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はてなキーワード: 僻地とは

2022-11-06

anond:20221026161728

増田さん・・

インターネットには糞が必要だって・・

あなたは言ったよね

 

糞というにはちっぽけだけど・・

世界否定するダイアリーを書かせてみたいと思ってるんだ

 

はてな僻地から・・

心が折れて腐り切っていくダイアリーを・・

 

そんなヘイトの原因をこれからも・・

見つけ出して晒し煽り倒していきたい・・

 

それが・・

ファックの頭文字イニシャル)にこめたオレの願いだから

2022-11-02

国会を超僻地に作ったら「国会前の包囲デモ」とか気軽にできなくなんない?

これどうよ?

2022-10-26

anond:20221024190159

何歳か知らないけど技術者派遣なら無能でも仕事あると思うけど

いわゆる、常駐派遣仕事だよ

自分工事現場図面描く仕事してるけど、現場監督(無資格)の派遣で色んな人を見掛ける

業界人手不足から特に男なら採用されると思うぞ

ただし、土日祝出勤多いけどな(地方だと僻地が多い)

ブラックなのを覚悟できるなら仕事はある

住宅現場保証してくれるので住む場所もある

場合によっては布団や家具無償で貸してくれる

普通に40代派遣業界初めてのおっさんおばさんとかもいるか増田も働けると思うぞ

2022-10-18

anond:20221018192918

すごい、この文章量にキモさをここまで圧縮できる人間がまだ増田のような僻地にいたとは!!

2022-10-07

anond:20221007195058

https://suumo.jp/ikkodate/saitama/sc_saitamashinishi/nc_70094678/

首都圏僻地でも4000万する。

ここは徒歩31〜42分と書いてあるけど、バスはあっても大回りする路線やタウンバスだったりして、歩くよりもっと時間がかかるんだと思うよ。

anond:20221007173533

結婚する気のある男が結婚前に家を買うのは致命的に頭が悪い

僻地に家建てるのも救いようのないレベルで頭悪いし

増田とのやりとりもクソみたいだし

そんな男に引っかかる増田もやべえし

でも結局、女は下方婚しないよね

2022-10-06

バイヤーへのなり方

入社前にバイヤー志望の女の子とか面接したことあります

すぐにでもバイヤーをやりたいそうです、、。

入社後どうしらBYになれるのか聞かれなかったので、夢を壊す様で、言いませんでしたが、、。

①最低十年間は沢山の店を転勤して季節や地域商品をしっかり覚える。

顧客意見世間の動きをよく咀嚼して、現場販売No.1になる。

真冬札幌から四十度のインドネシア僻地工場に飛んで、食堂がなければ昼抜きとか、多少不潔でも下痢しない体力、精神的タフさ。

数字が全ての世界言い訳なしで担当部門予算を達成する。

商品開発全体の色デザインスタイル価格帯などを商品部長が決めた後の協業の部分の担当であり、独創や独走の余地はない、しっかりと他のBY品種間コーディネートをする。

⑥もし、言っている意味クリエイティブ取締役商品部長のことであれば、上記に更にマネジャーとしての人望も必要で25年以上はかかりますね。

要するに世間人間への洞察力です。

2022-10-05

anond:20221004204032

美少女アニメアイコン(10年代)→独身関東(もしくは工場しかないクソ僻地)、一人暮らし料理できない、理系院卒、もうアニメ見てない、一生同じ主題歌しか聞いてない、流行りのことはサブカルメインカルチャーもわからない

なんでここだけ解像度が異常に高いんだよ・・・

2022-10-04

アイコン偏見一覧

いくよ〜

美少女アニメアイコン(ゼロ年代)→おっさん

美少女アニメアイコン(90年代以前)→クソサブカル大学生ジジイ

美少女アニメアイコン(10年代)→独身関東(もしくは工場しかないクソ僻地)、一人暮らし料理できない、理系院卒、もうアニメ見てない、一生同じ主題歌しか聞いてない、流行りのことはサブカルメインカルチャーもわからない

