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はてなキーワード: 省エネとは

2013-11-01

月々の電気代が馬鹿にならなくてなんとか減らせないものか、省エネ家電に買い換えたらどうかとネットでいろいろ見てみたが、家電も高えな!

2013-07-25

クールビズの重課金ユーザーになってみた

車のマフラーを変えると吸気系が弄りたくなり、吸気を弄ると剛性が気になり始める。これを昔、友人はボトルネック解消型消費と呼んでいた。

僕はぼんやり生きてきたので、クールビズが消費を刺激と言われても、「あー。シャツとか買うのかな」位にしか理解してなかったんだけど、今年、クールビズデビューしてみて思うのは、「ネクタイを取るってスタイル」を考えた奴は化け物だという事。

  1. 根拠が明確で実施インセンティブが個人に生まれやすい。(暑い省エネだし。。)
  2. 実施が見た目に現れるので実施者が閾値を超えると、非実施者への圧力が生まれやすい。
  3. これが凄いんだけど、ネクタイを取るという小さな労力で始められるので、2が生まれやすいにも関わらず、スーツのままネクタイを取る事はやりにくく、少しするとボトルネック解消のために、全身をコーディネートし直す消費が発生する。

これは、(恐らく)電通さんに仕掛けられた社会全体を巻き込んだ課金ゲームなんだなー。

僕の理解では課金ゲームはこんな構造で成り立ってる。

A.無料で始められるので、ユーザーが広まりやすい。

B.閾値を超えると一部の課金ユーザー達が金を落としてくれる。

Aは1と2で社会的意味まで付けてドライブをかけているし、Bは一部のユーザーでなく大部分の人たちが動くので消費が刺激される。

世の中にはまだ見ぬ凄い人たちが沢山いるんだなー。。

2013-07-03

http://anond.hatelabo.jp/20130703153737

横だけど、何故五年刻みで切ったし。省エネか。ただでさえサンプル数少ないんだからそこは90年以降は一年ごとに総浚いしても良くないか

つーかグルグルカウントして召喚モノの大御所魔法騎士レイアースが入ってないとか…って思ったら二期の方かよ。

2013-05-23

http://anond.hatelabo.jp/20130523110530

弱冷車なんて外気温と同じじゃねーか、という側からすれば、

世間は寒がりの方に合わせているように思える。

昨今の省エネ志向相俟って室温は上がる一方だ。

個人的には、ちょっと肌寒いくらいのほうが頭も冴えていいだろうと思うんだけどね。

2013-03-02

eneloopを残すつもりだったPanasonic独占禁止法と国際経済競争

http://anond.hatelabo.jp/20130301155027

このエントリーに触発されて書いてみる。

EVOLTAとeneloopの新型のデザイン変更その反応についてだ。

もと増田氏のエントリでは、技術的な革新性と歴史、と言う切り口で語られたので、経営的、経済的な話からeneloopブランドどうしてこうなったかを考えてみる。

簡単に言うと、独占禁止法関係eneloop生産ライバル社に売却された。現状eneloopライバルから購入されている状態だから、できるだけ早く軟着陸させEVOLTAブランド統合しなければならないと言う事だと思う。

Panasoniceneloopブランドを高く評価している。評価している故に生産と同時に売却され、eneloopシェアが他社に渡り、自社の電池ビジネスが脅かされる可能性を排除する必要もあった。からこう言う事態になっているのだと。

(なお、この記事中の記事引用における強調は、全て引用者によるものである

三洋歴史Panasonicに引き取られるまでおさら

eneloopを生み出した三洋Panasonic合併した。その経緯はおおざっぱに三行にまとめると

と言う事である

Panasonic三洋を引き取るとき

「これから時代、もちろん家電も地味に売っていくけど、電池ですよ電池! 皆さん知ってましたか? 三洋電池太陽電池が強いんです。さら設備向けBtoBビジネスが良いんですよ!安定的に利益を出せます

株主に対して強弁して、株主もそれはだいたい嘘じゃね……と気付いた人はいたようだが、これを名目株主を納得させた。

当時の記事日経ビジネス - 2008年11月13日 パナソニック、痛み覚悟の三洋買収で挽回狙うには

パナソニック三洋買収の狙いは明白だ。三洋が持つ世界シェアトップリチウムイオン電池と、世界7位の太陽電池事業を掌中に収めることだ。大坪社長は「両社の持つ環境エネルギー技術を合わせれば、世界の人々にとって望ましい事業展開ができる」と語り、今後、電機業界の雌雄を決すると言われる「創エネ」の分野で絶大な力を振るう決意を示した。

とある。こうして三洋Panasonicに合流することになった。

特に電池事業では、三洋電池事業とPanasonic電池事業がくっつけば、シェアを大きく取れると言うことが期待された。

しかし…。

独占禁止法の壁と、今後重要基盤産業になる電池日本企業競争力抑制したい他国の意向

eneloopにつかわれているニッケル水素蓄電池は、Panasonic三洋シェアを合わせると世界シェア8割であった。

Panasonicは「既に市場ニッケル水素からリチウムイオンに移行しつつあるし問題ないんじゃね?」と思っていたようで、日本規制当局はその言い分を信じて承認しているのだが、海外審査が進むにつれて、だんだんと雲行きが怪しくなってくる。

