はてなキーワード: 不足とは
反原発ゆとり脳に送る豆知識に、以下を追記。
たとえば、同じ資料の中でも、運転年数を法定耐用年数にすると、
割引率3%利用率70%でも
一般水力11.9円/kWh、石油火力13.2円/kWh、LNG火力7.6円/kWh、石炭火力8.1円/kWh、原子力8.2円/kWh
某教授のように「原子力発電所の利用率はこんなに高くないからもっとコストがかかるんだ!」みたいに、変な言いがかりつけてきちゃうのも現れるし。
くらいが妥当なんじゃないかと思う。
LNGは長期契約で安定的な量・価格で調達しているとどこかに書いてあった。
取引量が決まっているから、今回のようにLNGが不足して追加で調達する場合は、価格が上がるんだと思う。
推測が入るのだが、通常は、石炭→LNG→石油の優先順位で運転していると思われる、火力がモデルケースより安い可能性がある。
ただし、原発止めて、火力で代替したら、高い石油や原子力ショックで高騰するLNGを使わなければならなくなり、火力のコストはもっとあがるだろうね。
放送事業者用ビデオテープが不足してプロダクションが悲鳴を上げる。
しかし、あえて言えば、
「通常人が24時間365日掛かっても、とても消化しきれないだけの
新規書籍コンテンツや新規映像コンテンツが量産(悪く言えば濫造)される
『コンテンツインフレ状態』を解消するいいキッカケ」じゃないか?
極端に言えば、雑誌の発行点数が10分の1になっても、
「読みたいものがない・・・イラッ!」という人は、どちらかと言えば少数派では?
多数派は、「雑誌点数が減っても、別に関係ない」な感じではないか?
1ヶ月内に雑誌は数百点は出てるだろうが、
雑誌好きでも1ヶ月内に読破する点数は数十点程度、一般人なら数点程度。
となると、雑誌点数が10分の1になっても、「雑誌好きでも全部読破がやっと」という状態。
映像など、BSチャンネルだかCSチャンネルだか、最近ではネットTVとかWiiチャンネルとか
濫造されているが、「チャンネル数が10分の1になっても、全部見るのは不可能」である。
だから、あえていう、「雑誌も書籍も映像も、10分の1になっても世の中さほど困らない」。
この背後には、「頼みもしないのにYoutubeやブログでコンテンツをタダで供給する一般ピーポー」の存在がある。
となると、雑誌でメシ食っている人の10人に9人、映像でメシ食っている人の10人に9人が
かつて地方の公共事業は地方の雇用を支える重要な職場だったが、
東京マスコミが「税金の無駄遣い、社会の役立たず」として公共事業をカットし、失業者となった。
であれば、社会的に必要性がない
ゆとり脳と言うのはどうかと思うが、大島堅一・立命館大教授の主張は、明らかにおかしい所がある。
過去の研究開発費用や、過去の原発立地関係の支出が、将来も同様にコストとして計上されるように大島教授は主張している。これは不適切だと言わざるを得ない。
大島教授の財務諸表をもとにした、実績ベースの分析でも、火力9.80円/kWh、原子力8.64円/kWh、水力7.08円/kWhと原子力が安い。しかし、政府支出を加算すると、政府補助込みの実績コストでは、火力10.68円/kWh、原子力9.90円/kWh、水力7.26円/kWhと原子力が高くなると、大島教授は主張している。
しかし、政府補助込みの実績コストは、将来コストとは大きく乖離していると考えられる。(大島教授が非公開だと主張する)公開されている政府資料を見る限り、火力・再生可能エネルギー関係の支出も多い。2009年度の原発関係の支出は、1,816億円に過ぎない。電力会社が払っている電源開発促進税3,292億円と、16兆円を超える電力会社の売上から考えると大きな値とは言えない。大島教授の分析は1970~2007年度のデータに基づいているため、近年の状況を良く反映していないと考えられる。
