はてなキーワード: カラクリとは
コーンフレークじゃなくて、Haskellだとして、全体のネタを書き直してくださいっていう指示した結果
ボケ&ツッコミ「お願いしますー ありがとうございますー」
ツッコミ「あー ありがとうございますー ねっ 今Githubでスターをいただきましたけどもね」
ボケ&ツッコミ「ありがとうございますー」
ツッコミ「ねー 有り難いですよ ほんとにね」
ボケ「入れておきましょう」
ボケ「いきなりですけどね うちのオカンがね 好きなプログラミング言語があるらしいんやけど」
ツッコミ「プログラミング言語の名前忘れてもうて どうなってんねそれ」
ツッコミ「分からへんの? いや ほな俺がね おかんの好きなプログラミング言語 ちょっと一緒に考えてあげるから どんな特徴ゆうてたかってのを教えてみてよ」
ボケ「あのー関数型言語で、型システムが強力で、遅延評価するやつやって言うねんな」
ツッコミ「おー Haskellやないかい その特徴はもう完全にHaskellやがな」
ツッコミ「すぐ分かったやん こんなんもー」
ツッコミ「いやそうやろ?」
ボケ「オカンが言うには 将来の夢はそれで書かれたOSを使うことやって言うねんな」
ツッコミ「あー ほなHaskellと違うかぁ Haskell製のOSなんてまだ無いもんね」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「HaskellはOSを作るのには向いてへんからなぁ」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「な? Haskell側もOS開発に任命されたら荷が重いよあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「Haskellってそういうもんやから ほなHaskellちゃうがなこれ」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「あれほなもう一度詳しく教えてくれる?」
ツッコミ「Haskellやないかい モナドは確かに難しいねんHaskellの でも俺はね あれはHaskellの良いところやと思うねん 俺の目は騙されへんよ 俺騙したら大したもんや」
ボケ「まあねー」
ツッコミ「ほんであれよー いざ使ってみたらね モナドのおかげでコードがスッキリするねん 俺は何でもお見通しやねんから Haskellのモナドなんて」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには プロダクションで使うにはまだ早いって言うねんな」
ツッコミ「ほなHaskellちゃうやないかい プロダクションでHaskell使ったら 上司がひっくり返すもんね Haskellはねー まだ研究段階やから実務では使いにくいねん」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「な? Haskell使ってみたらだんだん罠が見えてくるから 最後ちょっとだけ避けてまうねんあれ」
ボケ「そやねんそやねん」
ボケ「そやねんな」
ツッコミ「Haskellちゃうがな ほな もうちょっとなんか言ってなかった?」
ボケ「学生の頃 なんでみんな憧れるんか分からんかったらしいねん」
ツッコミ「Haskellやないかい 学生の頃はHaskellとOCamlとLispに憧れるんやから あとSmalltalkも憧れたな Haskellそんなもんよ」
ツッコミ「そうやろ」
ボケ「オカンが言うには 関数型プログラミングの教科書に必ず載ってるっていうねん」
ツッコミ「ほなHaskellやないかい 教科書のサンプルコードにHaskellのコードが出てこんわけないやん」
ツッコミ「Haskellはね 関数型プログラミングの王道中の王道やねん」
ツッコミ「Haskellや絶対 ほな ほなもうちょっとなんかゆうてなかったか?」
ツッコミ「Haskellやないかい Yesodとかあるやろ な? RubyとかPythonの次はHaskellが来るって言われてるねん 俺はそう思うよマジで Haskellや絶対」
ツッコミ「そうやて」
ボケ「オカンが言うには ジャンルでいうたら数学やっていうねん」