パナソニック、三洋子会社化に立ちはだかる米国競争法の“壁” - ダイアモンドオンライン 2009年4月7日では以下の様に伝えられる。

最大の焦点となっているのは、環境対応車に搭載される二次電池の寡占状況である

車載向け二次電池には、ニッケル水素電池リチウムイオン電池があるが、ニッケル水素電池の両社の合計シェアは8割強を占めるので、問題視されている」パナソニック幹部)もようだ。

もっとも、パナソニック三洋連合にも言い分はある。現在は、ニッケル水素電池車載向け二次電池の主流だが、今後は大容量化を期待できるリチウムイオン電池が主流となることが確実であり、両社の統合排他的競争環境を生むものではない、というものだ。

三洋幹部は、審査の停滞について、「厳格に審査されていることは、米自動車ビッグスリーゼネラル・モーターズフォード・モータークライスラー)”の再建問題と無縁ではないだろう」と指摘する。

この頃は米国自動車業界がガタガタであり、世界潮流である環境対応自動車への舵を切らなければならない時期だった。その時に重要部品で巨大シェア企業誕生し、首根っこを押さえられるのは厳しい、というのが米国政府意向であったのだ。

さら中国でも問題になる。

中国の独占禁止法関係に詳しい、名古屋大学教授、 川島富士雄氏のブログ 2009年11月1日付によると

3)3つの電池市場が関連商品市場商務部は第1に、コインリチウム二次電池、第2に、民生用ニッケル水素電池、第3に、自動車ニッケル水素電池を関連商品市場として画定し、それぞれ企業結合後に市場占拠率が61.6%、46.3%、77%に達し、競争上の問題があるとしています。中でも、第1と第2の市場について、結合後、単独価格引き上げ能力中国語原文「単方面提価的能力」)を持つと指摘している点は、公告された決定では初めてであり、注目されます

そして最終的にはこのような結果になる。

5)問題解消措置として日本国内の工場の第三者への売却を条件付け。上記の関連地理市場世界市場とされたことに対応してか、第1のリチウム二次電池については、三洋電機鳥取県岩美町(公告では岩見町とあるが、正しくは岩美町鳥取工場の第三者への売却が、第2の民生用ニッケル水素電池については、三洋電機群馬県高崎市高崎工場の第三者への売却等が(ただし、パナソニック中国江蘇省の無錫工場の売却と選択的条件)、第3の自動車ニッケル水素電池については、パナソニック神奈川県茅ケ崎市湘南工場の第三者への売却に加え、トヨタとの合弁会社パナソニックEVエナジー株式会社)への出資比率引き下げや代表権放棄等が、それぞれ承認の条件とされています中国域外の工場の売却を条件としたのは本件が初めてであり、今後の実務にとっても注目の動向です。

そして、三洋電機の持つ電池工場が、FDKへと売却されることになる。三洋電機,Ni水素2次電池の製造子会社をFDKに売却 - 日経エレクトロニクス 2009年10月28日付によると

三洋電機2009年10月28日,民生機器向けNi水素2次電池の製造事業を約64億円でFDKに売却すると発表した(発表資料)。同社の子会社で,Ni水素2次電池の製造を手掛ける三洋エナジートワイセル株式FDK譲渡する。これは,パナソニック三洋電機への株式公開買い付け(TOB)により,2社合計のNi水素2次電池事業の世界シェアが大きくなり,米国中国競争法当局からTOBの認可が下りないための措置。

譲渡後,三洋電機電池事業としてはLiイオン2次電池ニカド電池ハイブリッド車向けNi水素2次電池が残る。また同社は,民生機器向けNi水素2次電池ブランドエネループ」も引き続き使用する。エネループ向け電池は今後,FDKから購入する格好となる。

こうしてPanasoniceneloopの製造は分離することになった。

当初Panasoniceneloopブランドを残すつもりだった? しかし…。

売却先のFDKとは、富士通の子会社である富士通Panasonicは、言うまでも無く電池事業、その他での競合関係にある。

通常、こういった売却の時にはブランドも一緒に売却されるのが一般的だろう。しかeneloopブランドPanasonicに残った。これはそれだけeneloopブランドが強力であることをPanasonic認識している証拠だと考えられる。

その他に、2011年4月1日のダイアモンドオンラインの特集「【企業特集】パナソニック 電工、三洋を解体・融合・再構築 100周年に向け大坪改革の正念場」には以下の記述がみられる。

次代を担う電池事業はどうか。重複するのは、繰り返し充電して使えるニッケル水素電池三洋エネループ」とパナソニックエボルタ」がメイン。これも、エネループが強いなら、エネループを残せばいい」(大坪社長)と言い切るほどで、圧倒的なシェアを持つエネループが残るだろう。

大坪社長とは、当時のPanasonic社長現在会長大坪文雄氏である。当初は当然のようにこういった観測がなされていた。

しかし、Panasonic独占禁止法の壁により、eneloop工場を売却することとなった。そこで大きく戦略転換を迫られる。

Panasonicはこれ以上ライバルFDKから購入する事を避けたい

ここからは具体的な記事は無い。通常表にでる話では無いので、推測である

FDKニッケル水素蓄電池生産工場移転する際、折衝の中で、当然FDK側はeneloopブランドを同時に譲渡することを求めたと考えられる。しかし、Panasoniceneloopブランド力を手放す事が惜しい。そこで、中間案として、eneloopブランド継続期間の定めと、eneloopブランドで販売するニッケル水素蓄電池は、"すべて"FDK生産するものを使用する、といった買い上げ契約になっているのではないか

