はてなキーワード: 婚姻とは
詳細は大体省きますが出火の経緯は要するに下記の通りです。
・アニメが終わった後の声優インタビューで、主人公カップル(以下スレミオ)二人が結婚したという旨のキャストのコメントが出る
・数日後電子版でのみサイレントでその記事の内容が修正(結婚の記載のみ削除)
もう少し詳しく話しましょう。
もともとアニメが終わった後からスレミオの結婚についてキャストや公式から一切その言及がないことに、スレミオ界隈では議論されていました。
アニメ終了後の一番盛り上がる配信で、コメントに「スレミオ結婚おめでとう」と大量に流れていたが
キャストが一切それに無視をきめこんでいたくらい「スレミオの結婚に触れてはならない」という態度は公式から徹底されてたのです。
唯一スレッタとミオリネが結婚したと明確な言及があったのは北米のガンダム公式アカウントで
「スレッタは彼女の妻の手を握っている」という説明文がALTに記載されていたことくらいでした。
「もしかしたら劇場版や続編で結婚式するからそれを隠しているのかも?」
「結婚という言葉をあえてださないことで他カップリング(スレミオの二人には、シャディミオやエラスレなどほかに人気カップリングがあった)に配慮しているのでは?」
など様々な憶測が飛び交っていたのですがその中で、ガンダムエースの上記インタビューが登場したのです。
「エピローグでミオリネさんがスレッタちゃんの肩に頭を寄せるシーンも良かったですね。3年たって2人の距離がより親密になっているのが感じられて、
スレミオ界隈の喜びようはすさまじかった。一瞬でトレンドにスレミオが上がり、
絵師はスレミオ絵や漫画をアップし、SS書きは長短かかわらず旧TwitterやPixivにアップしました。
ようやくスレッタがミオリネと結婚したと公式が言ってくれたんだとそう思っていたのです。
ところが3日前。
2023/07/28 とある投稿が旧Twitterにあがりました。
「ガンダムエース9月号の電子版を買ったんだけど、あれ?話題になってた『結婚』の文字がないぞ?と思ってたら電子版で削除されてた……」
削除前日まで、「スレミオ結婚おめでとう」と祝福モードだったスレミオ界隈は削除の事実自体に動揺していたが、
昨日、公式から「編集部が憶測で声優のインタビューに追加したので削除しました。結婚したかどうかは個々の解釈に委ねたいのでよろしく!」
https://g-witch.net/news/detail.php?id=20824
検索すれば、スレミオ厨が怒り狂ってるのをすぐ見つけられるでしょう。
そうはいっても、物語なんだから解釈は人の自由っていうのはあたりまえじゃん。と思う方もいると思います。
ただ、水星の魔女のあらすじを見ればそれがどれほどおかしいかということには気づくと思います。
1~6話ダイジェスト
https://www.youtube.com/watch?v=f0EUK7SALgs
https://www.youtube.com/watch?v=BVTefEUsz5E
家族や仲間をヒロイン・ミオリネの父親デリングに虐殺された主人公・スレッタの母親エレノア(プロスペラ)。
娘のエリクトを助けてデリングに復讐するためにスレッタ・ミオリネを利用して地球と宇宙の戦争を始めるけど、
最後は娘のエリクト、かつての仲間や家族に赦されて、スレッタ・ミオリネとも家族になるという話です。
話としてスレッタとミオリネが結婚しなければこの物語は成立しないんですよ。
人殺しのデリングの娘と復讐者プロスペラの娘が家族になれるのかも、この話の大切な要素のひとつなのですから。
べつに結婚してなくても家族にはなれるんじゃない? って、そういう話も私も好きだけど水星の魔女は違うじゃないですか。
