はてなキーワード: Welqとは
特に健康系とかを扱うサイトとか、そうでなくてもウェブメディアは慎重になっている時期だと思うんだけど、そうじゃないサイトもあるようだ。
『パピマミ』
数日前に公開された柔軟剤の記事が少し批判を受けてて、それまではいいんだけどその対応の仕方がお粗末というか、ある程度しっかりしたサイトのものとは思えなかった。
私自身、柔軟剤に苦手意識があるからTwitter上でのやりとりが目に留まった。
流れはこう。
※現在、一部削除済み。
(2)柔軟剤の使い方に対し、化学物質過敏症患者らがTwitter上で疑問を投げかける。
(3)批判を投げてきたアカウントをパピマミのTwitter公式アカウントが次々とブロック。
(4)そのうちの1アカウントが、柔軟剤メーカーとパピマミに記事内容について問い合わせ。
(5)メーカーからは「コメントできない」「推奨する使い方ではない」などの返答。
パピマミからは、「顧問弁護士が問題ないと言っている」と返答。
※記事の提供を行っていると思われるポータルサイトには削除前の記事がそのまま残っている。
http://netallica.yahoo.co.jp/news/20170301-03216186-papimami
http://kirei.woman.excite.co.jp/news/detail/20170301200000_pmm20170301_05
(8)東京都の消費者生活センターへの問い合わせで、「法令に触れる可能性あり」と返答。
記事内容を削除しといてタイトルが「10選」のままとか、イラストに花粉症の記述が残ったままとか、編集部はなにしてるんでしょうね。
それから公式アカウントが少し批判されたからって個人をブロックって高圧的というか、お粗末でしょう。
というように、行き当たりばったりで対応している感がいなめない。
私はどっちの味方ということでもないけど、この対応を見ていて「EWLQ知らないの?」と言いたくなってしまった。
果たしてどう決着するのか。
DenaがWelqでやらかして、ネット界隈ではキュレーションサイトが悪の根源みたいな扱いになっているが、あの騒動で逆に「キュレーションサイトは手軽に稼げる」という事がバレてしまい、私の勤めている会社でも絶賛キュレーションサイトをバリバリ運営している。
ジャンルは隠すが、中小企業の運営するキュレーションサイトなので正直しょぼい。ライターは完全外注で、クラウドワークス・ランサーズを駆使して安く大量に長文&リライト記事をアップしている。
まあリライト指示と記事の編集、アップロードしかしていないので私達の時給に関してはそんなもんかって感じだが、ライターさんへの搾取っぷりはハンパない。
安く大量に集めて、その中からさらに忠誠心があり仕事の早い外注さんを厳選し、鬼のように稼働させている。文字数も多く、時には本屋で資料を買って記事を書かなければいけないため、ライターさんの時給は200円程度だろうか。
多くのライターさんはこのダンピング労働に嫌気が差して去っていったが、それでも貴重な在宅ワークということで、生き残っているライターさんもいる。
中には旦那が無職&パチンコ中毒、かつ女が外で働くことは許さないという束縛主義、そして小さい子供がおり在宅ワークしか出来ない…というライターさんもいる。
それを弊社が激安で雇うという地獄のジャパンワークライフバランスが弊社では完成している。中国かよ。
一度、社長にその件について話したが「こっちはリスクを取って経営うんぬん~」と説教されたので諦めた。
キュレーションサイトはグーグルアドセンスとやらの単価が低いため、報酬は意地でも上げないらしい。ちなみにいくら儲かってるか私達末端は知る由もない。外注に指示を出しワードプレスに記事をアップしするだけの機械である。
弊社のキュレーション事業は2016年1月頃からスタートしたが、この1年かなり儲かったようで、社長はニコニコで社長夫人を役員に迎え、ますます私腹を肥やしているようであった。
ところが自体は一変する。
その日、私は体調が優れず、午前半休をもらい午後出社したのだが、オフィスにつくなり
何があったのか色々聞いてみると、どうやらGoogleがキュレーションサイト対策をしたらしく、弊社サイトもアクセス数が半分以下になったのだそうだ。
かろうじてアクセス数は4割残っていたものの、収益の落ち込みは壊滅的で、社長は給料を下げる!外注をさらにぶっこむ!とかなり混乱しているようであった。
など指示もコロコロ変わり、自分たちも何を作っているのか分からないくらい混乱したまま記事を発注。次々に上がってくるリライト記事。
なんとかアクセス数は半分で下げ止まったものの、社長は「時給を下げる」「サビ残してもアクセスを上げろ」と言い出し、弊社スタッフの顔色が茶色くなっていくのが面白かった。
