はてなキーワード: 住宅地とは
こう書くと、サラリーマン人生終了カウントダウンが始まってて、さえないおっさんだと想像する人も多いでしょう。
その想像は大体あってて、結構頑張って人事担当役員まではなったのですが、弊社はその上に行くには営業経験がないとだめなので、私はほぼここでおしまいってことが見えてます。
この先は、再就職先の子会社の社長か副社長やって、まあ年収数千万のセミリタイア人生を70ちょっと前まで過ごすことになります。
羨ましいですか? でも、先が見えた人生ってつまらないんです。
どんなに頑張ったって上がり目がある訳じゃない。プロダクツやマーケティングに詳しければ、ベンチャーとかに行って一発当てることもあるかもしれません。
でも、私の業種の人事・総務なんて、社内政治しか取り柄がないおっさんなんです。
そんなおっさんの人生の唯一の張り合い。それは、3年位前から付き合い始めた、某マスコミ関係企業の女性なんです。
妻も子供もいますので、不倫ってことになりますが、それはお互い納得ずく。
彼女の前の彼氏も私の友人なのですが、彼女の新卒のころから5年以上ずっと付き合っていて、処女から全て教え込んだそうです。
彼女が私の業界に関心を持っているということなので紹介してもらって、そのまま付き合い始めたんですね。
友人は最初は非常に怒っていたのですが、まあ10年近くも付き合ったんだから、潮時ってもんでしょう。
彼女は私の大学の後輩にあたるのですが、最近はうちの大学にも本当にこんな美人が入学するようになったんだなあって素直に驚くくらいのきれいな人で。
弊社にも大学の後輩はたくさん入るんですが、業態柄地味な子が多くってね。
夜の営みももう数えきれないくらい繰り返したのですが、長年中年男性と付き合ったせいで非常に敏感なのに、恥じらいが奥ゆかしくって、もう手放せません。
ところが、最近、会社の部下がネットで知り合った女性と結婚するというので、驚いて調べたんですね。
かなり上まで狙えるエリートなので、変な相手だったら困ると思って。
そしたらなんと、その相手が私の彼女だということが判明したんです。
だから最近デートの回数が極端に減っているし、泊まりのお付き合いも拒まれるようになってきたのか…!
彼も大学後輩で、それもあって目を掛けて来たのに、飼い犬に手をかまれるとはこのこと。
何より嫉妬ですよね。彼は私よりも20年近く若く、営業経験もあり、ひょっとしたら今の私より上に行く可能性だって十分ある。
その彼が、素晴らしい女性と結婚し、私にはない未来を二人で切り開いて行く。
彼女は地主の娘だから、住むところに不自由することもないだろう。
私のものだったあの素晴らしい美貌、素晴らしい肉体を彼が独占し、彼女にとって私はただの過去の歴史として消し去られていく。
二人の間の子供だって、遺伝子的には優秀になるに決まっていて、非の打ち所がない人生が彼を待っている。
それに引き換え、私の妻は会社で知り合った商業高校卒の気が利くだけの平凡な女性で、子供は三人いてもみんなMARCH未満の大学を出て、一人は就職もできずに派遣だ。
家だって、バブルの頃に購入せざるを得なかったので、国道16号線沿いの住宅地、本当に首都圏の外縁に、小さな一戸建て、大企業の常務って言ったってこんなもんだ。
彼と彼女をこれから待つ未来、私が過ごしてきた過去と比較すると、心の底からの羨望と嫉妬を覚える。
部下の男には、彼女のことを知らないふりをして、自分と交際しているということを敢えて伝えました。
ただそれだけではインパクトが無いので、夜の営みの話も露悪的に、わざと。
彼女にも、そのことを知らないふりをして、彼の悪い話をたくさん吹き込みました。
彼は彼女のことは一切会社では言わないのですが、言いまくってることにしてみたり。
彼の、割と乱れがちな女性関係についても、彼女に少し誇張して伝えています。
彼自身は非常に用心深いので、社内では何もせず、仕事と関係ないところで色々してるみたいなんですが、それを調べるのが、人事担当役員の腕だからね。
私が知り得た情報を、ウソにならない範囲でめいっぱい誇張して、彼女に伝えてあげました。
私は無理だと思います。
