はてなキーワード: 滅私奉公とは
結局は人件費を下げる・抑えるためのいあたわけでしかないんだけど
不景気や高齢化が深刻で昇給なんてムリ、って中小零細では導入が進んでんだよね
そのシステムを売り付けたり、社員に説明したりするのがコンサル会社で
憎まれ役としての面もあり、会社から金貰って会社のために社員を懐柔するわけね
したら、成果出し続けて、会社に服従しないとまともに賃金貰えないってなるの
利益出ないから給与額維持できないって本来は経営陣の責任なんだけど、逆に会社がお前ら社員の生産性が低いからだー!って詰めながら賃金カットできんだよね
使えない社員は低賃金で働くならヨシ、自発的に辞めるならそれでヨシ、って感じ
穴埋めはパートとかやとったりすんだけど、優秀な社員は自発的にサビ残とかしてくれるから結構なんとかなったりする
でもさ、利益のため、会社のため、自分のため、って不正もやっちゃうんだよね。大義名分もあるし、ノルマや評価のためならやらざるを得ない。で、嵐の中出港したり、車にワザと傷付けたりして、バレて大事故になるワケ。
低コスト故の低価格で同業他社駆逐したりするけど、客の安全や社員の健康保護のコストを違法に抜いてる訳で、そんで事故や病気が発生したら社会全体のリスクになんのな。
でもコンサルはそーゆーとこ無視して、滅私奉公で会社のために働くのが社会のためになるっつーのよ。で、大真面目にそれを実行する社員のおかげで会社とコンサルは儲かる。そんなん続けてたら社会は悪くなってくよねぇ
渦中の損保の元社員。ビッグモーターのような大手ではないけれど、モーターチャネルと言われる中小の整備工場の保険代理店を主に担当してた。
損害保険会社と保険代理店は組織対組織なら商品のサプライヤー側が強いのだけど、現場の営業部門ではそうはいかない。今どきの代理店は複数の保険会社の取り扱いがあるところがほとんどだし、代理店の思惑一つで自賠責と任意保険を他社に切り替えられちゃうわけよ。もちろん、顧客側がネット系を含む保険会社を指定することはあるけど、ディーラーで車を買うと同時に勧められるがままに加入している人はかなり多いよね。
なので、代理店を担当する営業社員はまぁ完全に首に縄をつけられた小間使いと化すわけ。相手の機嫌を損ねたら他社に数百万の挙績が移るし、その結果は上席者からの鬼詰なわけだからそらなんだってするよ。自動車保険の商品力の差なんて知れてるし、営業の人間力(=滅私奉公)に全てがかかってるからね。自分の場合も土日のお祭りや草野球、ゴルフや商店街の旅行と散々額に汗を流しました。営業時に必ず家族との夕食に同席させてくれたIさん、今も元気で過ごしてるかな?
サービスが行き渡ってる以上、保険会社がトップラインを伸ばすには他社のシェアを奪う必要があるし、そのためには乗合代理店から顧客への切り替え提案を引き出すのが一番手っ取り早い。危ない橋ながらも目先の利益に飛びつくインセンティブは少なくとも営業社員にはめちゃくちゃある。今回のケースもそういった中で火中の栗を拾いに行ったのでしょう。
もちろん、保険会社にもリスクを査定する部門はあるし、そういったところからブレーキがかかった可能性は高いと思う。ただ、往々にして保険会社は営業が強いし(査定や本社を非現業と下に見る文化は各社にあるのでは?)、話題の損保は昔から強烈な営業偏重姿勢で有名。営業社員は報告時に後ろぐらさを伏せるのでどこまで社内に危機感が共有されていたのかはわからないが、まぁ起こるべくして起こった事件だなと感じた。
俺:4社
とにかく平気で仕事を休ませようとする。体調が悪いから休んで看病してくれと言い始めたり、その割には家で食っちゃ寝したりしている。その上、俺が意地でも仕事に行こうとすると「社畜根性丸出しでバカみたい」「お前一人が休んでも会社に問題は起きない」と平気で無責任なことを言う。挙げ句「私と仕事のどっちをとるの」と訳のわからないことを口走る始末。
さらに「君が休めば回りの人も休める」「上司に何か言われたら若さでぶつかればいい」と非現実的なことばかり言うわ、「みんなが休めば上はビビる」とか理想論ばかり言う。
本人の仕事に対する価値観は「頑張っても社長や会長になれる訳でもないし、50代になればみんなリストラされて、60になったら奥さんにリストラされて終わり」なんてことを言う。意味がわからない。
別に滅私奉公の考えはないけど、給与を貰っている以上、その職責の範囲内の職務を遂行するのは社会通念上当たり前のことと考えてるんだけど、そんなにおかしいか?俺にはこの女の言うことの方がよほど無責任で自己中心的で理想論ばかりかなぐりたてる頭お花畑としか思えないんだけど、どうしたらこいつの歪んだ仕事に対する価値観を変えられるんだ?