当初デリングやプロスペラから勝手に用意された婚姻(決闘)制度に困惑していたスレッタが
次第にミオリネを好きになり、一緒にいたいと告白するじゃないですか、
そのあとすぐにミオリネに捨てられるけど。(ついでに母親からも捨てられる)
そこから立ち直って、もう学園も制度もボロボロになった中(婚姻制度なんか形骸化されたなか)で、
どん底に落ちたミオリネの婚約者に自ら戻るという話の流れがあったじゃないですか。
「指輪も買って、結婚式も挙げて、2人で最高のドレス着て…!!」
ここまでスレッタが言ってるんですよ。めちゃめちゃミオリネと結婚したいつってるんですよ。
戦いの後には、体が不自由になったけど、夢だった学校を作って、
ミオリネが返ってくると嬉しそうに「ミオリネさーん」つってミオリネに寄り添ってるんですよ。
2人の左手薬指には指輪が光って、なんだかんだ生きてたエリクトはミオリネの「小姑」として口やかましく楽しそうに暮らしてる。
エレノアも内心どう思っているかわからないが、地球で穏やかに娘たちと暮らすことができている。
夕焼け空の下、スレッタとミオリネが仲間たちの見守る中笑いあう。
第24話「目一杯の祝福を君に」
バンナム「結婚してるか解釈次第です。スタッフキャストは結婚に言及することはタブー。結婚という文字列を見たら速攻削除します」
ここまで描いたアニメスタッフに対して「いやそこらへんキミらちゃんと書いてないし解釈次第だよね」と言えるんですか。
・結婚していないのに自分を小姑(妻の姉)と呼びミオリネに説教かますエリクト
・結婚していないのにおそろいの指輪をつけて寄り添うスレッタとミオリネ
結婚していない解釈だとこんな謎のキャラクターが生まれるんですけど本当に大丈夫?
水星の魔女に対するファンの失望は、ここまで見てきた内容に対して、作品とは全然違うところでそれをひっくり返された、
2人が望んでいた結婚をないものとしたことへの怒りからきているんです。
というか解釈が自由なら、キャストや編集部が結婚した2人と思ったってそれは解釈の一つなのに、
それは絶対に許せない。削除する。そのモチベーションはいったいどこから来ているんですか?
一部では中国やイスラム諸国に売るためには同性愛要素は削除しなければいけなかったという意見もあります。
(ただ中国では水星の魔女じたい放映してないそうなので陰謀論だと思いますが)
同性愛が禁忌だと嫌だと思うのは別にその国・その人の自由です。迫害しなければ別に好きにしてください。
でも、もしそういう人たちにおもねって結婚という文字をタブーにしたなら、それが水星の魔女の伝えたいことだったんですか?
女同士の結婚に戸惑うスレッタに対してミオリネが「水星ってお堅いのね、こっちじゃ(同性婚なんて)全然アリよ」と
一話で言っていたのはなんだったんですかね?
バンナムがかたくなに結婚した事実を公式として認めたくない理由は明らかにされていないので、わかりません。
ただもし「同性愛とかやっぱ難しいよね~、みんなの解釈次第ってことで結婚はやっぱなしにしちゃお!」
とかにだったなら、そもそも同性婚なんか扱わずにいつものガンダムやってりゃよかったのにねと
ひとりのオタクとして思った次第です。
追記読んで
どうやら息子さんはAさんの好意を知らない様子
その状態で本人を差し置いてその親にだけ交際許してくださいで通るかもと思って行動しちゃうのは本人の意志や尊厳を無視しすぎてるでしょ
戦国や江戸じゃあるまいし子は親のものでも一方的な好意を本人無視して押しつけてくる大人のモノでもないひとりの人間だよ
恋心抱くのはそりゃ自由だけど、その行使というかぶつけ方はもうちょとあるでしょ