ツッコミ「ほなHaskellやないかい ジャンルで数学言うたらHaskellしかあらへんやん な? Haskellは数学の理論がベースになってるんやで ラムダ計算とか圏論とかな」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「ほなHaskellに決まりやないかい ほなもうちょっとなんかゆうてなかった?」
ツッコミ「Haskellやないかい Haskellは変数が不変やから 変数に感謝するのは当然やねん ね? 状態変更せんと安心して使えるからな」
ボケ「そやねんそやねん」
ツッコミ「Javaとかの変数は裏切るからアカンねん Haskellの変数は一生そばにおってくれるから最高やで」
ボケ「でも分かれへんねん」
ツッコミ「分からへんことない おかんの好きなプログラミング言語はHaskell もぉ」
ボケ「でもオカンが言うには Haskellではないって言うねん」
ツッコミ「ほなHaskellちゃうやないかい オカンがHaskellではないと言うんやから Haskellちゃうがな」
ボケ「そやねん」
ツッコミ「先ゆえよ 俺がラムダ計算の説明してる時どう思っててんお前」
ツッコミ「ホンマに分からへんがなこれ どうなってんねんもう」
ボケ「んでオトンが言うにはな」
ツッコミ「オトン?」
長女はキャバ嬢になっているし、三女はこの父親の娘って事を隠すために遠くの学校を選び母子家庭と偽り、友だちといるときに父親と会ったら下向いて震える状態。
https://twitter.com/asokara/status/1700654288371081465?t=2ZuXfJ7TVJ2A2f2wHtM_tQ&s=19
長女が働くキャバクラを電撃訪問すると言って飛行機に乗った。その感想を呑み友達が聞いてくるけど結局行かなかった。ドレスアップで胸の谷間を強調した娘と1対1で何を話せばいいのか。娘を指名の50分、誰がどう考えても地獄の時間じゃないか。店の前で色々考え悶絶。呑んでないのに悪酔いして帰った。
https://twitter.com/asokara/status/1683272210369380353?t=ZA4ZHD1bJQ28GrV5Wl9Mcg&s=19
三女はカラクリの娘て事を隠すため遠くの高校へ行った。この家に生まれた事が最大の恥辱だそう。高校では母子家庭という事になってる。その娘とたまたま汽車で会った。娘の周りには同じ制服を着た友達。カッと見開き次いで下を向き震える娘。すぐ嫁にメールした。絶対触れるなと言う。今年イチ笑った。
小6の運動会は親子競技。長女も次女も父を嫌がり嫁と出た。が、三女は父がいいと言った。期待に応えるぞ。まずは集団から娘を探す。見付けたら肩を叩けと言われたがおっぱい揉んだ。二人三脚、風船割、お姫様抱っこでゴール。「やった1位だ」キスしたら公衆の面前でぶん殴られた。信じられない娘だ。— 阿蘇カラクリ研究所 (@asokara) September 11, 2018
手の平サイズのその世界は指をクイッとする事で大きくなるらしい。大きくなった。凄い。ナウい。こういうものを触っていると現実と手の平がゴッチャになるに違いない。隣に次女がいた。「おっぱい大きくなーれ」クイッ「馬鹿アホ死ねデブ」一年ぶんの罵詈雑言を浴びて現実に戻った。何と恐ろしい機械。— 阿蘇カラクリ研究所 (@asokara) September 5, 2014
https://anond.hatelabo.jp/20240227112810
の続きです。
今回は壁紙について。
じゃあなんで壁紙をテーマにしたかっていうと、壁紙の張替え費用は退去トラブルの原因になりやすいからだ。はてなブックマークでもたまに「退去費用を、取り戻す。」みたいなテクニック集が上がってくるよな。
俺は自慢じゃねえが、自主管理を始めてから退去時の敷金返金についてお客さんからクレームをもらったことが一回もない。そのカラクリはめちゃくちゃ簡単で、敷金を全額返しているからだ。
賃貸住宅の退去時の費用負担については国土交通省からクッソ細かいガイドラインが出ている。壁紙についてだと、6年で価値がなくなるものとされている。これを言葉通り解釈すれば、6年以上住んだら、お客さんが壁紙をどんだけ汚していたとしても、壁紙の張替え費用は請求できないという事になる。
じゃあ、2年とか3年で出ていくお客さんだった場合、どの程度汚したら、どれくらい原状回復費用を請求すればいいんだ?