もう出世なんかどうでもいい。
駅で近所の大学生が西日本豪雨の被災者の為にと募金活動してるんだけど、募金してる駅からバスで15分の住宅地が土砂崩れで大変な事になったままなので、まずそっち行って片付けの手伝いしてこいや!というツッコミ。
80代なかばのウチの両親が見合い婚だということは子どもの頃から聞いていた。むかしのお見合いといえば釣書が行き交って、堅苦しい席が設けられてみたいなイメージがあって、ウチの親もそういうのだったんだろうと思っていた。仲人の婆さんが90代でまだ生きているのだけれど、どうせ頼まれ仲人なんだろうと思っていた。ところが意外にもそうではなかったということがわかったんで、忘れんうちに書いておく。昨日、親に頼まれてその家に届け物に行ったとき、婆さんが話してくれた。なお、場所は大阪近郊の住宅地だが、当時はかなり田舎だったはず。
婆さんは、当時30歳ぐらいで、市場の入口近くで小さな店を出していた。店にはいろんな人が来る。その地域ではヨソモノだったウチの母親や、その母親も出入りしていた(たぶん手芸関係の店だったように思うが、ここはきちんと聞いていない)。そして、地元の百姓だったウチの父親の母親も出入りしていた。
その頃、ウチの父親は、見合いを数十回繰り返し、全部破談になっていた。気に入った娘がいないというのが理由だ。その近在の年頃の娘は、だいたい総当りしてたんじゃなかろうか。なんでそんなワガママが通っていたのか知らない。末っ子だから甘やかされてたんだろうか。
そんな愚痴を、父親の母親は店に来てこぼしたらしい。そこで店番をしていた彼女は、やがてウチの母親となる若い娘を思い出したらしい。そういう人がいるが、どうか?
仕組まれた見合いというのは、こうだ。花婿候補になんのかんのと口実をつくって、その店まで来させる。何か用事をつくって、店先に座らせておく。そこに花嫁候補が通りかかる。こっちの方は、事情を知らされている。それでどんな男なのかを見てもらい、OKが出たところで紹介する。そういう手はずだったらしい。
で、実際にそれでうまくいって、その後は二人で難波かどっかに出かけて、トントン拍子に縁談は進んだ。仲人夫婦はまだ30そこそこで若いから、なにをどうやっていいのかわからない。結婚式はずいぶんとたいへんだったらしい。
イメージにあった古臭いお見合いとは、まったくちがっていた。そういえばたしかに、戦争が終わってしばらくの間は、「もう古いものはたくさんだ、これからの時代は若い人がつくっていく」という新鮮な空気があったとも聞く。それがいつの間にか変質していったのはなぜだったんだろう?
ま、おもしろい話を聞いた。
ワールド……GO……パクリ……みたいの見てちょっと悲しくなったから書いてる ワールドは触ってない というかスシテンプラもやってないし元祖本家の記憶も曖昧だ……
無印のゲームの話します これもぼんやりとした記憶なんですが 許せ ぼんやり共感したりぼんやり読み流したりしろ
無印のゲーム、妖怪ウォッチが馬鹿みたいに(馬鹿みたいに)流行る前にプレイしてた。何年前のゲームか忘れたけど、なんかショボそうだけどプレイしてやっかwwwくらいの気分でプレイし始めて、当時も既にじゅうぶんいい大人だった自分があ〜〜おもしろいな……とじわじわ感動してハマったゲームだった。
妖怪ウォッチ、世界観が素晴らしいゲームだった。うーーん、世界観と言ってしまうと通常イメージされるものと違いがあるかもしれないが……うーーん、世界がとにかく丁寧に作ってあった。リアリティとワクワクがギリギリ共存できる最高のラインを丁寧に作っていた。
