はてなキーワード: 女性手帳とは
「生む生まない、いつ生むは個人の問題で、国家が決めることではない」という主張。これは過剰反応というしかない。僕にはたかが手帳が個人の生き方を決めるとは思えない。女性手帳のおかげで「若くして妊娠」という生き方を選んだ女性は、たとえ女性手帳がなくても、運よく情報を得ることができれば、その生き方を選んだはず。不幸なのは、そういった女性が知識不足のために高齢出産で苦しむこと。好きに生きたい人は”リスクを考えたうえで”好きに生きればいいし、その自由は憲法で保障されている。
この主張の代表は、弁護士の伊藤和子さん。彼女は人権問題にかかわっているから敏感なんだろうね。それにしても、この人の記事には「生き方を押し付ける」や「上から目線」など感情的な表現が多かった。「生き方を提案する」でいいし、政府が施策を講じれば、すべて「上から目線」になるんじゃないか?
理解が不十分だし理由4と矛盾する。女だって手帳を渡されただけでママになる覚悟ができるわけじゃない。
覚悟ができるわけじゃない(し手帳を読めば子どもを持てるだけの社会的環境が整うわけじゃない)のに「産まなきゃ産めなくなる」という焦りだけ植え付ける。しかも女オンリーに。
こんなの「覚悟しとけよ」宣告に等しい。だから手帳はダメなんだ。
>政府が施策を講じれば、すべて「上から目線」になるんじゃないか?
当たり前じゃん。政策というのはそれによって不利益を被る人間からすれば必然的にすべて「上から目線」すなわち不利益の強要並びにその黙殺になるっちゅーの。バカなの?
ならないのがあったら挙げてみろよ。
理由3「そんなことは知ってる」
妊娠や出産の適齢期・高齢出産の危険性は周知の事実であるという主張だ。これはちょっと終わってる。それを知らない人が多いから、女性手帳をという話になったんでしょ。たとえば、今小学生の女子が大人になった時に、教育(女子手帳など)がなかったらどれほどの人がちゃんとした知識を得ることができるのか?今、テレビで取り上げられて問題になってきたからみんなが知ってきたのであって、ここ数年まで知らなかった人が多いのでは?(僕もその一人)自分が知っているからみんなも知っていると思い込んでいるんだろうか。残念な想像力。
教育が足りないって話を何故手帳で代替できると思うのか。教育しろよ学校で、ってなるのが筋だろ。
何故学校でできないかと言えば、学校では「責任とれなきゃ子ども作るな」と教えてるからだ。真っ向から矛盾する、だから手帳で誤魔化す。
「各自読んでおくように!この話はおしまーい!ハイ対策完了!」とする意図が見え見え。
「男性にも同じものを配ったほうがいい」や「男性も妊娠や出産の適齢期の知識は必要」という意見もあったけど、これはなかなか面白い。すでにパートナーがいる男性には女性が教えればすむ話なので、パートナーがいない男性に女性手帳を配れってことなんだろう。
甘い。既にパートナーがいる男の全員がそのパートナーの話を必ずうんうんと聞き入れるタイプだという前提に立っている。甘すぎる。
不妊治療に際しての男性側の検査が怖くて逃げ回る男は結構多い。自分が不利益を被るかもしれない話について、説得しようとすると機嫌悪くなったりして対話自体から逃げるタイプだ。
こういうの逃さないためにも配るならむしろ既婚か未婚かで差別しないで男全員に配るべき。無論男性不妊の話も盛り込んでだ。
個人的には紙がもったいなさすぎるからwebでの周知に絞ればいいと思う。アクセス自体を個人の自由に任せれば、知りたくない人の「知らずにいる権利」も保たれるし。
女性手帳が話題になってしばらくたち意見は出尽くした感があるから僕もそろそろ書いてみる。
まず、僕は女性手帳に賛成です。
近年、高齢出産による不妊症やダウン症の発生率の高さが問題になっている。これはテレビでも取り上げられていて、「卵子の劣化なんて知らなかった」という言葉があったので、こういう大事なことはちゃんと教育しないといけないよなと思っていた。この記事を見たときは、「おっいいじゃん」くらいの感じだったけど、ネットを見てびっくり。反対反対の大合唱。何がそんなに問題なの?ということで、これから反対派の主張をひとつひとつ潰していこう。
これが一番多い理由だ。つまり、そんなものを配るより子どもを作れるような社会を作れよ、と。これは少子化に関して言えばその通りだろうね。でもね、これが女性手帳の反対の理由なのはちょっとずれてるんじゃない?女性手帳の目的は「晩婚・晩産に歯止めをかける」であって「少子化を解決する」ではない。少子化の原因の”ひとつ”の晩婚・晩産の原因の”ひとつ”に妊娠や出産の適齢期の無知があるから、それを改善しましょうってだけなんだが。Twitterを見ても「少子化」という観点で批判している人が多すぎる。もうちょっと落ち着いて考えようよ。
(参考)同じ意見の人がいた→【女性手帳】少子化問題と高齢出産のリスク問題は分けて考えて
「生む生まない、いつ生むは個人の問題で、国家が決めることではない」という主張。これは過剰反応というしかない。僕にはたかが手帳が個人の生き方を決めるとは思えない。女性手帳のおかげで「若くして妊娠」という生き方を選んだ女性は、たとえ女性手帳がなくても、運よく情報を得ることができれば、その生き方を選んだはず。不幸なのは、そういった女性が知識不足のために高齢出産で苦しむこと。好きに生きたい人は”リスクを考えたうえで”好きに生きればいいし、その自由は憲法で保障されている。
この主張の代表は、弁護士の伊藤和子さん。彼女は人権問題にかかわっているから敏感なんだろうね。それにしても、この人の記事には「生き方を押し付ける」や「上から目線」など感情的な表現が多かった。「生き方を提案する」でいいし、政府が施策を講じれば、すべて「上から目線」になるんじゃないか?
