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はてなキーワード: 戒名とは

2024-02-23

それから暫くウチは日本全国の坊さん出禁」って何?

https://togetter.com/li/2319304

ここの話ね

人が亡くなったーとかの知らせを聞くと、いつも思い出すのが自分父親が死んだ時

何度聞いても「いくら払えばいいか?」を教えてくれないから、面倒臭くなって5万円しか包まなかったんですよ

よく知らんし

そしたらウチの父親戒名が1文字だったんですよ

それから暫くウチは日本全国の坊さん出禁


日本全国の坊さん出禁」www

坊主アレルギーだか何だか知んないけど、こんなレベルの話に乗っちゃって大丈夫

良い戒名だと死後になにか得することあるの?

戒名ランク」という概念がよくわからん

死ね平等じゃないのか?

2024-02-07

anond:20240207194553

そらそうよ

聖帝の戒名をそらで言えるくらいにはおるぞ

増田嫌儲バカにできるほど行儀のええところちゃう

2024-01-24

区には危険空き家撤去費用の一部を助成する制度があるが、代執行だと助成は受けられなくなる上、撤去費用条例違反罰金請求される。

https://www.asahi.com/articles/ASS1Q6F8JS1QOXIE013.html

条例違反も立派な前科

親族の残した空き家のせいで、老後の最後前科がつく

この9人の戒名どうなるんだろな

やはり子ナシの持ち家は禁止すべき

2023-11-18

やっぱ草加戒名するの?

CALMAーUPとか?

2023-09-25

anond:20230917224916

うちもこれ。ロビー仏像はないけどなんか飾りがあった)に棺運び込んでお経よんでもらって、

(うちの場合特殊事情があって遺族待合で軽く昼ご飯食べてる親族の前で戒名説明だけしてもらうことになったけど)

そこでお坊さんは解散

四十九日を待たずに納骨まで一気にやれる=一族墓地が近くにあるときは待っててもらって墓前の経まで頼むんだろうけど、

逆に都会のほうがそういう機会て少なそう(近くには墓地がなさそう)。

2023-09-16

[] 柴田道子 被差別部落生活伝承 (ちくま文庫)を読んだ。

https://b.hatena.ne.jp/entry/s/anond.hatelabo.jp/20210810181919

https://web.archive.org/web/20210810225700/https://anond.hatelabo.jp/20210810181919

原著刊行は71年、当時の部落解放同盟書記長中山氏とともに長野県内の被差別部落の古老たちを訪れて聞きとり調査したもので、現代よりずっと差別苛烈で激しかった時代大正デモクラシーの波にのった解放運動記憶もまだ生々しく覚えている人が多く、本当に大変貴重な証言ばかりだった。

(まず基礎知識ですけど、部落をよく知らない人はなんとなくイメージで、関西しか無い、関東関係ないと漠然と思っている人が多いみたいですが(私もそうでした)葬儀処刑人農村で使ってる牛馬の解体処理など死に関わる仕事(ケガレ仕事)全般を請け負っているので、基本的にどこにでもある(最北端は旧松前藩あたり、最南端奄美大島らしい)。私も北海道には存在しないと思っていたが間違いのようです)(被差別部落の中でも同和事業を適用される同和指定地区をうけなかった地区も多いのがこのような認識を生んだ理由でしょうか)

この本はまず信仰の話から始まるんだけど極貧の生活のためか日頃より信仰心が篤いのに死んだら畜生と同じ埋葬方法で墓が作られても墓地北側の日のあたんねえ所とか、雑で差別的な戒名つけられたり、それでも檀代は一般(部落外)より高い額ふんだくられてたりもうさんざんで、序盤からひどい話ばっかりなんだけどこのあともひどすぎてこれがジャブ程度に思えてくる。長野といえば教育県を掲げているけど部落民は一般と同じ学校に行かせてもらえない、行かせてもらえても徹底的なイジメが待っている、教師すら[チョオリッポをチョオリッポと呼んで何が悪い]と差別に荷担する。さら生活苦ゆえに家の仕事を手伝わなくてはいけないといった理由も加わってまともに学校通った人の方が珍しくて、聞き取り対象の老人のなかにはいまだに文盲の者も少なくない。それから公衆浴場も別々で回り風呂といって運搬が可能なお風呂部落じゅうを回ったりしてたらしい。ケガレ仕事だけでなく、今でいう巡査牢屋の見張りのような危険仕事押し付けられたり、農家の手が足りないときだけ日雇い従事したり季節労働をやったり等収入が安定しない..