いくつかは俺はそうは思わないor違うだろ、と思うが、いちいち指摘するほどではない
俺は赤十字の救命講習を受講した男なんだが、そもそも応急処置ってめちゃくちゃ滅私奉公な行為なんだよ
法的に責任は追及されないだろうけど、自分が処置をして結局助けられなかったら後悔するだろうし、余計な苦労も背負い込むことになる。
そんな面倒なことして見返りもなく人助けしたのに、その後から「問題あったので訴訟します」とやられたらたまったもんじゃない
むしろ「自分は恩恵を受けといて、それ言う?」は男側のセリフなんだよ。
そりゃそんなこと言い出す人がごく少数派なのは理解してるけど、運悪くそういう人に当たった時の被害が大きすぎるんだよ。
「押すのが面倒だが、押したら知らない誰かが助かるボタン」は押してくれる優しい人はいるかもしれないが、
「押すのが面倒だが、押したら知らない誰かが助かる。しかし、ごくまれにあなたが社会的に弱者になるボタン」を押したがる人はかなりごく少数だろうし
これは性差による社会的腕力の違いに起因するから、「訴えられるなら、AEDは使わない」は「駅で見知らぬ男助けたら悪質なナンパされるなら、駅で人助けはしない」と言ってるようなもん
あえて露悪的な言い方するけど、自分が応急処置で社会的に致命的な被害を負うくらいなら知らない女は勝手に○んでくれって思うよ。
ポスドク生活とかがそこそこ長かったので、そこそこの国立大出た程度の人と話してた時とかに500万ももらえてるの人生ちょろすぎない?みたいなこと思ってマジでビックリする
でも実際アカデミック捨てて就職してみたら給料アホみたいに上がったしそんなもんかもしれない
いずれにせよ給料で他人にどうこう言う人を見るとマジで軽蔑するわ
学問に身を捧げましょうみたいな人たちが年収300~600万とかで身を削ってるのはまぁ滅私奉公ご苦労さんです!って感じだったけど、給料を目標値にしてるんならいくらでも最適化できるんだし、たった500万だの600万だので優越感もって他人にゴチャゴチャいえる精神がすげーなっていまだに思う
表題の通り。
公立教員はよくTwitterで「自分達はこんなに苦しい」「労働環境を変えないと日本の未来が終わる」とか叫んでるが、馬鹿としか思えない。
そもそもTwitterでぐだぐだ文句垂れる暇があったら履歴書書いて転職エージェント探せよ。お前が行動するんじゃなくて社会的なムーブメントにしようとしてるんだろうけど、無理だから。給特法があるんで国会議員にロビイングしないと無理。しかも、残念ながらお前らの労働環境よりも重要な議題が日本には沢山あるの。馬鹿だから分からないんだろうけど。
俺は東大の院を出て体育会系のJTCメーカでずっと事務屋やってるけど、やっぱり社風の合う合わないがあって、同期も割と転職してしまった。大学の同期を見ても、やりたいことがあるからと転職独立する人達もいるし、労働条件の悪さから消極的に転職した人達もいる。共通してんのは、文句言っても変わらないことがわかってたってこと。普通は「つらい」じゃなくて「つらいからリファラルでなんとかしてくれ」なのよ。お前らは「つらいからみんな知ってくれ」だ。ピーピー喚いてんじゃねえよ、底辺職がよ。
底辺職っつってんのは、大きく2つの理由からだ。1つ目は、ブラックであることが周知されていること。部活問題とか散々話題になってんじゃん。成り手不足も話題じゃん。つまり教員は不人気職種なのよ。不人気職種っつーのは社会的に見たら底辺職な。またこう言うとさ、馬鹿な奴が「日本の未来を担う人材を育てる職が底辺職ですか」とか言い返してくるんだけど、答えはyesだから。少なくとも「教える」ということに関しては大学生のアルバイトでも塾の先生として何とかなる奴がいるわけだから、そんなに貴重な仕事ではないのだよ。
2つ目は、就職活動が極めて簡単なこと。教職課程を終えることはほぼ誰でもできるし、教採の準備だって大手企業の就活に比べたら鼻クソもん。お前らはその程度なのにドヤ顔だから見ていて痛々しいのよ。
