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[B! 食] 「お腹が空いていないお客様」|黒ワイン|note
発展途上のお客様を大切に暖かく見守る、というのは、わかる一方で、自分ではいいことをいっているように思っているんだろうけど、選民意識が透けて見える、といったブコメの感想にも同意だな。
たかがイタ飯。リストランテって、内心ではこんなに客を見下しているのかと思うと、怖くて行けないよ、と思われても、やむを得ないよ。
トラットリアだろうが、リストランテだろうが、味とサービスで互角に勝負してほしいわ。
それでもリストランテという誇りを大事にしたいなら、完全予約制にしたらどうか、と思ったり。
とはいえ、客に嫌味をいうのが珍しいかといえば、世界的には別に驚くことじゃないだろう。
ヨーロッパ、特にフランスあたりでは、ダメな客は、嫌味どころか露骨に差別されたりするからな。
映画「プロヴァンスの贈り物(2006年英)」で、注文を取るラッセルクロウが、「ねえ、サラダはノンオイルドレッシングにベーコン散らして」とか頼んでいるアメリカ人夫婦に、
メニューを取り上げて、「マックが近くにあるからそっちにいって」と乱暴にあしらって立ち去るシーンがある。
そこまでの経験はしたことはないが、こちらが英語で必死に頑張っても、フランス語でしか対応してもらえなかったことはあった。文句や苦情がでても、店ではなく徹底的に客のほうが悪いという文化のように感じる。
郷に入れば郷に従え、で、居酒屋には居酒屋の作法があり、バルにはバルの、高級レストランには高級レストランの作法がある。
客の立場として、自分の話をする。カネに余裕ができて、ちょっと背伸びしておしゃれなレストランとか行き出した時期のことだ。
10年くらい前に、ひょんなきっかけで、イタリアワインにちょっとした縁ができた。
俺は今でも全く素人なんだけど、知人つながりで、いろいろ機会が増えて、少しずつイタリアンの面白さがわかってきた。
それまでイタリアンとかフレンチなど全く未知の世界だったが、いつのまにか日本のトップレベルあたりで切磋琢磨している様子も垣間見る機会ができるようになった。
就職したばかりのときは、残業続きで、終電間際の駅前の街中華の半額弁当を買うがせいぜいだったので、まるで別世界に入った感じだ。
テーブルマナーは、失敗しながら教えてもらって身に着けてきた。
テーブルマナーはリストランテに行かないと結局身につかないし、わからないから、お店の人に時には厳しいことを言われるのもしょうがないんじゃないかとも思う。
その意味で、冒頭の黒ワインの人のように、温かく見守るような店のほうが、ど素人にはありがたいね。
それ以来、少しだけだが、グルメに目覚めた気になって、日本のみならず、世界の各地でグルメを楽しむようになった。
ヨーロッパのミシュランガイド星付きの店も結構足を運んだよ。ヨーロッパでは特にスペインの星付きレストランのコスパとサービスのクオリティに驚かされた。
どういう店がクオリティが高いのか、自分なりのスタンダードが次第に作られていくのが楽しくて。
俺的には、ペアリングメニューとかマリアージュを経験して初めて、ワインや料理そのものに興味を持てるようになった。
10年前、興味をもつきっかけを作ってくれたソムリエの方は、先月残念ながら、お亡くなりになった。
その意味では、この世界のサービスがどういうものであるかを一番手っ取り早く知る方法は、グルメの知人をもつことかな。
そして、ミシュランガイドに載っている店やその人の勧める店に、その人と行ってみることだと思う。
その理由は、
1.ミシュランガイド(星の数やいくつかカテゴリがあるけど、さしあたりどれでもいい)に載っている店はサービスにハズレがないと期待できる。
2.自信がつく。ちょっとやそっとのことでは、おどおどしなくなる。経験値からサービスを比較することができるようになってくる。
3.知人の紹介する店に連れて行ってもらうことで、作法を学べる。店の人に嫌な顔をされる前に。また一緒に食べることで、料理やワインに興味がわく。それも含めて舌が肥えてくる。
こうして慣れていくと、逆に、だんだんわからなくなってきたことがあった。