もう要するに公権力が徹底的にそうやって差をつけている。また、同じ人間であると思わせないためか、部落民は睾丸が四つある、あばらが足りない、血の色が違うなどいわれのない身体的特徴をでっちあげられてそれを理由侮蔑される。今でこそ誰もが馬鹿馬鹿しいとわかるけどこんなことが真剣に信じられていたんである

それから今でこそ同和事業で部落インフラが整備されて、見かけは一般と変わらない町並みになり、住民流出流入が容易になり、その結果元々部落だったと知らずに引っ越してきてずっと知らない人などたくさんいるけど、明治の末ごろの話だけど比較的裕福だった部落の老人が一般大通りに家を建てたら村じゅう大騒ぎになって、

村役場が主導して執拗嫌がらせを開始。果ては物理的に家ぶっ壊されて(!)老人は訴訟をするけど村役場殺し屋差し向けてきたり費用問題などで訴訟断念するしか無かったらしい。役人殺し屋を雇う???????????????? ???????

?????????????????

明治といえばその初頭に四民平等令、部落解放令がやっと出た時代なのに..この解放令ってやつもうほっとんど意味なくて、差別は続いて、でも以前は免除されていた税金一般と同じように徴収されるようになっていっそう生活が苦しくなっただけらしい..てかまじ、体制側が一市民殺し屋差し向けてくるとかまるでフィクションの話みたいであまりに信じがたくてここ読んだとき一日くらいずっとポカーンとしてた。殺し屋て…殺し屋て..明治の末とかって歴史からみたらほとんど最近じゃん 最近の話じゃねえか ひでえやばすぎる。どーなってんのよ

どこそこの地域部落みたいな程度の浅い知識ならネットでちょこっと調べれば出てくるけど、こういう具体的な差別事例ってこんなふうに本でも読んで能動的に調べないとわからないんだよね、、まぁこういう時代からは随分ましになったとはいえいまだに部落の人にたいして暴言吐く人、差別する人はゼロにはなってなくて、全然過去問題じゃないんですけど、同じ部落の人のなかでも[部落問題を知ってほしい][寝た子を起こさないでほしい、学校なんかで教えるから差別再生産されるんだ][もう差別なんかないんだからほっとくべきだ]とさまざまに意見が分かれていて人間から当然と思う。

でも悲惨歴史にふたをして忘却してしまうと過去の人々の苦しみまで無かったことになってしまわないか?というのと、現代人間過去から教訓を得られなくなってしまう、それと苦しみだけでなく部落にも豊かな文化生活があり、(著者は部落文化遺産と呼んでいたが)文化のものも葬られてしまう。そういう理由から現在の、部落の[ぶ]の字すら言ってはいけないようなタブー空気はいやだなと思うので積極的に気軽に部落の話をするようにしてる。

でも後述するけどこのタブー化が差別の緩和に繋がったわけで、でもそれを加味してもやはりもうそろそろタブ一の段階は終わっていいだろうと思う。

私は部落民ではない女性なんで女性差別しか興味がありません。主にどうして被差別部落がここまで差別を打破できたかの部分に興味があって調べておりその歴史女性差別に対抗するすべを学べないかとそう思い何年も前からあれこれ勉強しています

はっきり申し上げておきます部落差別より女性差別のほうがひどい。上記にあげたような苛烈差別事例を知った上で言うことです。その理由ひとつに無徴の存在である部落民に対して女性は有徴の存在であり、部落差別から逃げるために素性を知られてない遠方に引っ越すという手段もあり実際多くの人がそうしていたようですが、女性女性であることから逃げる手段自殺しかありません。

(当然、無徴ゆえにだれも[被差別部落][部落民]とはなんなのかをはっきりと定義できないゆえに権力側に恣意的身分を決められていた歴史もあるでしょう。それも知っています。でも、なお..なのです。ちなみに、部落民とは一般先祖ルーツが違う別人種なのではと思う人もいるでしょうが一般人でも部落民になったりするし、どうもそのへんあいまいというかはっきりしていないようです。本書には、とある部落民にむかって自分たち先祖が同じだ]と言った一般民がいたという証言もあります差別根拠など全くないのです。さらに言うなら死にまつわる仕事ケガレというのも恐らく権力恣意的に決めたことがし、ケガレ仕事ではない、たとえば内職などしかしない部落民も沢山あってケガレともイコールで結びつかないのです。)現在進行形でさ女は毎日女ってだけでなぐられ殺され犯されおとしめられてんだよ

から一歩出るだけで醜いおっさんジーロジロ品定めここから逃げる手段ないんすよ

公権力が女の味方してくれたことないんすよ

女性参政権だってGHQ鶴の一声であって日本の男はんなもん女に与えてくれたこと無いんですわ

すいません話それました!

