はてなキーワード: 不足とは
もしかして、「関西のリアルでみかけるひと」と「関東のネットでみかけるひと」をくらべてるせい、ということはないでしょうか。
違ったらごめんね。
リアルで会う人達はたいして騒いでないけど、ネット上では確かに関東の人が騒いでみえる。
東京も基本的には平常運転だけど
時間がある層ほど、日常生活よりもネットやテレビに費やす時間が多く、地震関連の情報に多く接するので
それを発信するヒマもある。
ちなみに、
自分たちにかかわる問題として話題にでるのは
という印象。
本来立てなおしすべきだが、反対派が強くて、延長を選んだために、こうなった。って話はあるよ。
実際、アメリカのマーク1は、スリーマイル島の時に、強化してる。
同じエンジンの日本が強化したかどうかは謎だが、予算は積んでる。で、本来、廃炉にして立て直すべきだが、延長してるんだよね。
この状況下で、予測できなかったが通るかどうか、すでに怪しくなってるよ。
予想できたけど、軽く見てたんじゃない?という見方が出てきてる。
ただ、いずれにしろ、いまは、原発封じ込めの方が先だから、それを強く言う人は少ない。
事態が終わったら、それが本当なら、一気に、吊るされるだろ。
いずれにしろ、もうちょっと待ったほうがいいし。
一部の人が言っているように、原子力を新しく作り直さないで、現状維持。
もう、老朽化してるし、火力もソーラーも現状すぐには難しいし。
あと30年ぐらいは、原発は必要だろうから、段階的に立てなおして、段階的にソーラーとメタンハイドレードに移行しないと無理だけど・・・。
結局、反原発派が反対して、老朽化した原発が使い続けられて、もう1度ぐらいは大惨事を起こしそうだし・・・
もちろん、マスコミに従うな。という事じゃない。
マスコミ自身が言っているように(マスコミ関係者に聞けば普通に言うよ) 1つのニュースソースを信じるな。マスコミもサラリーマンなんだ。
という話。
今回の件は、素人で分かる範囲で確認しようと思ったらデーター不足なことに気がつくじゃん。
そもそもCTスキャンうけたことあれば、あれは、結構危険だって事を知ってるし。(ヤバくはないが、安全でもないという意味で)
経口摂取による被爆データーが1件も出てないじゃん。経口摂取のデーターが出てないのに、安全だって言えるその気持がスゲェなぁと思う。
10mSvまでなら、安全です。はいいんだけど、そのデーターが宇宙船みたいな体外からの被爆で、経口摂取のデーター出てきてないじゃん。これで、安全かどうかを言えるのは、いくらなんでも、スゲくね?
唯一経口摂取について語っているのは、WHOの書類で、信じるかどうかは別としても、まぁ、これを否定している学者は今のところ居ないし、厳しいというコメントを付けている人もいるから、厳しい基準なんだろ。その基準に基づいて、現状は東京は『まだ』安全だから、安全と言ってもいいけど。
http://anond.hatelabo.jp/20110321102930
以前↑を投稿したが、やはりじわじわ子作り忌避の動きが出ている
政府は「乳児は大丈夫です」「妊婦は大丈夫です」のアナウンスはするが、
本来なら「子作りは大丈夫です」というアナウンスをすべきなんだろうが、
そんな赤面するアナウンスは公序良俗に反するから出来ないんだろうなあ。
あと、子作り忌避の理由としては、
「放射能忌避」の理由以外に
「精神的不安(放射能、地震、計画停電、物資不足)を抱えながら妊娠生活を送ること自体が
「水不足野菜不足等で、物理的に健康な食生活を送れそうに無いからが忌避する」
という理由もあるようだ。
1年後の出生数に注目したい
※学年で言えば「2011年4月~2012年3月生まれ」「2012年4月~2013年3月生まれ」が
「ひのえうま」のように落ち込むことになる?