そして本日、正午をもって私はクビになった。
いや、私含めスタッフの9割がクビ。
どうやら朝型にまたGoogleの変動があり、弊社キュレーションサイトはさらにアクセス数が半減。全盛期の4分の1になったらしい。
発狂した社長が「これからは不動産だ!シェアハウスをやるぞ!」と言い出し、我々は不動産の素人だからという理由で本日付で解雇(自主退職)となった。
外注さんもおそらくクビ…というか発注打ち止めになったのだろう。
今、私は自宅でまったりとコーヒーを飲みながら今後の人生について戦略を立て直している。
とりあえずマクドナルドでアルバイトを募集していたので、そちらに応募してみようと思う。
しかし、私のように20代独身のプーならクビになっても気楽だが、家から出れず時給200円の在宅ライターをしていた彼女は、今後、どうやって生きていくのだろうか?
彼女を担当していたのは私だが、彼女の言葉が未だに忘れられない
『家で出来る仕事があってよかった。この仕事は、色んなことに縛られている私の、たったひとつの生きがいです』
先日の続きを。
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のしごと
http://anond.hatelabo.jp/20170205201944
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のはなし
http://anond.hatelabo.jp/20170129142538
http://anond.hatelabo.jp/20170206220352
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いてWelqをめざした私の過去
http://anond.hatelabo.jp/20170212120156
例のDeNAの会見が行われていた頃、根拠のない医療記事を削除しろという指示がでた。
これまで医師の監修を受けずに、検索でヒットするように書いた記事はまずいということになった。
検索を狙うには、例えば、アレルギーを狙うなら、アレルギーだけではGoogle検索で1位は取れない。だから、「アレルギー ソバ」を狙ってみる。それじゃあ、「ソバ」はどんな言葉と一緒に検索されているか? 「ソバ 名店」「ソバ マナー」「ソバ 薬味」などと出てくる。そうするとこれらを散りばめるといいということになる。
→ソバの薬味で日本人が好きなのはネギなんですって アレルギーがあってもネギはおいしいよね
文字数は多い方が有利だそうだ。
こういった記事を、DeNAのWelQが問題になった時に、慌てて削除した。
先日の続きを。
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のしごと
http://anond.hatelabo.jp/20170205201944
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のはなし
http://anond.hatelabo.jp/20170129142538
http://anond.hatelabo.jp/20170206220352
DeNAのMERYも復活するそうだが、この大手出版社のサイトは、ずっと根拠の怪しい医療記事や美容記事を公開し続けている。
http://anond.hatelabo.jp/20170125084824
リスクを謳うこのサイトが好きなのは、「腸内腐敗」という言葉。本当に腐敗していたら腸重積や血栓症を疑うべきだか、ここでは便秘は即腐敗。日本人女性の半分は腸が腐敗しているそうだ。もちろん医師の取材などはない。
また、広告も滅茶苦茶だ。4か月腐らないリンゴから抽出された「リンゴ幹細胞」なるものが入った化粧品を使うと肌が覚醒するそうだ。幹細胞はノーベル賞を受賞したiPS細胞でおなじみって、小保方さんもびっくりだろう。ただ、こんな広告記事でもページビューさえあれば広告主からお金がもらえる。
専門家が執筆しているとあるが、ライターは表に出ていない形でクラウドワークスやランサーズなどに発注していた。このサイトは、日本の誰もが知る大きなニュースサイトにも配信しているが、配信先にはクラウドワークスやランサーズのことは伏せてある。なので、今日も専門家の信頼性の高い記事として、単価の安い素人の記事が配信され続けれいるのである。このサイトのクラウドソーシングの求人の募集も未だあるし、クラウドライターへの指示書も手元にある。
ソーシャルブックマークという仕組みの問題なので難しいだろうね。
だーかーらwelq叩いてたのに痛ニュにブクマしてるような奴にだけ言えよ!
