はてなキーワード: 鬼畜とは
俺はレイプが好きだ。
それなのに、一度も女性をレイプすることなく俺は人生が終わると思うと切なくて仕方がない。
漫画やAVの世界の出来事を見て家でシコることしかできないのか?
20年前に家に置いてあった親父のエロ本を開いた時に女性がレイプされている漫画が載っていたのが始まり。
読み終わった後は頭がクラクラした。頭が真っ白になってずっとそのシーンが頭に残ってた。
俺はこのレイプってものが好きなんだと、性癖に気づいた(もしくは目覚めた)。
それからレイプに取り憑かれて、ネットが家に来た時にはレイプ物を検索しまくったし、エロ本屋では鬼畜系
を探し歩いた。レイプレイプレイプ。レイプ物ってどうやって観れるのかしか考えてなかった。
同級生を見る目も犯したい犯したいとしか思えなかった。まともな恋愛関係なんか無理。
風俗にも行ったことあるが、なんか違った。彼女はできたことない。
レイプ物以外で射精できない。俺のあそこを女性に無理やりいれたらどんな顔をするんだろう????
人生をレイプに覆い隠されているわりには一回もやったことない。
叶わない願い。。いや、やろうと思えばできるかもよ? でも、うん、やめておこう。はあ。。死にたい。。
さすが鬼畜だ。血も涙も無いのだろう
今の職場でお局様からパワハラを受けてると抗議したら「みんなガミガミ言われていて我慢してきたんだから泣き寝入りしろ」的なこと言われたんだけど、なんで訴えないのか不思議。
昨日BSで八つ墓村の新作やってたから見たけど、田治見要蔵っていう鬼畜キャラがいて、妻と子供の目の前で女をレイプしているシーンがあって、妻は子どもに「あれは嫌がっているんじゃなくて喜んでるからいいのよ」ってかばってたんだけど、結局女に逃げられた要蔵はそれにブチ切れして妻を日本刀で刺し殺して、村の住人32人殺戮するわけ。
八つ墓村はフィクションだけど、自分の感情に任せて傍若無人な振る舞いをする幼稚な大人のご機嫌とったり、言うこと聞いてやったりしたところで、周りの連中は散々苦労した挙句に最後は身も心も潰されるだけ。なんでわがままいう奴の相手をまともにしてやる奴がいるのか意味わからない。
今やほとんどの人が記憶の彼方になっているであろう、艦これの思い出話。
艦これはとにかく、一言で言うなら竜頭蛇尾だった、太平洋戦争当時の帝国海軍の惨状を、別に頼んでもいないのにトレースしている状態。
同人の人気はともかく、ゲーム自体はウンコの化石と化していると言っていい。
それを放置する運営そのものに嫌気が差し、だいぶ前に引退した。
その後も試しに二期を少し触ったり、他にも色んな情報を漁った感じ、クソ化陳腐化路線を順調に驀進しているようである。
ビスマルク実装時からくすぶってきた不快感が頂点に達したというか。
もう色んな所で散々言われている繰り返しになるけど、どんなに頑張っても週一回すのが精一杯という、ムチャクチャに資材を消費する大型建造というだけでも大変なのに、アイオワか神威がいないと絶対に出ないとか、よくもここまで酷い仕様を思いついたもんだと、一周回って感心してしまう。
未だに通常海域でドロップしないと聞くし、そもそも先行実装からまる2年もの間、一切の入手手段が設けられなかったとか、入手させる気がないと言ってるようなもんだし。
神威は神威でイベ以外では大型建造のみの入手で、つまりサラトガと併せて大型建造を2回成功させろとか、新手の兵糧攻めかよクソデブいい加減にしろという感じ。
というわけで、ビス子もサラも(あとアイオワも)欠席のまま鎮守府生活が終わった。
まあサラトガは改造にも大量の資材と設計図が必要な上に、任務も鬼畜仕様と、深入りすると愛着どころかヘイトが湧くだけなのは明らかなので別にいいけど。
ちなみに筆者は航空主兵提督だったので特にサラにはこだわった反面、クソブス芋空母ことイントレピッドにはなんの思い入れもなかったり。
これはだいたい絵師のせいというか、しばふ・アキラ・赤坂ゆづ辺りは画力以前にセンスが壊滅的なので絵描きやめろって感じ。
ついでに言うならイチソという、トレパク常習犯なのに同じアングルの判子絵しか書けないクズなんて、さっさと切れよとか。
いや、どうにも心残りだった。
なんで過去形かといえば、ビス子とサラは他のゲームで入手し「俺のそばで寝てるよ」状態まで愛用した結果、失恋の思い出がめでたく上書き保存されたみたいになったから(笑)
こっちのサラトガは1回でも課金すれば100%入手できるし(誰が呼んだか120円の女)、ビスマルクは期間限定建造とはいえ入手確率2%とレア艦にしてはかなり有情だったし。
あと、ここの運営はバランス調整のセンスはそこまででもないけど、良くも悪くもユーザの声を汲むのが特徴。
だから例えば前回阿鼻叫喚だったユーザー協力イベも、今回は別のゲームかと思うほど再調整されて、皆それなりに楽しめたみたいですよ!
