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2013年5月4日 東京・日比谷公会堂での講演から 五井野 正
1997年3月に、ロシアのヤリスラヴリ州立医学アカデミーで、私が末期がんの臨床実験を行なっていたことをお話しましょう。そのアカデミーの下に大学があり、そして日本でいうホスピスのような州立オンコロジー病院があります。私はその病院で糖尿病の重症患者や、発病して最終末期のエイズ患者、さらに は末期がんの人たちに、私が発明したGO Pで臨床実験をし、多くの患者を治して生還させてきました。(1997年4月1日発行『ウィッピータイムス』7号に掲載)
当然、むこうでは大きく新聞にも掲載され、テレビでも30分と1時間のドキュメンタリーが放送されましたが、日本では報じられてはいません。なぜかというと、私は某宗教団体 (創価学会) から実に40年近く、みなさんが信じられないほどの驚くほどの圧力がかけられて、さまざまな妨害や中傷を受けているからであり、しかも何度も殺されそうになったこともありました。
ですから現在においても、政党 (公明党) までも持つこの某宗教団体 (創価学会) から支配されているほとんどのマスコミからシャットアウトされているために、私が日本のため人類のためにどんなに国際的な活動をしても、日本ではそうしたことが報道されないのです。私は40年来ずっとそういう立場に置かれているのですが、日本の人々はそれを知りません。
それはたとえば、私がチェルノブイリの子供たちを助けているときにも、私を拉致するためにマフィアまで使ったのです。しかしロシアの国家サイドがそれ から必死に護ってくれたので、逆に誰の指図であるかの悪事が次々と明らかになりました。その結果、エリツィン大統領はその宗教団体 (創価学会)をオウムと同じくカルトと判断し、宗教法まで改正しました。
私の医学や芸術活動は旧ソ連邦の国々だけではなく、当然、ヨーロッパでも大反響を起こしました。南ヨーロッパの地中海に浮かぶマルタ共和国では、私を サポートしてくれているメリック博士が私の絵の展覧会を開催する前に、GOPで重病の子どもを治してしまいました。その結果、ビザが取り消しになってしま い、それを知ったガン患者の家族がその扱いに騒ぎ立ててそれが現地の新聞の1面に出たことがありました。(写真13)
というのは、 今までラトビアやロシア、ウクライナなどでは、厚生省と病院とウイッピー総合研究所で臨床実験の契約をした後に、病気の治療をしていたからです。ところが メリック博士がマルタで、悲しんでいる患者の家族に同情して思わずGOPを使ってしまったのです。しかしマルタでは、GOPを使用させてくれるようにと国民の約8%が署名し、大統領に嘆願書が出されました。(写真14) このようなことからメリック博士にビザが下り、私はマルタで、博士と一緒にマルタ国の英雄として新聞一面扱いでした。(写真15) しかしそうであるのに、空港の入国審査ではストップされて、GOPの持込も、治療も禁止されてしまいまし た。
このようなことがあるので、某宗教団体 (創価学会) のメンバーたちが厚生労働省を牛耳っているような状態の日本では、GOPがどんなに効力があっても治療として使うことができません。ですから国内の重病患者の家族からも頼み込まれていますが、どうすることもできない現状にあるわけです。ですから頼むのなら、某宗教団体 (創価学会) が私に圧力をかけないように頼んでください。
そこで薬として認可してもらうためには、旧ソ連での臨床実験では弱いために、ヨーロッパでのスタンダードな臨床実験が必要になってきます。そのためにはまず、 効力があることを証明するために細胞実験から始めなくてはなりません。ロシアやラトビア、ウクライナなどでの臨床実験データによって1999年に、デンマークのコペンハーゲン大学でGOPの細胞実験を行なうことができました。その結果、がんに効く画期的な治療薬として証明されたために、ヨーロッパのテレビやラジオで取り上げられ、スウェーデンやデンマークでは新聞一面に掲載されました。(P.81) そしてこれからが世界的にGOPの活躍がすごいことになるのですが、それは次の機会に話しましょう。
私がGOPを完成させたのは1992年頃ですが、その効能のすごさに私自身が驚いてしまいました。しかも自然薬ですから副作用というものがありません。健康体の人が常用すれば若々しくなります。しいて言うと、元気になりすぎるのが副作用とでもいえるくらいです。そこで1996年頃には難病の人を何と かしてあげたいという気持ちでいっぱいでした。そんなときにオーストラリアから私の事務所へ、「ガンを治してください」という内容のファックスが来たこと があります。そこで50万円かけて、スタッフである北村君をオーストラリアまで派遣し、GOPでガンを治したことがあります。もちろん無料です。
その後、その女性がよくなってヨーロッパに旅行に行ったとき、かつて彼女が働いていたラトビアの病院に寄ったのです。そしてその後偶然にも、その病院 とラトビアの国立科学アカデミー、それにラトビア政府とウィッピー総合研究所の合意により、幸運にも初めて臨床実験が進められることになったのです。ラト ビアの臨床実験はすぐに、驚くべき効果を出したので、それが新聞に掲載されて大騒ぎになりました。この記事では取材のときは患者は6人と記載されていまし たが、残り3人は奇跡的に病状が回復して退院してしまった後だったからです。さらにテレビでドキュメンタリー番組として放送されたので、現地では大騒ぎに なりました。(写真18)
ところが、日本の外務省に巣食っている某宗教団体 (創価学会) のメンバーがこちらで暗躍し、病院は突然に患者の要望を放り出し、GOP の臨床試験を突然中止してしまったのです。しかもそれまで我々の通訳をしていたラトビアの通訳が、ラトビア駐在の日本大使館の人間と一緒にいるところを見 かけて以来、その通訳は一方的に我々の通訳の仕事を断ってくるようになりました。
それから後の話ですが、エリツィン大統領が 1996年の9月頃に危篤状態になっていたことがありました。それでラトビアでの私のGOPの臨床実験の成果を大統領府が聞きつけ、ある日特別な使いが私のところに来ました。それというのもクレムリン病院には100人くらいの医者がいますが、エリツィンの病気は秘密になっていたようで、医者たちにもわからなかったのかもしれません。しかも状況は、「エリツィンを治すな。治すならその主治医の親を殺す」という脅迫があり、両親を殺された主治医はアメリカに逃げてしまっているという状況にありました。そんな中で私に声がかかったのです。
彼らの知りたいことは、「エリツィン大統領の病状は何か? GOPで治せるか?」ということでした。そこで私は、危篤状態にあるエリツィン大統領の病 名とその理由を手紙に書きました。すると折り返し、「エリツィン大統領を必ず治せるか? 呼んだらすぐ来られるか? 返事をして書名できるか?」とファッ クスして来たので、両方とも「イエス」と書名して送り返したのです。
