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はてなキーワード: 変人とは

2024-09-15

anond:20240914234447

知らん。

ただ学問好きな変人の中にも、仕事できる人とか社会的能力高い人はいる。

2024-09-07

anond:20240907182740

あんまり差別するのは良くないのは分かってるつもりだが、夫婦共にAB型とかやめた方がいいよ

血液型とか星座と同じで信じないけど、AB型天才変人が多いのは経験的にあるので、トップにしちゃいけないと思う

優秀な部下とか道化師として重用するべきタイプ

2024-09-05

特殊能力(一芸)を持った変人活躍して問題解決するドラマ

現実にはあり得ないか放送するのやめてほしい。

世の中の大抵の変人は、本当に変人なだけで、役立つ特殊能力は持ってないんですよ。

見ててイライラする。

2024-09-03

anond:20240903090853

全然違います。 

「かつて発達障害問題が少なかったので"社会問題"になっていなかった」という前提から理論を組み立てるから、そういう軟膏をくっつけるような論理を作り出す。

 

から発達障害問題だった。

ただ呼び名が違った。「バカ」とか「無能者」とか「変人」だった。

バカとか無能存在するのは、社会にとってあたりまえのことだろう。だからそれが存在することを誰も問題にしなかった。雨の日に濡れないようにするのが社会責任ではないように、バカ対処するのも社会責任ではなかった。

 

でも発達障害という病名がついたんだよ。

病気ということはどういうことですか? 治せますね。誰が治すんですか? 医者引いては社会福祉ですよ。俺ではない。

バカのせいで俺が迷惑を被っている。社会が治さないせいですね。社会責任だ。

から俺は改善社会に求めますね。「これは社会問題だ」と主張しますね。

 

そういうことだ。

昔はバカ向けの仕事があった? 今でもあるし、かつても今同様に十分量ではなかった。

2024-08-31

anond:20240831133907

「世のため、人のためになる仕事だよ~」タケオ(変人サラダボウル

2024-08-30

anond:20240830072610

井口ファンの間では田中を「狂気」「異常」とイジるのが定番なんだけど、あくまテレビMCの平々凡々とした印象とのギャップが大きいということであって、個人的にはそこまで「狂気」「異常」だとは思ったことはない。

3人の子供を育てる家庭人でもあり、あくま社会常識絶対にはみ出ないレベルから、みんなも気楽にいじっているのであって、実際のところはせいぜい「変わった人」ぐらいだろう。そもそも表面的には常識人な人ほど中身は変人、というのは経験的にも割とあるあるだと思う。

からyoutube番組田中セクハラ加害者役にしたのはまずかった。「常識人の枠に収まっている変人」だから面白くイジれるのに、本当に異常者しちゃったら全く笑えない。実際視聴回数も全く伸びてない(そもそも全体的につまらなすぎで、正直もうやめてほしい)。

太田ネタ作りで田中を「お前は常識がないんだよ!」と詰めることが多いけど、じゃあ田中以外の普通の繊細な常識人と組んだら、絶対相方は3日で鬱になっているよね。太田もそれは十分わかっていると思うけど。

爆笑問題田中について

ウエストランド河本太の『人生相談する側チャンピオン』】第1回 爆笑問題さん! 僕はこれからどうすればいいですか!?

https://wpb.shueisha.co.jp/news/entertainment/2024/08/29/124290/

これを読むと、お笑い論にもかかわらず、田中のほうが太田よりたくさんしゃべっていることに意外に感じた人も多いかもしれない。爆笑問題ラジオとかを長年聴いていると、田中イメージ世間とはかなり異なる。

穏やかで明るい性格という基本は同じだが、一つは常識人なのは表面的だけで中身は相当の「変わり者」だということ、二つには太田役割を渡しているけど結構毒舌家だということ、そして三つには想像以上にお笑いへの情熱やこだわりを持っていること。

ウエストランド井口田中世間的なイメージ実態とのズレをネタにしているけど、田中変人な部分は異常者やクズ人間というわけではなく、野良猫を追いかけて迷子なるみたいな、基本的に微笑ましいレベルではあるので、そこを突っ込んでもあまり笑いになっているとは思えない。

2024-08-28

anond:20240828081737

まあでも平均年齢50とかだとしてもその年齢なら普通に飲食店かいろいろ行く人なら普通SNSだけ見てるわけで

単に歳行ってるってだけじゃなくて変人が集まってるコミュニティってことなんだよな

2024-08-27

anond:20240827175005

マジだと信じてマジレスするが。

 

