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2016-09-26

関わりたくない人がいる。

先日、職場普段はあまり仕事しない人と組むことになった。(仮にAさんとする)

Aさんは、かなり細かいところまでこだわりを持って仕事をする。

仕事だし、それは当たり前のことなのだが、時にそれがAさん自身を追いつめたり周囲をうんざりさせたりしていた。

先日の作業で私がやるのは簡単作業のはずだったが、とある事態が発生したために簡単ではなくなったのだ。

作業するのに必要データが届かず、代案でやることに決まったときに、ああこれダメだと直感したのだ。

この感覚は初めてではなかった。

私が配属されたときに、Aさんが担当していた仕事を引き継ぐことになり、指示をもらいつつ必死に進めていたのだが、

Aさんは、なんと途中で体調不良ということで長期間休みに入ってしまったのだ。

その時点でまだ全体の3分の1しか引き継がれていない状態で、半ばパニックに陥りながら作業をしたのだ。

その時と違ってAさんはいるというのに、なぜか同じ感覚になった。

なんかややこしいことになりそう、と。

結果として、予感は当たった。

Aさんの指示と、作業内容がかみ合わない箇所がいくつも出てくる。

提出の段階になって、最初に言っとくべきだろうというようなことを言ってくる。

そのために見直しが発生し、時間が余計にかかる。

この人、わざとやっているんじゃないかとも思いかけた。

Aさんからは、作業の出来が悪いとのお言葉をいただいた。

私はAさんの顔を見ることができなかった。なぜか?

疲れ切っていたからだ。まあ、カチンと来ていたのもあるけど。

今回の件について話をしたいらしいが、どう答えたものか。

正直、もう、私が全面的に悪かったでいいから、話とかしたくないんだが。

私も、初めての人と組むときがあるからAさんの大変さはわかる。

でも、なんかAさんとは仕事したくない。

2016-09-25

北海道Suicaを使おうとした話

http://anond.hatelabo.jp/20160925031147

これ見て思い出した話。

東京で働いていたが、辞めて北海道へ帰ってきた。

数年ぶりに帰ってきた北海道を堪能しようと思い、まずは札幌に住む友人のもとに向かい札幌遊んだ

Suicaにはまだ数千円の残高があったので、もう電車に乗ることもないので使いきろうと思い

コンビニ100円ショップなど会計は全てSuicaで支払った。

北海道民にはSuicaは馴染みがないので、レジ提示しても戸惑わないかな、と不安もあったが

「支払いはSuicaで」と伝えると、店員は「Suica…?あ、kitacaですね!」と言い直し、すんなり会計できた。

札幌市民は日常的に地下鉄移動をするので、ほとどの人は札幌地下鉄kitaca携帯しているので、東京でいうSuica的なカードレジ会計をするのは一般的なのだ

ただ、どこの店でもレジ店員が「kitacaですね」と言い直すのは面白かった。

一通り札幌を堪能すると、実家のある旭川へと向かった。旭川に来ても、まだ手元のSuicaには二千円ほど残高があったので、コンビニに行くたびSuicaでちょこちょこ支払った。

旭川コンビニSuicaを出すと、どこも「Suica…?ちょっと待ってください」と言われ、店員が店裏へ行きちょっとしたパニックになる。

店員マニュアルらしきものを見ながらレジ操作し、あーでもない、こーでもない、と5分ほどまたされる。

数分待たされた後、やっと「カードをかざしてください」と言われ、解放される。

旭川ではSuicaどころか、kitacaが滅多に見ないものである

札幌地下鉄があるのでkitacaでの支払いは一般的だが、札幌外の北海道全域では、そんなカード存在しない。

北海道ではJRのことを今も「汽車」と言うが、道民交通自家用車か、バスタクシー車社会なので、汽車は滅多に利用しない。

汽車カードなど、未知の存在なのである

そんな未知のカードコンビニ支払いなど、普段ないことなので当のコンビニ店員もよく知らないのだ。

一応バスにもSuica的なカードはあるが、それは地元バスに乗車したときしか使えない。コンビニやお店での支払いには使えない。

なので、北海道では札幌外のお店でカード支払いといえば、クレジットカードWAONくらいしか存在しないので、Suicakitacaで支払いとなると軽くパニックになるのだ。

ああ、北海道って田舎だなあ、と再認識した次第である

2016-09-24

このまま生きていける気がしない

幼い頃からずっと人の気持ちのわからない子どもだった。

小学生の頃は他人罵詈雑言ワガママをぶつけながらその自覚がなく、当たり前のように孤立していた。

中学時代にこの言動トラブルを起こしてからは一転して徹底的にいい人を演じるようになった。高校生とき自分からまれてもいないクラス仕事をどんどんやって、聖人扱いされた。だけど受験前に心の余裕がなくなっていった。偏差値が上がらなくて泣いているクラスメイトに余計な言葉をかけて神経を逆撫でしてしまったこともあった。化けの皮が剥がれて、卒業するときは周りの人からしかけられることも少なくなっていた。

大学に入るときにはリセットしようと思って焦りすぎた。空回って周りと打ち解けられず、気づけばみんな仲の良い友達を見つけていた。周りが談笑しているときには何が面白いのかわからない。サークル新歓でも私が喋ると空気が冷える。高校生ときよりずっと寂しいけど、もう取り返しがつかない。誰とも会話がかみ合わない。まともな人間関係が成り立たないのだ。

幸いなことに、長期休みごとに遊びに行くような友達は片手の数ほどだがいる。けれど、その人達にはもっと楽しく笑って遊べる別の友達がいて、私はお情けで一緒にいてもらっているだけな気がする。その友達が悩みを私に話すことがなく、息のあった会話もできないのは、私が自分のことで精一杯で人の悩みを聞いたり、その人の1番いってほしいことを言えるような人間ではないからだ。自覚はある。でも、どうすれば他人気持ちよくなれるのか、私にはどうしてもわからない。頭でわかっていても実行はできない。

そして、私も遠慮と不信感が重なって本当の悩みは言えないし自分は出せない。心を開いていないことを悟らせないように、口からから次へと薄っぺらくてつまらなくてひどい言葉が湧いてきて、止めることも誤魔化すことも下手だ。そのうちに話すことに疲れて、相手にも興味が持てなくなる。そのことを相手もわかっているから、お互いに心の扉は閉じたままだ。

もう20歳になるが、心から笑って話せるのは家族だけだ。精神的に疲れたときに甘える相手母親しかいない。それ以外の人だと、相手許容範囲がわからずに疲れさせてしまうから

周りの同級生は、やすやすと人と打ち解け、スケジュール帳をびっしり埋めて、楽しく生きているように見える。彼らにも彼らなりの悩みはあるはずだ。でも、私はそこにすら到達できない。いたずらにだした話題面白いと思っているのかつまらないと思っているのかわからない。相手話題に素直なリアクションがとれない。何もかも壊れたあとで気づく。

こんな私でも中学ときよりはマシだと思う。結果が残せたとは言いづらいけど、それでもあのとき変われたのだから、とも思う。けれど、20年も続いてきた自分本位な考え方を変えたり、あるいは誰かに依存せずに済むように自分の足で立つことが、果たして社会に出るまでにできるのだろうか。

要領は悪かったけど勉強だけはできたから、そのことで自尊心を保っていたけど、大学に入った今、私より頭のいい人が星の数ほどいることぐらいはわかっている。それなのに自分知識無意識のうちにひけらかしてしまうこともある。技術も社交性もない私に一体なんの価値があるのだろう。頭でっかちで半端な知識を撒き散らす壊れたスピーカーだ。

幸か不幸かギリギリのところでレールからは降りずに生きているけど、そろそろ限界が見えてくる。いつまでも親に甘えて頼り切ってしまったら、いつか親が私を支えられなくなったとき共倒れだ。そのときに親を支えられるような人間になれるだろうか。そして辛いときに支えになる人を、大人世界で私は見つけられるだろうか。そしてその人が倒れそうなときにも支えられるようになれるだろうか。その人を笑わせたい、悲しませたくないと素直に思えて、そのために心を尽くせる人はできるだろうか。

今すぐにでも動かなきゃいけないはずなのに、エラーしてでもトライしなければならないのに、さもなければもっと知識技術をつけて強くならなければならないのに、そのどれも私はできずにいる。永遠に家で何もせず暮らせていけるものだと心のどこかで信じている。そんなことはないのに。

一体私という存在にどんな意味があるのだろう。ネットの海で痛みをごまかそうとしたけど、無数の「ふつうのひと」の言葉ますます無力感自己否定を招くだけだった。こうしている間にも夜が明けて、私はまた1日を無駄にする。足踏みを繰り返す。頭だけが空回ってオーバーヒートする。なんの解決にもならないパニックを起こす。

頭で考えたことを実行するのがいつからこんなに下手になったのだろうか。

このまま消えてしまいたいけど、それも勇気がなくてできない。こんなの20歳の悩みじゃない。真面目なせいで単位は揃っているから、順調に大人世界が近づいてくる。

何者にもなれず棘を生やしたまま腐っていきたくない。嫌なことがあって夜に叫びたくなったので文章にした。

ここまで書いてもなお、見える答えを直視できない自分がいる。

2016-09-22

他人気持ち想像できないゴミクズってなんで生きてんの?

そんな奴社会にいらねーだろ?

常に自分自分自分。何かありゃすぐパニック八つ当たり

お前さーなんで生きてんの?

誰に愛されてんの?

なあ?

思い通りにならなきゃガキみたいに拗ねて騒いで。

迷惑なんだよ。

甘ったれんのもいい加減にしろよ。

消えろ。今すぐ消えろ!

2016-09-20

虐待人生狂った



人は信頼できないし、自分危害を加える危険存在だということを脳に刷り込まれる。

基本的な人への信頼がなくなる。いつもびくびくして体力も気力も凄い使うから疲れる。



虐待されるかどうかは親の気分次第であり、理由説明したりしないので子供の頭はパニック、そして子供はいつも人の顔色を窺うびくびくした人間になる。

さらに脳が委縮して、気力や記憶力、対人すきるに問題が出る。





まれた健常者は虐待いじめとは無縁だからセロトニンドーパミンオキシトシンが分泌されまくってて人生がうまくいく。





まぁアトピーゾンビキモ不細工チャイルドなんて誰も育てたくないわな。

キモイ奴が自分の腹から出てきたという嫌悪感虐待しますわな。同じ家にいるだけでイライラしてたんだろうな。虐待されるのは自業自得だ。

2016-09-15

http://anond.hatelabo.jp/20160915193846

誰もそんな事は言ってないから、そんなにパニックにならなくても良いんだよ。

落ち着いて、ゆっくりひとつひとつ世界認識して行こう。

14歳出産、妹は我が子。

1997年、俺がまだ小学生だったころ。

PTAババア達が「○○さんの娘さんが出産した」と陰口を叩いているのを耳にした。

聞けば、14歳中学二年生の女の子子供を産んだという。14歳育児なんてできる訳がないので、その子の妹ということにして、その女子中学生母親育児をすることになったという。

ここは北海道田舎町。やっぱり田舎ヤンキーばかりいるので、高校生妊娠出産は我が町でもよく聞く話だが

中学生出産だなんて、あまり聞く話じゃないので中々センセーショナル出来事だった。

田舎なので個人のどうでもいい情報など今のツイッター以上のスピードで知れ渡る。中学生出産なんてスキャンダルは、PTAババアの格好のゴシップの餌食だった。

PTAが集まるたびその話題(というか誹謗中傷)で持ちきり。その井戸端ヘイト大会強制的に参加させられるうちの母は「他人の家のことなんか、どうだっていいだろ!」とよくキレていた。

陰口を叩いているババア達は、本人には知られていないと思っているんだろうが、驚異の伝達スピードを誇る田舎だ。周りに陰口を叩かれまくっていることくらい、その家庭は知っていただろう。かなり苦労されたことだと思う。

ふと、そんなことがあったことを、ついさっき思い出した。

1997年から19年経った。当時出産した女子中学生現在33歳、その子供は今年19歳になる。

おそらく現在19歳の子は、ずっと実の母親のことを「姉」として育てられてきたのだと思うが、もしそうであれば、そろそろ「姉」は実は母親だったという事実を教えてもいい年頃だと思う。

一体どのタイミングで打ち明けるべきか、打ち明けられた子はどう思うのか。

考えるとムズムズしてくる。

当時は「ババアってゲスな話大好きだな!」と小馬鹿にしていたが、ふとそんなことを思い出してしまう俺も、ババアと同じようにゲスになってしまった。

 

 

