はてなキーワード: 量子コンピュータとは
テレビ、ラジオ、新聞の権力に対してネットという位置づけだったが、ピラミッド構造は固まったように思う。
ネット企業に対して次の揺さぶりをかけてくる存在って本当にいるのか?
歴史的にはある、という回答だろうが、本当だろうか?
昔も複数の国をまたいだ企業は居たが、物を移動させるのに時間がかかるという欠点があった。
技術流出の審査もなくgithubに登録し、Googleのサービスに情報を登録する。
人・金・物・情報の流れをおさえられている。
通信の種類が変わったり、速度が早くなるだけでは構造は変わらない。
新しいハードウェアが出てくれば変わるかもしれないが、スマフォに集約されていく分だと何も変わらない。
量子コンピュータはどうか?
それを実現するのが量子コンピュータってやつだ。
遺伝子関連の技術や治療は今も日進月歩で進んでおり、100年もすれば物事はだいぶ様変わりしていると思われる。直近では、ips細胞による移植、ガン治療、アルツハイマー治療が出来ればだいぶ話は変わってくるよね。あとは「老化」という現象に関する知見が深まったらいいよな。過激な論者なら、そういう技術の発展は、結果的に人間を不老不死にするとまで言う。
バイオ関連技術は、食料関係の窮状も救うかもしれない。実は地球の面積では、今の全人類が先進国並みの生活をするだけの食料生産にできない。しかし過去、化学肥料の開発が単位面積当たりの収穫量を大きくあげたという実績があり、これからのバイオ技術はそれをもう一度起こすかもしれない。
あと代替石油を見つけ出すのもここらへんに期待されている。もはや原子力に頼れない以上、その辺は必須だ。
実用化すればムーアの法則をぶっちぎってちょうはやいこんぴゅーたーが出来る。
その速さたるや、今使ってる暗号通信が全て素で解読できるほどなので、ネット世界が荒廃するのとも危惧されたが、量子コンピュータでも大丈夫な新方式の暗号は開発できたらしいので、単にちょうはやいこんぴゅーたーの恩恵だけを受けられそうである。
コンピューターがちょうはやくなると何ができるか? これは単に、いま複雑すぎて出来ないことが出来るようになる。AI関連の話が一般向けにはわかりやすいが、最も大きいのは、先のバイオ関連と絡んだ話。今は1年待ちの予約とかで使ってる国家級コンピュータが全研究室に置かれたらどうなるか。もちろん研究結果がすぐ出る。世界の全てが加速することになる。
農産物を今よりたくさん作るなら、水が今より必要になる。既に灌漑のしすぎでアラル海が消えるとか言っているが、同じことが他のところでも起きるかもしれない。そうなれば、20世紀のような石油とか商圏とかではなく、水を巡る戦争が起きるのでは?という危惧がある。
しかも戦争は変わっていくだろう。既にドローンが爆弾落としてきてヤバイ、みたいな話はあるけれど、似たような自動化は進むだろう。ww2以後やベトナムを踏まえた今の戦争反対の機運は、「自国の兵士があまりに死にすぎた」ことの反省から盛り上がったところがあったが、兵士が自動化された状態で我々はまだ戦争反対とか言ってられるのだろうか? 昨今のポリコレ情勢もあって、左翼的価値観は人気を失いつつあることもあって、これは危惧しといた方がいいと思う。
・経済学の発展?