つまり、政府補助を加味しても昔のコストと、今のコスト、将来のコストは異なるため、近年の状況を反映していない大島教授の主張は妥当性を欠く。
大島教授は、以下のように揚水発電所を原発のための施設としているが、これは誤りだ。
ここで注意が必要なのは、原発は出力調整が出来ないため、需要の少ない深夜電力で水をポンプで上げて貯水し、昼間に発電する「揚水発電」をしている点だ。原発のコストは「原子力+揚水」で見なければいけない。
既存原発をフル稼働しても、朝5時の最小需要にも届かない。原発の昼夜の供給調整には、現状では必要は無い。
実際は火力も起動に時間がかかり、発電効率の観点からは出力を変動させない方が良いため、揚水発電所が必要となっている。ただしLNG火力は起動時間が早いとされ、必要性は低下しているそうだ(2~3時間で100%出力)。
風力・太陽光・太陽熱・地熱も、需要に応じた発電調整が不能であるため、揚水発電所が必要となると考えられる(例:国内電力の9割を再生可能に:イスラエルでの提案)。もちろん現状では原発と同様に、供給能力が低いため問題にはならない。
大島教授は、六ケ所再処理工場の処理能力が大幅に不足していると主張する一方で、六ケ所再処理工場の稼動率を100%にする事が不可能だと指摘している。しかし、海外の稼動率実績を引用しているが、それらがなぜ稼働率が低いのかの説明は無い。
再処理すべき使用済み燃料が無い場合は、再処理工場の稼働率は落ちる。この意味では、使用済核燃料が大量にあるのであれば、稼働率は100%に近づく。単に稼働率を列挙されても、説得力に欠ける。
核燃料サイクルの完成よりは、クリーン・エネルギーが実用化になる方が早いよ。現在の計画のまま全てが順調にいっても高速増殖炉は2050年に実用炉がようやくできる段階でどちらにせよそこまで待たなきゃならない。逆にそれまで待てないようだとウラン不足にやられる。高速増殖炉が完成しないとウランの埋蔵量ってガスや石油よりも少ないと言われているので、原子力じゃそもそも無理だよ。短期的にはLNG等に頼らざるを得ないね。
同意。原子力関係は人気が無いそうだ。
結局、何にも進展なしってことだよね。
真面目なのにもほどがあるな。融通が気か無すぎるのも駄目だな。
講師を呼んでいたから?馬鹿じゃないの。仮にも与党の幹事長だろ。
どっちが優先かもわからないのか。
民主党の「尻拭い」ばかりさせられてる感が…
れんほう
辻元議員に益々似てきた。
…?現地視察?普段何やってるの?
報道ベースでさえも明らかに精神的にいっちゃっているのがわかる
まったく表に出てこない総理大臣が現地視察をしたおかげで余計に酷くなったんだろ。
なあ教えてくれよ、偉い人。
全ての一戸建に家庭用太陽光発電システムを設置しても、2008年の総電力需要の10%程度しか補うことができない。
家庭用太陽光発電システム(3.29~4.3kW)の予測年間発電量の平均は4,234kWhに過ぎない。住宅・土地統計調査によると2008年の一戸建は27,450,000軒(共同住宅を含む住宅総数は57,586,000軒)。全ての一戸建住宅に家庭用太陽光発電システム(3.29~4.3kW)を設置すると、116,220GWhの発電量となる。
2008年の年間総需要は1,082,014GWhなので、家庭用太陽光発電の潜在資源量は総需要の10.7%に過ぎない。集合住宅を加えても一軒あたりの屋根面積が少ないため大きな変化は無いであろうし、むしろ日照条件が良好でない一戸建住宅もあるので、これより少ない発電量しか見込めないであろう。
今回の福島原子力発電所の事故を受けて、「(今回の地震と同規模の)地震の際に安全を担保できない原子力発電所は遅かれ早かれ廃止されるべきだ」という意見が増えている。
じゃ、「(今回の地震と同規模の)津波の際に安全を担保できない堤防は遅かれ早かれ補強工事されるべきだ」って意見はなぜでないのだろう?
