はてなキーワード: 資質とは
https://anond.hatelabo.jp/20180110201536
1年ほど前、バツイチ40過ぎの自分は彼女が10年近くいない状態だった。
今まで女性と付き合ったのは2回ほどで、サークルの中で自然にひっついた的な付き合い方だったので、社会にでて出会いが少なくなった状態でどうやって彼女を作るのか皆目見当もつかないという状態だった。
まず惹かれたのは彼女の能力だったのだが、打ち合わせで話をする度に「あれ、この人の雰囲気なんか良いぞ」と思うようになってきた。
Twitterを遡りTwitterからInstagramを遡り、どうやら現在はフリーらしいということとお酒が結構好きなこと、若干シモネタなどもいける口っぽいこと、そして猫を飼っていることなどの情報を収集した。
そんなある日の夕方、打ち合わせの後唐突に「よかったらこの後ご飯でも食べましょう」と誘われた。
正直、心の準備をしてからこちらから飯にでも誘おうと思っていた頃で、願っても居ないチャンスだが少々その先を考えると不安であった。
なにせこちらは10年以上もご無沙汰で、そもそも以前交際した方々もダラッとした時間の中で仲良くなってきたような感じだったので、ご飯の先のステップアップとかノーアイデアノープラン。
都市伝説のごとく飯を食ってその日に一発決めるのか?とか考えたが、飯からお酒を入れて「この後ホテルでもどう?」というような口先のテクニックはもちろん皆無である。
では普通にお互いの資質を見極めて次のデートへつなげるか?となると仕事を口実に数回飯を重ね「じゃあ付き合いましょうか」みたいな流れに持っていくのか。
色々考えたのだけれども、最終的にはまあ流れに身を任せるしか無いよねという事になった(年をとるとこの辺りがいい感じでどんとこいになる)。
というわけで飯を食べたのだけど、事前リサーチの通り彼女は酒が僕よりも強く、僕は一軒目のカレー屋でいい感じでベロベロ。
んで「せっかくなんで2軒目行きましょう!」となり、多分いわゆるいい雰囲気というものになった。
当然色恋の話になり「増田さんは気になる人いるんですか?」と聞かれて、ベロベロの僕は「ぶっちゃけ〇〇さんに興味があるんですよねぇ〜わははは」と言ったら「まあうれしい」みたいな好感触があり、その後話がエロい方向へ向かってポリネシアンセックスをしてみたいみたいな話になり、んじゃぁしてみますか?しましょうしましょうみたいな感じで結局最終的に普通のセックスをした。
で、その後付き合うことになってわかったのだけれども、実は彼女もネットストーカーで僕のTwitterやブログをチェックしていたということであった。
東京に来て半年になるけど、はてなブログや匿名ダイアリーでいっぱいいる意識高い系みたいなの、あれ絶対ネタとかそういうキャラなりきり的なノリで書いてるんじゃねえのって思ってたけど、割と普通に遭遇してあまりの衝撃と感動に草を抑えきれなかったwwww
いやー、あれ誰か親とか友達とかでもいいから周りが社会常識というか、現実教えてやる奴とかいねーの?地獄のミサワとか意識高い系小馬鹿にしまくった漫画とかアニメとかドラマとかさ、親からどんな躾受けて、どんな痛々しい会社に入ったらあんなのに育つんだよ、ITエンジニアやるよりお笑い芸人とか見世物小屋で珍獣ショーや大道芸としてやった方が絶対飯食えるぞあれw
と思ったけど、いい年こいて周りに友達もおらず、彼女もおらず、嫁さんもおらず、周りから引かれて見放され、誇れるものは技術ブログと勉強会の感想と、SNSのフォロワー数だけで、中途半端に恒久的な上流の立場で高給稼げたり上流での資質があるわけではないけど飯は食えるだけの能力はあるみたいなのが一番悲惨なんだろうな、と思う
そう思うと同時に、少なくともこのはてなやネットで、かなりの数の彼等のようなのがいっぱいいるんだが、割とマジで将来とかどうするんだろうと考えると、途端に寒々しいものを感じてしまう。
そういう普通に躾や教育を受けてたら、いいにしろ悪いにしろ、想像性や共感性があるかないか、ほんの些細なことで、ああなるかならないかが決まってしまうなんて、人間って不思議な生き物だなと思う
非モテを馬鹿にするのがマッチョイズムの追認=セクハラへのバイアスであるってことがそろそろはっきりしたのに
いまだに非モテを馬鹿にして恋愛対象外に置いてる女さん、何がしたいのか正直さっぱりだね
非モテ(童貞)にちゃんと光を当てて恋愛対象の人間として扱うつもりがないならmetooなんて欺瞞たっぷりの運動やらないほうがいい
ミソジニー拗らせてる人格が嫌なんですなんてあたかも個人の資質であるかのように責任転嫁する意見もよく見るけど
非モテを恋愛の場からはじき出し、結果として「童貞」という格下の地位に置き
格下であるがゆえに発言権を与えない、という100%マッチョイズムに乗っかった手法で発言権を不当に奪われたことでミソジニーを拗らせた連中も多数いるわけで、加担しているんだよね
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/53594
まずこいつは3年に渡ってなんJでヘイト・煽り書き込みを繰り返していた八神太一(通称チンフェ)というコテハンが自分でアップした卒業証書から学校と個人情報が割れ、それに始まる炎上を沈下させるためにチンフェが雇った弁護士なんだけど、
なぜ炎上に失敗したかというと悉くが唐澤貴洋自身による無能行為の連発なんだよ。
そういうのは絶対に言わないよね。なんで自分の非を一切表に出さないの?