理由はもう「ヒロインは50代ホームレスオジを特別に好きな女であるしかない。 

 

これはつまり、どこにでもいる女が主人公に惚れるのではない、ということだ。

特殊性癖もつ女だ。

極めて特異な人生を送ってきている。

歪ですらあるかもしれない。

とにかく変な女だ。

変な女であるから、「女は一般的にこういう奴に惚れるよね」という考えは一切役に立たない。

増田は、そういう考えで模索していたから、何も思いつかなかったんだと思う。

そのヒロイン個人についてだけ考えるようにしろ

そのホームレスオジが奇跡的に昔の推しに似てたのかもしれない。

貧者の男に対して、妙な憧れ的偏見をもっているのかもしれない。

昔のいじめ体験か何かのトラウマで、50代以上じゃないと走って逃げるぐらいの女なのかもしれない。

とにかくそういうのだ。

 

……となるとこの話は、主人公がなんかモテ気持ち良くなる話じゃなくて、

クソ歪なトラウマ変人女のメンタルを、ホームレスオジが救う話になっちゃうのかもしれんな。

それは結構、困難な道かもしれん。

まあやるしかないよ。その設定で考え始めちゃったんだから

2024-08-20

anond:20240819181752

自分もあまり良くないカウンセラーに当たってきた方なんだけど、友人に「人間の心に興味がある時点でまあまあ変人からそんなもんだよ」って言われて超納得した。

あとは他者を救いたい願望ある人とかね。「助けたい」「救いたい」って思ってる人間は大体客観性ないし厄介だよ。

まともな人もいるけど、どんなに勉強したって訓練したって傾聴できない人間なんてごまんといる。ていうかそっちのが多数だ。

2024-08-19

anond:20240819043705

おじさんだけど、周りに居させてくれ

どの人も女に好かれるために無理やり演じてる感あって嫌だった

あと、かわいいもの好きな俺のギャップどうすか?笑的な自意識も感じる

そこから始まったけど、そもそも雑食系だったので、普通に可愛いし悪いところがないやん ってなって、

ガンダムコインケースと、サンリオキャラコインケースで悩んでサンリオにしたりするようになった

そういう風に生きてたら、誕生日プレゼントかにグッズ貰えるようになって、沢山普段使いしてる

もちろん、女子受け良いとか話のネタになるからというのもある(が、ガンダム財布持ってる時の俺はガンダム財布を持ってるという気持ちと、俺はサンリオ財布を持ってるという気持ち、別の方向性だけど、どっちもよい)

ただ、男が興味持たないのもわかる

普通の男社会だと、弄られまくる

自分が、たまたま弄られても気にしないのと、周りからそもそも変人だと思われてるのと、弄られてもカウンター打てるポテンシャルあるのとかで、馴染めたけど

あと、結局男は女が好きなので、女実物、女二次元とかで止まって、ファンシーまで行かないのかも

ロボとかドリルとかロマン優先順位高いし、努力友情勝利じゃないけど

結局

自分を好いてない人だと、ファンシー系じゃなくても、なんでも否定してくるから、結局付き合う人を選んだほうがよい、とか

付き合うことでメリットある人間になったらよい みたいなとこが大きいのかも

あと、ここまでたどり着くのに、一回男を降りたり、折れたりしないと駄目なのかも。矜持的な問題

自分は運よく結婚出来て、子供もも人間近なので、そこらのおっさん非婚から攻撃ほぼほぼノーダメージになった

相手より上だとか、勝手ランキングして、ダーメージ負ったりパリったりというしょうもない性別なので

2024-08-12

anond:20240221222237

凡人にもおかしな人はいるけど、成功した人はそれを隠さなくていいから、天才変人が多いように感じるんじゃない?

