はてなキーワード: 18歳選挙権とは
18歳選挙権の経緯を省略しすぎだ。
自公による公選法改正で18歳選挙権が実現したのは事実だが、その前提として国民投票法で18歳選挙権を実現するように定められていたという経緯がある。国民投票法での投票権者の年齢については自公案の20歳と民主案の18歳があり、自公が民主案を取り込んで18歳として公選法もこれに合わせて改正することになったというものだ。
さらに過去にさかのぼると民主党はマニフェストでも18歳選挙権を主張していたし、共産党も党創立直後から18歳選挙権を主張していたわけで、公選法改正以前の経緯まで考えれば左翼の要求を自公に飲ませた、左翼の成果と考えるのが自然だろう。
参考:
http://archive.dpj.or.jp/policy/manifesto/manifesto2003/05_04.html#7
https://www.jcp.or.jp/faq_box/001/2000614_18sai_senkyoken.html
最初から分かっていたことのはずなのだが、若者はむしろ自民党支持であった。18歳選挙権によってむしろ左翼は不利になってしまった、
若者層で与党支持が多いのは、18歳選挙権実施前から各種のサーベイで分かっていたこと。その調査結果があったからこそ、与党も18歳引き下げの実施に踏み切ったんだよ。与野党問わず、そのことを事前に理解していなかった既存政党関係者はいないはず。
日本の左翼は、若者は自分たちの陣営だと勘違いしていた。アメリカでは若者の民主党支持層が厚いから、自分たちは「弱者」の味方だから。
日本の左翼があれこれ理由をつけて、選挙権年齢の引き下げを達成した? 「日本の左翼」にそんな力があるわけがない。冷静になれ。当時の経緯を振り返ろう。選挙権年齢の18歳への引下げは、議会では、与党(自公)主導に、野党の一部(民主維新)が相乗りした共同提出法案。行政では、当時の官邸が特に強力なパイプを持っていた文科省(清和会)と総務省(菅グループ)の旗振り。野党勢はこの流れに対して後手に回っていた。2000年から選挙権年齢引き下げを求めてきたNPO法人Rightsの高橋亮平は、以下のように述懐している。
18歳選挙権実現にあたり、本気で踏み込んだのは、2つの政権しかない。1つが第1次安倍政権であり、2つ目が第2次安倍政権である。
ここのところの自民党の対応を見ていて思うのは、「まさかここまで踏み込むとは……」ということと、「選挙のためにはここまでやるが自民党なのか……」というのが率直な感想である。
この流れを作ったのは、自民青年局と日本若者協議会(JYC:官民の有識者会議に若者代表としてやたら声がかかる室橋祐貴氏が代表やってる団体)との深い連携関係。JYCは基本的に超党派の方針で各党とまんべんなく付き合っているが、自民・公明のことは明らかに「物事を変えることができるパートナー」とみなしており、他野党より格段に深い関係を築いている。
公明党の際にも紹介したが、各党の若者政策の転換の背景には、若者の声を政党公約に反映させようという「日本若者協議会」(http://youthconference.jp)による取り組みがあった。
今回の自民党青年局政策提言の中にも、日本若者協議会が提案した政策から、
などが入った。
日本若者協議会は、昨年12月に「日本版ユース・パーラメント(自民党編)」(http://live.nicovideo.jp/watch/lv244173560?)を実施して以来、自民党青年局と政策協議を続け、2月25日には、こうした政策反映の中間報告をもらっていた。
今回の谷垣幹事長の発言では、被選挙権年齢引き下げだけでなく、供託金引き下げについても党内で調整が進んできていることが明らかになった。
https://news.yahoo.co.jp/byline/takahashiryohei/20160330-00055994
