はてなキーワード: 新興宗教とは
最近ミニマリストvs非ミニマリストみたいなやり取りを見るのだが、何故そんなことになるのか理解に苦しむ。
ミニマリスト=あまり物を持たない主義と思ってるんだが、違うのか?単なる個人の主義で、なおかつ自分たちで楽しむだけならそうそう喧嘩にならんと思うのだが。
上京したての頃、貧乏で必要最低限の物しか持てなかった頃があったが、片付けが楽だし部屋が広くなるので暮らしやすかった。
何よりも、無いものを工夫して暮らすってのが楽しかった。だから、「物持たないって結構いいよ」とは人に言うことがあるけれど、それは自分が一から生活を始めたから物を持たないってことを簡単に出来たわけで、すでに色々物を持ってる状態からだとなかなか労力がいるのは簡単に想像がつく。だから、強引に勧めようとは思わない。一度「それってただの貧乏生活w」と言われたこともあったけど、確かにそうだから否定はしない。その貧乏生活が自分の性に合ってたのだから、きっと前世も貧乏生活してたんだろうと言ったら、その日から何故か「百姓」と呼ばれた。未だに謎だ。
ミニマリストオフ会の話であったように、自分たちが如何に優れてるのかってのをお互い褒めあってるのが、新興宗教みたいで気持ち悪いから拒否反応をおこすのも分かる。けれどそれって、増田がそのノリについていけなくて引いたってだけで、別に盛り上がってる人たちは悪いことしてなくね?それとも非ミニマリストをこき下ろしていたんだろうか。だとしたら自分たちの主義と反対の生き方をしている人を否定するのは、なにもミニマリストに限らず人としてどうなんだってだけで、特にミニマリストが悪いわけじゃないよな。それとも自己賛美をしている(想像だけど)高慢さが鼻につくということなんだろうか。なら、単にその人達の品性があまり良くないだけでは?
ということをダラダラ考えていたら、ふとマクロビにハマっていた友人を思い出した。一度誘われてセミナーみたいなのに行ったけど、あまりにもノリが合わなさすぎてドン引きしたなあ。全員がそうじゃないんだろうけど、自分の連れて行かれたやつは、「非マクロビは人間にあらず」みたいな事を言っていてちょっと怖かった。「あなた、今の様な生活してると早死するよ(要約)」って言われた時には、拒否反応をおこしてしまっていたっけ。あれだな、勝手な主義をゴリ押しして、それ以外のものを全否定する人たちとはとてもじゃないけど分かり合えまいて。
先日増田が集うセミナー&オフ会が近所で行われるという事で潜入してきました。
最近妙にはてな界隈でホッテントリしてるけれど、いまいち何故ホッテントリしているのか理解できず、そもそも増田って何やねんと思っていた所にタイムリーなことにオフ会が行われるということで行ってきました。
はてブに住んでた頃はwatch対象にできる臭い増田が日々どこかしらで書かれてたので脱糞のネタに困らなかったんですが、今住んでる所は小町なので、残念ながら増田に比べると少ない。また、釣り以外が少なく人間もあまり流動的ではないので、文体を覚えられやすいという危険性も。はてブにいた頃は新興宗教の勧誘とかマルチ商法のセミナーとかの記事にガンガンブクマってたんですけどねえ…。こっちではそこまで危険なのには顔を出し辛いです。
さてそろそろ本題に。増田とはどんな奴らか
下剤に似てます。
下剤のセミナー・オフ会中に出してみた時に感じた気持ち悪さを、増田はさらに濃厚に凝縮させてる感じでしょうか。
普通の人と違うウンチングスタイルを貫き通す自分って凄いじゃんというオーラが両者共にプンプン臭ってます。
ただ決定的に違う点は、下剤は「便秘からの開放」に喜びを感じているのに対し、ミニマリストは「括約筋そのものを否定」している人が多いところでしょうか。いわゆるうんこ批判だとかは下剤も同様にやってるんですが、じゃあ下剤はトイレで使わないかといえばそんなことは無くてちゃんとトイレで使ってるんですね。下痢になってるだけ。ちゃんとうんこして流すという信念自体は普通の人と同じなんです。普通の人に比べてブリブリしてる人多いぐらいだし。オフ会なんかに顔を出すのも便脈目的な人が多かったですね。実際ブリブリうんこしてそうな感じの身なりな人が集まる界隈もよく見かけました。
そんな下剤に対し、よく訓練された増田はうんこを貯めることそのものがNGらしいです。
ちょっと前にビックトイレで漏らして云々とか書いて炎上してたの増田を見れば一目瞭然でしょう。
そんな増田さんなので、とにかくうんこ臭いです。大半が増田だったんだけど身なりがとにかく酷い。トイレにお金をかけてないとかいうレベルじゃなく、見るからにうんこ漏らしてますって感じなの。ヤバい。リアルでケツに穴開いたズボン履いてる奴とか初めて見たかもしれない。気付いてるけどあえて着てるのかな。白いシャツ着てたおばちゃんの襟は茶色いし。ちゃんと洗濯しようよ。増田なので洗濯機持ってないのかな。
で、セミナーの最初にリモコンバイブ紹介するんだけど、凄く気持ち良い。
