はてなキーワード: ラーメン屋とは
夢の中でラーメン屋に行った。市中にある普通のラーメン屋という感じの店だ。客はほぼ満員だった。
料理が出てきた時に会計をする形式の店だったが、2万4000円だった(※メンマとかが1枚1000円ぐらいという価格設定)。
手持ちが2万円しかなかったので「近くのコンビニでおろしてきます」といったら店員にすごまれた。
平謝りしながら「迷惑料10万円も支払います」と言ったら「てめえが迷惑かけているくせして何が迷惑料だ」とさらにすごまれた。
「店に行くときは価格を調べないのか」と怒声を浴びせられ、「こいつは迷惑客だ、店長を侮辱していた」と言われ
さらに「『この店では偽物のwifiをつかっています』ってお前大声で吹聴していただろ」とありもしない容疑まで吹っ掛けられた。
夢はここで終わり。現実でこういう目に遭ったらどうすればいいんだろう。
「女性は声を上げてきたから権利を勝ち取ってきた。何故男は声を上げないのか?意味が分からない」
「男の事は男が助けるべき。女に頼るな!」なんて女性の意見はよく見かけるんだけど
男の場合、助けを求める声を上げても叩かれるし、何なら上げる前から叩かれて黙らせられる、
男が男を助けようとしても何故か「女を助けないのか!?女性差別だー!」って抗議されるケースが多々あると感じている。
というのも、以前から手伝っている支援活動や子ども食堂で、度々聞かされる要望とかクレームでそう思わされている。
例えば自分が関わっている所は利用者としては男女半々とはならずに男子7割、女子3割程度になる。
これは地域差も勿論あり、単純に男の方が人口多いとか、栄養的に男子の方がカロリーを必要として
そうなると貧困家庭だと満足し辛いとか、言い方悪いけど貧困家庭の男子だと「男なら多少放置しておk」みたいな感じで
決して愛情が無い訳では無いけど結果的にネグレクト状態、という家庭も少なくなくて
結果的に子ども食堂みたいな支援に辿り着いたり迎え入れたり(あるいは親に放り込まれたり)する事の方が多い、というのが自分の私見。
また別の施設だと女子(女性)の利用者の方が多くて、本当に地域差は大きい。
おかわりは一人一回までで、男子の利用者の大半はおかわりをする。勿論女子もする子はするし
そもそもその分も計算に入れて提供しているからこちらとしては問題無いし、仮におかわり禁止した所で提供数が変わる訳では無い。
まあそうなると、まず来るのが「男子は食べ過ぎだからおかわり禁止させろ」みたいな馬鹿なクレーム。
別に女子もおかわり出来るし先に書いた様におかわり厳禁にした所で提供数変わらないし、という事を説明するんだけど
・「男子が多いと女子が利用し辛い。レディースデーを設けて欲しい」
→別にラーメン屋みたいに女性入ってくんなよみたいな雰囲気は勿論無いし、客商売でも無い福祉の分野に何を望んでいるのか?
・「父子家庭らしき親子が利用するのが目につく。何故父子家庭が利用出来るのか?利用を遠慮して欲しい」
→親が来た場合は有料で提供してるんだけど、両親が来た場合でも同様の対応だし父子家庭だけをで禁止する意味が分からない。
ウチもそうだったんだけど父子家庭だからイコール余裕がある訳では無いだろうに。
・「提供数が決まっているなら女子の分を予め確保して欲しい。女子や母子家庭がもっと利用しやすい様にして欲しい」
→枠が決まっているのに、女子・母子家庭用に優先(実質専用)枠を作れって事?
男子の利用者の割合が多いにも関わらず、3~5割を女子・母子家庭の優先枠として確保しろとか正気なんだろうか?