一旦妖怪の存在置いていい? 家とか街。家とか街が本当にしっかり作ってあるんですよ。ゲームプレイしたことがある人は分かると思う。ただ探検するだけで楽しい。一般的な住宅地があって、道路を車が走ってて信号や横断歩道があって(信号無視しまくってくると妖怪に怒られて追いかけ回されたりする)(横断歩道が近くに無いところで渡れば問題ない)(ストレスフリー)、いくつかの家は中に入って間取りや何が置いてあるかまで見ることができて、学校の中も探検できて、学校のそばには裏山があって虫捕りとかできて、主人公の友人には高級住宅街に住んでる子も居て博物館とかまである地域がある一方で、しょうもない商店街の店とか、寂れた寺とか、団地らしい団地の雰囲気があるマップがあったりとか……実際こんなにしっかり個性ある街並みが近くに同居してる街ってのは無いと思うんだけど、こういうもの全てが「あったら楽しい、行けたら楽しい」そして「非現実的でない、有り得る」レベルで同居してる。異国情緒ある町を次から次に旅するゲームもいいんだけど、丁寧に作られたあり得そうなありふれた街の中でちょっと間の抜けた妖怪を探して、仲良くなって……てのがめちゃくちゃ心地よくて楽しかったんですよね。妖怪もだいたい「ちょっと面白いな……」と「くだらね〜……」の中間あたりのやつばっか。褒めてる。案外バトルは楽しい。本当に夏に良いゲーム。今から無印買ってきて夏の思い出にしていいぞ。
話が進むとばーちゃんの住む田舎までお出かけもできた。ひとり(妖怪はいっしょだ!)で電車で移動する。これまた「ちょっとした冒険」感があってわくわくする。一回行って帰って来れば妖怪のパワーでワープもできる。ストレスフリー。また電車でガタゴト乗りついでも行ける。やった。ばーちゃんの田舎もこれまた趣がある良きクソ田舎で夏休みに遊びに行くには理想的すぎる。みんな遊びに行け。
あーー面白かったなあ。またやりたい。無印はウィスパーも馬鹿じゃなかったんだ。あの馬鹿じゃないウィスパーが好きだったんだ。
アニメが先かマンガが先か知らんけど、ウィスパーが大口叩く無能とかケータくんが普通に悩むとか子供向けっぽくギャグが目立つ設定や展開になっていって、まあそれはそれで爆裂ヒットしてたようなので良いんだと思うんですが。マジでそれだけではなかったんですよ。ゲームはもっと良いところがいっぱいあった。ちょっとアニメ見て「ジバニャンジバニャンジバニャンばっかりのやつ」くらいの認識でいる人間は超多いと思うんですが、それは残念なので……ゲームが好きな人間はぜひ妖怪ウォッチをプレイしてください……自分もとりあえずワールドをやる……。
自宅までワンメーター、10分もかからない距離だったが、疲れていたし、早く帰らなければいけない事情もあったからだ。
自宅は幹線道路から奥まったところにある、特に目印になるものも近くにないような住宅地の一角だ。タクシーの運転手に行き先を説明するのに、ちょうどいい言葉が出てこなくて、少し遠めの地名を出した。仮にA町としよう。
「とりあえずA町の方向に向かってもらえますか。全然、そこまではいかないんですけど」
とりあえずA町の方面に向かって走れば、自宅の近くを通りかかるのだ。
だがこれがいけなかった。
5〜6分走って自宅に近づいたので、細かい指示をして自宅に到着したのだが、支払いの時に運転手がこう言った。
「お客さん、ここをA町と言わないでもらえますか」
言われた瞬間、ムカっとした。ここがA町じゃないのなんか百も承知だ。数秒、なにか言い返してやろうと考えたが、結局、
と謝った。
運転手にしてみれば、A町までの稼ぎになると思ったところがワンメーターだったのだから、嫌味のひとつも言いたくなったのだろう。
だが、それをホントに客に言うなよ。ムカつくんだよ。
普通は「お客さん、ここならA町じゃなくて、次からは××って言ってもらった方がいいかも知れませんね」とか言うものじゃないのか。
角が立たない言い回しが思いつかなかったのなら黙ってろ。
ムカついて寝れないので書いた。
少しスッキリしたので寝る。
おやすみ。
…って書くとやたら金持ちっぽく見えるかも知れないけど、自分がそんなに沢山売り買いしてきたわけじゃなくて、祖母や父の失敗を目の当たりにしてきたので、それを参考に自分なりの見解を書いてみようと思う。
1 最優先すべきもの
絶対に交通の便が良いところにしないと、要らなくなって売り飛ばすときに買い手がつかなかったり、安値で買いたたかれたりするので、値段の安さだけで飛びつくのは止めておいた方がいい。うちの祖母は原野商法みたいなのに騙されて、へんぴなところに何カケ所か土地を持っているようだが、まったくもって使い道がない。たぶん固定資産税もそんなに高くないだろうけど売りようもないし、単なるムダでしかない。最大の当りは今実家のある場所で、戦後すぐはどっていうことのない焼け野原だったらしいが、みるみるうちに発展して、世間でオシャレな街として認知されるようになってしまった。今やかなり老朽化しているが、実家の建て直しとともに作ったアパートには今も人が入っている。家賃は相場より下げているようだが、これでもっと不便な場所だったら目も当てられないことだろう。