美少女アニメアイコン(20年代)→ジジイ

アニメアイコン(美少女以外)→腐女子

腕組み→クソジジイ

日の丸差別主義者、右翼保守

スーツ差別主義者、ネオリベ

・本→差別主義者、左翼

マイメロ地雷

自分の幼少期(男)→ブス

自分の幼少期(女)→超絶美少女

ポケモン(ピカチュウ)→サークルクラッシャー

ポケモン(ピカチュウ以外)→そのポケモンがすき

・後ろ姿(サッカー)→おもんないけど、おもろいと勘違いしてる

・横から(野球)→ふたりときは、いいやつ

証明写真→斜に構えてる

動物(ねこ)→きしょい、ネコかわいい

動物(ねこ以外)→その動物すき

タバコ吸ってるとこ→自意識過剰

乗り物全般→いいオタクくん

パートナー→きしょ

子ども→まともだと思われたい

・これ以外のすべて→自分だけはほかと違うと思ってるカス

みんなはどうだったかな〜?

かにはある?

追記

乗り物おかしいとのご指摘ありがとうございます

撮り鉄バイクなどが念頭にあるかと思われますが、やっかいなそれらのオタクアニメアイコンかつ乗り物オタクである(bioに書いてあることが多い)ことが多いです。つまり乗り物のものアイコンにしている方は大多数がまともと判断しこのような偏見になっていることを申し添えておきます

でも、やっぱバイクトラックは年中アイドルのリプでセクハラしてるし、マナ悪の撮り鉄擁護してる電車アイコンもめちゃくちゃあったかダメだわ

2022-09-29

土地の値段

https://togetter.com/li/1951180

年3万円でセイコーマート土地を貸しているらしいが、これって安いのか?