阿鼻叫喚だった前回だって、クリア後は大幅弱体化させると、休日中にも関わらず即座にアナウンスして炎上を免れたし、ボスが護衛艦見物に行っていたせいでバグ修正が遅れたどっかの無能運営とは、危機管理能力が天と地ほどに違う。
韓国の件だけど、自分がここ10年ぐらい関わっている安全保障貿易管理(輸出管理)の分野が日の目を見て嬉しいと思う反面、不正確な報道やツイート拡散も目につく。
そこで、頭の整理も兼ねて、今回の事象に対する輸出管理担当者の考えを、ここに遺しておこうと思う。
■輸出規制ではないのか
最近の報道を見ていると「ホワイト国を外れても輸出はできる。だから「輸出規制」にはあたらない」というのが日本政府の言い分であり、最近のネット言説の潮流となりつつある。
しかし、それはあまりに形式的な論であり、輸出にかかわる企業側の手間、輸出までの期間を考えると、実質的な「輸出規制」に値するものだと私は思う。
ここで日本の輸出規制について触れておくと、大きくわけて(1)リスト規制と(2)キャッチオール規制という2つの規制に分かれている。
貨物の性質に着目した規制。たとえば精度の高い工作機械なんかは、核兵器開発に転用される可能性があるので、広範に規制されている。フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素もこのリスト規制に引っかかる。
原則は輸出案件(契約)ごとに許可を取る必要がある(=個別許可申請)。
ところがこの個別許可申請というのが曲者で、今どき申請は紙ベース。添付する契約書面の内容はもちろん、誤字脱字等についても事細かにチェックされて、まあなかなか許可が下りない(90日以内というルールがあるにはあるのだが)。あと許可申請先は経産省の安全保障貿易審査課という鬼のように厳しい部署であり、厄介。
それじゃ企業の経済活動が成り立たないよね、というわけで、一定場合については「包括許可」という、文字通り包括的に許可を与える制度を設けて、簡単に輸出できるようにしたわけ。
特にホワイト国向けの「一般包括許可」という制度は、なんだろう、鈍行列車に対する新幹線みたいなもの?あるいはディズニーランドのファストパスみたいなもので、電子申請もできて、許可もスムーズに下りる。申請先も全国の経済産業局や通商事務所で済む。経産省の審査課に比べると遥かに楽。
韓国についてはすべてのリスト規制貨物について「一般包括」が使えていたのを、7月1日からはフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素について使えなくした、つまり個別許可申請が必要とした。
そして8月28日からは韓国がホワイト国を外れるので、すべてのリスト規制貨物について個別許可が必要となる。たとえば等級の高いベアリングはリスト規制貨物なんだけど、それ1つ韓国に出すにも、いちいち経済産業省に申請が必要となってしまう。
(正確に言うと3品目以外については「特別一般包括」という制度を使うという手がある。ただし経産省検査官の監査を事前に受け入れなければならなかったり、いろいろ面倒くさい)
■結論
つらつらと書いてきましたが、とにかく個別許可申請というのは、言葉上のイメージより遥かに面倒くさいものであり、許可までに時間も掛かる「実質的な輸出規制」に値するものなのですよ・・というのが私の考え。
フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素を取り扱う企業について考えると、おそらく案件ごとに個別許可申請して、許可を取って、船を手配して・・・と悠長なことをやってられるような貨物ではなさそう。デカものの工作機械であれば、1件ごとの個別許可申請でも商売が回るのだが(面倒くさいことは変わりない)。
さらに、個別許可申請では「誓約書」という、勝手に転売しない旨をうたった文書を相手方から取得する制度がある。これ、相手方が誓約書に反して転売した場合は日本の企業が責任を問われるという鬼畜な制度であり、具体的には罰金や輸出禁止処分等のペナルティを課されてしまう。だから工作機械メーカーなんかはGPSを機械に埋め込んで、相手方が機械を動かし場合はすぐ分かるようにチェック体制を整えている。
しかし、フッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素にGPSを埋め込むわけにはいかない。もし韓国企業がこっそり転売をしたら、彼らを信じてわざわざ輸出許可を取った自分たちにペナルティが課されてしまう。こんな状況下でわざわざリスクを取って輸出をするかというと、韓国向け輸出自体をやめてしまうのではないだろうか?