http://onayamifree.com/threadres/1556672/
わたしは現在新婚で、これから子作りを頑張ろうと思っていたのですが、
今回の震災によって放射能の影響がこれからどうなるのか心配で、子供作るのにもちょっとためらってしまいます
年齢的にも作るのなら早く欲しいのですが、もし胎児に影響があったらと思うと怖くてなかなか作る気になれません
神経質過ぎかもしれませんが、子供にはまったく影響ないという保証はないですよね…
わたしと同じような方いらっしゃいますか
子作りは当分やめておいた方がいいのでしょうか
また5月には新婚旅行で北海道に行く予定なのですが、こちらも大丈夫なのか不安です…
わたしは沖縄でもいいと思ったのですが、旦那がどーしても北海道がいいと言うので
No.2 by 通行人2(32♀匿名) 11/03/21 14:20 こんにちわ。
今4才の子がいて、ちょうど二人目子作り始めた矢先でした。
本当は学年差を考えてどうしても5月までにほしかったのですが、今回の震災でしばらく様子みることにしました
No.4 by 通行人4(匿名) 11/03/21 15:22 主さんの気持ちわかります。わたしも同じような状況です。
もしもまだ待てるのなら、様子を見た方がいいのかもしれません。
横レス申し訳ありませんが、この数日で妊娠が発覚した方はいらっしゃるのでしょうか…
No.6 by 通行人6(♀匿名) 11/03/21 15:39 とりあえず原発が何とかなるまで様子見ですね。
いま妊婦の人とは違うんだから。これからの人と捉え方が違うのは当たり前です。
根拠のない『大丈夫』ほど納得できないものはありませんからね。心配なものは心配なのだから仕方ない。
No.7 by 通行人7(匿名) 11/03/21 16:04
混乱してて一応口に入る物は手に入るけど、つわりで○○しか食べれない!飲めない!ってなった時すごく苦労します。
No.9 by 通行人9(♀匿名) 11/03/21 21:03
主さんの心配は当然だと思います。
放射能が影響するしないは別として、不安を持ちながら妊娠するのは良くないです。
まだ若いので2年程、様子を見てからでもいいのでは?
心配な気持ちがあるうちは様子を見た方が良いと思います。
電力需要をどうするか。
2000年夏のカリフォルニア大停電以後、北米西海岸では、時間当たりの電気料金に変動制が適用される地域が発生した。夜間等の需要の少ない時間帯と、冷房需要のピークとなる時間帯とでは、1KWh当たりの価格が違うという制度である。発電量不足から大停電が発生したことから、発電事業を自由化するとなり、それを実現する為に、その時点の電気の相場が作られ、この相場の価格に、送電業者の取り分を乗せた分が、一般家庭が購入する単価となる。この制度を実現する為に、消費電力計に時計機能と記録機能と現在の電気相場価格を示すインジケーターが組み込まれたSmartMeterが使用されるようになっている。クーラーの電源を入れる前に、今の電気相場がいくらなのかを確認し、コストパフォーマンスを考えるようになる事で、省電力という行動を取るように仕向けている。
しかし、これで省電力をやるのは個人の家庭だけで、商業施設の場合、営業時間内はいくら高値になっていたとしても、つけっぱなしにせざるを得ない。こうなると、営業経費における電気代のコストが読めなくなる。そこで、電気代は上限価格で商品に転嫁し、実際のコストとの差額を利益として確保するという手法へと、変わっていっている。ここで重要なのは、上限価格があるという点である。この上限価格制度は、発電業者が自由化されているアメリカにおいては、大規模需要者に自社の電気を買ってもらう為のサービスとなっていて、一般家庭には適用されない。大規模需要者にプライスキャップをつけた分、一般家庭や小口消費者向けの代金が高くなり、結果的に、一般家庭では節電しているのに高くなった電気代を請求されるとなっている。電気相場がいくら高値に上がっていったとしても、大規模需要者である商工業者は痛くも痒くも無いというのが、この制度の本質なのである。電気相場が高騰すればする分だけ、上限価格契約の価値は高くなり、需要家を囲い込む事が可能になる。
一般家庭の消費電力よりも、商工施設が使う電力の方が、大きいし波が激しい。商工施設が使う電力は昼間の冷房のピークに集中し、一般家庭の消費電力は夜に集中する。需給の波を大きくしているのは、昼間の商工施設の消費電力であり、設備投資という観点からみれば、商工施設の為に真夏の冷房需要の為だけの余剰設備を抱え込んでいるというのが、電力業界の現実なのである。
持続発電に適した原子力発電を民間発電業者が運営するのは、リスクが大きすぎるので、火力発電が主体となる。火力発電業者にとっては、昼間の営業中にのみ大量に使ってくれる商工業者の方が、設備の運営の面において、メリットがある。このために、一日中ほそぼそと電気を使う一般家庭の相手は、メリットが無い。
大口消費者に売電する方が、一口あたりの成約金額が大きくなり、歩合制セールスマンにとっては、美味しい話となる。売電量を大きくする事で、設備投資の回収期間を早め、市場での競争に勝ちやすくなる。もっとも、その先で独占企業となってしまったら、再び規制産業に逆戻りしてしまう。目先の金、出世の為に、間違ったインセンティブを設定してしまうというのは、よくある事であるが、SmartMeterは、理念は立派だけど、それをやるのが生身の人間だという点で、失敗に向かっている。
で、考えつく対策として、時計を進ませるサマータイムを主張する者が現れてきているが、電気の主たる使用先が照明用であったならば、昼間の明かるさを最大限利用しようというサマータイムは有効である。しかし、現状、電気の主たる使用先は昼間のオフィスや売り場の照明であり、工場を動かす産業用電力であり、冷房である。
冷房のピークが来る時間帯には工場を止めて、夜間を主たる生産時間とする、労働時間の逆転という手法もあるが、夜勤を主体とすると、深夜割増賃金・夜勤手当を出さなければならないので、コストが跳ね上がってしまうという欠点がある。時計を早めるサマータイムのような、電気のピークを抑制するどころか、長引かせて電力消費量をふやしてしまう施策よりも、電気を必要とする産業に対しては、深夜割増賃金・夜勤手当についての特例を作る方が、効果的と言えるかもしれない。もっとも、夜勤で帰ってきて、暑い昼間にカーテンを閉めて寝る為にクーラーをガンガンつけるとなれば、電気の需要はかえって増えてしまうであろう。
この日記では、昼間の明るさよりも朝方の涼しさと日没後の涼しさを利用する、時計を遅らせる逆サマータイムを提案している(cf.[2007.6.3])。逆サマータイムの方が、冷房電力需要に対しては効果が期待できる。
「われわれ読売巨人が都内の電気を買い占めます」って事だよね?
