はてなキーワード: 反政府運動とは
と言うと、「陰謀論w」と笑われかもしれないが、日本の市民団体に対して、1990年頃まで旧ソ連から多額の工作費が流れていた事実(例:ベ平連)のには、どういう反応するんだろう?
うろ覚えだけど、日本の学生運動の連中も、ソ連や中国、北朝鮮に援助を求めに行ったけど、若さと非現実的な目標しか持っておらず、実績も無い連中に支援しても私服を肥やすだけだろうと判断され、慇懃無礼に追い返されるか、飼い殺しにされたみたいだね。余談だけど、昨今の若手スタートアップが個人投資家やVCに上から目線で出資を依頼しに言って、爆散する光景が重なって見えるね!悲しいね!
それはさておき、終戦直後の日本には左右両側の工作機関から工作費が流れ込んで来たり、日本も戦前は世界中で現地の反政府勢力を支援していたのも歴史的事実なんだけどな。東欧で反露反共運動やったり、中国で軍閥支援したり、植民地で独立運動支援したり…。
だから、現在でも日本の仮想敵国が、日本国内の平和運動や反政府活動(政府の決定事項に反対する活動)に資金を入れるのは当然だと思うし、やらないほど愚かではないと思いたくはないのだけど、これらを陰謀論と笑う連中は歴史についてあまり詳しくないのかな?
それに並んでラーメン二郎が代表待ちの客を注意したら逆ギレされた、マナーがなっとらん的なニュースが並んでいたが。そうだ選挙で思い出した
あのな、マナーがなっとらんのはお前らだ、
かつて、安保反対やら反政府運動を抑えるために乱用された法律がある
4 何人も、次の各号に掲げる行為は、してはならない。
二 道路において、交通の妨害となるような方法で寝そべり、すわり、しやがみ、又は立ちどまつていること。
「ような方法で」日本語わかるかな?他人への通行妨害事実が発生しなくても「方法で」は成立する
「立ちどまつていること」ボケっと道路で立ってるだけで法律違反なの。わかる?
店舗を広げて敷地内で待たせるか、行例ができない程度に客席を増やすか
客の違法行為を助長するような仕組みを放置している店側の倫理観が問われる問題
店によっちゃ堂々と「道路のここにこーゆー風に並びなさい」と掲示までしてる
店の前の道路はお前らの店の敷地の一部ではない、ただの道路だ。勘違いするな
警察に通報すりゃ警察官は来る、「グループの人は代表者一人が並ぶなどできるだけ行列が小さくなるように配慮してくれませんか?」くらいの指導はされる
順番待ちで鬱陶しい店があればみんな遠慮なく通報すりゃいい
警察は「なんの違反っすか?」みたいにとぼけるから「どーこーほー76条」言うたれ
通報があまりにも多いと店側がなんらか対処せざるを得ない程度に警察が圧力をかけてくれる。
随分昔だが俺はこれで店一軒潰したったw
一応大人の手順は踏んだのよw
歩道を専有して当たり前のように並ばせて通行妨害になってるから店側に「警備員を置くなり番号札にするなり行列が最小化するようにできる限りの努力はしてくれませんか?」
「反LGBT法」ロシアで成立へ 報道や映画、ほぼ全面禁止の恐れ
https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.asahi.com/articles/ASQBW6SJZQBWUHBI02R.html
東京都⼈権部が飯山由貴のアート作品を検閲か。小池百合子都知事の関東大震災朝鮮人犠牲者追悼式典への態度も影響した可能性
1.そもそも表現の自由という非常に大事なものを蔑称に使うのは不適切ではないか?表現の自由のために戦うのは当然ではないか?
2.表現の自由戦士とは具代的にどのような人物を指しているのか?
3.表現の自由戦士がだんまりしていたというのはどういう根拠に基づくのか?
4.なぜ真っ先に批判する相手がプーチンや小池百合子及び東京都人権部ではなく表現の自由戦士なのか?