そんな北海道僻地だったらそんなもんじゃね?とも思うけど

2022-09-01

anond:20220831122120

市役所はある程度利便性のあるとこに建てないといかから

占有スペースの費用的にもったいない

僻地廃校を利用するのが良いでしょう

2022-08-26

拉致被害合同結婚式満蒙開拓団

信者宗教二世洗脳して合同結婚式韓国僻地に送ったり、罪深さで言えばどれもあまり変わらない気がする。

2022-08-25

正社員フリーターと俺

大学受験に失敗して、ブラブラフリーターしてた頃に

40代フリーターと30代フリーターの先輩が同じ職場に居たことがあった

40代フリーター大卒で、普通に就職したらしいがなんやかんやで退職して流れ着いたらしい。資格運転免許すら無し

30代フリーターは俺と同じで特に目的が無かったのでフリーターを続けているらしい。資格運転免許のみ

言い方が悪いが、同じフリーター身分でも先輩のようにはなりたくないなぁ。と漠然と考えていた

40代フルタイムで働いても少ない手取、少ない年間休日、代わり映えしない仕事内容と、正直何が楽しくて生きてるんだろうと思ってた

年下の正社員に指示をされたり、怒られている姿がなんだか情けなく見えたのも大きかった


そして5年ぐらい同じとこでフリーターを続けて、重い腰を上げて正社員になった企業ブラックだった

労働通知書に書かれていた契約とは異なる給与、60時間働いても出ない残業代、そのくせ日中はやることが無さ過ぎて先輩に仕事をもらおうとすると怒られた

暇なクセに拘束時間だけは無駄に長く、タイムカードも無く上長が勤務時間を記帳して本社に提出する形だった。ひどすぎて2か月で辞めた

勢いで辞めたはいいが、田舎故に求人も少なく、当時は車はおろか運転免許すら無かったのでまともな職にありつくのも無理だった

結果的老人ホーム厨房担当として、またフリーターに逆戻り。しかも今度はフルタイムですらない

ここまで落ちると、もう何しても悪化することはねえな。と開き直ってアホみたいに勉強を始めた

まず人に使われる側ではなく、人を使う側に回りたい。と思ったので管理部門を目指そうと思った。今考えるとだいぶ意味が分からないが当時は真剣だった

次にブラック企業お金の大切さを叩きこまれたのと、学生の頃は政治経済経済が好きだったので経理を目指してみようと思った

あわよくば公認会計士税理士を…とか考えてたが、まあバカの考えだった。俺レベルだと日商1級のデリバティブ取引で吐きそうになった


そもそも経理とか以前の話として、正社員として採用されるには何が欲しいのかと考えた時に、運転免許必要だと思った

田舎なので車が無いと移動がままならず、生活に支障はなくても仕事には支障が出まくりだった

からなけなしの貯金を全額崩して、自動車教習所に通った。一括で全額払えなくて、残りの数万円は一か月待ってもらった。我ながらマジで貧乏だった

当時の稼ぎはフルタイム勤務じゃないので、手取で10前後だった。社会保険は当然未加入だし、国民年金も払えなかったので免除してもらっていたレベルだった

20代半ばに差し掛かろうとする頃に、ようやく人並みに努力をして半年ぐらいで運転免許格安のオンボロ車を手に入れた

今考えると大した努力でもないが、やれば出来るんだという謎の自信に満ち溢れていたので

次はMOSを取得してみることにした。管理部門といえばパソコンパソコンといえばExcelだと思ってた

一ヶ月ぐらいで取得できて、俺って天才じゃね?と思ったが、今考えるとテキスト薄いし内容は初心者向けすぎて時間と金無駄だなと思う

求人だとたまに、MOS取得者歓迎!とか書いてあるけど逆にこの会社大丈夫か?って心配になる

運転免許MOS(ExcelWord)を取得した俺はついに本丸日商簿記に手を付け始めた。気がつけば27歳、フリーター歴7年になっていた

まず3級。当時は5か月ぐらいかけて取得した。この時点で経理求人に応募してみるが全滅

悔し過ぎて2級。6か月かけて挑戦するも、不合格。2回目の試験を受けようとするも定員オーバー受験できず、1年かけてようやく合格



28歳、フリーター歴8年に差し掛かろうとする頃にようやく就職活動を開始

とりあえずハローワークに行ってみたら「経理経験が無いとねぇ…」と言われた。そんなことは知ってるんだよ、と思った

次に転職エージェント20代に強いエージェント大手、とりあえず使えそうなエージェントは全部使ってみたが

経験が足を引っ張ってほとんどのエージェント求人を紹介しなかった。登録すら断られたところもあった

次に無料求人を載せている転職サイトで、経理系の求人を片っ端から探した

大手の有料で求人を載せる転職サイトだと求められるレベルが高すぎて書類選考すら通らなかったか

とにかく採用活動に金をかけたくない企業ターゲットを絞った

立地が僻地給与格安福利厚生は最低限でも良いのでとりあえず経験を積みたかった


一日足らずで選考結果(不採用)が分かる企業そもそも応募を無視する企業、とりあえず書類だけ郵送しろ企業、色々あった