これって倫理的に許されるの?
--------------------------
4000世帯分の電気を 読売巨人 が買い占めるなんてゆるしてはいけない!
この非常時に電気の買い占めは重罪だぞ!
上司の挑戦状
http://d.hatena.ne.jp/Delete_All/20110322#1300804667
なんか気が向いたので作成。
部長の暗号と、その辺から拾ってきた防災マニュアルの落とし所を見つけてサクッと作成したもの。
詳細化と詰めで、この変をきちんと参考にされたほうがよいかと思います。
事業所のための「防災マニュアル」(愛知県防災局防災課防災支援チーム)
www.pref.aichi.jp/bousai/jigyousyo_manual.doc
で、ここから下が折衷案的な叩き台。見づらいのは勘弁。
地震についてのみなので、家事とかについては追記が必要。でも文章長くすると部長が読まなくなるか・・・
==============================================
1:普段の心がけ・準備
2:緊急時に実施すること
3:危機を脱してから気をつけること
4: 救急措置
1:普段の心がけ・準備
a)非常用具をあらかじめ会社・自宅に準備しておく。用意するべき品は下記6種類で、リュック等に入れて取り出しやすい場所に保管しておく。※定期的に賞味期限等を確認すること
【防災用品】・携帯ラジオ ・懐中電灯 ・ヘルメット ・防災ずきん ・ロープ ・非常用のトイレ ・手動の携帯充電器 ・紐つき笛 ・乾電池 ・ヘルメット
【貴重品・身分証明】・現金(小銭も必要) ・預金通帳や有価証券の写し ・健康保険証の写し ・認印 ・年金手帳 ・家の鍵 ・免許証
【食料品関係】・飲料水(1人最低1日3リットル) ・乾パンやクラッカー ・レトルト食品 ・ビタミン剤 ・缶詰(缶きりや栓抜きも忘れずに) ・粉ミルク、哺乳瓶(赤ちゃんがいる家庭は必需品) ・嗜好品
【衣類関係】・下着(家族分) ・衣類(長袖も忘れずに) ・雨具 ・タオル ・マスク10枚 ・メガネ(衛生不安からコンタクトは難あり)
【医療用品】・ばんそうこう ・包帯、ガーゼ ・消毒薬 ・常備薬 ・鎮痛剤、胃腸薬等 ・紙おむつ
【その他】・ティッシュペーパー ・ウエットティッシュ ・生理用品 ・軍手 ・マッチ、ライター ・洗面具 ・ローソク ・スリッパ(スニーカー) ・筆記用具とメモ用紙 ・軍手・ポリ袋
b)家や会社の中を安全に保つ
・本棚が崩れ落ちないように整理し、テレビ・箪笥・食器棚などを固定金具で固定しておく。
・ベッドの周り・上に倒れてくる・落ちてくるようなものを置かず、安眠できるようにする。
・日々の生活の中で、災害が発生した際にすぐに対応できるよう、時間や心に余裕を持った行動を行い、また事前の情報収集を心がけること。
・ワークライフバランスを保ち、イザという時に動けるように疲労やストレスをためないでくこと。睡眠や趣味や運動を十分に行うこと。
・自宅・通勤途中・仕事場・家族の勤務先・子供の学校の5箇所について、緊急時に非難する、避難所の確認を行う。
2:緊急時に実施すること
a)地震が発生した際は、丈夫なテーブルや机などの下に避難する。ビル街では、ビルの外の広い場所(看板が落ちてこない場所)に非難する。
テレビ等を押さえることは危険なので注意すること。室内の場合、ドアを開けて非常脱出口を確保する。
b)海の近くにいた場合、津波に備えて揺れが収まり次第すぐさま高台・コンクリート製の丈夫な建物の3階以上に避難すること。
3:危機を脱してから気をつけること
被災後は、電気・ガス・水道がとまり、それによって交通機関がマヒを起こす場合がある。
交通機関のマヒが食料・毛布・薬品・ガソリンなどの物資の不足を引き起こすので、皆で分け合い、節約をして過ごすこと。
冬場に暖を取る際は、ストーブ等の一酸化炭素中毒に気をつけること。