ジョブズとかイーロンとか、能力ない凡人に生まれてたら変人さを隠して生きてると思う。

[]【高橋源一郎にきく】今あえて社会内面化しない勇気

本書は、3年毎日に連載されている「これはあれだな」の中から選ばれた文章を集め、過失したエッセイです。

「これはあれだな」とはどのようなコンセプトのコラムでしょうか。

何か気になった事件や本、作品などがあったら、それについて書くのが普通ですよね。それだけじゃ面白くないので、過去に同じようなことがなかったかと探し当て、その二つを比べて何が変わって何が変わっていないかを考えるというのがコンセプトです。

まり、例えば文学作品であれば、文学作品と何かの映画とか、100年前に同じようなことがあったとか、こういう事件があったけど、50年前に全く同じようなことがあったよね、といったことです。だからジャンルが違う場合もあって、例えば映画と最新作のアニメでは、これどこかで見たことあるなと思ったら、80年前のあの映画と同じことをやってない?ということです。

パッと5、6個思いついて「これならできそう」と思って始めたんですが、途中で「大変だ」ということに気づきました。少なくとも二つは見つけなければならない作業であることに10回目くらいで気づいたんです。普通は一つの話題で済むところを、必ず二つ見つける必要がある。多ければ多いほどいいんですよ。例えば今と大正明治で同じようなことがあった、とか。

時代は変わらないね、というのは面白いんだけど、めちゃくちゃ手間がかかる。読み直しを結構確認しなければならないですからね。一応記憶に頼って「こんなことあったな」と思い出しても、記憶曖昧になってきます。でも、本当にこれ面白いんだと。途中からは大体ストックがあって、これは似てる、逆に今のこれがあれだけど、あれから発想する場合もあるんです。昔こんなのあって、こんな面白ものって今にはないかな、と。

そうやって見ていくと、最近若い人の旅に出た記録が1000年前の元神尚の記録に似てるとか、1500年前のものそっくりだ、とか。そういうふうにしていくと、結構いろんな時代に似たものがある。特徴性が被るものがある。だから時代にそういうものを生み出す必然性があるっていうことを考えると、話としては面白いんで、ただ手間がかかる。

今回本にまとめられたのも、別に今回が初めてではないです。これで3冊目です。毎週締め切りがあると憂鬱なっちゃう。まずこれを見つけるでしょ?で、あれがなきゃダメなので、どんなに面白くても「これ面白いんだけど、ペアになるものがいないよね」ってなると、できない。

そもそも、ご自身文学作品を作るっていうのも、アイデアを出さなきゃいけない。アイデアはひねり出すんですけど、あれを見つけるっていうのはなかなか難しい。でもやっぱりコンセプトが光ってますね。やっててうまくいったときは「これ、よく見つけたな、自分でも」って思います

あの、本書の前半では、2022年9月13日フランス映画監督ゴダールの死について書かれています高橋さんにとってゴダールはなぜこれほど特別存在なんでしょうか?

これは世代的なもので、僕の世代芸術音楽映画文学好きな人ゴダールに影響を受けていない人はいないと思います

皆さん結構しますね、やっぱり。

当時はSNSもないし、情報だって今ほどは入ってこなかったから、例えば映画ニュースもなかった。テレビニュースやらないから、どこで知ったかというと、映画雑誌とか、映画芸術とか、そういうところにちょこっと載っていて、新作が出たって今だったら全部SNSでお知らせが来るんでしょうが、そういうのがなかった。だから新作が出たって言っても、日本公開がいつかはわからなかった。

僕は映画だと、アートシアターというのに入っていました。60年代、相当幼い時から、そういう会の会員になって、中学入ってすぐそういう会に入った。だから映画クレイジーキャッツからゴダールまで一緒に見ていました。そもそもそれを分けて考えるのはダサいって感じだった。

しかも極端なことを言うと、芸術ばかり見ていると馬鹿にされるから、逆にクレイジーキャッツとかGS映画を見ないと恥ずかしいって感じだった。そういう背景の中で、ゴダール作品はかっこいいと思ってましたね。彼の即興スタイル特に印象的で、シナリオを書いていかないんですよね。当日、その場でセリフを持っていく。そして基本的編集映画を作るというスタイル

引用が多い。ゴダール作品は、引用が多くて、ただ引用しているだけのものもある。それはオリジナリティに対する嫌悪なんだと思うんです。オリジナリティではなく引用作品を作る。だから過去世代否定する度合が一番強いのが彼で、その影響を受けていると思います

最後作品についても書かれていますが、イメージばかりが連続してくる、写真バンバンバンと順番に来るような映画で、画質は必ずしも良くないのに、なんだか異様に綺麗な映像が印象的でした。

どうでしたか?その最終作に対する感想は?というと、ゴダール作品が好きだなって感じですね。もういい悪いじゃなくて、好きだって感じですね。ゴダールはずっと「映画テーマがどうとかじゃなくて、90分なら90分、じっとその映画館に座って見ていればそれでいい」と言っていて、ただ画面を見ていれば幸せ映画ってそれでいいんだ、という考え方を持っていました。