こっちもガムシャラに応募していたので、とりあえず面接に行きまくった。多い時は一日に3件入れていて、営業マン外回りってこんな感じなのかなとか考えてた

2022-08-21

生活保護僻地の空室だらけのUR団地に入れて、衣食住現物支給でよい気がする

千葉埼玉から奴隷船みたいな密度電車に乗って労働しにくる人間が山ほどいる中

生保なのに東京都心部に既得権益で居座っている人達とか何かおかしいと思う。

2022-08-19

昔の人は雲を何だと思っていたのだろう

例えば15世紀頃に子どもが「お父さん、雲って何?」「雲はなぜ雨を降らすの?」などと聞いてきたらどのような回答が用意されていたのか

なんかこれ調べる範囲が広範にわたる気がする

気象学の成り立ち

・雲が大気に浮かんだ水滴の集まりと判明したのはいつか

・雲に限らず空に浮かぶものをどう捉えていたか、言い換えると昔の人の世界観はどのようなもの

・水循環という概念が生まれたのはいつか

現代近代科学に触れていない人々(僻地少数民族など)の雲に対する認識の仕方

2022-08-14

最強のバーベキューコンロはどれ

キャンパーの皆さん教えておくれやす

庭あり戸建て住宅で使いたい

北海道僻地隣家も外焼き肉しているので臭い問題クリアしている

2022-07-24

僻地にある寂れたラブホの、築何年か知らないボロボロの壁ですら、天候と時間帯によって、美しく光を反射することがあるんだぜ。

2022-07-04

仕事で同僚を乗せて車で一時間くらいの自社工場飲食店コンビニ宅配社食もない僻地)まで運転したら、お礼に〜ってお昼用に手作り稲荷寿司巻き寿司卵焼きのお弁当をその場で食べざるを得ない状況で出されて断ると角が立つ相手から断れず、お茶で流し込んでなんとかしたけど体内に他人手作りが入ったのが精神的にダメージでかすぎて夕飯も喉を通らず寝付けず…

夏だから衛生的にっていうのもあるけどそもそも他人手作りが無理

個人経営飲食店も避けてるレベル他人手作り生理的に無理

というか個人経営中華料理屋で頼んだ五目そばにGが混入してるのに気付かずに口に入れたのがキッカケだから個人経営中華料理屋が手作り無理の原因になってる

全国チェーンの飲食店ならある程度店内オペレーションも決まってそうだから(流石に一切外食しない生活は無理だし)なんとか平気だけど中華料理は今でも無理

職場手作りとか配る人って何考えてんだろな?!それで食中毒とか起こす可能性考えないのかな?!

2022-06-26

anond:20220626115327

実家があるんやろなぁ…

阿武町と同じくらい僻地なので行かない方がいいよ

2022-06-21

anond:20220621004506

沖縄僻地。夜になればタクシーも通らない。

娯楽は無い。

東京に帰りたい。

2022-06-20

anond:20220620084204

それって大部分は女子でしょ?

いずれ堅実に稼ぐ男と結婚して頼ればいいと思ってるよ。

 

テレビの「こんな所(僻地)に日本人」て番組でも、だいたい外国僻地にとびこんでるのは女で、

ほぼ100%現地人と結婚して主婦やら夢を追った活動してるしな。

男は自分で稼げないと結婚できずホームレスになるしかいからそんな将来を考えない夢追い活動はできない足かせがある。

2022-06-06

追記あり子供の頃、西原理恵子ファンだった思い出。

西原理恵子について、思っていたことを適当に書く。ちなみに私は1985年まれ東京僻地ぬくぬくまれ育った軟弱な人間

今手元に本がなくて時系列は間違ってると思うからその辺はいい感じに脳内保管してくれると助かる…。

西原理恵子との出会いはもうよくおぼえていない。多分ダヴィンチとかカルチャー誌に載っていたのを読んで興味を持ったんじゃないかと推測している。

はいろいろあって学校に行けない子供だったので、午前中に図書館に逃避し、そこで西原理恵子の本を借りたり、その帰りのブックオフお小遣いで買ったりしていた。なので、売り上げに貢献していない読者だと思う。本当にそれは申し訳ない。

話を戻すと、最初に買ったのは「まあじゃんほうろうき」だったと思う。何故これだったかというと、単純にブックオフで全部100円で買えたから。

中学生くらいの私(今から22年前だ…時間の流れ怖っ)にはめくるめく世界だった。一気に西原漫画に夢中になったし、彼女が大物とも臆せず交流する人間的魅力にも惹かれ、私も大人になったら雀荘で夜通し麻雀をする大人になろうと思っていた。

尚、36歳現在麻雀はできるが雀荘には一度も行ったことがない。

その次は「鳥頭紀行」に衝撃を受けた。なんだこれ。大人になったらこんなジャングルかにも行けるのか。幼少期から旅行記好きの私の心はがっちり掴まれた。

私も大人になったら世界中を飛び回りたい。しかお酒が美味しそう。西原は良い仲間に恵まれてて羨ましい。でも、それは本人に魅力があるからだろう。私も西原みたいな大人になって、楽しい仲間とさまざまな国でお酒を飲んでみたい。心底そう思った。

