はてなキーワード: 情報拡散とは
理由はざっくり子どもと接するのが好きだから。会社員として働きながら隙間時間に独学で資格取ってみました。3年かけて1次試験の教養科目を全合格して、2次試験にすれすれでなんとか合格。
今年の冬に仕事を退職することになり、春先から認可外の保育園で働いています。未経験歓迎だったのと、給料低いのは知っていたので別の仕事と掛け持ちしたかったので融通が利きそうという条件で選びました。
週に3日出勤、そんな責任負わされない立場とはいえ 保育の場 本当にヤバいです。幸いスタッフさんには恵まれて子ども虐待や職員間のいじめはありません。スタッフさんのほとんどは子持ちのパート(殆どは保育士資格はなし)ですが経験値はとても高いので、それが故のトラブルは全くありません。むしろ資格持っているけれど子無しの自分が1番無能。母親ってすごいなと本当に尊敬します。
では何が問題なのか。低賃金ゆえに慢性的な人手不足。これにつきます。
まず入ってびっくりしたのが、仕事の引き継ぎが全くなかったこと!いきなり現場に出されて雰囲気で慣れろ状態。人手足りないからね。
その割に一等地にあるので子どもが多い。職員4人に対して子ども25人!とかザラ。ベテランの中核以外は入っては辞めていくので、いつまでもうまく連携が取れず、流れ作業で業務をこなすのに精一杯。丁寧な「保育」などできない状態。途中どんな悲惨な状況があってもお迎えの時間までに意地でも体裁を整え子どもをお返しするので(そこに向けて最低限の業務をこなす事が最優先)途中のカオスっぷりは残念ながら親御さんの眼には全く映らない。職員以外から現場の悲惨さがわからんので待遇改善に繋がりにくいのだなぁと。
スタッフはみんな本当に子ども思いで働き者で素晴らしい方ばかり。でもとにかく手が回らない。そうなると余裕を持って子どもをみてあげられないジレンマ。わんわん泣きわめいたり暴れている子も、丁寧に対応してあげるとなぜそういう行動をとるのかわかってきて、少しづつコミュニケーションが取れるようになってくる。乳幼児でも1人のりっぱな「人間」、1人1人全然違うので丁寧な保育をしてあげなければ。そう思っても手が回せない。結果叫きの輪唱状態。ごめんよ。
人手不足でももちろん最善の注意をしていますが、見渡せる限界があります。ピーク時はいつ事故が起きてもおかしくない状況。以前は虐待やいじめのニュースをみるたびに「保育士失格だ」と思っていましたが、1人の負担が多い現場でフルタイム働いていたらそりゃストレスフルでおかしくなるなと。職員間のいじめや魔が差して子どもへの虐待が発生してもなんらおかしくないなと思ってしまう。そういう意味では本当にスタッフには恵まれていますが。
もう一つ。保育って子どもを預かるプライバシー情報の塊なので、SNSなどで非常に情報拡散しづらいなとも感じました。スタッフさん達は待遇改善してくれない経営者にやきもきし、人手不足による現状の悲惨さを広めたい。もちろん行政には訴えているけれど、「よくある事例」らしく相手にしてくれない。頼みの綱でSNSでバズらせたい、だけどうかつに画像や情報が出せない。そもそも写真撮ってる余裕なんて殆どないのです。ほかの保育士さんはどうしているのか調べても、残業処理でそんな余裕なさそうだったり。鬱気味ツイート連打していたり。どうしたら政治家に現状の悲惨さが伝わるのかわからない。辛い。
まだ働いて半年、知識や経験も浅いので、今は保育現場ルポの書籍など読んでどうしたらよいのか自分なりに勉強中。実態を知ればしるほどうちは氷山の一角、しかも恵まれている方だとしってさらにどんより。
拙く具体性に欠けていてごめんなさい。また機会があれば投稿します。保育現場の改善で子どもたちに丁寧に保育が行き届くことを願って。
ほとんど話したこともないような奴で京アニに就職したというのも風の噂のようなものだ。もしかすると全く別の会社で働いているかもしれない。
それでも京アニのような名声を集めてやまない企業に、机を並べた人間が働いているかもしれないということは、僕にとってちょっとした誇りになっていた。
あの事件が起こってから彼のことが気がかりだったが、卒業後全く連絡をとっていなかった輩がとってつけたように心配の言葉を周囲に投げかけまわるのは醜悪だと思いずっと黙っていることにした。