理由3「そんなことは知ってる」
妊娠や出産の適齢期・高齢出産の危険性は周知の事実であるという主張だ。これはちょっと終わってる。それを知らない人が多いから、女性手帳をという話になったんでしょ。たとえば、今小学生の女子が大人になった時に、教育(女子手帳など)がなかったらどれほどの人がちゃんとした知識を得ることができるのか?今、テレビで取り上げられて問題になってきたからみんなが知ってきたのであって、ここ数年まで知らなかった人が多いのでは?(僕もその一人)自分が知っているからみんなも知っていると思い込んでいるんだろうか。残念な想像力。
ブロガーのChikirinさんの主張。要約すると、「女性はちゃんと人生設計を考えている。ナンも考えてない男子にこそ手帳を持たせろ。そして早くパパになる覚悟を持て」と。うんうん、女性がちゃんと人生設計を考えているのは本当だろうね。僕の経験からも女子は真面目な人が多かった。一方、男子ははっきり言えばガキ。では男性手帳を作ったほうがいいのかというと、これは賛同できない。まず「パパになる覚悟」というが、手帳を渡されただけで覚悟ができるのか?知識は簡単に付く。手帳でもできる。さらに自分のことだから、女性の意識も変わるかもしれない。しかし、パパになる覚悟はどうだ?そんな簡単に覚悟できるか?
これはただ当たり前のことを言っているに過ぎない。「子どもの多くが「勉強したい!」って考えるようになったら、自然と学力も上がりますよ。」こう書きかえれば、仮定の部分がそもそもおかしいことに気がつくはず。その意識を変えるのが難しいんだろうが。たかが手帳で変わると思っているとは楽観的すぎる。
この理由の最大の問題点は、男性の意識の問題にすり替わっている点。女性が結婚したいと思っても、男性にその気がない。だから、ナンも考えていな男性の意識を変えましょう、と。なんと自己中心的な発想だろう。男性に結婚する気がないのは、男性が悪いわけではない。結婚する気がないのは、結婚したいと思えるだけの魅力が女性にないか、そもそもまだ時期的に結婚する気がないかのどちらかだろう。ミスマッチというだけの話だ。ここで結婚できないのを男のせいにすると、さらに結婚が遠のくということは知っておくべきだろう。
では、男性はいつまでもガキのままなのか?そんなことはないでしょ。それなりに遊び、仕事にも慣れ、収入も十分にある、家族を養えるようになって初めてパパになる覚悟ができるんじゃないのか?そのころには、女性が考えているよりもはるかに強い親になる覚悟を持っていると思うのだが。
(おまけ)
「男性にも同じものを配ったほうがいい」や「男性も妊娠や出産の適齢期の知識は必要」という意見もあったけど、これはなかなか面白い。すでにパートナーがいる男性には女性が教えればすむ話なので、パートナーがいない男性に女性手帳を配れってことなんだろう。未婚の男性が下手に知識をつけると、適齢期をすぎた女性を敬遠するようにならないか?今までもそうだったかもしれないけど、もしこれが実現すれば、婚活市場における30代女性のさらなる苦戦が予想できる。うーん、残酷。
こうして見ると、反対する理由はないと思うんだけどなあ。まだ検討段階のようだけど、ぜひやるべきだと思う。女性手帳ではないにしても、妊娠と出産の適齢期と高齢出産のリスクの医学的知識の普及は必要だろう。そういう観点で批判している人が少なかったように思えるけどどうだろう?なんとなく自分が悪者にされている気がする、責任を押し付けられている気がするから反対しているんじゃないのか?どうだ?反論してみろ。
ネット界は、「自分と似た属性の人」とネット友達になる可能性高い。
「自分たちの観測範囲内」「自分がフォローしている人」の女性のリアクションを観察して、
それを受けて「これが女性の総意だ。女性は皆こう言っている」とツイートする。
・・・何のことはない、自分の属性の女性意見を増幅しただけだったりする。
30代キャリア独身女性が「女性は皆●●と言っている」とツイートしていても、
不妊女性の「女性は皆・・・」の「女性」は、皆不妊女性だったり。
基本は、「お仲間同士のツイート交換」なんだが、
そもそも不妊治療は、現状の医療技術ではどうしても『博打』である。『治療』という言葉のチョイスが誤解を生みがちであるが、そもそも医学は万能ではないし、不妊治療は先端技術なので尚のことそうである。
そもそも妊娠という現象は、自然妊娠であってもその確率は一割程度である。
私達自身は結局のところ親の子だし、友人知人恋人も全て親の子なので、妊娠→出産をまるで当たり前のことのように(心の底では)考えてしまう。
不妊治療にはお金がかかる。継続して取り組むと尚のことかかる。また肉体的・精神的苦痛も大きい。様々な不安もある。すると「こんなにお金をかけたのだから後には退けない」「こんなに頑張ったのだから次は大丈夫」「ここで諦めたら今までの努力が無駄になる」と考えるに至り、尚のこと治療を中断できなくなる。
またそうでなかったとしても、患者に「どうしても続けたい」と言われると、医師としては治療を続けざるをえない。また治療を医師が断ったとしても、そうした患者が治療を受け入れてくれる病院を探して転々とするという例もある。
そうして、運よく子供を授かるか、さもなくば資金か精神的な余裕のどちらかが尽きるまで、『治療』は続く。
たぶん『中断』という言葉が、悪い印象を与えているんだと思う。