話戻すけど、俺の主張は「グダグダ文句垂れずに転職しろ」な。子供の話を出してウダウダウダウダ転職しない自分を正当化してるお前、お前が一番カスだ。転職して教員不足を深刻化させてシステムのスクラップアンドビルドに貢献するか、文句垂れずに全体の奉仕者として滅私奉公しろ。
ほんと、お前は口だけ文句言って何の行動も起こさない怠惰な人間そのものだ。こういう馬鹿ばかりが教員になっていることは、教員の出身校の分布を見ても明らかだ。Twitterアンインストールして、今すぐエージェント探しを始めろ。
「理解のある彼くん」話をいくつか聞いてふと思い出したので、書き込んでいく。
仕事で大学を訪問する機会があり、その中で学生との交流もあって、そこで知り合った。妙にウマが合って、出会ってから数か月で交際に発展した。俺自身は別にモテるわけでもなくなんなら非モテの部類だと思うが、どういうわけかかわいい年下の彼女ができてしまい、正直有頂天になった。実際最初はデートでも年下の感じを全面に出して甘えん坊で可愛い彼女だったし、俺も年齢差があることで少し焦りを感じこそしたが、徐々に慣れてきて「年下の彼女が胸を張れる彼氏であろう」と思い無頓着だった服装や外見にも気を遣うようになった。
異変が起きたのは付き合ってから数か月経った頃だった。自分で言うのもなんだが、俺は交友関係が広い。そのため女性の知り合いも多くいるし、同性・異性それぞれを交えた趣味もあった。そんなことを話していた時に、彼女の様子が明らかに変わった。「ごめん、何か気に障るようなことを言った?」「そういうわけじゃないけど…」という感じだったので詳しく話を聞くと、彼女は「以前に付き合った男も交友関係が広く、その中で浮気をすることが何度かあった。それ故に『異性の友人』という存在にあまりいい感覚を持てない」「そもそも私は男性が実はあまり好きではない。その中で増田君と出会って付き合うようになったからすごく特別さを感じている。だからそういう人間がもしかしたらいるかもしれないと考えると不安になる」とのことだった(俺は「男女の友情なし派かぁ」くらいに考えていたわけだが、考えが甘かったことを知るのはこれよりもう少し後だ)。とにかく彼女は「『可能な限り』女性との接触を控えてほしい」「お互いの居場所がわかるように位置情報アプリを入れたい」「同性の友人であっても、遊ぶ時には必ず報告してほしい」ということを要求してきた。正直言うと「めんどくせえなあ」と思ったのも事実ではあるが、そこは惚れた弱みというものである。「まあそれくらいでいいんなら、いいよ」と承諾することにした。
そこからが地獄であった。少しずつ頻度を増す彼女の連絡。趣味で出かける、という度に機嫌を損ねる彼女。彼女は俺のSNSを監視し、自分のSNSと相互フォローさせ、俺のフォロワー(当時俺のSNSのフォロワーは2000人以上いた)を1つ1つ丹念にチェックし「相互フォローでいいフォロワー」「リムってほしいフォロワー」「即時ブロックすべきフォロワー」を仕分けた。そして「彼女がいるので女性は自分をリムーブしろ」という投稿を繰り返せ、と言う。そうして彼女のSNSで俺の友人を「売女」「害悪」と罵倒する言葉が並ぶたびに、それに同意するよう求められる。
今考えると不思議なのだが、俺はこれらの要求にかなりの範囲で従っていた。「そうすることで彼女と友人を傷つけること」を避けるためはもちろんあったが、それとは別に「俺が選んだ彼女なんだから、彼女から言われたことはなるべく叶えなきゃいけない」という強迫観念もあったと思う。それに彼女は「俺と一緒にいるときは」優しく、可愛い彼女であった。それが彼女の本当の姿で、俺と会っていない時は不安故にそうした行動に出るんだ、と俺自身に言い聞かせることで、何とか心の安定を保っていたのかもしれない。