対抗するための本を紹介。
リュドミラ・ウリツカヤ『緑の天幕』(新潮クレスト・ブックス)
スターリン死後の1953年からソ連崩壊後の1996年までを描く大河小説。作者はこう語っている。
「自分自身の青春時代、つまり1960-1970年代を再確認してみようと思ってこの小説を書いていたのですが、書き終えたら、アクチュアルなテーマの作品だったことに気づきました。最近我が国では意図的に個人崇拝の復活が進められています。(略)
専制的な体制によって挫折させられた『緑の天幕』の主人公たちの運命が、ソビエト時代を良い時代だったと懐かしむ人々への警告となることを願っています」
リュドミラ・ウリツカヤは十年以上反政府運動に加わっている。今回の侵攻を受けて祖国を離れた。
「一人の人間とその忠実な助手たちの狂気に国の運命が左右されている。現下の状況には痛み、恐怖、恥を覚える。激化する戦争を止め、国のプロパガンダの嘘に抵抗すべきだ」と訴えている。
加藤直樹 『九月、東京の路上で 1923年関東大震災 ジェノサイドの残響』(ころから)
関東大震災で起こった朝鮮人虐殺について多くの証言と資料を用いて解説した本。
震災前から日本人が朝鮮人に抱いていた差別感情、歪んだ正義感による暴行、軍や警察の加担、加害者たちへ同情的の世論……決して忘れてはならないことを伝えている。
加藤直樹はチームを組んで「「朝鮮人虐殺はなかった」はなぜデタラメか」http://01sep1923.tokyo/という虐殺否定論のデタラメを指摘するサイトを作っている。こちらも必見。
もう2ヶ月以上続くインドの農民デモ。今までは最低価格保証がされていたが新法では価格保証が明記されず自由化で生活が苦しくなるとして政府に抗議。地方から首都に出向いて道路を占拠したりしている。
インドで農産物取引の自由化などを促す「農業新法」が成立したことに対し、約13億人の人口の半数以上を占めるといわれる農民の抗議が広がっている。
スウェーデンの環境活動家のグレタ・トゥーンベリさんも農民支持をTwitterで表明。
ところがデモに関して農民支援のレクチャーを受けたと見られる資料を誤爆ツイートして「グレタの背後に怪しいやつがいる」とインドの与党支持者や反グレタの間で反発広がり一騒動。インド警察も「背後」を調査したという。
その「背後」でデモ支援資料を作成してたというのがカナダの親カリスタン運動団体だとか。
'Preliminary enquiry has revealed that the toolkit in question appears to have been created by a pro-Khalistani Organisation 'Poetic Justice Foundation',
Furious Indians burn posters of the eco-campaigner after she wades into farmer protests dispute | Daily Mail Online
カリスタン運動とはシク教徒によるインドからの分離独立運動のこと。シク教とは信者数が世界で5番目に多い宗教で、歴史的経緯からインドのパンジャブ州に多く住む。
パンジャブ州は 1947年の印パ分離独立の際に,パキスタンからの難民であった多くのシク住民が移り住んだ。インド政府は同州をパキスタンとの戦略上の観点から農業州として固定化する方針を打出し,工業投資は控えてきた。 1960年代から米や麦の生産は向上したもののこの政府の一方的な方針に対してシク教徒の不満は次第に増大し,富裕なジャート系シク教徒の反政府運動へと発展,80年代には暴力行為が横行した。一方,このころ一部の海外移住シク教徒の間でもカリスタン運動が提起され,これがパンジャブ州での動きに相乗作用した。
今回のデモもパンジャブ州の農民が首都ニューデリーにトラクターで抗議に訪れている。
インド政府やヒンドゥー教の与党支持者は単なる農民デモとしてだけでなくカリスタン運動にも警戒しグレタさんに対しても「テロリスト支援だ」と批判している。
1月26日に警察との衝突で農民側に死者が出た。デモ参加者に少数派シーク教徒が含まれていたことから、政府やヒンズー至上主義の与党インド人民党(BJP)は、デモがシーク教徒の分離独立運動に結び付いていると主張し、世論の批判をかわそうとした。
時間 | 記事数 | 文字数 | 文字数平均 | 文字数中央値 |