モスクワに出発する前日、東京のロシア大使館で新任の駐日ロシ ア大使の就任パーティがあって参加しました。その時、前に述べた友人が新任のパノフ大使に、「五井野さんがこれからエリツィン大統領を治しに行きます」と 興奮して言ってしまったことがありました。突然なので、パノフ大使は何のことかよくわからなかったようでした。次の日、私はモスクワ行きの飛行機に乗りま した。そして飛行機がモスクワ空港に着くと、なぜか軍人が2~3人乗って来ました。すると飛行機はそのままバックしてタラップで降りることになりました。
私が立ち上がると、美しいキャビンアテンダントが私を静止させ、日本の都甲(とごう)ロシア大使が先にタラップを降りることになりましたが、下では迎 えの大使館の人たちが大声で叫んでいるのです。次に私がタラップを降りるとメリック博士が出迎えてくれて、私を一般用のバスに案内するのです。私がどうし て「VIPじゃないの?」と言うと、私のスタッフ全員がタラップを降りるのを確認すると、突然、「ドクター、急げ!」と言って、都甲大使のVIP専用車に スタッフとともに案内してくれました。
大使の専用車に私たちが乗っても、日本の大使館員たちは何も話しかけてきません。
私がエリツィン大統領の招待を受けているのに、じっと黙っているだけです。後で考えたことですが、その時、私が狙われてはいけないと言うことで大使館側の人がわざと大声を出して、大使を先に降ろさせて私の身代わりになってくれていたのかもしれません。空港の案内室に入ると大使館側の人たちはサッといな くなり、私たちは花束を持ったロシア国立芸術アカデミー副総裁と事務局長など一行の歓迎を受けました。
私がアカデミーの人たちと話 していると、私を送迎するはずのボルボがいなくなり、しばらくして再びやって来ました。メリック博士が、「長く駐車していられないので、急いであなただけ乗りなさい!」と言います。「どうして?」とモタモタしていると、またボルボはいなくなる。そんなことを何度か繰り返して、最後に私とスタッフだけを乗せ てボルボは走り出しました。ほとんど渋滞なしで突っ走りましたが、後でわかったことですが、メリック博士によるとモスクワ空港には私の安全のために40人のKGBが守っており、私が重要人物であることを知らせないために素早く乗車させたということでした。(当時はボルボの新車はVIPしか乗れなかった)
また渋滞がなかったのは、左右の道路をすべてストップさせていたからだと説明されました。しかも私たちの後ろには、替え玉のまったく同じ色のボルボがついて来ていた。泊まるホテルにも、重要人物とレストランで会う時にも、常にKGBの人たちが従業員として警備していたことも後でメリック博士から聞かさ れました。そうしてやっとエリツィン大統領にGOPが渡され、大統領は奇跡的に回復したのです。そんなことがあって、私はエリツィンに信頼され、親しく なったのです。
エリツィン大統領は「北方四島を日本と共同で芸術の島にする」と、ロシアのテレビで語った
その後 1ヶ月くらい後の1996年11月頃に、日本とロシアで日ロ国交回復40周年記念集会がありました。そのとき日ロ協会の会長の三塚大蔵大臣や外務省の東郷 次席公使、それにペンクラブ代表や日本相撲協会理事長なども出席し、私も特別ゲストとして出席しました。ロシア側は教育大臣など9名くらいが出席しまし た。私はその時にロシアの教育大臣に、北方四島返還に関する平和条約10項目の提案書を渡し、その後もちろんエリツィン大統領にも渡しました。
エリツィン大統領は、北方四島返還に関する平和条約10項目が、提案書の中で「一番最高で実現性が高い」と支持してくれました。というのもこの日に、 日本・ロシア・アメリカから300もの提案書があったのだそうです。私の北方四島返還に関する平和条約10項目の提案というのは、簡単に言うと四島にすで に住んでいる地元の人々のことを考えて、北方四島にまず日本がインフラ整備をすることでした。どうせ戻ってくるのですから、日本は10年間で1兆円かけて もいいでしょう。10年間はロシア領土のままで、10年後には日本に戻る。しかし戻ってからも10年間はロシアも使えるというものです。(1997年11 月15日『ウイッピータイムス』発行。写真19)つまり20年間かけて、北方四島に芸術の国、文化の国をつくろうという話です。
エリツィン大統領も賛成し、外務省を通じて当時の橋本首相にも知らされました。ですから外務省が知らないわけがありません。しかし日本国民には何も知らされず、コントロールされているマスコミは何も報道しなかったのです。(略)
ところが某宗教団体 (創価学会)の票と政治協力を再び自民党に呼び戻すために、暗躍した某国会議員と外務省が何度も邪魔を しました。もし私の活動が彼らによってぶち壊しさえされなければ、日本とロシアは平和条約を結び、北方四島は戻ったはずなのです。(ネットで「五井野正・ あおぽ」で検索し、『あおぽ』のホームページで五井野正博士特別寄稿の記事から”北方四島は戻るはずだった!!”の記事を開いてください)。
そのことを、当時のロシア問題の関係者で外務省筋の友人、当時の真樹会の事務局長に述べたら、「そんな重要なことが日本でニュースになっていないとはどういうことか」と驚いていました。そうしたことからもわかるように、日本のマスコミは某宗教団体 (創価学会) からアメとムチで支配されており、某宗教団体 (創価学会) の会員たちがマスコミの社員や幹部として送り込まれているだけでなく、日本の政治家や官僚など隅々まで彼らに牛耳られているという現実があります。
(日本の某宗教団体 (創価学会) の政治的妨害で、日本は境界線だけ引いてくれればいいと逆提案をして、結局、北方四島返還も日ロ平和条約も反故(ほご)になってしまったという事実は、日本のマスコミ界では今でもタブーとされています。)
book 『今、知らなければいけない重大な真実を語るメジャーな人々 Vol1』
http://app.f.m-cocolog.jp/t/typecast/1275318/1293328/91560568?page=1
私は最終回見てモニョッた人間なのですが、何故自分がモニョッたのか原因がはっきりしなかったので
アクターズスクールっぽいところに俳優や歌手、アイドルを目指して頑張ってる
遙、凛、真琴、渚が居て、凛の提案で発表会か大会みたいのに4人で出て
それが最高のステージだったけど、凛が歌の勉強のためロンドンかどっかに留学したため解散。
しかし、高校になって既にダンスでそれなりに評価されてた怜をスカウトし
新生Free!として復活。しかし、怜は音痴だった…でも、努力してご当地アイドルの大会かなんかで
勝ち上がってついに地方大会決勝!これに勝ったら全国大会!ってなったら
凛が今活動していたグループの選抜メンバーから外されて個人での結果も散々、歌うのをやめると言い出す。
で、Free!の怜以外のメンバーが動揺、センターの遙が歌えないとか言い出す。
もうそんなこと言われたら、怜が凛にポジションを譲るしかない。で、譲る。
最高のステージ、再び!ルール違反!?そんなの関係ねぇ!!やっぱ初代Free!最高だぜ!!
もちろんグループは失格、でも新生Free!の絆もSMK48(鮫柄48)の絆も拗れていた初代Free!の絆も深まったぜ!
~終~
…なわけねーだろ!!
てめぇ、怜や怜ヲタの気持ち考えてみろよ!第一、SMK48の凛ヲタの気持ちも、新生Free!ヲタの気持ちも考えろよ!!