彼女の不安定さはさらに加速した。深夜、早朝、仕事中、構わず電話がかかってくる。不安になったから、という度に俺は電話に出て「大丈夫だよ」「女の人とは一緒にいないよ」と言い続けた。会社の飲み会は欠席するよう求められ、どうしても必要な時には写真を撮り送るように言われた。この辺りから俺は彼女に対し「何らかの精神的な疾患があるのではないだろうか」と思い始め、それとなく病院に行くように勧めた。そのたびに彼女は泣き喚き俺を罵倒したが、粘り強く話したことで何とか足を運んでくれるようになり、俺も何度か同席した。精神科医は彼女を「うつ病」「不安障害」などと言っていた。そして「優しい彼でよかった、ゆっくり頑張っていきましょう」と言ってくれた。彼女は泣いていたが、正直俺も泣きそうだった。概ね俺と意見は同意見であった。すなわち「増田さんに過剰に依存しなくても良くなるよう、通院をしよう」という話である。彼女もそれに同意していた。「増田君が心配しなくてもいいように、病院に通うね」俺はそれを全面的に応援する、と言った。ところが、彼女は3か月ほどで病院に行かなくなった。「私は間違ってない」「私は悪くない、不安にさせる増田君が悪いんだ」と洗脳のように刷り込まれる日々。彼女はSNSの中で俺も含め罵倒を繰り返すようになった。その度に俺は電話や直接会いに行き「大丈夫、大丈夫」を繰り返し続けていた。今は精神の状態が悪いんだから、今は本当の彼女ではないから、きっといつか最初の幸せだった俺たちに戻れるから。根拠のない理由で、俺は彼女を抱きしめたり、撫でたりし続けた。
俺に異変が起きたのは半年ほど経った時だった。俺がEDになった。彼女の求めに応じて、何回試してもうまくいかない。こうなると俺も自信がなくなったが、それどころではない。彼女の絶望っぷりたるやすさまじかった。「私に魅力がないってこと?」「きっと他の奴でオナニーでもしてたんだろう」そんな罵倒が繰り返される。そして彼女の下に行く度、電車で吐き気に襲われるようになった。家で一人でいるのに監視されているような気がする。それでもなお付き合い続けることを選んでいたあたりやっぱり好きではあったのだろう。俺と彼女は二人でゆっくり疲弊して、ゆっくり死に近づいていた。
終わりを迎えたのは去年の夏のことだ。趣味の集まりにも顔を出さなくなり、時々SNSで彼女以外を拒絶するような言動をとっていた俺に不信感を抱き続けていた別の友達が、半ば無理やりに俺を遊びに連れ出してくれた。俺はぽろぽろ泣きながら、彼女が好きなこと、だけどどうしたらいいのかわからないこと、俺が間違っているのかもしれないと毎日不安なことを話していた。すると烈火の如く怒り狂った彼女から電話がかかってきた。「どこにいるの」「誰と」「何してるの」「女はいるの」いつも通り俺の詮索を繰り返す彼女の声を聴いているうちに、俺はぽろっと「限界だ」と言って電話を切った。次の日、彼女と電話をした。彼女は「私の価値観と全く同じでなければ付き合っている意味がない」「彼女と友達なら考えるまでもなく彼女を選ぶべき」「お前はそうやって私をずっと傷つけているんだ」と主張を繰り返していたが、もう俺は限界だった。別れを切り出し、結局それに同意した彼女が怒りのままに電話を切って、それっきりだ。
別れて1か月後、彼女のSNSをふと見てみようと思った。彼女が「彼氏ができました!」と言い、彼女の考えに同意していたフォロワーに「よかった!」「お幸せに!」と言われているのを見て、俺の1年は無駄だったんだなあ、と死にたくなったが、まあなんとか生きている。
一生懸命彼女のことを考えて行動していたころ、彼女のフォロワーに言われたのが「優しい彼氏」「いい彼氏」「理解ある彼氏」という言葉だった。そう言われるたびに嬉しくなったが、今考えるとそれは「彼女に都合よく、無条件で彼女のためだけに行動する彼氏」ということだったんだろうなあ、と思う。そして少しでもそれを違えると「理解のある彼氏」は「DV彼氏」「バカ」その他もろもろの別称と共に敵扱いされる。相手のことは関係ない。まさに滅私奉公ができなければいけないわけだが、そんな風にできるやつなんてそういない。だから彼女たちは次々と男を掃いては捨て掃いては捨てを繰り返していくのだろう…まあ、それに1年も気づけなかった俺が、一番バカなのだけれど。