増田の書いた感じで本人の意志関係ないなら恋というよりほとんど一方的な欲の発散というか所有欲みたいじゃん
個人的にはどうかと思うけど、好意を伝えて意見を乞う相手はまず息子本人だと思うよ
だけどそもそもAに婚姻関係があって自身の息子や夫の感情や立場を考えられず内心に留めるという選択をしなかったこと、一方の好意に基づいたコミュニケーションが双方向に成立してない状態で順番を間違えて暴走してる、抑制ができないその点だけで増田が警戒する理由には十分すぎるほど十分だと思うわ
そんな大人に未成年の自分の息子近づけられないだろどう考えても
その人が増田の息子の意思どうこうより親の増田に交際許してくださいとか言ってる時点で増田の息子をしっかり子ども扱いした挙句人格認めてない一方的なヤバい状態の人なので困ったね
普通なら自分にいくら恋心があろうと大人として抑制するもんだしその時点でとりあう必要ないと思うけど、問題は息子さんがそのこと知ってるかどうかだな(Aからアプローチがあったかどうか……なんかさりげなく確認できないかな?この間⚪⚪君のお母さんあんたのことほめてたけど最近話した?って明るい世間話みたいに聞くとか)
とりあえず増田の旦那さんと相談して、まず伝えるなら向こうの旦那さんかなと思う
息子さんに伝えて今はピンと来なくてもあとから傷つくこともあるし、今まさにうわってなるかもしれないし、ことが露見したとき友達同士気まずくなるの一番かわいそうだし
まずは大人同士でなんとか話し合いして相手をクールダウンさせる方がいいのかな……向こうにも黙っててもらうようにして、(向こうの子どもだってこんなん傷つくだろうし 増田の息子を好きということにじゃなくそのための行動を我慢できずに家族を捨てようとするとこに)Aの行動は向こうの旦那さんになんとか抑えてもらうしかない気がする
親でも見守りに限界あるし、なんならレンタルおじさんとか探偵に頼んでさりげなく遠くから見張ってもらうとか難しいか……
息子さんが億分の1の確率で向こうを好きだったとしても、それだってやっぱり成人してからの話だろうしそもそも現在の婚姻関係があるわけだしどう考えても筋の通らない話だと思うから場合によっては第三者に介入してもらうのがいいんじゃないか、学校とかじゃなく弁護士とかね
どうしようなくなったら学校とか警察案件かもしれないけどとにかく息子さんが傷つかない方法見つかるといいね……なんもできないけど踏ん張れ増田
年 | 名称 | 概要 |
---|---|---|
1531年 | 享禄・天文の乱 | 浄土真宗本願寺派の権力闘争である享禄の錯乱。管領・細川晴元が一向一揆を利用したら暴走してしまったので本願寺を討伐した天文の錯乱。 |
1532年 | 北部九州天文の乱 | 大内氏と大友氏が北九州を巡って抗争を行うなかで、大内義隆が大友氏の支援を受けた少弐氏を滅ぼし、豊前・筑前・肥前を平定した。 |
1533年 | 稲村の変 | 安房里見氏当主・里見義豊が、叔父の里見実堯を誅殺したところ、その息子の里見義堯が謀反を起こして義豊を殺し、自らが当主となった。 |
1536年 | 花倉の乱 | 駿河守護・今川氏輝と弟・彦五郎が急死、その他の弟で出家していた玄広恵探と栴岳承芳が後継を争った。栴岳承芳が勝利し今川義元を名乗った。 |
1537年 | 河東の乱 | 北条氏と今川氏は長く同盟を結んでいたが、今川氏が武田氏と手を結んだため、武田氏と争っていた北条氏が今川領に攻め込み河東地域を占領した。 |
1542年 | 天文の乱 | 伊達氏当主・稙宗とその息子・晴宗の内紛。婚姻外交が進んでいた奥州を二分する大乱に発展した。最終的に晴宗が当主となったが伊達氏は衰退した。 |
