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はてなキーワード: 査読とは

2022-06-06

【再追記あり】手嶋海嶺氏の知的不誠実さ

hesopennです。私はある誤解をしていたので、それを説明しておきます。私は指摘されるまでBhuller, Havnes, Leuven and Mogstad (2013)は指摘されて追記したのであり、最初は無かったことに気付いていませんでした。さすがに発表されてからこんな短時間批判修正が入っているとはちょっと想像していませんでした。申し訳ありません。この誤解をしていた旨を堂々とここに追記しておくべきでした。またそのような誤解を読者に与えていたのであれば(与えていたと思います申し訳ないです。

とはいえ、手嶋氏に論文を読み、それを説明する資格はない、という意見に変わりません。無査読論文を大々的に紹介し、それの結果に反するトップジャーナル掲載された論文提示されたにもかかわらず、あたかもそれが重要でないような(その論文が元の論文と食い違うことも述べず)扱いをすることは研究自分目的のために恣意的に歪めて紹介する行為からです。修正したといっても、最後に「実際のところ、社会統計からポルノ性犯罪を引き起こす!」と主張する研究者は、もうほぼ絶滅しているわ。」という文章は残っています。これは明らかに間違いであり、Bhuller et. al. (2013)の結果を(経済学研究の蓄積において明らかに重要である判断されているにも関わらず)無視する行為です。経済学という学問の正しい理解を妨げ、学問政治化する人間論文を扱う資格はないという意見に変わりはありません。

手嶋海嶺氏の 「性的表現性犯罪性的攻撃性」の関係最先端科学的知見に迫る~ (https://note.com/teshima_kairei/n/nb86567d83298) を読みました。この文章では私は手嶋氏は完全に知的誠実を欠いていることを説明します。手嶋氏は自分結論に合う論文のみを子細に説明し、それに反する論文を軽視しています

手嶋氏の論考では二つの論文を軸に性的表現性犯罪性的攻撃性の関係について考察をしており、前半はKendall (2007)の解説に紙幅を割く構成になっています。Kendall (2007)は学術的にそこまで重要論文なのでしょうか?手嶋氏も述べていますが、この論文はUnpublished Manuscriptです。いわゆる査読されていない論文で、2007年に発表されたものが最新のものです。経済学においてはまだ査読されていない論文をWorking Paperという体裁で発表することはよくありますが、2007年論文2022年まで査読されず残っているということは、一般的には著者の個人的事情アカデミアを辞めるなど)か、その論文問題があるということを表しています

このKendall (2007)を詳細に紹介した後、手嶋氏は手短に、その手法問題点が指摘されていることをBhuller, Havnes, Leuven and Mogstad (2013)を引用して述べています。この四人の著者からなる論文Review of Economics Studiesという、経済学のいわゆるTop 5の雑誌掲載された論文です。Unpublishedのまま2007年から更新されていないKendallの論文と、RESに掲載された2011年の彼らの論文、どちらがより信用に足るかと言われれば、事前情報なしでは経済学者の100人100人後者と述べるでしょう。では、なぜ手嶋氏はKendall (2007)の中身だけを扱って、Bhullerらの論文の内容を紹介しなかったのでしょうか?

それはBhuller, Havnes, Leuven and Mogstad (2013)がポルノの消費の増加によって性犯罪が増加したこと示唆する論文からです。この論文ではノルウェーにおいて、インターネットが普及した地域においてレイプ、およびその他の性犯罪が増加したことが述べられています。そしてAbstract最後では、”Our findings suggest that the direct effect on sex crime propensity is positive and non-negligible, possibly as a result of increased consumption of pornography.”、つまりインターネットによって性犯罪は増加したこと示唆され、おそらくそれはポルノ消費の増加によるものだろう、とまで述べられているわけです。

追記:ここではPossiblyという表現をおそらく、と訳すのは不正確でした。もしかすると、という表現の方が適切だったと思います。ただこのこと自体は私の主張を崩すものだとは思っていません。詳しくは(https://anond.hatelabo.jp/20220607234113)を見て頂ければ幸いです。