勿論優先枠以外は男子に、なんて事は出来ないので、普通に利用出来ない男子が出てくるし、そもそも男女で差をつける意味も分からない。
「じゃあ男子には提供を制限しろって言いたいのか?」と反論した事もあるが、「そういう事を言っているのでは無い!」とすぐに否定する。
でも要望をそのまま解釈すると、女優先で男は後回し、になるのだからどうしようもなく矛盾している。
言い方は悪いけど、支援が必要な弱者に性別とかあまり関係無いと思うし、分断する意味も分からない。
以前読んだ増田で、『困窮している若い女性・子供では無い若い男性を助けるのが物凄くしんどい。
そういう事をしようとするだけで非難される事も多い』という内容のものがあったけど、そこまで酷くは無いものの
聞いててしんどくなるクレームとか要望はちょこちょこ耳に入ってくる。
さすがにそうそう受け入れる事は無い(と思うけど、団体の方針次第では分からんし、そうなったらさっさと手を引く)けど
しかしながら、自分みたいな末端ですら、こと福祉や支援の分野では「男を助ける」という事に対してはつくづく冷淡だよなーって感じる面が多々ある。
女性や子ども、子どもの中でも男子より女子が優先、男は後で良いしそもそも助ける必要あるの?という偏見が根強い。
「男は社会的に強者なんだから仕事で稼げ」なんてのは、男女平等の時代にも合っていないのに。
大げさかも知れないけど、「食事」という割と最低ラインのライフラインの支援ですら、男の事はあまり考慮しなくて良いし
後回しにしても良いでしょ?という思いが少しでも無いと、上記のクレーム・要望なんて出て来ないと思うんだよね。
どっかの馬鹿クレーマーのクレーム、なら相手にしないし笑えるんだけど、然るべき所や人からも似たような要望が来たみたいな話を聞いてしまうと、本当に笑えない。
そんな相手がフェミニズム団体とかフェミニストを自称していたりすると、フェミニズムとは男性差別思想なのか?と疑ってしまう。
自分は支援活動に色々世話になって何とか生きて来られたから、社会に恩返ししたいという思いもあって、ボランティア活動、特に貧困家庭への支援を
中心にやっているんだけど(子ども食堂の手伝いもその一つ)、自分自身の経験から、父子家庭とか男子というだけで
食事という最低限度の福祉からも爪弾きになりかねない現状は、過去の貧困だった我が身とも重ねてしまって非常に辛い。
たまたま自分は周囲に恵まれて助かったけど、そうじゃない人達はどうすんだよと、別に人間皆なりたくて貧困になってる訳でも無いんだよと
そういう家庭を知ってる人達や自身も決して経済的には恵まれていないであろう人達が、どうして助けが必要で、助けも求めていて
食事に来るという形で実際に行動を起こしている男子や男性には冷酷になれるんだろうか?本当に意味が分からないし辛い。
もっと感情的な批判、いや最早誹謗中傷とか攻撃の部類に入るクレームも無い訳では無い。
「女子が安心して利用出来ないから女子(と母親)専用にしろ!」とか
「余ってるのなら何たらかんたら支援事業に提供しろ!」「何故断るのか?○性差別だ!」みたいなものが……
もう本当に申し訳ないけど、「男を助けるぐらいならこちらに寄越せ、それも駄目なら(支援を)止めて!」みたいな
例え自分達が得をしなくても男性を支援するのが許せないというどうしようもない人達がいるんだよね。
例え声を上げても、その口を強引に黙らせる人達がいる。少なからず、確実に。
全員が女と言う訳では無いが、当然女の方が多い。男の敵は男だけじゃない。
自分は近所のおばちゃんにも世話になってたから、そういう女性(とそれに味方する騎士みたいな人達)は
本当の本当にごく一部だと思いたいんだけど、そういう「ごく一部」に限って声が大きかったり通りやすかったりするのが問題。
大声を上げてれば良いって話でも、ましてやそれが正しいって事でも無いんだけど、世の中はどんな形であれ
より目立って自分の意見を押し通す人達に有利な様に出来てるのが現実なのがげんなりする。
こんな事あまり書きたく無いんだけど、男性でもとっくに声を上げてる人は上げてるし
自分みたいな末端も含めてその声を聞いて助けようとしている人達だって普通にいるんだけど
その声が別の大声にかき消されたり、声を上げている事自体が許せなかったり、福祉とか支援は全てにおいて
『弱者』である女性を最優先すべきだと思いこんでいる様な人達や
男性を助けると自分達に回らないのではと勝手に思い込んで恐怖して、「善意で」攻撃してくる人達がいる。
