はてなキーワード: イラクとは
憲法9条により日本は軍隊を持てないから、米軍が駐留することになり、
自前の軍隊を持っていないから、アフガンやイラクに駆りだされることもなかった、
これを「9条のおかげ」とするか「在日米軍のおかげ」とするか。
また、米軍が日本に駐留していなかったとしても、どちらにしろ日本がソ連に支配されるようなら西側が黙っていなかっただろうし、
そういう「日米同盟の抑止力」と「冷戦構造における拮抗状態」を切り分けることができるのか。
それに、冷戦に下手に巻き込まれなくて済んだぶん、日本は経済発展に注力して成功し、経済力による抑止力を得た。
このあたりもアメリカの影響を排除して考えるのは難しいと思うなあ。
もちろん周辺諸国の状況として、ソ連は東欧や中央アジアに目が向いていたとか、中国は国内のことで必死だったとか、
韓国は在日米軍がいようが何食わぬ顔で竹島占領してたとか、そういうのも日本の平和に影響しているわけだし。
http://bylines.news.yahoo.co.jp/bradymikako/20150907-00049241/で紹介されている読者コメント
1.なぜ周辺のアラブ諸国は目に見える形で立ち上がり、難民を受け入れようとしないんだろう?ムスリムの難民たちは、住民のほとんどが自分と同じ宗教を信じている国に住みたいんじゃないのか?
つくづく無関心は敵だなと思った。
すでに中東諸国(トルコ含む)は400万人以上の難民を受け入れている
http://www.unhcr.or.jp/html/2015/07/pr-150709.html
シリア難民はトルコに180万5255人、レバノンに117万2753人、ヨルダンに62万9128人、イラクに24万9726人、エジプトに13万2375人、その他の北アフリカに2万4055人が避難している。欧州では27万人以上が庇護申請を行い、第三国定住などで他国へ移動する人も多い。
さらにいうと、すでに中東はパレスチナ難民、イラク戦闘地域からの避難民、などなどで大変なことになっている
https://ccp-ngo.jp/document/palegen.pdf
サウジアラビアあたり石油で儲けてるんだからなんとかしろ!と思うだろうが、サウジアラビアはどちらかというと政治弾圧で難民を出す側である。
http://www.huffingtonpost.jp/human-rights-watch-japan/saudi-arabia_b_7280856.html
実際至高の国家体制なんてこの世に存在しないのはわかってるし、おれらも別に選択したわけじゃねーけど。
なんか民主主義があるべき国家の姿のような幻想持っちゃってる人ってところどころにいて、いい加減民主主義以外で成り立つ国家も正解という認識持っておいたほうがいいと思う。
ほんとアラブの春ってなんだったのかなと、リビアに介入したNATOは正しいことをしたと今のリビアを見て言えるんですか?