ゴダールは、自分映画自殺映画だと言っていて、主人公死ぬ映画が多いんです。「気狂いピエロ」もそうだし、「勝手にしやがれ」もそうだし、最後主人公自分で目を閉じて死ぬ。あれはすごいなと思う。しかも、あれがデビュー作なんですよ。最後自分意思表現する映画を撮るという意味で、彼の作品は一貫してそのテーマを持っているんです。

「映画史」という映画も撮っていますが、ゴダールという監督は、常に作品現実境界を取り払うことを考えていたんです。作品現実が別々のものではなく、その境界を取っ払って、映画館で観ている観客に語りかけるという姿勢がありました。

映画の中で、主人公が観客に話しかけるというのは珍しいことではないですが、それを堂々とやったのがゴダールアメリカでも10年くらい前に「ハウス・オブ・カード」とかで流行りましたけど、ゴダールもっとからそれをやっていた。それがかっこよかったんです。

また、魚くんの電気映画「魚の子」や、中村喜子の「女と刀」、植物学牧野富太郎の「牧野富太郎自伝」などについて書かれた箇所を読むと、一つの観念や興味に取り憑かれて、非論理的であろうが、非経済的であろうが、自分の道を進む人が高橋さんの好きなタイプなのではないかと思いました。そういう方にどんな魅力を感じるのですか?

いや、面白いですよ。単純に普通面白くないですか?ちょっと病的な感じさえありますが、頭おかしいんですよね。でも、そういう人は見ていて面白いですね。付き合いたいとは思わないけど。

でも例えば、魚くんだと、そこに書きましたけど、魚くんも面白いけど、お母さんがすごいですよね。僕も読んで「あ、そうなんだ」と思いました。魚くんの主人公はお母さんなんですよね。つまり、こういう人はいるんですよ、きっと。街を歩いても変な人はいます。変な人はいるけど、大体は困るんですよね。それが普通で、生きる人の知恵です。普通に生きてるとそうなるんですよ。

でも、時々そうは思わない人が出てくる。だから、変な人も大事なんだけど、その変な人を受け入れる人の方が自由だと思っています。お母さんがそうですね。お母さんは自分の息子だけど、そのおかしさを全面的に抱きしめる。

普通おかしいって言っても結局排除されるか、直されちゃう。「お前、おかしいか普通にしなさい」と。でも、そのおかしさを育てるというのがすごいなと思います。それは他者とか異業のもの尊重するってことなんですよね。つまりおかしくても存在意義がある。

これは結局、すべての人に存在意義があることにつながるんですけど、普通の人は存在意義があると認められている。でも、おかしな人とか、魚くんならいいけど、例えば身体障害者とか、知的障害者の人たちは見たくないと思うこともある。でも、それでも家族でも受け入れられない人もいる。

僕も色々調べました。障害ある子供が生まれると、受け入れられる家族と受け入れられない家族がいます時間をかけて受け入れられるようになる家族もいます特に父親最初は受け入れないんですよ。でも、母親はすごいなと思います。お母さんは何でも受け入れるんですよね。

魚くんも牧野富太郎も色んな人が出てきますけど、その面白さとは別に、それを誰が受け入れたのかが重要なんです。牧野富太郎変人だけど、奥さんが受け入れたんですよね。牧野富太郎植物愛に没頭する変人ですが、それを受け入れるのは大変なことですよね。

でも、それを受け入れたからこそ、彼の生存保証されたんです。だから、僕が書いた美方ククスとかも超天才だけど、あれ夫だったら困るよ。でも、受け入れた人がいたから、その生存保証された。

でも、どうですかね。例えば、牧野さんとか魚くんとか、みんな著名になって仕事に繋がって成功しているけど、そこまでお母さんが考えていたか奥さんが考えていたかは分からないけど、魚くんになれなかった魚くんや、牧野富太郎失敗版みたいな人も絶対たくさんいたはずです。

結局、成功者の影には1000人の失敗者がいると思います。きっとそういう人たちのところにも、お母さんがいたんですよ。でも成功しなかったけど、いいんじゃない、それで。

これでも、親もすごいけど、1000人の失敗した人を見守ってた親がいて、その人たちが不幸だったかっていうと、そうでもない。そういう人たちは必要なんですよ、ということをよく考えますね。

セコさんの漫画マダムたちのルームシェア」とか、信友直子監督の「ボケますからよろしくお願いします」、早川知恵監督の「プラン75」など、老いと向き合った作品が多数言及されています。今、世界で最も高齢化の進む国と言われる日本で、高橋さんは何を感じていますか?