このように、手嶋氏はなぜかKendall (2007)という査読されずに15年も経っている論文を子細に扱いつつ、Bhuller, Havnes, Leuven and Mogstad (2013)という経済学トップジャーナル掲載された論文無視しています百歩譲ってKendall (2007)が重要論文で、説明する価値があるにしても、それと相反する結果が出たBhullerらの論文結論を述べず、手法問題点が…と曖昧引用するのは全く理解できないことです。これこそ手嶋氏が誘導したい結論合致する論文のみをとりあげる、知的誠実さを欠いた行いです。

追記:一番上の追記で述べたように、私は手嶋氏が初稿で両者の論文を把握していると誤解していました。実際には指摘を受けて追加した、ということのようです。しかし本稿の趣旨意見に変わりはありません。その点については一番上の追記を見て頂ければ幸いです。

本来であれば、なぜこの二つの論文の結果が食い違うのかを考察し、そのうえで自分の主張を説得力がある形で述べるべきです。手嶋氏はあたか科学的、中立的であるような風を装いながら、自分の意に沿う、決して評価が高いとは言えない論文のみを詳細に取り上げ、学術的に評価が高い論文を軽視(無視)しています。またそれにより、あたかもこのテーマについて学問的なコンセンサスがあるような、間違った印象を読者に与えていますこのような行為学問への冒涜であり、科学と対極に位置するものです。

手嶋氏には論文を読む、ましてやそれを基に文章を書く資格などありません。

論文リンクを張っておきます

Kendall (2007) : http://pirate.shu.edu/~rotthoku/Liberty/internet%20crime.pdf

Bhuller et. al. (2013) : https://doi.org/10.1093/restud/rdt013

追記

「手嶋氏は指摘を受けて修正した。だから誠実ではないか」という意見があります。これは大きな間違いです。Kendall (2007)は未査読のまま15年経った論文であり、Bhuller et. al. (2013)は査読を受け、一流の雑誌に載った論文です。この二つの論文信頼性には雲泥の差があります。この二つの論文を対等に扱うことすらおかしいのです。ましてや手嶋氏のようにKendall (2007)のみを子細に取り上げることなど、常識的研究倫理を持つ人間ならまずありえないことです。

そして修正された文章を見ても、そもそもBhuller et. al. (2013)がKendall (2007)と異なる結論を導き出していることは読み取れません。私は最初、おそらく多くの読者と同じように、Bhuller et. al. (2013)はより洗練された手法でKendall (2007)と同じ結論を導いたものだと理解していました。手嶋氏は明らかにBhuller et. al. (2013)の結果を隠し、間違った印象を読者に与えることに固執しています。この追記あくまお茶を濁し、読者の誤解を誘うように書かれています

繰り返しますが、手嶋氏が真に知的に誠実な行いをしたいのであれば、Bhullerらの論文吟味したうえで、それでも自分の主張が正しい、もしくはKendal (2007)のほうが説得的な論文であることを議論すべきです。そうでないなら、経済学という学問価値規範に沿って、未査読のKendall (2007)ではなく、Bhuller et. al. (2013)のほうを重点的に解説すべきでしょう。失礼ながら、手嶋氏は経済学の専門的な教育を受けていないようなので、これらの論文理解し、その信ぴょう性を比較する能力があるとは思えませんが…。

ちょっとかい論点(および追加的な説明)について追記しました。ごちゃごちゃしてすいません。

https://anond.hatelabo.jp/20220607234113

追伸:

はてなブックマークを見たところ、この問題点を指摘しているのは私だけのようです。研究者としての訓練を(修士しろ博士しろ)受けたものであれば、Unpublished Manuscriptを子細に取り上げ、トップジャーナル掲載された論文を軽視するやり方に一目で違和感を抱くはずだと思います。このような初歩的な問題点を無視することもまた、知的怠慢であり、知的誠実さの欠如でしょう。