京アニにとって僕は一視聴者一ファンでしかない。その僕が心配のポーズをとって感傷的な言葉を撒き散らすのは、関係者や遺族にとって目障りになるはずだ。「本当に悲しい」「犯人を絶対許さない」という類の言葉が彼らの励みになる筈はないし、そんな当事者意識の強い言葉を吐く資格が僕にはあるのだろうかとも思う。僕らは所詮野次馬になるのが精一杯で、京アニと因縁があったヤマカンにすら視線を合わせることができない。僕らが遺族に同情したりあまつさえその心情を代弁しようというのはおこがましいことこの上ない。
応援なり追悼なら募金とたわむけの花で充分。金がないなら近くの寺や教会で手を合わせてひとしきり祈った後で京アニに向けたファンレターにひとしきりポジティブな言葉書いて送ればいい。
なんか勘違いしてね?遺族を疲弊させるのはマスコミじゃなくて野次馬になった僕ら"一般人"なのよ。マスコミはきっかけ作ってるだけにすぎない。
マスコミが被害者情報という餌をちらつかせても一般人が食いつかなければ問題はない。世間にいるのは下衆い奴ばかりということをわかってて、中にはそれを利用するつもりでマスコミは報道していると側面は確かにあるが、遺族のもとに凸ったり誹謗中傷を浴びせたり根も葉もない噂を流すのは結局僕ら側の野次馬である。
心配する声やよかれと思っての情報拡散すら被害関係者にはノイズとなるかもしれない、下手すればそのせいで間違った情報が広まり状況を混乱させるかもしれない。
京アニが今どんな状況か僕は知らない。来年公開予定の映画の進捗状況の詳細や公開の行方、そしてその後の京アニがどんな企画にどんな形で携わっていくつもりなのかに関する確証がある情報は何一つ知らない。僕と同じようなネット記事やSNSから情報を得るだけの一ファンの皆さんもそれは同じだろう。
その程度の人間があたかも京アニは再起不能だと言うような大げさなコメントを投げかけている様子は多々見受けられるが、彼らは自分の言っていることの意味を理解していてその責任を負うつもりでちゃんと発言しているのだろうか。
京アニには焼けたものとは別のスタジオが二つあってそこで70名近い社員が働いていることは流石に僕でも知っている。今回の事件で京アニが死に体になったかように語るのは働いている社員の方々に失礼だし、京アニの経営存続が難しいという印象が一人歩きして風評被害にもなりかねない。アニメーターとすれば9月に公開される新作映画に作品と無関係の事件を結びつけてネガティブな印象を持たれることもなるべく避けたいとも思っているかもしれない。
この事件は遺族の情報が公開されなくてもその分野次馬は京アニという会社や八木社長といった著名な関係者に飛びついていたんだろうと思う。紋切り型の「遺族の心情に寄り添わない傍若無人なマスコミ報道」批判がどれだけ吹き上がっても、京アニという会社そのものが好奇の目に晒されているのではないかと危惧する声はあまり見られない。こういった様を見ると結局僕ら一般人はマスコミ批判の出汁に事件を利用しているだけで、関係者のことなんて本当は考えていないんだろうなとなんともなしにため息が漏れでてしまう。
まとめ主は通りすがりの部外者だよ。とても情報がたくさんあって有益なんだけど、いかんせんちょっとわかりにくかったので整理してみたよ。
https://twitter.com/LazyWorkz/status/1101976141944877056
1. 現在ツイッターで出回っている、「子宮全摘の事件」が実際に起こったものであるかの検証
3. 「期待する効果が得られるならば、デマや都市伝説が手段となっても良い」への反論
1-1. 現在ツイッターで出回っている、「子宮全摘の事件(以下本件とする)」が実際に起こったものであるかの検証
1-2. 「本件」が偽だと推測された理由は、古典的な都市伝説のフォーマットやその拡散過程に類似しているため。また以前に「本件」と酷似した「偽情報拡散の事象」があった。
1-3. トイレにて子供が暴行される事件は実際に存在し、かつ報道も基本的に行われている。が暗数もおそらく存在する。
1-4. 「本件」については限りなく偽情報に近いと判断できるが、確定するためには警察などの公的機関に聞く必要がある。「誰も消防車を呼んでいないのである状態」だが、そもそも発生場所がわからず管轄する署が分からない。
2-2. ぶっちゃけこれがメインだから分量多すぎてまとめらんない。パワーワードとしての「子宮全摘」などについての議論がなされている。
3-1. 都市伝説への反対
3-2. 子育てをする若い母親への注意喚起が「都市伝説」で行われることへの反対
