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成人女性が未成年の設定でSNS投稿 子どもが直面する危険を映すドキュメンタリー「SNS 少女たちの10日間」予告編
https://eiga.com/news/20210222/20/
巨大な撮影スタジオに作られた3つの子ども部屋に、幼い顔立ちの18歳以上の3人の女優が12歳の女子という設定のもと、SNSで友達募集をする。その結果、彼女たちにコンタクトをしてきたのは、2458人もの成人男性だった。精神科医、性科学者、弁護士や警備員など専門家による万全のケアのもと、撮影は10日間にわたり続けられた。撮影されているとは気付かず、何も知らずに卑劣な誘いを仕掛ける男たち。彼らの未成年に対する容赦ない欲望の行動は徐々にエスカレートしていく。
久しぶりに食事でも行かないか。そう提案してきたのは向こうからだった。
あまり乗り気ではなかったが、なんでもご馳走してくれるそうだ。
こちらとしても久しぶりに会って昔話に花を咲かせるのも悪くない。
そう思い、提案に乗ることにした。場所は麻布の高級レストラン。
入り口にはボーイが立ち、俺が話しかけるとギョッとした表情を見せたものの、増田のことを告げると笑みを戻して頷いた。
中へと通されると式場のようなテーブルが並び、蠟燭の柔らかい光が薄暗くぼんやりと輝いていた。
席まで案内される最中、数多の目が俺の方に向いているのを感じた。それでも出来るだけ気にしないようにした。
席に着くと既に増田は居て「よお、久しぶり」と声をかけてくる。
思わず俺も相好を崩して笑い、「ぼちぼちだよ」と答えながら席に着いた。
増田とは学生時代からの親友で、しかしこうして会うのは数年ぶりだった。
増田は今では家庭を築き、やり手のビジネスマンとしてそれなりの社会的地位があると人伝えに聞いていた。
彼はブランド物らしき紺のスーツに身を包み、縁の太い黒枠の眼鏡をかけていた。
昔はずっとコンタクトだったはずだ。
ボーイが俺に声をかけ、言われるがままにコートを脱ぐと乱雑に畳み、色褪せ玉虫色となったコートを手渡した。ボーイは終始、笑顔だった。
再び増田に目を向けると卓上で手を組み、重々しく口を開いた。
「お前、彼女は居るのか?」
いない、と俺は言った。
増田は深い嘆息を吐き、それから顔を上げると俺のことをじっと見つめてくる。
「俺たちもう四十だぞ?そろそろ落ち着いたっていい頃だろ?仕事だって、定職についてないっていうじゃないか」
「…そういうお前はどうなんだ」
「俺か?俺は今、妻も子供もいて、仕事だって順調で、身に余るくらいに幸せだよ」
「ああ。それで十分幸せだ」
学生の頃、共に理想を追い求めていたあの志の高い姿は何だったのか?
俺は文学で、増田は芸術で食って行こうと、そう約束したじゃないか。
そうした思いを、気付けば口にしていた。
増田は寂しそうな表情を見せた。目を逸らし、暗闇を眺めていた。
「いい加減大人になれよ」
声はエコーがかって聞こえた。
ああ、終わったんだ…そう思うと悲しみが…いや、怒りが勝っていた。
これは裏切りだ。憤慨して立ち上がる俺を増田は止めず、財布から札を取り出すと俺に差し出してくる。
見ると一万円だった。
馬鹿にするのも大概にしろよ。一万円をふんだくるとくしゃくしゃに握り潰し、投げ返した。
周りがざわつきはじめる。ボーイが寄って来る。落ち着けよ、と増田が声をかけてくる。
居た堪れなくなり、トイレへと向かった。
高級レストランはトイレも高級で、汚れ一つなく真っ白いタイルに囲まれCubeの世界観のようだった。
よく見るとシミが辺りにあり、頬は弛みかけ、ほうれい線が目立ち始めていた。
テーブルに戻ると席に着くことはなく、ボーイを呼びつけコートを返してもらった。
着ながら増田に「じゃあな、お幸せに」と声をかけると増田はじっとうつむき、何も言わなかった。
ただ最後に「おまえは馬鹿だよ」と小声でつぶやくのが聞こえた。
それから店を出て少し歩くと夜風が身に沁み、凍えてポケットに手を入れると違和感があった。
何だ?と違和感の正体を掴んで見ると、くしゃくしゃになった一万円だった。
あのときの一万だ。増田がコートのポケットにねじ込んだのだろう。
あいつは昔から優しい奴だった。だがその憐憫は、俺をより哀れにした。
こんなもの…!と俺は丸まった一万円を投げ捨てようとして、直前で留まった。
くしゃくしゃの一万円を広げ、皺だらけになった一万円を目にして、自然と涙が溜まった。
俺は間違っていないはずだ。それなのにこの気持ちは何だ?