尚、36歳現在海外には一度も行ったことはない上に体質で酒は一滴も飲めない。

病気高校には行けなかったが、年齢が上がったことでネット環境を与えられ、もう時効だと思うから白状するが私は体調の良い日はブックオフで「せどり」をして小遣いを稼いでいた。そのお金で、西原の本を揃えられる限り揃えはじめた。

「ちくろ幼稚園」にはじまり「ゆんぼくん」「ぼくんち」などの叙情系を読み、「あの破天荒西原がこんなに繊細な漫画も描けるのか!!」と素直に才能に感心したし、それまでの彼女人生に思いを馳せたりもした。

その他、著作は書ききれないほど(この時点で2000年くらいかな)あったが、どれも思春期学校に行けず友達を作る機会もない私には輝いて見えた。こんな大人もいるんだという、一つのロールモデルとして彼女は私の中に刻まれていた。

もちろん、西原にはなれないのはわかっていた。それでも、世の中にはいろんな人がいる。そう思えるだけで、世界はいくらでも広がっていく。

そんな私が潮目が変わったと感じたのは2001年の「西原理恵子ブレークへの道」あたりからだと思う。既刊をあらかた買い読み尽くし、関連人物書籍も一通り読み終え、とうとう私はリアルタイム西原を追いはじめた。この頃はまだせどり可能で毎月一定の額を稼いでいた私は、とうとう西原の本を定価で買うことができるようになる。

少しそれるが、西原漫画コミックというより書籍扱いなので一般的漫画よりページ数が少なく、高い。

なので、いくら稼いでいるとはいえ(体調の良い時しかできないしな)合計しても小遣い程度の私には定価で買うのはまあまあ大変な額ではあった。でも、西原のことは信頼していて、躊躇うことはなかったと思う。

なのに、ちょうどこの頃の新刊あたりから内容がどこに向かっているのかよくわからない本が多くなった気がした。

加えて、2002年新聞連載をはじめると、必然的家族話題が中心になる。

私は西原作家としては信頼していたが、人間性まで盲信はできなかった。確か、「人生一年生」(1号か2号か忘れた)の中で安野モヨコが「西原漫画は好きだけど、友人として近づきたいわけではない」という旨のコメントをしていたのがすごく心に残った。

そうなんだ。西原漫画家としては才能があるけど、だから人間性もすべて素晴らしい人ではない。魅力的ではあるが、何かが欠けている。それが欠けているからこその魅力であり、埋めてしまうと彼女漫画を描けなくなってしまう気がする。

そういった私の中の西原への印象を、端的に言葉にしたようなコメントだと思った。

そこから新聞連載は興味があまりなかったこともあり、新刊を時々は買うものの「何か違うな…」と思うことが多々あった。おそらく、それは私が目まぐるしく成長していた時期だったからだと思う。

私の西原への熱量は冷めていき、一応情報を追ってはいるが興味が持てなくなっていった。

映画化絵本執筆

それは華々しいが、私が西原の魅力と感じていた部分がそれによって表せていたかというと疑問だ。

「大体、絵本とかで良い話描く際に必ず草原に青い空って手抜きじゃね?」

というくらいに、この頃から私の中で西原は「青い空の下草原をバックに良いこと言う作家」というイメージに変わっていった。漫画だと手抜きも笑えるけど、良い話、しか絵本になると「それでいいのか?」という気持ちになるから不思議

更にだんだん文化人枠に入っていくのも不思議ものを見ている感じだった。新聞連載は最初ちょっと読んだくらいなので、「良い母」としてCMに出る西原不思議な感じがした。だって西原ってあんなにめちゃくちゃやってる人なのになんでこんな綺麗にコーティングされているんだろう?