2022-05-31

気まぐれな雑感

エビデンスとは単一概念ではなく、ピラミッド状の階層構造をしている。

これを理解している者と理解していない者が対話をしても(ご覧になった通り)無益である

また、ビル(四角形)ではなくピラミッド三角形であることにも重要意味がある。

仮に、頂点から底面に下ろした垂線上に”真実”があると仮定すると、上位の階層ほど垂線からの幅は小さく、下位の階層ほど大きい。

そして”とあるエビデンス”は、その幅のどこかに存在する。

まり、上位のエビデンスレベル研究結果ほど”真実”に近い可能性が高く、下位であればあるほど低いと言える。

ここで気をつけたいのは、下位のエビデンスだとしても、正鵠を射ている場合もあるという点である

例えば「専門家意見」はエビデンスレベルこそ低いものの、侮り難いものがある。

実際、COVID-19パンデミック初期には専門家意見を参考に対策を進めるしかなかったが、外れていたもののほうがずっと少なかったのは、みなさんご承知の通りである

そして、この専門家という生き物は、自分意見検証する生き物として知られている。

この生き物に観察される営みを研究といい、研究によって自説のエビデンスレベルを上げようとしてもがき苦しみ最後死ぬ

この生き物の幾多の屍を土台にし、エビデンスは構築されるのである

マジ泣けるよねー。

(ただし、専門家ごとに専門領域が異なるため、ピラミッドの下から上まで全部自分で行うわけではない)

ではなぜ専門家エビデンスレベルを上げるための研究を行うのか。それは過去の忌まわしい人類歴史への反省からである

cf.ヘルシンキ宣言

「自説を開陳するだけの者はオ○ニストであり、過去歴史を知らぬ愚か者である(オマエ・ダレヤネン BC.260-198)」

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バイザウェイ、私は、歯科は(日本だけではなく世界的にも)産業構造的にエビデンスの構築の価値相対的に低い業界だと思っている。

誰かが「これは価値あるものだ!」と着想しても、一部のアカデミアを除き、エビデンスを構築する行動に対するインセンティブが乏しく、携わる人は少ない(ブーメラン)。

それよりも横展開して、商業誌投稿したり(ブーメラン)、本を書いたり、セミナーをしたり(ブーメラン)、スタディグループを作ってマネタイズしたほうがメリットがある(←これは、これらの内容や活動が間違っているとか価値が低いということを意味しない)。

しかしこれらの活動根本的な問題内包している(ブーメラン)。

それは「これは価値あるものだ!」という『ご意見』はエビデンスレベルが低く、”真実である可能性が低いことに対する自覚が乏しいことである

そしてその自覚がないまま、自説の普及に勤しむからやっかいなのだ

このような【専門家とは言えない彼ら】を、私は4種類+αに分類した。

A: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証され、概ね正しいことが明らかにされる(たまたま正鵠を射ていた幸運な例:私の乏しい理解ではインプラント

B: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証され、価値がないとされて廃れる

C: 普及に勤しんでいたらアカデミアの誰かに検証されるも中途半端に終わる(最も多いパターン

D: 普及に勤しんでいるが誰から相手にされない(例:脳歯科)。

いずれのタイプも決められたプロセスを経ずに患者適応する、あるいは適応させるように普及させるという点においては同類であり、過去の事例は仕方がないが、特に現代では慎むべき行動であるというのが私の認識である

A~Dのサブタイプとして以下のZがある。

Z: 普及に勤しんでいたら批判的な声に晒され、自説にこだわるばかりにカルト化し、他者攻撃する。彼らは批判されればされるほど、仲間どうしで傷を舐め合い、結束を固め、ますますカルト化するという特徴を持つ(例:近藤内海長尾)。

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では、歯科界において、エビデンスの構築の価値を高めるにはどうしたら良いだろうか。