いちいち全部お客さんと現場で対面で話し合って、「うーんここが汚れてますね。国土交通省のガイドラインを一緒に見てみましょう。こういうルールになってるんですよ~。◯◯円負担してください。こういう計算式になってまして…」なんてやるのか?
めんどくせえ!!
そんなのいちいちやってられっかよ。
俺のやり方はクッソシンプルだ。
退去立会いはやらねえ、引っ越しが終わった後のカギの返却もいらねえ。そのまんま捨ててもらってる。
カギは俺んとこに緊急用のが1本ある。だから、契約期間が終わったらその翌日か翌々日にはそれを使って中に入り、カギはその場で俺が新しくシリンダーを交換して従前のカギでは中に入れなくして、古いカギは捨てちまう。まあ、契約期間が終わってから室内に入ろうとするお客さんはいないと信じているが、いちおうな。
あとは室内の汚損状態や設備の状況を確認して、次のお客さんを募集するにあたり直すべきところは、馴染みの業者さんに修理や交換を発注する。
そこまで終わったら、その日か翌日には預かってた敷金をお客さんに全額振り込んでいっちょあがりだ。ここまで、契約終了日から1週間もかからない。
全部返ってくるならトラブルになりようがないよな。
ただまあ、これには俺なりの考えがある。
仮にこれを折半してお客さん5万、俺5万の負担にしましょうって事で話をまとめたとしようか。ほとんどのお客さんの場合、その5万円の原資となるのは勤め先からもらってる給料って事になるんだけど、これは税引き後の金だ。
だから壁紙の張替え代5万円を業者に払っても、その金額が今年の所得から控除されて、その分来年の税金が安くなったりするわけじゃねえんだな。ここが大きく違う。
一方で俺の場合は、壁紙の張替え費用は今期の不動産所得を計算するのに費用として計上できる。その分所得が減るので、早い話が来年の税金も減る。そういう意味で、同じ費用を負担するにしても所得から控除できる分、制度的に俺の方が有利なのよ。
それなら、負担区分をいちいち話し合うのもめんどくせえし、俺が負担するって事でいいよ、ってのが俺の考えだ。
理屈はわかるが、そんなやり方で大丈夫なのか?って思う人も当然いると思う。ほとんどのお客さんの場合はこのやり方で全然大丈夫だ。
もちろん、中にはすげえ汚く使う奴もいるよ。「これ、次のお客さんに貸せる状態に戻すのにいくらかかるんだよ……」って冷や汗をかいた事もある。たとえば俺んとこはペット禁止だが、過去には勝手に犬を飼っていて退去時にその犬を室内に残していった超クソ野郎や、ゴミ屋敷にしたまま出ていった超バカもいた。世の中にはこういう人間のクズがいる。
確かにそういう客ばっかりだと、所得が減れば税金も減るからオッケーオッケーなんて悠長な事は言ってられなくなる。場合によってはこっちが破産しちまうから、そういう奴に対しては入居者負担分の原状回復費用をルール通り適用して、きっちり回収する。
だが、しばらくこの仕事やってると、そういう「ルールを守れないクズ」には職業や特性に一定の傾向がある事が見えてくるんだな。
だからそういう奴が今後入ってこないように、一回痛い目を見たらきっちり記録を残し、以後に似たような属性の奴らから申し込みが来た時は入居審査時に断るようにしている。
そうするとだんだん入居者層が洗練されてくる。
そしたら、契約終わったら敷金は速攻で全部返してオシマイ!なんていうイージーな方針でやってても、全然ビジネスとして回る。
(ちなみにそのあたりの入居審査ウラ話を去年の夏ごろに増田に書いたら、差別だあ!とか言われてぴえんになりました。チッ、反省してまーす)