個人的には、今回の災害は1000年に一度程度の極めて稀な災害なようだから、これを基準に今後の安全指針にしてはいけないと思う。今回の地震に耐えられるようなインフラを構築するのに、いったいどれくらいのコストがかかるのか想像もつかないからだ。
多くの人はそれも暗黙のうちにわかっているから、堤防工事の大々的実施を口にしていないのだろう。そんな堤防を作ってしまえば自然環境も取り返しがつかないほどに破壊されるだろうしね。
だが、原子力発電所は「なくしてしまえばいい」といわれる。人が死んでいる堤防の能力不足はさほど大きく取り上げられないのに、まだ死人が出ていない原子力発電所の放射能漏れを糾弾する声ばかりが聞こえてくる。
亡くなられた東北地方の方々より、数十年後に自分や家族ががんにかかる可能性がほんのわずかにあがる「かもしれない」ことのほうが大事なら何も言わないけれど。少なくとも喫煙者にそれを言う資格はないよ。俺は喫煙者だからそんなことは言えない。
そしてその後に起こったことたちについて。
君はちょうど小学校の下駄箱にいて、下校する直前だったらしいね。
揺れ始まってまず見たのは、時計だった。君が学校にいる時間なのか確かめたかったから。
だけど運悪くそれはちょうど君が下校するくらいの時間だったね。ママは不安で不安で、揺れの恐怖よりも君のことばかり考えていた。
幸いにも君は学校を出る前だったみたいだけど。本当に、君が一人で道路の真ん中で怯えていなくて良かったよ。
揺れは、長かった。
建物はきしみ、壁にかかっていたものが落ち始め、天井のプロジェクターは私の頭上で振り子のように揺れていた。
そして最後に蛍光灯がジジジと不気味な音を立てて消え、とうとう揺れは収まった。
とにかく、長かったよ。
ママはこりゃ大ごとだなと思ってね。だって、電気が消えちゃったんだもの。
揺れたこと自体はママはそんなに恐怖じゃ無かったよ。ずっと、見てた。
どんな風にどれくらい揺れるのか。
「いいから机の下にもぐれ」って、隣の先輩に怒られたんだけどね。
でも、見たかったんだ。世界を確かめなくちゃって思った。くっきりとそう考えたことを覚えてる。
目をこじ開けて、全部を、見たかった。
会議室にはその時職場の人全員がいて、誰からともなくみんなが声を出していたよ。
「まだ揺れてるから、動かないで」「上注意だよ。プロジェクターが危ない」「揺れ強いよ。まだまだしっかり」「続いてるよ。まだみんな隠れて」「みんな、大丈夫?怪我してる人はいないよね?」って
あちこちで声が上がっていた。ママは一番下っ端だから、じっと黙っているだけだったけれどね。
良い職場だな、と思ったよ。世の中の人たちはどんな感じであの揺れを耐えたんだろう。
君はお友達と一緒だったんだよね。良かった、一人じゃなくて。
お友達が「バスみたい!」って喜んだそうだね。良かったよ、頼もしいお友達を持って。
あんなこと、きっと君が生きている間にはもう二度と起きないと思う。と、信じたい。
ママは会社から退社の許可が出て、一番最初に会社を飛び出したんだよ。
ママの会社って何百人もの人が働いている工場なんだけど、一等賞だったんだよ。すごいでしょう?
車に飛び乗って、車のナビでNHKにチャンネルを回したんだ。どんな状態なんだろう、と思って。
その時に見たのは、街が海に飲み込まれていく映像だった。ハリウッド映画じゃないよ。生中継だ。
大津波警報って、なんだ?大津波?この映像は?現実なの?一体、どこなの?どこの海で津波が起こってるの?
