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はてなキーワード: 不足とは

2011-03-28

http://anond.hatelabo.jp/20110328211530

もしかして、「関西リアルでみかけるひと」と「関東ネットでみかけるひと」をくらべてるせい、ということはないでしょうか。

違ったらごめんね。

リアルで会う人達たいして騒いでないけど、ネット上ではかに関東の人が騒いでみえる。

東京も基本的には平常運転だけど

時間がある層ほど、日常生活よりもネットテレビに費やす時間が多く、地震関連の情報に多く接するので

非常事態という感覚を抱きやすいし

それを発信するヒマもある。

…というせいなんじゃないか想像してます

ちなみに、

自分たちにかかわる問題として話題にでるのは

節電>>モノ不足>>>>>>>>>放射能

という印象。

東日本西日本で世間の雰囲気が違うのか?

西日本では地震津波の被害も全くなく、余震も殆どなく、放射能も今のところ届いてないし

電力も周波数の違いで東日本には送れないから、特に節電もしてない。

不足や配送の遅延はあるにせよ、普段どおりの日常を過ごしている。

こちらからみると、東京の人の反応が大げさに見えてしまう。

放射能もまだ退避するようなレベルじゃないし、余震も東北に比べたら大したことないだろう。

気持ちは分かるけど、そこまで過敏に反応することじゃないだろ、と思う。

今の東京がどんな雰囲気なのかが分からない。

一部の人パニックになってるだけなのか、社会全体が終末感に沈んでしまっているのか。

送電周波数の境界が、非常時と日常の境界になってしまっているんだろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20110328105355

そうかな。

世界エネルギー不足を補うためとか、メルトダウンすると魔女化してでかいパワーで災厄を、とか、設定的にはまさに原発じゃないか

2011-03-27

http://anond.hatelabo.jp/20110327211714

いや、IAEAに安全基準の不足を指摘されていたが・・・

本来立てなおしすべきだが、反対派が強くて、延長を選んだために、こうなった。って話はあるよ。

実際、アメリカマーク1は、スリーマイル島の時に、強化してる。

同じエンジン日本が強化したかどうかは謎だが予算は積んでる。で、本来、廃炉にして立て直すべきだが、延長してるんだよね。

この状況下で、予測できなかったが通るかどうか、すでに怪しくなってるよ。

予想できたけど、軽く見てたんじゃない?という見方が出てきてる。

 

ただ、いずれにしろ、いまは、原発封じ込めの方が先だから、それを強く言う人は少ない。

事態が終わったら、それが本当なら、一気に、吊るされるだろ。

いずれにしろ、もうちょっと待ったほうがいいし

 

一部の人が言っているように、原子力を新しく作り直さないで、現状維持。

というのは、老朽化の問題があるから危険

もう、老朽化してるし、火力もソーラーも現状すぐには難しいし。

あと30年ぐらいは、原発は必要だろうから、段階的に立てなおして、段階的にソーラーとメタンハイドレードに移行しないと無理だけど・・・。

 

結局、反原発派が反対して、老朽化した原発が使い続けられて、もう1度ぐらいは大惨事を起こしそうだし・・・

原発賛成派は、事故があることを前提に作れといっても、事故はないの一点張りだろうし・・・。

建設的な議論がこれ程できないのも珍しい

http://anond.hatelabo.jp/20110327203125

もちろん、マスコミに従うな。という事じゃない。

マスコミ自身が言っているように(マスコミ関係者に聞けば普通に言うよ) 1つのニュースソースを信じるな。マスコミサラリーマンなんだ。

という話。

 

今回の件は、素人で分かる範囲で確認しようと思ったらデータ不足なことに気がつくじゃん。

そもそもCTスキャンうけたことあれば、あれは、結構危険だって事を知ってるし。(ヤバくはないが、安全でもないという意味で)

経口摂取による被爆データーが1件も出てないじゃん。経口摂取のデーターが出てないのに、安全だって言えるその気持がスゲェなぁと思う。

10mSvまでなら、安全ですはいいんだけど、そのデーターが宇宙船たいな体外から被爆で、経口摂取のデーター出てきてないじゃん。これで、安全かどうかを言えるのは、いくらなんでも、スゲくね?

 

唯一経口摂取について語っているのは、WHOの書類で、信じるかどうかは別としても、まぁ、これを否定している学者は今のところ居ないし、厳しいというコメントを付けている人もいるから、厳しい基準なんだろ。その基準に基づいて、現状は東京は『まだ』安全だから、安全と言ってもいいけど。

マスコミが言ってるバスタブうんちゃら、1200Lうんちゃらは、あからさまに、ジャロって何じゃろ?のレベルだろ。

来年の出生数は確実に低下する

http://anond.hatelabo.jp/20110321102930

以前↑を投稿したが、やはりじわじわ子作り忌避の動きが出ている

政府は「乳児は大丈夫です」「妊婦大丈夫です」のアナウンスはするが、

本来なら「子作りは大丈夫です」というアナウンスをすべきなんだろうが、

そんな赤面するアナウンス公序良俗に反するから出来ないんだろうなあ。

あと、子作り忌避の理由としては、

放射能忌避」の理由以外に

精神不安放射能地震計画停電、物資不足)を抱えながら妊娠生活を送ること自体が

 胎児に悪影響だから忌避する」

水不足野菜不足等で、物理的に健康食生活を送れそうに無いからが忌避する」

という理由もあるようだ。

1年後の出生数に注目した

※学年で言えば「2011年4月~2012年3月生まれ」「2012年4月~2013年3月生まれ」が

「ひのえうま」のように落ち込むことになる?