俺のこのサッパリしてるやり方は、お客さんにはそれなりに好評だ。なので、転勤で俺の物件から引っ越す事になったが、また何年かしてこっちに戻ることになり、その時に「空いてる部屋があるなら増田さんとこで」って客付けの不動産屋で俺の物件を指名して、また入居してくれる人もいる。ありがたいことだ。
あと、全国に支店のあるような超大手企業が、単身赴任者のための部屋を借りる事がある。そういう場合、社宅代行会社という代理人的な会社がいて、そいつらがその大手企業の代わりに諸々の手続きを代行することが多い。
で、社宅代行会社なんてのはなるべく多く敷金を取り戻して、クライアントの大手企業様にお褒めいただくのが仕事だ。だから解約通知を入れてくる時などは「解約じゃ!戦争じゃ!このクソ大家かかってこいや!」って感じでもう鼻息がフンフンしているのがわかるw
そこに対して、俺なんかは早けりゃ契約終了日の翌日には全額返しちまうので向こうもだいぶ拍子抜けしている。
ただ相手にしてみれば話が早くてこりゃいいわって事なんで、そういうとこを気に入ってくれた法人のお客さんが、俺の物件を指名してくれて何部屋かまとめて借りてくれる事もある。そういう大手企業のお客さんなんかは当然滞納なんてないし、実際に入居する社員の人もまともで入居中のトラブルはまったくないしでこっちも前前前世、じゃなくて大大大歓迎だ(おもしろくねえな、スマン)
俺のやり方だとこういうメリットもあるし、さっき書いたみたいなクソ客に思わぬ損害を与えられるというデメリットもあるということだな。
ただ、こういうやり方ができるのは自主管理であるがゆえにスピーディに決断ができるからで、他の大家に同じようにやれって言ってもなかなか厳しいと思う。でも世の中的には退去時の諸々の費用はどんどん貸主が負担する方向になっていってるから、こっちもそれなりに対応していかないとね。壁紙なんかはめんどくせえから、俺なんかはもう全部大家負担にしといていいんじゃねえのって思っちゃうけどね。
美容室代はどうしてるのか気になる。
セルフカット、カットモデル、モニターなどを利用しているのか。私はモニター利用してる。
自分も23区内一人暮らし女性だが、最寄駅から徒歩10分の築40年木造アパート2階で家賃53000円、電気代2000〜8000円(季節により変動が激しい)、ガス代1500円前後、Wi-Fi代0円(大家が負担)、スマホ通信費約3000円。
食費は月1万円程度(これにはカラクリがあるが書きたくない)、雑費5000円程度。なので月8万円程度で生活してる。
元増田と違って今の自分に満足してない。金を使うのが怖くて、使えなくなってしまってるだけだからだ。
本当はもっと服が買いたい。ユニクロですら勿体無くてなかなか服が買えない。旅行にたくさん行きたい。美味しいものたくさん食べたい。けど金を使うのが怖い。そんな自分が大嫌い。
Xに「会社負担分の社会保険料とそれを含む総支給額」とかいうトンチを書いて煽ってる人が居るな
これをどう受け取るかは人それぞれだが
んじゃ、「会社負担分の社会保険料を含む総支給額」とはどういうことかと言うと
という視点から、会社は社員に総支給56万を払っていると言ってしまうわけよね
んで、あなたは会社から56万貰っているのに、手取りは35万になると嘯くわけだけど
この差額の10万は何?と言ったら、「企業が裏で負担している保険料」となるのね
ぶっちゃけ、これを総支給額と言ってしまうと、もろもろの税金も上がるんだけど、それは言わない
で、この話のヤバさは
実は、これで声を上げて、保険料が下がると、直撃するのは声を上げた世代って所な
今のような保険料が出なくなって、皆保険が無くなるかもしれない
それは、今の老人世代ではなくて、声を上げたオレラが被るんだよ
これを話してるような連中は
金に余裕がある層
そして「人を使う側」だ
はてさて、ではなんでこんな煽りをするのか?