自分が年取ってきましたからね。今年で73歳です。もうやばいです。あと2年で後期高齢者です。やっぱり、身体的な衰えを感じます。確実に老いていくのがわかります。それに対して色々と体に気をつけています

一つは、老いを新しい経験だと捉える感覚です。確かにそうですよね、経験したことないことですから、新鮮です。僕もそうですよ。ちょっと年を取ってきて体が辛くなってくると「こんなの今までなかった」と思うことがあります

例えば、鶴見俊輔さんという哲学者の方が「限界芸術論」を書かれたんですが、90歳を過ぎて、「今日1日転ばないことを目標に生きよ」と書かれていました。「あ、そういうもんなのか」と思って、わかりました。

転びそうになるんです。僕、スクワットして足腰を鍛えているから平気だと思っていたら、筋肉じゃないんですね。バランスが悪くなっている。神経が悪くなっていて、神経は鍛えようがないから転ぶ。僕は筋力鍛えれば大丈夫だと思っていたけど、そうじゃなかったという新しい発見がありました。

そんな老いを新しい経験だと思って、余裕を持って受け入れることが大事なんです。実際、この国、これは日本だけじゃないと思いますが、68歳、70歳、72歳になると社会の窓が次々と閉まっていく。つまり、色々なことができなくなってくるんです。

例えば、家を借りようと思ってインターネットを引こうとしたら「72歳ですか、ではご家族契約になります」と言われたんです。「70歳とインターネット契約ができないってどういうこと?」と聞いたら、「こういう決まりなので」と言われて、「おかしいでしょ」と思いました。これってちょっと差別的ですよね。

プラン75もそうですが、年寄り不要だという考え方があるんですよね。これが寂しいです。今「シルバーデモクラシー」と言われて、年寄りが恵まれていると言われていますが、それは嘘だと思います。年を取ってみたら、社会の窓が閉じていく。シルバーデモクラシーという言い方で、年寄りが恵まれていると若い人に思わせようとしているんです。

でも実際には、全世代がそれぞれ抑圧を受けている。70代以上はこういう抑圧があるけど、20代30代も年金の支払いなど、みんなそれぞれ抑圧されているんです。だから、全世代連帯しなきゃいけないと思うんです。分断が一番都合がいいから、それをやめるべきです。

僕は政治テーマとして、全世代連帯すべきだと考えています。知らないかもしれませんが、70歳になったらインターネット引けないんですよ。72歳になったらローンもできないんです。なのに恵まれているなんて、ふざけているとしか思えません。

これは、土線(映画)とかでテーマになってもいい話ですよね。でもそれはなかなか声になりにくいんですよね。40代50代の時には知らなかったけど、68歳70歳72歳で新しい抑圧が出てくるんだな、と気づくんです。

社会ってさ、普通のことは知らせないようにしているんですよね。それぞれの世代とかジェンダーで、社会から抑圧されていることをお互いに調べ合って、連帯しなきゃだめです。

ジャニーズ問題玉音放送について、高橋さんテレビ局の幹部たちに「ジャニーズ問題無視するのか」と質問した時のエピソードについて書かれています。昨年末ジャニーズの性加害問題が巨大なテーマになりましたが、この間、どう感じていましたか

あそこにも書きましたけど、僕がちょうどBBC放送した直後に番組審査員を辞めて、最後番組で「これはダメだよ」と言ったんですが、沈黙がありました。その後、某テレビ局が漫画問題で騒ぎになって、それを良かったと思って続けました。

でも、やっぱりテレビ局は商業放送から視聴率が下がることが怖いんですよね。だから視聴率が下がる可能性があることはなるべく避けたい。僕は怯えすぎだと思うんですけどね。もうそんなに怖がらなくても、普通常識でやればいいのに、忖度している。忖度しない方が視聴者の指示を得るんじゃないかと思いますが、なかなかそうはならないんですよね。

今と昔を比較して、昔の方が保守的だったかというと、そんなことはなく、テレビ全体は進化している。ただ、メディア動画サイトSNSに壊れていく時にどうするかを同時に考えなきゃいけなくなっているので、やることも多いんです。

から、僕も言ったんですが、面白動画サイト番組テレビより面白いですよ。テレビバラエティなんてやめたらいいと思います個人で作っているものでも、ものすごくよくできた動画番組があるんです。それを見たら、テレビお金も人もあるんだからもっとできることがあるはずなんですよね。

Netflixドラマなんかも面白いですよ。コンテンツの中身も含めて、やれることがあるのにやっていない。同じようなラブコメばかり作って、誰が見るんだろうって思います

江戸川乱歩の「芋虫」を現代では取り上げることがかなり難しいということについて書かれていますが、以前、マルキ・ド・サド作品を絶賛されていた話もあります。今の時代言論空気感についてどう感じていますか?