「中東の春」「イラクの自由作戦」こういう無邪気さが気持ち悪いんだよ。
お前らの中では正しい武力を用いて、間違った政権倒したからと、胸を張って言うだろうけど。
現実的に酷すぎるだろ。
で、俺はそんなクソな戦いに触れたくも無いわけ、リビアでどんな圧制があったか知らんし知りたくもない、パンナムが落ちたっつーけど777も落ちてるわけじゃん。
正直北朝鮮で何万人が人権を抑圧されて殺されていようがどうでもいい、それが正しいか間違っているかそうでないかお前らみたいに胸を張って言える勇気も根拠も無いっていう。
ただそれだけ。
最近の中国の膨張は脅威ではあるものの、それを考えても向こう10年、同盟国のアメリカが攻撃される事態というのは、どう考えても中東で起きる火種だと思うんだが、具体的にどういう事態を想定してるのかよくわからない。
首相が名指しで「中東のA国とB国が戦争になった時に米軍が派兵されてその米軍がゲリラにやられた場合・・・」
とは言えないだろうけど、俺は馬鹿だから具体的に言ってくれないと空気読んで理解とか出来ない。
親米のサウジが代替わりで路線変更すると、アラブ対イスラエルの構図が鮮明化するから、敵の敵のイランとの仲を回復して取り込んでおきたいっていう風に読めるんだが、あのへんのどこかの国とイスラエルが事を構えて、過激派も調子づいてイラクあたりでゲリラにアメリカ軍が攻撃された場合、どう立ち回るとか、そういうことでも想定してるんだろうか。
ナザルアハリ大使は「イランは有数の原油輸出国。(核開発疑惑を巡る)制裁で輸出額が半減し、これから輸出を増やそうとしているのに、なぜ海峡を封鎖する必要があるのか」と強調。
駐日イラン大使:ホルムズ機雷敷設例示に「全く根拠ない」 - 毎日新聞
http://mainichi.jp/select/news/20150724k0000m030046000c.html
見解の内容は、これまでの政府の説明を繰り返したものにすぎません。いろいろ書いていますが、憲法解釈変更の根拠として挙げているのは、結局のところ、安全保障環境の根本的な変容という抽象的な言葉だけであります。午前中からの議論でも、変化の中身についていろいろと議論がありましたが、具体的な説明はありませんでした。
そこで、政府が集団的自衛権行使の具体的な事例として挙げている、ホルムズ海峡における機雷掃海の問題で聞きます。
まず、この議論自体は今に始まったものではありません。イラン革命以降、イラン政府がホルムズ海峡の封鎖に言及したことは数え切れないほどあります。しかし、実際に封鎖したことはありません。イラン自身の石油輸出に致命的な打撃を与え、みずからの首を絞めることになるからです。
中谷大臣に伺いますが、ホルムズ海峡の問題をめぐって具体的にどのような変化があったんですか。
○中谷国務大臣 一九七〇年代の半ばに日量約五百万バレル弱あった原油の輸入量は、オイルショックを契機とした石油代替政策また省エネルギー政策の推進によりまして、一九八〇年代の半ばには日量約三百二十万バレルまで減少しました。その後、一九八〇年代後半には原油価格の下落に伴って原油輸入量は増加に転じましたが、一九九〇年代の半ば以降は石油の代替エネルギーの利用進展などによりまして減少基調で推移いたしました。
二〇一〇年代には日量約三百六十万バレルとなっておりまして、石油需要は近年減少傾向にありますが、今後もその傾向は続くと考えておりますが、非常に我が国にとりましては中東に対する原油の依存度は高いままで来ているということでございます。
○赤嶺委員 いや、私が聞いたのは原油の話じゃなくて、ホルムズ海峡をめぐって、イランは機雷の封鎖ということは今まで何度も言ってきたけれどもそれを実行に移さなかった、なぜならイランにとっても自分の首を絞めることになるからだと。安全保障の環境の変化と言うのなら、何があったのか、どんな安全保障上の環境の根本的な変容があの海峡であったのかということを聞いているんです。
○中谷国務大臣 現在も、中東情勢というのは混沌といたしている現実がございます。
