はてなキーワード: オタク差別とは
日本語で「差別主義者」という言葉は、オタク差別とか、ホームレス差別とか、田舎者を差別とか、他人をその人の属性によって異なる扱いをする人全般を指す否定的な表現です。
ネットの雑な差別議論をガチ差別議論と混ぜて何がしたいのかよく分からない。日本で差別主義者といった時にオタク差別とか普通含まないと思うが。
日本語で「差別主義者」という言葉は、オタク差別とか、ホームレス差別とか、田舎者を差別とか、他人をその人の属性によって異なる扱いをする人全般を指す否定的な表現です。
これは、不思議な言葉です。差別解消とかいうのは、おそらくアメリカの公民権運動が世界で一番有名な例だと思うのですが、そのアメリカには、一般に「差別主義者」をあらわす単語はありません。和英辞書で差別主義者という単語を調べるとracist (人種差別主義者); sexist(性差別主義者); segregationist(人種差別主義者(硬い))の三つが出てきます。あえて言うならsegregationistになりますが、そもそもracistに比べると使用頻度が1/50の単語ですし、segregationを英英辞典で調べれば、まず出てくるのが「人種および階級による差別」なので、一般の日本語で言う「差別主義者」にはあたらないでしょう。
アメリカでは人種差別は厳しく否定されています。レイシストという単語は、日本でいう性犯罪者よりもさらに否定的な言葉で、ほとんどの上場企業では、レイシストは無条件で一発クビというルール(zero tolerance)があります。大学だったら一発で退学です。BLMとか警察の暴行はどうなってるんだ、という話ですが、警察側の建前としては、一応「犯罪の疑いの高い人を制圧した」とか、「犯罪の起こりやすい地域を重点的にパトロールした」みたいな話になっています。もし「黒人だから怪しいと思った」みたいなことを言ったら、それがプライベートな場だったとしても、その録音がネットに流れたりすれば、即クビでしょう。実際、根拠のない偏見で勤務時間外に黒人男性を警察に通報した白人女性が、それだけで解雇されています。
もちろん、アメリカでもプライベートな場で「オタクきもいよねー」って言ってもクビにはなりません。つまり、オタク「差別」と、人種「差別」は根本的に違うものとして扱われています。これは妥当な話で、「差別」なんていうのは定義できないからです。人種差別禁止や宗教差別禁止なら具体的に社内規定に落とせるし、それに基づいてクビにもできます。ですが、「差別」っていうのはどこまで含むのかが非常にあいまいで、クジラ食べる人のことを理解できないとか言ったらダメなのか、AndroidのことをiPhoneのパクリって言ったらダメなのか、きりがないです。そもそもそんなことをやるつもりがないから、「差別主義者」っていう単語がないのでしょう。
だから、「差別のない社会」とか聞くと、そんな一般に他人をその人の属性によって異なる扱いをすることを排除するなんてできるわけないし、そんなに人々の内心を強く規制するなんて、ディストピアだよ、って思います。「差別のない社会」みたいなのはナンセンスで、目指すべき社会ではありません。
日本でも、増田の適当な議論とかじゃなくて、憲法とかはしっかりしています。憲法14条では、差別を受けない属性は具体的に列挙されており、それ以外のことは保証されていません。「すべて国民は、法の下に平等であつて、人種、信条、性別、社会的身分又は門地により、政治的、経済的又は社会的関係において、差別を受けない。」ってやつです。
注:日本語の「差別」に近い単語としては、discriminationっていうものがあります。遺伝子に基づく差別とか、広がりを持つ言葉です。ですが、これは行動に対して使われる言葉で、人に対して使われる言葉ではありません。discriminationistという単語は、ネットには存在しますが、辞書には記載されていません。
オタクと全く関係ない話をオタク迫害の理由につなげるネトフェミさんまじ論理とか超越してオタクヘイトに命かけてるな。
https://b.hatena.ne.jp/yuhka-uno/20201120#bookmark-4694441126315225730
