はてなキーワード: 終戦記念日とは
8月は大岡昇平の野火。終戦記念日のある月らしいチョイスで、解説は島田雅彦。
戦場で病気にかかり部隊に見捨てられた主人公が、フィリピンのジャングルの中で生と死のどちら側に自分が属しているかあいまいになるシーンを岩井秀人が朗読する。
司会の伊集院光はこのシーンにシニカルな笑いを受信。岩井秀人も伊集院光もドロップアウト経験者。そういえばこの番組は解説はもちろん、朗読の人選もいつもかなり良い。
しかしあれだな、美しい顔を作ってお金をもうけた高須クリニックは、自らは現代における生死の最前線に居てもおかしくない医者なのに「美しい死」などという幻想を信じている愚か者で、
生も死も美しくなどなくただ現実に悲惨で臭くて場合によってはシニカルに笑うようなものでもあるということを淡々と解説する島田雅彦がナチュラル・ボーン・イケメンだというのが、なんとも皮肉で面白いものだと感じる8月。
そういえば先月7月は、ジェーン・オースティンの高慢と偏見。これも朗読者の選択よかった。ミムラが、プライド高くて底意地の悪い主人公らしくて良かった。
久々にNONFIXが放送されると聞きとてもワクワクしていた。実はこのNONFIXという番組は不定期でフジテレビでしか放送されない。
つまり京都では見れない。自分はこの千代田区の実家にいることにより見ることができたのだった。
以前放送されたNONFIX「僕たち女の子」を視聴したときは出演していたほとんど可愛い女の子そっくりの容姿の男には激しく嫉妬した。
オリエント工業でラブドールが手作業で作られている様子が最初に数分間映し出された。
そのあとは、主にラブドールに魅了された三人が主人公のお話である。
ラブドールに名前をつけている。名前の由来の高校時代の同級生の女の子である。彼の財布の中には卒業アルバムから切り取った同級生の女の子の写真が入っている。
妻子持ちで、物語の終盤で妻とラブドールと彼で記念写真を撮る。
病気のため、重さ20kgのラブドールを支えるのはとても大変だ。いつかお別れしなければいけない。
なかなか別れられないところで物語が終わる。
付き合っていた女の子がガンで死んでしまってから、ラブドールを集めだした。
番組では紹介されていないが、彼のブログにアクセスすると終戦記念日にラブドールを靖国神社に連れて行ったそうだ。
その男の家でラブドールを眺める可愛い顔をした19歳の専門学校に通う女の子がもう一人の主人公だ。
自分としては可愛い顔をしているから、なにも問題なさそうに思ったが。
ラブドールは美しいから色々な人を様々な気持ちにさせると感じた。
やはり美しいということが羨ましくなってくる・
父親の稼ぐ金のおかげで高級住宅街に賃貸の実家があるのだけど、靖国神社はすぐそばだ。
今年、京都のロクでもなくてどうしようもない大学に通わざる得なくなり、約5ヶ月ぶりに靖国神社を見たのが8月の2日くらいである。
わざわざ靖国神社はとりあえず終わった70年前の戦争にたいして揉める「大東亜戦争」なんて呼称を使っていることだ。
靖国神社の手水舎についている大きな看板に、「大東亜戦争 終戦七十年 今年は終戦70年の節目の年です。御本殿で正式参拝致しましょう」なんて書いている。
これでは嫌う人がいても仕方ないのではないか?
