「“コロンブスの卵”というキーワードから制作に取り掛かり「前向きにワクワクできる映像にしたいという気持ちが、」
ある席で「誰でも西へ航海すればアメリカ大陸に行き当たるのだから、アメリカ大陸の発見は大した業績ではない」と言われたコロンブスは、相手に卵を立ててみよと応じた。相手が諦めると、コロンブスはテーブルに卵の先端を打ち付けて平らにすることで立ててみせた、というものである。
という逸話から、誰でもできそうなことでも最初にやった人の業績は偉大だというような意味
(実際はコロンブスの逸話では無いというのが定説だが、「コロンブスの卵」という言葉が広く流通しているのだから、そこはこの際問題にしなくても良いだろう)
だが「コロンブス」のMVにそのような意味がどこかに含まれているのだろうか?俺には全く無いように見える
類人猿が卵を立てようとするが立てられず、コロンブスが立ててみせる映像はあるけれど
それが「コロンブスの卵」の成句の意味を反映してるとは思えない
(「Coke STUDIO 魔法のはじまり」のキャンペーン曲で、去年の曲は「Magic」だし、「手品」的なものとして扱われてるような)
MVだけでなく曲の方もジャケ写が「コロンブスの卵」だから、曲自体もこれがテーマのはずだと思われるが、歌詞に「コロンブスの卵」要素があるようには、少なくとも俺には読み取れなかった
「ほら また舟は進むんだ」とかあるように、「コロンブスの卵」よりも、探検家・航海者としての「コロンブス」をテーマにした歌のようだ
ミセスが自主的に「コロンブスの卵」をテーマに曲を作ろうと考えたのなら、こうはならないのではないか?
ミセスが外部の誰かから「コロンブスの卵」をテーマにした曲を作るように依頼されたけど
その意図がよく理解できずに、とりあえずコロンブスに関係する感じの曲を作ってみましたって感がする
そこがボタンの掛け違いで、