(Facebookに投稿したものを転記しました。よかったら読んでください)
羽田空港での日本航空機と海上保安庁機の衝突事故ですが、事故の調査と捜査が始まりました。
それで、今わかっていることをまとめておこうと思います。
長文になりますが、本論に入る前に4つ説明したいことがあります。
前説明①
目的② 事故の責任を明らかにし、違法行為があれば刑事事件として立件する
①の調査は国土交通省の運輸安全委員会が担当し、②の捜査は警察(今回は警視庁)が担当します。
みなさんはどちらの調査・捜査の方が重要とお考えになりますか?
私は①と考えていますので、この投稿は再発防止の観点中心に記述しています。私は誰が悪かったのかという責任論にはほとんど関心がありませんし、(故意でない限り)関係者全員刑事免責でいいと思っています。今回の事故では、日本航空も海上保安庁も被害者に対する民事的責任のみ果たせばいいと考えています。
前説明②
滑走路での衝突事故は、世界的にみると頻繁とまではいいませんが時々起こっています。原因はヒューマンエラーが中心です。
航空事故にはならなくても、事故になる危険が高かった事態をインシデントと言いますが、日本で起こった重大インシデントのうち、かなりの割合が滑走路への誤進入(未然も含む)です。
日本での重大インシデントは国土交通省が全件公表していますが、2023年は14件中3件、2022年は14件中6件がそうでした。特に私たちが乗る可能性が高い旅客機(小型飛行機やヘリを除いた飛行機)だと2022、23年とも2件の重大インシデントが発生しそのうち1件が該当インシデントでした。
事故にはならなくても滑走路への誤進入(未然も含む)という事態は繰り返し起こり続けています。ヒューマンエラーはなくせないということです。
前説明③
羽田空港に限らず飛行機の航路や使われる滑走路などは厳密に定められており公開されています。
今回の事故は北風運用時のC滑走路上で17:47ごろ発生しました。
北風運用の場合、A滑走路を(主に南/西からの便の)着陸、D滑走路を(主に南/西行の便の)離陸、C滑走路を(主に北方面と長距離便の)離発着に使います。
C滑走路は離発着両方で使われますし、C滑走路への着陸経路は、D滑走路の離陸経路と交差しています。
羽田空港の場合、北米方面への便が離発着する15~19時が離発着ラッシュとなります。
事故は、羽田空港の一番忙しい時間帯に、運用が複雑な滑走路上で、日没して既に真っ暗になった時に起こりました。
前説明④
飛行場管制には、離陸や着陸、滑走路横断などの許可を出す飛行場管制(タワーコントロール)と、飛行機や車両が地上走行する許可を出す地上管制(グランドコントロール)の2つがあります。
本論で、(タワー)とか(グランド)とか書いていますが、それはどちらの管制が指示したのか明示したかったのでそのように記述しています。
前置きが長くなりましたが、今までわかっていることを9つ列挙します。
列挙にあたっては、( )内に次の略号をつけていますが、列挙した事柄をどこから収集したかを示しています。
(1)
ILS Z RWY34R Approachという経路を通っているように思います。着陸まで特に目立つ異変はありません。(F)
(2)
羽田の管制と海保機、JAL機へのやり取りがこの事故原因解明の重要ポイントであることは間違いなさそうです。
各種報道もありますが、鵜呑みにせず、やり取りについて自力で追ってみます。(ネA)
この情報は、特に次の2つの投稿を参考にしています。なお時刻については、1~2秒のずれはあります。
https://www.youtube.com/watch?v=LP1xWcyKBDs
この投稿を基準にして他の投稿等と突き合わせして確認しました。
https://www.youtube.com/watch?v=D8FHnIRwe_M
グランドとの交信があります。わかりやすいのですが一部私の解釈と違う部分もあります。
17:42:29 JA722A, Tokyo Ground Hold short charlie.
17:43:11 Japan Air 516, Continue approach 34R.
(タワーからJAL機へ:34R滑走路へ進入を継続してください)
17:44:13 JA722A, Continue charlie.
17:44:53 JA722A, Contact Tower 124.35.
(グランドから海保機へ:周波数124.35でタワーへコンタクトしてください)
17:45:00 Cleard to land 34R Japan Air 516.
(JAL機からタワーへ:34R滑走路は着陸に支障ありません)
この直前にタワーからJAL機へ着陸許可が出ているはずですが、LiveATCには残っていないようです。
17:45:13 JA722A, Tokyo Tower Good Evening number 1 taxi to holding point charlie 5.