ちなみに祖母が仕事を定年退職したときに終の棲家(?)として買った一戸建ては、それなりの住宅地ではあるが、最寄り駅からバス便で行かねばならず、さらにバス停から坂を延々と登っていかないとたどりつかない。別荘すら建てようのないへんぴな土地よりはましだが、あまり色々な条件を深く考えず、退職金でポンと買えるところを選んだようである。唯一賢かったのは自分の名義でなく父の名義にして、相続税がかからないようにしたところぐらいか。結局足腰を始めとして身体が弱ってきて実家に同居することになり、父が売り飛ばしてしまった。祖母は片付けられない&捨てられない人なので片付けが大変だったのではないかと思うが、業者を呼んでガンガン捨てさせた模様である。まだ祖母はヨボヨボしながら生きているが、もし死んだら実家にあるいろいろな荷物もそうやって処分せざるを得ないだろう。
それを目の当たりにしてきたので、自分が住むマンションを探すときも立地最優先で決めた。新宿に電車一本で行けて駅から近いところ。今の家の最寄り駅は各駅停車しか止まらないけど、駅からはびっくりするぐらい近い。元々築10年近い中古だったし、そんなに広くもなかったけど、人が訪ねてきたりすると絶対に「素晴らしい場所ですねぇ」と言われる。惜しむらくは部屋の中が散らかっているので、友人を呼んでホームパーティーみたいなしゃれたことができないぐらいか。
2 ローンについて
たぶん誰でもいうことだろうけど、なるべく頭金を貯めて、ローンの支払い額は給料の手取りの3割以内。最近は銀行のホームページで「自分の年収でいくら借りられるか」「借りる額から逆算して毎月の支払いはいくらか」をすぐ計算できるので、それをやってみること。不動産屋は変動金利とかでぱっと見安く見える金額を提示してくるけれど、5年間固定金利や10年固定金利で計算させて、それが給料の3割以下に収まらないようなら買わない方がいい。ボーナス払いは、職業にもよるけど、なるべく月々の支払いをメインにして、ボーナスをあまり当てにしなくても払えるようにしておいた方が無難。
ちなみにうちの父は実家を建て直すときに、頭金なしでアパートからの賃貸料収入で何とかしようとしたらしいけど、おかげで相当母はやりくりに苦労したらしい。そこそこ名の通った企業に勤めていたけれど、いかんせん収入と借金のバランスが取れていなかったらしく、賃貸料収入があるとはいえ、かなり苦しい思いをしたらしい。なまじっかそれなりに資産価値のある土地があったために、銀行は「いざとなったら土地を売らせれば返せるだろう」とガンガン貸してきたようだ。父も「貸してくれるんだったら借りちゃえ~!」というノリで借りていたようで、ある程度歳を食ってから利子の無駄さに気付いて繰り上げ返済などはじめたようだけど、詳細な金額を知らない私から見てもかなりの綱渡りだったとしか思えない。
3 買っていい人、いけない人
現金でポンとマンションを買える人…はそうそういないと思うけど、ある程度貯金ができて、ローン返済額に応じて、残った金額で生活することができる人は買って良し。頭金+諸経費で1,000万円以上あるのが望ましい。収入に波のある人は、収入の多いときに貯金しておいて繰り上げ返済ができるとか、常にローンを減らすことを意識して暮らせるならOKかと。家賃と生活費でカツカツな人は住宅ローンをしょわない方がいいと思う。必要に応じて家賃の安いところに引っ越すとかできる状態にしておく方が無難と思われる。あと、モデルルームを見て、「素敵だから」と契約してしまうのもNG。ああいうのは生活感のない最低限の家具を置いて素敵に見せているだけなので、本当に自分の荷物を入れたらどうなるのか考えておかないと汚部屋になっちゃうぞ。あと、モデルルームと実際に建てる予定の場所でかなり雰囲気や立地が違うケースもあるので、絶対に建築予定地を見て、窓の方角なども確認して「自分がその土地に住みたいと思うか」をちゃんと考えること。