3-3. さらに一般化して「期待する効果が得られるならば、デマや都市伝説が手段となっても良い」への反対
4-1. 筆者の主張(をリライトしたもので読み取り間違いが確実にあるので、面々におかれてはオリジナルテキストにしっかりあたってくださいませ)
4-2. 「架空の犯罪を流布するのは、たとえ善意が動機でも、現実の犯罪被害者をおとしめる冒涜である」
4-3. 陰惨な架空犯罪の蔓延は、前近代的な犯罪抑止方法で、かつ弱者に負担を強いる方法
4-4. 犯罪の注意喚起の根拠は、事実または仮定の話を元とするべきであり、有名な創作実話を混ぜて信憑性を下げ信用を失うべきではない
4-5. 適切な対策は事実から。ひどい現実を、地道に、ひどい現実として提示していくべき
4-6. 「デマ許すまじ」
このURLで投稿していた匿名ダイアリーにつきましては、一定の事実及び、投稿者の主観的な判断を含めて事実と判断したものに対して、個人的な見解や論評を記載したものです。
記事の意図としては、インターネットサービスを利用する際に、ユーザの方々が自身の個人情報* を提供する、リツイートなどの情報拡散を行うという場面において、今回言及したサービスに限らないことですが、自ら十分に調べることなく信頼してしまうことに対して、事業者とユーザーの双方に問題を提起し、警鐘を鳴らす考えで、記したものでありました。
そのため、当該サービスの運営会社さまやその関係者さま、またユーザさまを含め、特定の、ないしは何人かの名誉を傷つけたりする意図は、一切ありません。
しかしながら、結果としてご不快に受け取られたとのご指摘をいただいたことに対しては、謹んでお詫びを申し上げる次第です。
運営会社さまから、直接、削除や訂正のご要望は頂いてはおりませんが、読まれる方によって、今回取り上げたサービスやその関係者さまを否定しているように受取られかねないとの見方がある記事を、残し続けることは、一切、本意ではなく、今回はまず、自ら記事を取り下げとさせて頂きました。
個人情報保護法上に基づいた「氏名、生年月日その他の記述等により、特定の個人を識別できるもの」とされる狭義の個人情報だけではなく、個人のプライバシーの一種として保護されるべきものとして議論のある、行動、状態、性格、考えなどの「パーソナルデータ」を含む、広義の個人情報を言及対象としております
「善意」を否定してないんじゃね?ていうか単語の意味にとらわれ過ぎ。
要は「善意」を起点にして行われる事や結果が問題だって話だろ。
SNSあたりを活用してる人はアプリでポチポチ入力する程度の行動ならやってさしあげるけど、
そういう場が無かったら知りえることも少ないから、せいぜい友人知人あたりと
仮に有用と思われる情報を知ったとしても、拡声器を持って町中大声で得た情報について叫びまわったり、
被災した地域で救援活動したりしないよね?たぶん募金すらしないはず。
だって、自分自身に起きたことではないし、めんどくさいし、しんどいし、他人に恵むほどお金ないひとがほとんどだから。
まあ、募金や救援物資は、まっとうな使いかたや届け方をしてくれるところがどれかもすぐに分からないだろうから、あとでもいいけど。
仮に身内に起きたことで他人事じゃないとしても、まずはSNSで情報拡散なんてしてる場合じゃない。情報広告塔じゃないんだから。
災害発生時なんて電話すらまともにつながらないんだから、まずはマスメディアのニュースや災害掲示板で状況を確認する努力をするべきだし、
去年やってた水樹奈々とTMの宣伝用PVレベルだったアニメにヴァルヴレイヴがあった、
視聴してて不愉快だったのは、白髪の男が学園の女子生徒を平然と射殺していったり、無双シーン描いてたり、使い捨てのようにキャラが意味不明な死に方をしていておもしろくなかった。
あれはなにが面白くなかったかって言うと、全キャラに一切共感の持てる部分が出なかったせいなのかと今では思う。
取ってつけたような説得力ないいきなりとんでも設定は、受け入れにくい。
ツイッターで情報拡散とかで戦況状況有利不利にコロコロ変わるのも爆笑した記憶がある、
ちょっと「柏崎美紀」という名前でググってみてもらいたい。おそらく、その姓でこの名前をつける親は今後いなくなると思う。それはリテラシーの問題としては、まあいいだろう(ちなみに百度でその問題は起きなかった)。