これは企業買収ではよくある話である。自社のコア技術を洗練させていく上で事業部を切り離して売却するとき一定の期限や条件を区切るとしても継続して購買を続けると言う契約付きになるのはごく一般的だ。そうでなはいと、売却されたあと従来は社内需要がしめていた部分の需要がごっそり無くなる事になってしまったら、買い手のつかない商品を作るラインを押しつけられることになって誰も購入はしないだろう。

これは一連の動きとも合致する。たとえば従来はeneloopブランドだったスマートフォン用外部バッテリーなどからeneloopブランドは消えている。またeneloopブランドで展開されていた電気カイロ省エネ製品も姿を消した。

今回の、eneloopブランドを目立たなくして、Panasonicを全面にだすデザイン変更とブランド変更は、全量FDKから購入しなければならないeneloopブランドを徐々にPanasonicブランドに移行させたいがための措置だと思われる。

今後電池の性能は上がっていく。しかFDK側は他社ブランドeneloopに最新技術を投入する意味はそれほどない。また、これは外部から見たイメージと、社内の実際の所の見え方の違いだと考えられるが、EVOLTA技術の方が、eneloopより優れているようだ。これは事業部門は売却したが、何らかの方法eneloop開発のコアになった人材Panasonicに残っていると言う事も考えられる。今回はデザインブランドばかりに目が行きがちだが、eneloop側よりも、EVOLTA側の方が強力な技術転換がかかっていることがわかるだろう。

行き着く先

つのパターンが考えられる。

  1. eneloopブランドは徐々にフェードアウト。最終的にはEVOLTAブランドけが残る。
  2. FDKとの契約期間が終了(又は違約金の支払い)で、EVOLTA充電池ブランドが消えてeneloopに完全移行する
  3. FDKeneloopブランドを買う

順番は私が考える可能性順だ。

eneloopブランドフェードアウトはほぼ間違いが無いだろうと思うが、今回のような反応が全体におき、また有力な顧客大手家電量販店から要望などが出てくれば、2番目の可能性も考えられる。この場合eneloopは、LUMIXVIERAPanasonic Beautyと並ぶブランドに位置づけられて、下手をするとPanasonicエネルギーソリューションブランドになり、太陽光パネルシステムまでeneloopを名乗るようになるかも知れない。ただFDK同意するかは不明だし、そこまでの価値eneloopと言うブランドにあるのかと言う事は不明である二次電池市場が今後リチウムイオンになっていく中、ニッケル水素の伸びしろはそれほど大きくないだろうし、電池の主戦場BtoBであることもあって、コンシューマ向けブランドがどれだけ重要か、と言う判断は慎重になされなければならない。

三番目はあり得ないとは言い切れないが、ほぼ無いだろうと思う。これだとPanasoniceneloopブランドを手元に置くことで二次電池市場を手放さなかった意味が無くなるし、二次電池市場を他社に明け渡しても良いほどの対価をFDKが支払えるのならば買収の時に実行されていただろうからだ。今後十分にEVOLTAに移行された後でeneloopブランドFDKに渡る可能性はあるが、正直行って、ニッケル水素電池はこれから大幅に伸びる分野では無いので、そこにコストを賭けるかどうかはわからない。

いろいろと騒がれたが、この戦略はだいたい上手くいくだろう。何故かと言うとPanasonic電池シェアは半分近くを占めていて非常に高く、それらの販売網を使って一気にEVOLTA蓄電池を押し込んでいけば浸透するのは時間の問題だと思われるからだ。充電器の共用化はその布石である。今後、EVOLTA蓄電池はあるのに、eneloopが売っていない、と言うシーンは増えていく。その時にいくらeneloop派でも、同じ充電器での保証がされているEVOLTAが販売されていた場合EVOLTAはだめだかeneloopを探す、と言う行動をとるだろうか? とる人は非常に限られているのではないか。後は、eneloopブランドでなければ売りにくい、と言う販売店側から圧力だが、これは徐々に減っていくものだと思われる。

追記:忘れてはならない事「こんな事情、お客さまには関係無い!

思ったより反応が大きく、感謝申し上げる。

その中で一つだけはっきりさせておきたい事があるので念のため追記させていただく。この話は本質的にはお客さまには関係が無い事であるこれを忘れてはならない。Panasonic関係者はこれを言い訳に使うべきでは無い…いや、Panasonicはこれを言い訳にすることは無いだろう。客に寄り添う事で、時にはマネシタなどとあざけりを受けながらも成長してきた会社なので、これがベストではない事ぐらいは百も承知だろう。その上で、取り得る限られた選択肢の中での判断だったのではないか、というのが要旨である

また、EVOLTAの方を売り払う事でeneloop工場を残すべきだったのでは無いかと言う意見も拝読した。忘れてはならない前提条件として、三洋経営を行き詰まらせたのは、確かに引き金となったのは新潟県中越地震であるが、本質的には市場変化への対応の遅れと、コスト構造からの採算性の悪化であるPanasonicニッケル水素電池生産拠点は海外にある。一方三洋生産拠点は日本国内にあった。(分離されたFDKトワイセルの会社概要にあるように、ニッケル水素電池生産国内に残っているのはこの拠点のみだ)2009年は円が急速に値上がりしはじめ、どこまで円高が進むかという事に各社頭を悩ませていた時期である。最終的に、どちらを売却すべきかと言うのは当時の内部資料を見なければならないだろうが、おそらくこの辺りから三洋工場が売却され、Panasonic工場が残った理由がある。またパナソニック国内電池関連施設は、トヨタとの合弁で作った当時のパナソニックEVエナジーとの関連などもあり、そう簡単に手放せるものではなかった事も推測できる。(ただ、パナソニックEVエナジーも、独占禁止法回避のため、出資比率を引き下げざるをえなかったわけであるが)