国を動かしての解放令発布でもやむことがなかった差別現在ここまで緩和されもはや部落問題を全く知らない人も多くなった、その主たる理由はやはり水平社(のちの部落解放同盟)の強硬な、時には暴力的闘争姿勢によるものだったのではと思います。著者の柴田いわく、長野のなかでも東信地方は寒風が吹きつけてひどく底冷えがする地域で、昔から気骨のある男、気性の荒い男が多く、それが東信で水平運動がさかんだった理由ではないか分析しています。逆に寒さがゆるやかな地域では[寝た子を起こすな]の論調が強かったり水平社よりも穏健だった同仁会がさかんだったらしい。でも同仁会も交渉の場では「水平社の連中よぶぞ]が殺し文句だったらしく虎の威を借りてたとか..そして水平社と同仁会、歴史に名を残したのはどちらかというともうこれは言うまでもありません。ふだんから竹槍の戦闘訓練も行い、武力闘争も召さなかった水平運動こそ歴史を変えた。彼らが起こした暴力事件の仔細はネットでも簡単に読めます部落民は乱暴だ、奴らは犯罪者だといった風評も辞さない徹底的な闘争で、部落は怒らせると怖いと、部落がなんなのかよく知らない人すら何となく感じて、アンタッチャブル話題だと感じる。タブーだと思う。その空気を牽引したのがテレビマスメディアの徹底的な自主規制でしょう。部落解放同盟にらまれたら厄介だという理由で前述のように部落のぶの字も出さない、触らぬ神にたたりなし。先日もエタヒニンと発音しただけのアイドル活動自粛に追い込まれたけどそういう過剰なまでの自主規制が、差別存在のものを透明化した。長い間メディアは頼まれてもないのに四本指の表現すら自主規制していた。

そのような、暴力脅迫で勝ち取った自由歴史勉強していると、心底彼らがうらやましく、やっぱり権力もなにもあてにならずとにかく徹底的に相手に恐怖という根源的感情を植え付けて支配するしか対抗の方法は無いのかなと思ってしまう。なんだかわからないけど女性差別問題は怖いから少しでもセクハラと誤解される表現自主規制しよう、万が一表に出てしまったら即座に責任者の首とばそう、そんなふうになってくれたらいいのにと夢見て泣きそうになります

しかしながら水平運動に加わった男たちがそこまで暴れることができたのも男という性別ゆえかなと、同時に諦念を抱きます

女はやさしさや思いやりといった(あえて言いますが)宿病をかかえています。それは先天的ものか、それとも後天的ものか、両方だろうか?とにかくフェミニスト自称する人たちすら、女性は優しくなければ、人の気持ちが分からなくてはという教条に縛られているので、そういう人たちと肩を並べて武力闘争可能かどうかはあやしいものです。ねえ、やりすぎは良くないよやめよう、とお目目ウルウルのいい子ちゃんが必ずまざってしまい男たちはそのすきをついてくる気しかしません..

この本書のなかにはある村の一般村長が出てきます。彼は比較リベラルで、部落の子でも学校入学できるようはからったとのこと。そのせいで彼は妻の実家の敷居をまたぐことを拒否されるなど反発され、水平社の者も彼のそのような行いを知っててもそれでもダメな所は徹底的に糾弾したので、「両方から突き上げ食らってもうさんざんだ]といったことを自嘲してるんですけど女性たちも同じように全く糾弾の手を緩めないってことが可能かと考えると難しい。

男の攻撃性が本当にうらやましくなります

痴漢の手に安全ピンぶっさそうという(本来痴漢は殺されてもいいくらなのだから穏当すぎるくらいなのに)呼び掛けにすらいい子ぶりっこがそういうのよくないよとたしなめるしまつ。

繰り返すけど殺されてもいいのに。

やさしさというのは女たちが生まれつき体に埋め込まれた起爆装置なのだろうか?差別に抗戦しようとした瞬間、それは作動し、女の体は爆発四散するのでしょうか?

