はてなキーワード: 漏えいとは
手持ちのプログラムをちょっと手を加えれば作れそうだったので作ってみた(総工数0.5MH)。最下位2つが404になってたおかげでちょっと変なことになってるけど、だいたいこんなもんかな。いわゆるホッテントリーに上がる記事を大雑把に分けると、
に分かれる(勿論ミックスもあるけど)。諸君が『くだらねー』と思っている、エクセルだの英語だの簿記だのは後者だな。ただ、はてブはSNSとして機能している側面もあるけど、SBMが本来の目的である以上、インフォメーション系の記事も当然上位に上がってくる。まあ、ブコメが盛り上がっている何か?を表示出来るようにしたいんだったら、日曜プログラミングでちょろっと書けば?と思う今日このごろ。
ブログに書くほどの話じゃないので、スペースお借りしますm(_ _)m
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASHB86QYQHB8UPQJ00T.html
トリマリンシャワーヘッドの件は、殆どの人がステマだと確信してんだね。
確かに情報漏えいにしても訂正内容にしても朝日の対応は実に酷いものなんだけど、そこから「あれはステマに違いない」となるのは、
「金でも貰ってなければこんなことするはずがない」ってことで、それってある意味では記者を信用してんだよね。
前から新聞社のひどい対応を見てきて金なんて絡まなくても元々そういう奴らだという認識だったのでちょっと意外だった。
結論有りきでコメントを都合よく抜き出して元の意図を歪めるし、抗議してものらりくらりとかわそうとするし。
・オブジェクト同士の戦い開始
何でこいつら超科学で作られた超兵器なのに相手の位置が余裕で視認できる距離で砲撃やらビームやら飛ばしあってんの。地平線の彼方とは言わんけど、ギリギリ見えるくらいの位置からの撃ち合いなんじゃないの。
なんで軍属の主人公(たち)が上官の命令無視してお姫様助けに行くの。主人公が独断専行でお姫様助けに行く、は話的にまぁ良いとしても、何で目の前の上官はそれを止めないの。むざむざ死にに行く、無駄に捕虜になって情報漏えい、他の隊員の撤退行動の邪魔になるかも、とかいくらでも止めなきゃいけない理由があるでしょ。
雪山の中を捜索しにいくのに何でそんなに装備軽いの。どうして頭や顔を守らないの。なんで徒歩なの、スノーモービルとか雪上バイクとか何で使わないの。
なんで今まで捕えられてた、開けっ広げな場所でうだうだ問答やってるの。逃げながら隠れながらでもできるでしょ。
なんで爆弾を前に投げて、爆弾通り越えて洞窟に逃げ込むの。順番逆だろ。
あと気になるのは、主人公くんが必死に語ってるのに表情がほぼ作画されてなくてのっぺりしてるところ。全然必死感が無い。内容と合わせて何言ってんだこいつ感がひどかった。
統括するにはまだ早いと思うのだけど覚書。
【1】一連の騒動について
【2】デザイン的に見てどう思うか
【3】佐野氏に同情できるか
【1】一連の騒動について
サノケンのエンブレム取り下げまでの一連の事件を振り返ってグーグル会長が書いたエリック・シュミット『第五の権力』を思い出したので書いておく。
まず第五の権力とは何か。
行政、司法、立法の3つの権力に対して今まで報道を第四の権力となぞらえていた。それを本書でエリックは第五の権力のことを、全世界の人がオンラインでつながったことで手にする力と言っていて、つまりインターネットをもった我々のことで、有体にいえば『炎上』のことである。
で、サノケンの炎上だけど、これまでの炎上と明確に一つ違う点があることを留意しておきたいと思う。
海外のデザイナーやフォトグラファーらとニュースを通じてオンライン上で繋がり、情報が次々と提供され、外堀を着々と埋められてしまって国はもう言い逃れできなくなってしまった。
恥の文化がある日本人にとって、海外のリアクションはすごく耳が痛かっただろうなと思う。
で第五の権力、つまり『炎上』についてまだまだ日本で過小評価されているような気がする。
佐々木俊尚氏に限っては、いまだにネット民の自制が必要みたいなナイーブな話をしているし、茂木健一郎氏は、権威者層に対する下位層による妬み、対立みたいな話になっている。
いやいや、デザイナー・広告業界からのタレコミが多かったと思うけどな。政府関係者の中にもサノケンのエンブレムが気に入らなかった人は大勢いたんじゃないかなと思うし。