子供が授からないことと、そのひと個人の価値や尊厳、努力の有無多少なんかはまるで無関係だ。
それなのに、全てを否定されるような気分になる。
少子化対策も大切だ。
子供がいる夫婦は幸せです。社会的義務です。女性手帳を配りましょう。人生設計を立てましょう。早期に子作りしましょう(※)。なるほど結構。
でもそもそも生殖なんてのは非常にコントロールの難しいことだし、ライフプランなんて立てた通りに進むわけないし、人生にアクシデントはつきものだし、就職は氷河期だし、結婚相手が見つかるかどうかも大博打だし、子供を育てるにはお金がかかるし、そもそも生殖なんて月並みだけど奇跡の賜物だし。ああめんどくさい。社会にできることは個人の人生に介入することじゃなくてそのサポートをする程度しかないだろう。
※:不妊の原因は加齢だけではないので、若い夫婦が子作りをして子供が授からないということだって当然あり得る。早期に結婚してSEXしろっていう方針はつまり、愛する相手が生殖的に不能だったらとっとこ別れて若いうちに再婚しろってことか?酷い話だ。
http://anond.hatelabo.jp/20130514124434を読んでいて何とも言えない気持ちになったので書いた。
30代なかば。
重度の男性不妊が判明したため最初から顕微授精を行っているが、
これに気をよくした私は、二人目、三人目も
治療さえすれば授かることができると考えていた。
一人目が2才になったころ、二人目の治療を始めた。
一人目の治療のときに採卵し、顕微授精させ凍結させた杯がまだ3個あった。
1個目の移植は着床。
成功にも、出産にもなんの疑問も持たなかったが10週ごろ初期流産した。
歩いていると、ぬるっと血の塊が出てくるのがわかった。異様な感触だった。
まだ凍結杯が残っているし、
2個目の杯は、着床しなかった。
そろそろ着床しなくてもおかしくないと納得した。
3個目の杯も、着床しなかった。
このときはさすがにショックだった。
結果を告げられた瞬間、体温が上がり、
動機と赤面が抑えられなくなった事を覚えている。
採卵はその非ではないほどお金がかかる。
40万~50万かけて採卵する。
年月がたち、
年齢こそが大きな不妊の原因となっている事は明らかだ。
年齢は30代後半になっていたが、
幸いにも複数採卵ができ、
うち4つが受精卵となった。
そして移植。着床した。順調に育った。
不妊治療のクリニックから産婦人科に転院し、母子手帳ももらった。
そして、母子手帳を持って受けた最初の検診で、胎児の死亡が確認された。
二人目の子供は、おなかの中で死んでいた。
がんばったね、ありがとう、と泣きなが検診の二日後に死産した。
二度目の採卵ののち2回目となる移植は、着床しなかった。
着床しなかったことそのものについては
あきらめがついたものの、
焦りは加速した。
つまり、一度失敗すると、その周期をあわせ4ヶ月がたってしまう。
30代の終わりがせまっていた。
通算6回目の移植は、着床まではこぎつけたものの、2回目と同じく初期流産となった。
一度妊娠判定が出て、
今度こそと喜んだ直後の事だ。
下着についた大量の血を見たときは、
顔から血の気が引き、目の前が真っ暗になった。
これが、つい先日の話だ。
恐ろしいのは、ここまでしてまだ
あきらめがつかないという事だ。
なんと欲深い事だろう。
今日も私は、
自分よりも長く、
ネットで探しながら
精神的にも金銭的にもきついが、
何より治療のきつさがふきとぶような喜びを、
傍らにいる子供は与えてくれる。
ただひとつ後悔があるとすれば、
それは子供を作ろうと思った30代前半のころ、
原因は私にあると考えさらに1年近くが過ぎた。
どちらのせいだという話ではなく、
あの無駄にすごした3年がなければ、
治療を3年早くすませていれば、
もう一人子供を授かることは
ここまで難しくなかったかもしれない、と思う。
女性手帳が話題となっているが、
男女二人の問題である。
若いうちにしっかり知っていて欲しいと思う。
気持ちを落ち着かせるつもりが
しかし気持ちは少し落ち着いた。
そしてもしここまで読んでくださった方がいらっしゃるなら、
最初に行っておくが俺は男だ。
政府が骨太の方針で少子化対策のために導入しようとしている女性手帳は大きな批判を浴びている。
所詮女は子供を産む機械なのか、ならば男は何もしないのか、そんな下らんことよりやる事が他にいっぱいあるだろ、等々。
概ねそれら批判に同意するのではあるが、男には何も期待できない、バカだから。
ビッグダディというテレビでちやほやされただけで調子に乗ったバカは自著で、
のように書いたそうである。
生む機械に成り果てろとは流石に俺も言わん。
だが、少子化等のこうした問題は是非、女性たちに主導権を取ってもらいたい。
男はサイテーだ。
http://anond.hatelabo.jp/20130512225230
逆切れが一番怖い(恐怖という意味ではなく、めんどくさい)んですよね・・・
仕事がやりづらくなるのが一番困る。
会社には仕事をしに来ているので、好きとか嫌いとかじゃないから、自分は普通に仕事をしたいだけなんです。
今回の件は初回なので、事を荒立てたくないので会社のしかるべき部署にも言わないつもりでいるのですが…。