なんだかどこかの住宅情報誌で見たような内容になってしまったけど、ある程度安定した収入があり、堅実な金銭感覚を持つ人だけが不動産を買いましょう…という当たり前の結論だね。モデルルームや営業マンの口車に乗せられないように気をつけましょう。あまり役に立たない投稿だったらスミマセン。
わたしはベルサリア・オヴェリス。ひょんなことから王女になってしまって、愛する弟と離れ離れになってしまった悲しい女。いいのよ、笑って頂戴。
わたしは王女だからいつも護衛の人がついているの。具体的に言うとミルディンがわたしの護衛になったのよ。別に大きな不満はないわ。イケメンだし、気がきくし。ただちょっと真面目すぎるのよね。わたしには自由がない。最近はそう感じるわ。
日々の生活に飽き飽きしていたわたしは城から抜け出す方法をいろいろ考えたわ。でもどの方法もうまくいきそうにない。ミルディンの他にもわたしの見張り役はいるの。プレザンスとかウォーレンとかね。だからわたしはもうちょっと強引にやってみることにしたの。
「ドミニオン!」
時間を止める魔法をわたしは使った。さすがにハボリムさんから奪ったペトロクラウドを使うのはためらったので。わたしはミルディンが用を足してトイレから出てきた一瞬を狙ったわ。ミルディンはわたしを見て「なんです?」という顔をしたけど、何も喋ることはできない。時間が止まっているのだから、わたしが城を抜け出そうとしていることだってわからないでしょう。
それからプレザンスやウォーレンの時間も止めてやっと城を出ることに成功したわ。王女が竜言語魔法を部下に使ったなんて知られたら大問題だけど、時間が止まってしまった彼らには何が起こったのかもわからないはず。わたしの部屋には鍵をかけて、ドアに「就寝中につき起こさないように」と張り紙もしてきたわ。帰ってきたら今度は彼らと顔を合わせないようにして背後からドミニオンを使って時間を止め、何事もなかったかのように部屋に戻り、しばらくしたら今やっと目が覚めたといった様子でミルディンに顔を見せればいいんだわ。
外の空気はとてもいい。自由っていいわね。そうは言ってもわたしは王女。顔は知られているし、多少の変装もしなければならないわ。人目を気にしながら、隠密のように気配を消し、わたしは誰にも見つかることなく話のわかるアロセールの家に向かった。アロセールはわたしを見てびっくりした顔をしたけど、すぐに話を理解してくれたわ。わたしはアロセールの服に着替えた。
「今日一日だけ!」
わたしは街に繰り出した。市場を歩きまわり、それから住宅地のほうへ歩いていく。人々の生活も活気が出てきたわね。知らないおばさんからアメちゃんももらったわ。最近はたこ焼きブームらしく、羨ましそうに屋台を眺めていたら汗だくの店主が3個も味見させてくれたわ。なんて素敵な食べ物! 素敵な人たち!
どんどん歩いてわたしは郊外のカノプーの家の辺りまで行った。遠くから眺めていると何か棒状のものを抱えたカノプーが出てきたわ。数歩歩いたと思ったら空を飛んで牧場の方に向かったようだった。わたしはカノプーに気づかれないようにして追いかけた(わたしはテレポートだって使えるのよ!)。
そこはガンプが経営している牧場だった。カノプーはあっさり侵入すると(だって有翼人だからね)、とある小屋の横に降り立った。きょろきょろ周りを見回し、足音を殺しながら入っていった。明らかに怪しい挙動だったからとても嫌な予感がしたわ。でもカノプーに限って……
数分すると何かを縄で引いて出てきた。よく見てみるとベルダJrじゃないの! カノプーの手には麻酔銃らしきものが! レンドルに借りたのかしら? いいえ、そんなこと今はどうでもいいわ。カノプーは麻酔銃でベルダJrを動けなくすると、縄で縛って小屋から引っ張り出してきたのよ、そうに違いないわ。カノプーはさっと飛び上がって家へ戻っていった。
そこから先のことはわたしには何も言えない。でも後から聞いた話だと、カノプーはたこ焼き屋で一儲けしたそうよ。ミルディンはおいしかったって言ってた。ああ、神様!