何処にでもあるような町中華に通っているんだけども本棚にいくつか漫画がある
今までは本棚の近くにある席に案内されることが無かったのでラインナップすら知らなかったのだが
中華屋に鉄鍋のジャンが置いてあるのちょっと面白いなとか思ったりゴルゴ13が巻抜けで置いてあるのはなんでなんだとか考えたが
意外と鬼滅や呪術みたいな新しいものもあって定期的に入れ替えているようだった
そして、その中に島耕作もいた。
数年前からやっとモーニングを読むようになった俺の中で島耕作と言うのは会長から相談役、そして現在の社外取締役しか知らない
課長や部長やらあったが一番手に取りやすいところにいたのは取締役だった
その1巻に現れた島耕作、ではなく浜坂元という男に心を揺さぶられてしまったのだ
この浜坂という男は一体何をするかと言うとネタバレになってしまうのだが
まず、初芝電産(島耕作や浜坂が務めていた家電メーカー)のロビーで社長を出せと言う。
出せないのならば同期入社の島耕作を呼べと、さもなくばここで自殺すると言って手に持っていたゴルフバックから日本刀を取り出すのだ
受付で対応にあたった社員が暫く待てと言っている間に調べるとどうやらリストラされた社員だという事が分かる
そんな場所に社長が行くわけにいかないので当時会議中だった島耕作が緊急の呼び出しを受けて説得に向かう…
呼び出しを受けて浜坂を説得する為に一体どういう人物なのかというのを初芝電産のデータベースで洗い出す島耕作
すると島耕作と浜坂元は同期入社だという事が分かり徐々に記憶がよみがえる
この2人は入社後の研修で同じ班となり更にはディベートで直接対決をしていたのだ
浜坂はここで島耕作に完敗すると以降島耕作とは眼すら合わせなくなる。
そんな縁があり浜坂は自らの命を賭けた直談判の場に社長がいなければ島耕作と名前を挙げたのだ
その後島耕作はマスコミも押し寄せる中、浜坂にロビーで説得を試みる
一時的に説得に成功し浜坂は刀を持つ手を下ろしたものの気が変わりその場で自らの喉元に刀を突き刺した
警察隊や警官隊の早急な対応により命に別状はなかったものの流れるように入院した病院の窓から身を投げて命を絶ってしまう。
このような流れの中で浜坂のとある行動に気づき心を揺さぶられた。
それは浜坂は自分の希望が通らずとも滅私奉公した、つまり会社を辞めなかった事。そして島との会話のシーンである
物語の中で浜坂の最初の配属場所がまったく希望していない部署だったという記述がある。
更に浜坂の経歴を記しているコマで浜坂がどのような部署でどのような肩書だったのかが書いてあるのだが
部署の移動が発生するまで浜坂は15年間その部署で働いたのだ。
15年経つと異動があったようだがこれも希望していた部署なのかの記載はない
更に工場長として6年働き続け最後に待っていたのはリストラだったのだ
やりたくない仕事をして会社に尽くして家族を養った人生だったが
会社に捨てられ家族にも捨てられアイデンティティを喪失してしまった。
30余年も同じ会社でコツコツと働き続けられる真面目な男なのだ
日本刀を携えながらもきちんと受付で名乗るし、説得に来た心から憎く思う島を突然襲うことなく話し合いをするのだ
そんな男からの「なぜ俺がこんな目にあってお前(島耕作)は役員になれるんだ!」と激昂するシーンで
島は冷静に「人生の5割は自分の力で変えられるがもう残り5割は他力で俺は運が良かった」という
しかし浜坂は「それが納得いかん!」というが島は「現実を受け止めろ」というのだ
この後浜坂は言葉に詰まり項垂れるのだがこのシーンで心臓のあたりがグッとなってしまった。
勿論、島の言う事は当たり前の事だ。
世の中は自分の思う通りには進まない事の方が多い
しかし、みんな心の中では浜坂と同じことを考えている事の方が多いだろう
何であいつの方が良い役職に…!なんであいつの方がいい会社に…!なんであいつの方が!!!!!!