http://onayamifree.com/threadres/1556672/

わたしは現在新婚で、これから子作りを頑張ろうと思っていたのですが、

今回の震災によって放射能の影響がこれからどうなるのか心配で、子供作るのにもちょっとためらってしまいま

年齢的にも作るのなら早く欲しいですが、もし胎児に影響があったらと思うと怖くてなかなか作る気になれません

神経質過ぎかもしれませんが、子供はまったく影響ないという保証はないですよね…

わたしと同じような方いらっしゃいますか

子作りは当分やめておいた方がいいのでしょうか

また5月には新婚旅行北海道に行く予定なのですが、こちらも大丈夫なのか不安です

わたしは沖縄でもいいと思ったのですが、旦那がどーしても北海道がいいと言うので

ちなみに住まい長野県です

No.2 by 通行人2(32♀匿名) 11/03/21 14:20 こんにちわ

私は埼玉です

今4才の子がいて、ちょうど二人目子作り始めた矢先でした

本当は学年差を考えてどうしても5月までにほしかったのですが、今回の震災でしばらく様子みることにしました

とりあえずは、原発が落ち着くまではと考えています。

No.4 by 通行人4(匿名) 11/03/21 15:22 主さんの気持ちわかります。わたしも同じような状況です

もしもまだ待てるのなら、様子を見た方がいいのかもしれません。

レス申し訳ありませんが、この数日で妊娠が発覚したはいらっしゃるのでしょうか…

No.6 by 通行人6(♀匿名) 11/03/21 15:39 とりあえず原発が何とかなるまで様子見ですね。

いま妊婦の人とは違うんだから。これからの人と捉え方が違うのは当たり前です

根拠のない『大丈夫』ほど納得できないものはありませんからね。心配なものは心配なのだから仕方ない。

No.7 by 通行人7(匿名) 11/03/21 16:04

私なら一旦妊娠予定は白紙に戻します。

混乱してて一応口に入る物は手に入るけど、つわりで○○しか食べれない!飲めない!ってなった時すごく苦労します。

今あるジュースが手に入らなくて水分に困ってます

No.9 by 通行人9(♀匿名) 11/03/21 21:03

主さんの心配は当然だと思います。

放射能が影響するしないは別として、不安を持ちながら妊娠するのは良くないです。

まだ若いので2年程、様子を見てからでもいいのでは?

No.17 by 通行人17(匿名)

11/03/24 18:46

原発云々以前に 強いストレス胎児にとても影響しますので

心配な気持ちがあるうちは様子を見た方が良いと思います。

気持ちが落ち着いたらまた考えれば良いかと思いますよ。

まだ落ち着くには時間が足らないですよね…

2011-03-26

http://anond.hatelabo.jp/20110326141934

で、これは何割削減できる試算なの?

景気の問題に言及するならば、「過不足なく」という点が非常に重要になるわけだけど

2011-03-25

http://anond.hatelabo.jp/20110325005042

その程度でブラックとか。

・被災直後に停電になったので、煩いバイトと必要ない社員を帰す。

・余震が続いてるが、仕方ないのでビル内に入ってブレーカー落としたり、機器ロックしたり。

セキュリティが落ちてるので、交代で歩哨に立つ

・3/12家族と連絡が付く、電力は回復せず。飯が無い。

・3/13、電力復旧。機器始動ネットワーク機能の確認。27時ごろに撤収、自室の惨状に凹む。

・3/14~通常営業。震災のおかげで26時帰りとか面倒なので徹夜祭り。食い物が無い。

・現状、ガソリンがないので通勤→泊まり→翌日帰るってパターンになってる。

・冷却系の破損、灯油不足から、ボイラー使えない。社内の暖房設備使用できず。

東京なら翌日から通常営業で問題ないじゃん。

2011-03-23

電力需要をどうするか。

2000年夏のカリフォルニア停電以後、北米西海岸では、時間当たりの電気料金に変動制が適用される地域が発生した。夜間等の需要の少ない時間帯と、冷房需要のピークとなる時間帯とでは、1KWh当たりの価格が違うという制度である。発電量不足から停電が発生したことから、発電事業を自由化するとなり、それを実現する為に、その時点電気相場が作られ、この相場価格に、送電業者の取り分を乗せた分が、一般家庭が購入する単価となる。この制度を実現する為に、消費電力計に時計機能と記録機能と現在電気相場価格を示すインジケーターが組み込まれたSmartMeterが使用されるようになっている。クーラーの電源を入れる前に、今の電気相場がいくらなのかを確認し、コストパフォーマンスを考えるようになる事で、省電力という行動を取るように仕向けている。

しかし、これで省電力をやるのは個人の家庭だけで、商業施設場合、営業時間はいくら高値になっていたとしても、つけっぱなしにせざるを得ない。こうなると、営業経費における電気代のコストが読めなくなる。そこで、電気代は上限価格で商品に転嫁し、実際のコストとの差額を利益として確保するという手法へと、変わっていっている。ここで重要なのは、上限価格があるという点である。この上限価格制度は、発電業者が自由化されているアメリカにおいては、大規模需要者に自社の電気を買ってもらう為のサービスとなっていて、一般家庭には適用されない。大規模需要者にプライスキャップをつけた分、一般家庭や小口消費者向けの代金が高くなり、結果的に、一般家庭では節電しているのに高くなった電気代を請求されるとなっている。電気相場がいくら高値に上がっていったとしても、大規模需要である商工業者は痛くも痒くも無いというのが、この制度本質なのである電気相場が高騰すればする分だけ、上限価格契約価値は高くなり、需要家を囲い込む事が可能になる。

一般家庭の消費電力よりも、商工施設が使う電力の方が、大きいし波が激しい。商工施設が使う電力は昼間の冷房のピークに集中し、一般家庭の消費電力は夜に集中する。需給の波を大きくしているのは、昼間の商工施設の消費電力であり、設備投資という観点からみれば、商工施設の為に真夏冷房需要の為だけの余剰設備を抱え込んでいるというのが、電力業界現実なのである

持続発電に適した原子力発電を民間発電業者が運営するのは、リスクが大きすぎるので、火力発電が主体となる。火力発電業者にとっては、昼間の営業中にのみ大量に使ってくれる商工業者の方が、設備の運営の面において、メリットがある。このために、一日中ほそぼそと電気を使う一般家庭の相手は、メリットが無い。

