2018-12-14

アイドルファンによる代理戦争

私はアイドルが好きだ。

格好いいお兄さんたちが歌って踊ってキラキラしている。

時に面白いことを言って笑わせてくれたり、泣かせたりもする。

アイドルは「夢を売る仕事」まさにその通りだ。

だが、彼らも人間なのでたまにしくじる。

個人はそこもまた完璧ではないアイドルの一面を見れた気がして嬉しかったりする。

もちろんそのしくじりでファンを辞める人もいるだろう。

結局はファンの受け取り方次第だ。

CDを買い、雑誌を買い、コンサートがあれば行き、グッズも買う。

「いい歌だわー」と聴き惚れ

「このビジュ…なんてこった」とうっとりし

チケット取れたー!!」と歓喜

「これ、どうしよう」と勢いで買ったグッズに呆然とする。

私にとっては日常ではなかなか湧かない感情を与えてくれる

それがアイドルの魅力だと思い応援してきた。

別に彼らに頼まれたわけでもないし、強制されたわけでもない。

自分勝手ファンをやっているのだ。

こっちも人間なので、四六時中彼らを応援できるわけもない。

学校仕事プライベートが最も優先されるべきだし

彼らだって四六時中ファンのことを考えているわけではないだろう。

仕事」が終わればただの人間となって

それこそうんこもすればセックスもするだろう。

それでいい。

彼らのプライベート踏み込むのはマナー違反だと思っている。

ただ、ここ最近感じるのは

彼らの物理的なプライベートゾーンではなく

心理的プライベートゾーンまで踏み込むファンが増えたように思う。

勝手に彼らの心中憶測し、いつしかそれがさら確信となり

自分感情イコール自分推し担当)もそう感じている、という事実になってしまっている。

そして推し担当)を守りたいがあまり他者に牙を剥く。

「こんなに推し担当)が苦しんでいるのにどうして助けてあげてくれないの?」と。

グループメンバーだけでなく同じファンにまでそれを求めだす。

そしてそれを受け取った側ももちろん反発する。

こうして勝手ファン代理戦争が始まるのだ。

勝手ファンになっておいて

勝手に「心中お察し」しておいて

勝手推し担当)を世界で一番不幸なアイドルにしておいて

勝手戦争をおっぱじめる。

まるで台風のようにどんどんと周りを巻き込んで大きくなっていく。

いつか温帯低気圧化してくれればいいのだが、今のところその気配はない。

なぜなら彼女たちはこの戦争を全力で楽しんでいるのだ。

もはや推し担当)のことなんてどうでもいい。

名目上掲げているだけで、ただただ、この戦争を楽しんでいるのだ。

そして巻き込まれた側が疲れ果て、ひとりふたりと姿を消していく。

推し担当)を応援したいのか、推し担当)の収入を減らしたいのか。

本末転倒であることに彼女たちは気づいていない。

自分の思うように物事が進まないことなんて腐るほどある。

できるかぎりそれに対して努力することも必要だ。

しかし、アイドルファン関係性においてがどうであろう。

思い通りにならないと思った時点で、離れる、辞めるの選択肢はあるはずだし

間違いなく、ファンは彼らを自分たちの思い通りにはできないのだから

百恵ちゃん安室ちゃんも、どれだけ世間が惜しもうが

己が決めた引退を貫き通した。

そう、彼女たちだって自分意志で始めたこなのだから

誰が何と言おうと辞めたいとき辞めていいのだ。

「指摘」だの「疑問」だのと耳障りのいい言葉を使って

ファンとしてこれを要求するのは当たり前のことだ」と大きな顔をする前に

あなた推し担当)はあなたファンであることをどう思うのか。

彼女たちだけでなく私も一度振り返ってみなければいけない。

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