普通にキュレーションサイト大好きな奴かもしれないだろ!
先日の続きを。
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のしごと
http://anond.hatelabo.jp/20170205201944
大手出版社でSEOのデタラメな医療記事を書いて辞めた私のはなし
http://anond.hatelabo.jp/20170129142538
働いていた“身近なリスク”に対応するということを標榜していた、出版社系のサイトはマニュアルがあった。
そのマニュアルには、引用をする場合は許諾をとらなくてよいと書いてあった。
だから、医療記事を書くときはいろいろな病院のホームページのリンクを参照元として貼った。
貼られたほうはそんなの気づいていないし、権威ある病院がそういっているならと信頼度は増す。
さらに、この出版社では医学事典を出している。これが非常に役に立った。
もちろん、そのページの監修の先生には会ったことも、コメント頂いたこともないし、きちんとそのままの引用をしたこともない。
けれど、ちょっと怪しい記事に参考元として書名を記載しておくという手法が推奨されていた。
WELQでは肩こりは霊のせい…という記事が医療情報としてどうかと思う…と話題になったけれど、このサイトだって大差ない。
醤油を霧吹きでかけると減塩になって膵臓がんにならないとか、炭酸飲料で脳の細胞が狂うとか、もう滅茶苦茶。
そんな記事をひたすら量産する中で「MERY」みたいなサイトを作りたいという社員がWELQのように検索されるサイトになりたいと言い出した。一応言っておくと、反対をした人もいるにはいた。
だが、どうしてもWELQの真似をしたかったこのサイトは、検索キーワードから逆算して記事を作るようになる。
ここから、道を転げるように状況が変わっていったのだ。
これはまた続きの話。
DeNA社のWelqが閉鎖した後、ネット民の矛先は2つに分かれたと思う。
LINE株式会社のNaverまとめに不満を持つ人と、ベンチャー系のキュレーションサイトの筆頭格である株式会社trippieceのRETRIPに不満を持つ人。
迷惑をかけた人の数が多いだけに、いずれも極悪メディアとしてすっかり名高くなった。
私がこの記事を書いている動機も、RETRIPに盗られた写真、隠された引用元、あり得ないメール対応、facebookではリア充振りまいてる役員たちの顔、いずれも数年越しで溜まってきたやり場のない怒りが元となっている。
PPAPの商標権を横取りした元弁理士の上田育弘氏が話題になったが、それと同じことをしていると気づかないのだろうか。
<影で進むRETRIPの合法化>
さて、そんなRETRIPだが、目ぼしい記事から合法化を推し進めている。
フォトストックから写真を買い集め、アクセスの多い記事から順に写真を差し替えている。
昔:http://web.archive.org/web/20150724035350/https://retrip.jp/articles/4791/
今:retrip★jp/articles/4791/
昔:http://web.archive.org/web/20160509185055/https://retrip.jp/articles/7858/
今:retrip★jp/articles/7858/
申し訳ないが、リンクを張りたくないので、差を見たい人はURLを加工してアクセスしてほしい。
また、昔の記事はInternet Archivesで得られるものだけなので、具体的な日付けはわからないが、間違いなく最近のこと。
このような記事は、「地名+観光」で調べたらザクザクでてくる。
違法な手段で集めたトラフィック、蓄積したリンクで、そのまま逃げ切ろうとしているわけである。
ベンチャーにはグレーゾーンを突っ走ったら勝てるとかいう話がある。UBERとかAirbnbとかがその筆頭候補で、ベンチャー社長がこれに憧れるのもわかる。
でも、グレーゾーン走りきるの失敗してんじゃん、というのが今日での状況ではなかろうか。
一時期のWELQよりかは、延焼が止まりつつあるかもしれない。
でも、私同様に怒っているひとが多いと思うし、私は絶対に火を消したくない。
昨日ではパクリがバレないように工夫を凝らす開発を告発するブログへの言及が多かった。
http://suzukidesu23.hateblo.jp/entry/retrip-mlit-yuchaku
この記事をやまもといちろう氏とヨッピー氏がTwitterで拡散しだしたので、増田くらいしか発信場所がない私には嬉しい思いもある。
実名で批判されて社会的に再起不能になる前に、潔くRETRIP事業は閉じたらいかが?