b)不安と付き合う
被災後は、被災の恐怖と共に、日常とはかけ離れた環境に身をおくことになる。肩の力を抜いて、軽く体を動かしてリラックスするよう心がける。
十分な睡眠をとれる環境を早くつくりあげ、体温・体力・気力を維持できるようにする。
他の被災者は運命共同体であるので、冷静さと思いやりを忘れずに、相互に助け合って行動すること。
被災の恐怖を克服するために、希望のあることを考えたり、今までの生活について考えてみる。震災で受けた痛みを、正しく癒す方法や気持ちを大事にする。
4: 救急措置
被災の際に、救命処置や、応急手当を行う必要になる場合がある。
あらかじめ講習等できちんとやり方を学んでおき、非常用具に必要な道具を入れておくこと。※会社での講習実施が良い
a)救命処置
・人工呼吸
・AEDの使い方
b)応急手当
・応急手当マニュアル(メルクマニュアルや、iPhoneアプリ「家庭の医学」など)の準備
・骨折
======================================
爪を噛む癖は、咬爪症(こうそうしょう)と言うらしい。ちょっと書きなぐってみる。長文。
初めて人に指摘されたのは記憶にある限りでは小二の頃、二十年ほど前。
調べてみたところ「愛情に飢えてるから」…てーことは自分は親の愛情を受けずに
育ったのか?……んなわけあるかい。
一人っ子だったが人並みの教育を受け、愛も与えられていたとはっきり言える。
しかし、ネット上で原因を調べて、いたるところに散見する「愛情不足」という
単語を知ってしまってからは、どこか親の所為にしたいと思う自分がいる。
バイターストップなるものを試してみた。舐めると非常に苦い味のする、無色透明の
マニキュアのようなもの。
まずマニキュアというものを塗る習慣が無かったため、2-3日周期で良いとは言うものの、
塗る作業自体が非常に面倒臭くなってしまった。
そして何より、爪を避けて周辺の皮を優先して噛んでしまうようになった。元々
経緯は割愛するが、不安障害とセットにして心療内科に持ち込んでみた。
が、当然根本的な解決にならず。半年ほど通ってある日ぱったりと行かなくなってしまった。
なるべく手の甲を相手に向けないように努めてはいるが、名刺交換の時など、どうしても
相手に指先を見られてしまう。指を傾けて隠そうとはしているが、相手にはバレバレなのだろうな。
いっそのことソープで魔法使いへの転職を阻止するか…とも考えたが、さすがにこの爪では
嬢と戯れることなんて出来やしない。下手すりゃボーイからご遠慮下さい状態だ。
爪の復旧には今から止めても数ヶ月かかるし、ううむどうしたものか。
また、爪はまだしも、皮の部分もボロボロで、風呂の後は水を吸ってボロボロな皮が非常に目立つ。
そのうち改善方法その3を試してみる。
いや、むしろ、核融合原子炉なんだろうけどな。将来期待されているのは。
どのみち、枯渇するとわかっている石油に依存することは出来まい。水力にも敷設できる限界がある。
経済的な限界等より、むしろ、資源不足の限界のほうが先に来るだろ。
むしろ、原発が嫌なら、このまま、臨番停電。夏にエアコン使えない。という生活を受け入れた上で、様々な節電を始め、電力を消費しない方向に傾けるしか無いが。
工場が動き始めたらそうもいかないし、動かさないわけにもいかないだろ。
ただ・・・あんだけ映画で有名になっているタイタニックと同じタイプの事故。想定していない障害に弱いが、よく考えれば氷山は想定できるし津波も想定できる。
そして、世界4番目の規模ということは、世界的に見て、未知の規模ではない。つまり、世界1位の地震が起きても大丈夫という設計なら耐えられた。
次からは、世界的に見て未知の規模M10とかを想定して原発を建てる。って事にはなるだろうね。
究極的には、隕石が降ってきたら、とか、原発については、措定できそうもないことも想定する。というのが、今後の流れになるのでは?