この他に、EVOLTA工場で作ったものeneloopを付けて売ればよかったのでは無いか、と言う指摘も頂戴した。ただしこれでは、おそらくFDKに売却するときに交わされたであろう生産に関する契約と、独占禁止法上に引っかからないために競争相手を作るという目的が達成できないので不可能であった。

追記の2

上記追記でも伝えきれなかった部分がある様なので再び追記させていただく。

この文章は、このような事情があるからデザインが悪いと批判をした人々は軽率だ、等と非難をするものではない。

あくまでも、そのような批判が出る事は承知の上で(お客さまの不満が出ることは分かっていて)、取りうる選択肢はこれしか無かったのではないかと言う分析を重ねたものである事を承知して欲しい。

2013-02-18

会社をクビになる30代後半のFlasher、Aさん

◆特徴その1、リーダースキルが無い

30代後半に求められるリーダースキルが無く、あくまで受身で作業者。

セルフコントロールが出来ず、予想外のタスクや修正が入り帰宅時間が遅くなるフラグが経つと、途端にテンパりイライラしだす。

◆特徴その2、指示通りにしか動かない、省エネ主義。

「どうしたい」という意思がAさんに無いため、

要件の依頼だけすれば数日後モノが出来上がってた、なんて事はないし、決定力も乏しい。

◆特徴その3、期待以上の仕事はしない

クライアントや偉い人から「○○したいんだけど」という要望をAさんに直接言うと、

何も考えずに「わかりました」と言ってしまう。

改悪だと気付いていても矛盾点を指摘しない。納品できれば、それでいい。

◆特徴その4、知識が無い

WEB業界ならではだと思うが、日々進化する業界でありFlash低迷期の最中

他の最新技術に関しての勉強をし仕事に取り入れようとする気配が無い。

最新技術系の案件を任せられず作業者としても中途半端

◆特徴その5、コストに見合わない

30代後半と言えば年齢分の給料を貰ってもそこそこ。ですがAさんの仕事内容は微妙で、

周囲の20代スタッフの方がリーダーシップも有り頼りがいがありコストが低くて済むとあれば、

Aさんの必要価値はありません。

代わりは外注か、新しく向上心のある人を見つけるまでです。

2013-01-26

軽減税率はあくまでも増税のための道具という基本を踏まえるべき

http://anond.hatelabo.jp/20130126034809

軽減税率は、逆進性改善のために行っているわけでは無い、それを目的にしてはならないと言う事は日本生命のレポートにも出てくる。一部引用

英国イタリアカナダ訪問した際に、0%税率や軽減税率運用、あるいは給付制度を導入した目的を各国の財務省担当者から聞いた結果は、実に意表を突かれるものであった。英国イタリア財務省からの回答の趣旨は「0%税率や軽減税率適用する財の基準は、国民生活にとって最も必要かつ重要な財であるかどうかによる」とのことである。こうした財について国民負担を軽減するのが、0%税率や軽減税率役割だという。同じ考え方により、非課税扱いが適用される場合もあるが、それらの措置に逆進性への配慮を重視するとの理由付けは得られなかった。

そして最後こう結ばれる。

EU諸国カナダなどでは、こうしたプロセスを通じ、国民の理解を得ながら政治的に困難な増税を実現してきた経緯がある。

要するに、国民増税を受け入れさせるためのカードとして、軽減税率運用せよと言っている。国民生活必要重要な財というのはつまり、基本的には多くの国民がそう思うと言う事でしか無い。お上がこれが重要な財であるからと言っても、民主主義国家でれば選挙によって否定されることになる。

国民が納得をするように運用を行う事が増税を実現するために大切であると言う事だ。ここで大事なのはある理論では正しいという仮説レベル合理性等と言うものではなく、ましてや

贅沢品やレストランエコカー省エネテレビ軽減税率をかけろという、おそらく軽減税率の信奉者が受け入れらない結論

などと言う世論調査で実に8割を占める人間が受け入れられない結論ではない。増税を納得させるための手段である

仰るとおり、最後納得させるのは確かに政府仕事だが、8割以上が受け入れがたい理屈を一つ一つ説いていくと言うほぼ不可能な作業の実行責任政府に押しつける事は間違いである。それは経済学に対する批判でしばしば登場する

世界規模の恐慌を引き起こすのを経済学者専門家)たちは防ぐことができないし、その破綻責任をとらないだけでなく、シャーシャーと「やり方が足りなかったからだ」と居直る始末

と言った批判に繋がる。同種の批判は何度も繰り返されており、今回の政府の責任であると言う事は結果は理論の正しさに影響しないという責任逃れの予防線につながる。(そういうつもりで言ったのではないとしても、経済を論ずる上での習慣としてこういった事が根付いているのは間違いがない)

軽減税率の用い方は、ある理論では合理的であるが、支持を集められない理論を納得させてまで学問合理性を追求することではない。

あくまでも、軽減税率増税を受け入れさせるための道具であると考えるべきだ。これが現実路線では無いか

追記 これをもって逆進性対策は何が良いかを論じているものではない

どうもこれをもって、消費税の逆進性対策には軽減税率は使えないと言うことが証明されていると考えている人がいる。

例えば

b:id:piccad

逆進性対策は軽減税率の理由に使えないことが浸透してきた模様

これは典型的勘違いだ。理論人間が動くわけも無く、現実政治とはそう言う者であると言うことを分かっていない。非現実的というか、机上論で美しい論だけを追い続け、どうやって実現したら良いか、現状を踏まえてこれからどのように政治が展開するかと言う事を考えない典型的な机上論者である。おそらくこのエントリーを自らの主張に合致する部分しか読んでいないのでこのような事を書いてしまうのだと思うが、それでは実効性のある考えはできない。