この本の巻末、作者の生前の夫だった人による復刊によせての解説言及されてた2014年長野県連続差別事件やばい部落民の女性に対して、真ん前に引っ越してきた男が差別語連発で罵倒するのをやめない。裁判所から禁止令が出てもやめない。逮捕されても執行猶予で、けっきょく彼が万引きという別件で再逮捕され収監されるまでの2年間なにも解決しなかったそうです。

昔も今も権力なんてなんのあてにもならないどころか被差別階級にとっては敵でしかないんじゃないのとますます不信感がつのます2014年とか最近じゃん昨日じゃんか

みんな本気で、ハッシュタグ(笑)だのツイッターデモ(笑)なんかで女の現状が救われるとおもってんのかな..こんなのなんにもならんってうすうす気づいてるんじゃないかな。男に殺される女が一人でも減るかそんなんでって思う。やってる感だけ得られたらいいんすか? けっきょくレベルを上げて物理で殴るしか無いんじゃないのか。それもわたし一人がやったところで社会的インパクトいか組織だってやるしかないけど、以下ループ

水平運動の男たちは献身的に支えてくれる妻がいてそれで運動なりたってた部分でかいと思うけど女には妻おらんのですよな~

暴力ができないならせめて男がみんな自分に正直にホモ願望を解放してホモセックスし、抑圧している内的女性現実女性投影するのをやめればミソジニー無くなって平和になると思うんですけど、でこう書けばホモ差別語だから差別はいけませんとかほざくぶりっこフェミニズム邪魔をしてくるのでもうどうしようも無いです! バーカ!ちんこ

それで思い出したけど水平社=部落解放同盟は徹底したシングルイシュー在日朝鮮人差別して反省しなかったり、男と女で日当に差をつけて差別してたという話も聞きますイシューを抱え込まないことがやはり運動成功秘訣ひとつであったのかと感じます女性女性というだけでやはりシングルイシューはいけないといった脅迫をされます。色々な差別問題に敏感ではなければいけないような圧力にかかって、あらゆる差別に眉をひそめなきゃなんないあの感じ、全ての弱者のために涙しなきゃいけないような義務感、女だから聖母を求められてるんですよね。それもバー死ねでございます女性差別以外知ったこっちゃねーでいいんだお

ところでこの本の作者柴田道子は童話作家部落民じゃない一般です。長野市に引っ越してきて被差別部落接触し、興味を持ち、この本を上梓したあとは狭山事件被告サポートに尽力、当該事件の本を執筆わずか41歳の若さで急死したとか。

解説文でだんなさんが男社会のなかで女性としてうけていた差別があったか部落問題に熱心だったのでは的なことかいとるけどんじゃー女性差別問題に集中すればよかったのでは、女なら自分当事者である女性差別問題に注力すればいいのに、しろよと思ったし、そうすべきだろがいすら思うんだが、そういった、正しくない女柴田の正しくない思いで発刊された、正しくない存在である力作のこの本によって後世の人間である私が歴史を知ることができたわけで、そしてこれは間違いなく後世に保存し読みつがれるべき大名著なんです!!!何が正しいか間違っているのか、どう思うべきか、どう行動すべきかって本当は一切なにもないのかもしれない。なのでフェミニストならこうすべきだ、こう思うべきだ、こう感じるべきだみたいな考えに固執している人はちょっと考え直したほうがいいな、正しいか間違ってるかなんて時代によって基準がぐにゃんぐにゃんで明日にでも真逆になるけど、なんか結果だけ見て、他人ジャッジしてもシャーナイつか、結局ね、なにかにかい真剣にがんばったりさえして、懸命に生きさえすれば、それはもう…だれにも、文句は..まあいいや

2023-09-08

じいちゃん葬式で人の形の餅を食べた

記憶がおぼろげなのだが、大阪祖父葬式で、坊さんが四角い餅を包丁手際よく切って、人の形に置いて、体に戒名?的なもんを書いて、食べたような気がする。

その後大阪のばあちゃん葬式普通だったし、他の葬式でやったこと無いんだけど、あれは何だったんだろう。

2023-08-30

なぜか改善されず残ってる日本の慣習

NHK受信料

パチンコ三店方式

政治家世襲

お中元お歳暮

年賀状

戒名

居酒屋お通し

名刺交換

夜這い

・お祝いのお札は新札

エスカレーターの片側を空ける

・社外の人には身内を呼び捨てにする

・二礼二拍手一礼

リクルートスーツ

・化粧はマナー

郵便物の行を消して御中に書き直す

・Xでバズったら宣伝してよい

増田の再投稿


他にある?