小学生の頃のことで思い出したことを、もうひとつ

小1の頃、同じクラスで初めて知り合った川田くんと親友になった。放課後毎日のように遊んだ

俺は小1からモテなくて女子から汚物扱いされるほどの嫌われっぷりを発揮していたが、川田くんは背が高くてスポーツ万能、モテモテだった。

そんな、今考えれば水と油のように対極の存在がなぜそこまで仲良くなったのかは謎。

小3のある日、川田くんと下校していたら川田くんが「俺たちも将来、女子おっぱいを触ったりエッチしたりするのかな?」と聞いてきた。

俺が将来そんなことができるなんて想像すらできなかった。仲の良い女子なんて一人もいないのだから

でも、川田くんは明確なビジョンがあるようだった。それを聞いていた俺も、「川田なら今すぐにでもできる」と思った。

小3まで川田毎日のように過ごしたが、小4にもなると異性を意識しはじめる。

あれだけ毎日一緒に過ごしていた川田が、小4になった途端に俺と一切関わってくれなくなった。女のことしか頭にないのだ。

まりにも女のことしか頭にないせいか学校の中で堂々とクラス女子と片っ端からロチューしたり、最近膨らみはじめてきたおっぱいを触ったりしていた。川田キチガイになった!とパニックに陥ったのは俺だけで、クラス女子の憧れの的であるモテモテ川田のやることだ。女子もまんざらではなかった。川田ハーレムのの完成である

小5のクラス替えで離れ離れになったので川田の詳しい動向はわからなくなったが、風の噂で小5にして童貞喪失したと聞いた。死ねばいいのに

俺はというと女子から菌扱いのままで、童貞を捨てられるのは24歳まで待つことになる。

小学校セックス経験するのは将来ヤンキーまっしぐらスクールカースト頂点のごく一部のみだが、

中学になるとカーストの中くらいにいるごく普通の奴もこぞってセックス経験する。

地元大学病院が、「我が町の未成年性病妊娠は全国トップクラス」と警鐘を鳴らすほど、ガキの性が乱れている。

冒頭に書いたように、わが町でも高校生妊娠はよく耳にするが、小学生中学生妊娠ほとんど聞いたことがない。

小中学生セックスしまくってる町なのに一切聞かないということは、もし妊娠してもトップシークレット扱いで外部に漏れないようにしているのか。

未成年の性が乱れているわりには、バレるとバッシングが酷いからな。

余談だが、中学高校の頃に出会い系サイトを使って援交していた同級生が数名いて、

俺の同級生女子3人ほど

顔出しマンくぱぁ写真ネットでばらまかれていることを大人になってから知った。

中学高校の頃の写真っぽいから、その頃ネット流出したんだろうけど、当時は全く話題にならなかった。

今でもたまにエロサイト漂流していると見かけることがある。

張本人が、自分の顔出しマン写真ネットで絶賛無料配布されていることを知ってるのか知らないのかはわからないが、

今でも地元普通に働いて普通に暮らしているという。

そのうちの二人は既にお子さんがいるとか。お子さんも将来ネットしてたら不意に母親若い頃のくぱぁ写真を見る日が来る。

2016-09-12

君の名は」でパニック発作起こした1000円返せ新海誠

話題になっている新海誠映画君の名は」を見に行ってきた。



……のだが、途中で軽いパニック発作のようになってしまい、上映開始30分ほどで席を立って出てきてしまった。

ほんとうに、情けなさすぎて死んでしまいたいし、入場料がもったいなさすぎてもやもやしている。



30代なのに、若いカップルだらけという映画を見に行って大丈夫なのか、心配だったのでレイトショーで見に行った。

はいっても、割引で1000円で見ることができるものを持っているメンヘラなので、レイトショーでも料金は関係ないのだが。



映画は、上映開始した時点から、あまりにもキラキラしすぎていて、若々しさがあふれすぎていてニヤついてしまうくらいだった。

とくにOPはクサすぎるくらいのキラキラで、精神的に高揚感あふれるくらい。



ところが、途中でパニックになるようなシーンがあって、途中退席せざるをえなかった。



ネタバレになるような内容ではないので、作品を見た人がわかるようにどのシーンか書くと、

男のほうのキャラクターアルバイト先で客にイチャモンをつけられて、机を叩いて詰められて、理不尽要求をされ、同僚の女性いやがらせを受けるシーンである



このシーンが始まった瞬間精神的に辛くなって、机をバンと叩く効果音でもう無理になってしまった。

そのあとなんとか座席に座っていようと思ったが、辛くなって中座してしまった。



(以前にも、他人仕事上の重大なミスをした話題を聞いただけで同じような発作になってしまったことがある)



ほんとうに、なんで映画をみていて、しかも、人畜無害であることがわかりきっている「君の名は」でこんなことになってしまったのか、情けなくて仕方ない。

なんというか、流れ弾を食らったような気分だ。



はいえ、タイトル釣りなので、本当に1000円返せと思っているわけではないし、新海誠にそのような表現はやめろというつもりは全くない。



言いたいのは、自分が本当にこんなことでパニックを起こしてしまって情けないということ。

そして、同じようなパニック不安の発作を経験したことがある人は、「君の名は」を見たときに同じようなことになる可能性があるので、あらかじめ注意したほうがいいということだ。

2016-08-24

ミサイル」と「核」の質の違い、官僚政治家という生き物の生態

「休眠」という概念(そして、一定時間後に活動再開するということ)が、確定的に言われたのはお話のどの時点だったか、もう一度確認してから書いてください。増田の話は全て「休眠してる」ことを前提に成り立っているけど、それはストーリー上どの時点で「確定」していたか? せめてパンフレットが手元にあればそれを読み返してから返事してみてください(こちらはそうしてます)。群体化、有翼化の危険が指摘されたのがどの時点かも含めてね。

群体化、有翼化の意味、本当に分かっていますか? 細胞レベルで増殖していく生き物が、翼をもって世界中拡散する、それはもう人類滅亡に近い危機なわけですよ。それに対して政治的にどうとか考えている余裕がありますか?「まとまってるうちに一撃で全部焼く」のは、少なくとも一つの見識です。ミサイル攻撃には意味がないと何度も繰り返し言ってるのは、今はゴジラという個体の「破壊」が目的じゃないからですよ。どんな物質であろうがバラバラに気化せざるを得ないような圧倒的な高温で一気に全てを「焼く」。水爆は、最初実験された10メガトンの爆弾で、島一つを文字通り「蒸発」させたそうですが、細胞レベルで増殖し進化する生き物に対しては「破壊」ではなくそういう「圧倒的な熱による攻撃しか対処方法がないという判断です。巡航ミサイルの「力」とは、そもそも質的に違うのです。

ちなみに

核以外の大陸間弾道ミサイルを使った飽和攻撃作戦は全く行ってなかっただろ?

については、「大陸間弾道ミサイル」は基本核弾頭なので、それをいうならトマホークとかの巡航ミサイルとかかな、と勝手解釈して変えていますよ。




この世界は未知の存在事象に対してもまるで抵抗なくスポンジのように受け入れているのも違和感丸出し。

リアルさの欠片も無い、ゴジラみたいなのが現実に現れて、そこにいたとしても存在容認できずにパニックになる人間が出てこない。

みんな何故かゴジラを素直に受け入れてるのがナチョラルに狂ってる。

それはさすがに官僚政治家という人種を知らなすぎると思いますね。作品冒頭にも一種コミカルなほどリアルに描かれていましたが、仮にゴジラが登場しても「防衛出動だろうか、有害鳥獣駆除でいけるだろうか」と真面目に議論するのが官僚政治家という人種なんですよ。現実を徹底的に書類の束の中に落とし込んで「会議室の中で全てを片付ける」存在が彼ら。それを「ナチュラルに狂っている」と言うのは別に間違っていませんが、そういうナチュラルに狂った人間じゃないと国家なんて巨大組織運営に関わることはできないんですよ。あなたはたぶん実際の中央官僚政治家を見てもバリバリの「違和感」を感じるのでしょう。

パニック描写すると尺がなくなるから。ここでも脚本都合、だからフィクション子供だまし。

それならあのデモ描写はどう見たのでしょう? ただのお休みシーンだと思いましたか? あそこで「多数の人々は右往左往して訳わからなくなってる」ってことは十分示されていましたよ。ここにもまた増田の見落としポイントがあったのですね…。

ゴジラ世界日本人現実日本人根本的に別の人種

まずその認識からすり合わせて欲しい。

多くの霞が関の中関係者から、あの映画が、戯画のように見える点も含めて可笑しいほどにリアルだという評のあることを知っておくべきです。増田が何歳でどういう立場人間かは知りませんが、官僚政治家日常的に付き合わなくて済む立場の人なのでしょう(それはそれで幸せなことではありますが)。ですが世の中にはああい世界が実際にあって、そしてそれぞれの立場で妙に純粋だったり真剣だったりしたノリで「国」を背負って仕事をしている、そういう人らが実際にいるということは、後学のために知っておいた方がいいと思います。まさにまずその認識からすり合わせて欲しい点ですね。

http://anond.hatelabo.jp/20160823145827

2016-08-23

http://anond.hatelabo.jp/20160823143352

興奮しすぎだろ

ちょっと落ち着け

つーか後から判明したことじゃなくて休眠入った直前と直後からも冷却のためだけじゃない進化段階に入ろうとしてるって疑うのは自然なことだから

だいたい冷却のためだけならまた海に戻ればいいだけで地上で棒立ちする必要なかっただろ。

なんでゴジラあんな地上でジッとしてただけなのを考えろよ。

そもそも寝てるけど迎撃ってのもまず話をおかしくしてる。

背びれレーザーでの迎撃を絵として見せなかったのも視聴者クエスチョンを抱かせる恐れがあるから見せなかった。

まあ、これは脚本問題だが。

こういうところ突っ込まれたら弱いのがシン・ゴジラ

 

とりま負けフラグとか幼稚で抽象的な言葉スルーするとして、

ステルス爆撃機バンカーバスターでの爆撃が与えるダメージとして最大火力なのはそうだが

核以外の大陸間弾道ミサイルを使った飽和攻撃作戦は全く行ってなかっただろ?

日本配慮しての攻撃で最大攻撃を発揮できたのがあの手段なだけであってあれが米軍が取れる最大の攻撃手段というのはただの思い込みですね。

空母の1つも持ってこないで通常兵器はあれだけでおしまいってんなわけないでしょ。

損害による金銭的損害についても核攻撃後の日本への支援金東京消失による世界経済に与える損失考慮したら

米軍作戦資金国連申請した方がはるかに安上がりなんだが?

攻撃を行った際は米軍の3度目の実戦での核使用という汚点が残るどころか放射能被害に対するケツをこの先ずっと行っていかないといけない。

放射能被害にあった人から国連意志であったとしても訴訟を起こされる未来しか見えない。

国際社会的にも例えゴジラ排除できても風当り悪くなることは確実、むしろ通常兵器で倒せただろ文句を言われる可能性がある。

その言い訳としてあの規模の損害では釣り合わない、大統領決断にしても核使用の方がよっぽど重いし普通の神経してたら汚名が残る決断をしたがるわけがない。

同じ補てんを国連に求めるとしたら米軍軍事費についてがまず先であり道理だろ。

米軍としてもあのまま引き下がって核使いましたなんてことになったら国民の信頼は減り今後の予算削減に繋がる。絶対に避けたいところ。

政治的観点からしても以上のようにあの状況で核使用が支持されるのはおかしい。

もし米軍が核使用を考えるなら米軍が自他共に勝ち目がないと諦めてなおかつ合衆国国民からも支持されるタイミングしか有り得ない。

群体うんぬんの話にしたって確証ない段階で決めつけて核なんてできるわけがない。

そう、この世界は未知の存在事象に対してもまるで抵抗なくスポンジのように受け入れているのも違和感丸出し。

リアルさの欠片も無い、ゴジラみたいなのが現実に現れて、そこにいたとしても存在容認できずにパニックになる人間が出てこない。

みんな何故かゴジラを素直に受け入れてるのがナチョラルに狂ってる。

パニック描写すると尺がなくなるから。ここでも脚本都合、だからフィクション子供だまし。

日本はまだまだ捨てたもんじゃない」なんだこいつ?

「志願したときから覚悟しています(笑)」…は?

