり、いっぱしの専門家を気取り始めた時点で、バカがやってる遊びでは済まされんものになったんやね。

専門家に専門的に意見をするのであれば同じクオリティ数字を扱えないとダメだし、おまけに無知人間からお布施まで貰うようになっては、新興宗教と変わらん。

御上に批判的な(連中が集まってくる誘蛾灯な)新興宗教と言うと、どうしてもオウムを思い出すし、増田を遊び場としてるワイ君としては、もはや看過できんちゅうことやね。

2021-07-25

仕事簡単すぎる

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