2023-08-19

科学は一つの宗教

擬似科学嫌いの友人が

ブルーライトメガネ根拠なしと言ってかけず

水素水馬鹿にし

ホメオパシーを叩き

親の葬式戒名に何十万も払ってて笑った

2023-07-27

anond:20230727194527

はてな嫌儲化するなら、まずあらゆる話題について、その話題と関連性の高い安倍晋三画像が用意できなきゃダメだぞ

あと、戒名はもちろん言えて当たり前で

2023-05-21

anond:20230521204919

せやな

おまえなんかは「理解できない」ってわざわざ匿名だいありーに書き込むくらいだから

もう「大無理解大師」とかい戒名もつけてもらえばいいよ

まあ看取ってくれる人もいなさそうだけどね

2023-04-07

anond:20230407053311

詐欺などの不法行為については、被害者側に立証責任がある。

で、仮に被害者側が立証してみようとしても、例えば「今世でのお布施金額が死後の世界での待遇を決める」という言説について、誰も死後の世界のことはわからないので、「本当だ」とも言えないけど「嘘だ」とも言えない。

からどうしても詐欺は成立しない。

ただ、上記のような言説について増田が「詐欺だ」と言いたくなる気持ちはとても良くわかる(私だって言いたくなる)。それを取り締まるなら、詐欺が成立しない以上、別の論理規制をしなくてはいけない。

でも、今度はどこからが「詐欺だと言いたくなる」言説なのか、という話になる。

「今世のお布施金額が死後の世界での待遇を決める」は世間一般にアウトだと思うが、「坊さんに勧められて親にちょっと高めの戒名をつけてもらった」はどうだろう。

そういう、アウト・セーフをバシッと決めるのが難しい問題からカルト宗教規制する法律について、大の大人ががこぞってあーでもないこーでもないってやってるんじゃないかな。

2023-03-28

イエス・ノー遺影イエス・ノー健一

anond:20230208195420 の続き】

仕事帰り、烏丸六角ファミマで買い物をしている最中に、この3年近く恒常的にセックスをしている男性から、「健一が亡くなったそうです」というLINEが入った。

この男性はどうにもこういうところがある。

身近な人間を基本呼び捨てで呼ばわるところがある

母は「幸子」、母方の祖母は「ひさ江」、父方の祖父は「トメ吉」という具合に。ちなみに「トメ吉」については、まったく止まってはおらず、その下に「スエ」という妹がいる。

昔の人は、ある種なんとも露骨だ。

子どもはもうこれ以上いらない」という気持ちを、今生まれてきた当の子もの名前に込めてやるなよと私なんかは思ってしまうが、当人たちは一度避妊に失敗し、念押しのようにさらにその下に込めたりしているのだ。

現代なら「その名づけは虐待」とか普通に言われてしまいそう。

そういうふうにして、彼・彼女たちがそれぞれ男性にとって誰なのかについては知っていたが、「健一」についてはさっぱり心当たりがない。

男性の口からはじめて出てくる名前のように思った。

「亡くなったそうです」という伝聞形も、得意の呼び捨てにしている割に、どことな距離を感じさせる。

「誰だかわからないけどご愁傷さまです」とも言いづらく、LINEの返事に詰まってしまった。ファミマを出てから、同じビルスタバの前あたりに立ち止まりLINEを閉じたり開いたり。

ふと顔を上げると、よく茂った松の枝を一本、片手に握りしめたビジネススーツ姿の中年男性が目に入った。四条方向に足ばやに歩いていく。

ただのちょっと変わった人なのか、はたまた池坊関係者なのか、この烏丸六角という場所においてのみ、ものすごく迷うところだ。

スマホの中のメッセージと、よくわからない通行人。二重に困惑してしまったが、とりあえず「健一」とは誰なのかときけば、男性義理父親だという。

この度独居の住まいのなか、遺体発見されたとのことだった。

男性はその昔、一族の都合で健一養子に入りはしたが、そのころから今に至るまでほぼ没交渉であったので、なんだかそんなに悲しそうでもなく、その後のLINE淡々としたものだった。