無頼派新刊も、かっちゃんマネー頼りの内容が多くなり、金で解決するオチが頻発して食傷気味になっていた。

そして20歳を超えた私は、新刊を諦めかつて夢中になっていた既刊を読み返すことにした。

しかし、それを読む私は確実に昔より成長していたらしい。

西原の本に出てくる友達男性ばかりで、特に仲の良い人はおそらく恋人だ。頻繁に出ていた人が急に出なくなるのは、きっと別れたからだろう。そう思った。そしてあんなに友人が出てくるのに、女性の友人は数えるほどしか出てない、もしくは出てもすぐに出なくなる。

それまでも、西原の本の内容が「嘘」であることは欄外などに語られていた。でもそれは面白くするための嘘であって、自分をよく見せるための嘘ではないんだろうと勝手に思い込んでいた。

しかし私が大人になったのか、女性の友人があまり出てこない事実に気付き、いろんなメッキが剥がれていった。

そして惰性で書店に行くついでに新刊をめくると、息子と娘の扱いに差がある気がする。

親との確執特に露骨に弟を贔屓し全肯定するのに私を全否定する母親との確執がある私にとって、それが気になった途端、新刊を追うことはできなくなった。

それ以降は聞き齧りなので本当に時系列がよくわからない。

とりあえずかっちゃんとの交際が公になったまではまあ「ふーん」と聞き流していたが、その後のMXテレビでの女性発言をかっちゃん解決してもらうところはすごく悲しかった。

なんていうか、それまで強い男に媚びてのし上ってきたんだろうなと気づいてはいものの、なるべくそこは見ないようにしていたのに、鼻先に思い切り突きつけられた気がして。

それでもまだまだ西原アル中鴨ちゃんを看取りシングル子供2人を育てた良き妻、良き母。かっちゃんとの関係はまだ女を捨てていない素敵な関係。そういうイメージ媒体を見るたびに悲しくなってしまった。そこには、私の好きだった西原が小さくなっていて、よくわからない素敵そうなものが大きな顔をしている。そういうふうに私には見えた。

とどめを刺したのは、「女の子が生きていくときに、覚えていてほしいこと」だった。

私の中で、女性作家若い女性に向けた提言本を出すと、それはもう終わりの始まりだという謎の思い込みがある。

(男性作家にも一部そういう人はいるが、どういうわけか面白く書く人もいて、この辺はいつも不思議。要するに成功した男性ロールモデルは数種類いるのに対し、成功した女性ロールモデルは種類が少なく画一的からだろうと思っている)

結婚子供を産んだ。金も男も手に入れた。確かに、そういう意味西原に憧れる人もいるんだろう。そして、この本が響く人もいっぱいいるんだろう。

でも私は病気学校に行けなくて、どんなに頑張っても今の世の中だと普通に働いて結婚して子供産むとかすごくハードなことで…。そんな私のコンプレックスなんて西原にはなんにも関係ない。でも、かつての本には弱者への目線も書かれていて、その人たちを笑わそうと体を張っているすごい人だと幼い私には見えていた。

それだけに、いわゆる「成功した作家」が提言本を出すのが、私には作家として何かを手放しているように思えて仕方なかった。

そんでもって相変わらず「青い空の下草原をバックに」表紙だしな!

(別に丁寧に細密な絵を描いて欲しいわけではない)

これ以降は別に私が書くことではない。

ない、が、娘さんの告発を見て、「やっぱりなあ…」と思ってしまった。

家族のことを部外者がとやかく言うのは下品だと思うので差し控えるが、著作を買っていた私は娘さんを追い詰めた側の人間だと思うので、今後どんな形でもいいか彼女が満たされ幸せに生きていって欲しいと素直に思う。

それはそれとして、西原ならこの騒動あの手この手マネーに変え、何故か感動のラストに持っていくのでは…と危惧している。多分、この予想は高確率で当たると思ってしまうのがすごく悲しいことのように私には思えるが、西原には西原なりの大切なものがあるんだろう。今の私にはよくわからないけれども。でも、私は娘さんを追い詰めた加害者なので、その顛末を見届けないといけないと思う。だから、少しでも娘さんが救われる顛末であって欲しい。ここでこんなこと書いてもなんにもならないけどな!