お前ら損してるよーって
それが「会社負担分の社会保険料とそれを含む総支給額」のカラクリ
これで、おれが負担させられている(実際は企業が負担している)保険料を下げろ-と同調する奴は
騙されてる事にも気付かない体の良い資本主義の犬だし
いやこれ全員面倒臭いだろ
好きな人に対して見つめるだけってことは、付き合った後も見つめるだけ、察してちゃん化するから、もうその時点で"重た〜…"って感じてしまうよ。これは男女問わず。
増田さんが例に挙げた3人の男性は、全員好意に気がついてると思う。その上で"こんなめんどくさいアプローチしてくる女子に告白されたらさらにずっとめんどくせーがつづいて地獄ーー!"と思って避けてたんだと思う。大二の彼の気になってた発言はリップサービスよ。
私の周りで彼氏が絶えない(しかも全員相手がイケメンだったりカースト上位の男性)女子は、じっと見つめるだけ♡みたいな少女漫画もびっくりのコミュニケーションは取らず、どっかで男の連絡先をゲットして、初めは仕事や勉強の話をしながら交流を深めて、自然と一緒にいる時間を過ごして(例えば偶然を装って彼と同じバイトを始めるとか、彼の趣味の場所に一人で行ってみてその後一緒に行くようになるとか)、彼を褒めまくって、私と一緒にいると楽しいしこんな徳があるよ!と前向きな体験をさせて、最後の最後に男性に告白させるみたいな感じだった。
これは完全に偏見なんですけど、仲良しの尺度って男女で違ってて、女性はどれだけ自己開示をしたか、男性はどれだけの時間一緒にいたか、がキモになる。だから女性はデートが大好きで、お話の中でバンバン自己開示をして男性のことも深く知ろうとするけど、自己開示し慣れてない男性はまずこの時点で怖い。それより男性はちょっとした喫煙時間とか、仕事終わりの雑談とか、そういう謎隙間時間一緒にいることがその人を好きになりやすいから、そこに重さを感じさせず自然と入れる女性はモテる傾向にあると思う。
話が逸れたけど、モテる彼女達のすごいところは、上記をしっかりやっているのにも関わらず、付き合った経緯を聞くと"え、自然となんか仲良くなって告白された"と報告するところ。周囲の協力は一切仰がない。ふーん、じゃあ私も自然と仲良くなるのを待てば良いのか、とボーっと生きてたら、そのカラクリに気がつく頃にはすっかりおばさんになってしまったよ。
時代がどんどん変わってて、もう女性はよほど容姿が優れてないと待ちの姿勢では恋人はできない。これは悲報じゃなくて、自分からチャンスを作れるということ。私が若い頃は"グイグイくる女は引くわ〜"という意見は一定数あって嫌だったけど、今はその辺すごくフラットな感覚の人が増えたと感じて、いいよね〜と思うね。(グイグイのやり方にもコツがあるんだけどさ)まあ、みんな主体的に恋をしましょう!