大口消費者に売電する方が、一口あたりの成約金額が大きくなり、歩合制セールスマンにとっては、美味しい話となる。売電量を大きくする事で、設備投資の回収期間を早め、市場での競争に勝ちやすくなる。もっとも、その先で独占企業となってしまったら、再び規制産業に逆戻りしてしまう。目先の金、出世の為に、間違ったインセンティブを設定してしまうというのは、よくある事であるが、SmartMeterは、理念は立派だけど、それをやるのが生身の人間だという点で、失敗に向かっている。

で、考えつく対策として、時計を進ませるサマータイムを主張する者が現れてきているが、電気の主たる使用先が照明用であったならば、昼間の明かるさを最大限利用しようというサマータイムは有効であるしかし、現状、電気の主たる使用先は昼間のオフィスや売り場の照明であり、工場を動かす産業用電力であり、冷房である

冷房のピークが来る時間帯には工場を止めて、夜間を主たる生産時間とする、労働時間の逆転という手法もあるが、夜勤を主体とすると、深夜割増賃金夜勤手当を出さなければならないので、コストが跳ね上がってしまうという欠点がある。時計を早めるサマータイムのような、電気のピークを抑制するどころか、長引かせて電力消費量をふやしてしま施策よりも、電気を必要とする産業に対しては、深夜割増賃金夜勤手当についての特例を作る方が、効果的と言えるかもしれない。もっとも、夜勤で帰ってきて、暑い昼間にカーテンを閉めて寝る為にクーラーガンガンつけるとなれば、電気需要はかえって増えてしまうであろう。

この日記では、昼間の明るさよりも朝方の涼しさと日没後の涼しさを利用する、時計を遅らせる逆サマータイムを提案している(cf.[2007.6.3])。逆サマータイムの方が、冷房電力需要に対しては効果が期待できる。

野球の開催 = 都内の電気の買い占め

野球を開催するってのは電気を大量に使うっていう意味だよね?

電気不足しているこの非常時に

「われわれ読売巨人が都内の電気を買い占めます」って事だよね?

これって倫理的に許されるの?

4千 世帯分の電気読売巨人が買い占めちゃっていいの?

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4000世帯分の電気を 読売巨人 が買い占めるなんてゆるしてはいけない!

この非常時に電気の買い占めは重罪だぞ!

フミコフミオ氏に贈る、防災マニュアル叩き台

上司の挑戦状

http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20110322#1300804667


なんか気が向いたので作成

部長暗号と、その辺から拾ってきた防災マニュアルの落とし所を見つけてサクッと作成したもの。

詳細化と詰めで、この変をきちんと参考にされたほうがよいかと思います。

wordファイルです

事業所のための「防災マニュアル」(愛知県防災防災防災支援チーム)

www.pref.aichi.jp/bousai/jigyousyo_manual.doc


で、ここから下が折衷案的な叩き台。見づらいのは勘弁。

地震についてのみなので、家事かについては追記が必要。でも文章長くすると部長が読まなくなるか・・・

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1:普段の心がけ・準備

2:緊急時に実施すること

3:危機を脱してから気をつけること

4: 救急措置



1:普段の心がけ・準備

a)非常用具をあらかじめ会社・自宅に準備しておく。用意するべき品は下記6種類で、リュック等に入れて取り出しやすい場所に保管しておく。※定期的に賞味期限等を確認すること

防災用品】・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器 ・紐つき笛 ・乾電池 ・ヘルメット

【貴重品・身分証明】・現金(小銭も必要) ・預金通帳有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印 ・年金手帳 ・家の鍵 ・免許証

【食料品関係】・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・ビタミン剤 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品) ・嗜好品

【衣類関係】・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル ・マスク10枚 ・メガネ(衛生不安からコンタクトは難あり)

医療用品】・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ

【その他】・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパスニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手ポリ袋


