そんなにきちっと録画とかとかメモとかしてたわけじゃないけど、なんとなく自分が思い出すのを備忘録的に書いとく。タイトルも内容も記憶に頼ってるので正確じゃないけど。
多分、ネットで検索すれば放送日とか細かい内容とか出てくるだろうし、ものによっては動画もありそうだが。
肛門科の医者にいろいろ話を聞く企画。タモリのキャラとバランス感覚で、下品になりすぎずに展開してた。
“肛門科は、ほぼ100%の患者さんが良くなってかえっていって感謝されるのでやりがいがある”と言ってたのが印象深い。たしか最後は鶏肉を“患部”にみたてて、手術を再現してたはず。
この頃、下ネタ系の企画では乾貴美子がよく出てて、このときも真面目な顔で仕切ってた。
「接岸グランプリ」
船の接岸を撮影するマニアをまねいて、彼らの撮影した自慢の映像を鑑賞する企画。船好きのタモリのテンションあがりまくり。
解説に昔船に乗ってたという東京海洋大の先生が来てて、タモリと盛りあがってた。
船関連の企画だと、「海洋大で唯一、いかりについて研究してる先生」の研究室に訊ねてったやつも面白かった。
デリヘルのホームページに載ってる嬢の紹介文を“指名上位”と“指名圏外”で比較しながら頻出単語を分析してきた在野の専門家を招き、“あたり”を掴むための紹介文の読み解き方をさぐる企画。たしかケンコバと作家の道尾秀介がでてた。
“八百屋で飲む”とか“乾物屋で飲む”とか“ラーメン屋で飲む”とか、いくつかあったはず。それぞれの場所で、タモリがその場にある材料でアテをつくってゲストに振る舞う企画。いわゆる“タモリのレシピ”の多くは、ここから広まっていったのではなかろうか?
「お尻を拭きやすい葉っぱを探そう」
エコロジーの観点から“野グソ”を提唱する専門家を招いて、ケツを拭きやすい葉っぱをいろいろ探る企画。ソフトで柔らかい葉っぱ触ってみたタモリが“前も拭いてみたい”と言い出し、ゲストの森山直太朗と盛り上がっていた。
他にも、あいみょんをゲストに、浮世絵を読み解くやつとか、やはり下ネタ系を、下品に堕ちすぎずにバラエティに昇華した回はどれも面白かった。
パッとこれが言えるセンスが凄い > ソフトで柔らかい葉っぱ触ってみたタモリが“前も拭いてみたい”と言い出し
おしり評論家の山田五郎のコーナーが面白かった。
あと“鉄”の地位を、なんとなく“知的な大人も楽しんでる趣味”といえる雰囲気に持っていたのも、あの番組の功績。 ・・・世間ではそんな雰囲気ちっとも無いようだが…
お前さんの住んでる“世間”がどのあたりにあるのか知らないが、一般的な世間では、昔ほど隠さなくても良くなってるよ。 ふつうにゴールデンのバラエティ番組とかNHKで鉄道企画やる...
そんなもん昔からそうだろ。むしろ50年も前には「鉄」なんて蔑称すらなくて鉄道好きは普通のこととされていたよ。鉄オタが白眼視されるようになったのはバブル期あたりからじゃない...
昔そんなにテレビで鉄道特集とかやってたか? 小学生男子の“ブルートレイン好き”とかは普通にいたけど、いい大人が“鉄道好き”とかいって騒ぐのは、あんまりなかったんちゃうか...