1550年 | 二階崩れの変 | 豊後の大名・大友氏において、嫡男の義鎮を支持する勢力が、当主の義鑑と三男の塩市丸を襲撃して殺害した。事件後に義鎮が当主となった。 |
1551年 | 大寧寺の変 | 周防の大名・大内義隆に対して、家臣の陶晴賢が謀反、義隆は自害に追い込まれた。後継は大友氏から迎えられ、陶晴賢が実権を握った。 |
1565年 | 永禄の変 | 畿内で勢力を誇る三好氏が、将軍・足利義輝を襲撃して殺害した。その後、将軍の後継争いから、三好氏の内紛へと発展していった。 |
1568年 | 本庄繁長の乱 | 越後上杉家臣・本庄繁長が上杉謙信に対して反乱を起こした。繁長がよく戦い、謙信の被害も大きかったので、繁長は降伏して帰参を許された。 |
1569年 | 本圀寺の変 | 本圀寺にいた将軍・足利義昭を三好三人衆が襲撃した。幕府軍がよく守るあいだに畿内の織田方の勢力が救援に駆けつけたため、三好三人衆は敗れた。 |
1569年 | 大内輝弘の乱 | 九州に侵攻した毛利氏の後方撹乱を狙った大友氏が、大内氏再興を目指す大内輝弘を周防で挙兵させた。毛利元就は九州侵攻を諦めて引き返し鎮圧した。 |
1570年 | 元亀の変 | 伊達晴宗と伊達輝宗の父子が対立するなかで、晴宗に重用されていた中野宗時が謀反の疑いをかけられ、中野一族は粛清・追放された。 |
1574年 | 天正最上の乱 | 出羽最上氏の当主となった最上義光と、その父・義守が対立し、伊達氏が義守に味方して内乱となった。最終的に義光有利で和睦した。 |
1576年 | 三瀬の変 | 伊勢北畠氏は織田氏に降伏し、織田信雄を養子に迎えて家督を譲っていたが、その後も叛意が残っているとされ、そのため北畠一族は粛清された。 |
1578年 | 御館の乱 | 上杉謙信の死後、その甥の景勝と、北条氏から迎えた景虎という、謙信の養子二人で後継争いがあり、武田氏を味方につけた景勝が勝利した。 |
1578年 | 天正伊賀の乱 | 伊勢を掌握した織田信雄が続いて伊賀に攻め込んだが敗退、数年後に織田氏はあらためて大軍で侵攻し、伊賀を平定した。 |
1582年 | 本能寺の変 | 織田家臣・明智光秀が謀反を起こし、本能寺に宿泊していた主君・織田信長を襲撃した。信長は自害した。 |
1582年 | 天正壬午の乱 | 織田信長の死去により武田旧領から織田軍が撤退し、空白地帯となった武田旧領を巡って徳川・北条・上杉が三つ巴で争った。 |
1585年 | 粟ノ巣の変 | 伊達氏に降伏した畠山義継が、前当主・伊達輝宗を拉致した。追いかけた伊達軍により、輝宗ともども義継は討ち果たされた。 |
1591年 | 九戸政実の乱 | 南部晴政の死去に起因する後継争いから南部家臣・九戸政実が反乱を起こした。南部当主・信直は豊臣秀吉に救援を求め、諸大名軍により平定された。 |
1599年 | 庄内の乱 | 島津忠恒が重臣・伊集院忠棟を誅殺した。伊集院氏は籠城して徹底抗戦したが、秀吉死後に実権を握った徳川家康の調停により、最終的に降伏した。 |
1637年 | 島原の乱 | 島原・天草の苛政に耐えかねた領民が、旧領主に仕えていた浪人たちを中心として一揆を起こした。一揆勢は籠城して戦ったが、幕府軍に鎮圧された。 |
1651年 | 慶安の変 | 軍学者の由比正雪が、教え子の浪人たちと共に、幕府転覆の計画をしていたが、事前に幕府側に露見して失敗した。由比正雪は自決した。 |
1652年 | 承応の変 | 軍学者の別木庄左衛門が、仲間の浪人たちと共に、幕府転覆の計画をしていたが、事前に幕府側に露見して失敗した。別木庄左衛門は磔にされた。 |