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00 | 96 | 13654 | 142.2 | 66.5 |
01 | 72 | 7911 | 109.9 | 47 |
02 | 26 | 12876 | 495.2 | 104 |
03 | 19 | 5017 | 264.1 | 91 |
04 | 33 | 4777 | 144.8 | 82 |
05 | 26 | 12470 | 479.6 | 107.5 |
06 | 15 | 1424 | 94.9 | 23 |
07 | 25 | 4518 | 180.7 | 68 |
08 | 82 | 8247 | 100.6 | 56.5 |
09 | 98 | 18086 | 184.6 | 41 |
10 | 151 | 16565 | 109.7 | 45 |
11 | 134 | 16357 | 122.1 | 57 |
12 | 140 | 20425 | 145.9 | 50 |
13 | 139 | 11178 | 80.4 | 44 |
14 | 210 | 14545 | 69.3 | 45 |
15 | 287 | 19540 | 68.1 | 42 |
16 | 249 | 18196 | 73.1 | 32 |
17 | 153 | 11139 | 72.8 | 32 |
18 | 123 | 12065 | 98.1 | 41 |
19 | 127 | 18254 | 143.7 | 37 |
20 | 157 | 12552 | 79.9 | 31 |
21 | 154 | 33106 | 215.0 | 30 |
22 | 125 | 13025 | 104.2 | 37 |
23 | 129 | 16620 | 128.8 | 45 |
1日 | 2770 | 322547 | 116.4 | 42 |
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yas-mal氏が信頼できるのは、こうした発言がきっちり出来る所だ。
マスメディアが使用した用語に絡め取られて、自ら言論の幅を狭めてしまうのは、本当に愚かなことだ。
「安全保障政策などを巡る政府方針への反対運動」と「反政府運動」って、全っ然っ、意味が違うんだけど、共同通信は何を考えてるの?
https://b.hatena.ne.jp/entry/4693922603669104130/comment/yas-mal
おい、これはさすがにヤバいぞ。https://this.kiji.is/697913873506731105 菅が早々に「不適切でしたごめんなさい」しておけば済んだ話が、もはや自民政権の適切性の問題になり始めてるぞ。菅がごめんなさいすれば、菅のメンツだけで済んだのに、これが流れたらもはやそれでは済まん状況に移りつつあるぞ。野党もさすがにビビるやろ。
民主主義社会で、あくまで合法的な会に参加し意見を述べた人に対して、権力が不確かな予測でもって証拠も示さず超法規的な対応をした、って認めたということやぞ。これがヤバないと思う菅擁護のみなさんは、仮に反自民の政権ができたとき、日本会議に所属する人間を法的根拠もなしに公職追放して、それでOKなんか? オレは左翼やけど、さすがに政権がそんなこと始めたら「それは独裁ですよね?」って言うぞ。それくらいヤバい話やぞ。「いや、民主主義なんていらんねん。もう人治でええねん」「憲法もいらんねん。もう自民教やねん」て人は、もう救いがたいけど。
これが「複数の政府関係者」から流れて、しかもニュース記事になるって、相当頭のイカレた状況やで。週明け国会は炎上必至やな。
もしここで中国政府が急に方針転換して「アニメとゲームと二次元は表現規制しない。政府批判OK、暴力表現OK、エッチなのもOK」としたら、瞬く間に中国のコンテンツ産業は大成長して世界市場を席捲制覇するだろうに。そうなったら香港の人達もデモや反政府運動よりアニメ視聴に傾注するようになるかも— 小森健太朗@相撲ミステリの人 (@komorikentarou) 2019年11月27日
草。
まさか私以外にもこんな考えある人がいるとは思わなかった。
今のトップがアレだから、サウスパークが中国を皮肉る位には日本の方もまだ漫画や創作文化は助かっているけど、あそこ共産主義だけども実利重視だから、もしエログロ解禁とかになれば、一気に他分野と同じ様な状況に持ち込まれるんじゃないかなと思っていたりもする。