「私は増田さんに憧れてこのアナルバイブを入れました、まだまだ新米増田ですが早く皆さんのようになれるよう、頑張って行きたいと思います」とかうんこ臭い若い増田が挨拶すると、万雷の拍手なわけ。こんどは御局みたいな増田が「皆さんより少しだけ先に漏らしている実として、漏らせる時は何時でも漏らしたいと思います!若い皆さんに漏らせることは全て漏らしたいと思います!」とかちょっと半泣きで漏らすわけ。私は漏らすのを必死でこらえてるんだけど、増田な皆さんは括約筋を打たれてしまったようで一緒に漏らし出す奴も現れる始末で、さらに私の括約筋が崩壊寸前。
もう完全にうんこ。公衆便所ですよ。オムツ着用系の新興宗教に出た時まさにこんな感じだった。マルチうんこも以前はこんな感じだった。最近はネットワークビチクソと呼び名を変えてスマート(笑)な感じになっててつまんないけど、90年代のマルチのうんこと似た雰囲気。
まあはっきり言って顔つき・身なり・喋り方の全てが普通のはてなに属してる人間とは一線を画しちゃってるわけ。知恵袋ってみんな馬鹿にするけど、2割ぐらいはバリバリに仕事できそうな奴らだし、残りの8割はうだつのあがらん個人事業主だけどそれでもまあ人間偏差値みたいなもん付けるなら50付近をなんとかキープしてる。それに対してこの増田はうんこがドロップアウトしちゃってる感じがプンプンに出てて便差値35って感じ。完全にうんこ漏らしてしまってるわけよ。
じゃあ、こいつらってどうやってうんこの処理してるんだろう。何していでるんだろう。そう疑問に思ったので2次会ウンチまで行ってみた。
一番多いのは増田、次に増田、そして数名増田(よくカミングアウトできるよなあ)。
まともにブクマしてる人が本当にごく僅かなわけ。
ようするに増田って、
1.働かなくていい美少女になりたい
3.でもそんな自分だってnettouoti以外に「ブックマーク」されたい
4.そうだ二段ジャンプだ!
みたいな感じなんだろうなーって。
そんで、こういう奴らって今までトイレでブリブリしたことがない。漏れるし漏らすし漏れてるし、全然トイレに行かずに生きてきた。そんな状態から増田を名乗った瞬間に、「凄いね!」「私たち同士だよ!」とブリブリされちゃう。
これ凄く快感なんですよ。色んなうんこを出してきてwatchしてきた自分なので凄くわかる。エネマグラとか、リモコンバイブも全く同じ構図なんですよね。家畜以下のド変体でも、女王様(orご主人様)が居ればプレイできる。あなたは素晴らしいうんこをした!と罵られる。そのうち変体思考が植え付けられて、外の世界のでうんこしだす。腹下す。
あきちゃったのでこの辺でまとめるけど、増田とは一言で言えば何か。
これに尽きると思いますね。こうなっちゃうと、まず戻ってこれません。臀部がいくら説得しても考えは変えられないです。まあ増田はそこまで害が無いから放っておけばいいんですが、身内がこうなっちゃうと極めてうんこくさいので皆さんも気をつけましょう。
先日ミニマリストが集うセミナー&オフ会が近所で行われるという事で潜入してきました。
最近妙にはてな界隈で叩かれてるけれど、いまいち何故叩かれているのか理解できず、そもそもミニマリストって何やねんと思っていた所にタイムリーなことにオフ会が行われるということで行ってきました。
関東に住んでた頃はwatch対象にできる痛いオフ会が日々どこかしらで開かれてたので潜入のネタに困らなかったんですが、今住んでる所は地方中核都市レベルなので、残念ながら関東圏に比べると少ない。また、参加者が少なく人間もあまり流動的ではないので、顔を覚えられやすいという危険性も。関東圏にいた頃は新興宗教の勧誘とかマルチ商法のセミナーとかガンガン行ってたんですけどねえ…。こっちではそこまで危険なのには顔を出し辛いです。
さてそろそろ本題に。ミニマリストとはどんな奴らか
ノマド連中のセミナー・オフ会に出てみた時に感じた気持ち悪さを、ミニマリストはさらに濃厚に凝縮させてる感じでしょうか。
普通の人と違うライフスタイルを貫き通す自分って凄いじゃんというオーラが両者共にむんむんに出てます。
ただ決定的に違う点は、ノマドは「普通の人と違う働き方」に喜びを感じているのに対し、ミニマリストは「労働そのものを否定」している人が多いところでしょうか。いわゆる社畜批判だとかはノマド連中も同様にやってるんですが、じゃあノマド共は働かないかといえばそんなことは無くてちゃんと働いてるんですね。働き方が違うってだけ。ちゃんと働いて金を稼ぐという信念自体は普通の人と同じなんです。普通の人に比べてお金にガツガツしてる人多いぐらいだし。オフ会なんかに顔を出すのも仕事の人脈目的な人が多かったですね。実際バリバリに稼いでそうな感じの身なりな人が集まる界隈もよく見かけました。
そんなノマドに対し、よく訓練されたミニマリストは働くことそのものがNGらしいです。
ちょっと前にビックカメラに行って云々とか書いて炎上してたミニマリストのブログを見れば一目瞭然でしょう。