(タワーから海保機へ:JA722A、東京タワーです。こんばんは。ナンバー1(離陸順1位)です。C5地点へ移動し停止してください)
この後のタワーと海保機、JAL機の交信は私が探した範囲では残っていませんでした。
(3)
交信記録については、国土交通省が日本語訳したものを公表したという報道があります。(報)
それによると、17:45:13の交信の後、「滑走路停止位置 C5に向かいます。1番目。ありがとう。」と海保機から返答があったということなのですが、ライブやアーカイブでこの交信を聞いたという人は、私が探した限りいません。私が聞いたアーカイブにもありません。
国土交通省はせっかくATCを公開したのだから、日本語訳だけでなく原文を公開してほしいと思います。
この部分は、海保機がどのような認識をもっていたか理解するうえでとても重要だと思います。
(4)
この後、タワーから海保機に対して、滑走路進入許可(Line up)が行われた交信は見つかりませんでした。(報ネA)
タワーは滑走路進入許可も更にその先の離陸許可(Cleared for takeoff)も行っていないと報道されていますが、信憑性は高いと思います。
一方、海保機側は、滑走路進入許可を得たと認識しているという報道がありました。(報)
事実、滑走路に進入し、そこで待機していたため衝突事故は起こったわけですから、タワーと海保機側で認識の相違があったのはほぼ確からしいと思います。
この部分は推測ですが、ナンバー1(離陸順1位)という表現を誤解したのではないかという指摘があります。(報ネ)
一方、2010年までは「taxi into position and hold (from charlie 5)」という指示が使われていました。この意味は「(C5地点から)滑走路に入り待機せよ」となりますが、これと「taxi to holding point charlie 5」を混同したのではないかと推測する意見もありました。(ネ)
いずれにせよ、なぜタワーと海保機との間に認識相違ができたのかという点はもっと調査が進まないとわからないと思われます。
(5)
海保機は、C滑走路に進入しそこで40秒ほど待機していました。(報ネ)
その間、離陸許可を待っていたと考えられますが、離陸許可を得ようとする交信があったかどうかは明らかになっていません。
また、JAL機にはパイロット3名体制だったと報じられていますが、3名とも滑走路に進入した海保機を視認できていませんでした。
既に夜になっている状況で、多数の灯火が光っている滑走路に、わずかな灯火した持たない航空機が進入しても視認は難しいだろうとは思いますが、検証する必要はありそうです。
(6)
羽田空港には、着陸機が接近する滑走路に別の機体が進入した場合、管制画面に注意喚起をする機能が備わっていました。(報)
もしこの機能が正常に動作していたのであれば、タワーはなぜ海保機の滑走路誤進入に気づけなかったのかという疑問が残ります。
(7)
滑走路に進入しようとする飛行機に誤進入を警告する航空機接近警告灯(REL)というシステムがありますが、羽田空港には導入されていません。(ネ)
代わりに、羽田空港には可変表示型誘導案内灯(VMS)が設置されていますが、C滑走路には設置されていないという情報があります。(ネ)(これはまだ確認できていません。すみません)
両方とも滑走路を横断する飛行機に対する警告を発する灯火システムなので、滑走路横断のないC滑走路には設置する考えがなかったかもしれませんが、離陸着陸の混合運用を行う滑走路についても、警告システムを導入すべきなのではないか、少なくとも検討は行う必要はあるのではないでしょうか。
さらに、先進型地上走行誘導管制システム(A-SMGCS)の研究を促進し、将来的に滑走路誤進入が生じにくいシステムを導入してほしいと思います。
(8)
1/1には羽田と新潟基地の間を4往復、事故の起こった1/2も2往復しています。(報ネF)
もし能登地震が起こっていなかったら、この事故もきっと起こっていなかったでしょう。
犠牲となった乗員のご冥福をお祈りします。
(9)
JAL機の乗客乗員379人、一人も死者を出さずに脱出できたことは奇跡的と思います。(報ネ)
まずは、JALの乗員がしっかりと訓練していたことは賞賛に値すると思います。
・後部ではパイロットとの通信が途絶え、CA自らが判断して扉を開けたこと
・パイロットは最後まで機内に留まり、全員が脱出したことを確認してから降機したこと