上記3品目については日本政府は輸出許可を出さないような気がする。もちろん不許可処分を出してしまうと大事になるので、企業の自粛を求めるようなやり方になるとは思うのだけど(そういうことが何度かあった)。その意味でも「実質的な輸出規制」に値するものだと思う。
顧客の性質に着目した規制。簡単に言うと経産省が発行しているブラックリスト(外国ユーザーリストという)に載っているか、輸出された貨物を核兵器開発等に使用した前科があったり、今回使用しようとしている顧客については、リスト規制と同じように経産省に許可申請をしなければならないとする制度。輸出企業は、顧客の名前や契約書、HPを調べて、安全な顧客かどうかを確認する義務があるというわけ。
ホワイト国向け輸出の場合はそもそもこのキャッチオール規制審査が免除されていたのだけど、ホワイト国から外れると、この審査も行わなければならない。
・・・ただ、担当者の実感としては、この審査自体はさほどの手間ではない。企業によってはホワイト・非ホワイトの区別をつけず実施しているところも多いと思う。
■ホワイト国を外すこと
ちなみに、ホワイト国というのは現在27カ国あって、国際的なレジームに加入しているかどうかが基準になっている。核だったり、ミサイルだったり、生物兵器だったり、汎用品の軍事転用だったり。自分がこの仕事を始めてからは、ブルガリアが追加されたことがあったと思うけれども、基本的には4つのレジームに入っているかどうかがメルクマール(と、自分は教えられてきたし、安全保障貿易管理の資格試験でもそのような模範解答とされている)。今度インドが入るんじゃないかと数年前から言われてはいる。
ところが韓国は巷間言われているような北朝鮮への横流し疑惑があるとはいえ、4つのレジームから脱退したわけではない。にも関わらず差別的な取り扱いをするのは、明文化されていないとはいえ、ルールを逸脱した運用だよなあ、と思うところはある。
■今後の着地点
本丸はフッ化ポリイミド、レジスト、フッ化水素の3品目だとすると、これらについては引き続き個別許可申請を必要とする一方、今後アメリカの仲介を受けて韓国をホワイト国に戻すというのは、着地点としてありそうな気はする。けど、今の内閣と嫌韓世論からすると、それも難しいのかなあ・・・。
タイトル通りなんだけど、気が狂いそうだからまじでどうにかしてほしい。
きっかけは父親の部屋のクーラーが壊れたことなんだけど、隣の娘の部屋はクーラーが効くからって入り浸るようになった。娘がいない間に涼みに来るだけなら百歩譲って許したけど、いる間にも来る、あまつさえ寝てる間に布団に入ってくるようになった。
「やめろ」と言えば「クーラーがない部屋で寝かせるなんて親を殺したいのか」、「扇風機で何とかしろ」と言えば「それで何とかならないから来てる(※別に扇風機を買ったわけではない)」……
これは出ていってほしいと思う方がおかしいのか?部屋にいれないのは人情がないのか?