問題は今だ。「柏崎」姓で「美紀」さんという名前は、それほど奇異な組み合わせではなく、ひとりやふたりではないと思う。であるにもかかわらず、就職などに際して雇用者が求職者の名前を検索するというようなこの時代に、この会社と編集者は何を考えているのだろうか、それとも何も考えていないのか、瑣末な問題と気にも止めなかったのか、あるいはワニマガジン社にそういう名前の人がいて、一種の自爆芸のつもりだったのだろうか。
そりゃ、ヒロインの名前が「阿散井美紀」とか「日番谷美紀」とか、あるいは「柏崎鬱魅(うつみ)」とか「柏崎鏖虚(じんこ)」だったら、あまり気分は乗らないだろうとは思う。名前はキャラクターにとっては重要な要素である。リアリティのためにも「"実在しそうな名前"を持つ架空のキャラクター」の創造のために腐心する。「フジキド・ケンジ」はいいとして「ヤモト・コキ」はどう考えてもおかしいだろあれはそういう芸風だけど。その結果として、ハーレムラノベの主人公が自分と同じ名前でラッキー?な人がいたり、現実で嫌っている人と同じ姓の恋愛ゲームのヒロインが見た目は好みとかだったりとかいう悲劇が発生するわけだ(某軽音部4コマの主人公たちの名字は実在のミュージシャンに由来してるそうだが、個人的にはちょっと…)。そういうことは何かしら起こりうる。「骨川スネ夫」はなかなかのセンスだと思うが、すべての創作がそういう発想になるとあまりにも。
話を戻そう。そのキャラがその名前というのは、そう、ある意味では仕方ない。別の名前だったとして、また別の人とかぶるだけだ。"書名"にしたのがなによりまずかった("書名:『◯◯◯』、初出は『COMIC失楽天』掲載の漫画「柏崎美紀の…」"なら、まだこれほどのことにはならなかったように思う。せめて雑誌掲載時で止めておけば――だからもはや"手遅れ"なのだが……)。公にその書名で刊行すれば、こうなる、ということは予測してしかるべきだろうに、いったいなにを優先したのだろう? 未必の故意による検索汚染とでも言おうか、こういうことにも配慮できないと、かえって規制の圧力が強くなっていずれ「○野A美」みたいな名前しか使えなくなるんじゃないかな、という気がする。
もちろん、どこかの雇用者がその検索結果を見て、自分の会社の求職者がそういう性癖の持ち主である、などと誤解するような可能性はないと思う。では「現実と漫画の違いがわからないはずはない、実害はないだろう」って? どうだろう。からかいのネタにはなりそうだし、そもそもある女性が自分の名前をエゴサーチしたら「自分の名前が性的倒錯行為を行っている内容であろうことを容易に予測させる男性向け成年向けコミックの書名(=男性的な欲望の一種の表現)として検索結果にずらっと並ぶ」というのは、その女性の平穏な人生を送る権利の侵害のように思える。ひとたび刊行された以上、改題でもしたとて旧版の存在は残る。検索ポータルに申し立て、主だったところで排除してもらうしかないのだろうか。不確実だし、それにその申し立て、その労を本人が負担しなければいけないのか?(そういえば同姓同名の問題は「忘れられる権利」でも悶着があるなあ)
おそらく今回にかぎらず、そういうタイトルは今までもあったのだろう。しかしその時代にGoogleやTwitterの情報拡散力はどうだったか。「現代」の社会というものに適応した、相応のタイトルというものを考えるべきだった。今後もしばらくそのスタンスでいく必要があるだろう。表現の自由と個人の権利は、本来どちらかがどちらかに優越しているというようなものではなく、等しく認められるべきものだが、その利害が衝突した場合に、やむをえずいずれかを優先しなければならなくなるということはありうる。個人的には、今回のような"衝突"で「どちらをより配慮すべきか」と問われることがあれば、答えはひとつしかない。
いや、のび太みたいな目にあってるなら、普通に警察行けよとか、学校なら先生やら校長、教育委員会に言えとか。
今はツイッターとかあるんだしイジメ情報拡散とかすげぇ簡単だし。
暴力に対してそれ以上の報復が出来る世の中で、暴力という選択肢は頭が悪く見える。
まぁ、銃はダメだろ。
暴力の報復で「殺し」はアウトだと思う。(程度にもよると思うけど。イジメで殺された彼女の復讐ぐらい極端な例でもなければ)
銃は、簡単に殺せる。あるいは一生不具にさせる事ができる。
まぁそんな事よりもっと重い問題がある。
ジャイアンも銃を持てる。こっちのほうが深刻。