「男はもっと声を上げるべき」という声は、実際に声を上げている人達や、その声を聞いて動いている自分の様な人達
そして大声を上げてせっかくの助けを妨害する様な、差別の加害者・当事者を応援する行為ですらある、と自分は思っている。
男から福祉すら「強者の権利だから」と取り上げて女に回したがる事を主張する、それを恥とも』思わない『わきまえない女』みたいなタイプには、怒りを覚える事すらある。
食事という性別関係無いであろう分野の福祉ですらこのザマだから
これが別の支援、それこそDV被害とか性的虐待被害者への視点とかだと
女性には当たり前にある支援が、男性に対しては必死に探しても無い、ぐらいに差がある。
「声を上げてない」というか、実際には「声は上がってるけど馬鹿にされたり黙らされてる」だし
「下手したら積極的に加害・攻撃されて排除されてる」とすら思う時がある。
まあみんな、分かりやすい弱者の形をしている方を救いたいよね、という諦めも感じている。
それが「女性」「子ども」であり「若い女子」「10代の少女」だったりするのだろう。
困難な生活をしている少女達が性的搾取されているとしたら、困難な生活をしている少年達は犯罪搾取されている。
ぶっちゃけ、女は男が助けを求める声を聞く必要も無いし、無関心で良いんだよね。
助けるのはこっちでやるし、それぞれ聞きたい声を聞くというのも、別に間違ってはいないと思う。
せめて非難とか邪魔とかして、声を上げた人を黙らせる事だけは止めて欲しいって、切に願っている。
それすら出来ない人間が多いのが現状なんだけど。
個人的にモヤモヤしているのが、以前ネット記事を作る時に、やたら女子や母子が食事をしている所を撮りたがるから
失礼承知で「何の意図があって女性だけ撮っているのか?」と聞いた所
「いやー女性じゃないと絵にならないし、同情されにくいでしょ?」と、さも当たり前の様に返された事があった。
その時、「あーそうですよね…」と、ちょっと納得してしまった自分が恥ずかしかった。
ラーメン屋「あなたの心を鷲掴み」が18歳未満お断りを掲げて話題になってますが、
店主さんが言ってるラーメン屋に並ぶ文化がない地域だと代表待ちが横行するって話。
私の住んでる地方も行列のラーメン屋なんてなく、代表待ちがラーメン屋界隈でマナー違反だということを知りませんでした。
遠出して人気のラーメン屋に行ったんですが、駐車場が少し離れたところにあったので同行者に先に並んでもらい駐車場に車を停めて合流しました。
立派な代表待ちですね、すいません…。
行列の最後尾に駐車場の案内看板があり、そこには代表待ちに関する注意はありませんでした。
30分程並び店の入り口が見えるようになって、店頭の代表待ちに関する注意書きが目に入り、初めて知りました。
後ろにいた20代前半ぐらいのカップルが並んでいる間中ずっと「代表待ちだよ、マナー違反だよ、後ろから並べよ」とぶつぶつ言っていて、
店頭まで来たところで、カップルの安藤なつさんにそっくりな女性が「ほら!張り紙もしてある!」と声を張り上げました。
張り紙見るまではそのカップルもお店のルールとしては知らずにぶつぶつ大声で喚いてたんですね。
店員さんを呼び、「妊婦さんとその旦那さんが代表待ちで気にされてるようなんですが、
私としては並び始めたときはこの張り紙は目に入らなかったんです。
30分並んで店頭の張り紙見て初めて代表待ちお断りと知りました。
この妊婦さんみたいにラーメン界隈の常識に精通している方ばかりじゃないと思うので、
・こんなジャンクな食べ物が好きな自分が好き、という感じで、自己愛を満足させるために食べに行ってる感がキツい
・店側の対応がどんなにおかしくても、それが二郎だからと笑いながら許しちゃう感がキツい(ジャニー喜多川を茶化しながら擁護してるジャニオタと変わらない)
・食べてるやつの多くが肥満でキツい(まともな生活を送ってる人間はあんなジャンクな食べ物を好んで食べようなどは思わない)
・昼からニンニクをたくさん入れた料理を食べることが周囲の人間にどれだけ迷惑をかけるのかを認識していないのがキツい
別に二郎系を好きなのは勝手なんです。どんな食べ物にも好みはあるし。けど、あのジャンクな食べ物やおかしなルールをさも世界の常識でございみたいな顔で一般の世界にアピールしないでほしい。自分達はニッチジャンルの愛好者なんだということを自覚した上で発信してほしいと思う。