今までお気持ち表明って冷ややかに見ていたが、自分で読んでも気持ち悪い文章になってしまった。

高かった熱が冷めれば冷めるほど、人は気持ち悪い文章を書いてしまうのだろう。

それでも、私は一時期確実に西原漫画を読んで生活が潤っていたし、その潤いがなければ生きてこられなかったと思う。

なるべくそのことは忘れないよう、これからも生きていけたらいいなと思い、私は明日行きたくない会社に出社してやりたくない仕事をするだろう。おしまい


追記

男性に伝わるか私にはよくわからないんだけれども、大体の女性にとって「やたらとわかってる風に振る舞う男性友達ばっかりで同性の友達がいない女性」ってなんか言動とか価値観?とかに違和を感じていて、直接的だったり間接的に嫌な目に遭うことがままある…気がする…あくまで私の周囲の女性意見だけども。

(そういう女性男性はいい顔するので、例の「女の敵は女」という言葉が出てきがちだ。そりゃ被害に遭わなきゃ女性だって高みの見物できるだろうと思う。往々にしてその手の女性好戦的なのがめんどい)

とりあえず愛ちゃんアシスタントだし、はせぴょんとか中瀬ゆかりさんはビジネスだろう。「毎日かあさん」のママ友の話はほぼ創作(むぎちゃんだっけ?あの人は多分いない)らしいので、若い頃の同性の友人の話も聞いた話を適当に盛ってほぼ創作なんじゃないかなと思う。

とにかく言いたいのは同性の友人がいないことは悪いことではないと思うけど、同性の友人がいない人が娘の母親としてどう振る舞うかというと…ということを言いたかった。

まあ、ぶっちゃけ私の母親がそういう感じなんだって話でしかないけどな。

追記2】

作品ファンだったと思うのが健全で、作家ファンだったと思うのはちょっと違うと思った方がいい、みたいな意見はすごく真っ当な意見だと思うし、私もそういう風に考えたいと思う。

でも、西原をはじめとした自分身の回りノンフィクションエッセイとして作品を発表する作家はある程度作者の魅力込みで読者がファンになる特殊ジャンルかなとも思う。

(さすがに盲信するのはどうかなという気がするし、きっと完全フィクション作家ならみんな簡単に割り切れるかなと)

そういう特殊で業の深いジャンルであるが故に、今回の娘さんの話題で様々な意見が出るというのが問題?の本質かなと私は思ってる。だからこそ、今後また西原が今回の話題も何かしらの作品昇華してしまいそうで怖いなと思っている。

(作家としてはそれが正解なんだろうけど、それ故に残酷というかあまりに業が深すぎる職業というか)

追記3】

今ざっくり自分文章読み返してみて、多分初期の方が弱者への視点が感じられ、更に作者本人が体を張って笑いをとりに行く様が魅力に感じられたように思う。

そして、よくある話ではあるが金や権利を手に入れたあたりでその魅力が感じられなくなったのかなと。

多分その魅力は彼女の中にまだあるはずだけど、今の状況だとそれで作品を作るのは難しそうだ。それはとても困難で手間がかかるし、素敵な女性として楽にいい感じの本出した方が売れるだろうしね。

追記4】

他の人の西原への感想などが読めてとても嬉しいです。もっと読みたいので書ける人は書いてくれるとすごくすごく嬉しいです。

しか新聞連載以降の作品ファンがあまりいないので、あの辺の作品を買った層と初期の作品を買っていた層はまったく違う層なのか?と新たな疑問が出てきた…。「上京ものがたり」あたりは私も結構好きでした。特にラストはすごく心に残っている。

追記5】

追記多いのマジで気持ち悪いな。でも本文から気持ちいからなんかもうええわ。

友達の多い少ないは少なくともこの文章においては問題ではない。実際私も学校行ってないか友達少ないし。そしてそこを語りたいわけではない。

では何が私が引っかかったかというと、私がこの文章を書いた発端が彼女の娘さんの文章を読んだこと。

何度か男性友達は多いのに同性の友達がいない、少ない女性と接した経験から、そういう人々はとても男尊女卑であると思った。要するに、大勢男性と親しくできる自分は「名誉男性」であり、同性とばかり親しくする女性を格下に見ている。そして、人間を上か下かでしか見られず、他人自分と等しい存在だと捉えることができない。男尊女卑は対男性には伝わりにくいが、対女性にはすぐ伝わってしまうので対女性とはトラブルが多い。