まずは、そんなことは日本生命レポートでも、このエントリーでも言っていないことに注意するべきだ。日本生命レポートでは、政府上層部担当者がどう認識し、どのような基準で制度運用しているかという事を示しているだけに過ぎない。国民がどう認識しているか、どう受け止めているかと言うことが民主主義ではよくも悪くも大切であり、国民が逆進性の対策のために軽減税率・複数税率を導入するべきであり、それを条件に消費税増税を飲むと言う世論であるならば、それは立派な軽減税率導入の理由になり得る。学者はこういう時は「説明すれば浸透していくはずである」という事を言うが、そんなことは少なくとも消費税増税には間に合わない。

このツリー以下で討論が行われており、一通り眺めたが、このような分かりにくい議論を一つずつの国民に対して、長々と説明して回るつもりだろうか。そしてそれらを全国民とまでは言わないが、ある程度政治に関心のある層すべてに行う事が可能であると思っているのか。ごく僅かなある解釈と基準によってのみ生み出される例外を頼りにしている。そしてそれらに対する率直な疑問においても、特殊な理論を使わなければ反論もできないが、その理論国民に説明して回るつもりなのか。もしも直近の、消費税10%にしなければならないとしている期間までに可能だと思っているとすれば、それは妄想であると言わざるをえない。経済学モデルでは人民はある統計理論に従って均質に分布するとしなければ理論構築が難しいが現実はそうではない。

消費税はそもそも、タックスヘイブンなどを利用した国際的節税策、経済学者が従来構築してきた経済モデルというもの存在しなかった存在によって租税回避が行われるようになってしまい、経済学者理論の行き詰まりから生まれたものである。どうしようも無いから、マネーフロー税金をかけるしか方法が無いとして強化されてきた。しか経済学視点から見てもこれは欠点が有り、逆進性という事が生まれてしまう。これは富豪でも1票、貧困者でも1票と言う等しき手段においてコントロールされる民主主義において、不公平感から支持者の取り込みが難しくなると言う問題にも繋がったことでクローズアップされた。

このままでは反対にあって消費税が導入できない、しか経済学者はそれ以外に有効な手段を提示できないと言う中で、苦肉として生み出されたものである。それが当初軽減税率であった。故に、全てが根本的に消費税を受け入れさせるための理由付けに過ぎない。

では何故給付にすべきだという理論が生まれたのかと言えば、これは経済学自家中毒のようなものであると考えられる。経済学だけで解決策を見つけられないと言う中から生まれたマネーフロー課税という対策に対する反発に対応するために、軽減税率と言った方策が生み出され世界各国で導入された。しか経済学者はその本来の目的であった「消費税を受け入れさせるための取引材料」というを踏まえずに、その効果を自ら測定して不可判定をし、その不可判定に伴い新たなる案として給付という手段を生み出した。しかし生み出されてからここまで、これが有効だという事もまだ証明されていない。すると彼らはいくつか資料を出してくるだろうが、軽減税率に対して行ったように批判的な立場からそれらを分析したものはまだ分析出来るほど事例が溜まっていないこともあり存在しないのである。ただし、今の時点では存在している有効だと論ずる資料に対し、給付有効だという実証がまだ済んでいないことを理由として給付は役に立たないとするつもりは無い。しか自家中毒のようなものに付き合う時間が無い事は確かであって、それが証明されていないのであれば今は経済学理論はともかく、政治としてマネーフローへの課税しか今後有望な新規財源が無いと言う現実を踏まえて現実的に動くべきだ。

現実とは軽減税率が一番シンプルに反発を抑えられる手段であると言う事である。少なくとも、システムを構築し作り上げたとしてそれで消費税増税を受け入れさせることができなければ意味が無い。ましてや、実証されていない給付によって軽減できるという理論を実現するための実験場に自ら志願するだけの余裕は無い。経済学者軽減税率によって逆進性を改善でき、マネーフローに課税することによって安定財源とする事ができるとして、消費税増税を唱えてはみたものの、今となってはそれは間違いであったとして学説を取り替えたように、これがいずれ間違いであった、当時は優勢な学説でありその後経済政治環境が変わったことが無効になった主因でとして学説を帰れば良いだけかもしれないが、現実はそこに常にコストが発生する事になるのだ。