すくなくとも、今回の話って、20M規模の堤防があれば防げたわけでしょ。
もちろん今は試される時だと思う。
でも、今を乗り切ったとして、さらに試される時が遠くないうちにやってくる。
もちろん当面は日銀が全て国債を引き受けるのだろうけど、ずっとそういうわけにはいくまい。
国債の新規発行はこの先ずっと続くし、額は増え続ける。
民間金融機関が国債の入札に応じないという事態はそう遠くない。
その時、日本国債を買うのは中国、あるいは中華系企業なんじゃないかと思う。
つい先日、日本を抜いて最大のドル保有国となったように、最大の円保有国になるんだろう。
米国と中国に挟まれた、窮屈で大変な、ある意味ですごく重要なポジションになるのだろう。
復興には米中だけでなく、いろいろな国の援助を受けるんだろう。
表向きは無償だろうけど、恩を受けた以上は援助してくれた国には外交的に強く出られなくなるし、圧力は強まるんだろう。
北方領土は、えらく高い値段で買わされるんだろう。
いくつかの関税は撤廃されるだろう。
いくつかの産業は切り捨てることになる。
農業はその最有力候補だ。
もちろん米不足は起きるだろうから、コメの輸入は国民のためでもある。
数年は高くとも日本米が選ばれるのだろうが、庶民の収入減と外国米の味への馴れとともに、外国産の米のシェアは伸びるんだろう。
農業分野だけでなく、外国からの労働力がたくさんはいるんだろう。
日本も貧しくなって、円も安くなるだろうから、今ほど安い労働力ではないかもしれないが、職をめぐって外国人と争う構図は出来るはずだ。
現在の正社員を守り、若者と失業者だけが外国人と職をめぐって競争するという構図になるかもしれない。
その時、若者の怒りはどこに向かうのだろう?
民族主義、排他主義が高まれば、外国人に向かい攘夷運動のようになる。
既得権益層への不満高まれば、倒幕運動のような革命運動を起こす。
自滅の道を歩むかもしれない。
ただ、希望もある。
農業分野を切り捨てることによって、農業従事者の票も捨てることになる。
あらたな票として、もしも若者の票を取り込もうとするならば、政治家も政策も若返る。
しかし、中野剛志氏の印税の寄付についてTwitterで賞賛するツイートが大量にまわってきたので思う事があって筆をとった。
http://www.the-journal.jp/contents/newsspiral/2011/02/tpp_12.html
この中で中野氏は17日印税収入の半分相当額を赤十字に寄付したとの事。
内容は
この後には印税の寄付を公表した事への言い訳がつらつらと書いてある。
更に後半には大きく本の宣伝がある。
これだけみるとただの寄付行為に見えるが、よく見れば売名行為としか言えず心をえぐられる。
赤十字が募金を受け付ける9月30日までと言うのはわるが、その次の条件、政府がTPP交渉参加を正式に見送った日となっている。
つまりこれは、TPP参加が見送られたなら、それ以降は被災者なんか関係ないと言っている事も同義である。
確かにTPPと震災は関係ないし、寄付を行う事は悪い事ではない。
しかし上記の条件を付けた寄付をすると言う事で、結果として中野氏が言ってるのは「震災に半分寄付するから買ってくれ」という事になる。
ふざけるな。
現在でも死亡者・行方不明者数は時を追う毎に膨れ上がっている。
私の周囲でも、連絡のつかない者への希望は失われつつある。
もちろん福島の原発の問題は、被災者ではない皆さんも気にしておられると思う。
それを中野剛志は我々被災者をダシに自分の本を宣伝に利用した。
中野氏は、わざわざこれから入る印税を計算して半分寄付したそうだが、
我々に「ありがとう。復興の為に中野さんの本を買ってください」とでも言って欲しかったのか。
有名人がチャリティで私物等を供出し、その売り上げを寄付する行為と、本のプロモーションとして震災を利用するのは全く異なる。
本当に被災地の事を思って募金するのならば、公表する必要も無い。
表題のブログに共感したことを伝えたかったので、いきおい余って書いてみた。
Twitter では短すぎるので、ここに書き散らかしてみる。
ブログで指摘の通り、震災からの復興には数年、もしかしたら十年以上かかるかもしれない。
それに比べ、僕らの復興支援という感情は、あまりにも短い一過性のものだ。
たとえば、僕は今回の震災を受けて、復興支援のために一万円を義援金として送ることにしたが、
1年後、「全然足りません。助けてください。」といわれてもう一回一万円を用意できるかどうかと言うとかなり怪しい。というか多分できない。
ましてや今回の震災では、東京電力県内の電力供給が数ヶ月にわたって不足する見込みであり、今のところは一生懸命節電に協力しているが、
真夏の暑い夜、クーラーをつけずにいられるかどうか、そもそも節電なんて忘れてがんがん電気を消費しちゃうんじゃないかとか、せいぜいそんなとこだろう。
このため、長期にわたって被災者を支援したい気持ちをシステムに変えるというのはすばらしいことだと思うのですよ。