エビデンスの構築に携わる人をすぐに増やすのは現実的ではないが、エビデンスの構築の価値を重視する人を増やすことは今日からでもできるはずだ。

こうした問題に近道はない。一つ一つ丁寧に取り組んでいく他ないだろう。

メディアtwitterのような患者を含む不特定多数に向けた発信はエビデンスレベルが高いもの根拠にする。

・発信には根拠を明示する、その限界も明示する。

・自説を発信したいなら質の高い論文査読あり)を書く。

不適切医療は根気良く丁寧に、しかし迅速に対応して潰していく。

ひとまずこれらが現時点での最適解だと思う。

賢明な皆様ならすでにお分かりであろう。これらはすでに彼が行っていることだ。

しかし、そんな彼に今、「カルトへの対応」という新しい難問が出現した。

今後彼がどう対応していくのか、気になって夜しか寝られない。

2022-05-29

光より早いもの存在しないのはそれほどすごくない

本当に凄いのはその事を発見した人。

そしてそれを証明した人。

そしてそれを査読し正しいと認定した人たち。

皆すごい。

まり人類が築き上げてきた科学エコシステムがすごい。

anond:20220529132910

まず第一に、どこにも白人のはの字すら出てこないね

まぁ人口バランスがわからいくら人種データはないんだから人種データなんてあるわけないんだけど

第二に、肝心の出生率の出典はINSEE、つまりフランス国立統計経済研究所

じゃなくて、身内の論文だね

やはりそのデータはない(しアクセスもできない)んだろう

から予測するしかない

まさに「民間予想」って言った通り

しかも全体の出生率自体フランス国立統計経済研究所公表してる値と微妙矛盾してるんだよな~

そのあたりからしてなにか「操作」してそうって思っちゃう

ちなぱっと見た限り出典も含めて査読はなさそうだね

まぁ雑誌概要からそんな感じだけど

2022-05-22

国民税金アメリカ流出させてるって、国内AI研究者が嘆いてる件

機械学習GPU買う → NVIDIAに金が行く(米国

AWS 使う → Amazonに金が行く(米国

Google Colab Pro 使う → Googleに金が行く(米国

手元の環境 MacAppleに金が行く(米国



論文書くときネイティブチェック入れれば米国人に金がいくし、

オープンアクセス論文誌に投稿すれば、数十万単位でやっぱり米国に金が行く。



掲載された論文英語世界無償公開。

忙しい時間を割いて引き受ける査読無償ボランティア



一方国内では、優秀な頭脳ポスドクの安い給料使い捨て

そのなかでも優秀なのはアメリカに行ってしまう。



どうにかならんかね

2022-05-21

anond:20220521005009

研究が盛ん」ということは査読論文は当然あるのだが出してくれるかな?

査読論文もないのに研究が盛んとな?

2022-05-08

anond:20220508184144

上野千鶴子を読むなら、一般向けの本じゃなくて、査読付き英文誌に投稿された論文を読んだ方がいいよ。

2022-04-27

社会学ジェンダー学では男性の性欲は社会刷り込みによるものってマジ?

まさか、うちのワンちゃんが足に抱きついて交尾しようとするのも、たわわ広告による擦り込みだったなんてな……

どんな根拠調査結果を並べて主張してるのか興味有るので査読済みの論文あるなら読んでみたい。

2022-04-23

Twitter等で検索してみると似たような主張が大量に発掘される、それをキャプ翼論法とでも呼ぶべきか・・・

つりがねむし @Tsurigane_mushi

漫画アニメなどの表現は人に影響など与えない」と言ってるオタクに「じゃあキャプテン翼の影響でサッカーを始めた人は?」と言っても、堂々と「それは悪い影響じゃないか問題ない」と返してくるので徒労になる 彼らはオタク表現無罪論を唱えたいだけなので、これがダブスタとの自覚すらない

https://twitter.com/Tsurigane_mushi/status/1479650987459907593

しお(汐街コナ) @sodium

女は淑やかにと言われた時代に描かれた「ベルサイユの薔薇」や「はいからさんが通る」は、少女たちに、もっと主体性を持って生きて良いんだと伝えただろう。

日本サッカーが「不人気なスポーツ」だった時代に描かれた「キャプテン翼」は日本どころか世界サッカー界も変えた。

https://twitter.com/sodium/status/1515157859906260992



表自界隈はこの不都合論法卑怯にも無視・・・してはおらず、周回遅れの議論であることが指摘されていた

手嶋海嶺ゆっくり生命体) @TeshimaKairei

DiamondらやFergusonらの査読付き学術論文を読んでいれば、「キャプ翼はどうなんだ?」みたいな雑な議論はとっくの昔に通り過ぎているとが分かるでしょう。

ダブスタというか、単につりがねむし氏@Tsurigane_mushiの科学的知見がアップデートされてないだけ。

性犯罪性差別に全く関心がないのね。

https://twitter.com/TeshimaKairei/status/1480086090749194242



表現悪影響論・表現規制論に対抗するための『理論武装』~その科学的根拠~|手嶋海嶺|note

汐街コナ氏の表現論、その問題点~多様性、悪影響、炎上~|手嶋海嶺|note

この指摘以降もキャプ翼論法やそれに類似した主張(例えば下記の記事コメント・・・飲食物論法?)は各所で擦られ続けているので、今後もリテラシーの低い周回遅れな議論は繰り返されることだろうが・・・