合法化を推し進めて逃げ切る算段だとしたら、それにしても悪事を重ね、恨みを買いすぎたので、合法化するにはもう遅いと言える。
声を大にしてRETRIPやめろといっても、社員もいるし資金調達もしててやめにくい、SEOに貴重な権威化したドメインを手放したくないということももわかる。
大企業のDeNAがfind-travelを切るのとは違って、そのまま会社の存続に関わるのも、わかる。
でも、会社の存続より石田言行さん、田中勝基さんの社会的な名誉の存続に関わる事態ではなかろうか。
ここで、資金調達した事業の閉じ方について私の知っていることを伝える。
いや、意外と簡単なのだが、意思決定して心を鬼にするだけのことである。
私の狭い了見なので、この面で経験者がいたら教えてほしい。
まず資本調達したDraper Nexus Venture Partnersとの関わりであるが、頭を下げて事業をやめますということで協議に入れば良い。メール一本でいい。あとは全部完了するまで、ちょっとしんどいかもしれないけど、オートメーションで全部終わる。上々の芽もバイアウトの可能性も減っていると思うので、意外と損切り扱いにしてくれるのではないか。
ベンチャーキャピタルからすれば、失敗する方の会社が多いし、調達した資金を溶かしたらベンチャー界隈で再起不能になるということでもない。
石田言行さんは、今は若くてマネジメントも失敗してるっぽいけど、人望ある方だとおもうので、頭下げればまた仲間集まるタイプだと思うけど。
2億円の資金調達に際し損害賠償請求がくるのであれば、応じればいい。後日はこんな感じで美談になるルートある。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20150508/280829/?rt=nocnt
どちらかというと実名が汚れて社会的に再起不能になることのほうが損害が大きいと思う。
こちらも頭を下げるのみ。一度腹を決めればオートメーションで事が終わるかと。事業がブラックなんだから雇用を維持する必要なんてない。
というかこの前、五反田で食事してたら、株式会社trippieceの社員と会話でわかるような2人が大声で会社批判してたけど。大丈夫?
まぁ社員がランチ時に少々愚痴をいうのはわかるにしても、忠誠心などというものはかけらもない感じだったけど。
悪いけどもう手遅れだよ。
もうすぐヨーロッパでアメリカと同じ現象が起きる。自国第一主義、保護貿易。
アメリカの選挙だがその影響がアメリカだけで済むはずがない。アメリカを追い出された移民は自国に戻って何をすると思う?アメリカと同じことをするのだ。自国にいる移民や海外から働きに来ている人たちを追い出さないと仕事がないから。そして追い出された人たちは自国に戻ってまた同じことをする。もともと仕事のない国から来た人たちはどうするかというとグループを作って食料を奪い合う。民族対立、内戦。そしてそれはそれらの国から搾取してきた経済大国にも影響し、その国の経済も傾くようになりアメリカと同じことが起きる。これからこういうことが繰り返されていくのだ。経済国は搾取してきた国を安定させるために平和維持活動の名の下に武力介入をし内戦に巻き込まれ泥沼となり気が付いた時には黙って撤退することができないほどの損害を出し後には引けなくなる。もしくは自国第一主義の中で勝者となる国が現れ、周辺諸国が富を奪うために武力侵攻をする可能性もある。アメリカだって経済不況の不満を内部の敵、移民に向けて彼らを追い出したところで経済は回復しないだろうしそうなると次は外の敵を求めるようになる。日本だって怪しい。アメリカで多様性主義と保守主義が対立したのと同じように「正しくあろうとする人々」と「信じたいものを信じる人々」の対立が起こっている。放射能、水素水、WELQ、似非科学、人には感情がある。どれだけ科学的な証拠がないと言っても人は不安になるし希望があればすがりたくなる。そういったことを無視してあくまで間違っていると声高に叫び、それを信じる人たちを正そうとする姿勢もまた対立を産む原因となっている。そして放射能の影響や水素水の効能を信じる人たちのグループと、あくまで正しくあろうとする人たちのグループができ対立するようになる。経済的には貧困層、働いているが経済的な余裕がない層の人たちはその不満を生活保護受給者に向けるようになり生活保護受給者は不満を国内の移民や外国人、また都市部の人たちは自分たちが多くの予算を払っているのにそこから地方にも税金が行き渡ることに不満を唱えるようになり都市部と地方で対立するようになり、不満をぶつける相手を求めるようになる。