メディアテレビラジオだけじゃなくて、小説も含めて、僕がデビューした頃に比べると、だいぶ書きにくくなっています。例えば「ピエロ」って言えないじゃないですか。今では「ピエロレフ」って言われることがありますが、検索しても出てこない。

一番怖いのはこれですよね。こういう名詞ごと削除されること。ポリティカル・コレクトネスで、こういう言葉を使いなさいというのは一つの考え方としてあるかもしれませんが、元々あった言葉が使えないというのは、歴史捏造じゃないですか。

今、「ジプシー」って言葉も使えないんです。「ロマ」とか言いますが、これは歴史捏造であり、存在させないという方向に進んでいるんです。例えば、ゴダールの「気狂いピエロ」も、僕はそれを見ましたからね。でも、「ピエロレフ」って言われてもわからない。

ポリティカル・コレクトネスについては、理解できるところもありますが、理解できないところも多いです。多分、それを推進している人も、やっていて変だと思っているんじゃないかと思います定義や限度が確定していないのが問題で、空気みたいなものから

ポリティカル・コレクトネスの一つの問題点は、日本が元々空気社会から空気で決めるというのはやばいポリティカル・コレクトネス空気で決められるようになっているのが、日本事情なんですよ。

上辺だけの議論が多く、社会的な不正義の問題は見ないで、言葉だけで物事判断する。ポリティカル・コレクトネスは、社会的な問題言葉だけで覆い隠そうとしているだけです。

その辺が、日本という国は忖度する社会から空気を読めということがずっと言われてきて、変わらなかった。変わるかと思ったら、ずっと空気を読んでいる。片方では多様性を唱えているけど、それは言っているだけで、実際には何も変わっていない。

大杉栄についても言及複数見られます思想生き方性格、私には高橋さんと似ている印象を受けましたが、大杉栄をどのように見ていますか?

大杉栄は、日本でも代表するアナキストですが、やっぱり感じがいいですね。友達になりたいなと思う。問題はいっぱいありますが、女癖が悪いとか、迷惑な部分も多いけど、その一方で愛すべき点がある。だから、あの人は人たらしなんです。

例えば、子育てをしていたんです。普通政治的な人は政治活動はするけど、家のことは見ない。でも、大杉栄は、伊東のと結婚して子供が生まれたら、赤ん坊選択をしたり、オムツを変えたりしていた。嫌じゃなくて、それが好きだったんです。

彼の中では、夫婦や男女の形は形式じゃなくて、対等であって、子供から自分 Permalink | 記事への反応(1) | 08:25

2024-08-11

anond:20240221222237

ここまで現代社会によって人々が「普通」に洗脳されてもまだ変人はいるんだから、その枷が無い昔はそらもう変人だらけよ。

2024-08-08

anond:20240808084517

長文を改行しない者は、

変人であり、常識が欠けており、

そのことに無自覚である

バカにしている

多くの人は大学卒業するので大学先生と会っている訳だが、そのころほとんどの人は社会に出たことのない人たちである大人になってから仕事大学先生に接する機会、ただし元指導教官と教え子という関係ではなくて仕事先の関係者としてだが、というのは少数だと思う。私は大人になって仕事をする人間として大学先生と接する機会がまあまああるのだが、その立場で見ると大学先生変人であり、常識が欠けており、そのことに無自覚であるバカにしているわけではなく、仕事に支障が出るので勘弁してくれよと思っている。だからこっちが支障が出ないように全力でフォローするわけだが、おそらく多くの良識ある人はそうするはずであり、だからこそ無自覚のままここまで来たんだろうなと思う。大学先生普段接するのが子どもあるいは社会に出たことのない成人なのでおかしな部分に気付くことはない。ただ、今になって会ってみるとこの人ヤバい人だなと分かる。でも大学先生は、普通、その組織の外に身を置いて働く機会はほとんどないか別にそのヤバさが自分自身を脅かすことはない。仕事大学先生と絡まなきゃいけないときは本当に気を付けた方がいい。学生のうちは気づけないことだ。