なんだかんだ結局「金」なんだということがよくわかり英霊の高潔さやらなんやらなんかないんだろうなと思うのだ。
ロクでもないことを叫ぶ連中ばかりで、日の丸やら、旭日旗やら、満州国の旗を持った奴がうろうろしている。
そんな中で僕が色々と感じたのは終戦記念日の靖国神社定番の軍服コスをしたおじさんたちを見た時だった。
このおじさんたちのコスプレなんかより、ビッグサイトの容姿のいい女の子のコスプレの方がずっと価値があるということに気づいてしまった。
たぶん、このおじさんが倒れるよりも容姿のいい女の子が倒れた方が助けようとしてくれる人が多い。
そう、いくらおじさんたちが高いくらいの軍服に身を包んでも、結局容姿がいい女の子がトップクラスの階級に属するということだ。
容姿のいい女の子は何もしないのに高い地位だ。下手したら今上天皇よりもえらいかもしれない。
性的魅力=世の中での価値という階級で軍服コスしたあのおじさんと僕は最底辺だ。
ネトウヨも靖国神社で「日本がー」と叫んでいるおじさんより容姿のいい女の子に最終的にはべったりするに決まってる。
セックスしたいだろうし。
戦場で兵士が救いたいと思うのも僕なんかよりも美しい女の子だろう。
高校の中でもっとも動物的だった つまり兵士に近い野球部の奴らは、容姿の醜い僕やコイズミくんをあからさまにゴミ扱いしたけど慶応大学にいった美しい容姿のハルカちゃんやマナちゃんをとても大切に扱った。
野球部の奴に高三の春に言われた「お前、肌とても汚いな」は自分の価値がとてもよくわかる言葉だ。野球部じゃない奴もそう思っていただろうし、責めたくなるが事実だし仕方ない。
言った奴は早稲田大学に行った。
靖国神社のなかで唯一かわいそうだと思ったのは、親に連れられた小さい可愛い顔した女の子だけだった。
それも、だんだん可愛い顔していることを妬ましくなるのだけど。
男は男が嫌いだ。女は男を選べる。男は誰にも好かれない。特にきもい容姿の男は。
あ、ここでいう性善説は孟子の言ってた奴じゃなくて一般的によく使われている「人の本性は悪」って意味ね。
他人を叩く、妬む、足を引っ張る、引き摺り下ろす、勝ち誇る等々、人間の本性が面白いほど露わになったわけだけど、
これでも「善」なんて信じてる人いるんだろうか?いるとしたら相当の馬鹿かお人好しとしか思えない。
みんな表ではいい顔しつつネットでは匿名で叩き合いをしてるわけじゃん。お前の愛している()人だって
裏では何を考えているかわからないし、いざという時は普通に裏切るだろう。
終戦記念日になるといつも母に地下の納骨堂へと連れて行かれた。
扉は銀行の地下金庫のように黒く重く、丸いハンドルがついており、
私はその部屋に入ることはもちろん、近づくことも嫌だった。
それでも母の命令は絶対で、私は泣く泣く納骨堂へ入らさせていた。
納骨堂に入ると母は嬉しそうにずらりとならんだ骨壷の一つを選び、
おもむろに蓋をあけて
「ほら、これが人骨だよ」と言って、
嫌がる私に骨を見せつけるのが大好きだった。
母はそこで人骨をポリポリとかじるように食べはじめた。
私はうれしそうな母が怖くてとにかく逃げ出したい一心だった。
小動物のように怯える私を眺めるのが母の喜びにだった。
ある時は父を教えてもらった。
もう、やめて……。何回も何回もお願いした。
「戦争がなくなってほしい」「平和な世の中に」とか言ってるのを見かけるけど、
そう言っておけばいいとか思ってねぇか?
そりゃ平和な世の中になればみんなハッピーだよ。でも戦争は今もなお世界中で起こってるよな?