ていうか、妬みの力だけで国は動かないし、動かせるわけがない。もし妬みで国を変えられるのなら、Gakut何人必要なんだよって話だよね。
トートバックの事案、過去のデザインの掘り出し、原案の意匠の発表と、無視できない事案が重なってエンブレムが取り下げになった。
もしかしたらデザイン業界ではコピペ(盗用)・改変(剽窃)は、慣例的に、普通に行われていたのかもしれない。
でも、もうそれは許されることではなくなった。
どうでもいいけど、茂木氏がクオリア(死語)的にデザインが受け付けないと語った時にはこれはギャグなのかなと思った。
【2】デザイン的に見て
素人目に佐野エンブレムのデザイン的に悪いところを個人的に挙げておく。
1:デザインが堅苦しい。
スポーツの躍動感がない。
祭典のイメージがない等
2:パラリンピックの白黒反転ロゴが、『T』に見えず、『U』に見えること
佐野的にはパラリンピックは『=』(イコール、平等)をイメージしたらしいがパラリンピック関係者は、それを
聞いてどう思っただろうね?
まだ『U』でUNITE(結合)とした方が良かったのではないか。せっかく26文字作ったんだからさ。
3アルファベットイニシャルが、日本人にはそもそも受け付けないものであること。
なんでTOKYOのTなんだろうね?
たぶんあれは原案を元に作成されたもので、意匠変更を経て発表できなくなったものなんだろうなと推測。
素人目には、ここまで悪いところを挙げられる。
あとプロと素人の境界は職務に対して『批判的』になれるかである。
批判的になれないのは『商売人』であって、『プロフェッショナル』ではない。
【3】佐野氏に同情できるか
はっきり言って、どうでもいい。
同情は彼の仲間が(同情)するべきことで、無関係の我々がすることではない、よね?
著作権を軽視してトレパクすることは、他人の住所を勝手にネットに書き込みすることに等しい犯罪であることを認識してほしい。
とりあえずインターネットウィルスによる情報漏えいと同クラスの対策を取らないと自社、取引先の企業価値を大きく毀損する結果になるとだけ忠告しておく。
TPPによって著作権侵害の非親告による摘発が可能になればさらにこの流れは加速するはずだ。
むしろ、このことによってオリジナルのクリエイターの権利が守られることを望みたい。
そういえばトートバックの件でで剽窃したと思われる猫のデザインはいつになったら取り下げてくれるのだろうと思っている。
佐野デザインと名前を付けている以上、名前に大きく責任を持つべきだと思う。
盗用されて被害を受けているデザイナー、フォトグラファー、クリエイターが実際にいることを忘れちゃいけないと思う。
クリエイトすることによって飯を食っている人たちであることを忘れちゃいけない。
佐野氏より、五輪提携企業より先に、こちらに対して、まずどう補償していくのかが今後のこのサノケン事件の焦点になるのかなと思っている。
才能があるのに無名で売れないクリエイターってたくさんいるんだからさ、これを機に還元される流れになってほしいな。
以上です。
ガンダムSeedっていう作品に出て来るZAFTっていう軍事組織がもうものすごく大好きで、彼らにはお笑いのセンスがあるんだよ。
もちろん軍隊としては全然評価できない集団なんだけど、コントやらせると相当な実力がある。
まずね。彼らは建前上義勇兵なので、階級が存在しない。上下関係が存在しない(いや、もちろん現実には存在するわけだが建前としてはない)。
そんなんで組織動くのか? っていうと「俺たちエリートだから末端兵士にいたるまで現在状況の認識が出来ている。現在状況の認識が出来ればおのずと最善解(それぞれの立ち位置でやらなきゃいけないこと)はわかるので、指揮系統がなくても連携行動がとれる」っていう理屈なのね。もう、才能あるとしか言えない。
現実には連携バラバラで独立部隊がかってこいてて右往左往してるんだけどね。
「なんでおまえがここにー!?」とか。海辺で。やっぱセンスあるよな。
少子化で人材不足にあえいでいる作品世界では個人の能力を上げる(そのための遺伝子改良までしてる)個人尊重主義がいきつくとこまでいってて、エリートさまがあふれかえっているのだ。
この状況設定がもうブラックコント作品としての完成度を示していると思うんだけど、なぜかSeedの評判は悪いのだよなあ。
そのZAFTさんなんですが、まあ、ロボットアニメなので、軍事組織だってロボに乗って戦うわけですよ。