最近は自分の炎上をダシにテレビやメディアにも出ているけど炎上の経緯をきちんと説明したら誰もお前なんかに仕事を頼まないと思うよ。
何が「ネットに強い弁護士」だよ。お前がやっていたのは30万をもらってIPを開いてネットの悪いものたちをビビらせるだけのお仕事だったじゃねえか。IPを開示するだけなら弁護士に頼まなくてもできるんだよ。炎上が深刻化するまでお前はプロバイダに対して情報開示なんて決してしなかったよな。本来はそこまでがお前の仕事だったろうにさあ。
2012年3月に「2ちゃんねる」に違法性のある書き込みの削除請求をしたところ、当時の掲示板の仕組みにより、私の名前が知られるところとなった。それをきっかけに私の行動がネット加害者に知られ、今度は私自身が誹謗中傷されるようになったのだ。
まずこの違法性のある書き込みというのはチンフェの住所なんだけど、
どうしてチンフェの住所が書き込まれるような事態になったのかを説明しないとフェアじゃないだろ。お前は掲示板の荒らしの火消しをしていたという大きな事実を隠している。
ひょっとしたら一連のチンフェの話がぶり返されないように配慮をしているのかもしれないが、お前がこうやってメディア露出している時点で全く意味が無いことを認識して欲しい。
当時、私の事務所は誹謗中傷・名誉毀損問題をメインの分野として仕事をしていたので、名誉毀損と関わりがある政治家、芸能人、著名人などをTwitterでフォローしていた。
別にそれはいいよ。その件がネタにされた原因はなんJでそれを指摘された5分後にtwitterに鍵をかけたことだよ。
アイドルオタクだと何がいけないのだろうか。
なんて言ってるけど本当にそう思ってるなら鍵をかけてるんじゃねえよ。それじゃまるで自分の趣味をバラされて逃げているように見られてもしょうがないじゃねえか。
仕事の宣伝のためにフォローしているならなおさら問題がないだろうが。揶揄されるのが嫌ならそういうツイートを出せばいいだろう。
私の趣味は映画鑑賞と本を読むことで、アイドルは専門外の話だった。にもかかわらず、ネット加害者は私が「ドルオタ」であるとのレッテルを貼り付けることで、ある種の高揚感を味わっているようだった。
この期に及んで取り繕ってるんじゃねえよ!「確かに私はアイドルが好きないわゆるドルオタだが、それで馬鹿にされる謂れはない」とかせめて「彼女たちをフォローしていたのは業務の宣伝のためで個人的な興味とは全く関係がない」くらい言えよ!鍵をかけてる時点で説得力は全くないけどな!
みんなもわかってきたかもしれないけど、こいつはこういう場当たり的な対応や物言いでその場を切り抜けられると思っている極めて浅はかな人間なんだよ。2chの●が漏れたときも集団訴訟をするなんてことをFacebookで言っていたのにいつの間にかその投稿まで消しやがって。こんな無責任な奴に弁護士としての資質はない。そんなだから炎上するんだが本人は5年たってもまだわからないらしい。
私がターゲットにされたのは、当時一人で弱小事務所を運営していたことも関係があろう。立場の弱い人は、どんなに叩いても大丈夫なのだという考えが、ネット加害者にあったのだと思う。
違うだろ!そもそもお前は親父の会計事務所を間借りしてただろ!なんでそういう基本的な事実誤認をするのかな?わざとやってんのかな?