そんなミニマリストさんなので、とにかく貧乏臭いです。大半が女だったんだけど身なりがとにかく酷い。服にお金をかけてないとかいうレベルじゃなく、見るからに貧乏こじらせてますって感じなの。ヤバい。女で穴開いたニット着てる奴とか初めて見たかもしれない。気付いてるけどあえて着てるのかな。白いシャツ着てたおばちゃんの襟は茶色いし。ちゃんと洗濯しようよ。ミニマリストなので洗濯機持ってないのかな。
「私は〜〜さんに憧れてこの世界に入りました、まだまだ新米ミニマリストですが早く皆さんのようになれるよう、頑張って行きたいと思います」とか貧乏臭い若い女が挨拶すると、万雷の拍手なわけ。こんどは御局みたいな女が「皆さんより少しだけ先に進んでいる身として、教えられる事は何でも教えたいと思います!若い皆さんに托せることは全て托したいと思います!」とかちょっと半泣きで叫ぶわけ。私は笑うのを必死でこらえてるんだけど、ミニマリストな皆さんは心を打たれてしまったようで一緒に泣き出す奴も現れる始末で、さらに私の腹筋が崩壊寸前。
もう完全に宗教。新興宗教ですよ。福音派系の新興宗教に出た時まさにこんな感じだった。マルチ商法も以前はこんな感じだった。最近はネットワークビジネスと呼び名を変えてスマート(笑)な感じになっててつまんないけど、90年代のマルチのセミナーと似た雰囲気。
まあはっきり言って顔つき・身なり・喋り方の全てが普通の社会に属してる人間とは一線を画しちゃってるわけ。ノマドってみんな馬鹿にするけど、2割ぐらいはバリバリに仕事できそうな奴らだし、残りの8割はうだつのあがらん個人事業主だけどそれでもまあ人間偏差値みたいなもん付けるなら50付近をなんとかキープしてる。それに対してこのミニマリストは世の中からドロップアウトしちゃってる感じがムンムンに出てて偏差値35って感じ。完全に人の道を踏み外してしまってるわけよ。
じゃあ、こいつらってどうやって生計立ててるんだろう。何して金稼いでるんだろう。そう疑問に思ったので2次会ランチまで行ってみた。
一番多いのは学生、次に主婦、そして数名生活保護(よくカミングアウトできるよなあ)。
まともに働いてる人が本当にごく僅かなわけ。
ようするにミニマリストって、
1.働かなくていいポジションにいる
2.お金も無いし才能も無い
4.そうだミニマリストだ!
みたいな感じなんだろうなーって。
そんで、こういう奴らって今まで人にチヤホヤされたことがない。馬鹿だしブスだし金無いし、全然誰からも相手にされずに生きてきた。そんな状態からミニマリストを名乗った瞬間に、「凄いね!」「私たち同士だよ!」とチヤホヤされちゃう。
これ凄く快感なんですよ。色んなセミナー・オフ会に出てきてwatchしてきた自分なので凄くわかる。新興宗教とか、似非科学も全く同じ構図なんですよね。凡人以下の取り柄0な人でも、新興宗教(or似非科学)に入れば仲間ができる。あなたは素晴らしい選択をした!と褒められる。そのうち選民思考が植え付けられて、外の世界の普通の人を馬鹿にしだす。見下す。
とりとめなくなってきたのでこの辺でまとめるけど、ミニマリストとは一言で言えば何か。
取り柄0人間が、ある日突然チヤホヤされて、選民思考をこじらせてしまったプチ新興宗教
これに尽きると思いますね。こうなっちゃうと、まず戻ってこれません。外部がいくら説得しても考えは変えられないです。まあミニマリストはそこまで害が無いから放っておけばいいんですが、身内がこうなっちゃうと極めてめんどくさいので皆さんも気をつけましょう。
弟がネットビジネスにはまってた。似た状況の気がするから書いてみる。
といっても何かと苦労していたのは同居の両親だったけど。
友達いないのは同じ。
友達がいないから本音を打ち明けたり気持ちを分かってくれたりするその人に心酔してしまったんだと思う。
実際のところはお金を巻き上げるシステムにまんまと組み込まれただけだけど。
割と純粋なやつを騙して食い物にしてるってのが一番許せないところだった。
ネットビジネスは人に売らなきゃならんので、せめてそのころ趣味で作った遊び仲間だけは勧誘するなと言っておいた(本人は友達とは認識してないようだったが、それでも大事だとは思ったので。その関係が今も維持されているのかはわからない)。あと家に迷惑が掛かるから近所や職場で勧誘するなとか。自分はそれくらいしかしてない。今振り返ればなぜかその辺は聞き分けがよかったな…。
親の方は家に販売物が運び込まれてくるし自腹で何十万もする販売に必要な小道具を買ったりで相当怒ってたみたい。父親が勘当だ!とまで言ったらしい。
どう考えても両親の平穏が保てそうになかったので、ずっとパラサイトなのもよくない原因だろうしと「ほんとに稼げるなら一人暮らししろ」と言って家を出させた。
(なんか書いてて聞き分けの良さが気持ち悪くなってきた…)
結論を言えば、そのうち薄々稼げないことに気付いたのかやめていた。一応現実は見えていたみたい。