そんな時、場所が悪いんじゃなくて店が悪かったんだなってわかるよね
うちの近所でいえば、居酒屋→居酒屋→ラーメン屋→生餃子屋→居酒屋で、今の居酒屋になったやっと定着した所がある
駅の近くにある安くて美味しい焼き鳥屋なんだけど、そういうのを客は求めてたんだよね
店出すにはやっぱり客のニーズを知らないと
自分がやりたい店やるだけでは潰れるよな
ちょっと前にキャナルシティの映画館で『エブリシング・エブリウェア・オールアットワンス』を見た後で、ラーメンなんとか館的なものの中にあった「みその」でラーメンとチャーシュー丼を食った
たしか替え玉や大盛ができると表のメニューに書いてあったが、食ったことない味噌ラーメンで替え玉するのは嫌だなと思い、ラーメンだけで腹が満たされなさそうな分をチャーシュー丼にしたんだと思う
マヨチャーシュー丼もメニューにあったのだけど、マヨネーズをかけたご飯を家以外で食うことに疑問符が頭に浮かび、シンプルな方を選んだ
そして来たチャーシュー丼は小盛りのご飯の上に、角切りチャーシューとネギの薄切りにラー油がかかったものだった
チャーシューは味濃い目で美味しい、ネギは辛い、ラー油は辛い、別に全体として一体感はなく、ご飯はこれで進まないなというものだった
何というか料理として未完成品感が強いが、客も客で美味しいものではなく、ラーメンで足りない分を補うものとしてしか食わないんだろうなと感じた
みそののスープをチャーシュー丼にかけるというのも考えたが、みそののスープはちょっとしょっぱめのため、これでご飯をすするのは塩分的にやばそうだし、別にチャーシュー丼にも合わなさそうだった
ラーメン屋でチャーシュー丼を食ったことは数回しかないが、いまのところの感想は別に美味しいものではなく、チャーハンを提供する気がない店が出している代わりのご飯ものというイメージだ
あんまりラーメン以外に力を入れられない店が、客のために白飯以外にチャーシュー丼も用意するというサービス精神の現れではあるのかもしれない
でも店も客もチャーシュー丼はこんなものという手のかかっていない想定の中で成り立っている、悪く言えば餌感のあるメニューだという認識を今のところしている
たぶん、都会にはチャーシュー丼のうまい店もあるのだろうけど、チャーシュー丼を食いにラーメン屋に行くやつはそんなにいないんじゃなかろうか
本当に美味しいチャーシュー丼が知りたいわけでなく、ご飯にチャーシューを乗せただけのものがメニューになり得ている、ラーメン屋と客との共犯感がなんか面白いなと思い、駄文を書いてしまった
最初から分かっていたことのはずなのだが、若者はむしろ自民党支持であった。18歳選挙権によってむしろ左翼は不利になってしまった、
若者層で与党支持が多いのは、18歳選挙権実施前から各種のサーベイで分かっていたこと。その調査結果があったからこそ、与党も18歳引き下げの実施に踏み切ったんだよ。与野党問わず、そのことを事前に理解していなかった既存政党関係者はいないはず。
日本の左翼は、若者は自分たちの陣営だと勘違いしていた。アメリカでは若者の民主党支持層が厚いから、自分たちは「弱者」の味方だから。
日本の左翼があれこれ理由をつけて、選挙権年齢の引き下げを達成した? 「日本の左翼」にそんな力があるわけがない。冷静になれ。当時の経緯を振り返ろう。選挙権年齢の18歳への引下げは、議会では、与党(自公)主導に、野党の一部(民主維新)が相乗りした共同提出法案。行政では、当時の官邸が特に強力なパイプを持っていた文科省(清和会)と総務省(菅グループ)の旗振り。野党勢はこの流れに対して後手に回っていた。2000年から選挙権年齢引き下げを求めてきたNPO法人Rightsの高橋亮平は、以下のように述懐している。
18歳選挙権実現にあたり、本気で踏み込んだのは、2つの政権しかない。1つが第1次安倍政権であり、2つ目が第2次安倍政権である。
ここのところの自民党の対応を見ていて思うのは、「まさかここまで踏み込むとは……」ということと、「選挙のためにはここまでやるが自民党なのか……」というのが率直な感想である。
この流れを作ったのは、自民青年局と日本若者協議会(JYC:官民の有識者会議に若者代表としてやたら声がかかる室橋祐貴氏が代表やってる団体)との深い連携関係。JYCは基本的に超党派の方針で各党とまんべんなく付き合っているが、自民・公明のことは明らかに「物事を変えることができるパートナー」とみなしており、他野党より格段に深い関係を築いている。