お前がターゲットにされたのは
遊戯王カードジェネレーターの管理人には「弁護士の唐澤です」なんてぶしつけなメールを送り不興を買った結果
管理人がなんJ民にサジェスト汚染のテクニックを伝授する始末だ。
もう良心()であるはてブですらお前を無条件に擁護する奴は少なくなってるけど、どうすんの?
親父のコネで仕事をしてテレビや雑誌で小銭稼ぎして、それで満足なのか?お前が外に露出すればするほどチンフェの炎上の完全沈下は遠のくわけだが、チンフェはそれで納得しているのか?
殺害予告や爆破予告のような犯罪路線なんてもう流行らないだろうし多分もうほとんどないだろうが、
お前が外で何かアクションを起こすだけで喜ぶ奴らがいて、お前のアクションを引き出すためにそいつらがまたお前に嫌がらせをするかもしれないってことくらいわからないかな?
効いてないアピールをしても効果が無かったから実利もかねてお涙頂戴路線を始めたんだろうが、お前が出てくる度に蒸し返されるチンフェのことも考えてやれよ、マジで…
「この部分の工数、なんでそんなにかかるんだよ」
自主性も何もないどころか人を信用してないってことじゃん。
最悪、お前がやれよ、って思うしそのうち辞めるのも当然だ。
マルチタスクはできる限り避けるべきってのは、プロジェクトマネジメントの本にはほとんど載ってるんじゃないかな。
IT系であるにも関わらず、ウチの支社に限って、開発系の人間が一人もいない。
正確に言うなら、来たと思ったら程なく転属・異動してしまうのだ。
それもどういうわけか、ハラスメントにでも遭ったかのような態度で。
とはいえ、何か問題のあるマネージメントをしているとは思えない。
まあマネージメントと言っても、開発出身の管理職が皆無ということもあり、工数見積の確認くらいで、あとは担当者の自主性に任せている。
もちろん「この部分の工数、なんでそんなにかかるんだよ」とシビアに確認の上、妥当と判断した工数とスケジュールであっても、不幸にして後で問題が発覚して深夜残業や休出になることはある。
だから、それでも頑張ってやり切る能力が担当者には求められるわけだが、そうは言っても、構築や保守・運用だって顧客都合で深夜作業や休日作業があるわけで、取り立てて開発系だけがしんどいわけではない。
強いて厳しいところがあるとすれば、ウチの支社はメンバーシップとマルチタスクを社会人として再重要な資質と考えているので、そういうのに難がある、いわゆる発達障害っぽい奴には割と短期間で引導を渡す(要するにお辞めいただいている)とかかな。
でも、それは人として当然の厳しさだと思うので。
そもそも、経営者とエンジニアに求められる資質が180度真逆。
その違いは、仮説と事実の扱い方において顕著。
エンジニアに求められる能力は、仮説と事実を切り分ける能力。仮説と事実の切り分けがないトラブルシューティングは目も当てられない。
いっぽう経営者に求められるのは、仮説を事実と思い込める能力。かの有名なスティーブジョブズの「現実歪曲空間」は、それを裏付ける好例。
彼の思考の熱量が現実を凌駕し、多くの人の心を動かす。だがこのとき、現実は歪曲されているため、必ずしも事実に沿ってはいない。
それがなくても出来るが、ないとやってはいけなかったり、あったほうがハクが付いたりする。
こう考えてみると非合理的なものにも見えるが、俺はそういったものを漫然と受け入れていた。
町の人たちもほとんど同じだっただろう。
数年前の話だ。
普段は特筆するような人物ではないのだが、突発的に妙な政策を打ち出すことがある。
「皆さん、子供を健全に育むために必要なものは何だと思いますか。わたしは“豊かさ”だと考えています。
これはお金を持っているという意味もありますが、心身においても言えることです。
そう、親ですよね。
毒親、貧困、問題は様々ですが、子供が背負う業は親が大きく影響することは誰もが認めるところでしょう。
そして、この問題が起きる要因は、子供は親を選べないことだと思うのです。
だからこそ“よそはよそ、うちはうち”だとか、“個人の資質”だとかで片付けず、わたしたちが代わりにメスを入れるべきなのです」
軽く聞いただけだと尤もらしいことを言っているようにも感じられるが、市長の演説は毎回“尤もらしいだけ”なのである。
こうして打ち出された政策が、子供を持つ親の資格、“親免許”である。