確かに昨日の昼頃突然電話が来て「(暑くて)気持ち悪い」みたいなことを言われた。そんなこと言われてもこちとら仕事ですから「熱中症対策に水分はきちんととれ」「どうしてもダメなら救急車を呼べ」とかしか言えない。
そしたら夜、寝静まった頃に突然部屋に入ってきた。寝ぼけ眼で見上げたら父親の影があったときの驚きと恐怖たるや。「このままだと死ぬから」とか言われてそのときは流してしまったけど、何度か目が覚めて自分の布団で目の前に父親がいるんだ。いるんだよ。
今朝もとうとう目覚まし時計より先に起きちゃって、泣きながら訴えたら「親殺しで後悔するなよ」って言い捨ててやっと帰った。
どうなの。これは私がおかしいの?二十過ぎて男親と一緒に寝ないと鬼畜生にも劣る人でなしなの?娘と寝る前に扇風機を買うとかクーラーを直すとかクーラーを直すとかできることがあるんじゃないの?「家が汚くて呼べない」って言うけど、掃除するって言ってるじゃん。何なんだよ。嫌がったら「人殺し」って罵りやがって。何なんだよ。何なんだよ。
追記:適当にいれたフェイクが思いの外影響あって失敗したなと思いました。私は学生で来年就職し、家を出ることが確定しています。
入会は自由ですが、会員は以下のことを守って下さい。
準備編
1)特殊インク、特殊ペーパーなど、胸ポケットなど取り出しやすいところに入れておく
3)普段から、人名を独自の方法による、名付けグセをつけるようにする。
例:山田太郎→81(や=50音順の8列1番)41(た=同4列1番)など
実行編
1)普段から恨まれたり、妬まれたり、または人を人と思わないような鬼畜な生き方をする
2)殺されるような状況になってきたら、犯人の見当をつけておき、ダイイングメッセージの構想を練っておく
3)襲われた際に即死にならないよう、厚手の服装を心がけたり、毒耐性をつけたり、生活にも注意する
4)実際に襲われて死にそうになったら、まず犯人の逃走後、意識がどれくらいもつか目安をたてる
5)死ぬまでの時間の3分の1以内に、ダイイングメッセージの文面を決める
6)残りの時間を使いメッセージを書く。その際、誤字や脱字にはできるだけ注意する
7)特殊インクがない場合は、利き手の人差し指の先端を噛み切り、血で書くようにするとよい。
1)しょぼいダイイングメッセージしか書けない場合は、書かないか、途中で諦めて消す
2)早く死んでしまいそうな時は、犯人の名前をローマ字で逆から書く程度にしておく
3)しばらく経っても死なない場合は、致命傷ではない可能性もあるので救急車を呼ぶ。その際、ダイイングメッセージは消しておく
今、感謝の一つもできないのなら一生かかっても恩は返せないだろう。
恩を受けるな。
あくどいのも鬼畜なのもそっち。
相手の善意に付け込んで、感謝の気持ちすら持つことなく金品を奪うことを奨励してる。
「チャンス」?とんでもないわ。
高卒でも自立できる。生きてはいける。他人への敬意も感謝も持てないなら、自分一人で生きていくのが筋。
感謝すらできない己を怨みながら生きて死んでいけばいい。
あんな短い文すら碌に読めないんだな。
ごめんね。長くて読みづらかったかな?