さっぱり訳が分からなかったよ。だって、信じられるかい?街が海に浸かるなんてことを。
そしてそこは、君も知っている場所なんだよ。
一旦車を家に置き、自転車立ちこぎで猛スピードで小学校に着いた。
最初にママも顔見知りの君の友だちに会ったんだけど、その子は顔を真っ赤にして泣いていたよ。当然だね。不安だっただろう。
でも君は不思議と泣いていなかったね。
硬い顔で
「さむさが限界だよ」
帰り道には冷たい雪が降ってきて、街がどんどん暗くなってきた。
街は不安に包まれていた。
あの時、不安は形になって、色になって、私たちの住む街に降りていていたと思うよ。少なくとも、ママにはそう見えた。
これは大ごとだ、って。確かめるように何回も考えた。
確かに大ごとだったんだよ。
ママがテレビも見れず、知らない間に、津波は宮城県の全ての沿岸部を根こそぎ持っていってしまった。
でもママはそれを知る手段がなかったんだよね。
唯一手元にあったのはラジオだけで、でもラジオでは津波がどれだけの陸地を飲み込んだのかは想像できなかった。
君と一緒に行ったことのあるショッピングモールも、水に浸かったそうだよ。
君と一緒に遊んだサイクリングできるあの場所も、なくなったよ。
君と一緒に船に乗ったあの港も、君と一緒に買い物をした市場も、みんな、みんな、波が持っていってしまった。
私がそれを知ることができたのは、それから何日も経って家に電気が来てからだったけど。
君を仙台空港の近くの海のそばにある公園に連れて行くつもりだったんだ。
だからもしもあの地震が一日ずれていたら、私たちは死んでいたかもしれないね。
だってあの場所に、あんな津波が来るなんて全く想像つかないよ。正直、今でも信じられない。
それが、一瞬でなくなってしまうなんて。
どうやって信じたらいいのだろう。
ないよ、ってママは答えた。
もう、あそこには公園作らないの?って君は訊いたね。
どうかな、ってママは答えた。
でも、誰も悪くないんだ。あの公園がなくなったことも、何もかも、全部。
あの日あの時、起こったこと。
そしてこれから起こるであろう全てのこと。
ママたちは津波の影響がなかったから、家を片付けて、ライフラインが復旧すれば
とりあえず身近な日常に帰ることができる予定だった。はずだった。
掌に収まるほどの小さなラジオが、大事な大事な全ての情報源だったんだ。
こうやって考えると皮肉なものだね。
ママは普段からパソコンだの携帯だのって、デジタル漬けになって生きていたのに
結局あんな時に頼ることができたのはアナログだけだったんだものね。
ラジオから貰える情報は限定的だった。音声のみのデータでは、余りにも物足りなかった。
でもNHKのアナウンサーは繰り返し、福島原発が良くないということを伝えていた。
最初は、電源が使えなくなって冷却ができない状態に陥ったこと。
次は、核燃料が溶けているかもしれないこと。
そして、爆発したこと。
分からないっていうことは、不安ということなんだと、今回とくと思い知ったよ。
情報と知識があれば、何事にもそれほど恐れずにすむことを。
知識は人を強くするから。
知らないってことは怖いことなんだって、気付いた時には遅いこともたくさんあるだろうから。
何が起こっているか、分からないこと。これから先、どうなるか分からないこと。
それらがママをどんどん蝕んでいった。
彼が出てきて話すことといえば、やれ爆発しただの、やれ退避しろだの、やれ念のため家の中にいろだの、
そもそも原発の事故ってだけでもとてつもなく恐ろしいことなのに、
その内容たるや、時間が経てば経つほどに悪化して行っている。
ママはね、自分が生きてる間に戦争が起こることって想像したことがなくて、
でもこれは、戦争だと思ったね。
その時はちょうど電気も無くて、買い物するにも屋外に商品をとりあえず並べたものを何時間も並んでちょっと買うしかなくて、
ママは思ったよ。
これは戦争だ。ここは戦中なんだ、と。
そして、まだそれは続いている。
うちに電気がきて、ママはいつも通りにインターネットを使えるようになって、
スーパーも徐々に開いてきて、でも、
まだ何も解決はしていない。
ラジオから二号機の核燃料棒が全て露出して、炉心が溶けたかもしれないってニュースが流れた時に
その時は、ママには君を守ることができないかもしれないって、本気でそう思ったんだ。
何があっても、ママは君を守り抜くって思って生きてきていたんだけれど、
うちにはパパって人がいないから、絶対に絶対にママが君をどうやったって守ろうって思っていたのだけれど、