弱いからおとなしくしてるだけで自分で自分を律するって訓練がほとんどできてへんねん"おたくカルチャーについての「力不足ゆえに無害なだけだった」を思い出した→/https://github.com/omo/t9n/blob/master/why_nerd_culture_must_die.md
「主語が大きい」という言葉は有名になりすぎて誰でも脳死で批判できる領域に成り下がったが、「主語が小さい」ことはあまり問題にされない。
嫌韓が盛り上がっていた頃から指摘しているのだが、差別を行う人々は時に「一般的に成り立つはずの事象を、あたかも特殊なことのように話す」ことがある。
例えば、「韓国は下水設備が貧弱で、水洗トイレでもトイレットペーパーを流すことが出来ない」ことを嘲笑う人がいる(いた)。しかしそれは全く逆で、「日本は下水設備が優秀で、水洗トイレにはトイレットペーパーを流すことが出来る」というのが正しい。「トイレットペーパーを流すことが出来る」のは、そもそも世界的に見て日本の方が特殊なのである。(最近は海外も状況が変わっているらしいが。)
このような論理は女性差別やオタク差別などでもしばしば用いられる。
「女は嘘をつく」と言うが、そもそも「人間は嘘をつく」のである。「女は感情的」と言うが、そもそも「人間は感情的」である。
「二次元表象が犯罪や差別を助長する」と言われる時、「二次元表象以外が犯罪や差別を助長する」可能性は無視される。「たとえ二次元でも小児性愛を肯定的に描くことは、現実の小児性愛の肯定に繋がる」と主張する人は、「たとえ成人でも対人性愛を肯定することは、現実の小児性愛の肯定に繋がる」とは言わない。
そうなんだよな。
伝説という言葉は、伝わるという単語が入っているように、人伝で流れてくるものだった。
ネットに接続したての仲間内でちょっと面白いことを書いてる人がいると話題になった個人ブログ、怪しい奴らが集うという掲示板、そういう文化の情報が行き交うニュース系個人サイト。
そういった界隈で、「これは凄い」という噂が流れては来るが、実態がよく分からん存在だったのが「エロゲ」だったんだ。
「エロゲ」を伝聞でしか知らなかった背景には、売ってない・買うのが恥ずかしい・そもそも未成年・PCは親しか持ってない・オタク差別がまだまだ強かった、といった多くの理由があった。
まだまだ通信販売についてもどこか皆が距離をおいていた時代、割れツールの情報もあまり出回ってなかった時代に置いて、「エロゲ」は「伝説」の中に存在するゲームだった。
膨らみゆく期待はあるが、たかだかエッチな絵がついてるだけの紙芝居、それもバグで下手すりゃHDDをぶっ壊すような粗悪品が混ざっているものを買うのには勇気が必要だった。
だが、少しずつCDの違法コピーやP2Pといった割れの技術が浸透し、同時にオタク趣味が社会で許される風潮が形成されだしたことで、「伝説」が「現実」へと変わりだす。
そうして黄金期が始まったんだよな。
技術的進歩や文化的な偏見によってエロゲに対して膨らんだ期待値が塞き止められていた時代があって、それが開放されたことで爆発的な流れが誕生してんだ。
なんでエロゲが衰退したのかって言われることがあるが、これはもうエロゲが黄金時代を迎えた理由が「溜め込まれた期待値の爆発」であったことを考えれば当たり前なんだな。
もはやエロゲは身近になりすぎて、個人用のスマートフォンに適当なクレカを登録してポチっとすれば買えちゃうわけだよ。
これではフラストレーションも溜め込まれないし「伝説」だって産まれないわな。
ぶっちゃけVRやVtuberについても同じような側面はあると思う。
技術的な成約と偏見によって塞き止められていたものが開放されたことによる爆発だ。
つうか、全てのブームがそうなのかも知れんな。
その辺は俺は詳しくないので詳しい人が語ってくれー
少なくとも私の周りのフェミニストTLを見ている限り、みんなオタクは差別してもいい対象だとして扱ってるよ。
どちらかとうと差別というよりもっとひどい否定・存在否定なんだけど。
私たちがやってるのは批判だって言い張ってるだけで実際はどう擁護しても差別そのものだよ。
少なくとも私たちが普段批判してる差別的な言説だとか広告よりもっとひどいことを平気で言ってる人たちがたくさんいる。