(どうでもいいですが、Free!はSPEEDをイメージしました)
「ハルちゃんのソロが終わった後ステージ上でハルちゃんに抱きついて泣いてて可愛かったー!」
なんて書き込んだら炎上どころじゃありません。もう担降り祭り、リムブロ祭りですよ
Free!のメンバーも続々とブログに意味ありげに「皆さん、すいませんでした。怜、ありがとう」みたいなことを書くのです。
そして怜ちゃんがブログに
「応援してくださっていた皆様には本当に申し訳ないことをしました。でも僕は後悔してません。
これはFree!が本当のFree!になるために必要だったことです。」なんて書いちゃうんですよ。
で、5人での写真を掲載するんですよ…
と、ここまで妄想して何故か勝手に自分の中で昇華しちゃってるんですが
結局、私が言いたかったのは、
いくら追い込まれてても替え玉なんて普通しねーし、第一するにしてもちょっとは考えろよとか
なんか来年も…みたいな雰囲気になってるけど不正しちゃったから来年は無理だろうし、再来年は真琴と遙いねーよとか
テメーら運良く次の大会出られて1位じゃなくても最高の景色見れなくても「やっぱ怜じゃ…」なんて絶対思うんじゃねーぞとか
色々あるんですがまとめて言うと
「視聴者なんて関係なくピッチピチの男子高校生が短く儚い青春に自分たち中心の世界で色々やっちゃうアニメが見たい」と思ってたが
ホント、女は面倒くさい
性の乱れ。その言葉が使われ始めた頃はまだ眉をひそめる程度で済んでいたが、若年層の性病感染者が20%を超えるまでに蔓延し、深刻な社会問題となった頃にはもう手の打ちようがなくなっていた。性教育の時間を学校教育に組み込み、性病の危険性、コンドームの重要性などをいくら説いても効果はあがらず、女性団体などの批判を押し切って前世紀の遺物であるかのような、純潔や貞操の価値を、性教育の時間だけではなく道徳、国語の時間を使ってまで重点的に教えてみても感染者は増え続け、それどころか、学校が推し進める価値観はつまらなく、カッコわるく、ださいものであるとされたため、むしろ性に奔放であることがカッコいいという考えにハクをつけるような結果となり、逆効果であるとさえ言われた。
打つ手はなくなり、もう規制するしかないとまでなった時、ひとつの法案が施行された。今までの対策と比べると地味で、目立たず、何のためにそんなことをするのかわからない、そんな法案だった。それが国家試験「処女認定試験」の制定等を含む、通称「処女認定法」だった。当初はほとんどの女性が受験せず、それどころか多くの女性からの激しい非難に晒されていた。しかし状況はまず見合いの現場から変わり始めた。処女認定資格保有者の見合い成功率が目に見えて高くなっていた。ほとんど同じ条件の中でも保有者の成功率が非保有者の倍近くになり、今までは最高ランクと見なされていたグループの非保有者よりも、数ランク下の保有者から先に成功していった。結婚にもっとも有利とされる条件が変わっていた。すると、今まで冷ややかな目で見ていた処女の女性たちも受験し始め、合格するとまたたく間に見合いに成功していった。
それが世間に認知されていくと統計にも変化が現れ始めた。総務省の調査では3年後には早くも減少の傾向が見られ、15年後には性経験の有る未婚者の割合が半減した。処女認定資格で純潔が可視化されることにより、結婚する女性のほとんどが保有者で占められ、非保有者は結婚自体が難しくなり、できたとしても数ランク下の相手がほとんどであった。ある見合い会社の調査によると保有者と非保有者の伴侶の平均年収の差は300万円を超えていた。
そのせいもあってか、15年以上前には一番多かった学生時代の性体験者数が激減した。それまでは処女の価値などないに等しかったが、処女認定試験ができて以来、結婚相手の生涯賃金にして1億近い価値が生まれたことによる、気軽な初体験を躊躇する女性の増加が主な要因とされた。
「あれから15年か」ひとりの処女厨が今年度の統計調査を眺めて呟いた。処女認定法案を中心となって作った男だった。男は統計を眺めるのが好きだった。自分が作った法案の与えた影響を実感するのが好きだった。そしてなによりも処女が好きだった。だから恍惚の表情で統計を眺めていた。あれから15年。必死になって働いてきた。非処女の半減。やっとひと仕事終えた心地だった。数だけではない。現実においても如実に成果は現れていた。ビッチをイイ女の条件として煽る女性誌などいまやひとつもない。どの女性誌を取ってみても純潔をオシャレでいい女の必須条件として喧伝している。
芸能界もひとり、またひとりと処女認定資格の保有を宣言することで、おおっぴらに保有を宣言しないものはファンが離れ、今では若い子みな保有者ばかりとなった。認定試験の厳格さは何よりも力をいれた結果、オリンピックのドーピング検査と並び称されるほどになったので、整形による偽装はもちろん、賄賂や替え玉、資格の売買等による、非処女の保有はまずありえず、詐称に関しても罰則を設けたのでその心配もない。処女厨の望んだ世界だった。だが相変わらず童貞だった。
音声合成DTM製品「VOCALOID2 CVシリーズ」の第二弾である「鏡音リン・鏡音レン」を用いて作られた一連の楽曲作品。詳しくは検索。
小説とか漫画とか劇化もされてるようだけどそっちはノータッチなので除外。なんか詳細設定とか山のようにあるらしいけどあくまで元動画とその歌詞に情報源を絞る。
前者はある国で暴政を敷いた愛らしい王女が革命によって倒されるまでのことを歌った歌、後者はその王女に仕えた召使いの視点から同じ一連の出来事を歌ったもの。
YouTubeとかに死ぬほど転がっているのでこの文章を読む人にはできれば聞いといてほしい。ネタバレを含むので。『悪ノ娘』から先に。
英語版ならEnnという人? が歌ってるやつの歌詞が好きだな。情報量が多くて。
身も蓋もない言い方だけど「売れてる」から。
ニコ文化が中高生とかOTAKU中心に大人気とは知ってましたが劇って。コミカライズくらいまではわからんくもないが劇。
ファンとはいえそこまでのめり込むほどか。何がそんなに優れてるっつーかウケてるのだろう、という話です。
「優れてるからウケてるんじゃねーよ」というお話はあるでしょうがまあそこはおく。ぶっちゃけ「優れてない」点はいっぱい挙げられるし。
たとえば物語終盤の交代劇とかバレねーわけねーからね常識的に考えて、とか。
・仮にも国のトップなんだから、立てるならもっとマシな影武者を立てるのが普通というもので、脱がした瞬間バレるようなのに気がつかないとか革命が総崩れしかねない。
いや史上の狂乱というのは往々にしてそういう熱狂が高じてもはや狂気〜みたいな面があんだろうことは否定しないけど、そんなの後世には物好きな歴史家とかにケツの毛までひんむかれるレベルまで分析されるのが当然なんだからさ。恥ずかしい性癖が伝わっちゃってる為政者が今どんだけいると思ってんの。読んでないけど正直小説版にはクビ落としてから替え玉と判った革命軍の偉いさんとか偽史として押し通してきた『召使』側の話を証明しちゃったアマチュア研究家とかが裏で始末されるドロドロとかがきっとあった! と信じている。三次創作。
・本物も見物に戻ってくんなよ。そこでバレたらすべてがガチで水の泡よ。危険すぎるだろ。
…とか、突っ込みどころはとってもたくさんあるわけなんですね。文化ルーツもしっちゃかめっちゃかだとかそもそも歌詞がちょっと拙いとかね。
にも関わらず、絶賛者とかいっぱいいる作品でもあるわけで。合唱とか英語版とかあって再生回数すごいし。
何がそんなに人を酔わせるのかしら。それがロマンスというものなのか。
いやねーだろ。これロマンスじゃないじゃん。中世の騎士物語とかほんのちょっぴり読んだことあるけどコレジャナイ感すごいじゃん。
三大悲劇って言われてるけど悲劇ですらねーだろと言いたい。少なくともwikipedia曰くの古典主義的・新古典主義的「悲劇」では絶対ない。
それでは「これ」は何なのか?