また乗客もパニックにならず荷物を取り出すことなく整然と脱出したことも、賞賛に値すると思います。
JAL機側に死者がでなかったことは、本当に不幸中の幸いでした。
ちまたには、海保機を犯人と決めつけ、責任を問う声も上がっているようですが、航空機事故が生じるのはそんな単純な原因ではなく、さまざまな不運が積み重なって起こるということをわかってもらえればと思います。
私は、誕生から幼稚園に入るまで、大分の大空団地(おおぞらだんち)という旧大分空港に隣接した団地で育ちました。
毎日飛行機の離発着を見ていました。飛行機を見るのが大好きでしたし、今でも大好きです。
航空機事故はとてもインパクトの強いものですが、それでも他の乗り物に比べれば安全な乗り物と思います。
そしてその安全は、航空関係者の努力のたまものと思っています。
そんなわけで、ちまたの単純な犯人捜しの声にはとても心を痛めています。
最後に、私は専門家ではないので、できるだけきちんと調査し、正確に記述するように努めましたが、もし誤った認識等があればご指摘ください。
暇空はこう言ってた!だから知ってたんだ!なんてあまりの暇空信者ぶりの馬鹿馬鹿しさにあてられて遊びに乗ってやったけどさ
初動で真贋不明として、しっかりと個人情報らしきものは伏せてばら撒いたのが全てだろ
知らなくてもこれが真ならとして幾らでも言うことはできるし、そのくらい想像して行動するのは危機感がある人なら人として当たり前だし、何かしらの追加情報拾って真であることにも早い段階で気づいたかもしれない
でもそれは全て真贋不明の公開後の話なんだから共犯云々やら最初から知ってたなんて話は時系列的にどう足掻いても無理筋なんだよ
リークしたらしい人物に何のコンタクトも取らずすぐさま公開したのは本人の言うとおり、暇空にとって身を守る最善手に他ならなかったろうし、実際それでも共犯だー!最初から知ってたんだー!暇空は加害者!Colaboは被害者!なんてバカが沸いてるんだから、本当に何のコンタクトもとらず正解だったなと感心してるよ。お前らのおかげで。
逆にNHKも漏洩したものが個人情報の悪用レベルの大した被害もなく、それも漏洩してすぐ知れたんだし、漏洩のケースでは割とダメージ浅く済んだんじゃないか?
何ならNHKやら取材対象者やらの反応がなかったらそれは本当にただの怪文書だったとして暇空の中では終わるだけの物でもあったろう
まあこれだけのことが、お前やブコメの賛同者には理解出来ない話なんだと言うことはよくわかったよ
思い描いた妄想の世界に住むのは結構だけど、それで人をデマ呼ばわりしたり、人の行動や心理まで勝手な妄想掻き立てるのは程々にした方がいいぞ
訴えられるからな
元気そう・協調性(流行りに乗れる・柔軟性がある)がありそうに見えてウケはいいぞ
無難(常識)要素は丈にこだわる(丈を直す)で発揮した方がいい
しかし、『オシャレが好きな人や、ガチで元気で協調性があるキャラでも無い限り、メガネで元気かつ協調性がありそうに見せるのは難しい』に異論は無いんですけど、
コンタクトってフツーに目に負担が掛かるのに、よく平然と『メガネはコンタクトにしろ』なんてことが言えるなって思う
ただ、仕事に関しては見た目で能力が誤魔化せるならそれに素直に乗っておけとは思う
純粋な能力のみで測ったら、99.9999999%の人が先進国の給与を払う価値がない人だからな
に対して、「なんでメガネ外すんだよ!!俺はメガネが好きなんだよ!!」とキレる人たちがいる。
だがちょっと待ってくれ。メガネってそもそもなんなんだ?俺はウィキペディアに聞いてみた。
眼鏡(めがね、メガネ、がんきょう[1])とは、ヒトの眼(目)に装着して、レンズにより、屈折異常や視力の補正、目の保護あるいは装身具として使う器具。
かくいう俺も小学生の頃からメガネをかけているディープなメガネユーザーだ。
昔の俺はメガネマンであるにも関わらず友達と野山をかけめぐり、フレームをバキバキに壊してはメガネかけにくいと親に持っていき「タダじゃないんだぞ」とため息をつかせていた。
中学に入ってからは屈強な先輩とそれにカブれる同級生が増えてきてメガネマンの立場は悪くなった。メガネにはヤンキーを引き寄せる魔力があるのか?やつらは何故かレンズを触りたがる。俺の視界は常に手の油で虹色だった。
好きだった女の子が俺のメガネをたわむれにかけて「なんか変な感じー!」とかわいく顔をしかめるという素敵な出来事もあった。まあ俺にはその顔はボヤボヤとしか見えなかったのだが。
つうかよく考えれば普通の話だぞ。視力の矯正器具を付けてなんかいいこととか得することとかあるか?