冷戦のときは、アメリカとソ連という超大国の力のバランスによって、いろいろな地域紛争、宗教紛争、民族紛争、こういうことは如実に出なかったわけでありますが、冷戦が崩壊した途端に湾岸危機が発生をいたしました。また、グローバルなパワーバランスも変化してきておりますし、弾道ミサイルの配備、中国の台頭、そしてアルジェリア、シリア、チュニジアにおきまして邦人が犠牲となった国際テロの脅威などが挙げられるし、海洋、宇宙、サイバー空間に対する自由なアクセスなどいろいろなリスクというものが深刻化しているということで、こういった国際情勢が変化をしてきているということでございます。
現に湾岸戦争が発生したときは、イランはクウェート、イラクに対して機雷をまいたという事実もございます。
○赤嶺委員 私がホルムズ海峡の安全保障環境をめぐる根本的な変容は何かと聞いたら、宇宙、サイバーの話まで飛び出してくるものですから。私が聞いているのは、ホルムズ海峡に機雷が設置されて、日本が集団的自衛権を行使して機雷の掃海に至るような根本的な変容。まさにあの海峡にとって。中東の話でもないんです。やはりイランをめぐる国際社会の話だと思うんですよね。
衆議院会議録情報 第189回国会 我が国及び国際社会の平和安全法制に関する特別委員会 第10号
http://kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/syugiin/189/0298/18906150298010c.html
なるほど。統治行為論を背景に、政府の憲法無視は9条にとどまる、という考えなのか。それは論理的にありうる立場だし、それに十分に信頼を置ければ安保法案への私の評価は変わる。ただ、今のところ私はそこまで日本の立法や行政に対する司法の強さを信頼出来ないかな。統治行為論の判決が出る前に米国大使に最高裁裁判長が判決を漏らすみたいな、論外なことをしているし。
http://www.masrescue9.jp/fukawareiko.pdf
一番恥ずかしいのは、それが米国の開示文書からしかわからないこと。日本がどのくらい民主主義を真面目にとっているかがわかる。それに、一票の格差はいつ解消されるんだ。
デモクラシーに守られるべき価値がデモクラシーそのものによって毀損されるのは許されない、というのは同意するが、その価値が「国民の幸福」というのはちょっと保留かな。最広義に「幸福」を定義すれば自明で空虚な文になるし、一番狭く、ベンサム流の客観的に観測可能で社会で加算して「総幸福」を定義できる何か、ととったらそれは時代遅れだろうと思う。個人的にはセンのケイパビリティ論に共感している。
君に当てはまるかはまた別だが、功利主義者とか、いわゆる「リアリスト」の人たちは、幸福だとか国益だとかを狭く定義する傾向があるように思う。殺すより殺されたい、という人はいる。そのまま見ると分かり合えないと思うかもしれないが、「でっちあげの根拠でイラク政府を崩壊させイラク国民に無政府状態をもたらす戦争に参加しなければ米国との同盟が維持できないのであれば、そこまでして米国様に尖閣を守ってもらわなくてもよい」という立場だと思えば、同意する日本人は多いと思う。
昭和天皇が大戦に果たした役割は、面白そうな話だが、時間が尽きた。個人的には、田中義一首相を昭和天皇が叱り、その後総辞職して自殺した、というのがターニングポイントだったと思う。大日本帝国憲法は構造上天皇がいざというときは出ていかなければならないようになっていたのに、田中義一首相のエピソード以来、必要以上に立憲君主の枠から出るのに謙譲的だったように思う。(多分バイアスがかかっている資料によると)昭和天皇はあの時代の有力者の中では、例外的に開明的な思想を持っていたらしいから、惜しいな、と思う。
あと、英明な君主による独裁のほうが民主主義より優れた結果をもたらすのは別に当たり前の話だと思うよ。英明な君主の安定的な確保が致命的に難しいだけで。
左翼は『日本が米帝の戦争に巻き込まれる』って騒いでるけど、そんなの昔から。