責任逃れの予防線をはったような経済学的に正しいいが実現不可能な理論に付き合う時間も、井の中から見える世界事実を都合良くつまみ食いした蛙にも付き合う時間はない。

軽減税率にも擁護論はある

軽減税率にも擁護論はある

はいっても推進派にとって残念ながら、逆進性の改善によるものではない。

軽減税率の逆進性改善有効性の低さは折り紙つきで、費用にぜんぜん見合わないというのは多くの研究で一致するところである

軽減税率に対する擁護論

の3点から来る。

ラムゼイルール ~ 贅沢品に軽減税率適用すべし

需要価格弾力性が高い財ほど低い税率、需要価格弾力性が低い財ほど高い税率をかけることが社会厚生上のぞましいというルール

簡単にいえば、値段が上がっても購入する量を減らせない生活必需品ほど高い税率をかけるべきというもの

すると、税金をかけることによる人々の財の購入計画に与える歪みを小さくできるので、税による社会厚生の損失も小さくできる。

まり「こっちの商品は税金が高いから買うのをやめて不本意だけどあっちの税金の低い商品にするか」といった税の存在によって人々の判断が歪むのを極力防げるということ。

自家生産から市場での購入への変更促進 ~ クリーニングレストラン、理髪店に軽減税率適用すべし

クリーニングなど自分で作業可能なサービスや、自分生産可能な財の税率が高くなると、

クリーニング店に持っていくのをやめて自分洗濯を済ませてしまおうとする人が出てくる。

しかし、クリーニング店でまとめやった方が分業による効率化が働くため社会全体ではのぞましい。

そこで、クリーニングのような自家生産可能な財・サービスに関しては軽減税率適用し、分業を促進すべきということになる。

まり、やろうと思えば自分で出来てしまうような、市場での購入の必需性の低い財・サービス軽減税率をかけるべきということ。

クリーニング以外にもレストランや、近頃ではセルフヘアーカッターの売れ行きが伸びていることなどからすると理髪店・美容院などもこれに入る。

正の技術外部性 ~ 教育医薬品エコカー新聞軽減税率適用すべし

誰かが消費を増やせば、それが市場を通じることなく(消費を増やしたことで誰かの給料が上がって景気が良くなって・・・といったものなどではなく)別の人のメリットになるのであれば、

そのような財・サービスに関しては軽減税率適用し、消費を促した方がのぞましいというもの

具体例を挙げれば、マスク軽減税率にすれば咳をして風邪ウイルスをまき散らす人が減って他の人も助かるね、といったもの

教育医薬品エコカー省エネ製品などが代表例。日本新聞協会新聞軽減税率にするべきと言うのも、この点から合理性がある可能性がある。

まとめると

贅沢品やレストランエコカー省エネテレビ軽減税率をかけろという、おそらく軽減税率の信奉者が受け入れらない結論が出てくる。

逆進性対策は別の形でやりましょう。

ところで

不公平"感"をどうするかが大切?合理性に欠けるものゴリ押しされることに対して不満"感"を抱く人も多いってことですよ。

逆進性がほとんど改善しないものを逆進性対策としてやられて、実際の生活改善しないのに不公平"感"が小さくなったね良かったね、とされては生活に困りきってしまう人もいる。

それに、やってから問題が噴出すれば手のひら返しで文句を言いたくなるのが人間の性。一時のアンケートで近視眼的に決めるより、合理性を重視した方が長期的には納得度高まるものなんです。

から政府審議会を重ねに重ねて政策の合理性を高める努力をしてるいるわけよ、世論はこうだからこうしますみたいな手抜きのお仕事をするのではなく。

今の人気が高い政策をただ選ぶのではなく、合理性の高い政策は何かに熟議を重ね、そうした合理性の高い政策への納得度を高めるように説明を尽くすのも政府仕事

http://anond.hatelabo.jp/20130123154647

2012-12-03

政策まとめ

http://matome.naver.jp/odai/2135321398034940301

を元に各党の政策をまとめてみた

独断偏見に基づく新自由主義

自民 = 維新 = みんなの党 = 新党改革新党日本緑の党 = 新党大地 = 社民党 = 共産党 = 公明

不明:国民新党,国民の生活が第一,国民新党

経済

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

社会保障

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
  • 若年者に対する負担を軽減する
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

エネルギー

自民
民主
共産
維新
みんなの党
国民の生活が第一
社民党
国民新党
新党大地
みどりの党
新党日本
新党改革
公明

#指摘があったので存在しない政党を消した

2012-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20121013184659

価値観の合う相手とつるめばいいだけでは。個人的には、別に任せられるところは任せるホータローのごとき省エネ主義なので、割り勘だろうが女性におごってもらおうが、筋さえ通ってればあまり気にならないなぁ。

実家じゃ車運転するのも妹の仕事だし(仕事で運転してるからいちばんうまい)。

というわけでお嬢さん、僕とつるみませんか?

2012-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20120919140410

からだが

http://memorva.jp/life/kaden/tv_sony_wega_bravia.php

ソニー WEGAベガ) KW-32HDF9 32インチ FDトリニトロン管 218W(2.6W)

ソニー WEGAベガ) KV-32SF1 32インチ FDトリニトロン管 148W(3.5W)

http://www.sony.jp/bravia/products/KDL-40HX850/spec.html

KDL-40HX850 40インチ 119[0.15]

http://www.sony.jp/bravia/products/KDL-46HX850/spec.html

KDL-46HX850  46インチ 124[0.15]

http://www.sony.jp/bravia/products/KDL-55HX850/spec.html

KDL-55HX850 55インチ 152[0.15]

 

32インチ FDトリニトロン管 と 55インチがほぼ同等で

46インチぐらいなら 普通に 液晶のほうが省エネなんだが・・・

 

酷いのになると プラズマ級だぞ いわゆる広義のブラウン管は。

119と148は 30しか違わないといえば、30Wしかちがわんが。 25%違うぞ?