これがこれから世界中で起きるのだ。この流れは気づかなかっただけですでにできていた。トランプの勝利もこの流れの一つの結果に過ぎないし、今回の選挙ではヒラリーの方が得票数が多かったと言ってもあまり意味がない。トランプが勝つのが今回の選挙なのか次の選挙なのか、時間の問題でしかなかった。
この流れはいつからできていたのか。それは前回の第二次世界大戦の後からだ。朝鮮戦争、湾岸戦争、米ソの冷戦、911、イラク侵攻、ISISの台頭、こういった出来事のすべてか今回の選挙の結果、そしてこれから起こるであろうことに関連している。専門家や評論家は具体的な原因を求めてどこかで結果が変わっていればこうならなかったと話すだろうが長い目で見れば特定のできごとの結果が変わったところで大きな流れは変わらないということに気づくはずだ。
我々はこれからどうすればいいのか。むしろ問いたい、「まだ間に合うと思うのか」と。すでに流れはできてるし今更止めることもできない。すでに賽は投げられているし、歴史は繰り返す。
人類は進歩したという人もいるだろうが、銅が鉄になり、弓が銃になり、紙が通信になったように技術こそ進歩したが、中世のキリスト教会が国際連合になり、十字軍が国際連合軍へと名称を変えただけで行なっていることとその本質は何も変わっていない。
いわゆるキュレーションサイト問題ってのは、叩きのための野合になっているから、何を問題視するのかはそれぞれ違うし、各人の主義主張によって変わるのだろう。
元のWELQ問題は、あくまで「監修をつけずに医療情報を又聞きで掲載する」「免許を受けていない業者が医療情報で集客を行う(儲ける)」ってことが問題だった。なので他のまとめサイトは普通に便利だから読んでいて残したいと思う人や、従来の著作権に不満を持つ人でも、WELQを問題視した。
そこに著作権問題で乗っかったのは、コンテンツ発信する側のブロガーたち。自らブログや写真で稼いでるから、転載まとめサイトを潰したかった。ブロガーとして発信力を伴ってるからWELQ問題を「まとめサイトの著作権違反問題」にシフトチェンジして、他のキュレーションサイト全般のコンテンツ転載問題にすることができた。その中でも、「企業が転載で集客を行う(儲ける)ことが問題で個人の転載は容認」派から「個人の転載も全て断罪」派まで、その中間も含めて様々に立場は分かれる。
少し毛色が違うのが、2ch系まとめサイト叩きを担う嫌儲層。WELQやNAVERも潰したいし、2chまとめも潰したいのでどちらも叩くが、自分たちは何でも転載したいという考えだから逆に叩かれる立場でもある。そもそも2ちゃんねらーがここ10年の間、ネットで「他人のコンテンツをゆるく使う」という意識の低い著作権文化を普及させる役割を担ってきていたのだ。
上:京都に住むって大変だなwwww http://2chcopipe.com/archives/52046088.html
下:はてな民「NAVER、WELQはもはや遠い過去。著作権侵害?全然オッケーっしょ!」 http://anond.hatelabo.jp/20170115194932
オイラは、この手を否定する気はないと明言してるので、こういうの言われてもキョドることないし、よせばいいのに…程度の感想しか出てこない
こういうのを気にしてるの、体感では、京都生まれ京都育ちの(さらに言えばだいたい年配の)人だけで、外から来た人は「はあ?知らんがな」って感じで気にも留めないし、外から来た人の方が多い。東京と同じ。
「そもそも『まとめサイト』ってどういうののこと?」という質問を何度か受けたから、世の中的には、まとめサイトは「なにかをまとめたサイト」として認識されてないんだよなーと思った思い出。
ぶんしょうがながい(^q^)
「京都出身」なのに、宇治、舞鶴、福知山以外の場所だと、「(何処そこ)」みたいな微妙な顔されるのが京都府民の本当の地獄だと思う。
著作権は当然気になり不審に思ったが、スキャンではなさそうなので、無料で公開されてるものかと勝手に判断、京都ネタに食いついて特に丸パクリについては言及しなかった。そもそもブクマすんなって話だろが。
主人は選ばれし民だったんだな…
http://qiita.com/advent-calendar/2016/dena
なぜだろうか?