1837年 | 大塩平八郎の乱 | 腐敗した大坂町奉行所や、飢饉でも米を買い占める豪商に失望した元・町与力の大塩平八郎らが決起し、豪商などを襲撃した。半日で鎮圧された。 |
1837年 | 生田万の乱 | 国学者の生田万が、大塩平八郎の乱に感化され、仲間とともに越後桑名藩の陣屋を襲撃したが、長岡藩によって鎮圧された。 |
1860年 | 桜田門外の変 | 攘夷派の水戸脱藩浪士たちが、安政の大獄を引き起こして水戸藩を圧迫していた開国派の大老・井伊直弼を襲撃し、暗殺した。 |
1862年 | 坂下門外の変 | 攘夷派の水戸脱藩浪士たちが、公武合体を推し進めていた開国派の老中・安藤信正を襲撃し、負傷させた。 |
1863年 | 朔平門外の変 | 破約攘夷派の公家の代表格であった姉小路公知が暗殺され、薩摩藩の田中新兵衛が逮捕されたが、新兵衛が自害したため真相は不明。 |
1863年 | 天誅組の変 | 尊攘派公家による倒幕計画に基づき、尊攘派の「天誅組」が大和国で挙兵したが、幕府に鎮圧された。同時に京では政変があり尊攘派公家が失脚した。 |
1863年 | 生野の変 | 長州の支援を受けた尊攘派浪士らが、天誅組と同様に但馬国で挙兵をしたが、幕府に鎮圧された。 |
1864年 | 天狗党の乱 | 水戸藩内の尊攘過激派「天狗党」が急進的な攘夷を求めて筑波山で挙兵したが、幕府に鎮圧された。この内乱により水戸藩の影響力は低下した。 |
1864年 | 禁門の変 | 前年の政変により京から追放されていた長州藩が、復権を目指して京で挙兵、会津藩や薩摩藩らと戦ったが敗れた。これにより長州征伐が決まった。 |
1874年 | 喰違の変 | 征韓論で失脚した不平士族たちが、征韓反対派の右大臣・岩倉具視を恨みに思い襲撃、負傷させた。下手人らはすぐに逮捕され処刑された。 |
1874年 | 佐賀の乱 | 征韓論で失脚した江藤新平らが中心となって不平士族が佐賀県で挙兵したが、政府軍により鎮圧された。 |
1876年 | 神風連の乱 | 熊本県の不平士族が結成した「敬神党」が廃刀令への反発から挙兵したが、政府の熊本鎮台軍により鎮圧された。 |
1876年 | 秋月の乱 | 神風連の乱に呼応して、福岡県で不平士族が挙兵したが、政府の小倉鎮台軍により鎮圧された。 |
1876年 | 萩の乱 | 神風連の乱に呼応して、山口県で不平士族が挙兵したが、政府の広島鎮台軍により鎮圧された。 |
1877年 | 福岡の変 | 西南戦争に呼応して、福岡県で不平士族が挙兵したが、福岡城に残っていた政府軍などに鎮圧された。 |
1878年 | 紀尾井坂の変 | 石川県の不平士族たちが、内務卿・大久保利通を襲撃、暗殺した。下手人らは自首し、処刑された。 |
(Wikipediaで立項されているものだけまとめた。「〜の変」「〜の乱」という別称があっても、その呼称で立項されていなければ除外している)
明確な定義は決まっていないという前提で、だいたい以下のような基準だと思う。
〜の変:大きな戦闘を伴わない政変。謀反・暗殺・粛清・失脚など。権力の上下は関係ない。成功したか失敗したかは関係ない。
〜の乱:大きな戦闘を伴う内乱。反乱・暴動・後継者争いなど。国家同士の戦争を指すことはほぼ無い。成功したか失敗したかは関係ない。
こういった呼称は「絶対にいずれかに統一しなければならない」というものではないので、「これって乱というより変じゃね?」と思うような事件は、だいたい「変」「乱」どちらで呼んでも通じたりする。たとえば蘇我氏と物部氏の戦いである「丁未の乱」は他に「丁未の変」や「丁未の役」とも呼ばれる。将軍・足利義教が暗殺された事件は、その暗殺の部分だけを見れば「嘉吉の変」と呼ばれ、その後の赤松討伐戦も含めれば「嘉吉の乱」と呼ばれる。