ゴジラ世界日本人現実日本人根本的に別の人種

まずその認識からすり合わせて欲しい。

 

進化するから休眠中に攻撃しない点に関しても、

攻撃する事自体進化トリガーになってると解釈されるのが理解できない。

というかゴジラ攻撃を受けたか進化したという描写は作中一度しかない。

それがバンカーバスターを受けて致命傷になるかもしれないとゴジラ自身危機を感じて休眠に入ったタイミングだって言ってる。

第一形態から第二形態への進化ゴジラは何も攻撃を受けていないし、

から戻ってきて進化していたとき別にゴジラ攻撃を受けたわけじゃない。

放射能を吐いて爆撃機迎撃したのはあのタイミング進化したのではなくてあの時点でそういうことができる状態だったと考えるのが自然

ヘリの攻撃を受けていたとき攻撃のために進化していた描写は一切なく、

反撃の必要が出たか攻撃に移ったと観るのが自然

あの場面で攻撃を受けたか進化して突然撃てるようになったというほうが不自然

米軍国連日本がそう判断したのが気持ち悪いほどの違和感だが脚本の都合なので仕方ない。

仕方ないが、シン・ゴジラご都合主義が浮き彫りになってる。

これを大傑作扱いするのも当然気持ち悪く違和感がすごいが自分たち評価に酔ってるオタクたちにこの気持ち悪さは感じ取れないんだろうな。

http://anond.hatelabo.jp/20160822220823

>逃げ遅れた家族

パニックになると案外あんなもん、地震の時も震度6の中FPSやってたり

津波が自宅に到達するまで実況している人もいた

それは知ってるけどあれは子供のいる母親からねぇ。ゲーム廃人ニートニコ生主と一緒にしてはイカンよ。そういうのは論点ずらしっていうんやで

品川くんの前を横切る老人たち

あれは、攻撃目標の側に民間人がいた場合でも自衛隊攻撃できるのかっていう演出なので

演出意図はわかってるがあまりにもご都合主義だったんでな…

>第四形態鎌倉上陸後の移動経路

生物なんだからまっすぐ進む方がおかし

ロウロするのは当たり前、犬の散歩連れて行くとわかる

犬は一応縄張り争いの目的があってウロウロしてるからな…目印から目印まではわりと直進する。道とか知らんって感じで畑も突っ切る。目的なくブラブラする生物ってそんなにおらんちゃうか。ゴジラ目的はしらん。


>第四形態上陸

海自が驚くほど無能だった、多分撮影協力が得られなかったんだとおもう

米軍はトマホールミサイル発射したのにねえ

艦隊だしてたし一応協力はしてもらってたんでは?暇じゃなかったのかもしれない(対馬対応とか。ロシア飛ばしてきてそうだし

おりがみ

要するに鶴を折ると文字が浮かび上がる

なんか意味ある情報が見えるらしいことはわかるけどその情報がなにかさっぱりわからんのよねぇ…

血液凝固剤で凍結

血液核融合で発生した熱を逃しているので、血液が循環しなくなると

安全のため-170度まで冷やす機能がある、それを利用して凍結させた

米軍が余計なことをしなければ、寝ている間に飲ませて楽勝だったのに

飛来するものを全て無条件に攻撃するようになったため、ゴジラに転んでもらって地上から入れる必要があった

安全のための冷却機構ってなんのためについとるんや。。。そしてそれがなかったらどうするつもりやったんや。。。折り紙に書いてたのかもしらんが凡人にはわからんやろ


血液凝固剤の経口投与

ゴジラ食事必要としない、水と空気があれば核融合必要元素を作り出せる完全生物

分水は飲む

摂取したあとに血中に吸収されるかどうかわからないんですがそれは。もっかいバンカーバースタうちこんで穴が空いたところに輸血してあげたほうが良かったんでわ。。。

2016-08-22

http://anond.hatelabo.jp/20160822144854

御用学者との会談

あれはパロディなので


蒲田くんの川遡上

実際におきたら、自宅の窓から実況中継する生主

ゴジラ来てるけどFPSやめられない生主が続出する


>逃げ遅れた家族

パニックになると案外あんなもん、地震の時も震度6の中FPSやってたり

津波が自宅に到達するまで実況している人もいた


品川くんの前を横切る老人たち

あれは、攻撃目標の側に民間人がいた場合でも自衛隊攻撃できるのかっていう演出なので


階段を登る避難

体育館公民館への避難蒲田くんも品川くんも鎌倉くんも地震災害じゃないので指定避難場所避難してもしかたがないのでは?

そのとおりなんだが、無能自治体がそこに避難しろって放送してるんだから従うしかない

そもそもゴジラ上陸したときにどうするかのマニュアルが全く出来ていない

ゴジラ架空怪獣なので仕方ないにしても、中国が攻めてきて爆撃機攻撃されているとき

国民はどう対処するべきか全く訓練できていないのは不味いよね


品川くんが海ににげたあと

発信器くらい打ち込めとか

護衛艦配備しておいて魚雷撃てとかは思った


>アンパターソン

どんなに絶賛している庵野信者でさえ誰一人として擁護している人がいなくて、石原さとみがXXしないか心配


>第四形態鎌倉上陸後の移動経路

生物なんだからまっすぐ進む方がおかし

ロウロするのは当たり前、犬の散歩連れて行くとわかる


>第四形態上陸

海自が驚くほど無能だった、多分撮影協力が得られなかったんだとおもう

米軍はトマホールミサイル発射したのにねえ


米軍攻撃ゴジラゲロ

地下に批難した人は大体死んでます

矢口が無事だったのは単に運がよかっただけ


ゴジラの重量

118.5m 9.2万トン

ジャンボジェットが70m 180トン、ゴジラ身長モデルになったと言われている

陽炎駆逐艦が118.5m 2000トンなのでめちゃくちゃ重い(戦艦大和でさえ263m 7.3万トン)

海を歩いている描写から水よりも比重が重いわけで、自重で潰れるけどその辺は映画から


おりがみ

要するに鶴を折ると文字が浮かび上がる


血液凝固剤で凍結

血液核融合で発生した熱を逃しているので、血液が循環しなくなると

安全のため-170度まで冷やす機能がある、それを利用して凍結させた

米軍が余計なことをしなければ、寝ている間に飲ませて楽勝だったのに

飛来するものを全て無条件に攻撃するようになったため、ゴジラに転んでもらって地上から入れる必要があった


血液凝固剤の経口投与

ゴジラ食事必要としない、水と空気があれば核融合必要元素を作り出せる完全生物

分水は飲む


>忘れてたけどこの国かの国うるさい

政治家官僚が実際にああいうしゃべり方するんだから仕方ない

シン・ゴジラそんなに言うほど面白くはないけどそれでいいんじゃね、

俺はスペック的には映画をよくみる一般人アニメディズニーくらいしかみない。そんな俺が思ったシンゴジラ面白い/面白くない論争のこと。映画は月に20本くらいはみる。平日の夜毎日見てるから多分そのくらい。うちにTVないしやることもないからいつも見てる。とはいってもみてるのはハリウッドの有名ドコロが多い。

面白くなかった

まりにも周りで絶賛するひとが多いもんだからシン・ゴジラ映画館にみにいったんだけど、正直俺としては大して面白いと思えなかった。邦画にしてはいいできだな、すごい、と思ったくらい。面白くなさについて細かいところはもう挙げられつくしいるからざっくりというと。

人が死ぬ描写がない / 災害の規模が小さい

人が死ぬ描写がない。描写ってのは別に死体を見せろ、ってわけじゃなくて、主人公(級の登場人物)の同僚やら友人とか家族死ぬ所。ハリウッドとかだとそうやって観客を感情移入させるんだと思う。次に災害の規模も小さい。東京破壊されるのはリアリティあるけど、前述のポイントがあって感情移入がそんなに進んでないのに東京がガシャガシャやられても、そんなに恐怖湧いてこないし、災害の規模も結局東京まりなんだよな、って。俺は東京住まいだけど東京滅んでも京都あたりに首都移せばいいんじゃね、くらいの発想になっちゃハリウッド脳。

この映画、全体通してとにかく絶望感が少ないと思う。絶望インフレしたハリウッドパニックアクション映画を見慣れていると、「このままでは復興にすごくお金がかかってしまう」みたいなネガティティじゃ絶望全然ない。2012とか世界だいたい滅ぶ。

解決策地味すぎ

地味すぎわろた。

シン・ゴジラ = パニックアクション映画 - アクションアニメ

とまあ俺はあんまり好きではなかったんだけど、それに対する問題は多分俺のみかたと事前情報にあったように思っていて。みんなが「絶望する!」「ゴジラ怖い!」って煽るもんだから、俺は(勝手に)シン・ゴジラを「できの良いパニックアクション映画」だと思ってみにいった。でも、フタを開けたら全然そんなことなかった。

ここ、大事なとこだと思うんだけど、シン・ゴジラアクション要素ってすごく地味。自衛隊バンバンやってたけど、リアリティ出すためなのか詳細な描写で引き伸ばしててむしろダレた。あとインデペンデンス・デイ(1)ならあの時点で核使って失敗して、絶望を煽ってる。

解決策が地味なのも、すんなりうまくいっちゃうのも、シン・ゴジラって映画にとってアクション要素によるエンターテイメント性が二の次からだよな、って思っていて。今更だけどシン・ゴジラって、ゴジラという非日常に対して政治という日常的なアプローチ戦う政治家の姿を描いているんだよね。それは3/11への皮肉なのかなあ、とか考えたりするわけだ。重要なところを人の想像力に補わせるような、ストーリーラインを重視した映画とか、日本アニメちっくなストーリーで作られてる感じ。「なにを今更」って言う人も多いだろうけど、ここが多くの論争のポイントなんじゃないかって思ってる。

から、そういう意識で観客自身ストーリーとか意図を深掘りする気持ちで見に行けば、楽しく鑑賞できるんじゃないかなって思う。

B級映画だけど…

率直に言って映画というエンターテインメント産業の中で考えると最高ランクの出来の映画ってわけじゃないと思う。とはいほとんどの邦画ハリウッドB級映画に遠く及ばない出来でつまんない。そういうその他大勢邦画にくらべればすごく出来が良かったと思う。テンポが良くて、ダラダラするシーンが少なかったのはほんとに好印象。続編を作ってこの資産を活かすべきだと思う。

2016-08-21

ズートピアみたいな安っぽい脚本やら絵より

凶々しいゾンビゴジラ東京破壊されてパニックになる方がよっぽど高級に感じるし好きなんだけど

ストーリー王道って、確かに見た目は王道だけど違うでしょって思ってしま

2016-08-13

相模原事件

自分兄弟現場に居てくれればと思った。



テレビに出ずっぱりだった遺族。その子供がどの程度の障害を持っていたかはわからない。


うちの兄弟は気に入らないことがあったりしてパニック状態になると

100kg超の身体で暴れまわり、殴りかかってくる。

痛みは感じてるようには見えても殴ろうが関節を固めようが、骨が折れても構わないというか、理解していないというか。

おかまいなしでとにかく激しく抵抗する。ツバも吐きかけてくる。

耐性がついてしまったようで安定剤も効かない。

文字通り縛り上げて、落ち着くのを待つしかない。30分か1時間か。

殺される前に殺す。その決断をしないとならない状況の一歩手前に至ることが何度もあった。



そういう子を抱えてもあれだけのことが言えるだろうか。

テレビに出ていたひ弱そうな初老夫婦に、それができるのか。

さほど広々とはしておらず、暴れようものなら壊れそうなものがいくつもある家で、

そういう人間がいたとは思えない。



障害の程度はさまざまで、その家族苦痛もさまざまなはずで、

殺されて、ショックは感じつつも解放されたと感じた家族絶対に居ないとは言えないはず。



比較的軽度(あくま想像だが)の障害児を持つ親が被害者代表ヅラして

テレビカメラに語る言葉には、さらに重度の障害児を持つ家族の心情を無視したものが多いと感じた。

なぜ障害者家族が全員同じ気持ちだと言えるのか。*

なぜ個人の、自分の家庭に限った話でまとめなかったのか。同じ気持ちではない障害者家族はなんなのか?



遺族がどうかはわからない。ただ、全国の”遺族になり得た家族”が全員同じ気持ちではない。これだけ言いたかった。



*ただあの時は確かにそう表明すべき時であったのかなと思わなくもない。

子が死んで解放されたと感じる家族の思いを理解したうえで、使命的に、代表して遺憾を表明していたのだとしたら、すごいね

2016-08-12

邦画うんこぶり

ロストバケーション面白かった。

85分ぐらいの短い映画だが、見せ場に富んでいて興奮した。

この作品に緊張感を与えているのはインテリヒロインの奮闘ぶりだろう。

どれだけ追い詰められてもヤケクソにならず、サメの特徴を見極めながら冷静に対策検討し、

その上で決断勇気で策を実行していく。

逃げるだけでなく、サメ攻撃するアイディアをひらめいたら果敢に攻撃に転じていた。

 

これと対照的映画として思い浮かんだのが、品川さんのZアイランドだ。

ゾンビだらけの島に来てしまった人々はパニックになったまま、必死に知恵を絞ることな

激情もしくはあきらめに駆られて玉砕戦法に走ってバタバタ死んでいく。

死にたがっている人たちが死んでもスリルが無い。

日本人は考えることから逃げるんだよ。無根拠覚悟気合いが美学になってしまってる。

頭が無くて気持ちだけで作っている邦画ゴミだらけなのも仕方が無い。

2016-08-08

[]映画モスラゴジラ(1964)」

おもろかった!

