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2015-04-17

左翼隠れ蓑としての俳句サークル

もう去年ぐらいか、さいたま市大宮区三橋公民館の月報に

地元俳句サークルか何かの推薦句一句が載らなかった、掲載拒否されたと報じられた。

その俳句は「梅雨空に『九条守れ』の女性デモ」。

俳句を知らない人が見ても、たぶん良い句とはお世辞にも言えないだろう。

そんな句を一句だけの枠に掲載したら、嫌でも公民館の月報に党派色が出てしまう。

なぜそんな凡作を、一句のみ掲載の枠へその自称サークルが推薦したのか。

記事タイトルの通り、単なるオルグ用の団体なんだろう。

梅雨空に『九条変えよ』の女性デモ」だったら、果たしてサークルの人々は推薦したのか。

しかし、こんな左翼存在を許してしまうような雰囲気

俳句を巡る界隈に存在していることはどうやら間違いないらしい。

東京新聞:終戦記念日対談 金子兜太×いとうせいこう:特集・連載(TOKYO Web)

金子兜太先生サークルオルグ用の団体である可能性を考えもなさらずに

上の記事の中で自粛の何のと発言される始末。

週刊俳句も、過去記事をちょくちょく読ませてもらっているが、その記事の中から

週刊俳句 Haiku Weekly: 金原まさ子さん103歳お誕生会

別に金原氏は左派でも何でもない。問題は、聞き手の週刊俳句中の人々の一部。

原発、動かさせない、戦争に向かわせないためには、すこしでも、勝てそうなほうへ入れる、となりますか。」

という発言が週俳の側の誰かの発言としてあるが、そもそも

戦争を起こすぞ、どこそこへ攻め入るぞ」という事を、誰か言っているだろうか。誰も言ってやしない。

原発をどうするという話はこちら日本政権が行う話だから、それを考えて投票するのはまだ解る。

だが、戦争に向かわせないというのは話が違う。今現在日本周辺の事情を見て、

日本の側が他国戦争を起こすか、また日本中国などの他国から戦争を仕掛けられるか、

まともな知識と判断力を持つ人間なら、どちらがあり得ると思うだろうか。

日本だけでどうにかなる話と、日本だけではどうにもならぬ話を並列で書くことが理解できない。

俳句に関して知見あるはずの人々の中に、国際関係ニュースすらまともに判断できず

日本悪玉論に固執し続けてる人がまだいるのは嘆かわしい限り。

だが何より痛々しいのは、右派的な事柄を発言する俳人が見当たらないということ。

これが短歌なら「正論」に連載を持つ福島泰樹氏がいらっしゃるのだが、

こと俳句となると右派的な事を言う人は、とんと見当たらない。

自分が知らんだけで実はちゃんといるのだろうか?

 
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