実話怪談とは、四谷怪談のような古典怪談ではなく現代の怪談だ。というとトイレの花子さんのような都市伝説を思い浮かべる人もいるだろう。しかし、そのような出所不明の噂話とも違う。
まず大前提として「実際に不可解な体験をした人というのは、この世の中にいるんだ」というところから始まる。そして、それら体験者から聞き取ったものを語ったり、あるいは執筆という形で記録されたものが実話怪談である。
と、基本的な説明としてはこれで十分ではあるのだが、多くの人が疑問に思うことだろう「それが実際にあった話だとする根拠は?」と。
ここははっきりと申し上げておくが「そんなものはない!」である。
ないんスよ。というのも怪談は超自然的なもの、未知のものを扱う分野だからだ。最新の科学技術や物理知識を以てして証明できてしまったなら、その時点で、もはやそれは「怪談だったもの」となってしまうからだ。
うん、わかった。
もう少し突っ込んで説明しようか。
つまり、実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在を根拠とした話」のことだ。
そんな根拠の拠り所となる体験者は、実際に語られるさいには、諸般の事情により匿名として扱われることが多い。
…はい、お察しのとおりだ。実のところ、受け手側に実話であると判断する材料はほぼない。
ここまで読まれた皆様におかれましては「せめて、なにか実話を担保するものはないのか?」とお思いかと存じます。
まあ、その、あるにはあるんですよ。お気に召すかはわかりませんが。
というわけで、以下が令和最新版だ。
実話怪談とは「実際にあった話だとする根拠はないが、とにかく、本当に不可解な体験をしたと主張する人がいて、その人の実在を根拠とした話…としたいけど、事情により身元は明かせない以上、聞き取ってきた私という実在を仮の根拠とした話」のことである。
あきれちゃった人には申し訳ないが、こういった回りくどい手順を踏むことで、かろうじて実話と呼べるものになっているのが実情だ。ゆえに実話怪談はその性質上、二重の信用が必要となる。
つまり、怪談話者(著者)は、取材において体験者が事実を話していると信用し、受け手は話者(著者)が嘘を言っていないと信用したときに、初めて実話怪談を楽しむことができるのだ。
もはや新手のカルトのように聞こえるかもしれないが、事実そうなのだ。とはいえ実話怪談愛好家がなんでもかんでも受け入れているかというと、そんなわけではない。聞いていて、あるいは読んでいて「なんかこの話うさん臭いなぁ」と思うことは多々ある。
なぜなら、それぞれが自分なりの実話怪談観を持っており、常にそれをもとにこの話者(著者)を信用するかどうかを推し測っているからだ。また、これは怪談の取材時でも吟味される事柄である。(興味があるなら『忌み地 怪談社奇聞録』あたりを読もう)
こういった部分も含めてこのジャンルの楽しみ方となっている。
個人的に言えば、実話怪談とは少額の霊感商法だと思っている。騙されたとしても、実害は、文庫本なら数百円ていど、新書なら千円か二千円ていど、映像ならタダから数千円ていど。イベントもそれくらいのものだろう。
これは受け手側としての心持ちについて論じているが、同時に話者(著者)側にある程度の倫理観を求めるということでもある。
実在する人物を扱うこともそうだし、死を扱うという点においてもそうだ。タブーをかき分けた先に真の恐怖はある。根本的に不謹慎なジャンルなのだ。
だからこそ信用される優れた話者(著者)となるためには、細心の注意を払いつつもギリギリを攻めるという綱渡りを行わなければならない。
ともかく、信用を重視する点からわかる通り、実話怪談というジャンルは意外なほど属人的な性質を孕んでいる。そしてこの属人性こそが、昨今の実話怪談ブームの一因であるように思う。
分かりやすく言うと、怪談師と呼ばれる人々が出てきたことによって盛り上がったのだ。
実話怪談の始祖を『新耳袋』とするなら、最初の媒体は書籍であり文字媒体だった。(ちなみに稲川淳二御大の語る怪談を、実話怪談の枠に当てはめるのは無理があるので割愛)
まだ怪談師という言葉はなかったが、初期のころから属人的な気質は垣間見れた。とはいえ、この時代の実話怪談はエピソード至上主義であった。