初代ゴジラにつづいて見たけど当たりだな!

カラーになってたのがすごく新鮮だった

でも戦闘機ミサイルは相変わらずロケット花火だったけどw

とりあえず感想に書いときたいと思ったのは、庵野秀明が嬉ションしそうな描写があったところ

具体的には、ゴジラを倒すために高圧電流を流す、っていう作戦のために、鉄塔の仕組みがウィーンガシャンウィーンガシャンって動く描写めっちゃ接写でうつされるカットがあって、

エヴァのシーンとクリソツだなwww庵野秀明フェチのツボ押しまくりだなwwwwと俺も興奮してしまったwww

カメラワークっつーか戦車うつカット割りもかなり似てるなあ、影響受けてるんだなあと、一作目につづいてしみじみ思った



肝心の作品について

ストーリー

なんかでっかい卵が外海にあらわれた

漁師興行仕掛け人二束三文で売る

興行仕掛け人万博っぽい会場つくって人寄せてもうけようとたくらむ

興行仕掛け人のところの小美人がきて、島から流されたものから卵を返してくださいという

でも興行仕掛け人はいうことを聞かず、小美人も捕まえて見世物にしようとしたため、小美人は逃げた

新聞記者(初代ゴジラで隊員やってた人だった。初代のときよりちょっとふっくらしてた)が小美人と会う

正義感から新聞に書いて卵を返すように仕向けようとするけど、宣伝になるだけで全然ダメージくらってないことからやけくそになる

美人も島へ帰ってしま

そこへ上司一喝

おまえのジャーナリスト魂はそんなものか、と

(この上司がめちゃくちゃ良い上司で、みててすごく気持ちよかった

(たいていこういうのって現場はいろんなことやりたいけど上司はわかってくれないパターンだけど、むしろ投げやりになる主人公鼓舞してた

その後、ゴジラがきて日本パニックになる

そんなときふとした会話に「モスラに倒してもらえばいいんじゃないか」というアイデアが出てくる

主人公新聞記者たちは小美人モスラがいる島へお願いしにいく

(ここの島の先住民描写インディージョーンズ魔宮伝説とそっくりだった

最初ダメっていわれたけど、これからがんばるからねがいっつってどうにか約束とりつける

戻ってゴジラモスラが戦うけど、モスラ寿命と羽にゴジラの熱線くらったのとで死ぬ

その後島の先住民の祈りと小美人の祈り、歌で卵が孵化する

双子がうまれ

ゴジラはまだ逃げ遅れた人がいる島へ向かう

逃げるための時間稼ぎをするために幼虫がよいしょよいしょって島へ助けに行く

めっちゃかわいかった

島では幼虫とゴジラが熱戦をくりひろげる

幼虫は二手に分かれて糸吐き攻撃をする

ゴジラも熱戦で対抗するけど、幼虫はたくみに岩陰に隠れながら糸を吐くため、そのうちゴジラはすっかり糸に包まれて何もできなくなってしま

逃げ遅れは避難完了

ゴジラはそのまま海に落ちた

終了



えっ!?あれでおわり?ふつうに糸やぶってゴジラ復活してくるんじゃないの?と思ったけど、

あんだけ包まれて熱線もはけない状態からもうゴジラの負けってことなのかなー

初代ゴジラの圧倒的なまでの勝ちと違ってちょっと物足りなかったけど、まあ幼虫ができることとかたかが知れてるよなあ

あと目立ったのはゴジラコミカル

こわいっていうよりかはかわいかったw

しっぽが鉄塔にひっかかってぎゃーぎゃーさわぐ姿とか、溝に足取られてすっ転ぶところとか、それいる?(笑)っていうコミカルさが随所にあった



でも逃げてるじーさんとか子どもエキストラが笑ってたのもちょっといただけなかったなあ



思いがけずいい人だったと言えば、議員もいい人だった

干拓地について自分利権とか評判ばっか気にしいかとおもいきや、ゴジラがきてるけどまだ逃げ遅れがいるんだ!船をだしてくれ!私には責任があるんだ!って熱くなるところとか、なんだおまえいいやつだったのかと気持ちよかった



全体的に悪人興行仕掛け人+バックのやくざ?だけで、それ以外はみんないい人だった

しか悪人ふたりとも死ぬ

勧善懲悪、出てくる人も気持ちいい、ゴジラもこみかるだけど、ゴジラ人間ゴジラモスラ(+幼虫)の2戦がボリュームたっぷりに入って90分ってのは、すごく密度高くて、めちゃくちゃおもしろかった

感想調べたら評価ものきなみ高くてそりゃそうだわなと納得

他の医師に診てもらうのはいけないことなのか~統合失調症恩恵を受けながら~

私は、一年半後の4月には就職を目指して、大学商学の分野でマーケティングと呼ばれる、購買に対する消費者心理を深く学ぶ学生だ。

簿記商工会議所での検定はまだ受けてはいないが、工業簿記の成績は商業簿記の授業の成績よりも良かった。

私は中学生の頃に自閉児向けの支援を受けれる学級へ、通級による指導を受けていた。

知能指数中学生の頃に測ったら、116あったので、大学進学を目指し、全日普通科高校に進学をした。

自閉の傾向は、小学校の低学年の頃から、かなりはっきりとあったのだが、高校ではその自閉の傾向が主な原因で人間関係がうまく築けなかった。

人間関係ストレスからくるものと思われる、急性の身体症状が出て、内科にかかった。

心理的要因が多いと判断され、精神科を紹介された。

その精神科では、統合失調症という診断を受けた。

知能に遅れは無くとも、意思疎通が難しいものは、アスペルガー症候群という診断名がつくこともあるときいていたが、アスペルガー症候群や、アスペルガー症候群を含む自閉の傾向を先天で持つものを分類する「発達障がい」は、国や自治体から受けられる福祉支援が、統合失調症よりも手薄い。

統合失調症アスペルガー症候群は、互いによく誤診され、同じ人物でも前者に詳しい医師が診れば前者の診断名をつけ、後者に詳しい医師が診れば後者の診断名をつけてしま場合もあるときいた。

私は統合失調症の診断名をつけてもらったが、統合失調症患者によくあるという特徴を、調べて聞けば聞くほど、受けられる福祉が恵まれいるか統合失調症の診断を受けたのではないかと思ってしまう。

自立支援という制度を利用しているが、これは私の場合統合失調症に関する受診と投薬に関しては自己負担が一割となるものだ。

保健福祉手帳も発行してもらい、住んでいる自治体公営地下鉄公営バス無料で乗車させてもらえることも、非常に助かっている。

だが、私は統合失調症ではなく、似た症状を持つアスペルガー症候群のような発達障がいが本当の自分状態をあらわす適切な診断名なのではないかと、日頃から疑問を持っている。

そして、診断名が統合失調症になっているのは、統合失調症の方が、福祉が手厚いからだと推測している。

手厚い福祉を、充実した生活を送ってもらえるようにと、医師統合失調症診断書を書いたのだと推測している。

まず、私には、一度も幻聴という症状が発生したことがない。

誰かが悪口を言っている! と、思ったことも言ったこともない。

誰かが、あるいは近くにいない知ってる特定の人物が、呼んでいる……。というような幻聴がある患者がよく感じるそのような特徴がない。

盗聴器が仕掛けられている!! と、パニックになったこともない。

飲食店や駅のエレベーターエスカレーターを利用した時に、防犯のためにカメラが設置されているかもしれないから、近くに人が居なくても遠くから誰かに見られているかもしれないから、見られて困ることはしないようにしなければ……。 と、思うことはある。

統合失調症の人は、病識がないと聞く。自分おかしいところがあるとは思ってないという状態病識がないという。

私は自分は偏りのある人間で、病的なおかしさがあると思っている。

統合失調症の人は、九割くらいが喫煙者ときいた。私はタバコを吸わない。

いくつも統合失調症の特徴で、私に当てはまらないものがあるが、一番大きな理由は、幻聴がないことだ。

同じ病名である統合失調症の知り合いは複数人いるが、みな幻聴があり、幻聴に苦しんでいる。

統合失調症の診断を受けている人で、幻聴のある人を羨むほどだ。

似ている症状があり、誤診されやすい病名同士だとわかってはいる。

統合失調症アスペルガー症候群

正しい診断を受けたいと、何度も、何年も思ったことはある。

セカンドオピニオンをしたうえで、本当に私の診断名は統合失調症が最適なのか、調べてみたいとも、何度も何度も思ったが、家族主治医も反対する。

家族主治医に失礼な行為であるといい、また、今の主治医よりも腕のいい医師がいるはずがないと言っている。

セカンドオピニオンを受けるには、主治医紹介状を書いてもらい、出来ればカルテコピーも持参していく方がいいのだが、主治医は「転院するなら止めないが、紹介状書いてよそを受診するなら、もううちでは絶対に受け付けない。セカンドオピニオンというのは、私のことを信じていないということなのだから」と、否定的である

私は女子なのだが、主治医にことわりなく婦人科受診してその時に婦人科医に言われたことを精神科主治医男性)に話しただけでも、非常に厳しく怒られた。

精神科で一度下された診断は、盲信して、疑わず内科眼科歯科婦人科もいくなら主治医に必ず承諾を得るべきなのだろうか。

婦人科にかかるべき症状があったなら、主治医に言わず婦人科に私はかかりたい。主治医に承諾を得るまでなにもアクションを起こさなかったら、手遅れになる病気かもしれないからだ。

主治医が信じられないなか、かかる今は、毎月の予約している日がくる度に、気が滅入る。

精神科に、精神病をひどくさせるために通っているようなきがするくらいだ。

いや、精神科は、一度患者を捕まえたら、定期的に診察として病気を悪くさせ、ずっと通わせてお金を儲ける場所という状態の面もある。

完治させて、もう通院も服薬も必要なくなるようにするのが目的なら、医師製薬会社も、儲からない。

2016-08-07

シン・ゴジラ見た。

 テンポはとてもいいんだけど、細かいところが気になっちゃって、今一つ嵌れなかった。

  •  話の構造がポケ戦みたいで、「このコロニーはいいところだな、チャーリー」的なシーンもあったけど、正直ポケ戦のほうがよかった。話のテーマが違うから難癖だけど。でも、「核」がありうることは、聞かされる前に自分たち話題にすべきでは…と思ってしまう。
  •  凝固剤とか、経口で効く理由がわからない。常に出血しているような描写は「効きそう」に思ってもらうためなんだろうけど、それでも露出しているところにしか効かない気がする。あと、嘔吐反射で吐き出しそう。
  • 「進化している」とか「完全生物」とか、ジョジョなら許せるんだけど…ゴジラだと眉間に皺がよっちゃう不思議。尾頭さんには「進化でなくて変態です」「原子力微生物が既存の生き物のhoxを発生過程に流用したと思われます」…って言ってほしかった。

 

 まあそうはいっても、正直なところ「原子力(微)生物」ってどんな描写にしたらいいのか想像つかない…。

 自分で考えようとすると、「原子力」抜きでエメリッヒ版みたいな「ありそう路線」になってしまう。













↓こんな感じ

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グリーンランドバイキング居住地の遺跡。逆叉の骨が大量に散らばる中に、奇妙な足跡が発見される。

氷河期の巨獣たちが生き残っていたのか? バイキングは何のために逆叉を、危険を冒してまで捕っていたのか?