んでもって、そのロボには脱出装置がついてないのね。なんでかっていうと「ZAFTの義勇兵はエリートだから撃墜されないし、撃墜されないから脱出装置は必要ない」ってはなしなんすけど、もうこことかたまらない。それで爆発して「うわあああああ!?」とかいってるの。宇宙で。ぼーん。やっぱりセンスある。
ところで日本政府がマイナンバー制に関して「強力なファイヤーウォールを備えているために情報漏えいは存在しない」っていってます。
Webページのセキュリティパッチ一覧情報は更新されていないし、Adobe社ってつくづくルーズな会社だよな。。と感じる。メールアドレス漏えいさせたり、古めの製品のプロダクトキーを公開したり、めちゃくちゃね。個人用には別会社の軽快かつ高速なPDF閲覧ソフトを使っている。
http://www.adobe.com/jp/support/downloads/acrwin.html - ここのが古いまま
https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cpsid_86653.html#Acrobat/Adobe%20Reader%20XI - ここのも古いまま
※以下は最新パッチ:フィッシング詐欺かどうか、自己責任で確認してね。
通常は、Reader や Acrobat それぞれの画面メニューから自動更新させるのが安全・確実。
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/win/11.x/
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/mac/11.x/
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/win/10.x/
ftp://ftp.adobe.com/pub/adobe/reader/mac/10.x/
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5954&fileID=5954
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5957&fileID=5957
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5955&fileID=5955
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5956&fileID=5956
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5958&fileID=5958
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5959&fileID=5959
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5962&fileID=5962
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5960&fileID=5960
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5961&fileID=5961
http://www.adobe.com/support/downloads/thankyou.jsp?ftpID=5963&fileID=5963
不審なメールを開かないとか、ダウンロードしたzipにパスをかけておく内規とか、悪意をもった人間の前では全く無意味だから。
漏えいデータに大量の偽データが混じっており、それを利用すると不審なアクセスと認定されるとか
悪意をもったものが本気で盗もうと思ったらデータは漏えいするに決まっているのだから、
(結局はベネッセのように内部の権限を持った人間になれば良いだけだし)
漏えいしたところで、使えない、使ったら不信であると認定されるなどの、漏えい前提の対策を立てておくべき。
私が提唱するのは、大量のごみデータを含んでおくこと。そうすればリアルで
今回の年金情報漏えいは未知のウィルスだったからセキュリティソフトも意味なかったらしいし
今時のアンチウィルスにはヒューリスティックスキャンという機能があってな?