b)家や会社の中を安全に保つ

本棚が崩れ落ちないように整理し、テレビ箪笥・食器棚などを固定金具で固定しておく。

・ベッドの周り・上に倒れてくる・落ちてくるようなものを置かず、安眠できるようにする。


c)日々の生活を災害対応できるようにする。

・日々の生活の中で、災害が発生した際にすぐに対応できるよう、時間や心に余裕を持った行動を行い、また事前の情報収集を心がけること。

ワークライフバランスを保ち、イザという時に動けるように疲労やストレスをためないでくこと。睡眠趣味運動を十分に行うこと。

・自宅・通勤途中・仕事場・家族の勤務先・子供学校の5箇所について、緊急時に非難する、避難所の確認を行う。




2:緊急時に実施すること

a)地震が発生した際は、丈夫なテーブルや机などの下に避難する。ビル街では、ビルの外の広い場所(看板が落ちてこない場所)に非難する。

テレビ等を押さえることは危険なので注意すること。室内の場合、ドアを開けて非常脱出口を確保する。


b)海の近くにいた場合津波に備えて揺れが収まり次第すぐさま高台・コンクリート製の丈夫な建物の3階以上に避難すること。




3:危機を脱してから気をつけること

a)被災後のインフラ悪化への対応

 被災後は、電気・ガス・水道がとまり、それによって交通機関がマヒを起こす場合がある。

 交通機関のマヒが食料・毛布・薬品ガソリンなどの物資の不足を引き起こすので、皆で分け合い、節約をして過ごすこと。

 冬場に暖を取る際は、ストーブ等の一酸化炭素中毒に気をつけること。


b)不安と付き合う

 被災後は、被災の恐怖と共に、日常とはかけ離れた環境に身をおくことになる。肩の力を抜いて、軽く体を動かしてリラックスするよう心がける。

 十分な睡眠をとれる環境を早くつくりあげ、体温・体力・気力を維持できるようにする。

 他の被災者運命共同体であるので、冷静さと思いやりを忘れずに、相互に助け合って行動すること。


c)被災後、インフラが整い安全が確保されてから

 被災の恐怖を克服するために、希望のあることを考えたり、今までの生活について考えてみる。震災で受けた痛みを、正しく癒す方法や気持ちを大事にする。




4: 救急措置

 被災の際に、救命処置や、応急手当を行う必要になる場合がある。

 あらかじめ講習等できちんとやり方を学んでおき、非常用具に必要な道具を入れておくこと。※会社での講習実施が良い

a)救命処置

・人工呼吸

心臓マッサージ

AEDの使い方


b)応急手当

・応急手当マニュアル(メルクマニュアルや、iPhoneアプリ「家庭の医学」など)の準備

骨折

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ロックンロール

2011-03-22

病名が欲しい

爪を噛む癖は、咬爪症(こうそうしょう)と言うらしい。ちょっと書きなぐってみる。長文。

初めて人に指摘されたのは記憶にある限りでは小二の頃、二十年ほど前。

調べてみたところ「愛情に飢えてるから」…てーことは自分は親の愛情を受けずに

育ったのか?……んなわけあるかい

一人っ子だったが人並みの教育を受け、愛も与えられていたとはっきり言える。

しかし、ネット上で原因を調べて、いたるところに散見する「愛情不足」という

単語を知ってしまってからは、どこか親の所為にしたいと思う自分がいる。

改善方法その1

バイターストップなるものを試してみた。舐めると非常に苦い味のする、無色透明

マニキュアのようなもの。

結論から言うと、失敗した

まずマニキュアというものを塗る習慣が無かったため、2-3日周期で良いとは言うものの、

塗る作業自体が非常に面倒臭くなってしまった。

そして何より、爪を避けて周辺の皮を優先して噛んでしまうようになった。元々

皮の部分も噛む癖はあったのだが

改善方法その2

経緯は割愛するが、不安障害とセットにして心療内科に持ち込んでみた。

が、当然根本的な解決にならず。半年ほど通ってある日ぱったりと行かなくなってしまった。

実生活での問題点

ビジネスの場が非常にしんどい。

なるべく手の甲を相手に向けないように努めてはいるが、名刺交換の時など、どうしても

相手に指先を見られてしまう。指を傾けて隠そうとはしているが、相手にはバレバレなのだろうな。

そして、あと約半年で晴れて魔法使いになる。

いっそのことソープ魔法使いへの転職を阻止するか…とも考えたが、さすがにこの爪では

嬢と戯れることなんて出来やしない。下手すりゃボーイからご遠慮下さい状態だ。

爪の復旧には今から止めても数ヶ月かかるし、ううむどうしたものか。

また、爪はまだしも、皮の部分ボロボロで、風呂の後は水を吸ってボロボロな皮が非常に目立つ。

毎日それを見て自己嫌悪に陥る。

そのうち改善方法その3を試してみる。

いっそのこと爪全体にテーピングをするか、手袋をはめてしまうか。

周囲の目が恥ずかしいが、自業自得だ。仕方がない。

軽油も足りてない

被災地の瓦礫の撤去に使う重機の燃料として軽油毎日数千リットル単位で必要なのだが、その確保が難しくなっていて重機を満足に動かせなくなっている。

…と建設業者の社長さんがぼやいてるのを昨日テレビで見た。

軽油不足は業者間の確保合戦のせいなのかね。

http://anond.hatelabo.jp/20110322104008

被災地の物資不足の原因とされる燃料不足の原因は買占めではな

メディアで扇動されたとされるパニック状態の人が使う普通車の燃料は、ガソリン(レギュラー)

被災地まで物資を運搬するトラックに使う燃料は、軽油

燃料の種類が違うので、一般人が買い占めたところで被災地への物資輸送のための燃料が不足ということはありえない

http://anond.hatelabo.jp/20110322025023

いや、むしろ、核融合原子炉なんだろうけどな。将来期待されているのは。

どのみち、枯渇するとわかっている石油依存することは出来まい。水力にも敷設できる限界がある。

経済的な限界等より、むしろ、資源不足限界のほうが先に来るだろ。

 

むしろ、原発が嫌なら、このまま、臨番停電。夏にエアコン使えない。という生活を受け入れた上で、様々な節電を始め、電力を消費しない方向に傾けるしか無いが。

工場が動き始めたらそうもいかいし、動かさないわけにもいかないだろ。

 

ただ・・・あんだけ映画で有名になっているタイタニックと同じタイプ事故。想定していない障害に弱いが、よく考えれば氷山は想定できるし津波も想定できる。

そして、世界4番目の規模ということは、世界的に見て、未知の規模ではない。つまり、世界1位の地震が起きても大丈夫という設計なら耐えられた。

からは、世界的に見て未知の規模M10とかを想定して原発を建てる。って事にはなるだろうね。

究極的には、隕石が降ってきたら、とか、原発については、措定できそうもないことも想定する。というのが、今後の流れになるのでは?

 

すくなくとも、今回の話って、20M規模の堤防があれば防げたわけでしょ。

2011-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20110321170349

5月 輪番停電解除 石油流通復活 店に品物が戻る。製造業も製造再開。

6月 倉庫在庫切れる。製造追いつかず。また品不足

7月 夏季需要輪番停電。製造停止。倉庫のモノもない。運ぶべきものがない流通業。売るべきものがない小売。

8月 電気がない。モノもない。パソコンだけで業務が回る職種は本社機能を関西移転

9月 停電解除。米不足コメ関税撤廃で大量輸入。

こんな感じかな。

"買占め"のメモ

納豆不足

茨城県が被災。停電の影響で工場停止。

牛乳不足

← 紙パック製造工場が被災。牛乳自体は充分である。(泣く泣く捨ててるという話も?)