自民党という政党は、常に「選挙で勝つこと」を軸に自党の持続可能性を考え実行できるDNAを持つ。地方の利益再分配重視型の政党から都市型政党に脱皮したときもそうだったし、本来は野党の支持基盤だった連合と急速な関係改善を図っているのもそうだし、いまの高齢者支持重視の政党から若者世代重視の政党へのシフトもそう。「既存支持層が弱体化していくときに、どう票数を補完していくか」ということについては、極めて真摯かつ計画的に物事を進める。そのひとつの結果が、選挙権の18歳引き下げ。自民党青年局とJYCが連携した時点で、ほぼ勝負はついていた。
というわけで、元増田の「選挙権の18歳引き下げ」が左翼・野党側の悲願だった、という認識自体がそもそも事実と違う。
あと、元増田は、たかまつななの政治的スタンスを左翼/右翼という軸に回収するところに無理がある。そもそもが「自宅に部屋が10室」「外食といえばフランス料理のフルコースしか知らなかった」「芸人になるまでラーメン屋やコンビニに入ったことがなかった」的な持ちネタがウリの、典型的なエスタブリッシュメント階層、いいとこのお嬢さん(東大名誉教授・東京ガス社長だった高松豊吉の曾孫)である。彼女自身の政治的主張も、右派・左派という軸では整理しにくいものが多い。彼女は昔からの持論として「平和」を重視する一方で、その平和の実現方法については、ウクライナ取材の折に、以下のように現地の声を紹介しつつ、既存の平和教育を批判してもいる。
「日本だっていつ攻められるかわからないのだから、備えるべきだ」「他国との同盟や外交努力をすべき」「食糧供給などを見直すべき」「政府に泣きつく前に、自分たちの領土を守るという強いコミュニティを持つことだ」「今こそ台湾を支援することが大事ではないか」「北方領土を取り返したほうがいい」
(略)
私たちが受けてきた平和教育とは、まずは太平洋戦争時に、「日本が戦争を始めてしまった」ことへの反省があり、次にどうすれば戦争をしない国になるか、であった。しかし、時が経ち、それは「アメリカの戦争へ巻き込まれないこと」に変わり、現在は、「他国から攻められないこと」に変遷していった。
日本は台湾有事がもし起きてしまったら、巻き込まれ、最悪の場合、攻められる可能性だって予測される。だからこそ、ウクライナの人々の「自国を守るための後悔」には耳を傾けるべきではないだろうか。
https://shueisha.online/culture/109026?page=4
なお選挙啓発に関して、民間で彼女を積極的に登用している団体のひとつが、青年会議所(JC)である。
衆議院選挙では、全国で公開討論会が実施されるといいなと思います。私自身も、公開討論会の司会などは積極的に引き受けますので、ご連絡ください。JCという地域をよくしようという社長さんたちの集まりが主催することがおおいのですが、地方紙やメディアがもっと主体的にできるといいですよね。
https://note.com/takamatsunana/n/ne8700998fe6e
「地域をよくしようという社長さんたちの集まり」というまとめ方には諸方面から異論ありそうだが、まあよしとしよう。
ついでにいうと、元増田は、たかまつななの政治的立場の変遷についての時系列的理解もおかしい。たかまつななが株式会社笑下村塾を設立したのは18歳選挙権の導入「後」である。
3年前、18歳選挙権が導入された時に、「笑いの力で若者たちに政治への関心を持ってほしい!」「芸人100人を教育の現場に派遣したい!」とお笑いジャーナリストの「たかまつなな」が株式会社 笑下村塾を設立。現在、全国の高校や企業で主権者教育やSDGsの出張授業を行っています。
という経緯。instagramなどのSNSでは、2015年以前は18歳選挙権についての発信は全くといっていいほどしていなかった。2016年を境に、彼女は主権者教育・若者教育という分野にフロンティアを見出し、積極的にこの方面を開拓していった。そしてこの過程で、「世代間の対立」という軸を立てたうえで自分が「若者」側に立つ(反「シルバー民主主義」)というスタンスを明確化していった。つまり先に触れたRightsやJYCなどに比べれば、最後発に属しており、しかも現在はかなり偏った立ち位置に到った、特異なアクティビストなのである。
まとめよう。
①選挙権年齢の18歳引き下げは、与党主導で進められ立法化された施策
②たかまつななは、もともと一般的な意味での「左翼」「左派陣営」には属していない、特異な立場