朝鮮・ベトナムの両戦争では米軍に基地提供してる。これ、立派な戦争行為な。だから日本は9条との整合性を取るために『基地から出撃する米軍がどこに向かうのかは知らない』っていうふざけた公式見解示してる。
湾岸戦争では人道支援名目で事実上の戦費を一兆円以上払ったじゃないか。
イラクでは海自が給油活動しちゃった。これ、国際的には兵站(logistics)で純然たる戦争行為。
日本は安全保障の一部を米帝に肩代わりしてもらってるから、足元見られてるんだよ。端から交渉力がないの。だから、最終的には米帝の侵略戦争のお先棒を担ぐことになるし、実際そうなってきた。
米帝の言いなりになりたくなかったら、自国の安全保障を100%自前で殺るしかねぇんだよ。
海自はそのへんしっかり理解しているみたいで、やんちゃな人民解放軍をネタにちゃっかり強襲揚陸艦(建前では輸送艦)の更新と3隻の空母(建前では護衛艦)作っちゃった。賢い。
上念司が「憲法学者にイラク-シリア-トルコ無防備ヒッチハイクさせろ」と言ってたが、安保法成立で自衛隊が完全武装ヒッチハイクで後方支援する可能性も
「スガくんとアソウくん」の喩え話も、実際は安倍じゃなくて自衛隊員が殴りに行くわけで、ボコられてケガしたり、やりすぎて事件になるかも
後方支援中に殺されたら殉職か戦死か知らんが、反撃して殺しちゃった場合正当防衛でも殺人じゃね?でもそれだと刑務官の死刑執行も殺人になっちゃうか
安倍曰く、
襲撃に遭ったらただちに退避する
との事。
アソウ君助けに行くときは戦闘地域行って任務遂行型攻撃してね?と思うが、友達保存型の攻撃で、アソウくん助けたら非戦闘地域に退避と考えればセーフかも。
以下引用
http://d.hatena.ne.jp/Gaius_Petronius/20150522/p2
・・・たぶんWW2以降の世界的な社会民主主義の流れで、冷戦、対共産主義のために資本主義、自由主義陣営側が、再分配を強化していく流れがあったと思うのです。なんで、弱者による圧政と専制みたいな感じで、人権などのロジックを使って、これまで虐げられてきたり抑圧されていた層が権益を獲得していく時代だったと思うんです。
けれども、アメリカのアファーマティヴアクションが経た流れと同じで、これを進め過ぎた結果、逆差別が起こってくるようになってきたんですね。
弱者というロジックを使って既得権益の化け物と化して、リソースをフリーライドする方法が社会に蔓延る様になってきた。
また、それでも高度成長などの社会のパイが極端に倍々ゲームで増えていく時期には、それでも問題が多い隠されたので特に問題はなかったんです。けれども、成長がマイナスか、現状維持になって、かつ人口がマイナスに転じてくる時点で、リソースの配分は、正しくフェアでなければいけないという風になってきたんですね。
わかると思いますが、アファーマティブアクションは明確なる逆差別なので、そもそもフェアではありません。アメリカにおける黒人差別を例にとるとわかりやすいのですが、歴史の長きにわたって黒人が差別されたので、現在は黒人を優遇しようということです。けれど、そうすると、黒人以外の層、、、現代の白人、特にプアホワイトなどといわれる貧困層は、逆差別を受けるわけです。
その人たちからするとひどい話で、過去のご先祖様のやったことを、現代の人が責任を取らされているわけです。これ、自分がその立場になったら、やり切れないですよね?。仮に、歴史的に考えれば、それが妥当で正しくても。いやでも、白人が黒人を虐げてきたのは歴史的な事実だから、いま責任を取るのはフェアだ、といったとします。まぁ、これはある一定の妥当性があるので、アメリカ社会でも受け入れられてアファーマティヴアクションが続いているわけです。。。。
しかしね、、、これで何が起こったかというと、プアホワイトや白人層が、軒並み宗教や右翼にシフトしたんですよね。特に中産階級を形成していなかった貧困層の右翼への転び方は、すごかった、イラクやアフガニスタン戦争を遂行したブッシュ大統領の共和党の支持層は、まさにここですね。