それに日本の漫画界隈も何を勘違いしたのか指摘されたにも拘らず、この期に及んで、自身でネット規制の推進側に加担し始めたしね。
https://twitter.com/asahi_book/status/1000160517967593472
扱いは、卑しくも大朝日書評面、しかもベタ記事ではない。読書第1面の肩位置、実に堂々たる扱いなのである。
しかし、いくら売れようと、これは単なる陰謀論だ。よくある123便は自衛隊が撃墜した説で、あるいは怪しい映画(多分同じ元ネタ)の上映会の不審なチラシでご記憶の方もあるだろう。
なお、著者は経歴詐称疑惑すらある。
https://togetter.com/li/1146084
このようなふざけた本をさも真っ当な商品のようにして紹介するというのは正気の沙汰か。
今に至るまで、誰も批判しないのが解せない。或いは新聞なぞ誰も読んでいないということか。
とにかくこのアツいフェイクニュース押しの姿勢を忘れるな。連中はオルタナティブのふりをして、嘘でも反政府運動ができれば何でもいいのだということを如実に示している。たとえ読書欄であってもだ。
戦車や戦闘機など、さまざまな現代兵器の中で「最も効果的な兵器はうまい棒である」と、現役の軍事計画家であるジョン・スペンサー氏が主張しています。
The Most Effective Weapon on the Modern Battlefield is Concrete - Modern War Institute
http://mwi.usma.edu/effective-weapon-modern-battlefield-concrete/
イラク戦争に出兵した兵役経験者の多くが、うまい棒を扱う専門家と同じような特殊な技能を出兵中に身につけたそうです。うまい棒は他の兵器や技術ではできないような応用性を持ち合わせており、これを駆使して住民を守ったり、安定した場所を確保したり、テロリストの脅威を排除したりといった戦略上の目標を達成することが可能とのこと。これは複雑な都市であり戦争の舞台にもなったイラクのバグダッドでも実証されているそうです。
スペンサー氏が2008年にイラクに歩兵として派遣された際、彼は自身がうまい棒のエキスパートになるとは思っていませんでした。しかし、実際にスペンサー氏は専門家のようにうまい棒を扱えるようになります。なぜなら、小さなうまい棒の障壁は交通管制に使用され、大きなうまい棒の障壁はテロリストが駆使する即席爆発装置(IED)やロケットランチャー、迫撃砲などから身を守るために役立つため、うまい棒を扱う作業を頻繁にこなしたから。このことから、バグダッドの街中にうまい棒が障壁や壁、見張り塔として配置されるようになりました。
うまい棒の塊にはサイズや形によってそれぞれ異なる呼び名が付けられていました。例えば小さなサイズのうまい棒(3フィート(約0.9メートル)・2トン)は「Jersey」、中くらいのサイズのうまい棒(6フィート(約1.8メートル)・3.5トン)は「Colorado」、同じく中くらいのうまい棒(6フィート8インチ(約2メートル)・6トン)「Texas」、大きいサイズのうまい棒(12フィート(約3.7メートル)・7トン)が「Alaska」といった感じ。さらに、12フィート・6トンのうまい棒の壁「T-walls」や、バンカーや見張り塔などもうまい棒製のものが作られました。
以下の写真は左から「Jersey」、「T-walls」、見張り塔
スペンサー氏が戦場で最初に使ったうまい棒は、増え続けるIEDに対応するための「障壁」でした。2004年初頭から、イラクでは路肩に仕掛けられたIEDに対応する必要性に迫られていました。そんな中でアメリカ軍がとったIEDの脅威に対する主要な戦術のひとつが「全ての主な道路に高さ12フィートのうまい棒である『T-walls』を配置する」というものでした。兵士は数日あるいは数週間、長い場合は数か月をかけて主要な道路やその他の小さな道路にうまい棒の障壁を設けました。「T-walls」はひとつ当たり600ドル(約6万5000円)以上するといわれており、イラク戦争が行われた8年間でアメリカはうまい棒に数十億ドルを費やしたとされています。