そういう男尊女卑内面は奇しくも本人が言う通り、男尊女卑のまかり通る環境で生まれ育ったことも関係あるのかもしれない。

(でも、そういう環境で育った人がみんなそうなるわけではないけれども)

そして重要なのは、ここが問題点なのではなく、本当に重要なのはここから

本人が自覚あるかないかに関わらず、男尊女卑思想のある女性男の子女の子を産んだ場合女の子にはどう接するだろうか。

ここからは私の知り得るところではないので差し控えるが、自身母親と照らし合わせると自ずと見えることが無きにしも非ず。

それはそれとて、そういうことを考える私もまたすごく嫌な女だということは間違いないだろう。

自分の周辺にそういう女性に心当たりがないという人はとても良い環境に恵まれた人だと思うので、それは自身の人柄によるもので、すごく誇っていい尊いことだと私は思う。

追記6】

私がこの文章で書きたかたことは、西原理恵子という作家の業と私という読者の業、そして何より娘さんについて。

なので差別云々というのは私の文章力とか私の考え方に問題があるのは前提として、それを除けばここのコメント西原理恵子という作家や娘さんのことを触れないのは片手落ちに感じる。

(もちろん、100文字という制限がある以上それは仕方ないとは思う)

そして、私はその業や娘さんに関係ないことはこの文章の中で書く気はないし、責任もとる気がない。

私は誰しもどこかに他人差別してしまうところがあって、多分そこを言及されていると思うけれども、他人に「絶対差別するな」って押し付けたり、「自分絶対差別してない」って言い切る人は理想主義過ぎて少し怖い。

から、その辺が気になる人は、自分でそういう差別についてのエントリを書く方が満足できるし有意義だと思う。

追記7】

差別が〜って言う人は西原漫画読めるのか…?とずっと考えていたが、よく考えたら西原漫画を読まずにこのエントリだけ読んで「差別が〜」と言っている可能性もあるのか!とはたと気づいた。

知らない人に説明すると、西原理恵子という人の芸風は人種差別女性差別弱者差別などあらゆる差別を笑いに昇華していくものである。実際、女性の友人をデブだのブスだのヤリ○ンだと罵ったり、子供を産んでいない女性専業主婦へのヘイト発言なんて日常茶飯事だ。しかも、この何十倍も汚い言葉でそれを言う。

(改めてこう書くと本当酷いな…)

もう本人の作品自体ミソジニーだのホモソーシャルだのが真っ青になるくらい、差別問題発言の坩堝なのが西原理恵子漫画だ。

(今のポリコレではアウトでしかない…だから改めて差別とかホモソーシャルとか言われると「いやもっとアウトな発言いっぱい出てくるから!」ともうどこから突っ込めばいいのかもうよくわからない)

ところが、それがものすごく面白くて笑えるから始末が悪い。そして、それを読んで笑う読者ももれなく下品である。それが、西原理恵子と読者の業の深さの一端だ。

私は西原理恵子という作家について書くにあたって、そういう彼女や読者の中にある「差別」は切り離せないものだと思ってこの文章を書いた。そして、その「差別」がどの程度彼女の娘さんに及んでいたのか(あまり詳細が書かれなかったこともあるが)読者にはよくわからなかったところが例の娘さんの件で露見したように思う。

(更に補足すると、彼女差別する人間からこちらも差別していいとかってそういう話ではない)

なので西原理恵子を知らない人は、とりあえず図書館にも置いてあるしブックオフで叩き売りされているので読んでみて欲しい。私のおすすめは、コメントでも人気の高い「鳥頭紀行」とか「ぼくんち」あたり。

実際の西原漫画を読んで、差別だとかそういうもので頭がクラクラするのにギャグが強烈に面白いという奇怪な感覚に失神するがいい!

(ただし、合わない人には本当に合わない)

結局、何があっても私は西原理恵子漫画のすべてをきらいになれないし、機会があれば好きな作品を未読の人にも読んでもらいたいのだ。

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