ただし、僕はこのシステムを日本全体が支援できる形で実現してほしい。
いまさくっと消費税について調べてみると、平成22年度の消費税収入はおよそ9.6兆円。
いまは消費税が5%なので、消費税を期限付きで1%増税した場合、その効果はおよそ2兆円である。
これだけの金額が毎年被災者支援に使われるのであれば、かなりの支援になることが予想される。
僕だって今回一万円を拠出して、すごいことをしたと思っているけど、子供を含め、日本国民が全員1万円を拠出できるわけでもないし、義援金が一兆円を超えたなんて話は聞いたことがない。
すると、一生懸命感情を刺激して義援金を集めるよりも、消費税を1%増税した方がよっぽど効率が良いと思うのですよ。
まずは被災者の支援に必要なお金が集まれば、それを元手にいろんなことができる。
血液が足りなければ献血一回一万円でも良いし、がれきを片付けなきゃいけなければ土木作業を通じて雇用も生まれる。
ほかにもいろいろアイデアがあると思うけど、とりあえず大事なことは、被災者に対して感情にまかせて同情するのではなく、感情が持続的な支援に変わるような、システムを構築する必要があると言うことです。
できるだけ広範囲で。なるべくならば国家全体で。
縁あって原発20Km圏内の避難住民の方々と避難所で一泊した。
駄文だけど、何かしらの参考になるかもしれないので、
ここに書いておこうと思う。
03/12に避難指示が10Kmから20Kmに拡大され、03/15には30Km圏内に屋内待機指示が出たりして、原発避難の住民は避難場所を転々とする状況が続いている。
自分が宿泊したのも、範囲拡大に伴い、急きょ原発付近の避難住民を受け入れる事になった施設で、いつどこから何人避難転居してくるかとか連絡が行き届いてない状況で、受け入れを行っていた。
その中施設スタッフは、少ない人員と状況が不明な中一丸となって本当に頑張ってた。
他の受け入れ施設の人も同じだろうけど、不慣れな作業のなか避難住民の要望に一生懸命対応していた姿はホント素晴らしかった。
TVなどでも散々言われているが、避難指定地域には全然物資が入ってこないそうだ。
一泊した避難所には食料が余る程届いていたけれど、原発付近の避難所ではおにぎりすら日次で届かなかったそうだ。
輸送道路の整備状況、深刻なガソリン不足、原発事故の誤認識など色々理由は考えられるけれど、ヘリからの物資投下も今からでも考えて欲しいと思った。
避難所の状況によってかなり違うとは思うけれど、一泊した避難所ではネットでの影響はほとんど見られなかった。
というか、そもそもTV自体台数が限られて自由に見れない。
避難所には連絡のための掲示版が作られていたが、ネットの情報を掲載するにはプリンタが必要だし、あくまで個人個人での利用で限られているのが現状なのかなと感じた。
お年寄りや体の不自由な人にとっては避難生活は相当キツい。
食料配給なんて一時間も並んだりするし、介護サービスなんてある訳がない。
トイレだって一人では支障があったりするのだから付き添っている家族の方々には皆疲労の色が濃かった。
自分の所では、知らない同士で食料配給をまとめて取りにいったり、お年寄り、動けない人のサポートをしていたけど、そうしないとお年寄りや体の不自由な人は避難生活を過ごせない。
食料配給などの運搬にはボランティアの姿が見られていたけれど、お年寄り、体の不自由な人へのサポートは主に家族がしていたように見えた。
ボランティアの必要性が最も感じられた所だった。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110319/t10014775591000.html
http://net.2chblog.jp/archives/1549248.html
↑でも基準値を超えて被曝している作業員について触れられていたけれど、似た話は、避難所でも話題に上がっていた。
これは完全に伝聞なので、真実かどうかは判らないけれど、今、原発内で作業している作業員とその家族には、
覚悟をしておいてくれ との通達と、今後の家族への補償の話があったとの内容だった。
東電、政府の報告は個人的に信じていないので、この話はガチだと思っている。
周辺住民からの作業員は、補償されると思うけれど、いわゆる原発ジプシーと呼ばれる人達はどうなのだろう・・・
今県外に避難してエントリーを書いている。
福島県からの避難住民は、地震による心身のダメージに加え、原発事故への不安に苛まれている。
原発事故の影響で二度と家に戻れないのではないか、そう悲観してる人も多かった。
原発を止めるってことは電気の供給量が大幅に減るってことだよ。
電気の供給減ったらどうなるかなんて、今の首都圏の状況見ればわかるだろうよ。
数時間の停電が起こるだけでも大パニック。買い占めによる物資の不足。
全国各地の原発の運転停止してみろよ。
あっという間に電力足りなくなってもう今まで通りの生活なんて送れない。
それで本当に耐えられるのかね。