まあ、信頼できる何人かには一応報告しました(あちらが事実と違う話しを広める前に、事前に信用できる人には根回ししておこうと思ってます。有効かどうかは不安ですが・・・)。
次に何かあったら、しかるべき部署には言うつもりです(対応してくれるかどうかは別として)。
あと、ちょとフェイクが入ってますので、辻褄が合ってなかったらすみません。
こういう男性をみると、男って人は・・・って思ってしまい増々結婚したくなくなります。
(飲み会に一緒にいて、何もしてくれなかった男性の方も含めて。もちろんまともな男性もいることは重々承知ですが。まあ、いい男は素敵な女性と一緒になっていますから相手にされませんけどw)
子供は好きだし、私をもらってくれる相手がいるのなら結婚もしたいですが、変な男と一緒になる位なら一生一人でいた方がまし。
私の場合は、万が一結婚できる相手がいたとしても、自分が一人で子供を育てていける収入と生活基盤がないと結婚には踏み切れないと思う。
生んだ子供がどんな子であっても、私は愛情を持って育てたいと思っても、それを受け入れられない男の人が多い訳で。
「男性手帳」的なものを作って男の責任感を啓発するのは賛成なのだけど。
結婚していようといまいと子供が産まれたら生活が楽になるような社会制度が最終的には望ましいのかなとも思うけど。
女性にだけ配られるのは嫌だから女性手帳に反対、ていう話は、どうもしっくりこない。
それは
「○○さんはあの仕事させてもらえるのに私はさせてもらえない。不公平です!」
「○○さんはこの仕事しなくていいのに、私はこの仕事やらなきゃならない。不公平です!」
みたいなことを言っているに過ぎないのではないか?
あと…男だけ啓発するというのは、女性は自分の体のことを知る必要は無いってメッセージになるんじゃないのか?
そして、付き合っている男の考え通りに結婚して子供を産む年齢を決めてもらう、てことになるんじゃないのか?
いつまでたっても結婚を先延ばしする男が悪いから国になんとかしてほしい、ってことなんだろうけど、女性はそんなにも、見込みのない男と別れたりを自分では決められないものか。これは本当にわからない。
ともかく、男に甲斐性があろうが無かろうが、加齢は進んでいく。誰のせいにできたところで自分の身体の代わりは見つからない、という現実が出発点ではないだろうか。
http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1760356.html
第一印象は「いいとりくみじゃん、天下りっぽいけど。でも義務教育でよくね?」という感想だった。
言いたいことはだいたい2ちゃんねら~が言ってた。
なんでそんなに叩かれるのか不明。まあフェミはバイアスが過剰にかかってるから、ちょっとでも刺激するとそういう反応になるのかな・・・。辛い過去の経験があると、どうしても穿った見方をしてしまうからね。それは俺のブラック企業に対する過剰な反応と同じだなあ。それはしゃーない。
世の中は本音と建前があるじゃないですか。
どうあがいたって人間は生物的にこうなってます。という本音がある。でもジンケンガーとかビョウドウガーとかそういうので、仕方なく、売れ残りにも建前上は優しくしなきゃならんわけです。
オトナは、マズイ飯でもうまそうに見せかけて食わなければならないことが多いわけ。でも、できることならマズイ飯なんて食いたくないよってのが本音。そんで、ただでさえ余裕のない社会なのだから、自分のことで精一杯で、むしろ自分の飯すら用意できるかどうかってところなのに、なおのことマズイ飯なんて食たくないわけ。でも食える飯がマズイ飯しかなかったら仕方なく食べるわけ。
変に二枚舌しないで「社会の都合はこうなってます」という本音を伝えるべきだと思うよ。それを聞いた個人が、自分の都合と照らしあわせて考えて選択すればいいわけで。
みんな、それぞれ自分の立場の都合をハッキリ言わないから、一部の声や権力の大きい人だけが都合を主張してばかりなので、負担が一部に偏ったり、利益が一部に偏ったりするんじゃないのかな。
黙ってガマンしてないで都合は伝えよう。サイレントマジョリティの声なき声を拾い上げてくれる神なんて居ないんだよ。聞こえないモンは聞こえないんだよ。
たとえば20年間くらい「一気飲みはダメです」ってちゃんと言い続けたから、いまはもうその危険な文化は根絶できたわけで。
そういうふうに「社会の都合の許容範囲を広げる」とか、「余裕のある社会にする」とかロビー活動や政治活動ができるわけで。それが民主的な活動ってもんじゃないの。
あんまり「人権」の掲げる理想を本気で受け取らないほうがいいと思うんだよね。
運がよければ人権の名の下にダメ人間でも助かるかも、助かったらラッキーくらいに思ってるくらいでちょうどいいんじゃないだろうか。
30後半になっても子供できなくて不妊治療で病院行って、35過ぎたら妊娠する確率がこれだけ落ちるんだよ、というデータを見てから焦るのは大抵男。
女は毎晩泣きながら訴えているのに。
世の中には「新しもの好きな人」と「ほどほどに流行を気にする人」と「流行に無頓着、我が道を行く」人がいる。
自ら流行を周りに発信するほどの新しもの好きを「Aグループ」、
ほどほどに流行気にするが、そんなに熱心に新しものを追いかけない人を「Cグループ」、
Aグループが人口の5%、Bグループが15%、Cグループが60%、Dグループが15%、Eグループが5%、
そんな感じだろうか?