実の子の育児権利にも免許証が必要なので、俺の両親もこれを発行してもらいに行った。
査定の内容は、収入だの学歴だのまるで企業の面談みたいだったらしい。
「……というわけで、収入自体は副業のおかげもあって十分です。妻もいますし、手が回らないときは近くに学童もあります」
「ふうむ、なるほど」
父の方は何とかクリア。
だが問題は、意外にも母のほうだった。
いや、意外だと思っていたのは俺と弟だけだったのかもしれない。
「……おや、あなたサイボーグらしいですが……具体的にはどこを機械化しているので?」
「脳と心臓以外はほぼ全てです」
「うーん……つまりあなたはほぼ機械ってことですよね。機械に親免許をやるというのは倫理的に……」
「そんな!? いまでこそ体は機械化していますが、私は立派な人間です」
「いかんせん特殊なケースなので、適用すべきかどうか判断しかねるのです。ちゃんと規定しないことには……」
「現時点では見送りですね。規定するにしろ会議とか手続きで、恐らくは結構時間が……」
出来立てのルールというものは融通がきかないことが多く、イレギュラーが出てくるとしどろもどろになりやすい。
今回は、母のサイボーグっぷりがソレだった。
「男らしくあれ」という規範によって抑圧され、傷つけられてきた男性主体には、少なからずオタクと呼ばれる人々がいる。そして「男らしさ」からの脱却において、フェミニズムは男性の味方でもあったはず。なので昨今の「オタクvs.フェミニズム」という構図には「どうしてこうなった」感が強い。— 伊藤 剛 (@GoITO) 2017年11月22日
いい年こいて見当外れの愚痴をこぼす伊藤剛のように、ネットにはさも「現実の○○に迫害された被害者だからオタクになりました」と言わんばかりの自己憐憫が溢れている。
もっと言えば「こんな可哀想な僕だからこれぐらい許されるよね?」と手前勝手な大義名分を振りかざした、見るに堪えない女叩きやネトウヨ的差別行為や淫夢厨の嫌がらせ行為等が蔓延っている。
更にもっと言えば上記オタクのミソジニー等の悪行を批判した人達にはオタクも少なからず含まれるが、「オタク=無辜の被害者で良い子ちゃん」でいたい男オタク達は彼の人たちに「フェミニスト」のレッテルを貼り、自分達オタクのカテゴリから引き剥がして被害者ぶりながら袋叩きにしてしまう。
フェミニスト 「男オタは日陰でコソコソしてればいいものを、やりたい放題するからカウンターで殴られるんだよ!」 - Togetter
何もかもがおかしいだろ。
オタクがオタクになったのは、ただただ単純にその作品にハマった以上の理由は無かったはずで、男らしさからの抑圧ガーとか傷つけられたー等は根本的に無関係だ。
その人が社会不適合のダメ男性である事とオタクである事は無関係だと、オタクの先人達はあれだけ声を大にして訴えてきたのに、今やどいつもこいつもオタクという属性にダメな男性性の受け入れ場所を投影する被害者ヅラ馬鹿ばかりじゃないか。
オタク評論家「オタクは男らしさの規範に傷ついてるのに何故フェミニズムは味方してくれないの?」→男オタクが女性蔑視で男らしさアピールするからだろ! : オレ的ゲーム速報@刃
こちらのまとめは@_98961427作成のものと違ってまともだが、「フェミニスト」として晒されたユーザーは元々「オタク=男と断じる男の思い上がりそのもの」「pixivで起きた男オタクによる腐女子への嫌がらせ」「女全体を見下すばかりか同属のはずの女オタクすら加害する男オタクのミソジニー」を批判しているのだ。
どれも事実であるし、これよりもっと酷い悪行は枚挙に暇がない。
「ホモソーシャル底辺の可哀想な被害者」を気取るオタク男達が泣きながらしてきたことがこれなのだから、フェミニズムが(と言うよりまともな人間が)彼らの味方なんかするはずないのに、いつからこんなことも解らない程オタクは被害者意識に支配されてしまったんだ。
とにかくオタクを名乗るなら、オタク属性を己のダメさの言い訳にするな。被害者意識でつるんで人様に加害すんな。ネット弁慶で暴れる馬鹿共を共感的にスルーするな。オタクなら○○に傷つけられたと晒して叩くより前にそういうクズオタク共を本気で止めろ。
とにかく、毎朝起きるのがつらい。会社に行かなきゃいけないと気付いた時はつらいです。