そしてそういう人たちが大きな顔をしてふるまっていて、私たちは怖いからその人たちに文句が言えない。
こういう雰囲気が1年前くらいはひどくて何も言えなかった。あの頃は本当にフェミニストであることをやめようかと思ってた。
その批判に説得力がない以上やってるのは批判じゃないよ。いちゃもんつけてるだけで雑ないちゃもんつけても平気ってことは相手を下に見てるってことなんだよね。
今はそこまでひどくなくなったからようやくいえる。
私の観測範囲内では間違いなくフェミニストはオタクを断言してる。
ここから目をそらしてる限りはフェミニストって一歩も動けないと思うから。
そのことは反省して自分たちも差別してる側の人間だったな、こういうのはよくないなって言いながら進んでいきたい。
ただね。オタクにも言っておきたいんだけれど。
フェミニストがオタク差別しててごめんってところは認めるけれどフェミニストって別にオタク差別主義者って側面だけじゃないから。
未成年者に対する性的行動を起こしたいという欲求そのものが加害であり、そういう思想を持っていると表明している人間がロリコンである。内心で思っているだけならばロリコンかどうかは分からないが、ロリコンだと分かっている人間はそういう思想を持っていることは確定している。
一方、黒人が他者に対して加害したいと思っているかどうかは定かではない。「黒人」というカテゴライズ自体がそういう思想と結びつくこともない。
用語が不正確なことだけが問題なのではない。こちらが一言も「オタク」という表現を用いていないにも関わらず、「オタク差別をしそうな人間だろう」という偏見をもってこちらの意図をねつ造しようとしたことがまず大問題なのである。
宇崎ちゃんを撲殺した絵を描いたのがオタクであった事が一部で議論になっている。
「描いたのはオタクだから差別じゃない」「フェミのせいにするな」「ポリコレの行き着く先だ」「アメリカの不謹慎なジョークだ」などなど。
しかし、本人のツィートを見れば宇崎ちゃんに対する明らかな憎しみが存在し、単純なジョークではないことはわかると思う。
次に世界のオタクの置かれた状況を見れば、別に不思議でもなんでもない。
世界の、アニメ好き、オタクというのは日本が抜け出したオタク差別の何倍も過酷な状況に現在進行形でさらされていることを前提にして欲しい。
断じて違う。30代後半、40代前半のオタクならば見たことがないと言えないはずだ。
同胞のオタクを生贄として差し出すことだ。「こんなオタク許せない。こんな作品があるから」と一時でも差別する側に回って、安全を買うのだ。
そういう地獄から日本はなんとか抜け出せた(抜け出せていない変な人もいるがそういう人はかわいそうな老害扱いされている)。
しかしながら世界は、そういう差別をあえて容認してきたし、リベラル派も堂々と差別している。
世界のオタクが、突如狂ったように萌えキャラをバッシングしたり、本当は好きなの萌えキャラをポリコレ棒でぶん殴らなければいけないのは、現在の世界のオタクは日本がかつて体験した以上のオタク差別を受けていることを前提にしないと理解できない。
日本のオタクは解放されたが、世界ではオタクはいまだに被差別階級なのだ。
思春期に、「アニメ好きだと学校でカミングアウトできない中学生高校生」がたくさんいる。それが世界だ。だから、オタクが鬱屈して宇崎ちゃんを撲殺して「萌えキャラ許せない」と奇行を起こしてもむげに責める気にはなれない。
そもそも、フェミ連中や左派系規制連中がすぐに「ブサイクの現実の女に相手してもらえない奴がキモオタになってる」って先入観。これを潰しておかないといつまで経っても差別されるんだよね。要するにフェミニズムと言ってるけれどルッキズム。
TVでオタクを取り上げる際は、男の容姿が悪い方が喜ばれる。キモい方が先入観に合致してるから。
ああいう人たちホストの男性レイヤーをオタクとして認知してないんだよね。イケメンだから。マジでオタク=ブサイクだと思ってる。だからすぐに「ブサイクのくせに」とか言っちゃう。だから美女イケメンレイヤーがメディアに露出して「オタクがブサイク? それ古い」とか言ったら、一気に下火になると思うよ。
あいつらが嫌ってるのは、宇崎ちゃんじゃなくて「宇崎ちゃんを通してはぁはぁしてるブサイクな男が見える」って自分の内面妄想だから。