我々の日常生活がどうなるかは、結局は経済にかかっている。もしも政府がちゃんと経済をコントロールして、バブルも恐慌も不況も操作できるなら、我々はずっと豊かになる。
絵空事なようだが、どこかで実現というか、ラインを超える日は来るはずだ。いまいち一般に何をやっているか理解されにくいし、政治利権に翻弄されがちなせいで信頼されないと見られがちな経済学だが、実はここ50年ですごく長足の進歩を遂げている分野だ。今の理論なら、70年代の大恐慌はもう防げるだろうし、バブル崩壊やサブプライムローン関連のコントロールだって今なら出来るかも。
もし経済をコントロールする理論が順調に進歩するなら、我々はついに平和すら手にするかもしれない。テロも戦争も結局は貧乏が起こしている。経済学にこそ、暴力を撲滅するための役割が期待される。
・たぶん起こらないこと
宇宙に住むとかいうことはない。どうあがいても地球の重力を振り切るコストは高くなるし、工夫でどうにかなるとは思えない。割にあわない。金持ちの道楽に終わる。
202x年、ある朝、いつもの駅のチェックインカウンターに到着した俺は、荷物を預けて追加料金を支払った。
カウンターの横には例の棺桶が整然と置いてあるが、俺は適当に選んで潜り込み、いそいでイヤホンをつけた。
スマホも当然いじれないので睡眠不足を補うために有料の催眠音楽を聞きながら寝ることにした。
元気ならpodcastを聞くこともあるし、人によってはゴーグルをつけていろいろ楽しんでいるらしい。
昔の満員電車なんかよりこの方が自由もあるしプライバシーも守られるし、ほんと便利になったもんだ。
蓋はすぐに閉じられ、すこし衝撃があったあと静かになった。
積み込みが完了したらしい。俺の上下左右にも棺桶が積まれているはずだ。見たことないけど。
サイズによって料金が違うが、いろんなサイズが混ざってもうまく積めるんだろうか。太ってると大変だな。
1次元だとロッド切り出し問題とかカッティングストック問題とかいうんだっけ。2次元以上でも最近の量子コンピュータなら解くんだろうか。
これを書いて10年経ったのか。
兄弟は入院中に体が動かせなくなり「殺してくれ」なんてぐちゃぐちゃな文字で書いていた。俺だけに書いていたんだろうと思うが、それは見ないふりをした。
自分も少し進行しているが、意外と楽観している。もう十分生きたから。
2011の地震の後にお互いに気になっていたようで、連絡が再開して結婚に至った。
二人の子供は遺伝してるかもななんて思っているが、最近の医療の進歩を見るとこの子達は大丈夫かなと思っている。
今後この子供たちが大きくなる頃には、AIや量子コンピュータなどが発展していき医療はさらに進歩していってるはずだ。
こんな落書きをここに残してみる。
https://qiita.com/YuichiroMinato/items/7192a15505d15409e904
アメリカのように量子コンピュータ用のミドルウェアを開発する起業が出てきているわけでもない状態で、
名前も聞いたことがない日本企業に対して、多くのコメントがあるのは、
「Googleが問い合わせている」という点がある。
これが富士通やNECやNTTという名前が出てきたら吐き捨てられていたと思われる。
もう一つ、海外の企業のリサーチ能力がすごく、資金がどこから出ているのか、把握している。
日本企業の技術を判断する際に、純粋に技術を評価されなくなっているのではないか。
あなたは量子コンピュータのこと、何にも分かってない。どうせ今よりもただすごく早い、スーパーコンピュータのさらに上位版程度にしか考えてないんでしょ。まさかとは思うけど、馬車がすごく早くなれば車になって、車がすごく早くなれば電車になる、とでも信じてるわけ?
あなたが量子コンピュータのことをわからないのは、そもそもコンピュータのことを何にも知らないから。だって「コンピュータは0と1で計算して答えを出してる」とでも思ってるんでしょ。そんなんだから時代に取り残されるのよ。
コンピュータはね、計算しないの。反応してるだけ。AND回路とOR回路、NOT回路を使って、演算を再現してるだけなの。今までのやり方だと、0と1、スイッチのオンオフを使ってそのロジックを作るのが都合が良かったわけ。CPUのスペックを高めるっていうのは、ひたすらスイッチのオンオフ出来る回数を早める筋肉バカ目指してたってこと。だけど、それじゃ色んなパターンを試したい時に、そのパターン分のスイッチ作って全部試さないと全体の確率が出せないでしょ?
でも、量子コンピュータは違う。ここまで聞くと「表と裏が両方重なったコインでオンもオフも同時に計算できるんでしょ」なんて言ってくるやつがいるけど、バッカじゃないの。いい、覚えて。コンピュータは計算しない。量子コンピュータではオンかオフか、開始時点では分からないの。トンネルをくぐって、結果的にオンがたくさん出てきたら、それはもうオンだよね、と見なしてるだけ。
量子コンピュータは確率的にものを見る。だから、プログラムの試行回数が多ければ多いほど、正確な答えが導き出せる。逆に言えば、正確なシミュレータ作りこそがこれからの鍵になるわけ。でもそれ、人間が出来ると思う?