③たかまつななは、選挙権年齢の18歳引き下げ「後」に主権者教育・若者啓発に取り組みだした後発組
おわかりいただけただろうか。
https://anond.hatelabo.jp/20230405183906
という反論コメントがあったので、こちらも https://anond.hatelabo.jp/20230405210928 を書いた。元増田は、なぜたかまつななは叩かれるかというストーリーを面白おかしく語ろうとする中で、「日本の左翼」がすごい政策的影響力を持っていて、あれやこれやと理由をつけて、与党の自公に選挙権の18歳引き下げを飲ませたのだ、という奇妙な歴史観に陥っている(そうではないことを示すために、実際の経緯を上に書いた)。
さらに、元増田がそもそものトピックとしていたたかまつななは、背景的にも主張的にも一般的な意味での左派とは言いがたく、また選挙権の18歳引き下げの「後」に主権者教育の分野に関わるようになった後発組である。にも関わらず元増田は、彼女が「以前からずっとこの問題に関わっていた」「左翼」だという、彼の最初の書き込みの見立てを破綻させる致命的な勘違いをしていた点については、何ら反論も弁解もしていない。0点です。
アメリカが作るCMはOK、たかまつななが作るCMがヘイトスピーチな理由は簡単で、
アメリカの左翼と違い、日本の左翼は若者の投票率が上がってほしくないからだ。
数年前までは違った。アメリカ版CMが日本に紹介された時くらいまでは、日本の左翼は、若者は自分たちの陣営だと勘違いしていた。アメリカでは若者の民主党支持層が厚いから、自分たちは「弱者」の味方だから。若者の代表はシールズだと本当に思っていた。
だからあれやこれやと理由をつけて若者が投票するべき理由を説き、選挙権年齢の引き下げも達成した。
そんな時期に、自らの進むべき道を決めてしまったのがたかまつななである。真面目なたかまつななは、この地に足つかない空論を真に受けてしまった。左派陣営の1人として若者の投票率をあげる、これを自らの使命としてしまった。
しかし、最初から分かっていたことのはずなのだが、若者はむしろ自民党支持であった。18歳選挙権によってむしろ左翼は不利になってしまった、選挙の出口調査が判明するたびに左翼は思い知らされた。
今の左翼は若者を「肉屋を支持する豚」だと思うように変わった。
若者はバカだから、「弱者」の味方である立憲・共産に投票しない。私たち年長者が彼らのことを思って代わりに選択するのが、若者のためである。
シルバー民主主義なぞ存在しない。なぜならば高齢者が投票し若者が投票しないほど、若者に優しい社会になっていくからだ。
だが自分の人生の最も貴重な時期を捧げてきた、たかまつななは変われない。若者の投票率向上を唱え続けるしかない。反してネット・コメンテーターたちは最も手のひら返しが容易な類の人種である。
戦後日本の政治がもっとも長期間放置していたのは間違いなく憲法改正だろう
憲法を改正することそのものではなくて、改正する手段を定めずに放置していたこと
憲法には改正する時は国民投票で決めるとあるけれど、国民投票を規定する法律がずっとなかった
1947年に現在の憲法が制定され60年かかって、やっと憲法を改正するための方法が決まったかというと、これでもまだ不十分だった
2007年に可決された国民投票法では有権者を18歳以上としていて、国民投票法を行う前に他の選挙の有権者も18歳に引き下げてからじゃきゃダメだと条件が設けられた
2015年に18歳に引き下げる法律が可決して、2016年に施行された
2007年の時点で実質的に選挙権の引き下げは決まっていたのにも関わらず、約9年もかかったのは酷い話だろう
国民投票の18歳引き下げは当時の民主党が強く求めたものだけど、なぜか民主党政権時代には引き下げられなかった
もともとは2007年の可決から3年の間で法整備をすることになっていて、ちょうど民主党政権の頃に法整備、18歳選挙権を実現していたはずなのに、本当におかしな話だと思う
このように、憲法に書いてあることすら70年近くほったらかしにしているくらいだから、忙しくて忙しくて国葬の定義なんて手を付ける時間がなかったんじゃないの
知らんけど