民間企業が新商品を売り込む場合、基本的に「AグループBグループCグループを相手にすればいい」。
DグループEグループは高い宣伝費用掛けても買ってくれないし、
その宣伝費用をABCグループに投入して、リピーター、ロイヤルカスタマーに育てた方がはるかに売上は上がる。
極端な話、DグループEグループは「捨ててしまってかまわない」存在であり、民間企業はABCグループを大切にすればいい。
特に流行の発火点のAグループ(アルファブロガーなど)は重要で、企業はカネ払ってでもAグループを抱き込みにかかる。
つまるところ、民間広告は、基本的にABCグループへいかに情報を伝えるか?が勝負。
最近のネットSNS社会では、Aグループを発火点にして仕掛ける宣伝手法が進化している。
ところが、行政の啓蒙広告は、情報強者のAグループやBグループへの宣伝は意味がない。
なぜなら、AグループBグループは、情報の内容を既に知っているから。
行政啓蒙の主旨は、「リテラシー低く情報弱者なCDEグループにこそ、伝えなければならない。」という点。
つまり民間企業広告とは真逆であり、民間企業広告のメソッドは通用しない。
特にEグループの人は「自分の思い込みが激しい」「行政の広告にわざと逆らおうとする」という、
極めて「あまのじゃく」な人種の塊。
電通博報堂などは、ABCグループへの宣伝などは極めて上手だが、その手法は行政啓蒙広告には全く通用しない。
しかし行政が啓蒙広告する場合、信用と実績の電通博報堂が選ばれる。だから行政啓蒙広告は失敗する。
女性手帳が果たしてCDEグループ啓蒙に有効なツールなのか、「啓蒙工学」の真価が問われる
「こんなこと、女性なら誰でも知っている、今更女性手帳などで啓発するなんて、女性をバカにしているのか?」
と反発しているのだろう。
A・Bグループの人は、
「リテラシーボトムな人、情報弱者な人に対してこそ、情報を正しく届けなければならない、という
自分自身は、「高齢不妊の啓発は、やらないよりマシ、不知の1%の女性を救うためには、10%の女性の気分を害しても止むなし」とは思っていて、
啓発行為自体は「やむを得ない」と思ってる。
(ただ、このスマホ時代に、紙媒体はないだろう、とは思う。効率悪い)
で、少子化タスクフォースの最初の方に、「育児の喜びを伝え云々」と言う頭出しがなされていて、
違和感を覚えた。
あるいは、ハックルベリー先生が、「育児は修業だ、苦しいのが当然で、それを極めるべき」と暴言吐いていたが、
そういう「求道の喜び」を親は追い求めるべきなのか?
逆に言えば、「どうしても育児に喜び感じられない女性は、母性失格」と言うことなのか?
そうやって育児に悩む女性を、世間や国が「追い詰め」て、いったい誰が得するのか?
児童虐待は、「お前は母性不足だ」と世間が追い詰めるから、その反動で発生している面もある。
自分は常々
「育児の素晴らしさ、母性の素晴らしさを啓蒙することは、親になる為の心理的ハードルを引き上げてしまい、むしろ少子化を加速する」と思っている。
「そんなに深く考えずに、「親業」は、まあ誰でも出来ますよ、ハハハ・・・」と親予備軍を「リラックス」させることじゃないのか?
親予備軍の副交感神経を高めさせるべきなのに、交感神経高めさせてどうする?
自分の観測範囲内だが、自分より遥かに人格者、優等生で年収も十分なカップルが「自分は親になる資格ない」と
自分のような「ちゃらんぽらん」な人間の方が、「深く考えずに親になって」いる。
妊娠、出産の知識なんかよりも(母子手帳で充分だと思うわーていうか結婚届出しに来た夫婦に渡す親手帳みたいなのでどうかな)若いお嬢さんに知って欲しいのは(そもそも保健体育でやってないの?)
妊娠しても産前休業は本人が申し出た場合しか取れないよ。産後は法律で禁止されてるから休めるけど。
昔は辞めて6ヶ月以内の出産だったら手当がでたけど今は出ないよ。
保育園足りないのは知ってるかな?
入れても毎月10万位はかかるよ。
親が近くに住んでいて助けてもらえないと無理だよ。
保育所はせいぜい20時までで、小学生はせいぜい19時までだよ。
専業主婦になるのは、やりくり頑張ればそう難しいことじゃないよ。
ただそれが許されればの話。
この国の若い男は、こういう妊娠出産にまつわる現状を驚くほど知らないからね。
要するにこの国は子どもを育てるのに社会や会社や家庭の助けが少なく、母は孤軍奮闘しないといけない!