あとついでに。
〜の役:大規模な軍役。必然的に辺境への遠征や対外戦争が多い(がそれに限らない)。例として前九年の役・後三年の役・富山の役・文禄の役・慶長の役など。
〜の陣:長期間の在陣。遠征・戦線の膠着・包囲戦など。例として鈎の陣・志賀の陣・天正の陣・大坂の陣など。
という感じだと思う。「役」と「陣」はなんとなく互換性があり、「小田原の役・小田原の陣」「朝鮮の役・朝鮮の陣」「大坂の役・大坂の陣」などはどちらも用いられる。
あまりメディアや本人たちが語らないし、当事者たちしか知らないような法律なんだけど、りゅうちぇるの離婚って性別変更の法律のせいだったんじゃないかなって。話題になってる今だからちょっと話そうと思う。
自分は性同一性障害特例法で戸籍の性別変更した身なんだけど、りゅうちぇるが離婚して「新しい家族の形」についてバッシングされているときに、まず性別変更要件が思いついて、すぐに「今の法律だと仕方ないよね」と納得した。性別変更したいときって、実は手術だけじゃダメで、結婚してても未成年の子どもがいてもダメなんだよ。あんまり知られてないけど。
だから、離婚したくなくても、書類の性別を変えるためには、離婚しないといけなくて、子どももいないことにしないといけない。実態は、何も変わらず家族として暮らしていても、ただ離婚したことだけを無責任だってバッシングされるなら、なんかつらいなぁって、あのとき思った。実際のところは本人たちが語ってないからわからなくて、自分の想像だけど。
第三条 家庭裁判所は、性同一性障害者であって次の各号のいずれにも該当するものについて、その者の請求により、性別の取扱いの変更の審判をすることができる。
一 十八歳以上であること。
二 現に婚姻をしていないこと。
今までこの要件を変更するための裁判がいくつかあって、とにかく子どもがいたらNGだったのが、子どもが成人したらOKにするとか少しは変わったけど、同性婚や同性カップルで子どもを持つことが法律や社会で認められてないから結婚や子どもの要件は無くなりはしなかった。同性婚の話はこういうところにも繋がってくる。自分は戸籍の性別が違うことによる苦労が多すぎて、色々諦めてやりたくなかったことも法律の要件に合わせて、裁判して戸籍変更したけど、この要件が変わるといいなって今も思ってる。書類の性別が違うと本当に苦労するんだよね…。昔の当事者の人たちが苦労して法律を作ってくれて、未来の自分たちが生きやすくなったから、自分も後世にそれを繋いであげたい。もう性同一性障害で戸籍変更した人って、1万人以上いる。当事者以外のみんなにも少しは知ってほしいかも。そしたら少しは世界が変わりやすくなるかもしれない。
参考:令和2年(ク)第638号 性別の取扱いの変更申立て却下審判に対する抗告棄却決定に対する特別抗告事件
https://www.courts.go.jp/app/files/hanrei_jp/733/090733_hanrei.pdf
20代後半にして、ようやくのこと…
せっかく20年近く偏って形成された自我が変わってしまう前に書き残しておく。
・マッチングアプリ中級者
よく「恋愛経験の機会がないと自分が女性であるか(性自認)がわからなくなる」という喪女の通説(?)をネットで目にしては赤べこのように頷いていた。
同じ拗らせた人間でも男性は割とそういう話はなくて、やっぱり生理現象としても「性」が身近なのは男性なのだろう。
「じゃ生理は?」て言われたら、それは周期的にやってくるから、女性として再認識する機会というより月一のやっかい事で「またかよ」という面倒くささしかない。