どうも、ママにでもどうすることもできないのかもしれないって
うちから原発まではたったの80キロほどしか離れていないからね。
原発に重大な何事かがあったら、多分我々も駄目になるだろうからね。チェルノブイリのようなことがあったらね。
すぐには死なないかもしれない。
でも、身体に影響はあるかもしれない。
君は子どもが産めない身体になるかもしれない。
いや、産めないわけじゃないかもしれないけれど
でも宮城県出身だからっていう理由で差別されて結婚できなくなるかもしれない。
君はたったの7年しか生きていなくてこれから先何十年も生きて幸せになるはずで、
でもその全てを原発に奪われるのかもしれない。
2011年3月11日まで、当たり前のようにこの先ずっと生きていくんだと思ってた。
そうしてどんどん君は大きくなって、運動して勉強して、そのうち反抗期になったり恋したりして、
当たり前のように大人になるんだと思ってた。
でもそれは簡単に手に入るものじゃなくなった。
訳の分からないうちに。
福島原発の一連の事故に対して最初に抱いた感情は、絶望だった。悲しみだった。
次に浮かんだのは怒りだった。そして不信感だった。
ラジオと新聞の情報のみの電気が無い状態では、自ら調べることはできない。焦燥感が募った。
そして、憎かった。原発が。東電が。政府が。そして、東京の人すら。
君はさ、まだ7歳で
今ここで何が起こっているかなんてことは、到底理解できないと思うんだ。
多分君の未来には、日本の未来も含まれているんだろうと思う。ひょっとしたら外国に永住するかもしれなけどさ。でも故郷は必要だろう?
だからママは日本の未来について考えなくてはいけないと思ったんだ。
調べたよ。たくさん。原発のことなんて、今まで気にも留めてなかったからね。
放射能と放射線の違いすら知らなかったし、同位体って何のことだかもすっかり忘れていたくらいだったけれど、とりあえずいっぱい調べた。
ああ、余談だけど、やっぱり勉強は大事だよ。ママも昔、ちょっとはしたんだよ。化学も物理もやった。そのベースがなかったら、ちょっとしんどかったかもしれない。まあそれはいいんだけど。
調べたからって正答を得られるわけじゃないんだよ、勿論。
考えなくてはいけない。どんなに困難でも、逃げるという選択肢はない。自分たちの問題だからね。
どこかで誰かが解決してくれるだろう、ってわけにはいかないんだよ。
だから考えなくてはいけないよ。諦めずに、信念を持って、考える必要があるんだ。
ましてや人の命よりも大事な電力なんてものもないんだってこと。
原発がなくなったら、確かにしんどいことが起こるだろうと思うよ。
とんでもなく不便で、そして貧乏になる。私が貧乏なのはまあ、いいけど、日本という国の全てが貧乏になるだろうね。
不便もどれくらい我慢できるんだろうね。今まで無尽蔵に電気を使ってきたからね。
とてもとても、想像つかないけど、どうにかできないこともないはずだと思うよ。
でも、仕方ないよ。
何だって変わり始めはしんどいもんだよ。当たり前だよ。
ママも離婚したての頃はしんどかった。する前は不安だった。でも、どうにかなったよ。どうにか、したんだ。
でもこれは日本という国全ての話だからね。ママの離婚と比較するのはおかしいだろうね。
国の全てがしんどくなるって分かってる方向に向かって、舵を切るのが困難だってことも分かる。
勇気がいる。痛みも伴う。そして、犠牲も。変化は怖いものだよ。いつだって、どんなことだって、そうだ。
だけど私たちは、ずっと先のことを見なくちゃいけない。これから先の、未来のことを。
今この瞬間が辛くてもいいんじゃないかな。十年後、二十年後、五十年後、百年後、いやそれよりもっと先でもいい。未来が幸せになれるんなら、いいと思うんだ。
でも、原発を使い続けて、明るい未来はやってくるのかな。何百年後かの君の子どもの子どもの子どもだって、困るんじゃないのかな。
人間はさ、失敗するもんだよね。
でも失敗は成功のもとだよね。君にもいつも教えてるよね。
勿論、国だって馬鹿じゃないから、津波対策とかはするだろうよ。
多分、無理だよね。だって人間は失敗するんだもの。いつかは必ず、何かが起きるよね。
ママは何かが起こったときに、誰かが命張ってじゃないと止められない仕組みなんてあっちゃいけないと思うんだよね。
今もどこかの誰かが命掛けで、どうにもなんない原発をなだめようと頑張ってる。
でもそれが、家族だったら?君だったら?