核をもたないでほしいっていうけど、いつまで経っても核保有国は手放さないんだよ。
70年も経ったのに、毎年毎年、誰かに訴えかけるような悲哀に満ちた回顧と、非現実的な事なかれ主義ばっかりでうんざりするんだよ。
大体こういうこというと、なんて軽薄なやつだ!とかいうやつが湧くけど、
当事者とそれに関係する人以外は、一年の大半以上を戦争のことなんて意識せずに今ある平和を持て余すほどに浪費していて、
記念日になった途端に教条主義者の如く、悲惨だの平和だの喚き出す。
被爆者を攻めるつもりはないし、こんな惨事が二度と起きてほしくはないとは思うよ。
「かつてこういう出来事があった」ということを風化させないために事実をあるがままに伝え、それをあるがままに学ぶというスタンスでいいじゃん。
地元の俳句サークルか何かの推薦句一句が載らなかった、掲載を拒否されたと報じられた。
俳句を知らない人が見ても、たぶん良い句とはお世辞にも言えないだろう。
そんな句を一句だけの枠に掲載したら、嫌でも公民館の月報に党派色が出てしまう。
なぜそんな凡作を、一句のみ掲載の枠へその自称サークルが推薦したのか。
「梅雨空に『九条変えよ』の女性デモ」だったら、果たして同サークルの人々は推薦したのか。
俳句を巡る界隈に存在していることはどうやら間違いないらしい。
東京新聞:終戦記念日対談 金子兜太×いとうせいこう:特集・連載(TOKYO Web)
金子兜太先生はサークルがオルグ用の団体である可能性を考えもなさらずに
週刊俳句も、過去記事をちょくちょく読ませてもらっているが、その記事の中から。
週刊俳句 Haiku Weekly: 金原まさ子さん103歳お誕生会
別に金原氏は左派でも何でもない。問題は、聞き手の週刊俳句の中の人々の一部。
「原発、動かさせない、戦争に向かわせないためには、すこしでも、勝てそうなほうへ入れる、となりますか。」
「戦争を起こすぞ、どこそこへ攻め入るぞ」という事を、誰か言っているだろうか。誰も言ってやしない。
原発をどうするという話はこちら日本の政権が行う話だから、それを考えて投票するのはまだ解る。
だが、戦争に向かわせないというのは話が違う。今現在の日本周辺の事情を見て、
日本の側が他国に戦争を起こすか、また日本が中国などの他国から戦争を仕掛けられるか、
まともな知識と判断力を持つ人間なら、どちらがあり得ると思うだろうか。
日本だけでどうにかなる話と、日本だけではどうにもならぬ話を並列で書くことが理解できない。
俳句に関して知見あるはずの人々の中に、国際関係のニュースすらまともに判断できず
日本悪玉論に固執し続けてる人がまだいるのは嘆かわしい限り。
だが何より痛々しいのは、右派的な事柄を発言する俳人が見当たらないということ。
これが短歌なら「正論」に連載を持つ福島泰樹氏がいらっしゃるのだが、
自分が知らんだけで実はちゃんといるのだろうか?
129 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 12:55:22.65 ID:iB7ULHwz0
安倍氏やその他閣僚が参拝したら、中韓の野郎どもがそれに乗じて必ず反日暴動を起こす
夏の熱い時期はどうしてもイラつく奴も多いから、暴動も大きくなりやすい
オリンピックの日本開催反対やボイコットなどを叫ぶ奴もたぶん沢山出てくるだろう
さらに、もし招致に失敗したら、マスゴミどもも必ず「安倍が靖国参拝したから、招致失敗した」って安倍氏のせいにして騒ぐからな
選挙後とは言え、支持率の大幅低下は避けられず、その後の政権運営や憲法改正などに対する国民世論にも影響する
保守派の皆よ
左翼どもが終戦記念日に参拝しないことで「安倍またブレた、日和った」と煽ってくるけど
無視してくれよな
491 名前:名無しさん@13周年[sage] 投稿日:2013/07/14(日) 10:47:36.74 ID:hqVJYyfB0 [1/3]
>>129
今は適当にあしらって放置プレイが中韓に対する正しい外交姿勢だし
韓国はどうでもいいが米欧の中華外交の邪魔をしたらまずいだろう。
焦って事を仕損じてはイカンよね。
132 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/07/13(土) 13:07:12.92 ID:m3kOLlBw0
そういえば8/15に安倍は参拝するのかね?
133 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/07/13(土) 13:18:45.85 ID:pdqo+0pqO [1/16]
>>132
行くわけない
行くなら秋の例大祭だろう
367 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/04/25(木) 16:21:13.10 ID:ityP3HHK0 [2/2]
聞いてないの?