そろそろ書いとく。フォーラムお疲れ。
まず、NTTの研究所がどういうところなのか知らない人が多いので概要から。
普通の人がよく知っているドコモやNTTデータ、NTT東日本、NTT西日本っていうのはNTT持ち株会社の子会社になる。
正確には日本電信電話株式会社っていうんだが、あまりにも知られていないので合コンで言ってもモテないというのは有名な話。
この持ち株会社は大手町にあってグループ全体の調整・取りまとめ的なことをやっている(らしい)が、
ただ、ロケーションは武蔵野・横須賀・厚木、がメインどころで後は筑波とか京阪奈とか品川(まだある?)とかになる。
ややこしいのは、ドコモやデータも研究組織を持っているし、NTT東西も持ってる(東は怪しいが)。
この辺の違いの表向きの理由は、グループ全体に資するような研究を持ち株でやって、各事業分野に特化した研究・開発は各事業会社で実施する、ということになっている。
で、持ち株研究所は3つの領域に分かれていて、誤解を恐れずにわかりやすく書くと
という感じになる。
先端ではいわゆるガッチリした研究をやっていて、量子コンピュータなんかはここ。
ネットワークは各事業会社の次世代ネットワーク的な研究、というより事業導入をやっていて、NGNなんかはここ。
12個の研究所をまとめて「NTT研究所」と呼んでる。もちろん正式名称じゃないし中の人はそう呼ばない。
12個もあるもんだから、もちろん研究者もいっぱいいて、2000人ぐらいいる。毎年100人ぐらい採用してる。
ここまで書いて分かって貰えたと思うが、ぶっちゃけ各研究所毎で文化が全く違うし、ネットワーク系の研究所と先端系の研究所は180度全然違う。
例えば厚木はみんなTシャツで海外の人も多いが、武蔵野はみんなスーツでオッサンばかりだ。(ごめんなさい)
だから支給されるPCなんかの環境は全然違うし、上司に文句を言って通るとか通らないとかも全然違う。
流石に給与体系は同じだが、評価基準も全然違うし、働いてる時間も全然違う。
もちろん共通系システムがクソだとか大手町が何も分かってないとかいろいろあるが
それで辞めるほどではないので、退職の原因はほとんどが直属上司・その上の上司なんだろうなぁ、と思っている。
自分がいたところは恵まれていてやりたいことをやらせて貰っていたので環境面で文句はなかったし
他の会社や個人では絶対に買えないような数億円の装置を割と自由に使えたりしていた
ただ、ソフトウェア系は結局AWS使ってたりオープンソース使ったりしていてあまり大企業の強みは活かせてないだろうとは思う。
とはいえ、それも部署による気がする。同期その他の話を聞く限りは。
辞める人が皆「給与が安い」といって辞めていくが
そんなことは就活の時点で山のように聞かされていたはずなのに
何を今更、としか思えない。
とはいえ、他のIT企業だけでなく大手企業と比べても給与は安いし、ボーナスもアホらしくなる。
なので是非とも給与を上げて欲しいところではあるが、そう単純では無い。
研究所の給与はNTT東・西などの事業会社にある程度合わせてあり、彼らより極端に高い賃金設定にできない。
研究所は人事交流という形で特にNTT東・西に人を送り込んでいる。
異動にはネガティブイメージはなく、むしろ出世コースだし、優秀な人ほど送り込むようになっている。
つまり研究所の賃金だけ優遇すれば各事業会社に異動した人は給料が大きく下がることになるから
下手したら異動先でぐーたらに働いてさっさと研究所に戻させようとする人が出てくるかもしれない。
結局、グループ全体で賃金体系を見直さないといろんなところで無理が出てくる。
余談だがデータとドコモの給料はグループ内でもトップクラスなのでみんな異動したがる。
結局、辞める理由は1位が大学に戻って楽しようって奴と、2位がやりたいことが出来ないって奴。
特にソフトウェア系は研究所の組織的にやりたいことが出来ない。
研究所はあくまでも研究をやりやすいように組織ができあがっているので、例えば論文を出したり海外に発表へ行くのは楽にできる。
ところが研究成果を世の中のサービスにしようとすると、サービスを提供してくれる会社をグループ内から探してこないといけない。
運良くそういう会社が見つかっても、会社間の取引なので非常にいろいろな手続きを踏まないといけない。
もちろん、その辺りをいろいろ工夫してサービス化しやすいようにしてはいるが
普通のIT系企業と比べたら圧倒的にサービス化しにくい組織になっているのは変わらない。
いっそのこと先端系意外の研究所は無くしてしまって全員事業会社へと異動した方が幸せになれると思う。
正直、上記のような不満を持っていたので転職する気満々でいろいろ探していましたが、そもそも入社したときの志望動機である
に魅力を感じたのもあって踏みとどまってました。
年俸面でも日本で給与が上がっても大して生活は変化しないという現実を知った後だったので特に魅力も感じなかったです。
で、上司や人事にいろいろそういう相談をしたところ、割とあっさりと(とはいえ半年ぐらいかかって)事業会社へと異動させて貰えました。