…訝る学者達。

(生き物としての逆叉の凄さが語られる)


そのころのカナダ

逆叉の「聖地」で、鯨類の研究……特に、逆叉の「会話」を傍受・研究してきた海洋学者が、パニックを起こしていた。


「とにかく、様子が尋常じゃないんだ!」

…と、報道記者やDFO、さらにNOAAへ必死にアピールするが、禄にとりあってもらえない。


「減ってるって言うけど、ここから移動したのかもしれないでしょ」

「オルカに迫る危機…って線なら良いと思いますが、”人類への脅威”みたいな言い方は疑問ですね。恐れながら、入れ込みすぎでは?」

「オルカと人類を同一視しておられる様に見えますよ。」


しかし、すぐに。「北大西洋では、逆叉の個体数は急速に減少している」との見解を、別の科学者も示す。

明らかに何らかの異変が起きている。学会NGOなどに緊張が走るなか、さらに身近なところで事件が起きる。海洋娯楽施設「マリナワールド」のスターである逆叉達が。一匹、また一匹と、痕跡も残さずに飼育プールから「消えて」いってるというではないか。


通報を受け、マリナワールドに張り込むTV局や警察の目前で。10m以上に及ぶ“何か“が「突入」してきて、最後の逆叉が瞬時に両断される。その様子や、警察ライトに驚いて?凄まじいスピードで逃げる「何か」の不明瞭な映像が放映された。

こいつは一体何だ? いったいどうやって海水導入溝の多段鉄柵を越えているのか? 全世界の注目を集め、前後まっぷたつにされた逆叉や現場の遺留物から、様々な「正体予想」が氾濫する状況に。

そして、報道・学者・環境保護団体「シー・リカオン」などが州軍とともに詰めかけるのをあざ笑うかのように、100km以上南にある別のマリナワールドが襲撃される。今度は一夜にして12尾の逆叉を全滅させ…たのみならず、施設の大規模な損壊・火災行方不明者を出す事態。


キラー・ホエールキラー、州軍迎撃陣の裏をかく!」

「KWK、ヒトの味を覚えたか?」


 騒動が大きくなって、最初海洋学者に再びスポットがあたるが…。

「頭おかしくなっていたんだ、きっとそうだ…だって、ありえないんだ!」

「どういうことです、あなたは何を見たんです?」

「うぁあっ…勘弁してくれ!」


幸いというのか、北米の犠牲はそこまでであった。

今度は、西南アフリカ…。とあるマグロ漁船が、環境保護団体シー・リカオンのIUU監視阻止船「MYキャニー・ロデル」からの逃走中に突然、沈み始めたのである。余りに速く沈んでいき、誰も浮かび上がってこない。

マリナワールドからは余りに遠く、KWKと結びつける材料もなかったので、現地国家「G国」海軍に対鑑武装を疑われるMYキャニー・ロデルの乗組員たち。調査で乗り込んできた軍人たちの目前で、軍艦のほうが襲われる。船尾の舵が壊されたのち、水中から飛び出して甲板に跳び乗ってきた”それ”は、あの特徴的な背鰭と禍々しい皮膚を備えていた。

「あれは?…あの、KWKじゃないのか?……しかも、脚があるぞ!」


軍人達は銃撃を浴びせるが殆ど利いてない。シー・リカオン側の船長は、とっさにMYキャニー・ロデルの封印装備…「爆発電気銛」を使い、KWKを追い払う。そうこの船は、嘗てノルウェー捕鯨船だったのだ。シー・リカオンとして決して使ってはならない装備を……苦悩する船長。


そのころ、マリナワールド遺留品を調査していた学者達は驚くべき事実を突き止めていた。DNA解析によれば、KWKに最も近縁な生き物は、鯨類だというのである


(昔は鯨にも脚や頸があった、現世の鯨類からン万年前に分岐した…などの蘊蓄が語られる)


「KWKの正体は鯨類と判明。即ち、キラー・ホエールキラー・ホエール!

「ゴンドウ・クジラ類にもっとも近いとされたことから、米NOAAは”ゴジラ”と命名。」

「遺留物の分析から、ゴジラの表皮や背鰭には鯨類が放つ声…音波を吸収ないし散乱させる性質があると判明した。つまり、逆叉はゴジラの待ち伏せを探知することができない。おそらくはソナーも…」

ゴジラは待ち伏せ型の捕食者であり、ゼロダッシュの加速は凄まじいものがある。」

「頭部の唾液腺のような器官からは、着火性のある炭化水素類を噴出できると思われる…!」


一気に情報が溢れるなか、口をつぐんでいた海洋学者までが、

「あのとき私が見たのは、陸へ打ち上げられるオルカ…を追って、このゴジラも上がってきて。オルカをあの後脚で押さえつけて、前足から飛び出したナイフで……おおぉお!」


さて当のG国では、EEZ内でも出没するゴジラ正規漁船が入漁を見合わせるなど損失が拡大、洒落にならなくなってきた。他国の組織からの介入を強く牽制するが、ゴジラに対応できる改装を行うこともままならない。

一方、シー・リカオンに対しては、G海軍と密漁対策で連携していた経緯から、またKWKが野生動物と判明したことから、G国政府はさらなる協力を求めてくる。

しかし、結果的にせよ”鯨類”に銛を向けてしまったMYキャニー・ロデルは、船長も乗組員も動揺が激しく、身動きがとれない状態であった。


一方。

極東の「鯨類研究所」は、ゴジラを”害鯨”と認定、「調査捕鯨に乗り出す」と公表。インド洋上の捕鯨船「シンニチマル」が、喜望峰を回って大西洋に入る。衛星の合成開口レーダーで同船の動きを追うシー・リカオン。シンニチマルは、かつて南氷洋でぶつかり合い、MYキャニー・ロデルに癒えない傷を追わせた仇敵である

しかし。G国が箝口令を強いているため、シンニチマルは、ゴジラがどうやって軍艦を航行不能に陥れているか知らない。


そんな中でG国は、シー・リカオン新造IUU阻止高速船「オーシャン・ハチェット」の派遣を正式に要請した。


ゴジラはヒトを”密漁”しているのです。それで十分ではないでしょうか? それに、貴団体新造鑑には色々”特殊な装備”があると伺います。殺処分なら時間をかければ私達でも、あるいはシンニチマルでもできるかもしれませんが…」


実は、G国は。ゴジラを公海などへ追い出してシンニチマルにしとめられるよりも、EEZ内で”確保”するのが望ましいと考えていた。

CBD名古屋議定書に基づき、ゴジラを”遺伝資源”として研究・収益化をもくろむであろうグローバル企業達を呼び寄せ「公正かつ衡平な利益配分」を受けられる、「ゴジラ遺伝資源ライセンサー」としての地位を確固たるものにするのだ。米国などで確保した断片程度の”遺伝資源”よりも、生きているほうが価値が高い。そのためにもシー・リカオンは利用できる、と。


そんなG国の本音を知らないまま。G国沖EEZへと急ぐオーシャン・ハチェットは、ゴジラ捕獲」の任務を果たせるのか?





その少し後。

G国沖、公海上に停泊するシンニチマルを後目に、海軍のヘリに先導され、EEZへ入ることを許されたオーシャン・ハチェットであったが……そのあとを巨大な影が追ってきた。シー・リカオン側がそれに気づいたのは、G国の港湾に入った後であった。

もう、ゴジラに追われていた?…身構える乗組員。既に接岸していた同船が、回頭できなくなるほど近くまで、巨体が寄ってきている。

しかし、「ピヨオウアッ!」…という鳴き声で甲板の緊張が解け、興奮へと変わった。


「オルカだよ!本当に大きい…すごい…」

それは20mにもなるかという巨大な逆叉。シー・リカオン等では、通常の逆叉が子供サイズに見える望遠写真で有名な個体だ。頭頂部にも、目の後ろのアイパッチと似た白い紋様があるため、「三ツ目」というコードが与えられている。


「三ツ目が、一頭だけ?」

「南から、シンニチマルを追ってか?あいつら、オルカの群に何かしたのか?」


北から来たオーシャン・ハチェットについてきた筈はないから、ある意味当然の発想であったが。レーダーの履歴は、シンニチマルが脇目もふらずにやって来たことを示していた。


「ウオイヨ、ニアァーウイウッ、プペラポポ~」

「やたらとアピールするな…」

「野生のオルカが一頭で港へ来て、こういうのって…とっても珍しいですよね」

「やっぱり、ゴジラのことじゃないですか?」


最後の質問をしたのは、同船に同乗していた記者である。既にG国のモバイル通信網を経由して、映像の送信を開始していた。

そのわずか5分後。記者スマホに着信があった。例の海洋学者からである


『三ツ目が来てますよね?』

「もうキャッチですか…!」あきれる記者

『これ、見せられますか?』


海洋学者は、G国検閲済みゴジラ画像のプリントを抱えている。甲板に大型ディスプレイが引き出され、大写しにして、色を少しずつ調整していくと…


「パアアアアアアア!!!」と、すごい大声。


「ほんとかよ。」

「ほら、そうでしょう?」

『発音や解析の環境も一式用意していますので、画像を併用すればある程度通じるかと』

「え、ここでやるの?」

『ここまで積極的ですから、成功率高いと思います』


港へ出てきたG国政府の面々も、この状況に驚いたものの。三ツ目がゴジラと接触したがっていることを、すぐ納得した。


「何で、勝手に探さないんだ?」

一言入れてから、ということなんじゃ?」

『”わたしが囮をやる”と言ってますね…戦闘態勢に入ったオルカには手出ししてこないから、と。』

「何だ、古馴染みなのか?」

『大昔からのつきあいで、協定のようなものがあるそうです。それを破ったのだと。』

「あれだけ狼藉働けば、そうだろう…というか異種間のコミュニケーション、初めてじゃないんだ?」

『北のオルカはエコロケーションに頼りすぎ、だそうです。』

「あの。そういうの、貴方の見解ではないでしょうね?」


こんな感じで。ディスプレイの中から、図版を沢山抱えた海洋学者が色々言うのに、誰もが半信半疑になりつつ。ともかく大逆叉の意向にそって「作戦」を組み立てることになった。


翌日。MYキャニー・ロデルが舷側に大布を吊し、そこに仮病の三ツ目を「収納」して、囮の役割を担う。かなり距離をとって、「ゴジラ対策」を施したオーシャン・ハチェットと海軍巡視艇2隻が追っていく。誘いを掛けるために、三ツ目は自らの血液までも提供した。


ゴジラ巡視艇の後方から現れた。急拵えの「枠」に阻まれて舵を壊せなかったものの、舷側に前脚を掛けて甲板に飛び乗ってきて、自重でロールを抑える。もう一隻のほうの甲板に軍人達が現れ、速度を落として併走しながら銃撃を加え始める。ゴジラは音もなく跳躍するが、足場になった側の船は強烈にロールしてひっくり返った。

ゴジラは、もう一隻の舳先に「着地」したかと思うと、そのまま海へ走り抜ける。その反動で急激な回頭が生じ、底を見せた一隻目に激突。軍人達も海に落ち、海軍は脱落を余儀なくされた。


「あれ、助けなくていいのですか?」と記者

ある意味、予想通りだろう。後方から救助が来るので、こちらは海岸に沿って遠ざかった方がいい。」

『もう外してくれ、だそうです。』

三ツ目の鼻先、海上すれすれにあるディスプレイの中で海洋学者が「通訳」した。一旦リリースすれば、意志疎通は難しくなるだろう。


「き、来たぞ…?…来たぞォオ!!」

「保護布を巻き上げつつ、全速で離脱!」

三ツ目の巨体が音もなく沈み、MYキャニー・ロデルの起こした波だけが広がっていく。


「どうなりましたか?」

「あれ…?」


三ツ目の役割は疲れさせるだけ、の筈だが。水中で決着がついてしまったのか?…と全員が思い始めたとき、もつれあった巨大な塊が海面から飛び出したのは…


「あんな後ろで!」

ハチェット、無視されてるぞ…」

「というか、さっきの軍のほうに向かってる?」

大口叩いてたけど、馬乗りされてなかったか?三ツ目。」


オーシャン・ハチェットは、搭載の無人デバイス類を離鑑させていたが、標的に「無視」されてしまったので回頭を始めていた。


「三ツ目に戻ってくるよう伝えられないか?」

「もう無理だろう」

「こっちに誘導してくれないと、まずいぞ?」


実際、流され続ける巡視艇は公海に近づいていた。ゴジラはその「障害物」を巧みに利用して、三ツ目と渡り合っている様子である巡視艇の乗員は救命具でひとかたまりになって、二体の闘争から距離をとっていた。

そして、それを観測しているのはシー・リカオンだけではない。全体が白っぽい大型船の操舵室でも、どよめきが広がっていた。


「わざわざ足場を作ってあげてるとは…」

「何とやりあってるんだ、ゴジラさんは?」

「あれ、鯱じゃないか?」

「あんなおおきい鯱がいるかよ!」

「上を飛んでいるのは何だ?どうぶつ団の連中のか?」


既に公海上であり、シンニチマルが接近していた。乗員達があわただしく動き、捕鯨砲の準備を行っている。

その鑑影を見て、シー・リカオン側に殺気が走った。


「シンニチマル!シンニチマル接近!」

「こっちくんな、ポーチャー。」

「雷落としてやれ!」

冗談でも止めろ。裁判にいくら掛かったかと…」


オーシャン・ハチェットから操られる飛行ドローンフリゲートバード」は上空で落雷装置を吊り下げたまま、ゴジラの疲れを待っている。同じく潜水ドローンバスケットスター」も特殊装備「ハイドロメデューサ」を解放するチャンスを伺っていたが、目まぐるしく移り変わる二体の戦いに手を出す隙がない。