えっと、何が言いたいのかというと、(1)勝利至上主義で、ちゃんと現実と闘って頑張った人が報われるべき!というのは、一つ目の正しさです。けれども、そうすると、(2)負けてしまった人々やそもそもマクロ的に頑張れない層が、才能の差によってもたらされたものをケアしろ!といってきます。これは、2つ目の正しさです。
そうして、(1)で頑張った人の努力を奪って再分配を(2)にするとします。そうすると、(2)の層は、その再分配を糧に、頑張る人と、何もしない人が出ます。ようは、(2)が、(1)に転じる人が出てくるんですね。そうなると、(2)で頑張らずに努力しなかった人へ、強い批判が集まります。特に、(2)から脱出した人が、凄い批判社になります、たいてい。これがスパイラルで何周回もしていきます。
ということをしていくと、社会的に不公平感が生まれてきて、特に頑張った層の中でも、それほど恵まれていない層が、右翼化するんですね。なんで、こんなにがんばっているのに、(2)の何もしない奴らに譲歩しなきゃならないんだ!!!って。さらに、(2)のなかでも、頑張らなかった層の中には、がんば『れなかった』人もいるわけです、社会マクロ的な要因や才能の差にしても、、、、そうすると、なんでできるやつにおれが責められなければいけないんだ!と怒り狂う。そんで、この人がルサンチマン化した左翼化になるようなんですね。あっ、ちなみに右翼化して、外国人や移民排斥などの、さらに弱者を探して叩くケースもよくあります。ちなみに、どちらかというと、ヨーロッパをみていると、現代の全地球的な傾向は、移民排斥をベースとした右翼の台頭が、基本のトレンドです。
286 ソーゾー君 2015/02/07(土) 20:07:26 7VEQQSEs
イラク戦争の時に小泉は「自衛隊に死傷者が出たら渡しは責任を取る!」と言って憲法を無視して自衛隊を派遣した。
自衛隊が移動に利用していた列車が爆破されて脱線事故をした時に、死傷者が出ています。
国の為に戦った自衛官を国内での事故死や自殺者と言う事にしてその命を汚しました。
こんな状態で派遣は無理だ。
これは許される行為ではない。
隠す必要などなかった。
情けないだろ?w
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1422199606/
286 ソーゾー君 2015/02/07(土) 20:07:26 7VEQQSEs
イラク戦争の時に小泉は「自衛隊に死傷者が出たら渡しは責任を取る!」と言って憲法を無視して自衛隊を派遣した。
自衛隊が移動に利用していた列車が爆破されて脱線事故をした時に、死傷者が出ています。
国の為に戦った自衛官を国内での事故死や自殺者と言う事にしてその命を汚しました。
こんな状態で派遣は無理だ。
これは許される行為ではない。
隠す必要などなかった。
情けないだろ?w
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1422199606/
286 ソーゾー君 2015/02/07(土) 20:07:26 7VEQQSEs
イラク戦争の時に小泉は「自衛隊に死傷者が出たら渡しは責任を取る!」と言って憲法を無視して自衛隊を派遣した。
自衛隊が移動に利用していた列車が爆破されて脱線事故をした時に、死傷者が出ています。
国の為に戦った自衛官を国内での事故死や自殺者と言う事にしてその命を汚しました。
こんな状態で派遣は無理だ。
これは許される行為ではない。
隠す必要などなかった。
情けないだろ?w
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/movie/10043/1422199606/
アメリカ緊縮財政狙いで原油価格高騰計画しようとした所にロシアが戦争吹っかけてきた。
4.ISISを支援して中東不安定化、スエズ運河の脱出口の確保
6.イエメンあたりの混乱も関係してる?(スエズ運河経路への圧力)
7.ソマリアあたりの混乱も関係してる?(スエズ運河経路への圧力)
ギリシャはロシア側に付くっていってるし、イラク、シリアはひるがえりそうだし
トルコやエジプトはどうなってるんだ?トルコ取られたら東地中海の制海権ロシアに移るんじゃないか?