でも指導者のことだけは悪く言うな大事な人だ、みたいな感じで今も心の中に残っているらしい。父親は一度やつが家に挨拶に来た時塩撒いてたけどな。
上の増田は、後ろめたいやつは会わないだろうと言ってるが、こちらの指導者?は正々堂々としていた。会いに来てあわよくば家族も巻き込もうとしたんだと思う。どこからもツッコミどころのないまともな人間ですよとアピールしていたみたいだし、だからこそ弟も心酔したんだと思う。
新興宗教などは、相手の意見を聞かずに問答無用で拒絶することも必要だよ。元増田の例がどんなのかは分からないが。相手の話を聞くということは、相手に都合よく作った土俵に自ら乗ってしまうということ。やつらは言いくるめるのが仕事なんだから相手の理屈に乗ってしまったらまず勝てない。「まず話を聞いて、その上で判断して」という訴えにほだされるのは危険。「言い分は聞かないとな」というこちらの善意を堂々と利用する。付き合う義務はこちらにはまったくないよ。
両親が創価学会を信じているのと同じだと思ったよ。両親は断固拒否するだろうけど。
同じ血を分けていっしょに育った自分もそういう気質があるのかと思うと気持ちが悪い。
外から見たらおかしなからくりにすぐ気付くのに、自分にとって都合の悪いところは見ようとしないのが厄介だった。世間はおかしいと言っていても直接聞いた自分のほうが正しいってスタンスだった。
いくら言っても無駄だと思ったので、せめて借金はしないようにとか友達を勧誘しないようにとか、なるべく後に傷が残らないようなアドバイスしか自分は言えなかった。
家族みんな、半分勉強代だと諦めてたよ。数十万は確実に飛んでたと思うが本人のお金だし。
とにかく地味にでも働きかけを続けたら、何かしらおかしいところに気付くんじゃないかな。時間がそれなりに解決してくれると思う。
弟には友達作れといいたい。やたら他人をバカにすることがあるけど、あれは仲間に入れてくれない入れない寂しさの裏返しだと思う。
そういうところにやつらはつけこんでくるからな。
過去に経験があるというわけではないが、セミナーとか新興宗教について否定的ではないので書いてみる。
最も効果がありそうなのは家族が講師(団体)へ挨拶しに行くことではないだろうか。
親兄弟の誰かが、いつも弟がお世話になってますぐらいのかんたんな挨拶で構わない。
うしろめたいことをしている団体はおそらく家族に知られるのを最も嫌がっている。
合宿に行くことについて嘘を付いたのも、本人の意志というより団体からのゆるい指示だろう。
この先あらゆる手段を用いて弟自信で決断させるよう誘導してくると思う。
団体にとってプレッシャーになるのは、家族がセミナーを知っていて、いつでも問合せできる状況を作っておくことではないだろうか。
母親が新興宗教にはまるわ、祖父は神主だしで、思春期は結構暗黒時代だった。父はずっと見ないふりをしていた。宗教戦争ってこんな感じでおこるんだなぁって。ここ日本なのになんでこんな思いしなきゃいけないんだろうって、悩んでは落ち込んでいた。勉強は好きだったけれど、理数科目が全くできない落ちこぼれで、学校もなじめず、お金もどんどんなくなっていって、もちろん塾とかには行かせてもらえず、住んでいるところも小さな町で、皆私のことを知っていて、閉塞的で苦しかった。母は非常に勉強ができた人で、「あなたは馬鹿だからきっと国立の大学には行けない。だから、県内の大学か専門学校へ行きなさい」って言い続けた。それでも、結局何とか母の希望にあうような大学(県外)に滑り込んで、それを口実に家を出た。今思うと、すごく無理をしていたんだと思う。卒業写真の私はすごくやつれていて、目に光はなく、むっつりとした爬虫類みたいな顔をしている。それを見ると、なんだかいたたまれない気持ちになる。
大学に入って、私はものすごく自由になった。世界がぱぁっと広がって、沢山のコミュニティに属することができた。友達も増えて、部活に入ったり、海外に行ったり、色々なことにチャレンジした。あと、反動でとんでもなくオタクになった。それから、教授たちやチャンスに恵まれて、勉強があれほど楽しいと思った時期はない。成績が良かったことが評価されて奨学金をもらい、留学もできた。高校生の時は人見知りだったけれど、大学に入ってたくさんの人と接していたら自然と治った。家族からのプレッシャーがなくなると、思ったより自分が色々なことができる人間だと気付いた。自分に自信がついて、たびたび私をむしばんできた卑屈さや劣等感もそのうちおさまった。人生ってこんなに楽しいものなのだ、とすこぶる感動した。高校の時と、今の顔を比べたら驚くほど違う。顔のパーツは同じだけど、もちろん今の方が断然良い。あと、やっぱり化粧は偉大。
大学生活中、お金が常になかったので、色々なバイトもやった。結婚式のウェイター、携帯の営業、居酒屋の皿洗い、ひたすらダンボールを作る仕事、倉庫で冷たい箱をおろしたり載せたりする仕事、採点、テスト監督に、祭りの警備員等々…。色々勉強になった。社会人の今もめっちゃ役にたっている。数あるバイトの中で、一番好きだったのが某大手塾チェーンでのバイトだった。子供が好きで、教えるのも世話するのも好きだから、全然苦にならなかった。給料はまあ、残業代つかないし、勉強に結構時間とられたし、あんまり良い方じゃなかったな。