2024-08-06

経営者ってやっぱどっかおかしくないとなれないのか?ってくらい変人を引く

2024-08-03

anond:20240803093226

日本語の「変人」にはある種ポジティブな要素があるけど(特定の分野を突き詰める人やクリエイティブな人など)、英語にそういうニュアンスはあるんだろうか

ないんだったら嫌うのは当然としか言いようがないのでは

同じことを言われてハリス陣営は喜んでる、ってならわかりやすいんだけども

anond:20240803130512

寿司に関しては同意だが、変わり者というとことは、それこそみんなそれぞれ変わってるんだと


冷製に考えたら、脇寿司(脇おにぎり)にかんしては、仲間内でも意見割れたので、少なくとも変人と思われている人の中でもごく一部か、まだ脇寿司の魅力を真剣検討したことがないのだろう

anond:20240803093226

日本でもそうだけど保守派の連中って「普通」って自称するの好きでしょ?

普通日本普通日本人って大好きじゃないですか彼ら

これはアメリカのMAGAの連中にも当てはまる

普通じゃない変人扱いされるのはあいつらにはどんな侮辱よりも耐えられない

anond:20240803093226

トランプが今まで言われていた独裁者邪悪という罵倒文句は逆説的にトランプをより強く見せる言葉だった

でも変人呼ばわりは違う

変人はただただ集団から浮いている存在から

それはとても弱く脆弱に見える

から嫌がる

トランプはなぜWeirdと呼ばれるのを嫌がるの?

最近アメリカニュースを見てるとトランプ陣営Weirdとよく言われてるが

トランプ共和党の人たちはそれを本当にわかやすいぐらいに嫌がってるみたい

民主党ハリス候補が使い始めたみたいだけど

トランプサイドって今まで色んな事言われてるけどこんなに拒否的な反応してるフレーズを見たことがない

日本語訳だと単に変・変人って意味のようだがそこまで反応する言葉なんだろうか?

2024-08-02

すね毛が生えると嬉しそうにする彼氏

はじめて投稿するので、本当にオチもクソもまとまりもないと思う

彼氏がいる。

数年ほど付き合って、同棲もしてる。今までそんな喧嘩もせず破局危機もない、平凡なカップルだと思う。かと言って全てが順風満帆というわけでもなく、時々喧嘩とか荒んだ空気を味わったり仲直りしたり価値観をすり合わせる努力をしたり、基本的に穏やかに暮らしている。少なくとも付き合った時から今まで私は彼のことが大好きだ。

でも彼はなんか変だと思う。あれ様子がおかしいぞと思い始めたのは同棲してからだった。

いつものように一緒に横になってゴロゴロしてると、彼がそっとすねをさわさわ触り始めた。やべえ今日毛まみれだと思い「やめてよ今剃ってないよ」と嫌がると彼は「何で?剃らなくていいじゃん」とさらりと言った。気を使った感じは無かった。彼はそういう感じの繊細さはない。いつもあるがままで生きている。デリカシーあんまりない。

私は脱毛をしてない。一回くらい美容脱毛は行ってみたけど効果はよく分からなかったし面倒くささが買ったので止めた(後でそこの脱毛サロンは潰れてた)。脱毛するほど見た目に気を使ってるわけじゃないけど、露出するときは一応ちゃんと剃るか、くらいの美意識である。それまでデートの前は一応剃るようにしていた。

そんな奴が同棲すると、当然サボる。ていうか忘れる。そしてまんまと見つかり、ショリショリと撫でられた。うわっやらかしたと思い慌てて逃げた時、彼は「どうして!」と叫び絶望していた。こっちの台詞である

それから彼は私のすね毛をさりげなくチェックするようになった。

剃っているかではなく、生えていることを期待しているのである理解できなかった。女性無駄毛ってよくない、普通引くじゃんと思った。

「何でそんなにすね毛に執着するの」と聞いたら、彼は至極真面目な顔をして「夏休みってさ、朝顔の観察ってあったでしょ。日記つけたりするやつ。あれと同じで、芽吹いてきたら嬉しいじゃん」と答えた。感覚が違いすぎて何てコメントすればいいかからなかった。