生理痛で悩まされるたびに変なハンデを与えやがってという行き場のない憎しみと女性ホルモンの乱れで定期的にイライラする。
喪女の中には本当にそれだけで、恋愛や身嗜みにも無頓着のまま独身貴族を謳歌する方もいるのかもしれない。
でも私はそうじゃない。
思春期を超えたあたりから、次第に「苦労する分、女って娯楽が多いな」ということに気付き始めていく。
(今は男性でも普通にしてるけど)お化粧だったりオシャレだったり…そういうので「不細工な自分」を周りの人間にカモフラージュすることが上手な生き方なんだと学ぶ。
周りに溶け込む事でひとりの人間になった気がする。
そういう感覚って誰にでもあると思う。
でも恋愛ってそうじゃない。
ある日、突然目の前に現れて(コンビニのBGMで飽きるほど聴いたフレーズのように)パチパチと電気が走って、うっとりして、次第に脳の細胞が破壊されていく。
一方通行の恋に終わるかもしれないし、結ばれても既婚者かもしれないし、どんなに疑り深い人間もそんな事考えることなく非効率ってわかってても夢中になっていく。
流石にそういう感覚が降りてこないことには恋愛なんてできないと思った。
恋ってスゲエ!
アイドルで実写化されるような少女漫画も、街で狂うように流れるようなラブソングも聞かないSFオタクの自分には縁がなかったから、
だから、3年間アプリをしていたことになる(流石にずっとやってたわけじゃない)
やっぱり人と出会って話す事って楽しくて、女は基本料金無料だしデート代も出してもらえるからスゲエ楽しかった。
でも2、3回と会うと「どうしてこの人と恋愛ができようか…(破茶滅茶反語)」で曖昧に終わらせたり、いつの間にか終わってたり…
そうしていくうちに、恋愛の良さを知ることはなかったが、男性の好みに寄せていける余裕みたいなものだけが身についた。
「特別な誰かのため」という感情はわからないが、「特別な誰かにリーチするための素振り」をし続けた。
そのたびに「恋愛経験がない自分は人として落ちぶれているのではないか」という謎の焦りだけが助長されて
恋愛に限りなく近いところにいるのに、あと一歩届かない自分はとても惨めな生き物のようだった。
人並みの経験をしたいからと、妖怪人間のようなことを嘆いてヤケクソな信仰心で神頼みしまくった時期もあった。
そんな自分にもご縁があったのだ。
私は、アフィリエイトで汚されたグーグル先生が言うように、デート代を出さない男は脈なしだし、ラインの絵文字の数で好意がわかるし、手を出すような脳直はお話にならない。
そんな風に胸囲が平たくてチンポコが付いているだけの人間を「男」に絞ってカテゴライズすることで人並みになったつもりでいたけど、
実際の恋愛はなんか…そうじゃないんだなって…
めでたく婚姻までたどり着いたカップルの総意見であろう「自然に」というのを身をもって感じることができる。
気が合うし、マメで優しいし、すぐ気にかけてくれる。あと顔が良い。
「そういうところが人間として尊敬できる、好き」と伝える前に、まったく同じことを言ってくれるサイキッカーが彼だ。
世間が腐る程言ってる、恋愛の本当の姿…それは、見返りだけのリップサービスや社交辞令では得られない圧倒的多幸感!
お互いに「2、3時間あれば映画一本見ることができる」あるいは「睡眠時間を確保して仕事のパフォーマンスを上げることができる」と頭ではわかっているのに、
翌日ヘロヘロになりながら、でも一日の終わりに携帯越しに相手の声を聞くことができるだけで乗り越える気になれるし
思考が単純になっていってるのがわかるし、脳細胞が破壊されていくのがわかる。
夢中になる対象が自分に夢中な人間というだけで、すごく「人間」っぽくなってる気がする
恋愛ってスゲエ!