http://anond.hatelabo.jp/20110321113757

おまえのほうが勉強不足だろ。王という言葉日本に関しては違う意味を持つんだよ。

共産国に倣って最高指導者とか言えばいいと思うよ。

2011-03-20

http://anond.hatelabo.jp/20110320221112

もちろん今は試される時だと思う。

でも、今を乗り切ったとして、さらに試される時が遠くないうちにやってくる。

その正念場は今から数年後だと思うんだ。

今後の日本経済の行く末は中国がやっぱり鍵を握るように思う。

もちろん当面は日銀が全て国債を引き受けるのだろうけど、ずっとそういうわけにはいくまい。

国債の新規発行はこの先ずっと続くし、額は増え続ける。

民間金融機関国債の入札に応じないという事態はそう遠くない。

その時、日本国債を買うのは中国、あるいは中華企業なんじゃないかと思う。

つい先日、日本を抜いて最大のドル保有国となったように、最大の円保有国になるんだろう。

米国中国に挟まれた、窮屈で大変な、ある意味ですごく重要ポジションになるのだろう。

復興には米中だけでなく、いろいろな国の援助を受けるんだろう。

表向きは無償だろうけど、恩を受けた以上は援助してくれた国には外交的に強く出られなくなるし、圧力は強まるんだろう。

竹島尖閣は取られるんだろう。

北方領土は、えらく高い値段で買わされるんだろう。

いくつかの関税は撤廃されるだろう。

いくつかの産業は切り捨てることになる。

農業はその最有力候補だ。

もちろん米不足は起きるだろうからコメの輸入は国民のためでもある。

外国産の1/3以下の価格コメ日本コメ競争する。

数年は高くとも日本米が選ばれるのだろうが、庶民の収入減と外国米の味への馴れとともに、外国産の米のシェアは伸びるんだろう。

日本米の価格も下げざるを得ない。

稲作農家収入は激減するんだろう。

農業分野だけでなく、外国から労働力がたくさんはいるんだろう。

日本も貧しくなって、円も安くなるだろうから、今ほど安い労働力はないかもしれないが、職をめぐって外国人と争う構図は出来るはずだ。

現在正社員を守り、若者失業者けが外国人と職をめぐって競争するという構図になるかもしれない。

その時、若者の怒りはどこに向かうのだろう?