感謝の気持ちが芽生えるかどうかは今すぐに判断できることじゃない、投資してみないとわからないことだよって伝えたかったの。
的外れもいいとこ。
ごめんね。あなたの態度があまりにもあくどかったからあなたのことを鬼畜だと思い込んでいたの。謝罪します。
では、今回のケース「学費を負担してもらった場合」はどんな恩返しをすれば感謝したことになるのかってところは純粋に気になるね。
そして、「見合った恩を返すこと」を元増田が義父さんに対して遂行できればあなた的には文句ないってコトなんだね。
さらに、「見合った恩を返すこと」を元増田が義父さんに対して遂行できなければ元増田はあなた的には見た目は人間で中身は人間未満ということになるんだね。
ねがわくば元増田はこの増田が言うことを真に受けないでほしい。なんの権限もなければ誰かに頼まれたわけでもないのに偉そうに安全なところから匿名で勝手に他人を裁いて1人で溜飲を下げてる悲しい人間の言うことは真に受けないでほしい。
そんなことよりも元増田の目の前に大学進学というチャンスが広がったことをぜひ好意的に受け止めてほしい。
このまま高卒で自立することもできず、義父と母親と妹にヘイトをつのらせ続ける生活を抜け出す選択肢すら持てないような環境にだけはならないで。
今は、今がイヤでイヤでしかたないだろうけど、いつか、何年か先に母子家庭時代より今が一番好き!って思える日が来るように、腐らずできることを頑張って。
アニメそのものも面白かったけど、Twitterでのファン同士の交流がお祭り騒ぎで楽しかったなぁ。昔の漫画が原作だけどファン層がやや若めなせいか、皆元気だし発想が奇想天外なので愉快なTLだった。
ともあれアニメ『どろろ』本体の感想などを気がはやいけどつらつら書いとく。
あ、ちなみに私のスペックはというと、原作未履修のまま生き長らえてしまった、最近はあまりアニメに熱烈にハマれなくなっていたオタクを自称するのは気が引けるほどの者。『どろろ』を見始める前に履修したのは『BANANAFISH』で、もう当分こんな悲劇的な作風はいいや、と言った舌の根も乾かないうちにどろろ沼に転落した。なお『どろろ』原作はアニメ前半期が終わるくらいにやっと履修。
では以下感想。
・タイトルは『どろろ』なのだがとかく目を惹かれてしまうのは百鬼丸である。なんせ顔がいい。
・初期の頃の百鬼丸は表情がまるでないのだけど、カメラワークによっては、うるさくまとわりつくどろろにすごく迷惑そうにしているような表情に見えるのがツボだった。単に角度の問題で実際そんなに迷惑してるのかどうか分かんないところが良い。
・百鬼丸が身体のパーツをあちこち奪われた重度の身体障害者であるという設定が、このアニメではリアルに描写されててよかった。身体のパーツを取り戻して当人が感じるのは喜びだけじゃなくて戸惑いや煩わしさもある(むしろ喜びよりそっちの方がフォーカスされがち)という描写がいい。耳を取り戻す瞬間子供みたいに地団駄踏んでたのが印象的。
・特に耳を取り戻したら世界に溢れる音が煩すぎて知恵熱出しちゃうとこがよかった。
・百鬼丸が身体を取り戻す度に、百鬼丸は視聴者が思ってた以上に何も出来ないし何も知らない・分からない赤ちゃんであるというのが発覚していくのが面白い。しかし、発覚するごとに「あっ、なんかごめん……」と一視聴者は百鬼丸に謝罪がしたくなるのであった。
・百鬼丸が16歳の赤ちゃんだと発覚してからは、彼が徐々に成長をしていく様に一々感動してた。つい自分の子供を見守るような目線で見てしまった。
・前半期でいちばん気に入ってるのが『守子唄の巻 上・下』。そのストーリーの悲劇性もさることながら、最初から最後までテンポよくタイトにまとまっていて、とてもよい良い。
・ということにことのほか感動してしまうのは何故かというと、アニメ『どろろ』、全体的に面白いんだけど変にテンポが悪くてかったるい印象があるのが否めないからなのである。90年代後半のロードムービー系アニメの雰囲気がうっすらとあって若干時代遅れな印象も。
・アートと娯楽の境目を綱渡りで進んでいてたまに足を踏み外して落っこちている、そんな感じのアニメ『どろろ』の全体印象である。
・百鬼丸から見れば敵サイドである弟・多宝丸が物凄く良い子に描かれていて好感度高いところが良い。そんな良い子が悲劇に巻き込まれていく鬼畜な脚本とシリーズ構成さいこう。
・今までアニメを観るのに監督には注目したことはあっても脚本家に注目したことはなかったのだけれど、小林靖子という脚本家に期待と信頼を寄せるようになってしまった。
・確かアニメ開始直後くらいは監督が例のあの人なのでどうせ地獄み溢れる展開になるとか、少し経つとどうせミオは梅毒で死ぬんでしょとか噂されていたが、結局、監督が例のあの人だからどうということはなかったような気がする。ま、ミオが梅毒で死ななかった代わりに他のキャラが疫病にかかって大変なことになったのだが。やっぱり監督の持ちネタなの?