464 名前:名無しさん@13周年[] 投稿日:2013/04/25(木) 16:57:06.30 ID:cF/Doqhe0
https://twitter.com/InsideCHIKIRIN/status/367617894072745985
エジプトのデモを見ていて思うのは、どこの国も独裁から民主化するプロセスは大変だってことだよね。日本だって焼野原にならないと達成できなかった。北朝鮮や中国が将来、民主化するとしても、相当程度の混乱を覚悟しておくべきなのね。
ちきりん@InsideCHIKIRINさんの2013/08/14のTweetを読んで、日本の選挙権が今の要件に固まったのっていつだったっけと思って確認したら、ポツダム宣言受諾のタイミングなのね。
ってことは、戦時中の慰安婦制度は当事者である職業婦人の意見は一切反映されない政府の軍隊によって運用されていたのか。
でもって母親たちの意見を一切反映しない政府によって、彼女らの息子らは戦地に送られたのか。
追記:
先に書いておきますが、前半部分の数字がついてるのは「はしもとのあれ」です。
で、その周りに書いてあることは、みなさんから反応をもらう前に私が思っていたことです。
色々反応を頂いて、自分なりに理解できたつもりにはなったので、そのまま残しておきます。
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よくわかんないので整理
1-1, 個人の意思に反して従軍させられた慰安婦がいたとしたら、周辺諸国に謝罪すべき
1-2, しかし、2007年の閣議決定で個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」ということになっている。
1-3, 閣議決定は、政府の公式見解、政府の公式見解は、日本の公式見解
1-4, にもかかわらず、諸外国から従軍慰安婦の件で、過去を反省しないレイプ国家との謗りを受けている状況は国益に適わない。
特に1-2が閣議で決定されているわけで。外野がわやわや言おうと、閣議で再決定なり覆したりしない限り、日本の見解は変わらないよね。
もし、間違いなのだとしたら、閣議なり国会なりで信頼できる証拠、少なくとも国内では確実なものだと言える証拠を提出して議論すべきだよね。
で、件の風俗発言だけど
2-1, 昔は、強制でない買春はどの国にでもあった
2-2, ここでいう買春は国が管理しているものではなく、民間業者や個人
2-3, 買春は当時の感覚では、今ほど拒絶されているものではなかった
2-4, それを戦勝国だからと言って、敗戦国で当時行われていた買春だけを責めるのはアンフェアだ
そして、アメリカの話
3-0-1, 古くはGHQ時代から買春が個人によって行われていた
3-0-2, 沖縄米軍基地の周辺でレイプや暴行事件が後を絶たない。つい最近もあった
3-0-5, 米軍の女性兵士でレイプ経験があるのは30%に達するとの報告があり、問題解決に取り組みはじめたところ
3-1, アメリカは軍の性犯罪問題に真正面から取り組むべきだ
3-3, 日本の法律で認められた風俗産業では買春は認められていない
まとめると、
1, いま、諸外国から責められている、国が管理する従軍慰安婦問題は、少なくとも日本の公式見解として存在しない。
2, 昔は一般的だった問題で日本だけが責められるのはアンフェア
3, アメリカは今までに色々問題起こしてるよね。日本を責める前に問題に真正面から取り組んだら?
ということで。うん、至極真っ当な気がする。
タダの正論だと思うんだ。
で批判だけど、
1-1, 人権云々が「管理売春」の話であれば、大戦時も今もない(ことになってる)ので的外れ
1-2, 性風俗に従事する人たちの人権が、というのなら自由意志でやっていることなので的外れ
1-3, そもそも性風俗に従事している人の人権が、というのならそれは別の問題
2-1, 主張としては正しいと思うけど、じゃあ対案は?3-0-5とかひどいもんじゃない
3-1, うん、安い挑発過ぎるね
4, 維新の会への印象が悪くなる
4-1, うん、そうだね
5, タブーに触れるのはよくない
5-1, なぜ?
6-1, 3に関わる話なら分かる
7, メディアがつまみ食いするの分かってるんだから、もう少し要点をはっきり話せ
というところで。正直、国益を損なう発言であるという以外に問題が見当たらない。
その他の批判はポジショントークだったり、メディアが勝手に切り取った話をつまみ食いしてるだけで。
7が一番の問題な気がするんだけど、それはメディアの問題で。
で、何が、本質的な問題なの?