吐き出す先をうしなったからここにぶちまける
女特有の気分の揺らぎなのはわかってるから人に話すほどおもくない重いと思い込んでるもの
きょうだい児って言葉を最近知ってうーわまたこういうの、って辟易した。多分それに当てはまるティーンだけどんなもんじゃねえって。なんで平仮名なん、こういうの。ふつうの兄弟とは違うね可哀想だねってこと?ふざけんなカス
言語化できないけど本当に不快になった。そりゃ障害もってる兄弟のこと恨んでもいるし愛してもいるけどこういう世間の、お前らのために言葉を枠を作ってやったぜって感覚本当にきらい。そうかだから言語化できないって書いたけどそれでいい。健常者が普通である我々がお前たちのためにこういうのを作ってやったから今度からはこういう枠ですねあなたたちは。そういうかんじ。でもそう言われてるように感じるのもPMS特有の落ち込みによるものなんだろうな。あーでもマジで不愉快だ。でもそれで救われる人もいたのだろうなと思うと使うなとは言えないしそんな権利は元よりない。私はその言葉に救われなかった方の人間。まあ言葉にそれを見出すタイプでは無いのでよんどころなし。
こういう話って人にはあんま話せないから匿名だヤッハーって書いてしまうが未成年(笑)の内にこうやって障害を持つ家族と関わってると大変だよね。時間が無くなるのは勿論だけど、大抵大人は「子供の言うことだから笑」とか言ってマトモに対応してくれないし。少なくとも私が行った市役所も区役所も病院も障害者支援施設もそうだった。周りの大人そんなんばっか二度と頼んねえ。未来に希望はない。だから選挙に行くのだ。選挙権持ってる成人(笑)でよかったね。未成年なのか成人なのかハッキリしろよ。でもなんか曖昧だ。18だったとてやっぱり「あなたには分からないかな笑」とか言われるし。最初は困惑したけどなんだかんだ18歳選挙権はこれで良かったのかも、なんせ10代って将来への失望でロックする世代だろうから。知らんが。話が散らばるこれがほんとの散文書き散らし。いやだから作文の成績悪かったんだろいい加減にしろ
実際、私が子供であろうがなかろうが、市役所とかって凄く不親切だなって思う。「自ら調べること」前提。それもかなり深く。答えを持った状態で、明確に「これください」って言わないとくれない。もちろん若人なのである程度は調べます当然。でもそれ以上ができないことがある。なぜならホームページだけでは理解しきれぬことがあり、それを尋ねに行っても「いやだからホームページにあるでしょ」ってのを三時間待ったあと五分で言われて帰されるし。しかしここで素直に「サイトだとここまでしか分からんでした!」って直接用事のあるとこ行くと「はあこんなものも知らないんですか、本当に役所頼る気あります?」ってのを四時間待たされて十五分かけて言われる。情弱~と言われればそれまでなのだけれど、まあ心折れたよね。ガラスのハートの10代なので。しかも私に至っては家族も頼れないから一人で調べてなけなしのバイト代で遠い役所行ってそれで追い返されて、用が済ませられなかったと知った家族から白い目で見られるので。心折れるよね。久しぶりにしにた~い鬱ってなったからこりゃまずい吐き出さんとってなったけど、この辺はま~友達に話すにはヘビーだし、かといって過去利用したホットライン(笑)はゴミカスだったし。いやこれは本当にゴミと呼ばせて頂きたいんですけど、昔受験と友人を失った諸々により誰にも話せず学校で貰ったちっせー紙の相談ライン電話したら「似たような状況のうちの息子は~」って話延々聞かされてどっちが話したかったのか分からん状態なって以降世の中のそういうの信じらんなくなったしね。これも最近知ったけどあの相談員(?)のひとたちボランティアなんだね、お給料あるタイプのボランティア?無給?無給ならぜひともお給金あげてほしい。人の辛い話を聞くのって引きずられて辛くなるもんな。そう思うと息子自慢おじさんの人も仕方なかったのかもね。今後は私みたいな子供増やすなよマジで。話聞いてやれ聞いてくれるだけで満足だからさ
してそうやって匿名ダイアリーちゃんが話聞いてくれて満足したのでおわり。やっぱ思ってること話すみたいにして書くと楽になる。インターネットが発達しててよかった!ありがとう匿名ダイアリー!