そこへ、速度を上げたシンニチマルが突進してきた。


「ああ、下がってくれ!」

「無理だ!手を出すなぁ!」

…と、若干芝居がかった嘆き声が響きわたるMYキャニー・ロデル船内。公海に出たので、例の記者がTV中継を開始したためだ。シンニチマルへの罵声は(なるべく)控えている。


「いやぁ、下がりませんとも。」

情報戦だなあ。うちも南アに寄って記者でも乗せればよかったかな?」

「よしましょうよ。」

…と、余裕を見せるシンニチマル側では、少し前に”クーデター”が起きていた。

 共倒れを狙い待機する方針を打ち出した砲手長が、大逆叉に畏敬の念を抱いていることを、若手の乗員達に見抜かれたのだ。

 鯨研の「情報戦」に晒されて育った世代にとって、鯨類へ「食品」や「天然資源」以上の評価を与えようとするのは許し難い裏切りであった。

 そして「鯱」はある意味、シー・リカオン象徴であった。この状況は、シー・リカオンが逆叉を操っているようにも、逆叉がシー・リカオンを操っているようにも見える。

 ゴジラと大逆叉。どちらに銛が刺さっても別に問題はなかろう?…この方針に反対する「年寄り」達は、船底の一室に軟禁されることとなった。


 迷いの無くなったシンニチマルが急速に二体へ接近する。三ツ目は深度をとっているのか、ゴジラはひっくり返った巡視艇の側で小休止している。

 絶好のチャンスに食らいつこうとするシンニチマルは、ゴジラを挑発しようと高度を下げていたフリゲートバード直下に入ってしまい、軽く「落雷」を食らってしまう。落ちた先がライトニングロッドではなかったため、諸々のシステムが停止し行動不能になったところをゴジラに襲われ、舵を破壊されてしまうシンニチマル。


「邪魔をするから!」

「いや、チャンスだ…シンニチマルの向こう側へ”手”を掛けようとする筈。急げ!」

バスケットスター、ハイドロメデューサをパージします!」


 これまでのゴジラの船舶襲撃パターンから、先を読んだ指示が乱れ飛ぶ。水中ドローンから無数の「浮き袋」が密集状態で放たれた。膨らみながら急速に浮上していく。ゴジラ側の選択肢を制限し、空中ドローンの「雷」を当てやすくするのだ。しかし…この状況では、またシンニチマルの側へ落ちるかもしれない。


 しかも、ゴジラは先程の「落雷」をちゃんと見ていた。舷側から上がろうとせず、上方を警戒して、すぐ潜行しようとする。そこにハイドロメデューサが、相互に繋がった無数の「浮き袋」が浮き上がってきた。このまま押し上げられるとまずい…そう判断したのか、ゴジラはシンニチマルを蹴って距離をとろうとした。


「今だ。」「落雷機、投下ァ!!」


 フリゲートバードは、ゴジラの進行方向をふさぐように落雷機を落下させる。着水間際に相当なショックが走る筈…しかしその所要時間を見切り、逆に加速するゴジラ


「全速かけろ!ハチェット!」

「嗚呼これは…間に合わない…」

「光った!落ちたのか?」

ゴジラ、頭を出したぞ!」

「畜生…」


 MYキャニー・ロデルに広がる落胆の呻き声は、途中から歓喜の驚きに変わる。


「あそこ、三ツ目が!」

ゴジラ、様子がおかしいぞ?」

「痺れてるな…うまく泳げてない」

クリックアタック、食らわせたのか!」

「ぶちあてろ…ハチェット!!」


 三ツ目が発射した「超クリック音」を、まともに食らってよろめいたところへ、突進してきたオーシャン・ハチェットに激突されて気絶、水面を漂うゴジラ。象用の麻酔弾を打ち込んだうえ、二艘トロールで回収するG国。

 航行不能になった船舶も曳航されていく。無人デバイス2機を帰投させ、落雷機やハイドロメデューサも回収して後を追うオーシャン・ハチェット。海軍巡視艇の乗員を全て救助し、最後尾を勤めるMYキャニー・ロデル。

 資源探査用の大型トレーラーが用意され、クレーンで載せられて、ガリバー-in-リリパット状態に縛り付けられるゴジラ軍用車両に前後を固められ、首都へ向け搬送されていく。

 港から見送る、三ツ目とシー・リカオン達。


「三ツ目たちとしては、本当は引き渡して欲しいんだよな?」

『ヒトの領域なので無理強いはできない、と言ってます。』

「随分ものわかりがいいな?」

『ヒトのルールでやってほしい、と』

「…え、何を?」

実力行使でない、争い…の解決?』

「は…?」

もしかして、裁判?…してほしいのか?」

「オルカが、訴訟を提起しましたよ…」

「ええ~?今、中継してませんよ。嗚呼、しくじったぁ。」

「待ってくれ、それだと俺たちも当事者になるんじゃ?」

「そうだろうな。お誂え向きにも、全員そろっている。」

「シンニチマルもか?」

「公海上だったろ?…どこで裁判やるんだ。」

『協定違反を罰するときは、両方の種族?…の代表がいないとダメ、と言ってます。』

「三ツ目が代表者なのか?」

ゴジラ側の代表がいないじゃない。」

『既に呼びかけをしている、だそうです。』

「はー。貴方も、こっち来た方が良くない?」

 


逆叉側に訴訟提起の意向があることは、翌日シー・リカオンの本部からG国へ伝えられた。しかし、G国が原告をやるとしても、ゴジラを被告として認めることは、被告の「不法行為地」が国外であることだけでなく、CBD名古屋議定書でいう遺伝資源にゴジラは該当しない…と解釈する余地が生じる。だから、環境NPOの間では「G国は認めないだろう」という予想が大半であった。それに…


「そもそも、都合が良すぎんだよ。」

何となく馴染めない朝食を頂きながら、シンニチマルの乗員も、この話題に乗ってきていた。港のシー・リカオン達とは離れて、首都ホテルを提供されており、軟禁されていた砲手長たちとも合流していたが、後者のグループは「大使館へ行かなくては」「修理の手配とかあるから」と早々に外出、ホテルの朝食には出てきていない。


「何の都合?大鯱の側は八つ裂きにしたいの我慢してるんだろ?」

「あれは、シー・リカオンが飼い慣らした鯱だろうが。普通そう思うぞ?」

「あんなでかいの、どうやって連れてきたんだ?」

「鯱の言ったふりをして、どうぶつ団が訴訟をしたがってる?何でだ?」

「だから、人間の通り魔とかと同じ扱いにしてやりたいんだろ?」

「なるほどな、ゴジラが鯨だからか。シー・リカオンの都合で訴訟をするというわけだ。」


オーシャン・ハチェットの甲板で、朝食をとっていたシー・リカオン達の間でも。


「本部が乗っかるとは…」

「でも、確かに。よく考えると、うちとして他に選択肢がないな。いかに暴れたとして野生動物。G国の”財産”を収穫してあげました、というわけにもいくまい。オルカ側の権利主張も無碍にできないしな。」

「でも、この構図まずくありませんか?」と記者

「なんで?」

最初から、裁判をしたがっていたのはシー・リカオンだ…という話になりはしないかと。オルカの言うこととは信じられないでしょうから。」

「え?…だって、あの”通訳”はうちじゃないぞ?」

「そうだったんですか?でも、外から見れば一緒でしょ?」

「……」

「………。」

「あれ、急に無口に?何でです?何か、あるんですよね~」

「それはそうと。三ツ目の奴、ええかっこしいじゃねえ?」

「…何でです?」

「若いオルカの素行の悪さ。うちにいるとよく聞くだろ。ちょっとしたギャングみたいだって。あいつらがルールとやらに従ってると思うか?相応の罰をもらってると?絶対そんなことない。」

「異種族を尊重するように見せて、足下?はボロボロだと。」

「他のオルカも、ゴジラの扱いを聞いたら頭にくる奴もいるんじゃね?」

「まあ、そのあたりも含めて人間ぽいところだな…」

「オルカのことはまあ。それより、シンニチマルに感謝の意を示すというのがな…どうなっちゃったの本部は?」

「”ゴジラによるIUU”を協力して阻止した…という理屈らしいぞ。」

「でも、シンニチマルが自ら”囮”になってくれなかったら、捕獲できなかったろうからな。確かに、そのあたりが落としどころだろう。」

「それにしてもG国の方は…”ゴジラ遺伝資源”ときたか。」


シー・リカオンの本部はともかく、MYキャニー・ロデルやオーシャン・ハチェットなど現場側は、G国の目当てが「遺伝資源」の権利であると思っていなかったので、まんまと利用されたのが非常にこたえていて、その点でも裁判をやる方に傾いていた。


意外なことに、G国は裁判を認めるという。

要は、国際社会が納得するまで、ゴジラ処分を控えるということらしい。


三ツ目の側は、個別傷害事件ではなく、あくまで「国家」として訴訟をすることを主張。「協定」に基づいてゴジラ側に呼びかけを行っているとのこと。


『一ヶ月前からだそうですね』

マリナワールドが襲われる前からか…」

『今は裁判の場所を伝えるように、あちこちの…ハブ?…に交代で赴いてるとのことですが、まだ接触できてないようです』

「そのまま接触できないと、どうなるんだ?」

『協定では…30日間応答がなければ、代表者抜きでやれるようになってる、と言ってますね』

「ふーん、じゃもうできるのか。」


港にて三ツ目との会見を行うG国大統領。

「貴殿、オルカの国を代表しているというお話ですが、その証拠はありますかな?」

『お見せしても良いが貴殿の許しが要る、と言ってます。』

「?…かまわんとも。」


海洋学者が自前のシステムで了承の意を水中音声にした瞬間、見えない影が沖合にすっ飛んでいったような…

「何だ?今の。」「忍者オルカ?」


待たされて苛つき始める大統領。三ツ目に厳しいことを言おうとした瞬間、海面に異変が生じる。無数の三角形が海上でひしめきあっている。鳴き声などはいっさい無く、黒い体に波の音すら黙らされる。静寂が、かえって恐ろしい。


しばらく絶句していた大統領


「すごい…数……ですな。」

『ほんの一部、だそうです。公海で待機している者たちの。』

「なんと、EEZの境界がわかると?……まあ、いいでしょう。国連などの見解も同じだといいですな。」


 そのころ、大使館へ来たシンニチマル船長から電話で報告を受けている鯨研内では、現場よりも強い危機感が生じていた。


ゴジラから、訴えられるかも…ということで?」

「そんなのはどうでもいい!公海上のことだ。訴えられても、受理しなければいい。」

「では、何が?」

ゴジラでも鯱でも、訴訟の当事者になれるとなれば…どうなる?」

「あっ…!」

「我々は終わりだよ。すぐにUNCLOS加盟国筋へ働きかけねばなるまい…」

「しかし、あの…ITLOS行きは避けられても、ICJのほうへ来たらどうなるんで…」

「うるさいぃ!!」


結果から言うと、鯨研側の心配は杞憂に終わった。「通訳である海洋学者が”失踪”したのである。おそらく原因はスキャンダル。シー・リカオン海洋学者との過去の因縁がネットニュースで「暴露」されたのだ。

金銭のつながり等ではなく、その真逆。大学で研究予算や優秀な学生達を奪われたのどうので、かなり争った過去があり、今でも犬猿の仲だというのだ。


「有名な話だと思ってたんだが…昔のことだからな。」

「知りませんよ。でも、道理で…いくら誘っても、来てくれなかったわけです。」

「というか、よく今まで協力してくれたなあ。」

「うちじゃなくて、”三ツ目に”協力してたんだろ。」

「まあ、オルカ達には、ヒトのシス

http://anond.hatelabo.jp/20160807052033

同意



自分当事者じゃないから、気軽に同性愛者に対して理解を示す態度は取れるんだよ。

同性愛話題になっても、自分には関係のない世界の話だと思ってる人がほとんどじゃないか

まあそういう人がいてもいいよね〜なんて。



それがある日、身近にいる自分個人情報たくさん知ってる知り合いが、

自分ゲイでお前に好意がある。なんて言われたらパニックにもなるだろう。

考えだって全く逆になる。まず恐怖心と嫌悪感に襲われるよ。

それすらも乗り越えられるくらい信頼関係のある友人だったら付き合えないまでも人としていい関係になれるかもしれないけど。

アウティング」を聞かされた側の気持ち

ゲイだ」とばらされ苦悩の末の死 学生遺族が一橋大と同級生提訴

https://www.buzzfeed.com/kazukiwatanabe/gay-student-sued-hitotsubashi-university?utm_term=.ip7yvXYE8l#.fnvQewmzd9