まあアレじゃん。ジェンダー界隈でいう性役割意識がどうこうとかあと男の娘ブームとかなんかそんな。
あとこれ国家の皮をかぶった家庭悲劇なんですよね。一種のセカイ系というか。
このお話は王家に生まれた男女の双子のうち女が王家に残されて(おそらくは凄い抑圧とか受けて)暴君になって、男はどっか養子とか?出されて召使いとして戻ってきたつーことになっていますが、男をイエに残して女はよそに嫁がせるつーのがどっちかというと鉄板ですよねこういうの。
「なんでそんなことになっちゃったの」というのはきっと小説版とかが政治の派閥抗争がどうのとかに絡めて辻褄つけてると思うのでおいといて、「よくこれでウケたな」ってーのをですね。
この作品は基本的にすごいストレスを(受けたくないに決まってるけど)受けなくてはならない人間が見るとツボに来るようにできてるんスね。
よく何かこう、最近の若者は〜的な文脈で、男が女っぽくなっただの女が強いだのと言われますよね。いや印象だけど。自分の観測範囲内の話だけど。観測範囲内でもいい加減下火っていうか言い古されて説得力がアレな言説だけど。
少なくともこの作中ではまさに男がやるようなことを女がやっているわけで、そこんとこのギャップがウケてるっていうのはあると思うの。
鏡音リンってキャラクタ的には妹系ってんですか? 笑顔がかわいくてドジで〜みたいな感じだと思うんだけど、それが女故子ども故の残酷さみたいなのを全力発揮してるあたりのギャップもあると思う。
そう、彼女は良い為政者ではない。聖母聖女は齢14で「お金が足りなくなったなら〜、愚民共から搾り取れ〜♪」なんて言わない。普通の女でも言わない。
彼女はむしろ聖女みたいな女に恋人取られたら相手の国ごと潰して復讐する程度にはやりたい放題の女のコ☆です。
しかもそのレベルの人格破綻者まで「最初は無垢だった、ホントは彼女は悪くない」的な補足が入るわけです。これもウケたツボだろう。
イエのあれこれとか人間関係でむっちゃ我慢とか強いられてるけど正直破裂したい、けど破裂したらあとが面倒だけど破裂したいけどあああああとか思ってる人間にはとてもツボ。
破裂したい人間がなぜ破裂しないかって、破裂すると崩壊するナニカがあるわけで、この王女の話は破裂してナニカを崩壊させてしまったってことなので「ああ、あんな風にならないためにも我慢がんばらなきゃなー」とか、「私がしてきた我慢は正しかった!我慢しなきゃああなってた!ざまあwww」とかいろいろと解釈できて美味しい。
それだけなら単なる破滅劇なんだけれども、これを悲劇にするのが王女と対になる召使いの存在ですね。『悪ノ召使い』は『娘』よりもあとに発表された作品ですが、何千回単位だった再生回数を100万くらいまで押し上げたらしいっす。
「顔の良く似た」召使いは(内緒になってんのか知らんが)召使いってことになってるが王女と双子です。これをまず物凄く突っ込みたい。王家の血縁が人に使われる側に回ることのあり得なさとか。でもまあそれはいい。
召使いは破裂しそうな王女のそばであれこれ世話を焼くわけです。王女の命令なら惚れた相手も暗殺してくる。それくらい自分を殺している。
ある意味王家という枷つけられてる王女と完全に同類なわけですが、召使いはそれほど人格破綻してないというか暴君的な方向に爆発しそうではない。
彼には「王女のため」という大義があるからです。彼が背負っても良かったモノを彼女に背負わしたら歪んでしまった、王女がこんななってるのは彼にも責任がある。
だからその責任を果たすためなら、ほんのちょっぴりの「自分」も捨てられる。盲目的に尽くせる。
完全に「家庭なるもの」の中で板挟みになるガキそのものですね。あとほんのりとした近親愛。これがツボをつく。
オチはもうその最たるものですね。自分を殺して殺して殺して…の召使いは本当に自分を殺してしまう。王女はその代わりに助かる。
要は例えば機能不全気味家庭のお子様らには神話のように美しい物語だということですおわり。
鏡音リン・レンなるソフトは作中やファン間でも双子ってことになってますが公式的には「鏡に映るもうひとりの自分」的な感じではっきり双子ではないらしい。
というのもなんかこう、意味深ですね。
怖ェなーと思うのがこの作品が世界規模ですごい再生回数稼いでるという事実。
機能不全家庭の子どもにばかりウケてるわけじゃねーとは思うが、でも例えば上で述べたような「この身代わりはあり得ねーだろ常考」みたいな意見はたぶん野暮としてブーイング浴びるだろうし、きっと小説版あたりで「そうするしかなかったんだよ…」みたいなことが切々と説かれていたりして要するに反論として封殺されることが明らかなわけです。
実際には例えば召使いの行動として「二人で一緒に逃げる、最後まで王女のそばにいて守り通す」みたいなのがあっても良かったはずだし一昔前なんてそれで逃げ切れなくて死んじゃってーみたいなのが悲劇のテンプレ化してたような時代があった気がするんですが、そうならない。
何というか、すごい絶望的で、しかもその絶望が絶望のまま肯定されて同類間で共有されてる感がする。
そういう方法で絶望が連鎖して伝播しているような感じがするのです。
漫画家のとり・みき氏の言葉(の引用の引用)だけど、こういうのがある。
人が涙を流すのは必ずしも作品の出来とは関係がないのだ、と。
かつて自分が何かに感動した時にできた涙腺回路のようなものが頭の中にはあって、そこにピタリとはまるような場面だの言葉だのを見聞きしてしまうと、涙というのはどうやら自然に流れる仕組みになっているらしいのである。歳をとると涙もろくなるというのは、つまりそういう回路のパターンが増えているからではないか。
個人的にこれは結構ガチだと思っているんだけど、一点だけズレてる部分がある。
ここで書かれてる涙腺回路の起動スイッチである「感動」っていうのが、自分個人に限っていえば何か崇高なものに触れて心を動かされたとかではなくて単純に傷つけられたときのことを指すようになってんのね。
つまりこの文章に則って言うと、自分はある一定の場面とか言葉だのを見聞きしてしまうと自動的に繰り返し繰り返し傷つくようになってしまっている。
恐ろしいことなんだけれどこの「回路」が結構強固で、俺はこいつを潰しておかないと日常生活が送れないっていうレベルでいろいろと不便。具体的にいうとAED講習で実際の救命現場の録音(子どもが突然心停止して倒れたそばで手当てする人とか救急車呼ぶ人とかその子の名前を狂ったみたいな大声で必死で呼び続ける母親の声)聞いたときとか、アレ本当は命が助かる感動的な場面のはず(「とりあえずはもう大丈夫です」まで録音されてたはず)なんだからすごくイイ話だと理屈では思うしわかってるんだけど生々しいやりとりそのものがあまりにもショッキングでしばらく「親子」みたいなキーワードで突然ぼろぼろ泣くようになって本当に困った。もうすぐ一年になる例の津波関連も未だにいろいろな場面でダメージ。直に被災したわけでもないのに。
閑話休題。
だから例えば映画とか小説なんかで「泣ける」みたいのを売りにしてるのは基本見ない。
そういう作品は大体が回路起動ツボを外していて(かつ、他の例えば大爆笑回路の起動とかには結びつかないので)白けるが故に、そしてごく少数の作品は客観化が十分でツボ自体から適切に距離を取れるが故に、涙腺回路起動までに結びつくことは滅多にないんだが、それでも見ない。
何が楽しくてそんな自傷行為をせねばならんねん。
でも例えばナイフは指を切るだろうとかわかるけど、この作品で泣くようになるだろうとか普通は読んだり聞いたりするまではわかんないわけじゃん。
で、『悪ノ』シリーズも回路の起動スイッチになってしまったので、困ったなー。と思っている。前述の録音ほどの威力はないしもうだいぶ整理して削いだんだけども未だに人前ではこの曲聞けねえ。
あの召使いの台詞で泣かねー奴は人じゃねーみたいなコメントが動画についていたりして、それを「気持ちはわかる」と思ってしまう。
気持ちはわかるけど、実際問題召使い馬鹿だし王女も馬鹿でみんな馬鹿すぎて救いようがないと思う。「崇高なものが犠牲になる」みたいな楽しみ方は視点が狭すぎて阿呆だと思う。
いろんな人が感動してファンになって翻訳とかされてるのはわかるけど、作品としては全然優れてないと思うのです。
他の作品と比較してどうとかではなく、あの物語自体にもっと洗練の余地があるということ。
そして洗練されるとたぶんあれは悲劇オチ(と取ってつけたようなハッピーエンド後日談)じゃなくてちゃんと喜劇にもなれたはずだなー、悲劇にしてももっとレベルの高い悲劇になれたはずだなーと思うということです。
「物語の洗練」を。
機能不全家庭の傷なめ的なものでなくて、もっとちゃんと救いとか絶望とかが欲しい。
具体的にいうとこのネタで小説でも書いてそれで旅行のためのおこずかいとか稼いでみたいんだけども、まあおこずかいにならなくてもいいから二度と回路起動スイッチにこのネタで手を触れられる奴がいなくなるように自分でパテを塗っておきたい、そのために小説を練ってみたい、ということでした。
すでにやってる人いるけどねそれ。舞城とかね。でも最近なんか舞城も振るわないっていうか、「その先が欲しいんだけど!」みたいなあたりで止まっちゃってる感するからね。ジョジョノベライズ期待してます。
授業をするにあたって、
皮剥き器を買って、使い方を身につけろ!