塾のバイトで、狭いコミュニティの中で悩む子供たちがたくさんいた。それはすごく不思議な体験だった。皆、過去の私の片りんを持っているように見えた。「◎◎ってお母さんがいうから、嫌なの」とか「なんとなく、クラスになじめなくて…」とか、そういう話をたくさん聞いた。この子たちの世界は、今は家族と学校しかないから、苦しいんだろうと思った。私は、ずっと「大丈夫、大丈夫だから。独り立ちすれば、いずれきっと良くなる」と言ってはげましていた。それは、過去の私に声をかけているような不思議な体験だった。エゴかもしれないけれど、そうせずにはいられなかった。少しでも私の言葉が、彼らに届けば嬉しい。
中高校生が自らの命を断ってしまったという報道を見るたびに悲しい気持ちになる。彼らは多分、閉塞的なコミュニティにいて、それで疲れてしまって、将来がわかんなくなっちゃったんだと思う。そういう子たちの耳元に、今いるコミュニティがすべてではなくて、いつか抜け出せるチャンスがあるんだよ、抜け出すチャンスを見つけたら一目散に逃げろ、と私は囁きたい。無責任なことを言われて、ムッとするかもしれない。だけど、信じて欲しい。人生は本当にいとも簡単に変わる。明けない夜はないのだ。人生は始まったばかりで、時間は意外とあっという間に進む。
先月、会社で創価学会員が書いた本が配られて、必ず読むようにといわれた。
新興宗教に激しい嫌悪感を抱いているおいらは、未だに読む気がおきない。
でも、読まないといけない。
ざっくり読んだ感じでは、仕事のいろはを書いてるだけにみえるが、
絶対に考えすぎだ。わかっちゃいるけど、嫌悪感が凄すぎて、さわるのすら抵抗感がある。
その前に、会社役員に学会の息がかかっている可能性が出てきていることにも
愕然としている。
はぁ……こんなこと言っている自分も嫌いだ。
完全偏見だし……。でも、生理的に受け付けないものは、どうあがいてもうけつけないのだ。
仲のいい友人(創価学会員ではない)にも非難されて凹み。酷いこと思ってるし、非難してくれてありがたいが。
捨てたい衝動……
どれほど何もない人生を送ってきたんだろうと思う
人に必要とされる喜びを知りました!とか
普段から優しくしてるし必要ともされてる人は子供作ってもなんも成長しないってこと?
あなた20年以上も生きてきてそんなこともこれまでわからなかったの?!ってことがまるで世界の真理を悟ったかのようにドヤ顔で語られてたりするし
いや、空っぽな人生でも血の繋がった人を巻き込めばなにやら意味があることになるってことが言いたいのかな?
いやいや、それともそういう人たちの決め台詞
「経験してみればわかるよ」
で全部まとめられちゃうのかなあ
ん?
まてよ
前にキリスト教徒の友達にどうして宗教を信じるのかって聞いたら
と清々しく答えてたな
そうか、当たり前のことを当たり前にわからない人だから結婚して子供を作って当たり前すぎることに感動するという体験が必要なのか
なんだ
やっぱり新興宗教とかわらないや
私の家族は私が小さい頃から新興宗教の信者で時々なんかよくわからん家に行ってビデオを見たり、正月にはよくわからん場所に行き変なばあさんのビデオ(クソ長い)を見てお菓子を貰って帰るのが普通だった。
親には友達には言うなと言われてたし、ある程度の年齢になったらバレたら恥ずかしいと言う気持ちがあって誰にも言ってはいなかったけど。
それでもずっと通っていたし、通うのが修行するのが普通だと思っていた。
その土地にも宗教の施設があるから場所は変わっても修行するものだと思っていた。
信者のばばあが施設の廊下でお隣さんの悪口を隣のばばあと話していた。
めちゃくちゃ楽しそうだ。
始まりの合図があってばばあ達は真面目な顔して部屋に移っていった。
今まで本部やら本部の近くに通っていたからそんなばばあはいなかったけど地方じゃこれですか。
この宗教嘘なんじゃね?なんか一瞬で目が覚めた。
何も不幸は起きなかった。
あっこれ嘘だな。確信に変わる。
帰ったら施設に連行されてばばあの話聞かなくちゃだから。そんな時間もったいない。
そんな感じで大学生活エンジョイしつつ交通費で死にそうになりながら就職先が見つかった。
父がなんか宗教の集会で読む作文の練習をしていた。
うちの子供もこの就職難の中、なんとか様のお導きがあり無事就職先を見つけられ…
決して努力は認めない。良い事はなんとか様のお陰。
悪い事は自分の行いが悪い。
私が信じてなくても私の名前で勝手ににお布施したお金のお陰とか言い出すんだ。
そう感じた。
就職して落ち着いてきたある休日、どこにでも乱立してる施設のひとつに行き脱退届を出した。
数日後、親から鬼電。
何考えてるんだ!何か起きたら大変だぞ!