なんだかもう幸せで悲しくて寂しい感情が整理しきれず、つい増田に投稿しました。
暇つぶしにでも読んでもらえれば。
初めて会ったのは2006年。
僕は地方在住大学院生。その時はフリーランス駆け出しとして、学生ながらプロジェクトに参加。夏休み期間を利用して上京して、プロジェクトリーダーの家に居候。リーダーは、いわゆる坊っちゃんで高級住宅地に住んでて。そんで空き部屋がいくつかあるので、そこに居候させてもらったわけである。(羨ましいかぎりである。)
プロジェクトが進んで1週間。
地方大学の2年生で、このプロジェクトに参加するため夏休み期間を利用して上京。合流が遅れたのは試験のためだったらしい。案の定、同じリーダーのマンションの、別の部屋に居候することになった。
初めは正直少し田舎くさい子だなと感じたし、あんまり話さなかったのでとっつきにくい子だなと思ってた。でも田舎くささが取れれば、どちらかというと可愛い部類の子ではあった。
僕はその子の世話係になった。
元々僕は都内の大学に通っていたので地理感はあったし、先にプロジェクトに合流していたこともあったためだ。会社までの道案内や夕食を一緒にしたりして3日が経った。
その子の部屋でGが出たのである。何とかしようとしたが逃してしまったようで、どうしようもなくなり僕の部屋に避難してきた。
幸か不幸か僕は虫が大の苦手で、てんとう虫すら触れない。またこの頃にはリーダーはプロジェクトにかかりっきりで、虫の対応をしてる余裕など無かった。
仕方がない。唯一の解決策としては、僕の部屋で一緒に寝るしかない。という事で、新たに布団を一式僕の部屋に出し、同じ部屋に寝ることとなった。
この頃には大分仲良くなっており、その子の大学での活躍や勉強内容、高校時代の事なども話すようになっていた。大学に彼氏がいる事も聞いていた。
その後当面、一緒の部屋に寝泊まりすることになった。その子も相当に虫が苦手らしく、もう戻りたくないという事だった。
何日目かの夜。
何となく2人とも寝つきが悪く、深夜にお互い起きてることに気がついていた。
その頃には僕も好意を抱いていて、何気なしに手を伸ばしてみた。すると向こうも手を伸ばしてきてくれた。
お互い居候で、普段と違う生活。なんとなく寂しかったというのもある。
その晩は手を握って寝た。
それからは早いもので、次の日には抱きしめあっていたし、自然な流れで、ある日には寝ることとなった。
僕は当時フリーだったが、相手は彼氏持ちであったため、完全に浮気である。
そのままプロジェクトは無事終了し、彼女は一足先に地方へ戻っていった。
再会は早かった。
僕が自宅に戻る途中に彼女の家があったので、僕が戻る際に寄り道することとなった。そのまま2日ほど滞在し、今度は一緒に僕の自宅に行くことになった。
そして数日が経って、夏休みが終了。
一夏の恋は終わることになった。
その後は4年ほど音信不通。
4年後。
ふとしたきっかけで連絡を取り合うようになった。
きっかけは忘れてしまったが、ラインでやり取りするようになった。
お互い社会人になり、お互いの出張などの機会で会うようになった。頻繁な時は1年に3回くらい。気がつくと1年2年間が空いて会ったりしていた。ただ会うといっても食事したり、移動の隙間の30分だけだったり。
この頻繁とは言えない、デートなのかなんなのかよくわからない事を繰り返している間、僕は別の女性と結婚して子供がいて、彼女も学生時代とは違う、結婚するかもしれない彼氏ができていた。
そして今日。
何度目かわからないデートのような日。彼女の提案で水族館。周りはカップルか家族連れ。混雑の中、のんびり見たいところをじっくり見る。お互いのペースを尊重しつつ、もう何年も付き合ってるかのように、ストレスなく。はたから見たらただのカップル。
ゆっくり見て、少し遅めの昼食。
そしてそれぞれの次の予定まで小一時間空あるので、コーヒーを飲む。
遅くもなく早くもなくお互い心地よいペースで会話。
僕「お、とうとう結婚する腹を決めたの?」
彼女「そうなんです。だらだらしてましたけど、もう新居も決まって」
僕「おめでとう!籍は入れたの?」
僕「結婚式はやるの?」
彼女「やりたくないですー」