どういうことかというと、
「授業ではわかるんだけど、自分で解いてみたら、解けなかった」
そういう経験あるでしょ?
授業を聞いて、先生の解き方を聞いて、
「たしかに解けた!」ってなっても、
たとえ話をすると、こういうことです。
「人参の皮剥きはめんどくさいわよねー」
という話から始まって、
あるところで、
「ちょっと奥さん!」
と、こうくるわけです。
「この皮剥き器を使えば、あっというま!」
ね、実演するわけ。
で、お客さん、「うわーすごーい。簡単に皮が剥けた!」となる。
で、お客さんは、皮剥き器を欲しくなって買うわけじゃないですか。
でね、でね、話し戻すよ。
授業で、先生が「こういうふうに考えると、解けます」となったときに、
あなたたちが「うわーすごーい。簡単に問題が解けた!」となったら、
「こういうふうに考えた」
「こういうやりかたがある」
「背景となっているのはこういう知識」
という部分ですよね?
問題を解くための道具ですよね?
その道具の使い方ですよね?
それを持って帰らないで、
ただ「簡単に問題が解けた!」っていう
結果だけ持って帰ったら、どうなりますか?
それってさっきのたとえ話でいうと、皮剥き器の通販なのに、
値札ついてるものが商品だもん。
値札もついてません。
授業の時にね、君たちは、
ついつい、結果の方に目を奪われて、
「解けた!」ということに満足しちゃったり、
あるいは
「うわー間違えてた、ショックー」
みたいな部分に囚われたりしてね、
「どうしてこういう考え方をしたのか」
というね、
皮剥き器を買って、使い方を身につけろ!
ってことです。
ちゃんと、自分で使ってみないと。
同じやり方で、自分で問題を解いてみる。
商品買っただけで満足しちゃうってのは、
ちゃんと、自分でやってみて、使い方も身につけてください。
でね、
もうちょっと広い視点の話をすると、
点数がすべてなんです。
どういうふうにやるのか?
どうしてこうするのか?
ね?
僕らが自分の意志でもって変えられるのは、
いやね、剥き終わった後の人参を買う、結果だけ手に入れる。
確かにね、例えばレストランで食事するってのは、
食事という結果だけ手に入れてるわけだし、
誰かにやってもらって、
その成果を自分が使って、
でもね、もう言わなくてもわかってるでしょ?
まさか、君たちはそういうことを望んでるわけじゃないでしょ?
「こういう知識が必要です」とか
「これこれこうなので、こういう方針で解いていきます」とか、
いいですか?
皮剥き器を買って、使い方を身につけろ!
これを意識して授業に望んでください。
最近になって本格的に悩み始めている二十代中盤。
胃腸がよわいというのにも色々あると思うけど、
自分の場合、ただ消化が遅い。(ストレスですぐ痛くなるとかは全然ない)
昼にステーキとかこってりしたラーメンとか重いものを食べると、
ほぼ間違いなく翌日まで、下手すると翌日の夕食くらいまで、もたれた感じが続く。
夜に食べれば、数時間は寝付くのが遅くなる。(だから普段は夜は軽めにしている)
大学時代までは、体質だからしょうがないと諦めていた。
たくさん(たいていは常人の一人前の範囲内)食べた翌日はぐったりしててもしょうがない、
と思ってなすがままにしていたけれど、最近はもうそんなことも言ってられない。
付き合いなどで食べ過ぎることはどうしてもあるし、
そのたびに作業効率が落ちるのは避けたい。
対応策として今のところやってるのは、
・予期できる食べ過ぎの前には薬をのむ(促進効果のあるほうの胃腸薬。合う薬はまだ探索中)
・食べ過ぎた日かその翌日の夜は必ず、それ以外もできるだけ、プールで泳ぐ(習慣付けておくと、急に食べ過ぎたときも対応しやすい)
・普段の食事の量を多すぎず少なすぎずにコントロールする(経験上、普段が少なすぎると、多いときのショックがでかい)
障害者と思う、というのは案外効いていて、
自分の消化器は、性能が足りないからそれを補う何かが必要だということで、
多少面倒くさいこともやる気になる。
実際、ラーメンの替え玉をじゃんじゃん付けるような人を見ていると、
それくらい内臓の性能に差があるような気がする。
性の乱れ。その言葉が使われ始めた頃はまだ眉をひそめる程度で済んでいたが、若年層の性病感染者が20%を超えるまでに蔓延し、深刻な社会問題となった頃にはもう手の打ちようがなくなっていた。性教育の時間を学校教育に組み込み、性病の危険性、コンドームの重要性などをいくら説いても効果はあがらず、女性団体などの批判を押し切って前世紀の遺物であるかのような、純潔や貞操の価値を、性教育の時間だけではなく道徳、国語の時間を使ってまで重点的に教えてみても感染者は増え続け、それどころか、学校が推し進める価値観はつまらなく、カッコわるく、ださいものであるとされたため、むしろ性に奔放であることがカッコいいという考えにハクをつけるような結果となり、逆効果であるとさえ言われた。
打つ手はなくなり、もう規制するしかないとまでなった時、ひとつの法案が施行された。今までの対策と比べると地味で、目立たず、何のためにそんなことをするのかわからない、そんな法案だった。それが国家試験「処女認定試験」の制定等を含む、通称「処女認定法」だった。当初はほとんどの女性が受験せず、それどころか多くの女性からの激しい非難に晒されていた。しかし状況はまず見合いの現場から変わり始めた。処女認定資格保有者の見合い成功率が目に見えて高くなっていた。ほとんど同じ条件の中でも保有者の成功率が非保有者の倍近くになり、今までは最高ランクと見なされていたグループの非保有者よりも、数ランク下の保有者から先に成功していった。結婚にもっとも有利とされる条件が変わっていた。すると、今まで冷ややかな目で見ていた処女の女性たちも受験し始め、合格するとまたたく間に見合いに成功していった。
それが世間に認知されていくと統計にも変化が現れ始めた。総務省の調査では3年後には早くも減少の傾向が見られ、15年後には性経験の有る未婚者の割合が半減した。処女認定資格で純潔が可視化されることにより、結婚する女性のほとんどが保有者で占められ、非保有者は結婚自体が難しくなり、できたとしても数ランク下の相手がほとんどであった。ある見合い会社の調査によると保有者と非保有者の伴侶の平均年収の差は300万円を超えていた。
そのせいもあってか、15年以上前には一番多かった学生時代の性体験者数が激減した。それまでは処女の価値などないに等しかったが、処女認定試験ができて以来、結婚相手の生涯賃金にして1億近い価値が生まれたことによる、気軽な初体験を躊躇する女性の増加が主な要因とされた。