結局のところ「亡くなったそうです」の距離なのだ

だけれども数日後、男性の家にいったら、ワーキングデスクの上に知らないおじさんの遺影が立てかけてあった。

アイパッドノートパソコン積読と同じノリで遺影が並べておいてあり、それはちょっと異様な光景だった。遺影はそれらのものより一回り大きいので、あまり存在感ありすぎる。

「あーこれが健一

と、思わずつられて呼び捨てから、「なんで遺影、こんなとこおいてんの?」ときいた。

妙に若くて、ちょっとつぶらな瞳で、その目線が斜めにいっていて、ぎこちない笑顔。むりやり引き延ばした昔の写真独特の、ざらざらと色の薄いテクスチャ

「いや、向こうの家に置いとくとこもないし、とりあえず持って帰ってきた」

男性の答えは妙にずれている。

「机においてんのは?」

「深い意味ないけどおもろいかなと思って」

異様ではあるが、別になにもおもしろくはない。この人がおもしろさを感じるツボは、たまによくわからない。

それで「ああ、そう」とだけ返すと、男性

「親戚みんなで家探ししたけど全然いい写真なかってん。中途半端若いとき写真しかなかったわ」といった。

「どうりで目線もさだまってないっていうか、カメラレンズみてないね

健一目線は、健一からは右方向、相対する私たちからは左方向にずれている。そっちの方向にはベッドがあった。この時点で正直なんだかかなりいやだな…と思ったが、ひとまず一般的配慮として、それを口には出さなかった。

そのまま、自分たち戒名をつけるならどんなものがいいかという話でひとしきり盛り上がり、お互いに将来の戒名もきまってきりがよかったので、我々はセックスをすることにした。

そこで私は「健一視線がベッドのほうにきてるのなんか嫌だ」と、一度は飲み込んだことを吐き出してしまった。

相手義理父親遺影の前でセックスするのは、明確にその理由を語れずとも、なんだかとにかくすごく嫌だと思った。

遺影がそこに鎮座している「なんかおもろい」という理由は、私にとって共感しがたい。私がその「なんか」の機微を正確に理解できないように、男性もまた、このわたしの「なんだかとにかくすごく」という心の機微が正確に理解できたとは思いづらい。

けれども男性は、「わかったー」と間延びした返事をして、遺影をおもむろに裏返して立てかけなおした。

いやそうじゃなくてしっかりどこかにしまってくれ、と思ったが、それを言うのももう面倒だし、やるとなったらさっさとセックスたかったし、もちろん乳首さわりたかったので、私はそこで妥協した。結局は、花より団子で機微よりセックスだ。たいがい適当人間ではある。

そうやってセックスして、寝て、起きたら健一は寝起きの私を見ていた。

私より先に起きた男性が、律義に遺影を表に戻していたのだった。

私の機微相手義理父親に、遺影であっても義理の息子の乳首を吸っている様などを見られたくないことだが、男性機微は、遺影いつまでも裏返したまま視覚を奪うのは気の毒だ、というところにあるのだな、と、寝ぼけた頭で考えた。

それは少し理解できなくもない。

結局のところ、ただの紙に載ったインクしかないはずの遺影に、生きた人間めいたなにかを感じていることは通底しており、その表出のアプローチが異なっているだけの話なのだろう。

机上に健一が出現してから、何度か男性の家にお邪魔してはセックスをし、わたしはそのたびに「健一裏返して」とリクエストしていた。

そしてその日はやってきた。

健一が机上に出現して何日目のことだったのか、私はちょっと覚えていない。

夜も更けてきてそろそろ寝るか、という雰囲気になったとき男性がおもむろに立ち上がり、私の指図なしに、ふいと健一遺影を裏返した。

その、遺影を裏返す行為こそが、紛れもなく「さ、セックスしますか」の意思表示となっていることに、私はそのときはじめて気がついた。

みずから「裏返して」とお願いしてそうしてもらっていたときには考えつかなかったことだった。

私も男性に続いて立ち上がりながら、「つまりからセックスするってことか」というと、男性は「あれやな…なんか…イエス・ノー枕みたいやな」と答えた。

そうだ。

これはまさしく、イエス・ノー枕だ。

物体の表と裏を巧みに使い、その夜について性行為のありやなしやの意思表示と予告をする、その原理はまったく同じだ。

イエス・ノー遺影じゃん」

【今夜セックス】の露骨かつ言外の通告。あれを我々は今、気がつけば、男性義理父親健一遺影でやっているのだ。

不謹慎が過ぎる。さすがに戦慄が走ったところで、男性がぽつりと「イエス・ノー健一やな」と言った。

その日から私は、「イエス・ノー遺影」「イエス・ノー健一」という、この、罰当たりで不謹慎で、あまりに強烈な言葉が頭からこびりついて離れない。

忘れようにも忘れられない。だからここに書いた。

それはとても寂しいことではあろうけれど、いつかこ男性と会わなくなる日が来たとして、その先に男性名前を忘れる日が来たとして、イエス・ノー遺影という言葉と、健一名前だけは、それでも生涯忘れないだろうと思う。