何年も信じてないけど何も起きなかったんですけど。
まーそんなのが通じたら信者じゃないですけどね。
宗教がクソだとは言わないけれど人に押し付けること、努力を認めないことはクソ。
自分の決断ってもんがない。自分の人生みえない何かに預けんな。
でもこんな話、現実じゃ出来ないわ。
秋葉原などの繁華街で絵葉書を無料で配っているお姉さんたちがいる。
しかし、ついうっかりお姉さんから絵葉書をもらってはいけない。
言葉巧みに画廊へと連行されて、気が付くと大して価値もない絵(というか版画)を、何十万ものローンを組まされて買う羽目になる(絵画商法)。
エウリアンにかぎらず、路上で見ず知らずの人に話しかけられたら、とりあえず無視するのが基本。
キャンパス内でアンケートと称して、とてもフレンドリーに話しかけてくれる先輩がいたら要注意。
表向きはボランティアサークルだったりするが、実は統○教会などのカルト新興宗教の勧誘だったりする。
彼らと付き合いを続けていると、心理的にマインドコントロールされて抜けられなくなり、家族とも縁を切る事になりかねない。
たとえ相手がどんなに性格的に良い人(多くの場合、末端は悪意もなく良心的な人が多い)であっても、少しでもその匂いを感じたら、きっぱりと関係を断つこと。
奴らはプロだ。ドアホンで新聞勧誘とは名乗らずに「ちょっとご近所に挨拶に・・・」と言いつつドアを開けさせ、言葉巧みに新聞の購読契約へともってゆく。
ドアチャイムが鳴っても、相手をよく確かめずに、むやみにドアを開けてはいけない。
世の中に、簡単に儲かる話など無い。
多分、それはねずみ講、ネットワークビジネス、マルチ商法と呼ばれるものだ。
人間関係をお金に変えてピラミッド上位者が儲かる仕組みだが、末端であるあなたは、最終的にお金と友人を全て失うことになる。
この世の中にうまい話など無いと心得よ。
暴力の効果は絶大だった。拳を三回腹の上にふり降りしてやると、先程までの騒動が嘘のように西織あいかはおとなしくなった。今ではソファの上でぴくりともしないでいる。
「手間かけさせやがって」
肩で息をしながら、俺は言った。
「いいか、俺はお前のファンでもなけりゃストーカーでもない。ただお前の事務所の先輩が起こした事件を調べていて、お前に話を聞きたかっただけだ」
彼女は、大人しく俺の話を聞いているようだ。うつろな瞳を天井に向けている。
「だから、大人しく話を聞けるならこれ以上暴力は振るわない。俺のことを黙っていられるなら、無事に家にも帰してやる。芸能活動も続けられる。いいか?」
「よし……」
俺は彼女の口に貼ったガムテープをはずした。彼女は自由になった口で、何度か深呼吸をした。はやり息苦しかったのだろう。呼吸を整えた後、大きく息を吸い込むと、
途端に叫び始めた。近所に響き渡るような大声だ。ここはアパートじゃないし夜に人通りが多いわけでもないが、もし人に聞かれるとまずい。
「犯されるーー!!! もがっ……」
冷や汗をかきながら、俺は慌てて彼女の口を手で塞いだ。さっきと同じ展開だ。
「いでででで!!!」
だが今度は、彼女は俺の指に噛み付いてきた。親指を噛みちぎる勢いだ。俺はたまらず、自由な方の手を彼女の下腹部に振り下ろす。
「がはっ」
今までと違って、明らかに効いてる反応。ここか。ここが急所なのか。俺は全力を振り絞って彼女の下腹部を殴打した。
「はぁ。はぁ。はぁ……」
殴っている方も息切れするくらい繰り返し殴った。見れば、今度こそ彼女は完全に従順な目をしていた。後で考えてみれば殴ったのは調度、保健体育の時間に習った子宮のあるあたりだった。
「大人しくしろ」
「うん……もう殴らない?」
「ああ、殴らないよ」
「じゃあ、大人しくする」
体を縮こまらせて、彼女は従順の意を示していた。ゾクソクした。こいつは、やばい。
いやいや、こんなことをしている場合じゃない。急にもたげたサディステックな欲望を胸の奥に仕舞いこむと、たいぶ遠回りしたが、俺はやっと本題に移った。まずは田中との関係を探る。
「こいつに見覚えはあるか?」
「しっ、知らない。誰……? この人」
嘘は言っていないだろう。俺の目には彼女と田中の間の関係が見えている。田中の写真から彼女に伸びるのは弱々しい線一本。おそらく偶然に一度顔を合わせたことがあるといった程度か。
「お前、『光の華』って新興宗教に入信してるよな?」
「うん」
「高橋圭一も入信してるよな?」
「うん」
高橋圭一の写真を見せながら、俺は問うた。彼女から写真の中の高橋圭一には、眩い光を放つ太い繋がりが伸びている。憧れ、尊敬。きっと芸能界の先輩として慕っていたのだろう。もしかしたら、男女の間の特別な感情も持っていたのかもしれない。しかし逆に写真から彼女へは、細い関係しかなかった。
「じゃあお前と、『光の華』と、高橋圭一と、知っている限りのことを話せ」
「信じてくれないかもだけど……」
ためらうように前置きした後、彼女は言った。
「先輩は無実なの。教団に濡れ衣を着せられたの」