メールのウィルスを踏む。というあまりにも古典的で分かりやすいものがトリガーになってしまったせいで
無能お役所のヒューマンエラー案件にされそうなので、少し書く。
ちょうど概要をまとめた絵があるので、これを見ほしい。
http://f.hatena.ne.jp/Kango/20150601230350
確かに直接的原因は、赤の矢印であり、アホの子職員のミスである。
が、本当に注意しなければいけないのは、青の矢印である。
ニュース等では、パスワードをかけていなかったため内規違反の可能性がある。
もちろんそれは正しいのだが、それだけではない問題が発生している可能性がある。
そして、それが重大な問題の可能性があるのだ。
では、青の矢印の「ある業務で一部データを抽出」が必要になった理由を考えてみよう。
これは大別して二つのケースが考えられる。
①急で特殊な業務が発生して、基幹システムでは対応できないので一時的な運用がされた。
②基幹システムで対応できない通常(またはそれに近い)業務があり、現場でそういう運用が常習化している。
①ならば、ヒューマンエラーと重なった不運という見方も確かにある。
そうではない。
これはもはや、基幹システムの形骸化であり、いくら基幹システムをセキュアに保ったところで
インターネットに接続可能な社内LANのファイル共有サーバーにおかれてるのと同義である。
設計や運用を含んだシステム化方針そのものを見直すべき事態である。
末端のアホのせいとか笑ってる場合じゃない。
なぜかと言えば、これがシステム化方針が起因とした問題である限り
この方針は、このまま別のシステムにも適用されている可能性があるからだ。
ここからは推測の話であるが、陰謀論をここで披露するのはちょうど良いかと思うので続けよう。
①か②、どちらの可能性が高いか。
それを考慮する材料は、ニュースによって情報が色々とあるので並べておく。
では、今回のケースが急な業務の割り込み対応だったとして考えてみよう。
もし急な業務だったら抽出したデータは、長期保管されていないはずである。
長期保管が起きていたのなら、それは既に常習化と変わらないため、内規的にありえないからだ。
では、そのような一時的なファイルを作るだけのために、内規違反であるパスワード未設定にしたのはなぜだろう。
メールを踏むような、バカ社員なら、そんなことをしかねがない。
急で一時的データでも怠慢でパスワードをしてないという運用だったのかもしれない。
それはそれであれだが。。。。
しかし、思い出してほしい。
パスワードは、あくまでも「一部だけ」されていなかったのである。
では、なぜパスワードありのファイルと、無しのファイルが存在するのか。
これは、データ抽出されたタイミングが違う可能性を示唆している。
担当者が異なる。何度も繰り返して手を抜く。等によって、運用が変わった可能性だ。
抽出れたデータが一定期間残されていた可能性も同時に示唆している。
さらに、今回の事件は、攻撃してから流出の期間が10日しかない。
たまたま、5月に新しい業務の割り込みがおきて、たまたま、その期間にハッカーが攻撃して
たまたま、データが残されていて、流出した。そんな、悲劇だったのだろうか。
そう考えるより、全てをブチ壊した運用が、組織的に常習化していたと考える方が
日本年金機構の情報漏えいについてまとめてみた - piyolog http://d.hatena.ne.jp/Kango/20150601/1433166675
おれ役人なんだけど,今回の年金情報流出ってどうしとけばよかったの http://anond.hatelabo.jp/20150602075341
難しいよね。
この時期になればどこでも自己評価を書かされるけど、私は毎度うつにしかならない。精一杯やっているつもりでも、サボっているつもりもなくても
結局周りの環境でいろいろ出来なかったりするしね。
ほんと、こんな仕事が出来ない子に高い給料払っていただいてありがとうございます。
もう、やめさせてもっとスキルを持っている派遣さんでも入れてください。
そのほうがたぶん会社のためでしょう。
そもそも、仕事どんどん外注していっているこの会社の流れには賛成できなくて、こちらがそれだけのスキルを持っていなかったら
業者には叩かれるわ、好きな子とされるわ、情報漏えい起こるわで大変なことになると思うんだけどなって最近はたから見てます。
・・・そんなことを言う権限は私にはないのだけど。さっさとやめたいです。
まあ、どこでもこのジレンマは続くと思うけどね。