[B! togetter] オタクなら誰でも一度はマンガやアニメに影響されて特定の食品や飲み物を継続的に摂取した過去がある説→「ほぅ…炭酸抜きのコーラですか…」

みなさんフィクションの影響は受けないんじゃなかったでしたっけ?実際は良い影響も悪い影響もフィクションは及ぼす。

二次元現実に影響を与えない」と言い張る人達は、こういうのもちゃん否定しないとね。

2022-03-25

anond:20220324143550

編集査読販売管理コストが乗ってるのはわかるけど、どのみち価格弾力性がなくてマーケティング必要ない(拡販が見込めない)んだったら、公共事業にして安価提供するのもそれはそれで良いと思うんだが。まあそんな金はないのだろうが…

anond:20220324143550

あのさ、論文てのは薄い本なの。

同人誌。アレです。俺こうおもうんよって解釈ぐりぐり書いた本。

そんで同人誌ジャンルでも定期的に湧くのよ、増田にわざわざ乞食しにくるバカが。

「なんでネット無料公開しないんだ」…って。

からこういう乞食が湧くからなのよ。

乞食相手で儲かるとなればくだらない嘘と原価ゼロアフィリエイト儲けしようとするやつが参入する。

漫画村とか同人誌転載サイトとかな。

悪貨で良貨が駆逐される。

そうなると論文なら権威付けのために査読必要になるしさ。薄い本なら印刷して即売会学会)に参加してけちょんけちょんに無視されて負けたらもう出る気がなくなるわけ。

実験検証査読なり、印刷代なり会への参加という関門をくぐりぬけたものこそ真の解釈伝達ができ、

そのコストの一端を担ったものけが真理に触れられるのよ

それはネットがあっても無くても昔からそうだからよろしくね。

だれもおまえのために無料ではやってくれないの。

くやしかったら大学図書館リクエストしろや。

anond:20220325082640

おぼちゃんのありまぁすもさんざんチェックして校正して査読されてたもんね

2022-02-07

anond:20220207134909

一流査読付き論文誌に価値あるか?

Natureですら小保方さんを見破れないんだぞ

東スポなみの信憑性じゃないか

文系の人は査読付き論文で業績バトルできないから、大学だの在野だのでマウント取り合わないといけないんでしょ。

査読付き論文の代わりに著書出してるって言うかもしれないけど、敵対するガクシャさん同士はお互いの著書を

「無価値妄言」くらいにしか評価してないからバトルの基準にできない。

一流査読付き論文誌という後ろ盾があれば、もう少し客観的にバトルできるんだろうけど、

ないものは仕方ない、というか育ててこなかったコミュニティが悪いよね。

2022-02-03

anond:20220203162821

国語辞典査読受けてるけど、

2chまとめは査読されて・・・



いるものもあるか。

2022-01-28

anond:20220128005957

私は、元々々々々々増田、元々々々々増田、元々々々増田、元々々増田、元々増田元増田、どれでもありません。

  

誰一人としてソースを読んでないようなのが気になる。 

  

増田C(口が悪い)の*2で「オランダでは背の高い人たちが背の低い人たちより多くの子供を残した結果として全体の平均身長が150年で20cm高くなった」ことが科学的な調査で示されている。オランダ人はまだ絶滅していないし、他の集団と比べて突出した健康被害があるという話も聞かない。

  

から増田D(”私は集団遺伝学系の論文も書いたことがある程度の人間”)の

という意見個人の感想)は書く前から間違っているし、そのことは明示されている。

集団遺伝学者(をほのめかす)”増田Dが反対意見を言う前に明示してある参照文献を読んでないのがおかしいし、集団遺伝学者がこの話を知らないということがすでにちょっとヘンだ。

  

増田Dがやったのは

これだけ。

  