東電が廃炉にしないようにしてたのは、東電が今後も存続していくためもあるだろう。
もし東電の事業が悪化して万が一潰れてしまうようなことがあったらどうするのよ。(そんなことあってはならないしありえないと思うが)
従業員の雇用を守る必要もあるだろうよ。
福島の原発抜きでは必要量の電力を創出できないっていうんなら、廃炉にしたくなかった気持ちもわかる。
折り合いをつけてやっていくしかないんだと思うんだよ。
危険性はある、それは今回の震災で明らかになった。それを肝に命じつつ、こんな事故が二度と起こらないように安全性を最高に高めて事故を防止していく。
それしかないんじゃないだろうか。
東電にも非があるんなら、そこは何がなんでも追求して謝罪でも賠償でもなんでもさせるべきだ。
他の電力会社も同じだよ。
俺の親族は福島第一原発からほんの数kmのところに住んでるよ。
俺も何度も行ったことあるし、色んな思い出がある大切な町だよ。
今回の事故でもうあの町には足を踏み入れることができなくなってしまったかもしれない。
そんなことが起こって悲しみや憤りを感じないわけがない。
でも、あそこに住んでた人達は原発が100%安全なものだなんて決して思ってなかったんじゃないかと俺は思う。
もしものときはそのときだし、ここ以外のところに住むなんてことはありえないって言ってたよ。
もちろん全員がそんな風に思ってたとは思わないし、色んな思いがあるだろうよ。
俺が原発のことに対して最も憤りを感じるのは、今まで電気を使いたいだけ使って原発について何も考えていなかった阿呆が原発反対とか廃炉は当然とか、そういうことを言ってる奴がいること、それだよ。
被災者の無事とこれ以上の被害の拡大が決してないことを切に願う。
2011年、夏。
未曾有の災害と共に発生した史上最悪と言われる原子力発電所事故により関東以北では電力危機が生じていた。あらゆる場所で電気が足りないため、経済は縮退し失業率は上昇、被災地復興すらもままならない状況に人々は疲弊し、絶望していた。日本はもう終わコンだ、と誰もが思っていた。
E官房長官は滝のように流れる汗をぬぐいながら、よりいっそうの節電の協力を求める会見を行っていた。
飛んでくる野次。頭を下げるたびにたかれるフラッシュのせいで会見会場には熱がこもり(もちろんクーラーなど不謹慎なのでご法度である)、うだるような暑さに拍車をかけている。
彼とてこれ以上の節電が無理だということは分かっていた。停電が頻繁に発生するせいで製造業は壊滅的なダメージを受け、GDPは10%はおちこんでいた。失業率に至っては15%以上の上昇だ。物価の上昇率も著しい。
「節電してればどうにかなるのかよ! お前がどうにかしろよ!」
Eは汗を拭った。マスコミの記者の態度は日に日に悪化している。それにともなって世論も完全な逆風となり、いまや政府は転覆寸前だった。震災の直前に外務省を辞任したMの運の良さには驚きを通り越して腹立ちさえ覚える。しかもこんな時に限ってHが「放射能はシュレーディンガーの猫のようなもの、見てみるまでは存在しているかどうか分からない」などという素人にも間違いだとわかる迷言をのこしたりなどしている。後ろから味方に撃たれるとはこのことだ。
「まず一点は、首都圏における新規発電方式の、採用で、えー、ございます。本日より、首都圏の主要駅を中心に新方式の発電装置を稼働しております……」
手始めに政府はラッシュ時の駅及び電車に床発電装置を埋め込んだ。発電量は微量で実用的ではないと言われていた床発電だったが、殺人的なラッシュ時の発熱量は彼らの予想を優に越え、鉄道への電力供給を賄うことができたのだった。
人が活動するだけで電力が発生するのだ。しかもこの発電による排出物はせいぜいうんこである。なんというクリーンな発電方法だろう。
はじめは懐疑的な主張が主だった世論はこの実験によって一変し、一挙に床発電装置が首都圏一帯にばらまかれた。道路は瞬く間に敷き替えられ人が歩くだけで発電が行われるようになり、なんと10万キロワットの発電を可能にしたのである。歩くだけで発電ができるという手軽さのためかあるいは通勤ラッシュの激化に嫌気がさしている人が多かったためか、またたくまに通勤、通学は徒歩もしくは自転車に変わった。政府の発表によれば、このことによって肥満人口は27%も減少したという。
この他にも、各産業は人の活動――正確に言えば活動による圧力変化が起こりうる場所を血眼になって探し、研究開発に人材を突っ込んだ。圧、とにかく圧力変化を探せ、何でもいい。特に大きかったのは繊維から電気が取れるようになったことだ。服の伸び縮みだけでなく、その繊維を使った布で作った服を着た人が押されたり押し返したり――要するにまたラッシュである――すると発電が起きる。充電程度の電力なら服からまかなえるようになったことで、電力所からの配分は若干減少した。