などなど。
やっとこの子にも幸せなパートナーが出来るんだと。嬉しさと寂しさと。
彼女「なんですか?」
僕「なんで僕ら結婚しなかったんだろう?」
僕「え?」
僕「えーー、言ってないよ。彼氏いたやん。僕はずっと付き合いたかったし、結婚したいなーと思ってたよ」
彼女「えー、そんなー。ずっと振られたと思ってました。」
僕「え、ということは12年間も振られたと思ってたの?」
僕「お互いはっきり言わないとダメだったねー」
彼女「そーですねー。あー、そーかー、あなたとは浮気か不倫しかしてないやー」
僕「そーだよー」
彼女「えー」
僕「残念だー」
彼女「うん、残念。」
などなど。
そして話が尽きない所でタイムアップ。
駅までの道。
僕「ちょっと手を繋いでいい?」
僕「そーだねー、すごい僕らにぴったりだね、不毛って言葉。12年間の不毛な関係。」
と言いつつ、僕らは手を繋いで歩きました。
お互い少し歳をとったけど、それは12年前、初めて手を繋いだ時と変わらない感じ。
このまま、僕らが結ばれないことを祈ります。
タイトル通り
・3階建ての内の1階
・角部屋
・住宅地にある
・目の前が公園?みたいな感じで木が生い茂ってる
こんな感じで一人暮らしって危ないかな?ちなみに女。騒音とかそういうのは全く気にしないタイプなんだけど、虫が苦手だから目の前の木が生い茂ってるのちょっと不安。そこからの虫の侵入と防犯面がちょっとネックかなあと。洗濯物については浴室乾燥機があるし、部屋干しでも気にしない。部屋の換気をしたいとかそういう思いもないから、窓もほとんど開けない、今までも外に洗濯物干すぐらいでしか窓開けたことない。
1階に住んだことのある人がいたらどんな感じだったか教えて欲しい。
力を貸してくれ〜〜。
(追記)
たくさんの人がコメントくれてて感謝です〜。女友達で1階住みが何人かいるから意見聞いた、大して何もないと言ってる人もいたけどここの意見見るとやっぱ危ないんやね。この時期の部屋探しなのである程度条件が限られてしまって1階も視野に入れて探してました。一応防犯カメラはあるし、大丈夫かな〜と思ってたけど、もう一回考えることにする。まだまだ実体験とか、こんなことあるよ〜とかあったら教えてください。増田でこんな意見求めてバカかよみたいなコメントもあったけど、みなさん優しいねありがと。
>なんでそんな一階がいいの?
単純に家賃と部屋の広さと希望する条件が全部クリアしてた部屋だったから。駅周辺や街の治安見てても悪くないな〜と思えるところだから1階もありか?と思って聞いてみた次第です。
(追記の追記の追記)
昔のクラスメートのお母さんが亡くなったそうだ。今どき珍しくないかも知れないけど、本人はうつ病で退職→再就職を繰り返し、ほとんど無職の生活をしているはず。今までお母さんの支えで生きてきたんだろうけど、「どうするんだお前?」って感じ。
うつ病だけでなく、発達障害も抱えてるんじゃないかと思うぐらい、空気が読めない。一時期しつこく私にケータイメールを寄越したのでひたすら返事をしない作戦に出てようやく止めたこともある。冷たいようだけど、ヤツにしつこく追っかけられた元クラスメートの女の子が、元々病弱なうえにストーカー恐怖も相まって、やはり仕事らしい仕事に就くこともできずに実家にいるとこを見ると、甘やかしちゃダメだと思った。それにヤツは優しくしてくれる女の子なら誰でもいいのだ。途中から男子校に進学してしまったので、昔のクラスメートである我々しか女友達がおらず、独身者が次々ターゲットになるという…。
仕事をする気力があるときはなんだか高望みで、特にイケメンでもなければ運動神経抜群でもないのに、「ミュージカルのダンサーをやりたい」とか「劇場の支配人になりたい」とかいう。まず薬の副作用が原因の肥満をどうにかしろとか、支配人以前に切符のモギリとかやれとかいろいろ思うけど、下手に構うとめんどくさいので会わないのが一番。
救いは実家が比較的高級住宅地にあることで、それが賃貸に出せるような作りになっていれば、あとはちょっとしたアルバイトするとか、障害年金をもらうとかすれば最低限の生活はできそうなこと。でも家事とかもダメそうだしな…。どうするんだよ、一体。