公明党の際にも紹介したが、各党の若者政策の転換の背景には、若者の声を政党公約に反映させようという「日本若者協議会」(http://youthconference.jp)による取り組みがあった。
今回の自民党青年局政策提言の中にも、日本若者協議会が提案した政策から、
などが入った。
日本若者協議会は、昨年12月に「日本版ユース・パーラメント(自民党編)」(http://live.nicovideo.jp/watch/lv244173560?)を実施して以来、自民党青年局と政策協議を続け、2月25日には、こうした政策反映の中間報告をもらっていた。
今回の谷垣幹事長の発言では、被選挙権年齢引き下げだけでなく、供託金引き下げについても党内で調整が進んできていることが明らかになった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20160330-00055994
自民党という政党は、常に「選挙で勝つこと」を軸に自党の持続可能性を考え実行できるDNAを持つ。地方の利益再分配重視型の政党から都市型政党に脱皮したときもそうだったし、本来は野党の支持基盤だった連合と急速な関係改善を図っているのもそうだし、いまの高齢者支持重視の政党から若者世代重視の政党へのシフトもそう。「既存支持層が弱体化していくときに、どう票数を補完していくか」ということについては、極めて真摯かつ計画的に物事を進める。そのひとつの結果が、選挙権の18歳引き下げ。自民党青年局とJYCが連携した時点で、ほぼ勝負はついていた。
というわけで、元増田の「選挙権の18歳引き下げ」が左翼・野党側の悲願だった、という認識自体がそもそも事実と違う。
あと、元増田は、たかまつななの政治的スタンスを左翼/右翼という軸に回収するところに無理がある。そもそもが「自宅に部屋が10室」「外食といえばフランス料理のフルコースしか知らなかった」「芸人になるまでラーメン屋やコンビニに入ったことがなかった」的な持ちネタがウリの、典型的なエスタブリッシュメント階層、いいとこのお嬢さん(東大名誉教授・東京ガス社長だった高松豊吉の曾孫)である。彼女自身の政治的主張も、右派・左派という軸では整理しにくいものが多い。彼女は昔からの持論として「平和」を重視する一方で、その平和の実現方法については、ウクライナ取材の折に、以下のように現地の声を紹介しつつ、既存の平和教育を批判してもいる。
「日本だっていつ攻められるかわからないのだから、備えるべきだ」「他国との同盟や外交努力をすべき」「食糧供給などを見直すべき」「政府に泣きつく前に、自分たちの領土を守るという強いコミュニティを持つことだ」「今こそ台湾を支援することが大事ではないか」「北方領土を取り返したほうがいい」
(略)
私たちが受けてきた平和教育とは、まずは太平洋戦争時に、「日本が戦争を始めてしまった」ことへの反省があり、次にどうすれば戦争をしない国になるか、であった。しかし、時が経ち、それは「アメリカの戦争へ巻き込まれないこと」に変わり、現在は、「他国から攻められないこと」に変遷していった。
日本は台湾有事がもし起きてしまったら、巻き込まれ、最悪の場合、攻められる可能性だって予測される。だからこそ、ウクライナの人々の「自国を守るための後悔」には耳を傾けるべきではないだろうか。
https://shueisha.online/culture/109026?page=4
なお選挙啓発に関して、民間で彼女を積極的に登用している団体のひとつが、青年会議所(JC)である。
衆議院選挙では、全国で公開討論会が実施されるといいなと思います。私自身も、公開討論会の司会などは積極的に引き受けますので、ご連絡ください。JCという地域をよくしようという社長さんたちの集まりが主催することがおおいのですが、地方紙やメディアがもっと主体的にできるといいですよね。
https://note.com/takamatsunana/n/ne8700998fe6e
「地域をよくしようという社長さんたちの集まり」というまとめ方には諸方面から異論ありそうだが、まあよしとしよう。
ついでにいうと、元増田は、たかまつななの政治的立場の変遷についての時系列的理解もおかしい。たかまつななが株式会社笑下村塾を設立したのは18歳選挙権の導入「後」である。