(※登場人物配慮して、文中に出てきた名前はすべて本当の名前とは変えてあります

追記

烏丸御池~四条烏丸あたりに、冬の間、ビニール袋を巧みかつ何百枚も使用して衣服と靴にしたて、万全の防寒している人がうろついているのだけど、この間その人がビニール袋十枚がさねくらいの軽装になっていて、桜の開花よりも断然春のおとないを感じた。だからそのこともついでに書いてもっと季節感あふれる増田にしようとしていたのにうっかり入れ忘れた。

・(ブコメの方へ)小学生だったころは…あります…!(男性はたまにおぼかたさんの真似をします。全然おもしろくない)

あのころ思っていたことでいまだに覚えていること、いつか書きたいです。もしそのときたまたまみつけたらぜひ読んでほしいです。

・(ブコメの方へ)もしそこにおばあちゃん写真があったらセックスできなかったと思うんですが、おばあちゃんのことをしゃべりながらは全然大丈夫です。

こういう「あれはだめだけどこれはセーフ」って感覚はいつどこで身につくのだろうかと思ったりしました。笑ってくれてうれしいです。

・(続編タノムの方へ)また何か男性との間に印象深いことが起こったら書きます。そのときは読んでいただけたらうれしいです。

2023-03-16

anond:20230316141317

墓地料や戒名料にお金を出さないといけないと思い込んでる人がいるからだろうな

そしてそれが宗教

anond:20230316135551

ほわっとでも信じていれば救われるはずなのに、どうして立派な寺院必要なんですか?

どうして墓地料や戒名料にお金を出さないといけないんですか?

どうして坊主ベンツキャバクラ代を供出しなければいけないんですか?