それは高級レストランっていったいなんなの?ということだった。
高級レストランがあることは知っているが、その価値がよくわからなくなってきた。高級の定義はなんぞや。
例えば、ミシュラン・ビブグルマンで選ばれている店は、実は高級とか無関係だ。
トラットリアだろうが、カジュアルな店だろうが、洋食和食、ジャンル問わず、うまくてサービスがよくコスパのいい店が選ばれる。
そうしているうちに、次第に気が付いてきたのが、うまい店はミシュランだけではないこと。
ミシュランに関わらず、世の中には、料理や酒に情熱を注いでいるひとがいて、いっぱい埋もれた名店が潜んでいるということ。
家の近所のイタリアンのスタッフと気が合って、最高!ってことだってある。
近年、ミシュラン獲得したけれど、お客様にカジュアルな雰囲気じゃなくなって敷居が高くなったと思われたくないから引き続き、予約はとらない方針でいく、という店もあった。
一方、記念日利用で、初見で高級なお店を選ぶこともあるんだけど、けっこうイチかバチかだ。
最近は、口コミ評判や値段、高級かそうでないかは、ほとんど当てにならないと思っている。
特に、サービスが悪いっていう口コミは、本当に店のサービスのせいなのか、客が慣れていないだけなのか判断がつかない。
それと、例えば東京カレンダーみたいなマガジンがあるよね?デートの利用先に困ったお兄さんが読むアレ。
景色とか雰囲気重視だったら、ああいう雑誌情報は役に立つと思う。高い金出して、雰囲気を買う。
でも味やサービスという点では、、当たりはずれはあると思う。ハズレというのは、コスパ的な意味に結局はなるかな。これで1人2万円はねーだろ!みたいな。
そう思っていても、東カレみてワクワクしながら期待値マックスで行った高級店であればあるほど、ガッカリ感は大きい。勢い、口コミで、その店をくさしてしまうこともあろう。
俺も、ご多分に漏れず、口コミで店の悪口を書いてしまうこともある。ブコメ感覚でね。
でも、そういう口コミを目にした店のスタッフが発奮して、よし!もっといいサービス頑張ろう!と前向きにとらえてくれるとも思えないわけで。
それに、「この店は味が落ちた」だのなんだの書く俺は、自分自身の体調や経験の変化を考慮していないわけで。
ムカついて書いては、しばらくして反省して消す、みたいなことを繰り返しているうちに、口コミ自体やめてしまった。
結局のところ、
去年の7月にダイエット増田書いてたけど途中で忙しくなってやめてしまったけどまた始めた。今2週間継続中。相変わらず無職だし、相変わらずデブ。
朝 9:30に起きる。しょうもないニュースを見て消費する。BCAA(意味あるのか分からない)とビタミンC、B、EHA、EPA、亜鉛を飲む。全部飲んで意味あるのかは分からないけどとりあえず飲みます。
昼 おでんの大根2つ、ゆで卵1つ、春菊のサラダ。大根は美味しかったけどあまり味が染みていない。デザートはデザートチーズ。
アラというか頭等の部位の入ってない身の切り落とし部分が大量に入っているパックである
ときによってキハダマグロだったりびんちょうまぐろだったりメバチマグロだったりミナミマグロだったりするが(ホンマグロであることはない)
だいたい400~600グラムくらいどんとつめられて「加熱用」としてパックされ、どのマグロでも150円~200円ほどで投げ売られている
遭遇度はおそらく月2~3度くらい 投げ売られてはいるのだが身に血の浸透していないものに遭遇したときにはこれは拾いもので
ほくほくとしてレジかごに生姜(一袋97円税抜き)とともにぶち込んで冷凍の枝豆かいんげんのどちらかもついでに買って保冷剤替わり(いんげんのごまあえおいしいね)
家にそれらのあるときは無料の氷を袋につめてまぐろパックの上にのせ冷やしながらルンルン帰路について
帰ってから生姜をごりごり大量にすりおろしたのと酒:しょうゆ:砂糖を1:1:1あればみりんもちょっと、
ビンチョウマグロのときにはオリーブオイルもそこにほんの少し足して全部ビニール袋に入れて
そこに水気をきちっときった大量の切り落としも入れてもんで漬けて最低1時間長くても3時間くらいあれば十分
この漬けたのをフライパンで焦げ目がつくくらい焼いたやつがすごくうまい たまに骨部分が入ってて口が痛いけど