この事件でいう、グループチャットにいた9人の側の立場に近かった経験を話す。今回はあくまでも、アウティングを聞かされた側としての意見だと思って欲しい。

忘れもしない。高校一年生の秋頃のこと。放課後渡り廊下で、私と友人A子と友人B子の三人で他愛もない話をしてた。

けど、突然A子がB子携帯を奪って、B子と知らない女の子ふたりで写った写メを見せつけながら言った。

B子付き合ってる人いるよ!しかもこいつレズなんだよwで、これ彼女w」

いやーーーー、ほんとねーーーー、私あの瞬間を一生忘れられない。

”w”なんて下品かもしれないけど、ほんとそんな感じで笑いながら言われたんだよ。

なーんの悪気もなく無邪気に笑ってるA子の顔。その向こうで、直前まで和やかに話していた名残の笑顔のまま引きつってるB子の顔。

明らかに冗談の類ではないマジな雰囲気渡り廊下の端っこだったこと。B子携帯の色。見せられた写メふたりの顔。窓から差し込んでた夕日の角度までよーく覚えてる。フィクション表現の中に「永遠の様な一瞬」系の表現があるけど、正にそれを体感されられた。

言われたことを理解した瞬間、パニックになりながらも「B子の今後の人生が、私の反応にかかってるかもしれない」と思った。

A子とは中学の頃からの友人だったけど、B子はA子を介して知り合って数回話した程度の関係で、B子がどんな子なのかまだ全然知らなかった。でも、こんなプライベートな事を勝手に友人に暴露されて、それだけでショックなのは視界の端に入った表情だけでわかった。その上で、まだ他人の私が軽率な反応をすれば、絶対B子の心に一生ものの傷を付けると思った。どうすればいいかとにかく考えた。変な間すら傷つけるかもしれないと思って凄く焦った。私に与えられた時間は一瞬だった。

「へー、そうなんだ。結構可愛い子じゃん」

身近に同性愛者がいた事、信じられない程のA子の無神経さ、そんなA子への怒り、いきなりよく知らない子の人生の重大(になるかもしれない)局面に晒されたこと、とにかくあらゆるショックを押し込んで、出来る限り普通に言った。絞り出した。A子はそのままペラペラB子のことを勝手に喋り続け、B子もその流れに押されてあぁとかうんとか言ってた。その後、B子個人的にちゃんと仲良くなってから、その日のことについて改めて聞いた。私の反応は彼女を驚かせはしたものの、傷付けはしなかったと聞いてほっとしたよ。

私がなぜ、瞬時にでもB子気持ちを考えられたかといえば、本当に偶然だ。

偶然、中学の頃にオタクになってBL百合をよく知っていたこと。偶然、フィクションから興味が広がって、同性愛を始め性的指向に纏わる現実問題についても手を出していたこと。偶然、セクシャルマイノリティ人権心の問題にまで踏み込んでいたこと。だから、「思春期同性愛者は自分性的指向について悩みやすい」程度のことを、本当に偶然ぼんやりと知っていた。ただそれだけ。

まさか現実同性愛者を目前にしていきなり自分を試されることになるとは、夢にも思わなかったけどね。いや本当に。冷や汗かいた。

同性愛者でも男性女性じゃ違うと言われるかもしれないけど、告白されたから、同性愛者だと教えられたからって、本人の目の前で勝手暴露するなんて、聞かされる側からしたってあり得ないよ。

人間の信頼や好意のやり取りは、人と人の距離感によって全く違うものじゃん。その距離感無視して、本人の見てる場所で、そんなプライベート情報暴露される側の気持ちを考えてもみてよ。私は、知り合って間もないB子とのまだ浅い関係を、A子の暴露によって、突然A子・B子間の信頼関係の場にまで無理矢理引きずり出された。それは、私とB子関係性と意志に対する完全な「無視」なんだよ。言ってることがわかってもらえるかな?

本人の目の前で行われる勝手暴露は、知らなかった側の人間に心の準備をする暇も与えず全てを無視して、「その瞬間」に相手との関係を清算することを強要する行為なんだ。

例えば、ゲイの友人を受け入れられない人がいたとして、ゲイだと知った友人とどんな風に関係を清算していくかは、各人の自由であるべきだ。受け入れられるかどうか悩む時間だってあるべきだと思うし、どうでもいい人や知りたくなかった人は、何も知らない振りをして友人関係を続ける選択肢があるべきなんだ。(そりゃ、カミングアウトしても誰もが普通に受け入れられる社会がいいけど、少なくとも今はそうじゃないか割愛

それなのに突然その事実を知らされて、LINEという公の場だから見なかった振りもできない。特定情報を「知ってしまう」ということは、取り返しがつかない行為なんだ。知らなかった状態には戻れない。Aくんがゲイであるとみんなが知ったことも、ゲイであることをみんなが知ってしまったとAくんが知ったことも。

まりにも酷すぎると思わない?

ライングループにいた他の同級生全員が、ゲイのAくんを即軽蔑する程のホモファビアだったとは断言できないと思う。

公開されているやり取り以上のことは知ることができないけど、顔をつき合わせて察することもできないLINE上で、暴露した人のノリも、本人のノリも、本人と暴露した人との関係も、みんながその事についてどう思ったかも、実はどのくらい知ってるのかも、情報が少ない状況で、AくんZくん以外はどう思っただろう?下手を打てば誰かを傷つけるかもしれないのに、詳しいことも知らないまま核心だけ伝えられて、何を言えばいい?「もうおまえがゲイであることを隠しておくのムリだ、ごめん」って、明らかに何かあった感じだけどいきなり何?って思わないかな?

変な形で知らされたせいでどうしたって気まずくなるしかない状況を、なんで他人の都合で急に押し付けられなきゃいけないの?

当時、なんとかあの場をやり過ごした私でも、現代環境ライングループで同じことをされたら、同じ様に乗り切れた自信はない。私の人徳じゃなくて、本当に偶然上手くいっただけだから。もし下手なことしてB子を傷つけて、B子が泣きながら逃げ去るような結果になっていたら、私は一生後悔し続けたと思う。

LINEから駄目だったって話じゃなくて、コミュニケーション自体の話なんだ。人と人との距離感についての話で、信頼関係の話で、黙っていられないからって個人間関係他者に擦り付けるなという話なんだ。

周りの気持ち無視して、わざわざAくんの見える場所情報暴露する行為は余りにも勝手すぎる。相談愚痴だけなら個人的に話したんであろう三人だけで充分だったろうに、なぜ本人が見てる場所で、そのコミュニティ全体に公表する必要があったんだろう?どんな偏見を持っていようと、どんな理由があろうと、吊るしあげるような真似をして関係性の清算を周囲の人間にも強要する権利は誰にもない。

じゃ影でこっそり広めることなら許すのかといえば、そういうことじゃない。ただ、本人の目の前で暴露するのは余りにも酷すぎるって言いたいんだ。

B子は誰にでも同性愛であることを言うタイプではなかった。あんな形じゃなくて、ちゃんと仲良くなってB子の方から話してくれた時に、私は「へー」と言いたかった。

状況が色々違うとか色々言われるだろうけど、勝手に聞かされる側の身にもなって欲しいと言いたかった。

2016-08-03

http://anond.hatelabo.jp/20160803104341

骨折してます。今松葉づえをついていて歩くの遅いです。

ってやつと

いま精神病で通院してますパニックになります

ってやつが面接に来たら後者は即落とすと思うんだけど

なんなんだろーね

一回雇っちゃったら運が悪かったと思って最後まで面倒見ろみたいなそんな話かね

2016-07-31

日曜の朝みじめを知る

ゆうべ、結城さんのこのエントリを見て、ショックを受けた。

http://rentwi.textfile.org/?759297917043609600s

心臓をドキドキさせながらブコメを見たら、「らしくないね」というようなものや、そのエントリ否定する内容がたくさん星をもらっていたので少し安心し、閉じて終わろうかと思った。

今朝、はてブトップまであがって来ていたのでダイジェストじゃない方まで読んでみたら、

わりと「何を言ってるんだ、まったく正当なことを書いてるじゃん」というような意見もたくさん目にはいってきた。

もういちどエントリ本文を読み返して、 上へ下へ読み返して、はてなを閉じて、それから部屋でひとり泣いてしまった。

自分でも予想外に大きなショックを受けたらしかった。

なぜ自分が突然泣いてるのか自分でもわけがからず、ひととおりめそめそした後考えた。


エントリは、おそらく、どこかの具体的な誰かに対する怒りの発露なのだとは思うけれど、特に対象特定することなく話が進む。切断処理思考停止、それは敬意がない姿勢であってその学問若者にとってはたいへんよくないという怒りの内容。漢字英語とおなじくらい、あたりまえに数式は読めるようになるべき、できない人は恥ずかしいと思えと。


私は漢字だってそんな詳しくないし、英語だってろくに読めない。ほかにもできないこと知らないことが山のようにある。ひとつひとつ恥じていたら、本当にもう、生きていられないくらいの量になる。恥ずかしくて、みっともない存在だというしかない。

私には、数学じゃないけど、とてもとても苦手なものがあって、長いことそれは「人として普通にできなければだめ」だと思ってかなり苦しめられていた。だけど、ある時点でようやく、人は得意なことに注力そこを伸ばしていれば、社会でちゃんと居場所を与えてもらえる、座る場所をみつけられるということを知って、それでずいぶん楽になった。

もっと早くこれがわかっていればなあとも思った。「早くわかりたかった生き方」とは、ちょうど「数式アレルギー」という言葉をつかって、自分事になる前にスミマセンそれはこれ以上こっち側に入りません!とシャットアウトするようなやり方だ。私はこれをもっと早く知りたかった。たぶん、弱かったからだ。弱い人間なので、少ない体力・能力時間を、できるだけ絞って特定領域に注力して、ようやく人並み…というか、私はこれが仕事です、と言えるレベルになった。

入ってきてほしくない何かをシャットアウトする時は、情けない顔をして、「すみません私、そういうのが本当苦手で・・・」とへーこらしているだろう。「アレルギー」という単語は使ったことはない気がするが、苦手な部分については取り組むときアレルギー的に具合が悪くなる。それに触ると軽いパニックになって、心臓血液がまわって体のほうに震えがくる。飛べそうもない跳び箱を前にしたときと同じかんじだ。情けない。恥ずかしい。そういえば、アレルギーは先天性の避けられないものから、「苦手」のたとえとして適切でない、という批判を見たけれど、もともと体に合わないのを知らず多量摂取した結果発現する後天的アレルギーもあるので、個人的にはそこまでずれた例えだとは思わなかった。死ぬレベルじゃなくて「触るとかぶれる」「くしゃみがとまらない」程度のアレルギーもある。大きくなってからアレルギートラウマになったものがない、という人は幸福だ。うらやましい(私はソバアレルギーになってしまったし、花粉症も出た…)

そんな話を、私はしょうもない笑顔を貼りつかせて言うだろう。神妙にいったら、もっとみじめになる。敬意なく見えただろうか。誰かをいらだたせるようなやりかたをしているんだろうか。

エントリいわく、そんな私は矮小なニセモノの大人だった。考えて学ぶ時間をとっていない勉強不足の。大丈夫だよ出来なくても生きていけるんだよ、などとのたまう、才能ある若者の前には害でしかないような。


自分の専門外のことまでちゃんと気が回って、スマートに返せる人が「まっとうで普通」、「わかりません」を使う人間ものすごくマイナスの彼方にいて、恥ずかしい存在、って書いてあるように読めた。

わたしも実はかつては「わかりません/しりません」が嫌で(かっこわるいし、相手に失礼だと思ったのだ)人とボールのやりとりをするときは、気をまわしていちいち相手方勉強する方だった。そのころ私は、出来るやつだ、という評価をもらえていた気がする。でも、それは過大評価だった。 時間を使ってむりやりやっていただけで、自分のしごとにプラスオンで、そこまではやってられなかったのだ。ある日パンクした。キャパオーバーになった。