http://anond.hatelabo.jp/20120919131539

ブラウン管並の消費電力は4年くらい前のやつだな

今は29インチブラウン管と46インチ液晶の消費電力が同じ

まり圧倒的に液晶の方が省エネだよ

http://anond.hatelabo.jp/20120919014923

いやまぁ、うちプラズマではあるし液晶にはしたくないんだけど、同一インチ数なら、下手すると倍ぐらい電気食わねーか?最新と比べると。

違いと言われると100Wぐらいだが、家族だと結局結構つけっぱに成るだろ、誰かしら見てるから。600円〜1000円ぐらい違う。

1000円なんて 原発前は微細な金額だから いいよね。プラズマのほうがって言えたけど。

電気代より節電して、原発を動かさないことが重要という時代になるとさすがに、100Wは痛い。 電球LEDに変えた分がチャラになるイメージ

 

電気代のためというより、日本全体の節約のためにプラズマから液晶に買い換えたほうがいいか、それも24インチぐらいまで下げたほうがいいか考えてるところだよ。

今のところ大丈夫そうだけど、原発考えると省エネに越したことはないし・・・

ちょっとづつ、省エネのものに家の家電を切り替えようとしている所。

2012-08-15

http://anond.hatelabo.jp/20120704195732

京アニって「池沼萌え王道」だと思い込んでる節あるよね。

氷菓のえるもそのクチ。ただしあれは主人公省エネが「こいつに萌えていいのか?」な童貞不安を抱えてるからいいとしても

2012-08-10

http://anond.hatelabo.jp/20120808150225

おはようございます。nanoha3です(すぐブクマすれば当人だと証明できるのかな?)

2つのエントリーが同一人物と前提でトラバします。


まず自分ブコメがずれてたので、その点についてはごめんなさい。

最初エントリで「恋愛は諦めている。一生二次元で良い。」を自分認識解釈して、二次元との関係性は恋愛であるべきとコメントしたのは私の間違いです。

このエントリでお書きのように二次元キャッキャウフフを端から見てる楽しみ方ももちろん良いと思いますし、作品によっては私もそういう楽しみ方をしてます

しかしながら、「二次元恋愛できない点が素晴らしい」と書かれた点についてはブコメコメントしたとおり、二次元との関係性は恋愛でないとされるのは心外です。

もちろん社会的にちゃんとしたと認められる恋愛ではないですが、私にとっては「ちゃんとした」恋愛であることに必要性を感じないのでどうでも良いです。

恋愛かどうかは気持ちの問題だと私は考えていて、これは恋愛だととらえてえています


私もいい年なので周りで結婚/出産している友人も多く、「まだ結婚しないの?」とか言われることあります

それは相手によっては二次元好きであることを話したり、また仕事が忙しいからとか適当な理由で話を終わらせてます(全ての人に正面から相手する必要性も感じないので。スルー力/省エネ)。

幸い何人もの友人が二次元好きであることを認めてくれているので、居心地は良いです。


増田はもちろん説教されるいわれはないので、そういう干渉してくる人を避け、ごったな喪女板を避けていればいいんじゃないでしょうか。

ただ、http://anond.hatelabo.jp/20120806170843でも言われてるように喪女板の書き込みを真面目に大きなお世話と受け取ったり、

疑心暗鬼になっているのは、現実での恋愛に対して何らかの問題が残り、完全に二次元に逃避できてない感があります

その干渉してくる女の説教を追い払えるかどうかは半分くらい相手に依存しているので(善意成分多めだと特に)、説教から受けるダメージを減らせるように考える必要があるんじゃないですか。

さら二次元に進むなら、電波男http://www.amazon.co.jp/dp/4861990025とか参考に読んでみては。

2012-07-09

http://anond.hatelabo.jp/20120709163811

エロくないし憶測で言うけど、

一対の心房と心室から静脈血(酸素に乏しい血液)がエラへ送られ、エラからそのまま全身を循環して心臓へ戻ってくる。

by.wikipedia心臓魚類

っていう身体の構造上、もういっぺん心臓に戻して全身を循環させるっていう方法を取る必要がないだけじゃね?

体温とか保たなくていい分、そこらへん省エネでいいらしい。みたいな。

2012-07-05

http://anond.hatelabo.jp/20120705005743

別に色々な背景を考えれば女帝は悪い事をしているわけではないしね。だからこそ憤りのぶつけどころがない。

それに奉太郎が怒ったのは「才能がある、そして才能あるものはそれを使うべき」と嘘でおだててきたこと。

もしそうなら奉太郎はその才能で色々活動しなければならなくなるけど、それは省エネ主義を捨てることを捨てるということ。

から最後に「それを聞いて安心しました」って言ったんだよ。これからも基本は省エネ主義の一凡人として生きていけるから

2012-06-27

消費税増税は商取引の中立性を歪める(新品より中古品売買へバイアス働く)

消費税増税って、住宅取引に代表される高額取引には致命的ダメージを与えるのだが、同時に

新築から中古へ」「新品から中古品へ」の流れを加速すると思う。

住宅場合土地は非課税で建物が課税。

例えば、土地=2,000万円、税前建物=2,000万円のマンション場合

消費税額=2,000万円×5%=100万円、だったのが、2,000万円×10%=200万円となる。

エンド価格で見れば、税込み4,100万円⇒4,200万円になる訳だ。

一方、いわゆる中古不動産取引は、個人間取引が主流。

個人、というのは、「業として不動産取引をしていない、いわば素人間の取引」だから消費税は課税されない。

中古マンションは、経年劣化分のハンディとか、仲介手数料や取引諸税がかかるというハンディがあるので、

新築マンションと同価格では競争力ないが、新築価格比で2~3割ディスカウントした価格相場とされる。

中古マンションの方が、駅近や南向などの好立地マンションが多いので、 さほどディスカウントされない、という地域もある)

新築相場が4,100万円なら、中古は2,900~3,300万円程度が相場か?