それともエンジニアの反乱でも起こってるのか
もしそんな気概のあるエンジニアがいるなら賞賛に値するが...
多分お上がとりあえず今は静かにしろ、エンジニアもだって言うお達しが下ったにすぎないのであろう
DeNAのエンジニアの倫理観が高ければ、そもそも自分たちのコードがWELQのようなクソしか排出しないことに憤りを感じても良いはずだからだ
DeNAのエンジニアは無罪ではない。あいつらも会社に買われた官僚的サラリーマンであり、ハンナアーレントのいうところの凡庸な悪である
基になったのは、有用な論文は多くの論文に引用されている、という気づきだ。
このアイディアを基に、有用な情報は多数のページからリンクされているという仮説を立てて、それを検索順位に反映するアルゴリズムをGoogleは作り出した。
誰もが自分のサイトに載せている情報の専門家であった天国の様な時代には、それで良かったのだ。
Googleの検索順位付けは素晴らしく、当時のYahoo!の様なインデックス型の検索エンジンを瞬く間に駆逐した。
しかし、そのアルゴリズムを悪用して中身のない広告ページが検索順位の上位に現れるということが起こる様になった。
つまり、役に立たない広告ページが狙ったキーワードで検索上位を占めるという現象だけ見ると、それはWelq問題が起こるはるか前から起こっていたことなのだ。
Googleはその度にアルゴリズムに変更を加え、悪質なサイトを排除してきた。そしてGoogle自ら、健全で中身のあるウェブサイトのガイドラインを公開してきたのだ ((ウェブマスター向けガイドライン(品質に関するガイドライン) https://support.google.com/webmasters/answer/35769?hl=ja)) 。
それは、天国で生まれたGoogleにとって、顕現してくる地獄に引き摺り下ろされるような苦痛を伴う作業だったのではないかと思う。
それまで悪質なサイトで行われていたのがGoogleのアルゴリズムの隙をついて検索順位を上げるブラックなものだとしたら、そのガイドラインに沿ってサイトを作り検索順位を上げることはホワイトな行為だと見なされてきた。
間違えてはならないのは、Welqをはじめとしたキュレーションメディアはそのガイドラインに沿った『ホワイトな』コンテンツ作りをしてきたという点だ。たとえそれが倫理的に劣る行為であったとしても。だからこそ、Google検索で軒並み上位を占める結果を出したのだ。
ここでGoogleはまた、キュレーションメディアのスパマー達(あえてこう言わせてもらう)とのいたちごっこのスタートに引き摺り下ろされたのだ。Googleの検索アルゴリズムは変更を余儀なくされるだろう。
だが、今回の件は『倫理的に劣る行為である』という点から火がついた。そこをカバーする新アルゴリズムというのはどんな姿になるのだろう?機械が人間の倫理を理解するには、まだ早すぎはしないだろうか?人間が考える倫理を機械に明け渡してしまうことは、本当に正しいことなのだろうか?それは地獄へ続く道ではないのか?
おそらくそれよりは、信頼できるドメインが信頼できる情報を発信しお互いにリンクし合うという、かつてGoogleが生まれた時に存在した天国を再び目指すべきなのではないだろうか?
いや、本当はそんなことは出来はしない。時間の針を逆に戻すことなど誰にもできやしない。それに、機械が判断した『正しさ』を鵜呑みにして生きることだって、多分そんなに悪いことではない。
自分が正しいかどうか判断できない情報を目にした時、それの『正しさ』を保証してくれるのが機械だろうと人間の専門家だろうと、信じることができればどちらだって同じじゃないか。自分の頭の中身がいつの間にか機械にすり替わっていたとして、それに気付ける奴なんてどこにいるんだ?