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1-3から明確な誤りですね。07年3月の閣議決定は辻元氏への答弁で、「いわゆる強制連行」を示す根拠がなかったとはしているが、93年8月の「いわゆる従軍慰安婦問題について」を踏襲することが明言されているもの。
「個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦がいたこと」は政府が公式に認定しているところというのが2007年の閣議決定の内容ですよ。
調査結果中には「業者らが或いは甘言によって、或いは畏怖させる等の形で本人の意向に反して集められるケースが数多く、更に、官憲等がこれに直接加担する等のケース(白馬事件)も見られた
発言では
証拠が出てきたらね、それは認めなきゃいけないけれども、今のところ2007年の閣議決定では、そういう証拠はないという状況になっています。先日、また安倍政権で新しい証拠が出てくる可能性があると閣議決定したから、もしかすると、強制的に暴行脅迫をして慰安婦を拉致したという証拠が出てくる可能性があると
と言っているので、明らかな間違いがあるってことですね。ありがとうございます。
で、まぁ
「当時は必要だった、お前らもやってただろ」と「俺たちが悪かった、でもお前らもやってただろ」の前者を選んだ時点で価値観が露呈。
だし、
http://anond.hatelabo.jp/20130515145914
橋下市長はこの問題に全く関係ない。 別に今大阪市長として何らかの政治判断を求められてるわけでもない。 だったら別に答えなくても良かったのに。
が結論かな。
あざっした。
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途中で飽きました。すみません...
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それはわかるんだけど、きれいごとで世の中が変わるのなら世話ないというのもありますよね…
当事者に倫理観がないからレイプが発生するのだから、というのは論点のすり替えか。
うーん。
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http://anond.hatelabo.jp/20130515154352 が紹介してくれた、
http://www.newsweekjapan.jp/reizei/2013/01/post-514.php
って記事、
日本での慰安婦問題に関する論調にある「狭義の強制連行はなかった」という主張は、裏を返せば「当時の法制や慣行に則した広義の強要はあった」ということであり、要するに「やっていたと堂々と認める」という話に他なりません。これは大変に異様なことです。20世紀に起きた「交戦地帯における兵士相手の管理売春の強要」を21世紀の国連加盟国の政府が「狭義の強要よりは反道徳的ではない」と主張する、それも「大っぴらに主張する」というのであれば、理解される可能性は限りなくゼロに近いと考えるべきでしょう
がかなり腑に落ちた。
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BBCの記事では「慰安婦は必要だった」という歴史認識と「慰安婦への配慮は言葉でいい」という部分が問題視されてたと思うけど。このまとめは的はずれじゃないかな。
http://www.bbc.co.uk/news/world-asia-22519384
Japan WWII 'comfort women' were 'necessary' - Hashimoto
...
Some 200,000 women in territories occupied by Japan during WWII are estimated to have been forced to become sex slaves for troops.
...
He acknowledged that the women had been acting "against their will". He also claimed that Japan was not the only country to use the system, though it was responsible for its actions.
...
"It is a result of the tragedy of the war that they became comfort women against their will. The responsibility for the war also lies with Japan. We have to politely offer kind words to [former] comfort women."
訳されて、中国の反応を付記してるだけで、かなり中立的な気がするけど。
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「軍や官憲によるいわゆる強制連行を直接示すような記述も見当たらなかった」と「個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」は全然意味が違うんですがそこは大丈夫なんですかね…
質問(辻元清美)http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/a166110.htm
答弁(安倍晋三)http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b166110.htm
なお、「いわゆる従軍慰安婦問題について」は以下
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/pdfs/im_050804.pdf
「従軍慰安婦についての本当の話」