見出しの件について、下記の通り当方の見解を記します。ただし、あくまでも個人的な見解であることをご了承ください。
本件概要
コミュニケーションSNSであるTwitterにおいて、アニメ制作会社Production I.Gから作業委託を受けていたアニメーター黒岩裕美氏(Twitterアカウント:黒岩裕美@kuroiwayumi 他別名義アカウント有)が自身の関わるアニメーション作品についての不適切発言及び不適切なイラスト等の投稿、企画を行ったため炎上した。
なお、黒岩氏が関わった作品についての「愚痴」や特定のキャラクター等についての黒岩氏の嗜好等の発言が、該当作品のファンの目に入ったことにより炎上が加速したと考える。
そのため、本件の原因として「自身の関わった作品(仕事)の愚痴をツイートしたため炎上した」という認識が多くみられるが、本件はそのような一つの原因によるための炎上ではなく、以下の三点が原因であると考える。
黒岩氏のTwitterアカウント炎上の原因として考えられる三点
1、契約会社が一目で分かる及びクレジットへ記載される氏名のアカウントにおいて、アニメーション制作の際に、原作コミックを出版している出版会社(このとき、原作者と出版社についても二次利用について契約が締結されていると考えられる)より二次利用等の契約を当該会社が行っているにもかかわらず、会社を通さず、契約範囲外の場所で会社の資産であるイラスト作品を、不特定多数のユーザーが見ることができる状態で無償にて公開した。また有償で頒布を行おうとした。この場合、資産の漏えい・持ち出しに該当し、会社においては作成したイラストについて二次利用契約を他玩具及びメディア媒体企業との締結を行い販売するといった、会社として利益を得る機会を損なった可能性があると考えられるため。
2、1と同様のアカウントにおいて、原作において存在しない場面等を会社の資産であるイラストを用いて表現し、不特定多数のユーザーが見ることができる状態で、無償にて公開した。また、有償で頒布を行おうとした。この場合原作及びアニメーションにおいて当該の場面が存在すると閲覧者が思い込む可能性があり、会社の資産である該当作品において視聴者へ誤解を招く可能性があると考えられる。そのため、所属会社と原作出版社の信頼を損なった可能性があると考えられるため。
3、所属会社が一目で分かる及びクレジットへ記載される氏名のアカウントにおいて、所属会社が作成している作品について不適切な発言を行った。この場合、所属会社の情報漏えい及び所属会社の一員である黒岩氏の発言によって、世間からの所属会社への信頼を損なう可能性があると考えるため。
上記三点については、原作コミックの読者及びアニメ視聴者の誤解を招く可能性が多くあり、また、企業としての社会的な信頼や利益を損なうといった当該職種に関わらず、すべての産業において極めて基本的でありまた、もっとも重要視すべきコンプライアンスに違反した行為であると考えられる。
前提条件
所属及び自身が業務委託契約を締結している会社や氏名を公開している、また特定が可能なアカウントにおいて、会社内情や自身が関わっている作品の情報を公開することは、勤務時間中に取得した情報の漏えい及び資産の漏えいとなり、コンプライアンス違反となると考えられる。また、会社の一員として特定の作品に対しての不適切な発言を行うことや、会社資産であるイラストにおいて個人的な思想等を表現することは、会社の思想であると閲覧者が誤解をする可能性が大きいと考えられ、会社の信頼を損なうものであると考える。
アニメーターである黒岩氏のイラストは、勤務時間外に作成されたものについては、基本的にアニメ制作会社の資産ではないと考えるが、黒岩氏が別名義でイラストを投稿していたアカウントの説明を引用すると“アニメーターです。仕事をサボってかいた らくがきを こっそりあげてく垢”(注:垢…アカウントの意)となっているため、勤務時間ととれる時間内に作成したイラストと考えられ、同様のイラストを黒岩氏の本名義であるアカウントにも投稿していることから、同様の条件で作成されたイラストであると判断する。この場合、勤務時間中に個人的に作成したイラストではあるが、会社資産を使用して作成されたイラストと考えられるため、当該イラストは会社の資産といえると考える。