私は00年代の初期からの愛好者だが、この時代は怪談にとって冬の時代だった。それでも『新耳袋』や『「超」怖い話』がシリーズとして刊行を続けてきたことが、今日の盛り上がりの土壌となっている。
「怪談師」という言葉が出だしたのは10年代の中頃だろうか。怪談師とは怪談話者のことだ。彼らの活動範囲は音声のみならず、映像やイベントなど大きく広がっていった。
そのため必然的に話者の存在が前に出ることとなったが、属人性の強い実話怪談と非常に相性がよかった。
昨今の怪談人気は、すなわち怪談師の人気と言って差し支えない。
さて、それに加えて、去年あたりから呪物が盛り上がりを見せている。
いわゆる呪物ブームだ。
事情を知らない人からするとマンガ『呪術廻戦』人気に乗っかったものだと思われるかもしれないが、それは半分くらいは正しい。マンガの影響はでかい。
とはいえ呪物コレクターと呼ばれる存在が昨日今日で誕生したわけではない。もっと言えば、呪物と呼ばれるものは大昔からあり、怪談好きに限らず、多くの人から認知されていたはずだ。
そもそも実話怪談においては、エピソードが重要視された。実話の「話」とはお話(エピソード)のことだから当然と言える。ゆえにエピソードの乏しいものは主流から外れていく。
怪談ジャンキーには「ここの木陰に恨めしそうな女の顔があります」だけではお話として弱く感じるのだ。
「出ると有名な廃墟を探索しました。すごく雰囲気があって怖かった」だけでは怪談欲は満たされないのだ。
呪物もその性質上エピソードに乏しい。「これが丑の刻参りで有名なご神木に刺さっていた藁人形です」だけでは情報不足も甚だしく、消化不良を起こしてしまう。
とはいえ、これらは実話怪談という評価基準において物足りないというだけで、それぞれに違った魅力があり、愛好する者が一定数いる。
また、怪談師という存在が実話怪談を発表するメディアを広げたことにより、別媒体として点在していたそれらが、集約されつつある。その中でもビジュアルに優れた呪物は、具体的なイメージに乏しい実話怪談を補佐する存在とも言える。
だが、それは本質ではない。
呪物ブームの最大の理由は、呪物コレクターの所有する呪物のエピソード性の高さだ。いつの間にか呪物はお話を手にいれ、怪談そのものとなっていたのである。
むろんこれにはカラクリがある。そして、それこそが先般の木札に関連した炎上事件の原因ともなっていると考えられる。
具体的な手口は単純で大したことではない。呪物の定義を限りなく押し広げた、それだけ。
一般的な「呪い」や「呪物」といったもののイメージは「恨みを持った人間が、儀式などの間接的な方法で怨念を晴らそうとする行為=呪い」であり「その儀式で使用される道具=呪物」ではなかろうか。すなわち丑の刻参りを行うことが「呪い」であり、そこで使用された藁人形が「呪物」であると。
・呪われるわけではないが曰くのあるもの
・心霊現象に関わる物品
・念のこもったもの
これらをまとめて呪物として扱ったのだ。
呪物という語にそれらを無理やりに詰め込んだ結果、呪物のミーム化といった現象がこの界隈で起こった。これによりエピソード性は強いが呪物と呼びがたい物すらもその範疇に納めることに成功する。
どこまで意図的に行われていたかは分からないが、そういった呪物コレクターの戦略が奏功し、折よくマンガの人気と合わさったことで、呪物ブームが巻き起こったのではなかろうか。
あくまで個人的な考察ではあるが、あながち的外れでもないかと思う。
というのも、今回の炎上には特徴的な温度差が見てとれる点からも、それらを裏付けているように感じたからだ。
今回の件はジャニーズ性加害問題と似ている。すなわち、内部においては問題意識がほとんどなく、外部の人間が指摘することで初めて問題化したという点だ。
そもそも木札のエピソードは2022年の時点ですでに紹介されており、それこそ祝祭の呪物展というイベントでは2年連続で展示されていた。しかし木札について問題視する声は(自分の観測範囲内では)なかった。
私自身はイベントに足を運んではいないが、動画にてその存在を知った一人である。だが、やはりその時はまったく問題意識はなかった。