なんかすごい事になってきたな。
http://lite-ra.com/2015/02/post-832.html
まず、最初に認識しておかなければならないのが「イスラム国」の“製造物責任”はアメリカにあるということだ。「イスラム国」の前身にあたるISISの創始者はヨルダン出身のアブ・ムサブ・ザルカウィという人物で、1989年当時、ソ連のアフガニスタン侵攻に抵抗するイスラム義勇兵としてオサマ・ビン・ラディン指揮下のゲリラ訓練所だった「アル・カイーダ」(アルカイダ)に入り、テロリスト人生をスタートさせた。アルカイダはいまでは世界的な反米テロ組織としてその名が知れ渡っているが、もとは米CIAがアメリカの対ソ戦略上の必要からパキスタンの諜報機関ISIを使ってつくらせたものだ。
よい子のはてなーならアフガニスタン撤退が1989年2月であることは覚えているだろう。
ザルカウィとビンラディンがあったのは1989年だったのは確かなようだが、その時の、そしてその後の二人の関係ははっきりしていない(ザルカウィがビンラディンに忠誠を誓っていて、ザルカウィの組織をアルカイダ系と見なすのも間違いではないが、ザルカウィの組織は国際活動には積極的ではない)
ビンラディンがCIAから資金提供を受けISIの協力を受けていた時期があるのは確かだが、アルカイダの元はビンラディンらが独自に作ったムジャヒディンをアフガニスタン闘争に送り込む「サービス局」(マクタブ・アル=ヒダマト。MAK)であり、そこでの路線対立からアルカイダが独立したのである。
1980年代を通じてアメリカが武器、弾薬、資金、軍事訓練などの支援を受け続けたことで、アルカイダは9.11テロを起こすほどの“化け物”に育ってしまった。
CIAからの資金は90年代にはなくサウジの財閥からの資金も90年代前半には止まっている。90年代のビンラディンの資金源は「テロ・マネー アルカイダの資金ネットワークを追って」asin:4532164818に詳しい。
やがてザルカウィはイラク入りして、ISISの前身に当たる「イラクの聖戦アルカイダ」を結成する。このきっかけをつくったのもアメリカだった。
ここらへんは、まあ、アメリカのイラク軍の武器管理が悪かったのが原因の一つなのは確かだろうということで
アメリカはイラク占領後、脱フセイン政策を徹底的に推し進めた。サダム・フセインがイスラム教スンニ派だったことから、シーア派をひいきにして革命に近い状態をもたらした。
シーア派を贔屓にはしていない。ただ、人口比に応じてポストを割り振るようにしただけである。ただし、そうすると、シーア派が6割なので(以下略
この後のバース党の公職追放はその通り。連合軍最大の失態の一つであろう。
スンニ派部族の一部がザルカウィの支持に回り、過激派武装組織はしだいに「国家」としての体裁を整えていった。これが「イスラム国」の始まりだ。確実に言えるのは、アメリカのイラク侵攻がなかったら「イスラム国」の誕生もなかったということだ。
早えよ。ザルカウィ時代は特に国としての体裁などない。ザルカウィ死亡後も米軍が本気出し始めたためろくな活動もできず、2010年には幹部が殺されるhttp://www.afpbb.com/articles/-/2719532?pid=5639532(記事ではアルカイダと書いてあるが、ザルカウィが作った「イラクの聖戦アルカイダ組織」である)などどんどん弱体化していった。2011年、アラブの春がシリアに届くまでは。
米オバマ政権は14年6月に「イスラム国」と戦う“穏健な武装勢力”を支援するため5億ドルの資金提供を決めた。“穏健な武装勢力”とは、具体的にはシリアの反政府勢力「自由シリア軍」のことだ。アメリカはこれまでもシリアのアサド政権打倒のため、反政府勢力に武器、弾薬、資金を与えて支援してきた。ところが、その豊富な資金と武器の一部がなんと「イスラム国」にも流れていたのだ。ルートはいろいろあって、武器の供与を受けていた組織が丸ごと「イスラム国」に吸収されてしまったり、戦利品として奪われたり、あるいはイラクのシーア派主体の政府軍から米国製武器がブラックマーケットに流れることもあったという。アメリカがアテにしていた「自由シリア軍」の兵士たちも腐敗していて、貰った兵器を「イスラム国」に売却して現金を手にする者も続出した。
もっと直接的にISISを支援していた国がある。http://www.asyura2.com/14/warb14/msg/348.html「特にサウジアラビアとカタールは、ISISへの軍事訓練、資金援助、そして武器供給に深く関わっていた。」
疲れた。終わる。