更に「すね毛が生えていく様子をVlogとしてYouTubeに載せるのはどうか」と嬉々として提案してきてますます言葉を失った。とりあえず「どうやって生きてたら彼女にそんな血も涙もない提案ができるのか」と大真面目に説いたが、彼は「これは凄く良い話だと思う。これで立派なYouTuberや」と話が通じなかった。

彼が自分世界観で生きているのは今に始まったことではない。でもすね毛YouTuberって聞いたことない。

彼は今でも私が剃るのをサボったり忘れていたりすると心から嬉しそうにショリショリと撫でる。

私が恥ずかしくなって「やめてよね、もう剃るからね」と言ってツルツルになって戻ると「あっ…」とお気に入りぬいぐるみ洗濯されちゃった犬みてえな顔をする。でも私のすね毛はお前のものではない。

あと脇毛も好きだ。時々「よっこいしょ」と私の腕を上げて確認する。そして生えてると本当に嬉しそうな顔をする。カビゴンみてえな、満足感たっぷりのあのゆったりとした笑顔だ。ポケモン全然からないけど、コダックカビゴンには親近感が湧く。

彼が初めて付き合う人なので、一般的恋愛とか価値観があまりからない。これが変なのか普通なのか分からない。

彼が自分ふくめ人類みなちいかわだと主張するのも、なんかおかしいと思う。あなたも私もちいかわじゃない。

何も言わなくてもずっと家事回してくれるのも当たり前じゃない気がする。当然そうにしているが、見返りも求める様子もなく淡々も出来るのは素晴らしいことだ。

普段は私が調理を主に担当してるけど、疲れて「唐揚げ食いてえよ〜!」と叫んで寝てるとマジで唐揚げ作ってくれたのはたまげた。お世辞抜きに美味しくて嬉しくて「凄いね、美味しいね」とニコニコしてたら彼は「まぁ自分シェフなので…」とカビゴンスマイルを見せ、翌日も私の好きなものを作ってくれた。死ぬほど分かりやすい。

でも寿司が好きすぎて「週イチで握ってほしい、毎日でもいい」と本気で頼んでくるのは困る。中途半端ものは握りたくないから困る。最近減ったけど。

そしてすね毛である

理解できないけど、もうこれも愛なんだと思う。

まだまだ世間一般的NGとされる女性無駄毛をここまで寛容に、いやむしろ愛でてくれるのはありがたい。

ありがたいが、自分価値観と違うので未だにどうすればいいのか分からない。めちゃくちゃ有り難いし大好きだけど、いやでもなんかおかしい、これでいいのか、いやいいのでは…と意味のない反復横跳びを繰り返している。可能なら世の中の男性に、彼女無駄毛が愛おしい気持ちについて知りたい。理解して、そんなもんなんだねとちょっと納得したい。

本音を言うとあんまり無駄毛をショリショリするのは控えてほしい、やっぱりいたたまれなくなる。でもそれが彼なりの愛情なり普通ならもうしようがないか…となるべく思うように最近努力してる。

とりあえず彼氏のことはこれから大事にしようと思う。幸せにしたいし、存分に幸せになってやる。私もなんだかんだ彼の腹毛が好きだし、仕方ないから時々なら毛も好きにさせてやろうと思う。

がんばる。


追記

こんなにいっぱいコメントつくと思ってなかったので、びっくりしてます。ひとまず反応くださった方、ありがとうございます

ひとつひとつコメント返したい気持ちもあるんですが、あんまりはてなの使い方が分からないのとキリが無さそうなので、この追記簡単に返しますね。

大前提として、彼も私も大人びたところや子どもっぽいところもあるのでお互いさまになります。今回は私が一方的エピソードすね毛を公開しただけなので、彼視点だと私に対して困ったエピソード全然出ると思います。何が言いたいかというと、彼が特別めちゃくちゃ困った人ではなく、私もまた結構な我儘変人可能性もあるのであんまり鵜呑みにしないでねってことです。風呂上がりに「なんか服を着たくないなぁ」と思って全裸家事をするのは多分普通じゃないので…。おっさんが書いてると言われてもあんまり否めないなぁと思います。多分変わり者同士です。

そして、男性女性の毛を愛おしく思う気持ちがわりとメジャーだと知れて良かったです!ありがとうございます!なんか安心しました。皆さんそれぞれのエピソード意見も参考にしてみますね。はてな匿名ダイアリーありがとう

皆さんのおけけ生活にも幸あれ!

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