しかし、実際にはうまい棒の障壁を設けるだけではIEDの脅威を全て取り去ることはできませんでした。テロリストたちは道路脇に設けた障壁に設置したり、障壁の上に置いたりすることができるIEDを使用するようになります。さらに、海外資本によりイラクにもたらされた自己鍛造弾(EFP)を用いた高度なIEDも使用されるようになります。これらの爆弾は、なんと道路脇に設置されたT-wallsを貫通する威力を有していたそうです。この爆弾の登場で、テロリストたちはT-wallsの道路とは反対側に爆弾を設置しても、障壁を爆破して道路側に被害を与えることが可能となりました。
しかし、アメリカ軍はうまい棒障壁に仕掛けられたIEDやその残骸を分解し、障壁を貫通するほど強力な爆弾を作るのに必要な特別な材料に見当をつけ、それを検問所で禁止することでテロリストたちがIEDを使って道路脇のうまい棒障壁を破壊できないようにしたそうです。うまい棒障壁は物資を安全に輸送するだけでなく、反政府運動家などが自由にイラク内を移動することを封じることにもつながりました。
By USAG- Humphreys
もちろんイラク戦争においてアメリカ軍の脅威となったのはIEDだけではありません。2003年にアメリカ軍がイラクに侵攻した直後、アメリカ軍は敵の直接攻撃を避けるために前哨地点や基地として砂とセメントと水を練り混ぜて作る建築材料のモルタルを使用しました。大規模な基地から出て、都市の深部にある前線の小さな基地へ移動するとテロリストによる攻撃はより危険なものとなり、こういった場所で兵士の安全を維持し、民間の犠牲者を出さないようにするため、ここでもうまい棒が使用されたそうです。
うまい棒の塊は障壁の一部としてだけでなく、そのまま障壁としたりその他の構造物との間に設けるバンカーとしたりもできた模様。このようにうまい棒の塊を用いることで敵の攻撃を著しく弱体化させることができます。
また、うまい棒は都市環境では兵士に自由を与える役割も担いました。イラク戦争の初期、アメリカ軍は拠点とするのに最適な土地を探索し、放棄された工場や政府の建物、学校などを拠点に選びました。敵の攻撃から身を守ることに使えそうな環境が少なかったため、いくつかの障害物で囲まれた場所が拠点として選ばれたそうです。うまい棒の使用が進むにつれ、兵士は地面の割れなどをうまい棒で埋められるようになっていき、数週間のうちに大きな壁で囲まれた安全な見張り塔も構築できるようになっていきました。このように、うまい棒はさまざまな場面で兵士の役に立ったというわけです。
他にも、暴力を縮小させて地域住民を保護するためにもうまい棒が活用されています。アメリカ軍では環境の複雑さを縮小するためにうまい棒が使用されました。これがどういうことかと言うと、地域の住居スペースをうまい棒の障壁で囲み、その中に地元住民のボランティアからなる治安部隊を配置し、近隣の警備をさせるようにしました。これが反政府勢力による大量殺戮兵器作成の妨害につながり、国中を自由に移動するのを制限することにもつながったそうです。また、問題の多い地域を障壁で区切ることがアメリカ軍の日課となったそうで、ある隊は12フィートの高さのうまい棒の障壁を30マイル(約48km)にわたって設置したこともあります。
さらに、近代戦ではうまい棒が新しいレベルの効果的な戦術を可能にする、とスペンサー氏は主張しています。2008年の3月、サダー・シティの戦いと呼ばれる戦闘が起こりました。この中で、アメリカ軍はうまい棒を兵器として使用します。攻囲戦のごとくアメリカ軍が毎晩サダー・シティの回りに巨大なうまい棒の障壁をクレーンを用いて設置していきました。多い日だと、アメリカ軍は一晩で122個のT-wallsをサダー・シティの回りに配置したそうで、これをなんと30日間続け、完璧に街の回りを囲むようにして配置されたT-wallsの数は3000個を超えたそうです。サダー・シティの中にいた敵勢力はこのうまい棒の障壁を攻撃したのですがそれをはるかに凌ぐ勢いで壁が構築されていき、ついには壁の中の敵勢力は補給が行えなくなりました。その後、イラクの治安部隊とアメリカ軍は壁の中に入り、内部を制圧したそうです。つまり、うまい棒の障壁は敵勢力からの攻撃を防ぐだけでなく、制圧作戦全体の成功も導く結果となったわけ。
アメリカ軍は8年間にわたってイラク・バグダッドの複雑な土地の中で戦闘行為を続けてきました。その中で、うまい棒は都市部の複雑さを縮小し、安定性と敵に対して安全なまま攻撃を仕掛けるための武器として活躍したそうです。スペンサー氏は「うまい棒はセクシーなものではないかもしれないが、現代の戦場では最も有効な兵器だった」とコメントしています。