日本は変わるよ。変わらなくてはいけないんだ。ママにはそれがはっきりと分かったよ。
こんなこと考えたのは生まれて初めてだよ。でも必ずどうにかしなくてはいけない。
強く強く、そう思ってる。ママにはなにができるのかな。きっと、何にもできないとは思うよ。
だってママは東北の片隅の工場でチマチマ働いてるだけの人だからね。政治家でも学者でもないからね。
だけど考えることはできる。そんなに賢くはないちゃらんぽらんで頼りないママだけど、君のためなら必死に考えるよ。
2011年3月11日は、日本にとって重大な日になるはずだと思う。
君もママもこの瞬間に立ち会えたこと、そしてその渦中にいたこと、これはとてもとても貴重な経験だと思うよ。
人によっては運が悪かったって思うかもしれない。
でも、違うんだよ。
私たちはね、歴史の変わり目に立ち会えたんだよ。
2011年3月11日に始まった悪夢を、一つも無駄にしてはいけない。
これを二度と繰り返さないために、未来に伝えていかなくてはいけないんだ。
私は君に伝えたいと思うよ。
この全てのことを、忘れないで。
http://anond.hatelabo.jp/20110331142556
の続きです。
私の友人が福島原発の作業から帰ってきましたので、報告します。
なお、皆様のおかげもあり現場で免震重要棟での宿泊は見直しになり、
一部の作業員を残して通いに変わったそうです。
経過
作業員は、B土木建設会社から下請け会社(つきあいがある会社)に声がかかり、
その会社から6人が行きました。いまは、交代して別の6人が働いています。
はじめに、ホテルに荷物をおいて福島第1原発(福島県大熊町)の事故対応
で作業拠点となっているサッカートレーニングセンター「Jヴィレッジ」に向かい、
いる作業員は、東電、東芝のエンジニア、(日立は見なかったようです)電気作業員、土木作業員です。
自衛隊の隊員と消防の隊員には会わなかったと言っていました。基本的に常駐していません。
作業員は、白い紙製の防護服、そのしたにつなぎ(ビニール製)その下に下着(登山用なのか白いのでした)をきています。
作業命令は、東電のミーティングがありその後に作業員と打合せでした。
(自分は下請けでいったから本部の人と話すことはないからだと思うと話していました)
そのため、道路の復旧や港に船から物資を降ろせるように、港が波打っているので
とにかく重機は被爆していて他に回せないので、壊れかけの重機しかありません。
バックホーの爪がないバケット、暗渠を掘るような細いバケットで作業しています。
車とか重機が散在しており、撤去したいですが個人の財産なので手をかけるなと言
われているようです。明らかに壊れている車もどかせませんし、バックホーもありま
すが、財産の関係で使えないです。でも被爆しているので他に使えないにのです。
作業していては、放射能を毎日計測していて2号原発は放射線量が高く近くで作業が出来ないそうです。
原発内作業は、汚染されている水が炉心のすぐしたまで溜まっていて、
中身は、コンパネと土のうで、吹き飛んで無くなった扉をふさいだりしただけです。
でも建物内の作業は、線量が多いので1時間と決められていたようです。
理由は、施設が壊れすぎていて再起動になるような状況じゃないと話していました。
原発の爆発で、迎えにある原発の本部事務所は、ガラスが全部割れていて使えなく
1日目
10時に、カロリーメイト(別の日クラッカー)、野菜ジュース1本、水500㎜1本
19時に、カップ麺とご飯、(別な日はご飯とさば缶)
でも、毛布は人数分無く、さらに洗うとかしていないので、
前の人が使ったのが置いてあります。
また、狭いので寝返りもできないくらい密着して寝ていたそうです。
でも29日からは、免震重要棟に宿泊しないよう東電から話があり、
(基本的に宿泊は、県外の遠いところから作業にきた人だけでした)
何より、食事とか悪いので何とかして欲しい、
また、もっとマスコミはこの復旧作業をしている実態を報道して欲しいと話をしていました。
色々うっぷんはあるけど・・・とりあえずここでまとめようと思う。
最初の大地震で緊急地震速報が携帯に鳴らなかったし、震災後も何十回と鳴ってるけど全然当たらない。
それに対しては大したことのない地震ならいちいち報告しないで欲しいと思う。
別に気象庁に文句を言っているわけではなく、これからもしっかりとデータを収集して緊急地震速報の予想率を上げて欲しいと思う。
ネット上で色々事件起こしてるけど、そういうことする暇があるなら現場へ行って欲しい。
東電役員が原発の知識なしで今まで運営できていたのであれば尚更現場へ行くべきだと思う(役員の代わりなんて誰でもいるし
そしてうまい具合にリストラ出来るじゃないかああああああ!と思う。
一般家庭はともかくコンビニとか24時間営業のスーパーは店じまいしまくると思う。計画停電の発表のときもそうだけど、もう少し考えてから発表しろ!