会社をまたがずにサービス化できるのでいろいろとやりたいことが出来てきています。
まぁとはいってもやっぱりサービス化するのは大変で、もっと普通のソフトウェア系企業になれないか模索しているところです。
なので実は今は研究所には居ません。首輪が付いた状態なのでいつか戻されるのでしょうが、なるべく戻りたくはありません。
強引に戻されたら、退職エントリを準備するかもしれませんが、人事は意外と優しいので、無理矢理戻すことは無いと信じています。
社会学者千田有紀先生、キズナアイの記事について印象操作を指摘されるも反論としてキズナアイの相槌を数え始める→そもそも相槌「しか」打たないって話だったのでは - Togetter
キズナアイさんが相槌「しか」打たないことを、社会学者さんは相槌の数で判断されようとしています。しかしどのくらいの割合であれば相槌「しか」打っていないと言えるのかの基準が無いため議論が成立しません。
だったら鈴木福さんと比較すればよいのではないでしょうか?2017年のNHKノーベル賞特集では鈴木福さんが同様の役割で出演されています。
【ノーベル賞がまるわかり!】ことしのノーベル賞、注目の研究は?タレントの鈴木福君が、ゲノム編集、腸内細菌、重力波に量子コンピュータ-、人工光合成まで最新科学を学びました。ノーベル賞のまるわかり解説のページです。
NHKからは2017年の特集は削除されていますが各種アーカイブ上に一部の内容が残っています。
鈴木福さんとキズナアイさんを比較すれば、キズナアイさんが相槌「しか」打っていないという議論のベースができると思います。
アーカイブ上に鈴木福さんのデータが残っていることを社会学者さんあるいは議論に参加している関係者さんにどなたかお伝えしてもらえませんでしょうか?私はTwitterアカウントを所持していないので。
(補足)
・ 2017年版の医学・生理学賞ページはアーカイブからは見つけられませんでした。
・ 2016年版もアーカイブされていましたが今回のような形式ではありませんでした。化学賞 2016(Internet Archive)
・ それ以前の年度の特集ページは見つけることができませんでした。
機械学習、量子コンピュータ、3Dプリンター、メイカー、スマフォ、VR/AR/xRなど、これからはコレが流行る!とでっち上げるのが下手だと思う。
国内で全くやってないかというとそんなことはなく、研究でやっている人はいるわけだが、海外でこれから流行る!と話題を作ってもらわないと動けない。
そんなわけで、海外というかアメリカに対してはかなり敏感なわけだが、2,3年かけてそろそろ市場つくるかーとアメリカででっち上げたものに追いつこうとするが、
体力勝負で勝てると踏んで宣伝しているものに、後から乗っかっても敗退してしまう。
今後数年で市場がどうなるかを出すのはアメリカであり国内の既に強い部分を活用できるようなものではなく、キラーパスのようなものである。
一番国が情報を集めやすく、企業間をつなぎやすいわけだが、そこでもアメリカで強いものが流行ると言っている。
見る側も既にアメリカで流行るものをニュースで見ているので、違うことを書くと、やっぱり国はセンスがないと言われるのだろうが。
仮に5Gが見えないところでv6使ってても、yahooを見るときはv4で http://183.79.135.206/ にアクセスするわけでしょ。もうv6いらねーよ。量子コンピュータと同じ匂いがする。
現状できないだけで…というか
https://eset-info.canon-its.jp/malware_info/trend/detail/160225.html
通信に脆弱性がある時点で帳簿を共有するブロックチェーンを利用した仮想通貨は成り立たない
特に通常の物理的紙幣と違って管理権限からのトップダウンな指令が不可能だから一気に崩壊する
これは非常に上手いボカした言い方で帳簿のバイト
帳簿管理のバイト代が割に合わなくなって最後は誰が運用していくって話
赤字になる上に雪だるま式にかかる電力コストが増えていくから誰も新規参入しなくなる
どれだけ再生可能エネルギーを使って高コストパフォーマンスを発揮したところで
もし70億人がビットコイン使ったらどんなスパコンや量子コンピュータ使ってもそんな感じになる
専門家どころか業界関係者でもない奴らが適当言ってる記事が多すぎて見てられないから、とりあえず業界関係者の端くれとしての私見をまとめておく。
断っておくと、業界関係者ではあるので素人よりは知っているつもりだけど、PEZYを直接触ったとかいう立場ではない。
だから中の人やPEZYに直接携わっている関連組織の人ほどではないけど、古い考えに振り回されていたり、
全く見当違いなことを偉そうにほざいてる某とか某よりは全然詳しいはず。
論理的な反論・質問なら歓迎、政治的なことはわからんからそれはよそでやってくれ。
中の人や関係者のTwitterは監視しているつもりなので、反応次第では色々追記するかも。
Q1.