「あれから15年か」ひとりの処女厨が今年度の統計調査を眺めて呟いた。処女認定法案を中心となって作った男だった。男は統計を眺めるのが好きだった。自分が作った法案の与えた影響を実感するのが好きだった。そしてなによりも処女が好きだった。だから恍惚の表情で統計を眺めていた。あれから15年。必死になって働いてきた。非処女の半減。やっとひと仕事終えた心地だった。数だけではない。現実においても如実に成果は現れていた。ビッチをイイ女の条件として煽る女性誌などいまやひとつもない。どの女性誌を取ってみても純潔をオシャレでいい女の必須条件として喧伝している。
芸能界もひとり、またひとりと処女認定資格の保有を宣言することで、おおっぴらに保有を宣言しないものはファンが離れ、今では若い子みな保有者ばかりとなった。認定試験の厳格さは何よりも力をいれた結果、オリンピックのドーピング検査と並び称されるほどになったので、整形による偽装はもちろん、賄賂や替え玉、資格の売買等による、非処女の保有はまずありえず、詐称に関しても罰則を設けたのでその心配もない。処女厨の望んだ世界だった。だが相変わらず童貞だった。
何時行くかが問題であったが、ついに行ったようである。で、早速金正日らしき人物と面談したという報道があるのだが、やっぱり今の金正日は替え玉だったようである。本人だったら現大統領の親書を渡し、替え玉だったら口頭でメッセージを伝えるというのは替え玉が疑われる人に親書を運ぶクーリエならば普通の手法である。あるいは、正式な外交使節ではない為に本当に親書を持っていないという可能性もあるのだが、だとするとアメリカとは完全に無関係な一個人としての行動という事になる。
これをアメリカの正式な外交使節であったとデコレーションして、二国間対話を既成事実化するかどうかという点に興味が移る。今後は、後継者とされる金正雲と面談するかどうかであろう。
金正雲が正式な北鮮の統治者であるというお墨付きをアメリカによってつけさせるのは、金正雲とそれを支える北鮮の中枢にとって、重要な選択肢の一つとなっている。というのも、替え玉を使ってでも金正日を生存させている事にしなければならなかったのは、継承を中国に蹴飛ばされた為であり、後継者金正雲の冊立を、どこかの有力国に認めてもらい、後ろ盾になって貰わない事には、どうにもならなくなっている為である。
後継者金正雲の冊立には、当然、費用がかかる。北鮮人民に慶事であると認識させなければならないのだが、その為の物資にすら困窮しているのが北鮮の現状である。冊立の後ろ盾になるということは、その経費を負担するという事であり、北鮮を衛星国として認め、その内政を金正雲に委ねるという事になる。中国が蹴飛ばすのは、当然と言える。
中国に蹴飛ばされた北鮮は次のターゲットとしてアメリカを狙う事になる。ハワイに原爆を打ち込むという恫喝は、泣き付くと足元を見られるので、恫喝して交渉を少しでも有利にはじめようという狙いだったのであろう。
まかり間違っても南鮮に冊立の手助けを頼む事は出来ないし、ロシアも散々コケにしてきたから泣きつけない。そこで、アメリカという話になる。
金正雲の後ろ盾にアメリカがなる可能性は無いとは言い切れない。ただ、そうなった場合、騙す方よりも騙された方が悪いという特殊な道徳を持つ中国ですら断った北鮮である事から、KEDO合意同様に騙されて終わりという結果になる。
増田は、本来は、
「ネームを隠して、言いにくいことを本音トークする」
「隠れた使い方もあるんだな」ということが、最近「実験」して、わかった。
実はこのネタを、自分が管理する掲示板やブログに先行投稿している。
自BBSへの投稿・・・
http://6506.teacup.com/0120320354/bbs/10105
増田への投稿・・・
http://anond.hatelabo.jp/20090619004859
自BBSへの投稿・・・
http://6506.teacup.com/0120320354/bbs/10140
増田への投稿・・・
http://anond.hatelabo.jp/20090622211933
自ブログへの投稿・・・
http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20090624
http://star.ap.teacup.com/0120320354/25.html
増田への投稿・・・
http://anond.hatelabo.jp/20090624200745
自ブログへの投稿・・・
http://d.hatena.ne.jp/itarumurayama/20090701
自BBSへの投稿・・・
http://6400.teacup.com/0120320354/bbs/2573
増田への投稿・・・
http://anond.hatelabo.jp/20090701195134
※ネタ4の投稿時刻をチェックいただければ、このネタが当方発案のネタであることが
おわかりいただけると思う。
一方、ネタ3とネタ4については、顕名はてダと増田(匿名はてダ)に
マルチ投稿している訳だが、顕名はてダの方は、全くリアクションを受けなかった。
要は、アルファブロガーでもない人は、自身のブログで何を主張しても、
視聴者が不在なんだから、何の影響力も持ち得ないのである。
しかし、増田(匿名はてダ)であれば、一定の「視聴者」が存在しているので、
質の高い内容を投稿すれば、一気に注目される可能性があるのである。
つまり、
「腕はあるが知名度がないブロガーは、
顕名投稿でも問題ないようなネタであっても、あえて視聴率が高い増田に投稿した方がいい」
のである。
そもそも替え玉用意するくらいなら、呼ばれても無視して行かないってのを選択するんじゃないだろうか。
過料なんて紙切れ一枚送られてくるだけでしょ。
強制的に徴収するのは相当手間なんじゃないの?
微妙な質問の場合、本人ですらすらすらと答えられない可能性がある。
そういう場合、仮に替え玉じゃなく「本人」の場合でも
「あなた替え玉ですね!裁判員法違反ですね!!過料ですよ!!!」と
手間かけて出廷した候補者の心証を悪くする言動を、裁判官がするかどうか。
おそらくしないと思います。
というか、最高裁も、完全に国民にそっぽを向かれている現状では、
「替え玉の可能性を追求して候補者の心証を悪くして、出廷率をますます下げる」よりは
「多少替え玉が紛れ込むことは覚悟の上で、候補者の心証を良くする(ことにより出廷率を上げる)」
方に動くと思います。
サラ金の場合は「本人確認を厳しくして借り入れが減ってもやむを得ない」と割り切ることができますが、
国は「本人確認を厳しくすると、制度への支持率が下がって、裁判員候補者(補充入れて9名)の
出席すらおぼつかなくなる」わけにはいかないのです。
本人にしかわかりえない質問って、何ですか?
住所氏名生年月日性別以外の情報を、地裁は持ち合わせていないはずです。
それとも、市町村とか税務署から、家族状況とか年収とかの情報を聞き出しているのでしょうか?