* * *
結局、不自然な言動をしたのは独身寮に住んでいた田中一人だった。翌日から俺は彼の寮の前に張り込みを始めた。朝、日の出前に起きてチャリで一時間かけて彼の最寄り駅まで。チャリをそこに停めると家の前まで歩く。そこで彼が起き出して出社するのを待つ。彼が家を出ると、その後をつけて一緒に職場まで。あとは退社を近くの喫茶店で一日待つ。彼が退社すると一緒に帰宅して、それからは彼が眠るまで夜中まで張り込み。終電もない時間になるからチャリで事務所まで帰ってくる。この生活を一週間続けた。睡眠時間は平均4時間ほどになった。正直堪える。
何の成果も上がらず迎えた週末。俺はやはり朝から張り込みを続けていた。午前中は特に動きも無かったが、昼過ぎにどこかに出かけた。慌てて後をつける。最寄り駅から電車に乗り五駅先で降りた。駅から歩くこと十分。彼はうらぶれた雑居ビルに入っていった。
エレベーター前の案内を見ると二階に『光の華』という宗教法人が事務所を構えているらしい。田中は四時間ほどそこで過ごし、自分の家に帰った。それからは外出することなく就寝した。
* * *
田中の就寝を見届けてから事務所に帰ってきた俺は、早速ネットで『光の華』という宗教団体について調べてみた。最近規模を急激に拡大している新興宗教だという。その信者は多岐に渡り、一般人のみならず芸能界、司法、警察機構、政界にも少なからぬ信者がいるそうだ。
教祖は中野興右衛門という人物で、45歳。バブル崩壊後、経済的に荒廃した日本を離れ、インドで十年間ブッダもかくやといった荒行を積み超自然的な能力を身につけたらしい。どんな人物なのか写真でもないものかと検索してみたが、一つも見つからなかった。なんでも、神秘性を保つために写真の類は一切撮っていないらしい。この情報化の時代に写真の一枚もないなんて、神秘性を通り越して不気味だ。まあ、逆にSNSで今日の昼に何を食べたとか、誰と会ったとか、日常を垂れ流している宗教の教祖なんていたら、それはそれで嫌だけれど。
今度はこの宗教と関係があると言われている人物を検索してみる。真偽は不明だが、ネット上のゴシップが大量に出てくる。あまり芸能界に詳しくない俺でも知った名前がちらほら見える。高橋圭一の名前も見つかった。これで田中との繋がりが何なのか分かった。きっとこの宗教を通して関係があったのだろう。
関連サイトを見るともなしにブラウジングしていると、一人のアイドルが目に留まる。西織あいか。19歳。明るい髪と、意思の強そうなぱっちりした猫のような瞳が印象的だ。売り出し中の駆け出しアイドルらしく、テレビで見たことはないが、かわいらしい。正直タイプだ。所属は堀川プロダクション。
高橋圭一も所属は堀川プロダクションだった。同じ事務所で同じ宗教団体に属している芸能人二人。怪しい。
「確かめてみるか」
* * *
堀川プロダクションは中堅どころの芸能事務所だ。俺は事務所の入ったビルの向かいにある古本屋から、人の出入りを監視していた。まるで芸能人の追っかけになった気分だ。たまたま窓際の棚に陳列されていた、興味もない競馬マンガを立ち読みしながら待つこと三時間。サングラスで顔を隠しているが、西織あいかと思しき人物が事務所から外に出てきた。
急いで古本屋を出る。彼女は通りの角を曲がるところだった。見失わないよう小走りで後を追う。しばらく後をつけ、人通りが途絶えたのを確認して声をかけた。
「西織あいかだな」
「ファンの方? こういうの困るんですけど」
と、不機嫌も露に言った。これで本当にアイドルが務まるのだろうかと、他人ごとながら心配になってくる。
俺の話を聞いているのか聞いていないのか、はぁ~、と大きなため息をついたかと思うと、バックから携帯を取り出した。
「もしもし、マネージャーさん? ちょっと今すぐ来て欲しいんですけど……」
彼女は有無をいわさず事務所に連絡を取り始めた。問題になるのは困る。焦った俺はとっさに、彼女の手から携帯を叩き落とした。
「ちょ……もがっ!」
背中から手を回して羽交い締めにし、騒がれないよう口元を押さえる。
俺は囁くように言った。携帯からはマネージャーと思しき男が、どうした!とか叫ぶ声が聞こえている。大事になるとまずい。
彼女はしばらくもがもが暴れていたが、観念したのかやがて大人しくなった。
「よし。そのまま大人しくしてろよ」
口元から手をどけても、騒ぎ出す様子はない。安心して羽交い締めにしていた力を抜いたら、彼女の体はずるりと腕の中から滑り落ちていった。
「え……」
見れば彼女はぴくりともせずに地面の上に横たわっている。まさか。まさか。
「し、死んでる……」
* * *
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.tachibana-akira.com/2015/01/6712
これのブ米みると「日本の仏教がデタラメ」に違和感を持つ人がいるけど大乗非仏説すら知らないのか?