そりゃ上で言ったような良いことだってたまにはあるよ。ごくたまにな。でも、なぁ。デメリットの方がデカいって。
朝起きたらまずメガネを探すことから始まるんだぞ。いつも外しておいておく定位置にメガネがなかったら絶望の始まりだ。
メガネには匂いもない。音も出さない。探し出すには視力だけが頼りだ。ってその視力が制限されてんだこっちゃ!
あ、他にも良いことあるぞ。「メガネを取った時に顔の印象が変わる」と言われるんだよ。
よく漫画とかで書かれていることだけどこれはファンタジーとかじゃなくてマジだぜ。乱視だったり度がキツかったりするとレンズの影響で目が歪んだり小さく見えたりするんだよ。
だから眼鏡を外すと急に眼がパッチリしてるように見えるんだよ。それでびっくりされる。一瞬だけ漫画の主人公気分だぜ。
ってメガネかけてない人は普段からパッチリしとるわ!なしなし!これは良かったことには数えん!マイナスがゼロに戻っただけ!
いやまあ、そういう「メガネは基本マイナスの存在」っていうことを踏まえて伊達メガネとかオシャレメガネとかの方向に伸びるのはイイと思うんですよ。
こういう「俺たちメガネマンはメガネに悩まされてるんだぞ」みたいな気持ちって持ってるだけ損だしね。
メガネをもっと自由に!いいじゃないかただの装具で!それも良しだと思います。
でも、創作や、ネットミームとはいえ、女の子とかが「よし!コンタクトにしよう!」と思ってメガネを外す、人が素顔を見て「素顔が可愛い」って言う、そういう展開に対して「外すな!怒るぞ!」みたいに言うのってどうなの。
いいじゃん、メガネを外す選択をして。いいじゃん、メガネ姿より素顔の方が可愛くて。
何があかんの?メガネをかけている奴はメガネの方が目立つの?メガネがメインなの?
あ、そうか。だから中学の頃みんなはメガネのレンズを触ってきたんだな!あれ挨拶か!謎が解けたぞ。メガネがキラッと光ったわ。
およそ10年ほど付き合いのある友人がいる。私もオタクで彼女もオタクで、なんなら周りの友人皆オタクだった中学時代に出会った。
その時から彼女は美人だった。髪は毎日自然乾燥でもサラサラで、生まれつき肌は真っ白で、ニキビに悩んだこともない肌だった。目はクリクリと大きく、くっきりとした二重。鼻はすっと通った鼻筋にも関わらずトータルで見ると忘れ鼻。
修学旅行の日にコンタクトをつけようと片手で目をこじ開けていると「なんで?そんなのしなくてもコンタクトは入るよ?」といってきたり、
「肌が黒いとムダ毛目立たないからいいじゃん!」とプールの授業でオタク特有の馬鹿デカ声でいってくることもあった。
「アイプチってなんのいみがあるの?あんまり変わらないと思う」といってきたこともある。
20代を過ぎる頃には容姿だけでチヤホヤされる環境に傷つき「かわいくなんてなりたくなかった」と泣いたこともあった。
私はそれに怒ったり仲間はずれにしたりすることはなかった。人には人の地獄があることを十二分に理解していたからだ。
彼女があまりにも常識はずれなこと(リボーンのベルに憧れてカッターを舐めていたり)をしたら指摘したし、
「億超ベンチャーの社長にホテルディナーに誘われたけどどうしてもいきたくないから断りの返事を考えてくれ」と泣きつかれたらがんばって考えたり力になりたかった。
でもそれを小中高とブスだなんだといじめられて肉体的にも精神的にもボロボロの私によく言えたもんだな、とはちらとだけ思った。それぐらいは許してほしい。
彼女は夢女子で、いまも10万字ほど未完の夢小説を書いている。
内容は推しキャラ×自分の理想と自己投影を多分に含んだオリジナルキャラである。20代もそろそろ後半だが、彼女の一人称は時々そのオリキャラの名前になる。
彼女は彼女が憎む「容姿」というアドバンテージのおかげで集団に馬鹿にされることはないまま生きてきたので、
かなり痛々しい《周囲にこう思われたい自分像》を披露することがある。
しっかりものでみんなのまとめ役、でも時々抜けたところのあるお姉ちゃん。普段は真面目で堅物だけどキレると手がつけられなくなり、足技をかけたり棒状のものをもってしまう(剣道二段)
などなど。
そんな彼女も痛いところを除けば普通にいいやつなので、美人なことも手伝ってよく告白される
シンプルに彼女が羨ましい。私より頭悪くて偏差値低い大学いってたし、めちゃくちゃイタタタなところもあるし、デリカシーもないし、多分アセクシャルなのに、