幕末に似た運動が起きるんじゃないだろうか。

民族主義排他主義が高まれば、外国人に向かい攘夷運動のようになる。

既得権益層への不満高まれば、倒幕運動のような革命運動を起こす。

自滅の道を歩むかもしれない。

ただ、希望もある。

農業分野を切り捨てることによって、農業従事者の票も捨てることになる。

あらたな票として、もしも若者の票を取り込もうとするならば、政治家も政策も若返る。

ドミノ倒しのように、教育が若返り、国民の思想が若返る。企業姿勢が若返る。

そのときこそ、脳内麻薬が見せた幻覚ではない、本当の希望生まれる。

震災を売名に使うのはやめて欲しい

私も被災した身なので、落ちついてから書こうと思っていた。

しかし、中野剛志氏の印税寄付についてTwitterで賞賛するツイートが大量にまわってきたので思う事があって筆をとった。

http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/tpp_12.html

この中で中野氏は17日印税収入の半分相当額を赤十字寄付したとの事。

また重版になった場合は以下の条件で寄付を続けるという。

内容は

1、日本赤十字社の当該義援金の受付期間である本年9月30日

2、政府TPP交渉参加を正式に見送った日

のいずれか早い日まで、上記の形式による寄付を続けることをお約束いたします。


この後には印税寄付を公表した事への言い訳がつらつらと書いてある。

更に後半には大きく本の宣伝がある。

これだけみるとただの寄付行為に見えるが、よく見れば売名行為しか言えず心をえぐられる。

赤十字募金を受け付ける9月30日までと言うのはわるが、その次の条件、政府TPP交渉参加を正式に見送った日となっている。

つまりこれは、TPP参加が見送られたなら、それ以降は被災者なんか関係ないと言っている事も同義である

かにTPP震災は関係ないし寄付を行う事は悪い事ではない。

しかし上記の条件を付けた寄付をすると言う事で、結果として中野氏が言ってるのは「震災に半分寄付するから買ってくれ」という事になる。

ふざけるな。

現在でも死亡者行方不明者数は時を追う毎に膨れ上がっている。

現在被災地では困難な状況が続いている。

物資も不足しているし、それを持ってくる燃料も不足している。

私の周囲でも、連絡のつかない者への希望は失われつつある。

もちろん福島原発の問題は、被災者はない皆さんも気にしておられると思う。

それを中野剛志は我々被災者をダシに自分の本を宣伝に利用した

中野氏は、わざわざこれから入る印税計算して半分寄付したそうだが

我々に「ありがとう。復興の為に中野さんの本を買ってください」とでも言って欲しかったのか。

有名人チャリティで私物等を供出し、その売り上げを寄付する行為と、本のプロモーションとして震災を利用するのは全く異なる。

これを震災商法売名行為と言わずして何というのか。

馬鹿にするなと言いたい

本当に被災地の事を思って募金するのならば、公表する必要も無い。

我々被災者も金が欲しいわけでないし、その立場を利用するほど落ちぶれてもいないのだ。

中野剛志震災を商売にした行いを私は忘れない。

http://d.hatena.ne.jp/Asmodeus-DB/20110318/p1

表題のブログ共感したことを伝えたかったので、いきおい余って書いてみた。

Twitter では短すぎるので、ここに書き散らかしてみる。

ブログで指摘の通り、震災から復興には数年、もしかしたら十年以上かかるかもしれない。

それに比べ、僕らの復興支援という感情は、あまりにも短い一過性のものだ。

たとえば、僕は今回の震災を受けて、復興支援のために一万円を義援金として送ることにしたが、

1年後、「全然足りません。助けてください。」といわれてもう一回一万円を用意できるかどうかと言うとかなり怪しい。というか多分できない。

ましてや今回の震災では、東京電力県内の電力供給が数ヶ月にわたって不足する見込みであり、今のところは一生懸命節電に協力しているが、

真夏暑い夜、クーラーをつけずにいられるかどうか、そもそも節電なんて忘れてがんがん電気を消費しちゃうんじゃないかとか、せいぜいそんなとこだろう。

このため、長期にわたって被災者を支援したい気持ちをシステムに変えるというのはすばらしいことだと思うのですよ。

ただし、僕はこのシステム日本全体が支援できる形で実現してほしい

たとえば時限つき、消費税増税案なんて言うのがある。

いまさくっと消費税について調べてみると、平成22年度の消費税収入はおよそ9.6兆円。

財務省ホームページ > 各種税金の資料 > 消費税など(消費課税) > 消費課税の概要(国税

http://www.mof.go.jp/jouhou/syuzei/siryou/100.htm

いま消費税が5%なので、消費税を期限付きで1%増税した場合、その効果はおよそ2兆円である

これだけの金額が毎年被災者支援に使われるのであれば、かなりの支援になることが予想される。

いっぽう、システムを作らない場合を想定してみよう。

だって今回一万円を拠出して、すごいことをしたと思っているけど、子供を含め、日本国民全員1万円を拠出できるわけでもないし義援金が一兆円を超えたなんて話は聞いたことがない。

すると、一生懸命感情を刺激して義援金を集めるよりも、消費税を1%増税した方がよっぽど効率が良いと思うのですよ。

まずは被災者の支援に必要なお金が集まれば、それを元手にいろんなことができる。

血液が足りなければ献血一回一万円でも良いし、がれきを片付けなきゃいけなければ土木作業を通じて雇用生まれる。

かにもいろいろアイデアがあると思うけど、とりあえず大事なことは、被災者に対して感情にまかせて同情するのではなく、感情が持続的な支援に変わるような、システムを構築する必要があると言うことです

できるだけ広範囲で。なるべくならば国家全体で。

是非とも枝野総理には強力なリーダーシップを発揮してほしいところです。(ぇ

2011-03-19

避難所原発付近の住人と一泊した時の事を書いておく

福島いわき市住人ですが、県外避難する途中、

縁あって原発20Km圏内の避難住民の方々と避難所で一泊した

駄文だけど、何かしらの参考になるかもしれないので、

ここに書いておこうと思う。


・度重なる範囲拡大で受け入れ側は大慌ての中、すごく頑張ってた。

03/12避難指示が10Kmから20Kmに拡大され、03/15には30Km圏内に屋内待機指示が出たりして、原発避難の住民は避難場所を転々とする状況が続いている。

自分が宿泊したのも、範囲拡大に伴い、急きょ原発付近の避難住民を受け入れる事になった施設で、いつどこから何人避難転居してくるかとか連絡が行き届いてない状況で、受け入れを行っていた。

その中施設スタッフは、少ない人員と状況が不明な中一丸となって本当に頑張ってた。

他の受け入れ施設の人も同じだろうけど、不慣れな作業のなか避難住民の要望一生懸命対応していた姿はホント素晴らしかった。


・避難指定地域の内と外は流通全然違う

TVなどでも散々言われているが、避難指定地域には全然物資が入ってこないそうだ。

一泊した避難所には食料が余る程届いていたけれど、原発付近の避難所ではおにぎりすら日次で届かなかったそうだ。

今回の地震での被災生活で一番問題がある部分だと思う。

輸送道路の整備状況、深刻なガソリン不足原発事故の誤認識など色々理由は考えられるけれど、ヘリからの物資投下も今からでも考えて欲しいと思った。


避難所ネットの影響は余り見られない

避難所の状況によってかなり違うとは思うけれど、一泊した避難所ではネットでの影響はほとんど見られなかった。

というか、そもそもTV自体台数が限られて自由に見れない。

避難所には連絡のための掲示版が作られていたが、ネット情報を掲載するにはプリンタが必要だし、あくまで個人個人での利用で限られているのが現状なのかなと感じた。

あ、けど一枚だけTwitter情報が掲示されてたかな。


・お年寄りや体の不自由な人は、ホント大変

年寄りや体の不自由な人にとっては避難生活は相当キツい。

食料配給なんて一時間も並んだりするし、介護サービスなんてある訳がない。

トイレだって一人では支障があったりするのだから付き添っている家族の方々には皆疲労の色が濃かった。

自分の所では、知らない同士で食料配給をまとめて取りにいったり、お年寄り、動けない人のサポートをしていたけど、そうしないとお年寄りや体の不自由な人は避難生活を過ごせない。

食料配給などの運搬にはボランティアの姿が見られていたけれど、お年寄り、体の不自由な人へのサポートは主に家族がしていたように見えた。

ボランティアの必要性が最も感じられた所だった。


原発内部で作業している人について

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014775591000.html

http://net.2chblog.jp/archives/1549248.html

↑でも基準値を超えて被曝している作業員について触れられていたけれど、似た話は、避難所でも話題に上がっていた。

これは完全に伝聞なので、真実かどうかは判らないけれど、今、原発内で作業している作業員とその家族には、

覚悟をしておいてくれ との通達と、今後の家族への補償の話があったとの内容だった。

東電政府の報告は個人的に信じていないので、この話はガチだと思っている。

周辺住民からの作業員は、補償されると思うけれど、いわゆる原発ジプシーと呼ばれる人達はどうなのだろう・・・


今県外に避難してエントリーを書いている。

福島県からの避難住民は、地震による心身のダメージに加え、原発事故への不安に苛まれている。

原発事故の影響で二度と家に戻れないのではないか、そう悲観してる人も多かった。

年寄りや体の不自由な人の避難生活は本当大変で、世話をしている家族の悲痛さは心に突き刺さった。

今の時点で出来ることは募金位だけれど、

後々避難所介護関係でのボランティアには参加しようと今回の避難所経験を経て思った。

原発反対とか廃炉は当然とか簡単に言うけど

今までどれだけ原発恩恵を受けてきたと思ってるのよ。

原発を止めるってことは電気供給量が大幅に減るってことだよ。

電気供給減ったらどうなるかなんて、今の首都圏の状況見ればわかるだろうよ。

時間停電が起こるだけでも大パニック。買い占めによる物資の不足

阿呆ばっかりじゃないか

全国各地の原発の運転停止してみろよ。

あっという間に電力足りなくなってもう今まで通りの生活なんて送れない。

それで本当に耐えられるのかね。

東電が廃炉にしないようにしてたのは、東電が今後も存続していくためもあるだろう。

もし東電の事業が悪化して万が一潰れてしまうようなことがあったらどうするのよ。(そんなことあってはならないしありえないと思うが)