DQNチンピラが銃を持って「金を出せ」って町中でやるようになったら?今でもナイフとかありうるが、逃げれば大丈夫。銃は背中打たれて死ぬから逃げられない。またナイフは意外と扱うのが難しいので、子供がナイフを持って脅してきた時に重症を負いにくい。銃は誰もが危険にさらされる。引き金に常に指をかけてるような素人がいたら、近くにいるだけで被害者になりうる。
結局国民全てが銃を「持ち歩く」ようにならなきゃ、その世界は平和じゃない。また、銃は持っていても取り扱い出来なければならない。
2ch内に無数にある「板」と呼ばれる話題別の掲示板の一つであり
今も存在こそするが、殆どの住民は上記事件の際、「嫌儲」と呼ばれる板に移動しており
かつての隆盛は影を潜め、完全に別のコミュニティと化している
ちなみに現在のニュー速は、以前の住民からは皮肉を込めて旧速と呼ばれる
一般的な掲示板と同じで、提示されたあるニュースや話題に対して議論や言葉を交わし合う場所
但し、他のコミュニティとは決定的に違う点が二つ
ネット上では基本的に同意よりも反論の方が多い傾向が見られるが
ニュー速はその傾向に輪をかけて「反対の反対の反対」という風におかしな方向でバランスが取られていた
通常ありえないが、意見投稿時に著作権放棄を掲示板に求められる上
掲示板自体をもその権利をいくら侵害、コンテンツを無断使用されようが訴えるなどの行動を取ることがなかったため
実質的に著作権フリーで転載し放題という状況であった、ちなみに現在もこれは変わらない
・社会的影響力
ニュー速自身では、いくら自分たちが騒ごうが現実世界には何の影響力もないと卑下されることも多かったが
実際の所、様々な形で影響を与えており、現在ネットにある既存のTwitterやFacebook等と比べても明らかに甚大な力を誇った
情報を一手に収集、拡散させるという性質上、非常に高いネットへの影響力があり
ネット世論の大半を形成していたといっても過言ではない状況であった
掲示板というシステムの強みを活かし「自分のものは自分のもの、他人のものも自分のもの」を地で行っていた
基本的にはネット上でのどこかで大きな事件や話題があればニュー速へ輸入され咀嚼されるのが常であり
新聞やTVを見ていなくてもニュー速を見ていれば最低限の世間の動向とネット上の動きは分かるといった感じであった
ニュー速がニュー速であった所以、正にこの情報拡散能力が異常かつありえないものだった
まとめブログと呼ばれるブログ群を通して鬼のようなスピードと規模であらゆるネット媒体、利用者層に情報を行き届かせる事ができた
Twitterやはてブ、Facebook、ニコニコ、ふたば、Redditといった今日の既存ネットコミュニティとの最大の違いはここであり
今後かつてのニュー速と同規模の情報拡散能力をもったネットコミュニティはもはや出て来ないだろうと思われる
この天変地異的に突出した情報拡散能力は当時のネット状況、まとめブログ群とアフィリエイトシステム、2chの構造上の問題等が複雑に絡み合って
奇跡的に成し得たものであり、当然のことながら一言でいってしまえばニュー速というコミュニティの質が他に対して優れていたわけではなかった
そもそも「ニュー速凄い!」などという文言は当時から皮肉を込めてのみ使われていた言葉であり
大まじめにそんなことを言っている人間はかなりの馬鹿か、自分の属するコミュニティに依存した阿呆だけであった
しかし当時の状況を冷静に振り返ってみれば明らかに「ニュー速最強!」であり、失われた今だからこそ声を大にして言いたい事実である
まとめブログにいい加減嫌気がさした利用者、住民達がまとめブログそのものではなく、コンテンツ供給元となるニュー速そのものを攻撃
つまり自らの手で自らのコミュニティを破壊するという傍から見るとイカれた自爆行為を敢行したため綺麗サッパリ消滅してしまった
殆ど言及されないが、その異質さ、困難さ、スピード感、規模からみて日本ネット史における一大事件であった
更にまとめブログの悪質さ、モラルの欠如、著作権的にグレーな営利行為など種々の問題を浮かび上がらせた一件でもあった
司令塔を失った現在の日本ネット世界を見れば分かる通り、どんどんと文化の独自化、多様化が進んでいる
翻ってみれば、当時のニュー速は情報集積地として各ネット文化のハブ的役割も果たしており
現在同じような役目を担えるコミュニティがあるかと問われれば、どこも情報拡散能力やその他の力で圧倒的に劣るものばかりである
だからこそ日本ネット界では現在の縦割り世界化が着実に進行しているのでもあり
つまるところ凄かったと言わざるを得ない