また、個人的に勤務時間外に作成されたイラストであったとしても、自身が公式に制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、投稿者の肩書等も大きく影響し、また、筆致や着色、構成等において公式として作成されたものと閲覧者が誤解する可能性が大きいイラストであると考える。これについて、会社がアニメイラストを使用した商品について企画へ展開する機会や実際に商品を展開した際に、似通ったイラストが既に無償で不特定多数のユーザーが閲覧できる状態で制作会社と関係しているユーザーによって投稿されていた場合、新商品の情報が漏えいしていると判断される可能性が大きく、商品展開できないと判断される。
それに加え、実際には行われなかったが、公式として作成されたイラストと誤解を招く状態のイラストを使用した物品を有償で頒布を行った場合、企業が利益を得る機会を奪うという、模造品や海賊版といったものと同様のものを作成しようとしたと考えられる。
前項のような海賊版ともとれる物品をアニメ制作会社から作業委託を受けているアニメーターが作成しようとし、企業の利益を損なおうとしているという状態であることが、まず企業としてそのような作業員を放置しているということで、信頼を損なう可能性があると考える。また、勤務内容に関する不満等を自身が公式に制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、企業のマイナスイメージを外部の閲覧者に与えることとなり、企業の今後の展開において、アニメーション制作という技術が必要な職種であることから、当該制作会社へ同様の職種として就職や業務委託を受けようとする人員の確保などについてマイナスの影響が発生する可能性があると考える。その他にも、勤務内容について不満がある者や企業の情報を漏えいしている者が関わっている会社へ、他企業が業務を委託、また契約を行う際にマイナスの情報として企業を判断することとなる。
企業相手でなくても、原作にない場面の描写を自身が公式に制作に関わっていることがわかる名義のアカウントから投稿することは、企業としてそのような描写を推奨しているまたそのような関係を企業としてえがこうとしていると、アニメ視聴者や原作コミックのファンなどへ誤解を与える可能性が多くあり、その描写に対して不快感を覚えた視聴者等から、そのイラストを作成した黒岩氏に対してだけでなく、黒岩氏が作業委託を受け、クレジットが同様にアニメーション作品において記載されるアニメ制作会社に対して不快感や不信感を覚えることとなると考える。このことから、企業として今後展開していく際に、マーケティングのターゲットである視聴者から期待している反応を得ることができない可能性が大きくあると考える。
以上のことから、今回の黒岩氏の行動について、アニメ制作会社の企業の利益を得る機会を奪うとともに、企業としての信頼を損なった可能性があると考える。
【参考】
文化審議会 著作権分科会(第23回)議事録・配付資料 [資料6] 3 3.コミック−文部科学省(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/010/07101103/006/005.htm)
文化審議会 著作権分科会(第23回)議事録・配付資料 [資料6] 3 9.商品化−文部科学省(http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/bunka/gijiroku/010/07101103/006/011.htm)
「パテント」2008年8月号目次|日本弁理士会 (論考)アニメの著作権(https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/200808/jpaapatent200808_011-047.pdf)
原作使用契約書 | 著作権・契約書作成なら藤枝法務事務所(http://it-chizai.sakura.ne.jp/format/gensaku.html)
「パテント」2009年10月号目次|日本弁理士会 (3)「商品化許諾契約」の解説及びその留意点(https://www.jpaa.or.jp/activity/publication/patent/patent-library/patent-lib/200910/jpaapatent200910_080-087.pdf)
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以下は、前述の内容と比較すると極めて個人的な考えとなることをご了承ください。