浄土真宗にわか勢より

anond:20230315201641

脅しなんだよな。そして語ってる奴がたいていウエメセ

ウエメセ否定できない。

若い坊主は拙僧ののほうが知ってるでござる感だしがち。

50くらいからあなかしこになる。

脅しについては後述。

「私は知っている」という立場で話すから

「俺、この世の仕組み見抜いちゃってるんで」って奴

から説法垂れたり、掲示板言葉書いちゃったりする

座禅で肩を棒で殴ったりもする

なんなんあの人たち

世の中の役に立ってる面もあるけど、証明できないものを信じてる時点でヤバい奴らなんだよな

省略すると(ここのやつらは原文読まない)アンフェアだと思ったので。

「わたすは知ってる」は、ただ単に楽な暮らし方を知ってるって程度。

世界の仕組み」がこうだと考えたら楽じゃん? って方向。

前述の若い坊主には「救いたいからこそクドクドと説法」多いが、その親父世代淡々とやるべきことをやってる感じ。

どうせみんな救われるんだから経済的なこと考えないでよいなら)布教かいらなくない? 檀家ギリギリわしの世代もつし。

↑って思ってるかどうかは知らないけど、逃げ切り体制に入ってるし、本当に信じてるなら下の世代のこと考える必要はない。

掲示板がどうこうについてはなんの話かわからない

<<

そんなのに頼ってどうすんだって感じ

<<

頼るとか頼らないとかじゃなくて、真理なんだから

仏教をほわっと信じてる奴が多い日本で言ってもたたかれるだけなんだけどさ

ほわっとでも信じれば救われるていうのが革命的。

南無阿弥陀仏」唱えれば万全。

なーんまーいだー

仏教害悪だと思ってるよ

この世の思想の全ては害悪だよ

49日なんてないよ、根拠ないじゃん

ないです。死んだ瞬間極楽浄土転生。

戒名意味不明

これについては知識が(情報が少ない)ないなぁ。馬鹿高い院号とか。

悪いところではあるのかもしれないし、葬式で残されたものが納得するためのものなのかも。&先行投資

以下略

なまんだぶなまんだぶ

2023-03-15

anond:20230315193730

から仏教嫌いなんだよな

脅しなんだよな。そして語ってる奴がたいていウエメセ

「私は知っている」という立場で話すから

「俺、この世の仕組み見抜いちゃってるんで」って奴

から説法垂れたり、掲示板言葉書いちゃったりする

座禅で肩を棒で殴ったりもする

なんなんあの人たち

世の中の役に立ってる面もあるけど、証明できないものを信じてる時点でヤバい奴らなんだよな

そんなのに頼ってどうすんだって感じ

仏教をほわっと信じてる奴が多い日本で言ってもたたかれるだけなんだけどさ

仏教害悪だと思ってるよ

49日なんてないよ、根拠ないじゃん

戒名意味不明

原始仏教もなんだあれ、なんであれを集団でやるんだって感じ

徒党を組まずに1人でやるか、せめてサークルみたいに軽くやれよと思うわ

俺も自分の中に仏教的な教えが小さい頃に組み込まれちまってるから大人になっても困ってるんだわ

洗脳だよこれ

宗教二世どころか、宗教30世くらいかもっとか?

因果応報」とかさ、悪いことしたら悪いことが返ってくるとか、地獄に落ちるとか

輪廻だの悟りだの、お経読めば救われるだの、なんなんあれ

呪いじゃん

葬式も暗すぎて低い声でお経聞いてたらそりゃ沈むわ

そのくせ坊さんは肉も魚も食べるし結婚して子供作ってるし、普通人間じゃん

とにかく仏教嫌いなんだわ

統一教会みたいに取り締まって消してくれ

2023-02-05

anond:20230204163356

F欄大って就活用に新卒という戒名売ってるだけの店だろ

2023-01-10

叔母が亡くなった

日本2023年をむかえた日

叔母が亡くなった

59歳だった

私の母親の妹である叔母は強い人だった

強くて聡明で行動力のかたまりだった

今の私を形成している三分の一は叔母の影響じゃないか、と思うくらい

叔母の一番大切なもの自分の娘だった

私の従姉にあたる人

もちろん私は従姉のことも大好きで尊敬している

からこそ、この叔母の死がどうしようもなく

悲しくて空しくて、未だに実感が湧かないのだ

叔母にはたくさん迷惑をかけた

無知馬鹿だった私を助けてくれたのも叔母だった

叔母からはたくさん楽しみをもらった

たくさん甘やかしてもらった

私の実家母親実家でもあるので、叔母が帰ってきてみんなでお酒を飲みながら、くだらない話で笑うのが大好きだった

叔母の死因は最終的には悪性リンパ腫ということだった

発症の原因はコロナワクチン接種によるもの

私は例えば反ワクチンのような考えではないし

頭では「新しい薬が生まれときにはこれまでもこういうことが起きていたんだろう」ということは理解している

けれどもやはり、じゃあなぜそれが叔母だったのか

それだけがずっとわからないのだ

叔母は自身で「この苦難に立ち向かえる闘える人だから選ばれたのだ」と綴っていたが

いくら叔母が強い人だからって、こんなのってないだろと思うことしかできないのだ

叔母の父親、つまるところ私の祖父を4年前にガンで亡くしている

昨年、入院中の叔母の写真を見たときに闘病中の祖父そっくりになっていて、本当にショックだったのを思い出す

私が最後に会った叔母は、美味しそうにバーベキューの肉を頬張る姿だったか

他県で亡くなったため、火葬を先に行い、先日葬儀を行った

遺影は私の知っている大好きな笑顔の叔母で

叔母らしい戒名を見て、少し綻んで

そして、やはりずっと「なぜ叔母なのだろう」という気持ちがぐるぐると巡るだけだった

最後に、たくさんのごめんなさいとたくさんありがとうちゃんと伝えたかった

全然伝えきれてない

多分私がまだ中学生くらいのときに叔母から

「なんでも経験値になるんだから

と言われたことをずっと忘れず覚えて生きていた

私はまだ、良い経験値を積むことはできていない

しろ失敗しかしていない

でも、それでもきっとこれも経験値からちょっとは成長しているのかなと思いたい

やっぱりまだもう少し、いろんな思い出を振り返る時間必要

2023-01-02

さらだけど厄年のお祓いとか霊感商法だよね

初詣に行って思ったけど、厄年とか完全に霊感商法だよね。根拠のないもの不安を煽って、高いお祓い受けさてるしアウトじゃないのが不思議なくらい。同じように戒名とかも法外な値段ふっかけて、死後の世界幸せに成れるように名前つけてあげるとか…

からあるからOKみたいに黙認されて、霊感商法に騙されやすい土壌が作られてる状況はやばい

宗教禁止するのは無理だとしても、金儲けの線引きを厳していかないと駄目だろうね。

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