東電だってつの民間企業だよ。

従業員の雇用を守る必要もあるだろうよ。

福島原発抜きでは必要量の電力を創出できないっていうんなら、廃炉にしたくなかった気持ちもわかる。

関東地方にこれから電気供給していく義務があるんだから

から俺にはそんなに気軽に廃炉とか原発反対とか言えない。

原発はもう日本になくちゃならない存在なんだよ。

折り合いをつけてやっていくしかないんだと思うんだよ。

危険性はある、それは今回の震災で明らかになった。それを肝に命じつつ、こんな事故が二度と起こらないように安全性を最高に高めて事故を防止していく。

それしかないんじゃないだろうか。

しか東電を100%擁護なんて絶対しないよ?

東電にも非があるんなら、そこは何がなんでも追求して謝罪でも賠償でもなんでもさせるべきだ。

他の電力会社も同じだよ。


俺の親族福島第一原発からほんの数kmのところに住んでるよ。

最近ニュースで話題のあの町に。

俺も何度も行ったことあるし、色んな思い出がある大切な町だよ。

今回の事故でもうあの町には足を踏み入れることができなくなってしまたかもしれない。

そんなことが起こって悲しみや憤りを感じないわけがない。

でも、あそこに住んでた人達原発が100%安全なものだなんて決して思ってなかったんじゃないかと俺は思う。

もしものときはそのときだし、ここ以外のところに住むなんてことはありえないって言ってたよ。

もちろん全員がそんな風に思ってたとは思わないし、色んな思いがあるだろうよ。


俺が原発のことに対して最も憤りを感じるのは、今まで電気を使いたいだけ使って原発について何も考えていなかった阿呆原発反対とか廃炉は当然とか、そういうことを言ってる奴がいること、それだよ。


被災者の無事とこれ以上の被害の拡大が決してないことを切に願う。

2011-03-18

発電器官はデンキウナギの夢を見るか

2011年、夏。

未曾有の災害と共に発生した史上最悪と言われる原子力発電所事故により関東以北では電力危機が生じていた。あらゆる場所電気が足りないため、経済は縮退し失業率は上昇、被災地復興すらもままならない状況に人々は疲弊し、絶望していた。日本はもう終わコンだ、と誰もが思っていた。

E官房長官は滝のように流れる汗をぬぐいながら、よりいっそうの節電の協力を求める会見を行っていた。

飛んでくる野次。頭を下げるたびにたかれるフラッシュのせいで会見会場には熱がこもり(もちろんクーラーなど不謹慎なのでご法度である)、うだるような暑さに拍車をかけている。

彼とてこれ以上の節電が無理だということは分かっていた。停電が頻繁に発生するせいで製造業は壊滅的なダメージを受け、GDP10%はおちこんでいた。失業率に至っては15%以上の上昇だ。物価の上昇率も著しい

「節電してればどうにかなるのかよ! お前がどうにかしろよ!」

国民死ねってのかよ! おい! Kを退陣させろ!」

Eは汗を拭った。マスコミ記者の態度は日に日に悪化している。それにともなって世論も完全な逆風となり、いま政府転覆寸前だった。震災の直前に外務省を辞任したMの運の良さには驚きを通り越して腹立ちさえ覚える。しかもこんな時に限ってHが「放射能シュレーディンガーの猫のようなもの、見てみるまでは存在しているかどうか分からない」などという素人にも間違いだとわかる迷言をのこしたりなどしている。後ろから味方に撃たれるとはこのことだ。

記者が静まるのを待って、Eは原稿を再び読み上げ始めた。

「まず一点は、首都圏における新規発電方式の、採用で、えー、ございます。本日より、首都圏の主要駅を中心に新方式の発電装置を稼働しております……」

後に有名になる首都圏発電所誕生の瞬間であった。

手始めに政府ラッシュ時の駅及び電車に床発電装置を埋め込んだ。発電量は微量で実用的ではないと言われていた床発電だったが、殺人的なラッシュ時の発熱量は彼らの予想を優に越え、鉄道への電力供給を賄うことができたのだった。

これはひとつ天啓だった。

人が活動するだけで電力が発生するのだ。しかもこの発電による排出物はせいぜいうんこである。なんというクリーンな発電方法だろう。

はじめは懐疑的な主張が主だった世論はこの実験によって一変し、一挙に床発電装置首都圏一帯にばらまかれた。道路は瞬く間に敷き替えられ人が歩くだけで発電が行われるようになり、なんと10キロワットの発電を可能したである。歩くだけで発電ができるという手軽さのためかあるいは通勤ラッシュの激化に嫌気がさしている人が多かったためか、またたくまに通勤、通学は徒歩もしくは自転車に変わった。政府の発表によれば、このことによって肥満人口は27%も減少したという。

この他にも、各産業は人の活動――正確に言えば活動による圧力変化が起こりうる場所を血眼になって探し、研究開発に人材を突っ込んだ。圧、とにかく圧力変化を探せ、何でもいい。特に大きかったのは繊維から電気が取れるようになったことだ。服の伸び縮みだけでなく、その繊維を使った布で作った服を着た人が押されたり押し返したり――要するにまたラッシュである――すると発電が起きる。充電程度の電力なら服からまかなえるようになったことで、電力所からの配分は若干減少した