日本の仏教はほぼ大乗仏教でその経典は釈迦が死んでから数百年後にでっち上げられたもので原典と内容が全然違うというのが定説
代表的なのが夏のお盆のもとになってる盂蘭盆経で中国の祖先崇拝を仏教風の経典にしてるだけ
有名人が言ってもないことをでっちあげた新興宗教の書籍を嘲笑してる人達は釈迦が言ってもないことをでっちあげた伝統仏教の経典をありがたがるなんてことないよな?
まあもちろん中身が素晴らしいとか言うんだろうけどいくら中身がよかろうと釈迦の教えじゃないなら仏教は名乗るべきではないし
独自の宗派を立ち上げないのは高名な釈迦に乗っかっとけば布教しやすい(消防署のほうから来ました的な詐欺同然の有利誤認)ということでしかない
某宗教を抜けることにした。新興宗教に分類されるっぽい、それなりの信者数もいて政党もあるっぽい、すこぶる評判のよろしくない宗教。生まれた時から入れられていたが、割と小さいころから違和感を持っていた。少し大きくなって評判の悪さを知り、自分の判断は間違ってなかったと胸をなでおろした。(なんだか後ろめたい安心感ではあったけど。)
でも、親が信じているものをどうして信じられないんだろう、自分は冷たいのかという疑問はずっと持ってる。(ちなみに親は信じてはいるが他人に積極的に活動を勧めたりはしない)子供なんてはじめは親の世界観の中で生きているのに、なぜ自分は小さいころからその宗教に疑問を持ったんだろうってことも謎。当時、同年代の某宗教の集まりでは割とみな真面目に活動していた気がする(疑った子は集まりに来ていなかっただけかもしれないが)。本をよく読んでいたから、本で自分なりの世界観ができたんだろうという結論に落ち着いてはいるけど。親に認めてもらいたくて、小さいころから必死で信じようとしたって人もいるのに。自分が親になったら何かわかるだろうか。
結婚を考えている人に「いくら信じてないと言っても、そういう環境で生まれ育ったら、知らない間にそういう考えのようなものは染み込んでいるんじゃないか」と言われた。そんなことはその家に生まれた自分自身が一番思ってる。多分望まない環境(宗教に限らず)に生まれた人はみなそう思ってるし、本人が一番それを恐れている。だからって某宗教の悪口を言ったら負けな気がする。全力で悪口でも言ったら胸をなでおろしただろうか。
よく知らない人ほど、悪口を言うことで安全地帯に逃げる。疑われたくなければ真っ先にその宗教の悪口を言えばいい。多分ホモフォビアと同じようなもの。悪口を言う人は、何も知らない一般人というより、投票とかの被害に遭ったか、さもなくば親戚なんかにいるのかもね。それともライバル新興宗教?しかし何だろうな、某宗教を語っている場に居合わせる時の、信じてないにもかかわらず踏み絵か魔女狩りに遭ってるような後ろめたさは。
子供のころから「自分はどの宗教も信じないな」と思っていたから抜けるのはいいのだけど、正直抜け方が分からない。けじめをつけたいし、あの宗教のお墓に入れられるのも嫌なのでちゃんと抜けたいけど、昔の知り合いに会うかもしれないと思うと憂鬱。何よりも痕跡が残らないかとひやひやしてる。そういう意味ではやっぱり悪口を言う人と変わらないのかもしれない。相手も心配性だから多分それを心配してる。(でもってちょっと自分がその宗教に逆戻りするんじゃないかと心配されている気もする。なんだかな。)
以前抜けようと思ったけど、その時は親を否定することをあえてやるのかと思うとできなかった。結婚時に相手の宗教に乗り換えるか、親がいなくなった後でやめるのが穏便だと思った。信じてないのはまる分かりなので、引き延ばすのに意味があるのかって感じでもあったけど。その後一人暮らしで宗教に関連する話からは縁遠くなっていたけど、向き合う機会が戻ってきた。今度はきっちり無宗教になろう。