そのことを知っておいた方がいい。
親としては子どもにそんな苦労させたくないので、結婚も出産もしなくていいよ、と言いたくなりますね。
孫の顔は見たいけど。
まだ発行されてないから内容がどうなるのかわからないけど、たぶん「早く結婚(出産)しないとこんなデメリットが」「早く結婚(出産)するとこんなメリットが」みたいな内容になるのだと思う。事務的な手続きの仕方なんかも盛り込まれるのかもしれない。どちらかというと高齢出産に対するアプローチの冊子になるのだろう。
少子化対策になるのか、予算はどうなのか、という問題は置いておいて、知識が増えるのはいいことだと思う。
できれば、生理や排卵のメカニズム、妊娠中の体の変化、出産後の体の変化についてもちゃんとまとめてあるものがほしい。たぶんこのへんはいざ自分が妊娠という段になってようやく調べ始める人も多いんじゃないか。
知り合いにはつわりがつらくてもう初期から仕事なんてとても無理と辞めた人も、けっこう余裕をもって臨月近くまで働いていた人もいる。体調がつらい人も、メンタルがつらくなる人もいる。もちろん両方の人もいて、体質によって人それぞれだから、プランのたてようがないじゃないかとは思うけど。
最近ツイッターなんかで育児の日常を細かく書く人が増えたので、それを読んでおどろくばかり。
乳飲み子がいて働いている人は会社で乳をしぼってるなんてはじめて知った。
同じ女で、自分にもいずれ訪れるプロセスなのに、全然知らなかった。
その無知の根底には「性にまつわることは隠すべきこと」という暗黙のルールがあるからじゃないだろうか。
自分が学生のころの保健体育はせいぜい二次性徴まで、胎児の子宮の中での成長の仕方は聞いたけど、母体の変化がそんなにあるものとは知らなかった。
この授業も女子だけ教室に集められてのものだったし、男子はそのころ「女の体にまつわることは全部エロいこと」としてまじめに聞くどころかからかうような子が多かった。
中学生くらいで、腹痛をうったえたら「生理かよ!エロっ!」みたいな反応されたのは自分だけじゃないと思う。いまの歳になってみれば便秘と大差ない問題なんだけど、当時はからかわれるのが嫌で、誰にも相談できなかったし、自分の体の変化を恥かしいことだと思っていた。自分に非はないのにただ生きているだけで自分の体を恥ずかしいと思わなくてはいけないのは、心になんともいえないダメージがある。だからあまり深く考えるのをやめてしまった。
震災のときに「被災地に生理用品が足りない」というニュースに「この非常時に生理用品なんて!」と的外れなことを言っていた人がいたとも聞いた。
生理用品はオムツみたいなもので、生理はエロいこと考えたらなるものじゃないんですよ、ということを大人でも知らない人がいるのだとショックをうけた。
一部の男性にとっては「エロいことしたら子供ができる」「妊娠は病気じゃないから普通にしてれば普通に産めるはず」「子供を産んだあとはすぐ元の生活に戻れる」という認識であると思う。
女性もそういう考えはあるかもしれないけど、やっぱり自分の体のことだからある程度は調べる。
そこに理解を求めると「フェミ」「わがまま」「申し訳なさそうにしろ」という反応が少なからずある。そこまで過激でなくても「なんでそんな話するの?」という反応が普通だ。
これは発言者の性格もあるだろうけど、やっぱり知識不足も原因のひとつだと思う。
「性」を「いやらしいもの」としてひたかくしにしてしまったことで、大事な知識の共有ができていない。
「性」に内包された「生理現象」まで一緒に封印されてしまった。
男性社会である現代の日本で妊娠・出産するには、男性の理解、協力が必要不可欠だけれど、当事者の女と、そうでない人(男性、女性共に)との認識に大きな温度差がある。
パートナーが妊娠の可能性がある年代はもちろんだけど、それだけでなく、現在力のある上司となっている層にもぜひ啓蒙してほしい。
同様に、じゃあ自分は男性の体のことについて何を知っているか?と考えると、全然知らないことにも改めて驚いた。
元増田です。女性手帳に限った話ではないつもりだったのだが、手帳に沿って言えば「ブツを届けるという製造流通コストをかけることほどに馬鹿が多いのか」「馬鹿はそれを読んで選択を変えようと思うのか」が疑問なんだよね。
正しい知識の改めての周知自体は良いことだと思うよ。でもそれやるなら、まずは効くコンテンツを目指してオンラインで作りつつ、潜在顧客である馬鹿の集客がありそうなところにリンクを投下していって効果を測定してコンテンツの改善を図る、ってのが現代のマーケティングの広報としては正常じゃね?