なので、「替え玉」に対して、住所氏名生年月日を教え込めばいいだけです。
まあ仮に、家族に関する質問を受けたとして、しどろもどろの答えをした場合、
「替え玉と疑われる」のでなく、「若年性認知症、ないし知恵遅れ」と
思わせて「候補者から外す」ように仕向ければいいのかも。
★★この話はフィクションです!!★★
8月13日 朝日新聞
裁判員裁判第二号となるさいたま地裁の殺人未遂事件の法廷4日目で、
「与野市の41歳男性」として裁判員として出廷していた男性が、
法廷で「実は自分は裁判員候補者に身代わり出廷を頼まれた替え玉だ」と
「告白」し、法廷が大混乱に陥った。
さいたま地裁では、この裁判の審理をやり直すことを検討しているが、
裁判員の変更も含めて検討する。
しかしただ単に呼び出し無視するだけでは、制度自体を葬れないと思い、
効果的に制度を混乱させ崩壊させることを狙った」と
その意図を説明した。
「対策として運転免許証などの写真付身分証明書の提示を求めることが考えられるが、
免許を持っていない候補者がいる以上、身代わり出廷を見破ることはできない」と
「対策が打てない状態」であることを認め、
「今後このような身代わり出廷が増えるのではないか」と懸念している。
どの程度を持って衣食住が足りてるかと判断するかによるよね。
別に平均寿命50歳でもなんとかなるっちゃあなんとかなるからね。
人口だって800万人もいればいいだろうし。
絶滅するほど衣食住が足りないなら、それはそれで一つの運命でしょ。
絶滅するほど衣食住が足りなくなる状況はなかなか想像できないけどね。天変地異とかはあるかもしれないけど。
他人の力で生き延びるより自分の力で死ぬ方を選ぶよ。おれはね。他人がどうかは知らない。
他人の魂がおれに乗り移って、おれの人生の続きを生きる時、それをおれは生き続けてるとは言わない。
替え玉受験で合格しても、それはおれの合格じゃない。おれは自分の力で不合格になるよ。
ただ他人になってまで生き延びたいだけならよそでもできるからよそでお願いって運動をするかなあ。
それが50年後か100年後かわからんけどさ。
子曰く、「北風がバイキングを作るので、ノルウェーに引っ越すのじゃよー。」『何が?』答えて曰く、「呼吸って大事じゃノー、波紋スキー。」
ドラえもんの主題歌の中に、「空を自由に飛びたいな」「ハイ、タケコプター」というやりとりがある。ドラえもんが自分の部屋の押し入れで寝ている場合は彼を叩き起こしてポケットから出せと脅すだけでいいが、現在のところ家庭での猫型ロボットの普及率はあまり高くないので、ヤツはいない。
じゃあ、彼の助けを借りずにやってみよう。
でも、 「空を自由に飛びたいな」とふと思い立ち、2秒後にベランダから落下してみた場合、飛行に成功する確率はゼロだ。そんなふうになんとなく思い立ったことを即実行すると、大抵は失敗する。
では、「空を自由に飛びたいな」というのに、「来週までに」「ご予算10万円くらいで」という二つの条件をつけた場合はどうだろう。比較的簡単に達成できる。パラグライダーや気球をレンタルすればいいのだ。スカイダイビングをできるところもたくさんあるから、それらを利用すればいい。金がなければバイトでもして10万くらいすぐ貯まる。サラリーマンなら節約するかボーナスまで待つか、ボーナス無きゃ残業。今の職場が薄給とかサビ残なら転職。そんな風にして資金は用意できたとしよう。金が用意できて、お手軽レンタル飛行を実行しても、あまり「自由」には飛べないかもしれない。普段から慣れていないと使用する機材がそこまで思うように操れないし、思い立った内容が「鳥のように背中から羽をはやして空を自由に飛びたいな」とか「タケコプターで空を自由にとびたいな」とかであれば、10万円の予算と1週間の期間では達成できない。足りない。
最近ヒマなので、机の前に結構長い時間座っているから何となく理解しつつあるんだけど、近い将来にドラえもんが引き出しから出てくる可能性は低そうだ。そもそも俺の机、引き出しついてないし。IKEAに行って引き出しのついた机でも買ってこようか。でもやっぱりIKEAにいくのに着ていく服も無いので、彼から道具を借りて空を飛ぶのはあきらめた方が良いかもしれない。IKEA通販やってないし。
でも、もし路上でその辺を歩いてる富豪がトラックに載せた現金の山を俺にくれたら状況は変わると思う。もし予算が500億円くらいあって5年くらい開発期間を設けられれば、タケコプター的なものは作れるかもしれない。あそこまで小型化するのは大変だろうから、金だけあっても開発時間が十分に取れなければタケコプターの製品化は難しいと思うけど。
同様に、今すぐ背中から羽をはやして空を飛ぶことはできないけど、予算と時間があればそれは可能かもしれない。五分後に自力で鳥のように空を自由に飛びたくても、今すぐ超能力とか変身能力に目覚めない限り不可能だけど、50兆円予算があって時間も30年くらいかけてよければ、遺伝子操作とかそういうのでなんとか背中から羽をはやしての飛行は実現可能かもしれない。その技術が完成すれば好きなときにベランダから飛び出していくらでも空を飛べるはずなので、今のところ、ふと思い立ったときにベランダから飛び出してみる必要性は感じられない。
金が足りない場合も、時間をかければある程度は解決可能。逆に、金があっても時間をかけなきゃ結果は微妙。
予算と時間を増やせば成功率は上がる。じっくり準備すれば、少しはマシな結果が出る。
だから、今すぐ何かを変えようとせずに、じっくり準備しながらやったほうがよくね?みたいな話をしたいんだけど。
時給1000円のバイトで2000時間働けば、200万円が得られる。一日8時間バイトしたとして、一週間で40時間、一ヶ月で160時間、12ヶ月で1920時間だから、だいたい一年間ずっと時給1000円のバイトではたらけば、200万くらい稼げることになる。1920時間だとちょっと足りないから、残業したり、土日とか連休とか正月とか人の足りてないときに働けば、年収200万に届く。それを5年間繰り返せば、一万時間働いたことになり、一千万円が貯まる。実際は生活費や税金や無駄遣い等で、貯金できる金額はもっと少なくなるけど、時給1000円で8時間を週五回勤務だと年収200万。残業をものすごくがんばったら年収300万くらいはいけるかもしれないけど、一般的な一部上場企業のサラリーマンと同じだけの金を得るのは難しそうだ。
自給1000円で一年間働いても、年収は200万から300万。
時給1000円で年収1000万を稼ぐには、年間一万時間働かなければならない。一ヶ月に833時間だ。この計算だと、毎月30日間、一日に27時間ちょっと働かなければならない。一日は確か24時間しか無いので、時給1000円のバイトだけでで年収1000万を稼ぐのはかなり困難だと言える。5分後に背中から羽が生えて空を飛べるっていうくらいは難しそうだ。
時給千円のバイトだと5年間かかる一千万円という金を、一年間で稼ぐ人もいる。また、年間数億円稼ぐヤツもいる。そんなに差が出る理由は、そいつらが時間あたりの賃金をできるだけ高くするために、事前に時間をかけているからだ。
イチローは毎日何時間も何十年も練習しているから打てる。だから稼げる。弁護士とか医者は時間をかけて国家試験を通過しているから稼げる職種についてる。Googleで働いてるような凄腕プログラマーは、子供のころからプログラムばっかやって腕を磨いてるから、稼げる。そういうやつらは、人生のすべてをひとつの職種にかけているんだから、稼げるのも当然かもしれない。
人生丸々時間をかけてその仕事についてるやつじゃなくても、サラリーマンでもそんなに違わない。エリートサラリーマンとか、勝ち組サラリーマンとか、そういうやつらだって、事前に時間をかけているから他の人より稼げるんだ。将来高給取りになるために受験勉強をがんばったりやらされたりして、いい学校をいい成績で卒業し、人より多めに給料をもらう。事前に時間をかけているから、多めに給料がもらえる。
だけど、エリートというのは、イコール能力のある人間じゃない。ただ我慢ができるというだけなんだ。
学歴が就職時や転職時にに重視されるのは、何の役にも立たないことに時間をかけて努力できる人物であるかという証明になるからだ。
学校に毎日通うことにどれだけ意味が無いかは、通っていた経験者なら誰でもわかる。つまり、ほとんどの人は義務教育を受けているから、わかる。学校の勉強なんて、マジで本当につまらないし、社会に出てからは役に立たないよ。
でも、なんでみんながそれやってるかっていうと、社会人になってからの仕事も、学生時代の授業とかわらない、マジで本当につまらない、何の役にも立たないことだからなんだ。会社の人事とか社長とかは、自分の会社の仕事がいかにつまらないかよく知ってるから、それに耐えて働いて、ある程度成果を出してくれる社員をほしがる。だから、学生時代に、きちんと授業に出席したり、いい成績を取ったりしたやつのほうが、つまらない仕事に耐えられる人間なんだって証明できるから、いい会社がいい給料を払ってくれる。普通の学校も普通の会社も同じ。つまらなくてどうでもいいことを、所定の時間我慢して席についたり、テストや課題で他の人よりいい点を取れば、それが評価されるんだ。だから、学生時代に時間をかけて、我慢するスキルをつけたヤツが優先していい給料をもらえる会社に入れる。