この発電方式が予想外の供給可能したことを受け、すべての原発は停止した原発が停止したことにより25%程供給率が下がったが、人々は不足分を補うために一心に発電に励んだ。停電は頻発したが、それでも原発を使わないことを人々は選択したのだ。原子力発電所をすべて停止するというのはKの思いつきだった。世論もそれを求めていた。一部の識者がわかったような顔で発電所を止めると云々と述べたが、そんな言説は一捻りで闇の中に葬り去られた。

人々は自分たちの使う電力を作るために仕事をし、あえてラッシュ電車に乗り、あるいは車を捨て街を歩き回った。人の活動によって作られる電気は微々たるものではあったが、それでも彼らが活動をやめればとたんに電力不足が発生する。

から電力を作らない人々は糾弾され、あるいは疎ましがられるのは当然の流れだった。

電気を使う一方の病人、活動量が少ない老人に対する風当たりは日に日に強くなっていたし、さらには引きこもりに対して課税処置――のちに「動かざるもの食うべからず法」として後世に名を残す悪法満場一致で可決されて以来、彼らはただ風の前の塵の如き存在と成り下がっていった。

そして二年が過ぎた。

電力供給改善の成果が評価されたのか、あるいは非常時に国のトップがすげ替わることを世間が求めなかったせいなのか、幸いなことにK政権は低空飛行を続ける支持率を保ったまま存続していた。その間に首脳陣が国民を「発電装置」と呼んで批判を受けたり、病床者を「発電能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」と発言して集中砲火を浴びていたりなどしたが概ねしばらくすれば収束する程度の騒ぎだった。

それよりもっと大きな問題が立ちふさがっていた。

自殺者十万人、過労死が二十万人を超えたことについてどうお考えですかぁ」

頭の中がさぞかし軽そうな女が無表情に近い薄ら笑いを浮かべて彼にマイクを向ける。

Eは汗を拭った。

日本経済は回復している、していたはずだった。だが、圧電装置運用が開始して以来、過労死の件数は増える一方だった。従来の経済活動を維持しながら、圧倒的に不足している電力供給を補うための活動が必要なのだから過労死もむべなるかなである。加えて効率的な発電を行うために電車の運行時間が制限されたことにより、通勤ラッシュが激化し、三日に一度は圧死者が出ているという報告も受けている。どうって、なにがどうだと言うんだ、と腹の中で毒づきながらEは原稿の文章を噛み砕き、どうとでも取れる無難な回答を続けた。

だってこんなことやりたくてやっているわけじゃない、とEは思った。会見中もひっきりなしに足踏みをして会場設備のために発電をする。記者が必死でキーボードを叩いているのだってキーボード打鍵で発電をしているからだ。そうでもしないと電力の供給が追いつかないのだから

しい代替発電方式を……と頭を抱えながらEは報告資料を読んでいた。震災から二年がたつというのに眠っている時間のほうが少ないのはどういうわけだろう。すっかり頬はこけ、目は落ち窪み、このままではEも過労死するに違いない。そして足元でひっきりなしに点滅するいまいましい力不足パネル

Kがあのとき原子力発電を廃止すると言いさえしなければ! あの男なやることなすことただ人気を取りたいだけなのだ。長期的な視野などあるわけがない。

くそっと彼が声を漏らしたちょうどその時、ふっとすべての電気が消えた。鼻先も見えない暗闇がEを包みこむ。

Eはあたりを見回した停電だ。停電予報が放送される程度には停電はよくあることだが議員宿舎での停電は初めてだった。よっぽど電力供給が足りないのだろうか。夜間だから工場の発電がないとしても10%程度の余裕があったはずではないのか。そういえば近々ストライキが起こるう可能性が高まっているという報告はうけていたが、ついに来たのだろうか。ストライキをするのはとても簡単なことだ。活動をやめればいいのだからプラカードを持って大声を出すよりもずっと簡単にできる、消極的ストライキ。静かな抵抗。それこそがEの最も恐れている事態に他ならない。

Eの考えがまとまる前に、携帯電話が振動を始めた。きっちり五回分のコールを待って――コール五回分の振動で約一分間話すことができる――電話を取る。声を聞いてすぐに分かった。官房副長官のSだ。

「おい、停電しているぞ! 一体これはどういう事なんだ、T社から事前に周知もなかったじゃないか

ちっと舌を打ちたいのをこらえてEは瞼を押さえた。いくらEの方が年下だとは言っても、長官はEだ。つまり彼はSの上長だ。なぜこの男はせめて丁寧語で話さないのだろうか。苛立たしい

「いえ、私の方にも報告は――」

「どういう事なんだ!」

「T社に問い合わせてください……」

「なんだと! 俺を誰だと――!」

思わずかちんと来てしまったことは否めない。だがEも限界だったのだ。

「それがあなた仕事でしょう! 私はT社のスポークスマンでもなければ、カスタマーセンターでもないんだ! 電力不足官邸で起きてるんじゃない! T社で起きてるんだ!」

怒声が耳に届く前に彼は通話を終了した携帯電話を机の上に放り出し、ベッドに潜り込む。腹の底からくつくつと笑いが漏れてくる。

彼は笑った。笑いながら眠りに落ちていった。夢は深い眠りの中に現れなかった。

※この話はフィクションです。実在の人物、団体、企業とは一切関係ありません。

自分が悪い」って言いながら相手を叩く

「お父さんが借金を作って自己破産したのは私の監督不足だったせいね」とか

増田ちゃんがいつまでも夢追いフリーターだったのは私がもっと叱らなかったせいね」とか

「弟が計画性ないのは私が~(略」とか

カーチャンが毎回泣きながら言って来る。

最初は「そーじゃないよ、悪いのはトーチャンだし、計画性のない私と弟なんだよ」と言ってたけど

一向に愚痴は止まらない。いい加減ゲンナリしたので

「そうだね、全部カーチャンが悪いんだよ。駄目な妻で駄目な母だよ、改心すれば?」

と言ったら余計に泣かれた。

カーチャンは一体どう言って欲しいんだ?愚痴を聞くだけの毎日が疲れてきた。

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