http://www.geocities.jp/ianfu99/
によると、
新聞や雑誌を読むと激しい論争があるように思いますが、では研究者はどう見ているのでしょう?実は慰安婦を研究している人で慰安婦を職業的な売春行為だとしている人はほとんどいません。最初に資料を発見した代表的な研究者である吉見義明と異なる立場をとる研究者は、実際上秦郁彦1人だけです。研究者の間では慰安婦が旧日本軍による犯罪(誘拐・監禁・強姦による性暴力)であることに異論はありません。
とある。
この文章の信憑性がどうとかいう声があるけど、
今日(2013/5/15)の段階で(どうせリンク切れになるのでタイトルのみ)
っていうことになったので、
1-3「しかし、2007年の閣議決定で個人の意思に反して従軍することを強制された慰安婦が「いたという証拠はない」ということになっている。」
ってありえない発言(要約が正しいとすれば)だな。と理解。
談話は以下。
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/07/dmu_0815.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/taisen/kono.html
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はしもとのあれに関しては、もう飽きたのでいいとして、あずまさんのTweetみててあーこれだなと思った。
性風俗やポルノさえ撲滅できない世界で、なぜ慰安婦すなわち兵士対象の売春行為が撲滅できるのかぼくにはよくわからないので、そんなら最初からその前提のうえで話したほうがいいんじゃないですか、ってのがぼくの言いたいことです。慰安婦に日本政府が絡んだかどうかってのはぼく話題にしませんよ。
@hazuma 5月13日
小学生でもわかるように書くけど、個人が性欲をコントロールすることと、集団が性欲をコントロールすることはまったく別。そりゃ個人では禁欲する男もいくらでもいるし、一般市民は普通コントロールしてるさ。でも集団になると必ず一定確率でコントトールできないやつが出てくるんだよ。
それで、戦争とかで若い男性たくさん一箇所に集めたら、そりゃ性処理問題は出るでしょうという話で、それは基本的に通勤電車があると一定確率で痴漢でるとかと同じ。これがどうして「野獣としての男を肯定するマッチョな話」になるのかさっぱりわからん。
要は、若い(中高年も?)健康な男性を多数管理しようとすれば、現実問題として彼らが抱く性欲は考慮しなければならず(会社だって同じでしょ)、そこで各人の禁欲なんかに頼っても暴発は不可避なので精神主義に頼っても意味がないという話なのに、なんでこんな炎上するのかね。よくわからんよ。
@hazuma 5月14日
(1)軍には男性が多い、(2)交戦中の軍は構成員に異常な心理状態を強いる、(3)その結果はしばしば性欲の昂進として現れる、(4)それを目的に売春行為を扱う業者も出現する、(5)以上の(3)および(4)を非倫理的で阻止するべきだと思うのであれば戦争をやらないほうがいい。以上。
@hazuma 5月14日
あと従軍慰安婦問題だけど、これは調べれば調べるほど込み入っている問題でして、ぼくはぶっちゃけ不可知論というか「専門家でもないしよくわからん」という立場です。それは無責任と思われるかもしれないけど、ぼくからすればよくまあみなさん断言できるなという感じ。
そういう認識のうえで、ぼくは、「従軍慰安婦は性奴隷でもなければ招集に政府も関与しないと橋下氏が信じているのであれば、軍と性の必然的な関係について述べた彼の発言自体は問題とするに価しない」と言っているにすぎない。
@hazuma 5月14日
で
もはや事態は「本当のことでも言っちゃいけないことがある」的なかなりくだらないレベルに落ち着いたようだな。
@hazuma 5月14日
か。うん。納得。しかし実名でやるんだもんなぁ。マッチョだなぁ。
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別に議論したいわけじゃなくて、はしもとの問題って「ただしい」ってのがどれだか分かんなくて。
なんか書いたらみんながレス付けてくれて、理解できるかなって思ったのでまとめました。
これを実名でやるほど肝が太くないんです
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おそらく理解してくれないと思いますが、いちおうちゃんと書きます。ぼくが最初に高橋哲哉の名前を出したのは、ぼくのこの歴史認識についての「いいかげん」な不可知論的立場がデリダについてのぼくの研究(と高橋氏の研究の差異)と理論的に繋がっていることを示唆するためです。
20世紀半ばの哲学者たちはおしなべて、世界に真実はない、ものごとは解釈でいくらでも自由になる、と主張してきました。それが行きすぎてソーカル事件が起きたのはご存じのとおり。1990年代からは一気に風向きが変わり、「確かな真実は疑い得ない」がトレンドになります。
デリダといえば脱構築ですが、そんな彼も90年代には新しい方向で再解釈されました。けれどもぼくはその流行に抗して、むしろ「テキストだけではなにも決定できない」という古い主張を擁護した。それがぼくの博士論文ですが、その立場と歴史認識問題へのぼくの立場は密接に関わっているのです。
ぼくは別に、真実が複数あると言っているわけではありません。真実はひとつです。しかし、真実に近づく方法が文書資料しかない場合、そこにはつねに複数の解釈可能性があって、その差異は合理的討議では決して回収できない。これは理論的問題であり感情的問題ではない。
そしてこの問題はネットの出現で深刻になっている。なぜならネットとはなによりも文書の場だからです。ある事件について資料が公開される。そこまではいい。しかしその解釈は、資料が多ければ多いほど拡散し複雑化して、結局肝心の真実は闇に包まれる。歴史認識問題で起きているのはそういうことです。
@hazuma 5月15日
反応をくださったみなさんありがとうございました!