A1.
簡単に言えば、「NEDOのメモリプロジェクトで取ってきたお金を別のことに使った」ということ。
国プロで取ってきたお金は、本来はそのプロジェクトの範囲内でしか使ってはいけないのに、
それ以外のことに当ててしまった、いわゆる目的外使用というのが逮捕理由。
Q2.
A2.
過去にはもっと少ない額における研究費目的外使用での特捜案件もある、とは断言しておく。
https://www.nikkei.com/article/DGXNASDG25045_V20C13A7CC1000/
これで終わりなのか、余罪があるのか、もっと大きな事件を追っているのかは分からないけど
Q3.
どうしてNEDO側は気付かなかったの?何をやってるの?
A3.
1つ言えることは、NEDOは過剰なくらいに監査が厳しいことで有名。
資産や人件費はもちろん、消耗品で購入したものも1つ1つチェックしていて、
「NEDOは(二度と)取らない」と言ってる研究者・企業は少なくない。
今回の事件は社長が経営する別企業への外注するという手段を使っていたようだけど、
発注先は適切であるか、納品物はちゃんと存在するのかをNEDOがチェックしないわけがない。
よほどやり方が巧妙だったのか、NEDOとしては問題ないという判断があったのか、
Q4.
A4.
今現在国内大メーカーでスパコンをやっているのは富士通とNECだけど、
富士通はPEZYグループのExaScalerと取引・出資実績があるし、
最近のNECは別路線に進んでいる。彼らがPEZYを潰しにかかる理由はない。
http://journal.jp.fujitsu.com/2016/08/15/01/
Q5.
A5.
それはない。量子コンピュータでできることと、PEZYができることは全く違う。
古典的(?)なスパコンが得意で、量子コンピュータには苦手なものというのはいくつもある。
そんな中で古典的なスパコンを全力で排除しにいくほど役人は馬鹿じゃない。
Q6.
A6.
Green 500はかなり信用ベースで運用されていて、厳密な審査が行われているわけではないから、
非常に高い技術力を持っていることで入社前から有名な人が何人もいるという事実があり、
私は彼らが嘘をついているとは思えない。
Q7.
結局PEZYのプロセッサって使えるの?Green 500/TOP 500専用プロセッサじゃないの?
A7.
PEZYには得意な処理、不得意な処理の差がはっきりとあって「汎用性が低い」というのは間違いではないけど、
「全く使い物にならない」は言い過ぎ。
実際にPEZYを使った脳のシミュレーションや、宇宙物理関係のシミュレーションが行われていて、
これらはPEZYの特徴に馴染んでいるからうまくいく。
Graph 500でやられているようなビックデータ解析みたいなPEZYが苦手とする分野もあるというのは事実で、
彼らもそのことを重々理解しているはず。
これはPEZYに積まれているメモリの性能があまりよくないからなんだけど、それを解決するというのが
加えて言うなら、プロセッサの計算性能と比べた時のメモリ性能が悪い、というのはPEZYだけじゃなくて最近のプロセッサ業界が直面している問題。
この問題はPEZY誕生以前から言われてて、中国のスパコンなんかはその問題を潔く諦めて他の手段をとることで、
メモリ性能が悪くてもGraph 500上位に食い込むことに成功している。
だからPEZYのプロセッサ技術の方向性は全くおかしな方向に向いているとは言えない。
とはいえ、個人的にはPEZYはマーケットを開拓できるのかが疑問なんだけど、まあそれは技術と分けて議論されるべきなので割愛。
元 TBS の山口某が絡んでいたことといい、マスメディアにも「利権」の息がかかっている…というのは考え過ぎかね。先日も量子コンピュータを開発したというプレスリリースを出して誇大広告だと批判を浴びる件があったが、あれも以前からマスコミの取材が入っているという話があるようだし。
1週間後の12月11日放送の『プロフェッショナル 仕事の流儀』で、この容疑者を「日本最速のスパコンを作った開発者」として特集する予定だった。逮捕を受けて、すぐに番組内容の差し替えが決まったが、局内では一部の番組関係者にも疑いの目が向けられている。
「必要以上に斉藤社長を持ち上げようとする担当者がいましたからね。スパコン事業には多くの尽力者がいて、斉藤社長ひとりの手柄ではないのに、やたらと的を絞ろうとしていたところがあって、局内では接待でも受けてるのかとウワサになっていたところ、この事件。国研がらみではSTAP細胞で教訓があったのに」(NHK関係者)