10年間、センター試験で満点を取るべく、毎日15時間くらい勉強し続ければきっと東大だって楽勝だ。けど、大抵は高校の3年間、もしくは浪人をプラスしても3年か5年くらいで解決しなければならない。
自分ひとりで現役で東大に合格するやつは、特に頭がいいというわけではなく、毎日、毎週、効果的な勉強を3年間続けることができただけだ。東京大学に入るという問題を、じっくり時間をかけて解決しただけだ。
勉強する時間が足りなかったり、自分で効率的な勉強法を活用できなくても、カネをかければ効率的な勉強法が手に入り、勉強時間を減らすことができる。Z会や進研ゼミなどの通信教育、塾、家庭教師などの学校外での受験対策。カネをかければどんどん効果的な勉強方法を使うことができる。極端にカネをかけた解決法の一例として、面接官を買収とか替え玉受験があるが、そこまで横着してかける時間を削ろうとすると、逆に失敗する確率も高くなる。また、どれだけカネをかけてどんなに効率がいい勉強方法を使っても、一日三十分しか勉強しなければ東大には入れないだろう。受験などはカネをどれだけかけるかよりも、継続して効果的な勉強が十分な時間をかけてできるかどうかが鍵だ。
就職の時も、十分に時間をかければどこかしらに引っかかる。10社面接を受けるより、1000社受けたほうが内定をもらえる可能性は上がるだろう。しかし、まったくカネをかけない場合は?1万円しか予算がない場合は、履歴書を買ってインスタント証明写真で写真を撮ったら交通費くらいしか残らないから、1000社も受けられない。また、身なりを整える金がなければ合格率は下がるだろうし、数を受ければそれだけ交通費もかかる。
100万円予算があった場合は?十分にこざっぱりとしたスーツを買え、靴、かばんなども良い物が買え、散髪してさわやかに見せることもできるだろう。地方に住んでいなければ、きっと1000社受ける分の交通費くらいは出せるだろうし、朝早くの面接も前日に現地近くに宿泊したりして余裕を持って出かけることが可能だ。
時間と金をかければ成功率は上がるけど、ものすごくがんばっていい学校に入ったりいい会社に入ったりしても、生涯所得では数億円の差が出るだけ。たったそれだけ。
他のやつらと同じ事をやっているから、苦労の割には分け前は少ない。もっと稼ぎたいなら。もっととんでもない成功を目指したほうがいいかもしれない。
とんでもない大成功をする人というのはたいていドロップアウトしている。一代で富を築いた人、カネじゃなくても、世界を変えるような大発見をしたような人は大抵そうだ。Appleのステーブジョブス、大学中退。Microsoftのビルゲイツ、大学中退。Goggleの創業者は二人とも大学院を中退している。ライブドアの堀江さんだって、途中でくだらない連中に嫉妬されて疑獄に絡めとられなければ、中退して成功した人々に数えられていただろう。
そういう有名なビジネスマンじゃなくても、自分の周りにいる成功者は中卒、高校中退、大学中退、就職してすぐ退職、事業をつぶしてホームレス経験あり、浪人歴あり、無職歴あり、などの、ドロップアウト経験者が多い。会社を退職して起業した奴らも、自ら安定した人生を捨ててレールから外れる決意をした離脱者だ。更なる成功を願い、人とは違う道を行けば、飛びぬけた結果を出せることだってある。可能性は低いけど、その分勝ったらものすごく報われる。
エリートサラリーマンを考えてみると、それまでの人生で一度もドロップアウトする勇気が持てなかった彼らは、現状から逃げ出す能力が無い。現状を変える能力が無い。優秀な手足にはなり得ても、集団を牽引する能力が無い。
全くレールを外れずに生きても、生涯所得で数億円の差が出るだけだ。数十億円以上の生涯所得の差や、何兆円にも勝る人生経験を得るには、他のやつらと同じことをやってちゃだめだ。
たった数億円の生涯賃金のために、自分の人生を無駄にするな。大勢で混雑している一般道から外れて自分の道を行け。
60歳を超えた普通の老人をランダムに選んで突然5億あたえても、家族のために残すとか、孫をいい学校に入れるとかに使いたいと思うくらいで、自分のためには特に有効な使い道が無いだろう。年取ってから金持ちになって、若い頃そのお金があったならと悔やまない人がいるだろうか?
周りのみんなが疑いもせずにやっているような何かに我慢できなくなって途中で放り出したことのある人間は、それだけで既に逃げ出さなかったヤツより才能がある。周りが何となくやっていることを、やめた方がいいと疑う能力があるからだ。みんなが赤信号をわたっているのに気づいたら、渡るな。そのほうが安全だから。周りがゆっくり動いているのに気づいたら、急げ。そうすれば人を制すことができる。
現状に不安を抱いて離脱する勇気があった人間は、何かで成功する可能性を秘めている。
失敗する可能性ももっと秘めているけど、とんでもなく成功したかったら、まずドロップアウトしないと何も始まらない。
その、現状を疑う能力=ドロップアウトする能力が無いヤツがたくさん集まった場合を考えてみると、何となくみんなやっているからと不正なことがまかり通ったりする。身近な例だと、賞味期限の偽装とか、産地偽装とか、耐震設計の偽装とか、ニュース記事のねつ造とか、経費の着服とか、癒着とか、大小さまざまな違法行為があったりするけど、実行している企業や労働者に明確な悪意があったわけではなく、ただ何となく、みんながやっているからOKだと思い、やめようとしなかっただけだ。周りが別に「このままでいいじゃん」と思っていることを、より良い方向に変えようとした誰かの意見を尊重しなかっただけだ。みんなが赤信号でわたっているから自分も渡ってみて、たまたま来た車にぶつかっただけだ。たくさんの人が赤信号をわたり始めると、轢かれる確率も上がるから。
だから、学校を中退して働き始めたとか、新卒で入った会社をやめて転職するっていうなら、結構成功する素質があるんじゃないかなって思うよ。
そういう文脈で言うと、ITベンチャーで働くってのは、現状を疑う能力を磨くにはいいことかもしれない。
他と同じことをやってるだけのベンチャーには結果が出せないし、IT企業じゃない普通の会社とかだと、思うように技術を使って結果が出せないかもね。
ITベンチャーにいた人がたまにものすごく金を得るのは、ほかの種類の会社に比べて、プロセスを変えればを劇的に金を稼ぐことができるというのを、日常的な作業を通じて理解しているからだ。
ゴールデンウィークに旅行に行こうとすると高くて混んでるけど、みんなが働いてる平日に遊ぶとすいてて安いよ。
だから、それで有利になる場合はまわりと違うことを率先してやるべき。
他人のやってないことに時間をかけるべき。何やればいいか分からなければ時間をかけて考えるべき。
悩んでるということは、少なくとも状況を良くしようと考えている訳なんだから。
なんでこんなことを書いたかというと、会社を辞めたいって言ってる友達に読んでほしいから。
やめたい気持ちもわかるけど、辞めたくても、じっくり準備してからの方がよくね?
そういうの、苦手だろうけどさ。
べっ別にアドバイスなんかじゃないんだからねっ(///)
今日ね、ラーメン食いに行ったんですよ。カウンターしかない店なんだけど結構美味しいの。
私が入ったときにはおじさん二人がラーメンをすすっていて、私もラーメン注文したんです。
私のラーメンが来る前におじさんたちは食べ終わって出て行っちゃって、入れ替わるように入ってきたのが若夫婦。
場所は十分開いているのに、私の左隣に座るのです。ラーメンと餃子を注文してました。
その注文が終わったと思ったらまた一組カップルが入ってきて私の右隣に座る。だからスペース開いてるってのに。
私のラーメンがやっと来て、もうめちゃくちゃおなかが空いていたので全力でかきこんで人心地ついて替え玉を注文。
?
なんかいちゃついてるんですけどこいつら。
右隣のカップルは、ほとんど喋らないのだけど食事をしながら終始ぺたぺたとスキンシップ。
左隣の夫婦はいかに友人を引き合わせてくっつけるかを肴にして楽しそうにおしゃべり。
…。
これが声高でうるさかったり、常軌を逸した触りようなら「ああバカップルめ!むかついたわ!」で終わって、発散のしようもあったのだけど。
なんだよおまえらその場所をわきまえた絶妙ないちゃつき方。むっとすることすら私には許されないのかよ。
たのむよ。店そんなに狭くないじゃない。ちょっと遠めでやってよ。なんで私をぴったり挟むのよ。
私だけ独り、ってのをそんなに思い知らせないでよ。
どうすればいいの。いったいどうすればいいの。
この怒りでも悲しみでもない、やりばのないきもち。
替え玉にぶつけただけじゃ、収まらなかったよ。