30年もくすぶり続けてた火種を運が良かったの一言で片づけやがって!!!!と
本来ならば島耕作が説得する事に失敗したという、起承転結の起の中の何てことない1話だったのだろうが
私はこの男に、とても深く感情移入した。
自分の人生って昔っからいつもいつも、自分が下っ端の立場の時にはめちゃくちゃ厳しくされるのに、
いざ自分が上の立場になると途端に梯子を外され、下の立場の人間もちゃんと扱わないとこっちが叱責される。その繰り返しで辛すぎる。
部活…自分が1年生の時には先輩はめっちゃ偉そうにしていて1年生は基礎練習と雑用ばかりやらされる。自分が2年になった途端にそういうのはやめようとなって、後輩には優しく、きつい練習も課さないようになる。
コンビニ…自分が店員だった時にはお客様は神様とばかりに平身低頭滅私奉公の接客を強いられる。自分が辞めてからは世論が変わって外国人バイトも増え、割と適当な接客でも許されるようになる。
就活…自分が就活をしていた時にはセクハラパワハラ圧迫面接の上に落とされまくって否定される。自分が採用担当になったら学生を丁重に優しく扱って細心の注意を払わないと怒られる。
子育て…自分の子が小さい時には大手以外は育休も碌になく保育園も入れられず親に頼るしかない日々。自分の子が手を離れてからは何処でも育休制度が整い子育て世代に税金を使え高齢者は死ねの大合唱。
弁護士…自分が事務員だった時には弁護士は「先生」呼び、事務員は人間扱いされず空気のよな存在。自分が弁護士になって入った事務所では弁護士は「さん」呼び、事務員も事務所の構成員として尊重され対等に扱われる。
新社会人になる皆!
就活を始める皆!
自分以外の人間に対しての求人も調べて、みなし残業代の人が同じ職場で働くことになると分かったら警戒しよう。
会社に対しての期待値を10段階で3ぐらい落として見積もった方がいいぐらいのクソさだぞ。
みなし残業代方式≒残業させホーダイプラン の人と一緒に働いている。
自分は残業代0円から始まって残業した分だけ残業代を請求する従量制残業プランだ。
つまり、私は業務命令で朝早く出ることを命じられたり、業務の都合で遅くまで残ることになったら残業代が出るはずなのだ。
相手(みなし残業マン)「明日から上司への報告資料準備のために1時間はやく来てくれない?」
私(従量制残業マン)「そういえば、朝の残業代申請って夕方のと同じでいいんですか?」
相手「え?朝はやく出てくれってだけだから残業ではないよ。僕たちはずっとそうしてきた」
私「それはみなし残業制で働いてるから残業の概念が曖昧になってただけじゃないですか?」
私「さっきの朝残業の申請、前日までに通しておく必要あるみたいなんでお願いします」
たまたま横に居た他所の上司「え?この人ってみなし残業制じゃないの?じゃあ朝はやく出てこさせるだけでも業務命令で残業出す必要あるじゃん。あんな上司のゴマすりの片棒担いでいちいち残業申請しましたとか、あとになってからガミガミ言われるぜ。面倒くさいから他のやつに任せたほうが良いよ◯◯ちゃん」
相手「うーんそっかー……。分かった。(私)さんは別に朝早く来なくていいわ。こっちで頑張るから」
私「(助かったけど気分わりー)」
こんな感じのことがね、しょっちゅう起きるの。
みなし残業制で働いてる奴らクソよ。
サビ残当たり前、土日出勤当たり前、滅私奉公当たり前、とにかくダラダラ仕事増やし放題で計画性ゼロ、民間企業のくせに官僚みたいな仕事のしかた大好き、一緒にいると目眩がしてくる。
何がひどいって、トップの業務効率化に関する意識が「土日出てきて頑張って働けば沢山仕事が終わらせられるから頑張れ」みたいな感じなんだもん。
同じ時間の中で効率化するんじゃなくて、ダラダラ長時間働くのを増やすことで、ワークライフバランスをワーク寄りにすることを「効率化」と呼んでるわけ。
奴らのいう「効率化」ってのは、「ライフを如何に削ってワークにその分を充てられるか考えること」なんだよ。
ほんま終わっとるわ。