事が明るみになったさいも、初めは事情の分かっていない人が騒いでいるだけだろうくらいに思っていた。しかし実際に内容を確認するにつれ、そういった次元の出来事でないことに気付き、心地よい夢から叩き起こされたような気分となった。
この件に関しては、はやせ氏に非があることは間違いない。
問題は複数あるが、やはり東日本大震災の被災者と関連のある物品を「呪物」というくくりに入れてしまったことに尽きる。呪物コレクターとしての戦略が裏目に出た形だ。
だが、本当に非があるのははやせ氏だけだろうか。
これは出自不明と説明された木札の出所が判明し、そのエピソード自体に疑問が持たれた今だからこそ言える話などではなく、最初の発表時からあった問題だ。
しかし自分も含め誰も指摘できなかった。受け手側も麻痺していた部分があったのだ。間違っても「はやせさんがあんなに謝ってるんだから、許してあげてください」なんて言える立場にない、どころか一緒にごめんなさいしなくてはいけない立場にあると言える。
…とはいえ、頭では理解できるものの、心の奥底では引っ掛かりを感じている。
それは結局のところ、不謹慎さも含めて楽しむというスタイルが染みついているせいだろう。
自分は高潔な人間などではない。心の奥底にドロドロとした薄汚いものを秘めた、しょうもない人間でしかない。
冒頭に戻るが、今、実話怪談が盛り上がってきている。
文字媒体くらいしか発表の場がなかった時代は終わり、怪談師の活躍により発表の場は増えていった。賞レースも盛んとなり、多くの怪談師と無数のファンを生み出した。
今思えば、その論拠は極めて薄弱で、手を引いて歩く時に引かれるままについてきてくれるとか、広場から帰る時に抱っこして強制撤収してもさほど暴れないとか、名前への反応が長男より少しいいとか、そんな程度だったのだけども。
長男は4歳にして、言語が1歳、言語理解が1歳9ヶ月と言われた。問いに対してガン無視だから、検査といっても普段の様子を親が答えてそこから類推っていう感じなので、あてにはならない。そのカラクリは聞いてもIQ30とはなかなかショックな数字だ。しかし、もっと心配は次男だ。
長男の同じ月齢の時より、出来ることが少ない。長男は普通の子よりもずっと上手いことと、出来ないことのデコボコが激しい。感じだったけど、次男はすごく遅れてることとちょっとだけ遅れてることばかりで、賢さの片鱗が見えてこない。長男は3歳になる頃には80ピースのパズルも組み立てていたが、次男は3歳にして1歳半のパズルがやっと。言語理解も遅れてる長男よりさらに遅れてる気がする。
すぐイライラしてモノを壊す。壁や床やヒトを蹴る。なんでも床に投げつけ踏みつける。iPadのガラスフィルムはヒビだらけだ。その頻度たるや、朝起きて喉がイガイガするからひとしきり暴れるところから1日がスタート。着替えさせられ暴れ、腹が減って暴れ、眠くて暴れて1日が終わる。
言語理解が遅れているので、言い聞かせてどうにかなるもんじゃなく。
そんなこんなで、結局2人こさえた子供が2人とも揃って自閉スペクトラム症である。
いつかは喋る、いつかは偏食は治る、いつかは、ということはわかってる。でも、先が見えないと不安だ。
例えばいつまでオムツ交換を強いられるのか。
5歳までなのか10歳までなのか、二十歳をこえてもそうなのか。
しんどい。
無茶の麦知を味る ↔麦茶の無知を恥じる anond:20230809125233
ファンタ味もののけ其の義罪は ↔ファンタジーものの下着の素材は anond:20230810134404
明日クビKutarリバイバル増田です ↔アスクビクターモア増田です anond:20230810130205
アッハに見くびられてはいけない! 失敗した ↔母が熟年離婚に失敗した anond:20230809122024
馬区政が人食いになってカラクリになった者 ↔人生がうまくいかなくなってから嫌いになったもの anond:20230809211923
寒村の万里コワァーイはショボンヌ憎き図 ↔マンションの管理組合は日本の縮図 anond:20230809230559
タイトル↔デブはジムに行け anond:20230809174612