起きてから電車に乗って会社に着くまでは、仕事のことはなるべく考えないようにします。
つらい時間をなるべく短くしようと思うので、直面してから考えるようにしています。
会社のビルに入ったとき、覚悟を決めます。まな板の上の鯉になります。
あとは時の流れに身を任せます。その場その場で自分の資質を頼りに対応します。
吉と出るか凶と出るか、どうなるかは分かりません。
とにかく余裕がありません。
長期的な構想を考える余裕がありません。とにかく1つでも2つでも目の前の処理をこなすことが最優先となっています。
ストップウォッチを左手に持ちながら、この事務的な処理をいかに早くこなすか、こんな意識です。ヘトヘトです。神経レッドゾーン付近まで回しているので。
人を削ると、その分の雑用っぽいこともやらなきゃいけないです。いかに素早く処理できるかです。
いろいろ問題が、がんがん降ってきます。それをベストエフォートでこなしてます。
上はサマリーと見通しを求めてきます。サマリーと見通しと見解を出す余裕がありません。寝る時間と、自分だけの少しの時間は欲しいです。
体力的にはヘトヘトではないですが、脳をフル稼働も、これまた頭がヘトヘト。
先週(10月23日)、衆議院議員選挙が行われた。日本国民の義務として、私ももちろん参加したが、昔の選挙と違い、今の選挙って惰性みたいなものなのかもしれないなあとぼんやり思う。
記憶は朧気だけれども、一人の独裁者ではなく国民の総意を決めるために、投票によって議員という国民の意見を取りまとめる人間を決め、みんなが納得する政治を行おうとするというのが、選挙の目的だったように思う。
けれど今日本では議員の25%程が世襲だといわれているように、その「国民の代表」という議員の立場のあり方が、いまいち大衆の納得のいくものではなくなっている。
愛知7区問題とかその典型だよね。二人のからどちらかしか落とせないというシステムにより無効票が続出して、山尾志桜里議員が当選することになったようだし。
で、なんでそういうことになったのかと考えると、やっぱり戦後ずっと続けてきた選挙システムが「民主主義」を作り出すのに適当ではなくなっているんじゃないかな、と思わずにはいられない。ちょっと軽く3つ挙げてみると
1:議員数が定数
一票の格差問題で480→465議席になったが、議員数を人口比ではなく定数にしていること
議員が小選挙区の地盤を固定することから、地盤を引き継ぎやすいこと。
最初から支持者がいる地盤のほうが圧倒的に有利なため、世襲議員は個人の資質を図りづらい。
政治の在り方として、各地域の意見を取りまとめる議員が、似たような考えを持つ人を集めて政党を形成して意見を煮詰めていくのが民主主義の理想像だと思っているのだけれども、
現在それって逆になっているよね?私の気のせいならそれはそれでいいけれど…。
選挙の目的はあくまでも「代表としてふさわしい個人」を決めるものだと思えるのだが、政党間のいざこざがあれば面倒だからと個人ではなく政党名で入れることが多いように思う。
正直個人で入れる場合など、芸能人などよほど有名な人のみのように思う。
そういう明らかなものがない場合、消去法で学歴詐称だの不倫だの行っている議員に入れざるを得ないことは少なくとも私はすごく悔しいなあ、と思ってしまう。
選挙は仕組み的にだれかに絶対投票せざるを得ないため、こいつ個人についてはあまり信用してないけれど、政党的には入れざるをえない…。みたいなことがよく起こる気がする。
若者の投票率が低い、ということが言われて久しいですが、選挙というシステム自体も古くさいものになっているので、かつては民衆の代弁を行うためになされてきた「選挙」ということ自体が信用できないものになっているんじゃないかなー。と思っている。
結局このシステムの見直しを行うのも議員様なのだろうし、自分らに優位なものである以上変わることはないのだろうけれど、こういうことが腐敗を招くのではないだろうか。
あとこれは選挙自体というよりも選挙に参加する際のめんどくささですが、ネット投票かせめて電子投票が行えるようにしてほしいと思います。せっかくのマイナンバー制度もほとんど利用されていないし、時間外は時間が決まってるし、選挙当日に行っても結構待たなければならないので面倒くさいことこの上ないです。お偉いさん、ちょっとは考えてみてほしいなあ。