ようするに

科学的な議論になっていない、というか増田Dが正しいと考えうる客観的根拠がどこにもない増田B(”ゲノム科学者”)の言ったことを「肩書」だけ変えて繰り返しただけだ。今回は間違いを指摘される可能性のある「自分説明すること」さえ放棄している。 

  

元増田(このコメントの一個上)を含む多くの人が言っている「増田C(口が悪い)は『自分優生学に賛成か反対か表明』してない」というのは科学議論には関係ない、というか表明しちゃいけないこと。読む者にバイアスを与えるし「倫理的に賛成できる方が科学的に正しい」と判断する者が出てくる。「(裏付けのない)権威肩書自称」もこれ。中身を読むより先に「この人が言っていることは正しい」ことになっちゃう。肩書裏付け(自著論文引用第三者肩書通りの人物存在確認できること)があれば信頼性を高めるが「自称だけ」では読む者にバイアスを与えるだけだ。増田Dは「私は集団遺伝学系の論文も書いたことがある程度の人間」と言っているだけなのに元増田(このコメントの一個上)も「実力派」という評価をしている。(「書いた」と言っているのにその論文を参照(サイテーション)していない・「査読誌に掲載された」とは言ってない・「集団遺伝”系”論文も書いたことが”ある程度”」と、明言を避け印象の話しかしていないにも拘らずだ。その論文の内容さえ分からない)

  

増田Dは科学議論必要なこと(実例データ調査結果の明示)はほぼ何もしてないし、やっても意味のないこと(客観的根拠なしの「私は思います」)やらない方がいいこと(裏付けのない権威自称はいくつかやっている。科学議論にはならないが「はてなでやらなければいけないこと」は要領よくカバーしてるので結局、「はてな内での評価」が目的だったということだろう。

2022-01-23

anond:20220123110158

社会的に劣っている状況が環境によるものなのか事実なのかに関する研究論文2021年までにも査読も済んでてめちゃくちゃたくさん出てるけど、

あ、文字が読めなくていらっしゃる

2022-01-21

anond:20220121103820

それはそれでしょうがない

だってそんなに変わりない

海外基準出羽サイエンスであるはずの社会科学から数学統計も使えず査読論文もないような活動家駆逐されればそれだけでもいい

2022-01-12

anond:20220110101732

社会学業界Twitterオープンレター一般の方々向けに正確な投票先、正しい社会の仕組み、CM見方漫画表象の読み方などについて啓蒙する活動に取り組むと、人事で査読つき論文10本分と同等の評価が得られるってのはマジ?

2021-12-06

青識亜論氏の「たったひとつの冴えたやりかた」に対する疑問

キャンセルカルチャーキャンセルするには?――対抗戦略の具体的検討|青識亜論 @BlauerSeelowe #note https://note.com/dokuninjin7/n/nd5ab25632c6f

これを読んで思ったことを書く。

戦略1:署名運動まり民主主義をやる」こと】

ここでは青識氏は、松戸市拠点活動するVtuber・戸定梨香氏が、同市の増田かおる市議率いる

全国フェミニスト議員連盟によって「キャンセル」された事件(以下「松戸市VTuber事件」)に対し、

表現の自由を重んじる側が対抗手段として署名活動を行ったことを取り上げている。


大田区議を筆頭とした有志連合積極的活動によって7万1千筆以上の署名が集まり

結果としてマスメディア好意的に取り上げられた。


これは、当事者であるVTuber運営会社板倉社長(これも女性だ)も署名活動に参加し、

女性女性の構図に持ち込んだ事が今回のような状況に持ち込めた理由だと考える。


もし、板倉社長が私のような「キモいおじさん」だったとしたら、

今回のように、フェミニストへの疑問の声が7万1千筆も集まっただろうか?