・悲劇の全ては小林靖子様のせいに違いないと思ってごめんなさい。そんなことはないよね、常識的に考えて。
・琵琶丸カッコいい。
・どろろがコロコロと丸っこくてとても可愛いのだが、後半期にどろろの身体が実はガリガリに痩せ細っていることが発覚してヒィッてなる。あんまり食えてない設定なので当たり前なのだが、しかし、あの顔の丸さ加減はお肉ではなく頭蓋骨そのものの丸みだったのか……そんな……。
・醍醐夫妻の毒親っぷりに真面目に憤ってしまった。空想上の人物にそんなに真剣にプンスカしても仕方なくない?と思いつつも、つい。あの二人には天誅が下って欲しいと、いまだに思っている。
・やたら母性というものにフォーカスの当たる本作。正直、今時それ?と最初は思ったんだが、登場する母親や母親役のキャラが皆それぞれ人として未熟な部分があり葛藤を抱えているので、OKです。超絶母性愛で全てをミラクル解決するような話ではなくてよかった。
・登場人物がそれぞれ目の前にしている相手に勝手に理想を見出だしているような描写がちょくちょくあるのがグッときた。例えばミオから百鬼丸、おかかちゃんからどろろ、など。相手の虚像に癒されてんだな……。
・どろろが百鬼丸にかなり雑に扱われているのにも関わらず、それでも必死に彼についていく理由が、よくわからなくはある。
・親とはぐれた子犬や子猫が通りすがりの人間に必死についていくのと似たような心理なのだろうか。
・どろろと百鬼丸の絆が深まっていくのを描写するのには、24話では尺が足りないのではないかと思う。
・鈴木拡樹は天才だ!絶叫の演技が特に良い。「地獄変の巻」で背骨を取り戻すシーンなど秀逸だ。
・後半期でいちばん何度も観てしまったのが「地獄変の巻」。演出家の個性なのか単に制作時間と人手の欠乏かなのかわからないが、異彩を放ちまくりの画面に目を奪われてしまった。この話を担当した演出家が総監督する『どろろ』を観てみたい。ただしちゃんと制作費をかけて。そしたら私も微量ながらお金払うし!
・後半期の膝から崩れ落ちるようなあのOPは一体なんなの。曲そのものはいいと思うけど内容と全然合ってないじゃないか。原作漫画をそっくりそのままアニメ化したもののOPというなら納得するんだけど。アジカンにどういうオーダーしたらこうなるんだ。
・そんなOP曲に映像を作ったスタッフもびっくりしたらしいが、いい感じの動画にまとめてくれて一視聴者としては感謝しかない。
・でも『鬼滅の刃』なんか観ると羨ましくなってしまうよなぁ。こんないいOPつけてもらってていいなぁ、と。
・『天邪鬼の巻』は楽しかった。おこわちゃん可愛い。普通ああいうポジションのキャラって性悪に描かれがちだと思うけど、おこわちゃんはしっかり者の良い子で素敵だった。
・『鵺の巻』の上げ落としが酷い(誉め言葉)。中々懲りない百鬼丸ェ。
・身体のパーツを取り戻していき、喋れるようになって感情を表現出来るようになっていった百鬼丸だが、実は優しい顔に反して内面はもしかして結構、うん、性格悪い?将来ものっそいDV男になりそう。そんな危うい奴だったことが判明していくのがつらい。近距離にいるどろろがモロに精神にダメージ喰らってるのがとても可哀想。まだ子供なのに……。
・社会的弱者なKKOに同情出来るか問題の様相を呈してきた。なんて現代的で重いテーマなんだ。
・多宝丸と陸奥・兵庫の絆がグッとくる。なのにあんなことになっちまって……。
・百鬼丸と多宝丸の兄弟対決は、もはや和解の道が全然見えなくてしんどい。が、うまく和解したらしたでそれはぬるすぎる展開なのではないかと思ってしまう。
・百鬼丸が身体のパーツを取り戻すことの是非については、私個人としては、一度きりの人生なんだし他人とかどうでもいいから取り戻せば?と思う。どうせ死んだら人から恨まれようが関係なくなるんだし。
と、こんな感じの感想。
最終回、何とか色々片付いて百鬼丸とどろろには幸せになって欲しい気持ちもあるが、そうなってはぬるいという気もする。
しかし百鬼丸がコロッと死んだり重い業を背負って生きてくというのもなんか違う気がするしな。
ともあれ、今夜の最終回を心して待つことにする。