で、ここで新築マンションが税率10%化されて4,200万円になる、ということは、

新築中古価格乖離が100万円上積みされる、ということだ。

新築マンションが不利になって中古マンションが有利になる、というのは、

既存ストック有効活用」という面では「環境に優しい」と言えるが、

他方「従前の旧式な省エネ性能な住宅が温存され、最先端省エネ性能の住宅の普及が妨げられる」

という面では「環境に優しくない」とも言える。

住宅に限らず、一般財で考えても、

法人取引に課税し、他方個人間取引を課税しない」日本消費税制は、

「商取引を法人間取引から、個人間取引へ誘導する性格がある」と言える。

税制として、商取引に対し中立でなく、歪みを生じさせるということだ。

新車売買より中古車売買の方が有利になるし、

家電製品パソコンブランド品・書籍、いずれも「新品より中古が有利」となる。

ヤフオクが有利になり、新品メーカーが不利になる、ということ。

税率5%では顕在化しなかった中立性への悪影響は、税率10%になると無視できないレベルに拡大する恐れがある。

この辺の「税制による商取引中立性への歪み」を是正するには、

人間取引にも消費税を導入するしかないのだが・・・

2012-04-18

原発といえば

数年前の話だけど原発反対署名運動をしている人に声をかけられた。

原発は危なくてチェルノブイリが云々・・・署名を!と言われたので、

ではあなたクーラーを使わないのですか?と言ったらその人だんまり

いまみたいに省エネで動くクーラーがあまりなかったから使えた言葉なのかも。そんだけ。

2011-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20111218175313

やっぱ、まだ電池の問題かな。電池の性能が飛躍的に良くならない限り、重さは変わらない気がする。

どれほど省エネになっても、使えば電池は食うわけで・・・

もう少し待ったら出るんじゃないかな、理想ノートPC

2011-10-02

http://anond.hatelabo.jp/20111001232508

仕事面白い資格いかした省エネ診断から提案まで、大きな仕事をさせてもらった。

増田disるつもりは全く無いけど、こういう仕事の何が面白いのかどうしても理解出来ない

俺もこういうのが面白いと思えるようになると大分生きやすくなるんだけど…

どういうとき面白いと思うのか教えてほしい

2011-10-01

電力会社なんて入らなければ良かった

http://anond.hatelabo.jp/20111001100318

これにインスパイアされた。

ま、自己紹介から

国立理系マスターを出て、ゼネコンへ。

ソーラーパネル取り付けからプラント設計工場設備保守まで幅広く仕事をした。出向も経験

もちろん海外にも駐在。その間にエネルギー管理士資格を取得。

海外生活に飽きたというか、老親の面倒をみないといけなくなったので、親の近くで仕事ができる企業を中心に転職活動。

大手の転職サイトに電力会社が掲載されていたので登録した。

あれよあれよと運良く○年前に電力会社中途採用枠で転職した。

給料はもちろんアップ。むしろ、親の介護の関係で休みがとりやすくなったのがよかった。

エネコン(エネルギーコンサル)の業務をしている。

仕事面白い資格いかした省エネ診断から提案まで、大きな仕事をさせてもらった。

で、今回の震災。そして原発事故

業務が一変。電力逼迫でオール電化どころじゃない。

もちろん省エネ対策は必要だけれども、社内の体制は戦時体制へ。

息子は父が電力会社社員というだけでいじめにあっているようで、登校拒否になってしまった。

幸せとは何なのか 自問している。

エネコンの仕事開店休業。お先真っ暗な会社なので転職活動中。

ただ、この年になると求人はグっと減る。厳しい。

原発事故さえなければ。

電力会社なんて入らなければ良かった。

2011-07-20

http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20110714/221477/?P=1

今回の電力使用制限令にはもっと変なこともあってだな。

入札による調達なんかで前年度と当年度で事業者が変わると計算基礎が前年度実績でなく契約電力に変わるのだわ。

(あとは年明けに契約電力を上げたときも。)

経産省以外(例えばA省とでも)が所管公益法人行政指導かけるときにはこんな事情等閑視されるわな。

んで、その法人10年度に大規模省エネを先行させて受電能力を下げてなかったりすると。

制限令から出てくる制限とA省から行政指導に基づく制限が倍近く違うとorz

2011-06-22

今日は糞暑かったな・・・

原発に対する自分立ち位置を明確にしておく。

原発がなくてもエアコン使えるなら原発反対、

原発がないとエアコン使えないなら原発賛成だ。

省エネで電力不足を乗り切るなんて戦時中じみたこと言う奴の意見は一切聞かんぞ!

2011-05-25

省エネとかエコとかクールビズとか

ある会議に出席したときに、役員あいさつでこんなことを言っていた。

現在省エネ及びエコの一環として、昨年より早めにクールビズ実施しており・・・」

省エネ」とか「エコ」って言わずに「暑い」って言えばいいのにと思う。

だって暑いから脱ぐんだもん。

省エネとかエコという言葉は、暑いという言葉から出される身体性が全くない。

省エネは暑さ無視で電気のことばっかり考えてるし、エコだって地球環境のことばっかり考えて、自分の体の暑さは無視している。

省エネじゃなければ、

エコでなければ、

たとえ暑くても、ホワイトカラー共は背広を脱がず、ネクタイを外さないのか?

僕にはそこが理解できない。

背広やシャツ着ている奴らは暑くないのですか?

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