三分の一ほどはその日にその焼いたままのでかいのをおかずにして食べ残ったものはほぐしてフレーク状にしてラップに小分けして冷蔵または冷凍する
翌日以降にはそのほぐしたのに海苔とごまとごま油をまぜこんだのとかマヨネーズと七味をちょっと足したのとかほかにもあれこれ楽しくバリエーションをつけて
サラダにかけたり(サニーレタスやかいわれがおいしい)お米を食べる人にはおにぎりの具にしてやる とても好評である
漬けたものに直接片栗粉をブチこんでもんで揚げてやってもうまい ビール!って味である(飲まないが)
近所に魚屋がやっているスーパーやもっと魚の品質のいいスーパーも多くあり競合しているが
西友みたいに豪快なマグロのアラにはめったに遭遇することがない
頭が入っていたり血がしみていたり価格が刺身のサクくらいするところもある 西友すごいな
おそらくは仕入れの関係等でそんなに何度も遭遇する商品ではないが安くおいしいタンパク源を買える機会としてとても重宝している
手帳を書くのは苦手というか全く書かないんだけど手帳好きがおくる少し早い来年の手帳の話。
いろいろなことを書く欄がある手帳ってあるじゃない。
目標とかはたまた夢とかを書くところのページの欄の面積が大きい手帳とかって苦手だわ。
予定は未定だし。
あれも出だしから残り何年あんだよ!って途方もなさを感じると共に
ずっと何十年先のこととか書けないわよ。
なんか売り場で見かけたところからして、
ごめん私そんなに意識高くないんだよという、
なんかほら私この手帳使いこなしてる系だけどそれがなにか?圧ぐいぐい出してく感じじゃない。
世界の時差地図とか鉄道路線図とかもらったものリストとか観た映画リストとか、
そうやって意識高い系の付録のページの地図やリストが私を追い込んでくるのよ。
我が強いというか。
私はそこまでは必要ないのそこまでは。
かといって無地の罫線だけのキャンパスノートでも芸が無いじゃない。
話変わるけど、
話しを戻すと、
罫線だけでも素っ気ないし、
といいつつなんか前好きだったB5スリムのちょうど手に持ちやすいサイズだった週間バーチカル手帳は絶版になってしまったし。
これに変わる手帳がないのよねー。
挙げ句の果てには
みんな本当は手帳どうやって書いていいのか分からない人が多いのかも知れないわよ。
自由に書けば良いじゃないのって書かない私が言いたいわ。
日めくりカレンダーも買ってみて日をめくるほどに1日を大切にしたいわねって微かながらの目標があったけど、
もうすでにめくるのすら面倒くさい、
チキンラーメンを作るときお湯を沸かすのはギリギリ面倒くさくないぐらいを上回るぐらい面倒くさくなっちゃって、
もう3月ぐらいで止まってめくってないのよね。
涙そうそうだわ。
きっと1ページみっちみちに書くことがなく、
後で振り返ってみたら私ってこの日白紙ねってなるのが嫌なのからなのかしら?ってその心理なのかな?って思っちゃうわ。
みっちりみちみちに1日書き上げたらなんかそれで満足感なんでしょうね。
私はそれ書く自信ないから、
きっとそれだわきっと。
まったくよ。
原因が分かったわ。
だから見開き1週間の
少なく書いても多く書いても
なんかそれなりに充実した感じの眺めの1日になるそういう手帳が好きなのかも知れないわ。
それか1日1ページの手帳の内容を
もうこれインスタの映え疲れと一緒だわ!
緑色だけで面白そうだからって買ってみたドリンクが甘すぎて飲めなかったって自戒も込めて
これは手帳疲れってことにしておくわ。
うふふ。
あんまり私は好んで食べないんだけど全粒粉の茶色いブラウンのパンのサラダサンドイッチとタマゴサンドよ。
通常の白い食材がちょっと自然風味漂わせる天然な感じの茶色い色になってたら、
なんだか自然に優しそうだったり栄養がアップされてる感じがすると思わない?
卵に関しては茶色い玉子の方が栄養あると思うけど一緒みたいで、
酷い話しこすったら茶色く塗った絵の具が落ちる場合のそういう玉子もあるから、
急須で丁寧に煎れたいと思っているホッツグリーンティーウォーラー、
ティーなのにウォーラーと言ってる当たりに矛盾を感じてしまうわ。
棚を探してみるわね。
急須って茶渋がある方が年季入ってて良い味出しちゃうんだけど、
すいすいすいようび~
今日も頑張りましょう!