まず、アニメーターという職業に関わらず「創作」という行為が主となる職種(クールジャパンと称されるような事象と関わりが深いと考えられるもの)については、個性というものが大きく影響するものだと思っています。
絵を描く能力であったり、を書く能力であったり、効果的な構図や、印象に残る色彩、音響、またパフォーマンスなど、それぞれについて必ず創作者の個性が元のエネルギーとしてできており、そのせいで誰もが好意的に感じるものはないと思います。ただ、全員が好きだと感じなくても誰かが好きだと感じることが必ずあるものだと思っています。すべての誰かに嫌われることも、すべての誰かに好まれることと同様にほぼ不可能なことだと思っています。
創作という行為から精製される創作物に対して個性というものは、誰かに好かれるために不可欠なものであり、また、誰かに嫌われないために不要であるものと言えると思います。
職業として、創作行為に関わった場合にも、ある企業の名のもとに公開された一つの作品であっても、その作品に関わった多くの創作者の個性がいたるところから我々は感じることができ、それによって好きな作品が生まれていくのだと思います。
前にも書きましたが、個性を出すことはプラスであり、マイナスであります。そして、個性を出すことは自身にとってプレッシャーでもあり、強みでもあると思っています。
今回の件で、「愚痴を言うくらいいいじゃん、仕事してたらみんな言うでしょ?」のような意見を目にすることが多くありましたが、確かに愚痴は言いたくなります。言います。仕事をしているのは私という一個人ですから。
それでもその私という個人は、会社の一員であり、社会の一員であります。
会社の一員であるということは、会社の不利益になるようなことは言ってはいけないと思っています。そして、社会の一員であるということは、それぞれの会社同士がぶつかり合うことなく、適正なルールにのっとり、社会で問題なく生きていくことができるようにしていかなくてはいけないものだと思っています。
個人としては愚痴を言います。言いたいです。でも会社の人間として会社の愚痴は言いません。だって会社の不利益につながるからです。だから身分を伏せて、あるいはどこかの誰かとしてポイントだけで愚痴を言います。
その愚痴のポイントが会社を特定できるものになってしまうなら、他の誰かに聞こえるような全公開の場で言うべきではないと思います。それこそ内輪で愚痴を言っても聞き流してくれる相手にする方が良いと思います。難しいかもしれません。
今回のような「創作」に関する職業の場合、個性が必要である職業の為、愚痴を言うのも言わないのも難しいのかもしれません。
また、仕事としてでなくても「創作」を行っている人は沢山います、その人たちは自分の作品についてや、作品を生み出すことについて沢山愚痴を言っています。だから愚痴を言ったことがある創作者は、会社の一員である創作者の愚痴もあるものだと思っています。だから聞かなかったことにしています。聞いて共感もしています。これは内輪だから許されているのだと思います。
でも、同じ創作者でない人であったり、創作者であったとしてもその愚痴を言っている人が会社の一員であるという認識をしてしまう人からすると、聞き流すことができません。同じ立場に立って考え、感じることが難しいからです。
仕事に対して不誠実である、と受け取られてしまい、自身の評価も下がりますし、会社の評価も下がります。
愚痴を言うのって難しいな、と今回の件で私は改めて思いました。
今回の件について、どのような話の決着がつくのか、あるいはアニメ制作会社Production I.G様のご対応で今回の件については完了なのかは、私にはわかりません。
ただ、ネット上で見られる「論点どこよ」という意見に触発され、このような日記を書いています。
私個人の偏った意見になってしまっているかとは思いますが、とりとめもなくなってまいりましたのでこの辺りで失礼いたします。ありがとうございました。
最近、報道も下火になってきたようなので、我が家のベネッセ顛末を記録しておく。
xxxx+benesse@yyyy.com みたいなメアド宛に迷惑メールが届き始める。
xxxx+benesse@yyyy.com は、ベネッセ提供のサービスに自分のアドレスとして登録したもの。当然、ベネッセのサービス以外には使っていない。
Web経由で、ベネッセに問い合わせ。情報漏洩などの事実がなかったか、調査と回答を依頼。
登録内容の確認などを挟み、2往復目で以下の回答。要は、
ということ。
平日にまとまって対応できるような時間もなく、交渉のプロを相手に変な言質を取られるのもイヤだったので、何かあれば電話ではなくメールでやりとりしたい旨を連絡。