「苦手なことを本業から除外」するためにも、こちらの「相手のためにちゃんと勉強しなきゃ」をやりすぎないためにもシャットアウトは私には必要作業だった。


・・・別に自分に向けられた言葉でもなく、状況はまるっきり違うということは頭ではわかっている。それなのになんでこんなに悲しいのか考えたところ、ちょうどこのあいホッテントリに入っていた、生きがいについて聞く増田と、その増田を憎む、というエントリの構図を思い出した。既に大量に「持ってる」ことを自然体としてもっと上の何かを求める増田と、そもそも「持ってない」増田。前者の増田に、後者増田存在認識されていなかったので、傷つく人がいるなんて想像もしなかったんだろう。

http://anond.hatelabo.jp/20160728000910

http://anond.hatelabo.jp/20160728154543

「できる」「持っている」のが当然で、そこがゼロ地点である、という前提で始まる議論は、たいへんまぶしく光っていた。そこからはるか下にいる自分は、 光にばーっと照らされるて、うわー、ゴキブリかー!と改めてつきつけられてしまった。結城さんや、ほかの仕事できる側ですと言うブコメたちからみたら、私は、あの憎む増田のいうところの、ゴキブリということなんだー、と。それがはっきり見えて、私は、 あんなにみじめで悲しくてショックをうけてしまったのだった。 書き手はそんな意図はなかったかもしれないけど、本心ふつうに書いた結果、それは流れ弾になって飛んできた。「恥ずかしい」「ニセモノの大人」 「勉強不足」 全部つきささってしまった。ブコメの「頭が悪い」「逃げをわざわざ打つな」「無知はさておき、恥知らずちょっと」「無責任」などなど、もりもり刺さった。やっても追いつかない、体が持たずに睡眠に割いてしまう、これは、勉強不足か、頭がわるいか無能か。


思い返してみる、そういえばもともと、結城さんは「中高生が一人でも数学面白いって思ってくれたら」みたいなことをよく書いていた気がする、今回も「若い人が」って、今後やってくるであろう未来ある若者数学未来について考え、憤っている。あー、もともと私のような人間はその立派な活動おこぼれにあずかっていたようなものだろうか、などと、感じてしまった。優しいか別にそんなこと誰も直接はぶつけてこない。「誰しも学びたいという気持ちが」とか「すそ野を広げることが大切で」みたいに書いてくれるだろう。でも、ただ、眼前には辛辣な実際があった。それを見てしまっ(たように思え)て、がっくりとくじけてしまった。この人は弱い方の人間のためにも階段を用意してくれる人だ、この人は味方だ、…そう思っていたので、ちょっと、そう、ショックだったんだ。

こういうリプライ飛ばしている方がいた。結城さんもこれをリツイートしていたので、それですこし救われた。

「このポストは生まれつき数学が苦手な人に対して失礼だと思います。彼らは「勉強不足」で数学 (算数) のような抽象的な概念がわからないのではありません。生まれつき無理なんです。そして生きるためには「数学は苦手である」ことをこのような表現宣言する必要があるのです。」

生きるために、という一言がとても優しい。これを読んでまた泣けた。ありがとうございます

これが繊細チンピラと呼ばれる人々の見る世界か…などと思った。向こうに悪意はない、ないのは知ってる、でも、アアー。何かを受けて勝手に倒れ込んでしまった。朝から夕方ごろまで、めそめそしたりぐったりしたりしていたけど、落ち着いた。大丈夫だ。でも、たぶん数学ガールはもう読めない。あれは私のものではないなと強く思ってしまたから、みじめな気持ちになってしまいそうだから、いったん自己防衛のために、もろもろフタをしめて、また明日から仕事とか家のこととかで、ばたばたして一度いろいろ忘れたいと思った。あー、きょうはお天気もよさそうだし爽やかに走りに行こうと思ってたのだけど、目が真っ赤になりすぎて外に出られなかった。のんびりストレッチでもして寝よう・・・

シン・ゴジラ観たけど

最初に流れる他の映画予告編で真っ先にプリキュアやってて「こういうファン層(大友)向けなんだなあ」って思ったし、

危機感のない関係閣僚会議イライラしたしやっぱり閣僚無能ぽさガンガン出てたし、

ゴジラの幼体みたいのめっちゃ誰?感あって気持ち悪くて怖かったし、

指示が後手後手でどんどん浸食されていくのリアルで笑えたけど笑ってる場合じゃなくて、

そのあと再上陸した時にゴジラ対策マニュアルみたいなのできてて対応速い!すごい!ってなったし、

緊急対策チームみたいなのの曲者モブっぽさ凄くてこれこれ!これを待ってたんだよ!ってなったし、

てか高橋一生とあの女の子(石原さとみでない)めっちゃ萌えたし、

成体になったゴジラ絶望感スゴイし、

鎌倉上陸したって聞いてほっとしてたら()こっちに来てうわわってなるし、

ていうかそういう感覚って、ハリウッドの超大作パニックとか、昔のゴジラでは味わえない、いま日本で見るからこそ感じられるリアルな怖さだと思うし、

閣僚もやるやんけ、ってなったとたん…ってなったし、

石原さとみはまんまヱヴァアスカみたいで実写だこれ!ってなったし、

平泉の狸かんとか、田口動けるデブ感とか、マツダの有能な二世っぽさとかいとおしいし、

攻撃の時はヱヴァのいつもの音楽だし、

「無人在来線爆弾(うろ覚え)」のネーミングのシュールさとプラレール感に笑ったし、

てかそれやりたかたか最後舞台あそこだったのでは?ってなったし、

ゴジラシリーズの正統として、また庵野×樋口両氏の色がしっかり出た、凄く面白い映画だと思います

2016-07-29

怒っている人を見ると萎縮してしま

今日銀行に行った時のこと。


窓口でこれとこれを支払いたいんです…と話をしていたら、作業着姿のおじさんが肩で風を切りながら隣の窓口に来て、通帳か何かをバサッと放り投げるように窓口に出して何か言ってる。

何と言ったかはよく聞き取れなかったけど、何か短い単語。短い単語だけど、なんかぶっきらぼうというかイラツイてるような感じだけははっきり分かった。

その窓口にいた銀行員のおばさまが「xxxですか?」(ここでも単語がよく聞き取れなかった…)とそのおじさんに確認のためだろうか聞き返すと、「あ”ぁ!?」と何故か喧嘩腰。入ってきて10秒経ってないのに何故かブチ切れモード

その後、そのおじさんがして欲しいのであろう処理内容について幾つか問答をして一旦はおばさまとおじさんの問答は何事も無く終わった。

私も払込用紙とお金を渡して一旦待合用の椅子にかけていたら、そのおじさんは店内をウロウロしつつ、「こんなにお客いるのにエアコン全然効いてねえじゃねえかよ!!」と誰にたいしてでもなく怒声をあげる。

待合用の椅子がたしかにほぼ全て埋まっていたのでお客はそこそこいるように思える。ただ、コンビニのような往来の激しい場所でもないので、普通オフィスならこれくらいのものだろうと思えるくらいの温度。

で、ぶつくさ何かを言いながら椅子にかけて、しばし待つ。窓口にいた行員さんたちはみんな私の払い込みとか他のお客さんたちの処理のために、窓口の後ろのほうへ行ってしまった。

処理をしているであろう人たちの事務作業音だけが聞こえる時間が1,2分。

ぼーっと待っていると、さっきおじさんの応対をしていたおばさまが、何かしらの処理を終えたのだろう、窓口に戻ってきた。戻ってきておばさまが窓口の席についた瞬間に、同時にそのおじさんも席を立って窓口に早足で向かう。おばさまが「xxx様~」と苗字を呼ぶ。その呼んだ苗字とおじさんの苗字は違っていたのだろう、別の人が腰を上げる。多分おじさんは自分が真っ先に呼ばれると予想していたのであろうが、その予想が外れたんだろう。おじさんは窓口を向きながら思いっきり店内に響き渡る大きな舌打ちをして、どこかへ行った。

聞き返しただけでもブチ切れる。ちょっと暑いとブチ切れる。『こんなにお客いるのに』と言っていた辺りから私たちのことは置物ではなく他の客として認識していたようだ。自分より先に待っている人が多くいるのだから、それぞれの処理内容による差もあるだろうが、ある程度待たされることは想像に難くないものの、自分対応が一番じゃないとブチ切れる。なんてオッサンだよ…。第一次反抗期を引きずってこじらせて出来上がったような感じだ。

今にしてそう思いながらも、そのとき自分の心を占めていたのは、上記の「なんてオッサンだよ…」という呆れるような不快感が2割くらい。残りの8割くらいが恐怖心みたいなものだった。

別にこのおじさんが特別怖かったわけではない。だいたいいつも私はこうなのだ。誰かが怒気を放っているのを見る度にお腹の下のほうがキリキリ痛み、嫌な汗がじわっと出てくるような感じがする。今日のように自分が怒られているわけでもないのに、明らかに私とは別の人間に向かっているのを理解していても、ただそれらの光景を目にして怒りに満ちた大きな声を聞くだけでビクビクしてしまい、そのことで頭がいっぱいになって、自分の行動もほとんど停止してしまう。

別の人が怒られてるとか誰かが怒りを撒き散らしているのを見ただけでこうなるのだ。自分が怒られてる状況では全く頭が働かずに軽いパニックになってしまう。予めどういう言い訳を用意していようとも、どうみても相手の怒りが訳の分からいくら理不尽で取り合うのすら馬鹿馬鹿しいようなものでも、とにかく「怒り」を目にすると恐怖心に心を奪われてパニックになってしまう。それでパニックになった状態で応対してしまったがために更に訳わかんない状況になって何度追いつめられたことか。自分でもその打たれ弱さというか臆病さをどうにかしなきゃとは思うものの、どうすればパニックを抑えることが出来るのかわからない。

事が起こった後のことは今のところ対策がないので、とにかく何事も事を荒立てること無く終わらせようと勤めている。でもやっぱりそういう姿勢でいるといつも舐められたり足元を見られたりして泣きを見ることが多くなるし、気を張り続ける事が多くなるので非常に疲れる。もう嫌だ。もっとリラックスしながら生きたいのに。あん毎日生理かよっていうかもう閉経してるだろっていうようなヒステリックなお局にへーこらしたり、あんた男なのに生理かよってくらい神経質で沸点の低い取引先のおっさんにへーこらしたり、もう本当に嫌だ。彼らを怒らせないように神経を磨り減らしながら、彼らの欲求を最大限まで聞いてサービス残業しながら、彼らの応対に腐心しつづけるような生活はまっぴらだ。

何故こうなってしまうのか。自分意志とか意見とかがないから、まず第一に怒りを見ないような行動を無意識の内に選択しているのだろうか。いや、冷静なときにはそれなりに意志はあるし、彼らの馬鹿でアホでクソでどう考えたらそんな言葉が出てくるんだというような要求を(冷静であれば)突っぱねられるくらいの意見はある。が、言えない。どうやって彼らの要求を突っぱねるかという問答をシミュレーションを何度として行った上でも、いざその場になるとそれらの言葉を押し殺してしまう。やっぱり意思が弱いのか。自分意見も実は同じくらい馬鹿でアホでクソみたいな考えであるために持ち出せないだけなのか。

そもそも「怒り」を見ることで溢れてくる恐怖心の実体は何なんだろうか。何を恐れてパニックになるのだろうか。暴力を振るわれるかもしれないから?なくはないけど、流石にそれはあまり考えられない。暴力への恐怖でその気持を表すのはどうもしっくりこない。自分生活を脅かされるから?例えば彼らの要求を1度でも断れば社内や社会的立場を失ってクビになるのではと思っているのでは。でも、怪我の功名というか八方美人的な対応は他の人達にもしているので、1度何かやらかしても他の人達がある程度は助けてくれるだろう。いや、もしかして助けてくれるだろうなんてのは私の勝手希望的観測というか妄想に近いものであって、もしかたらみんなにも嫌われているのかもしれない。実際は助けてもらえず冷ややかな目で見られて終わるかもということを無意識的に感じているのだろうか。何にしても、普通は1度のミスで全て失うなんてことは無いだろう。それに自分無関係な怒りを目にして恐怖心を抱くことと、自分立場が脅かされるのは全く別だ。まさに今日銀行での出来事など、私の社内での立場に1ミリたりともかかわらないだろうし。やっぱりそうでもない。

何なんだろうか。何故こんなにも、誰かが怒っているところをみるとビクビクしてしまうのだろうか。何故こんなにもパニックになってしまうのだろうか。分からない。理由も分からないし、対策も分からない。もし同じような人がいたら、どう対処しているか教えてほしい。そんな気持ち全くわからないという人は、誰かが怒っている状況に出くわした時、どういう気持ちでいるのか参考にしたいので教えてほしい。