不妊治療のため仕事を辞めさせられた増田は、「生産性がないものにお金を出せない」と主張する夫から経済的DVをうけている。独身時代の貯金の大半は共同出資のタワマンの頭金に消え、残りの残高とともに、増田の物欲も枯渇していった。
ご近所づきあいが一切ない新築入居のタワマン社会には、この状況を相談できる知り合いができにくい。同じフロアの8部屋のうち、顔を知っている人はひとりもいない。
ある日、同じフロア共用の24時間対応ダストステーションに、ゴルフバックが3つ、中身ごとおかれていた。「*粗大ごみです ごみ料金シールを貼って出してください(3Fのサンクスに売っています)」と赤字で書かれた紙が貼ってあった。その状態が、3日も続いた。増田はゴミ清掃スタッフに同情し、逡巡した。その粗大ごみを一度家に持ち帰ることにした。夫は毎週末に1週間分のレシートを照会して、1円も使途不明金がないことを確認する人だ。かわりに粗大ごみシールを貼って置きたいが、夫に却下されるだろう。
増田はそのゴルフバックを、4LDKの空き部屋に置いた。夫はまったく気づかないようだった。
翌朝、ポストに不用品出張買取の業者の広告が入っていた。増田はすぐに電話をかけ、「夫が叔父からゴルフセットを一式もらったのですが、いらないんです、でも処分方法がよくわからなくて」と説明をすると、業者の弟がやっている中古ゴルフ用品買取業者が見積もりにくることになった。見積もり結果は7万円。身分証明書の写しとの引きかえに、そのまま現金を置いて行かれた。増田は驚いた。ごみが7万円になったことにも、突然自由に使えるまとまったお金が降ってきたことにも。
翌週、偶然テレビでフィリピンのスモーキーマウンテンを特集するドキュメンタリーを見た。ゴミ山からお金に換えられるものを探し当てて生計をたてるスカベンジャーというひとびとを知った。金銭的には不自由でも、心が自由である彼らをうらやましく思い、増田は自分が心身不自由であることに自覚したのだ。そしてメルカリやヤフオク、フリルなどのフリマアプリの存在を知り、ある決意をした。
増田は、ほかのフロアのダストステーションにも出張するようになった。増田の住むタワマンは、58階だてで、6階以上が住民用フロアである。増田は1~8階、45~50階にとまるエレベーターに乗れる。
白いエプロンを着て「ボランティア」と書いた自作腕章をつけていくと、ゴミの分別ボランティアと思われるため、ほかの住民や清掃スタッフに会ったとしても、一瞥されるか、「お疲れ様です」といわれるだけだった。
・嵐のツアーグッズ 5万円
・ヒステリックグラマーのデニムパンツ5本 合計6万円ぐらい
・ヒステリックグラマーのTシャツ 10枚あわせて9万円
・浦和レッズのグッズ一式 7万円
・ヴィヴィアン・ウエストウッドのストッキングセット 7000円
・アムウェイのなべセット 16000円
・ウシジマくん 1~28巻 6000円
・ミニクーパーのグッズ 15000円
・コーヒー浣腸の付け替えパーツセット 14000円
51階以上はメゾネットタイプ、ペントハウスになっており、増田は入ることができない。しかし、増田は非常用階段からの闖入に成功。
メゾネットフロアには2階ごとに3部屋あり、非常用階段とつながっている各部屋ごとのゴミ捨て場がある。51・52階は3部屋とも人が住んでいなかった。香港の業者を経由して買ったマレーシア人かシンガポール人が持ち主であることを告げる書類の写しが捨ててあった。
53・54階も同様だが、うち一部屋には定期的に生活のにおいがした。ブルーボトルコーヒーの紙袋と、RF1のサラダの残飯と、コーヒーがしみ込んだ今治タオル、中国語か台湾語の新聞がスワンナプームエアポートの紙袋に入れて捨てられていた。外国人の別荘なのかもしれないなと思った。
・クリスチャンルブタンのキンキーヒール 2サイズ(箱あり)と空箱1つ 合計5万円
・SK=2のトラベルセット 7000円
・新羅免税店の密封パック入に入ったままのディオール化粧品セット 1万円
そのころ、メルカリの現金出品がニュースで取りざたされていた。
同時に、身分証明書と実住所と銀行口座の名義が一致しないと送金できないといわれる業者が増えてきた。
金額によってはマイナンバーカードの提示が求められるようになった。増田は潮時だと悟った。
増田はフリマサイトの売上金の受け取りを、唯一残していた旧姓の口座に指定していた。母の葬式にも来なかった父が、子どものときに開設してくれたJFマリンバンクの口座。この2年半で、7桁の数字が刻まれるようになった。都心では使えないと思っていたマリンバンクは、ここ数年でコンビニATMとの連携が進んでいたことに気付き、増田は大きな一歩を踏みだす決意をした。
離婚はすぐに成立した。「家、買った時より高い値段で売れてよかったですね」と弁護士は言った。来月頭には増田の取り分が入金されるらしい。売却手続きを進めてくれた司法書士は、増田の元夫が横浜に転勤になり、武蔵小杉にある新築タワマンを買ったと告げた。そのマンションはのちの