3年前、18歳選挙権が導入された時に、「笑いの力で若者たちに政治への関心を持ってほしい!」「芸人100人を教育の現場に派遣したい!」とお笑いジャーナリストの「たかまつなな」が株式会社 笑下村塾を設立。現在、全国の高校や企業で主権者教育やSDGsの出張授業を行っています。
という経緯。instagramなどのSNSでは、2015年以前は18歳選挙権についての発信は全くといっていいほどしていなかった。2016年を境に、彼女は主権者教育・若者教育という分野にフロンティアを見出し、積極的にこの方面を開拓していった。そしてこの過程で、「世代間の対立」という軸を立てたうえで自分が「若者」側に立つ(反「シルバー民主主義」)というスタンスを明確化していった。つまり先に触れたRightsやJYCなどに比べれば、最後発に属しており、しかも現在はかなり偏った立ち位置に到った、特異なアクティビストなのである。
まとめよう。
①選挙権年齢の18歳引き下げは、与党主導で進められ立法化された施策
②たかまつななは、もともと一般的な意味での「左翼」「左派陣営」には属していない、特異な立場
③たかまつななは、選挙権年齢の18歳引き下げ「後」に主権者教育・若者啓発に取り組みだした後発組
おわかりいただけただろうか。
https://anond.hatelabo.jp/20230405183906
という反論コメントがあったので、こちらも https://anond.hatelabo.jp/20230405210928 を書いた。元増田は、なぜたかまつななは叩かれるかというストーリーを面白おかしく語ろうとする中で、「日本の左翼」がすごい政策的影響力を持っていて、あれやこれやと理由をつけて、与党の自公に選挙権の18歳引き下げを飲ませたのだ、という奇妙な歴史観に陥っている(そうではないことを示すために、実際の経緯を上に書いた)。
さらに、元増田がそもそものトピックとしていたたかまつななは、背景的にも主張的にも一般的な意味での左派とは言いがたく、また選挙権の18歳引き下げの「後」に主権者教育の分野に関わるようになった後発組である。にも関わらず元増田は、彼女が「以前からずっとこの問題に関わっていた」「左翼」だという、彼の最初の書き込みの見立てを破綻させる致命的な勘違いをしていた点については、何ら反論も弁解もしていない。0点です。
そんなにきちっと録画とかとかメモとかしてたわけじゃないけど、なんとなく自分が思い出すのを備忘録的に書いとく。タイトルも内容も記憶に頼ってるので正確じゃないけど。
多分、ネットで検索すれば放送日とか細かい内容とか出てくるだろうし、ものによっては動画もありそうだが。
肛門科の医者にいろいろ話を聞く企画。タモリのキャラとバランス感覚で、下品になりすぎずに展開してた。
“肛門科は、ほぼ100%の患者さんが良くなってかえっていって感謝されるのでやりがいがある”と言ってたのが印象深い。たしか最後は鶏肉を“患部”にみたてて、手術を再現してたはず。
この頃、下ネタ系の企画では乾貴美子がよく出てて、このときも真面目な顔で仕切ってた。
「接岸グランプリ」
船の接岸を撮影するマニアをまねいて、彼らの撮影した自慢の映像を鑑賞する企画。船好きのタモリのテンションあがりまくり。
解説に昔船に乗ってたという東京海洋大の先生が来てて、タモリと盛りあがってた。
船関連の企画だと、「海洋大で唯一、いかりについて研究してる先生」の研究室に訊ねてったやつも面白かった。
デリヘルのホームページに載ってる嬢の紹介文を“指名上位”と“指名圏外”で比較しながら頻出単語を分析してきた在野の専門家を招き、“あたり”を掴むための紹介文の読み解き方をさぐる企画。たしかケンコバと作家の道尾秀介がでてた。
“八百屋で飲む”とか“乾物屋で飲む”とか“ラーメン屋で飲む”とか、いくつかあったはず。それぞれの場所で、タモリがその場にある材料でアテをつくってゲストに振る舞う企画。いわゆる“タモリのレシピ”の多くは、ここから広まっていったのではなかろうか?
「お尻を拭きやすい葉っぱを探そう」
エコロジーの観点から“野グソ”を提唱する専門家を招いて、ケツを拭きやすい葉っぱをいろいろ探る企画。ソフトで柔らかい葉っぱ触ってみたタモリが“前も拭いてみたい”と言い出し、ゲストの森山直太朗と盛り上がっていた。
他にも、あいみょんをゲストに、浮世絵を読み解くやつとか、やはり下ネタ系を、下品に堕ちすぎずにバラエティに昇華した回はどれも面白かった。