引き続きセキュリティには気をつけるといった旨のメールを受領して、いったん終了。
ベネッセの情報漏えいの報道を受け、やっぱりオレ様の情報が漏えいしたのでは? と改めて確認。
オレ様のメアドは漏えいしていないとの回答。加えて、業務外や社外からの不正アクセスはなかったことも改めて確認たとのこと。
この時すでに、報道で、内部関係者が通常業務を装って不正に情報を持ち出したことが分かっていたため、「業務外や社外からの不正アクセスはなかった」確認だけでは不十分と感じた。また、この直後にオレ様が使っていたサービスの情報も漏えいしていたと報道発表。なぜ、こうも調査が甘かったのか理由を問いただしたメールに対する回答。ほぼ平謝り状態だが、中身はない。
9月10日の個人情報漏えい事故調査委員会の報告直後、結局オレ様の情報も漏えいしていたと確認できた旨、連絡を受領。
周囲の話を聞く限り、オレ様へのお詫び対応は優先的に行われた模様。手紙が来たのがやたら早かった。
さらに1ヶ月半後、追加で2通のお詫びの手紙が来た。結局、我が家からは3件の漏えいが確認できた、ということだろう。
の2点は、正直許し難い。
調査結果によれば、6月27日に情報漏えいの可能性を認識したとのことであり、オレ様の4月の問い合わせは全く生かされていなかったということになる。また、6月27日以前にも情報漏えいを示唆する問い合わせがあったなどという記載もないようである。もう少し、顧客の声1つ1つに真摯に向き合う姿勢があれば、こんな事態を引き起こすこともなかったのではないかと思う。重箱の隅系だが、「お客様本部」の位置付けを「お客様への支援を行う専門組織」としているあたりも気になる。ベネッセの不手際で迷惑している「お客様」に対し、ベネッセが「支援」をするというのである。支援などという第三者的な言い回しではなく、ベネッセ自らが回復させるという主体性を見せてもよいのではと思う。
さらに、問い合わせフォームについても問題を感じた。こちらが投入した質問文が、問い合わせシステムから返ってこないのである。こちらがテキストエディタなどで作成した文章をコピペすれば、一応保管はできるのだが、ベネッセ側が認識した質問文を、問い合わせ元は確認できない。うがった見方をすれば、ベネッセは質問文を偽装できるのである。よく「以下のような問い合わせを受け付けました」と、質問文をそのまま返してくる問い合わせシステムがあるが、ベネッセはなぜそうしなかったか、ということである。
情報漏えいへの対策としては、今ベネッセが取り組もうとしているように、システマティックにできるようにすることが重要だとは、オレ様も思っている。しかし、さらにその上で、数十年にわたり様々な方法で個人情報を集めてきた会社としてその責務を認識し、顧客に対する姿勢がどのように変化するか、も注視していこうと思う。
ここ、数年思っているのだが、「xxxx+zzzz@yyyy.com」といったメールアドレスを受け付けない入力フォームに、よく、出くわす。「+」がメールアドレスに使えない文字だと言われるのである。はじかれたときのメッセージで「正しいメールアドレスを入力してください」というのをよく見る。
いろいろ理由はあるのだろうが、ぜひ、「+」も使えるよう、「修正」してもらいたい。「+」は、メールアドレスに使用できる文字のはずである。間違ったメールアドレスなんかでは、決してない。
最近、窓の杜とかVECTORのダウンロードサイトに、本来のソフトをダウンロードさせるページに、全く関係の無い別ダウンロードサイトの広告が表示される事がある。具体的に言えば、SOFTNICとその一味の広告(ぐだぐだと、うちはまっとうな会社と言ってるけれど、実際に被害にあった人達の症状からするとウィルスやマルウェア)。
窓の杜だったら窓の杜のダウンロードボタンに酷似したリンク広告画像を表示させ、自社のサイトへ誘導し、貰いたくもないソフトを抱き合わせでインストールさせる。物静かに情報漏えいさせるソフトもあれば、レジストリ一覧をいきなり表示させて有料版ウィルス対策ソフトへ移行しろと催促させるソフトなどいろいろ抱き合わせさせられるものもある。入れられるのは、その時々によって違う。
インストールの許可をしてインストールする以上、ダウンロードサイトが次々とアドレスを変える以上、ウィルス対策ソフトがすぐに対策をしてくれるとは思えない。
要するに、スマホやiPhoneも情報漏れる心配した方がいいけれど、PCも今や似たような状況という事。まだマシだろうけれど。