この発電方式が予想外の供給を可能にしたことを受け、すべての原発は停止した。原発が停止したことにより25%程供給率が下がったが、人々は不足分を補うために一心に発電に励んだ。停電は頻発したが、それでも原発を使わないことを人々は選択したのだ。原子力発電所をすべて停止するというのはKの思いつきだった。世論もそれを求めていた。一部の識者がわかったような顔で発電所を止めると云々と述べたが、そんな言説は一捻りで闇の中に葬り去られた。
人々は自分たちの使う電力を作るために仕事をし、あえてラッシュの電車に乗り、あるいは車を捨て街を歩き回った。人の活動によって作られる電気は微々たるものではあったが、それでも彼らが活動をやめればとたんに電力不足が発生する。
だから電力を作らない人々は糾弾され、あるいは疎ましがられるのは当然の流れだった。
電気を使う一方の病人、活動量が少ない老人に対する風当たりは日に日に強くなっていたし、さらには引きこもりに対して課税処置――のちに「動かざるもの食うべからず法」として後世に名を残す悪法が満場一致で可決されて以来、彼らはただ風の前の塵の如き存在と成り下がっていった。
そして二年が過ぎた。
電力供給量改善の成果が評価されたのか、あるいは非常時に国のトップがすげ替わることを世間が求めなかったせいなのか、幸いなことにK政権は低空飛行を続ける支持率を保ったまま存続していた。その間に首脳陣が国民を「発電装置」と呼んで批判を受けたり、病床者を「発電能力を失っても生きているってのは無駄で罪です」と発言して集中砲火を浴びていたりなどしたが概ねしばらくすれば収束する程度の騒ぎだった。
それよりもっと大きな問題が立ちふさがっていた。
「自殺者十万人、過労死が二十万人を超えたことについてどうお考えですかぁ」
頭の中がさぞかし軽そうな女が無表情に近い薄ら笑いを浮かべて彼にマイクを向ける。
Eは汗を拭った。
日本経済は回復している、していたはずだった。だが、圧電装置の運用が開始して以来、過労死の件数は増える一方だった。従来の経済活動を維持しながら、圧倒的に不足している電力供給を補うための活動が必要なのだから過労死もむべなるかなである。加えて効率的な発電を行うために電車の運行時間が制限されたことにより、通勤ラッシュが激化し、三日に一度は圧死者が出ているという報告も受けている。どうって、なにがどうだと言うんだ、と腹の中で毒づきながらEは原稿の文章を噛み砕き、どうとでも取れる無難な回答を続けた。
俺だってこんなことやりたくてやっているわけじゃない、とEは思った。会見中もひっきりなしに足踏みをして会場設備のために発電をする。記者が必死でキーボードを叩いているのだって、キーボードの打鍵で発電をしているからだ。そうでもしないと電力の供給が追いつかないのだから。
新しい代替発電方式を……と頭を抱えながらEは報告資料を読んでいた。震災から二年がたつというのに眠っている時間のほうが少ないのはどういうわけだろう。すっかり頬はこけ、目は落ち窪み、このままではEも過労死するに違いない。そして足元でひっきりなしに点滅するいまいましい電力不足のパネル。
Kがあのとき原子力発電を廃止すると言いさえしなければ! あの男なやることなすことただ人気を取りたいだけなのだ。長期的な視野などあるわけがない。
くそっと彼が声を漏らしたちょうどその時、ふっとすべての電気が消えた。鼻先も見えない暗闇がEを包みこむ。
Eはあたりを見回した。停電だ。停電予報が放送される程度には停電はよくあることだが、議員宿舎での停電は初めてだった。よっぽど電力供給が足りないのだろうか。夜間だから工場の発電がないとしても10%程度の余裕があったはずではないのか。そういえば近々ストライキが起こるう可能性が高まっているという報告はうけていたが、ついに来たのだろうか。ストライキをするのはとても簡単なことだ。活動をやめればいいのだから。プラカードを持って大声を出すよりもずっと簡単にできる、消極的ストライキ。静かな抵抗。それこそがEの最も恐れている事態に他ならない。
Eの考えがまとまる前に、携帯電話が振動を始めた。きっちり五回分のコールを待って――コール五回分の振動で約一分間話すことができる――電話を取る。声を聞いてすぐに分かった。官房副長官のSだ。
「おい、停電しているぞ! 一体これはどういう事なんだ、T社から事前に周知もなかったじゃないか」
ちっと舌を打ちたいのをこらえてEは瞼を押さえた。いくらEの方が年下だとは言っても、長官はEだ。つまり彼はSの上長だ。なぜこの男はせめて丁寧語で話さないのだろうか。苛立たしい。
「いえ、私の方にも報告は――」
「どういう事なんだ!」
「T社に問い合わせてください……」
「なんだと! 俺を誰だと――!」
思わずかちんと来てしまったことは否めない。だがEも限界だったのだ。
「それがあなたの仕事でしょう! 私はT社のスポークスマンでもなければ、カスタマーセンターでもないんだ! 電力不足は官邸で起きてるんじゃない! T社で起きてるんだ!」
怒声が耳に届く前に彼は通話を終了した。携帯電話を机の上に放り出し、ベッドに潜り込む。腹の底からくつくつと笑いが漏れてくる。
彼は笑った。笑いながら眠りに落ちていった。夢は深い眠りの中に現れなかった。