やみくもに早急な全投下するってV字回復を狙うアホ経営者だろ。そう考えると、対策事業自体が本体であって「成果を上げることを目指していない」という増田の見方が納得しやすい。
しかし「速やかに、タスクフォースの議事要旨を作成し、これを公開」が1ヶ月以上経って議事概要が準備中って何なん。 http://www8.cao.go.jp/shoushi/taskforce/
http://anond.hatelabo.jp/20130508100857
女性は働いて自立する生き方もある(これは今までフェミニストが求めてきたものね)、あるいは出産という生き方もあるよ、という話でしょう。
平成17年版 国民生活白書 女性は結婚相手に対して経済力を重視している http://goo.gl/g3jMM
女性の92.1%は経済力も理由に配偶者を選択するが、男性は30.2%でしかない
注目すべきことは、女性においては、これらに加えて相手の「学歴」、「職業」及び「経済力」について、重視又は考慮すると回答した割合が高い点である。
学歴がある程度職業選択に結び付き、また職業に応じた所得格差が存在することを踏まえると、
後で見るように、結婚生活においては夫が家計収入を稼ぐべきという意識を女性は持っていると言うことができる。
一方、男性が女性よりも重視する又は考慮すると回答した割合が高い条件は、相手の容姿のみである。
男性は女性にあまり経済力を求めない。特に「経済力がある男性は女性に経済力を求めない」(だから「ダグラス・有沢の第二法則」なんてのが成り立つわけで)
女性手帳がなんだかんだってんで 内閣府少子化対策 http://www8.cao.go.jp/shoushi を眺めたんだが。
少子化ってのは、人々の自由な選択の総合的な結果として、(未婚も含めて)子どもが居ない(あるいは少ない)ライフスタイルの選択が起きているってことだよな。
だとすれば必要な活動は、自由な購買が行われている市場で販売が思わしくない開発済み自社製品のマーケティングと同じ様に見なすことが出来るはずで、要するにそれは、少しの押しで選択が変わる可能性があり人数が多い層に対して、弊社ソリューションの優位性(笑)をアピールしたり、販促グッズなどでお得感を出したりする、ってのが対策の中心ってことになるよな。
そう考えた時、このサイトを眺めても、いったいどの層をターゲットにして何をアピールしようとしているのか、そのボリューム感とテーマがさっぱり分からないんだが、教えてエロいひと。
http://anond.hatelabo.jp/20130508100857
「女性手帳」を言い出した政府や関係者(男に限らない)を批判すればいいものを、なぜか男全員に不利益を負わせることで利害相殺しようとする。
どれだけ綺麗事言ってても、ミソジニーの反対のミサンドリーに塗れているだけだということがよくわかるね。
それがフェミ。
と思ったけどよくよく考えたら女性手帳自体はどう改良してもアウトっぽくてどうもならんかった
女性手帳とかそういうのがむかついたついでにいろいろ考えたんだけど、少子化・高齢出産の問題は、「高学歴女子が高齢出産しなくて済むには?」と「DQNの元に(もしかしたら片親で)産まれてきた子供が幸せになるには?」とふたつに分けて考えるべきだと思った。これを混ぜるからよくわからなくなっている気がする。「『早く産め、人生設計考えろ』ってじゃあ進学してないで低学歴でポコポコ産めと?」とか思ってるとごっちゃになる。
このふたつの問題は、もちろん両者とも解決されるべきだが、どちらかひとつが片付けば少子化は解決する。
「高学歴女子が高齢出産しなくて済むには?」というのはこの国が女性の教育水準を上げようとしている以上、避けてはならない問題だ。例えば1浪で院卒なら社会人一年目4月で25歳。社会人3年目あたりで結婚して例えば5年目で第一子、だと30歳なのでわりとギリギリだ。新卒から5年以内に産休育休って、本人としても会社としてもかなりイタイだろう。では、どうすればいいのだろうか。
「DQNの子供が幸せになるには?」は、まず「幸せ」っていう直感的な言葉を選んだけれど、つまり「経済的に豊かで、十分な教養がある」ということだ。つまりこちらは「所得格差を受け継がせない」「所得格差を教育格差にしない」というのがキモだろう。この解決には手当や保護を手厚くすることだろうが、多額の税が必要だ。では、どうすればいいのだろうか。
その状態で女性にだけ、こどもを育てて社会に出すまでのタイムテーブルを考えさせるのだったら、応分の負担を男性が金銭で行ってくれるに違いない。
社会的合意があれば養育費払わない父親の締め上げも同じように出来るよ。
頭の沸いた馬鹿女に落ち着いて考えて欲しいんだけど
女性手帳?だって「産みたいならスケジュール考えろよ」っていうお節介を焼いてるだけだろ。
「子供産まずに羊水腐れ年齢に達した女に税金掛ける」みたいな政策が出てきたときだよ。
あと個人的な話で
お前みたいにカリカリしてて頭が沸きやすい女は母親になんかならないほうがいいと思うよ。
胸はって「適性が無いから産みません」て言ってやれ。
俺もこのように度量が無く心が狭いから父親になるのは避けるつもりだ。
女性手帳が出るらしい。思春期から女性はこどもを生み育てることを念頭においてライフスケジュールを考えろということだそうだ。
ところで女一人で繁殖できるわけじゃない。
オトコはパートナーを持つこと・こどもを家庭で育てて社会に出すまでのタイムテーブルを考えなくていいのか?