・・・で、どうなるかと言うと関東の電気はこれからガスで電気通すことになるんじゃないかなぁと思う。
ガスを電気にする仕組みに関しての自分はまだ勉強不足だけど、23区内はほぼ全域都市ガス通ってるはずだし良いんじゃないかなと思う。
おっと!東京ガスの社員でも工作員でもないぞ!あくまで個人的な感想であり意見だ!
俺の場合は一軒家に住んでなくてマンションなので大家に無理強いで「ガスにしろ!」とは言えない。
ただウチのマンションの大家さんは東電に不信感を持ってるなぁ~
とりあえずテレビで見た日から1日くらいは水使わなかったです。
どうするかなぁと悩んでいたのですが、その日以外は今日までずっといつも通りに水を使っています。
水の改善は水道局に任せるしかないしね・・・でも東電は「お前らが電気使うから原発を運営しなくちゃいけない」みたいな態度だし、東電は許さない!
・・・という感じかな
あと「今、東電を叩く時期ではない」とか言ってる人がいるけど、個人的には国営化する前に叩かないといつ叩くんだ?って気持ちです。
文章を読むに、
・ガンの詳細が示されていない(データを無視・読み違えている)
・ガンに対する知識が不足している(データから状況を想定し、実際の行動を起す事ができない)
・ガンの治療法についての知識が無い(精神面のケアが重要であるのだが、そこまで気持ちに余裕が無い)
という問題が起きていますので、
ご主人に何が起こったのかを正確に掴み、今後どうしていくかをご主人としっかり決めていくのが吉。
最初の頃は一部のバカが買い占めに走っていろいろ不足したりしてたけど、
もう落ち着いたのか、生活必需品に関してはもうすっかり元通りだよ。
全体的に準備不足のJリーグ選抜の連携ミスが目立つ試合展開だったけど、
「キングカズ」なんて言葉は、最初はネタみたいに扱われてたはずなのに
いつのまにか本人がキングにふさわしい行動をしだしたために完全に敬称になってるよね。
キングカズかっこいいわ。次期総理でもいい。投票には行かないけど。
でもその後見たネットニュースの反応コメント見たら、ほんとアホばっか。
目立ったコメントが
「東北は決して負けません」
みたいな。
お前ら、別に大して被災してねーだろ、そんな投稿が今できる状況ならさ。
本当の被災現場ってのはもっとずっと大変だろうよ。
何、被災者代表ヅラしてんだよ、そんなコメントする余裕あるなら
震災直後から思ってたんだけど、被災地に向けての全世界からの労いの言葉を、
大して被災してもいない奴らが勝手にありがとう、君たちの言葉は届いてるよ!
って返事するノリが、どうにもこうにもいらだたしい。
同情し、支援したいと願うのはごく当たり前の人の心理で、
そうした言葉が全世界から沢山集まってくるのは、素晴らしい事だと思う。
ただ、当の被災者はその無償の善意に対して回答する余裕なんかなくて、
結果的に「Pray for Japan」の掛け声は一方通行に見えてしまう状況は確実に発生していると思う。
ただ、それってしょうがないことで、だって余裕が無いんだし、
そこで大して被災してもいないやつがソワソワして
「大丈夫です、Japan」とか返答することがおかしいんだよ。