答えは否だ、と私は思う。

結局、表現の自由でさえも、弱者を旗印に立てないと、有効戦術を採る事は出来ない。


更に言えば、火付け人である全国フェミニスト議員連盟は、今もって沈黙を貫いている。

市民の一票を預かる代議士としてどうなんだ、という批判も当然あろうが、

7万1千筆の署名をもってしても、全国フェミニスト議員連盟から質問状の撤回はおろか、

ステートメントの1つも引き出すことは出来なかった。


署名運動は確かに、「数」という明確な数値で、「空気」に抗いうる手段であっただろう。

しかし、今回のように、

当事者賛同しており②署名運動にかかわるキーパーソンがおり③明確かつ妥当目的がある

これらの条件が奇跡的に揃った状況でさえ、フェミニスト議員連盟に対する「勝利」は得られなかったことを、

発起人である青識氏にはきちんと総括して欲しい。


今もって、戸定梨香への名誉回復は行われていないのだから


戦略2:相互確証破壊としての「キャンセルカルチャー返し」】

これについては、青識氏の指摘は一部で的を得ているといえる。


炎上担い手であるフェミニスト左派は、必ずしもBLコンテンツ消費者ではない』


これはその通りだ。極まったミサンドリストは、創作上であっても男性の登場を嫌う。


しかし、例えば社会学者金田淳子氏の著作「『グラップラー刃牙』はBLではないかと1日30時間300日考えた乙女の記録ッッ」を

キャンセルできれば、一罰百戒、フェミニスト側の不正義を明らかにすることができるのではないだろうか。


只でさえ、社会学論文査読さらされる機会も少なく、アクティビストの色を強く持つアカデミシャンであれば

あるほど、自著によってその論拠を置く事が多い。

ゆえに、正当な、学術手段で彼ら/彼女らの権威を削ぐ事は極めて難しいを言わざるを得ない。

http://sociology.jugem.jp/?eid=277


ならば、BLではなく、その自著を1冊1冊炎上させることで、彼ら/彼女らの権威を削ぎ、

社会学・何するものぞ」という機運を醸成していくことは可能だと考える。


(具体的にそれらをどうやって炎上させるのか、という方法論は検討する必要がある)


**【戦略3:キャンセルカルチャーを克服する「新しい文化」の創出】


青識氏が最も主張したいであろう戦略がこれだ。

「実際に消費することによって支援し、「プラス」を届ける戦略もまたありうるのだ」


キャンセルで生じる損失の何倍もの経済的利益が生じ、何十倍もの暖かな言葉が届けられる」


私は、これこそが一番馬鹿げていると思う。


何故なら、私達オタクいくらお金を注ぎ込もうとも、「キャンセル」の波は止められないからだ。

フェミニストたちは指先一つで生み出したツイート経済的社会的損害を与える事ができる。

かに私も、碧志摩メグクラウドファンディングに参加し、支援を行った。

しかし、彼女は今もって、当時のキャンセルによって剥奪された「公認」を取り戻してはいない。


クラウドファンディングをやります!」

「買って応援!」


聞こえは良い。だが、フェミニストオタクの間には、「キャンセル」と「支援」の間には、

絶望的なまでのリソース格差存在することを忘れていないだろうか?


フェミニストは、クラウドファンディングで幾らお金が集まろうが、署名が集まろうが、

決して謝罪しないのは歴史証明している。


フェミニストは、「私達のおかげで知名度が上がり、アップデートできたね!」とまで嘯きながら、

そ知らぬふりして次の炎上ターゲットを探すだけだ。

最近は最大野である立憲民主党も、フェミニストに取り込まれて、その勢力親和的ツイートや、

政策の打ち出しを行っている。


それに対して我々はどうだろう?山田議員や藤末議員積極的に動いていただいているものの、

当の自民党内にさえ、規制派が跋扈しているではないか


青識氏の唱える「エンカレッジカルチャー」が根付くまでの間にも、

から次へと表現は焼かれている。


しかし、もし次に私の好きなコンテンツが焼かれたとして、その仇は誰も取ってくれないのである

青識氏でさえも、「エンカレッジカルチャー根付くまでの辛抱です」として、

達成条件のわからないゴールを呼びかけるのだ。


私は問いたい。

「焼け跡に種を撒くのは結構しかし、火付け人は素知らぬ顔で隣の畑を焼きにいったぞ?」

2021-12-05

anond:20211205165320

ミクロン株は、転換点になる予感がする。

今後、世界で主流となる変異

普通風邪同様に、感染力は強いが、重篤化しない性質のものになってゆくのでは。

それを示唆する未査読論文も出始めていて、欧米メディアが紹介しているのを見たが

楽観的に構えたい。

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