ニートなんて立場をとれちゃったり、そんな「年がいった子」を飼い続けている親がいるっていうことは、自発的にこどもを自分が養育し社会に出られるまで責任を持つってことを考えられない層がいるわけだが、そうした啓蒙は女性にだけにしようという=男性にはその啓蒙がいらないっていうことらしい。
ということは、繁殖したあとの養育部分は国が面倒をみるということなんだろうか。
現時点では平均的な女性一人の収入で、子育ては非常に難しい。保育園だって足りない。
その状態で女性にだけ、こどもを育てて社会に出すまでのタイムテーブルを考えさせるのだったら、応分の負担を男性が金銭で行ってくれるに違いない。
こどもを持つか持たないかに関わらず、15歳~50歳の男性にはすべて年間200万円の「男性税」を課して、それを子育て関連に充てれば、ええんでないだろうか。
で、男性は結婚して子どもを持ったら(養子縁組でも可)免税される。
実際に一人こどもを持てば出費は200万円では済まないのだから、こどもを持たないほうがお徳にはなるので、不公平感は無いんじゃないかな。
伯父夫婦、叔母夫婦、義母は何も言わないので安心…と思っていたら実母の方へ電話やメールで催促があるとか何とか。
子作りはしているのか、今は作る気がないのか、検査はしたか、不妊治療は早いほうがいい。
夫とはセックスレス。10年近く付き合っての結婚だったが、交際5年目くらいからはレスだっただろうか。
交際開始から今まで、夫が私の中でフィニッシュしたことがない。
私もセックスがそんなに好きではないので、まあいいか、とズルズルとレス状態に…
こんなこと親にゃ言えねえ、っていうか誰にも言えねえ。
お互いかなり面倒くさがりな性格で、この問題に向き合わず今まで来てしまった。
そのツケをどう清算していくかの瀬戸際に来ている。
子供は欲しいのか。
欲しい…と思うが、それが親や世間へ責任を果たしたいだけじゃないかと言われればまぁそうかも。
とりあえずせめて一人いれば、楽になれる…。facebookに並ぶ子供たちの写真を見て暗澹たる気持ちにならなくて済む。
そんなんでいいのか。と思うけれど、多分良いんだろう。
母性本能とか、子供が育つうちに出てくるんだろう。知らんけど。
仕事は面白い。婚約を機に「家で働いて子育てできるように♪(セックスレスが何言ってんだ)」と独立したが、一人で働くのは性に合っていた。
バリバリ仕事やって、いつでも打ち合わせに出向いて、招待いただければ飲み会に行って…
そんな生活が、子供を持ったらできなくなることが残念ではある。
夫は働くのは基本嫌いで専業主夫でもいい!と言っている。私が男だったら良かったなあ。
ふーー。
4月頭に風しんの予防接種受けたから、その2ヵ月後、6月頭に夫に切り出してみよう。
「子供欲しい?っていうかどうする?このままじゃどうしようもないよ?」と。
病院嫌いの夫、不妊治療とか協力してくれるかな?って一人で考えてもしょうがないな。
ああ。面倒ごとは嫌い。考えたくない。
仕事で忙しいのはいい口実&逃げ場になるけれど、そろそろ向き合おう。
夫とも、ちゃんと話をしなければ。
小学生のころから研究者になりたいと思っていたのだが、この博士就職難のご時世に、運よく常勤職につくことができた。給料もいい。教えるのは好きだし、研究するのはもっと好き(苦しいことも多いけど)。新しい発見をしたときの快感なんて何にも代えがたいと思うほど。
この地位を得るために、色々なものを引き換えにした。研究が忙しくて趣味は一切やめてしまった。テレビも映画も殆ど見なくなってしまった。彼氏ももうずっといない。私がなにより研究を優先してしまうのを、私も(たぶん向こうも)分かっているからだ。いざとなれば、来週にだって地球の裏側に行って、そのまま何年も帰って来ないのが私だ。「相手のキャリアにあわせてついていく」ことは私にはできない。過去の彼氏たちとは、結局そうやって別れた気がする。彼らには、ちゃんと「ついてきてくれる」パートナーを選んで、楽しく人生を送っていてほしいと願う。自分は、娯楽としてのパートナーを欲しいとすら思わないほど、そぎ落とされた生活をしている。
とはいえ、このGWに外に出れば、私が選ばなかった選択肢を選んだ人たちが楽しげに街を歩いているのが目に入る。昨日「女性手帳」とかいうニュースもあったが、私も30代半ばだし、パートナーも子どもも持たず、一生独りで生きる覚悟を本気で決めねばならない、とつくづく思う。もう子どもは無理だろう。家族連れをうらやましいなあと思うことはあるけれど、たとえば自分が10年前に戻ったとして、研究とキャリアを妥協した選択をするかというと、やはり絶対できないと思う。もし無理やりそうしたとしても、研究とキャリアを妥協したことを他人(パートナーや家族や周囲)のせいにしてしまいたくなりそうだ。そんな人生は嫌だ。少なくとも今の私が一人なのは自分のせいだし、自分の人生の足りないものを他人のせいにしたくもならない、ということは今の人生の非常にいいところだ。
もちろん理解のあるパートナーに子ども、優秀な研究能力に常勤職という、総取り女性研究者というのも世の中何人もいるけれど、私の性格+私程度の能力でそれは無理だ。あれは単に常勤職につく以上の僥倖だ。現に私と同年代で研究職を目指していた女性たちの多くは、パートナーや家族を得て研究の世界から消えてしまった。
家族や子どもも欲しいとは思うけど、結局最優先にはできない自分のエゴというものを、もっと自分ですんなり消化したい。心情としてもやもやするのが気持ちわるい。うまい消化方法を知っている人がいればぜひ教えて欲しいほど。
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追記:
仕事で放置している間に思わぬ数のレスポンスで、驚きました。助言をしてくれる人は周りにいないので、参考になりました。「主夫」という意見がありましたが、そういえばそういう人に出会ったこともなかったです。それこそ孤独には強いようで、積極的にパートナーを探しに出ることも一切ないためかもしれません。
ただ、研究だけは私の人生の最後までそばにいてくれる存在ですし、学生たちはいわば私の精神の子ども的な存在だというのは、いつまでも変わらないと思います。
若干もやもやすることはあっても、自分で選んだ人生なので、まずは手元にある今の生活から頑張ります。研究はとっても楽しいのが幸いです。