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はてなキーワード: ファンタジーとは

2024-02-14

「カラ行こ!」に見るファンタジーヤクザ問題

まあファンタジーとしては面白かったけど、ヤクザ無駄に親しみ持たせちゃうのは罪だよ。ヤクザメジャー作品に出す罪。確かに彼らも人間だけど、間違っても「いい人」ではない。視聴後にウシジマくん的な作品を読ませないとバランスが取れないだろう。

原作女性作家によるマンガなんだっけ? 女性クリエイターがこの手の過ちをやってしまいがちなのは、やはり暴力あんまり身近じゃないんだろうかなと推察する。これを書いてる私はアラフォー男性で、中学校あたりはまあまあ荒れてた。世代的なものであって、現在平和なのかもしれないが......でも男性作家あんまりほのぼのヤクザを描かない気がする。そういう作品あるかなあんまり思いつかない。

凄むだけで決してカタギには手を出さず、薬物や女衒といった属性排除したヤクザなんてファンタジーの中の存在だろうし、ヤクザ相手に油断させるのは良くないことだと思う。

野木亜紀子アンナチュラルやMIU404は天才的だったけど、映画作品はそこまでではないんだよなぁ。彼女の才能が生きるのは1クール連ドラなんだろうか。三谷幸喜映画も巧かったが。いやいきなり比較に出して悪いけど、脚本家名前作品見ることなんてあんまりないんだよ。三谷幸喜以来でちゃん名前を覚えた作家ではある。そのうち大河ドラマとかもやるんだろうかな。長いほうが面白ものになりそうな気はする。

現代社会で役に立ちそうなファンタジー世界アイテム

賢者の石

病院で使ったらみなすぐに健康

さいごの鍵

どこでも入れる

キメラの翼

旅行行き放題、また始業直前まで家で寝てられる

世界樹の葉

医療現場で高額で売れそう

ボムのかけら

怒った時に上司に使う

エッチな本

すでに持っている

風魔手裏剣

外国人観光客に高額で売る

クリスタル

集めると世界征服できる

anond:20240213174038

読んでなくてネットで流れてくる絵を見てるだけで、これ系のファンタジーもほぼ摂取してない俺から見ると二人とも普通人間しか見えないのだが、エルフドワーフってこんなもんなの?男は若干耳が尖ってるっぼい気もするが、女の方はどう見てもただの人間の女でしょ。

2024-02-13

村で話題エルフ夫とドワーフ嫁と婚活漫画を読んだ感想

作者の婚活エッセイからはてな村で思わぬプチ炎上をしている『エルドワ』。

インディーズから(?)今からでもネットで全話読める。

[第1話]エルフ夫とドワーフ嫁 - 小松良佳 | 少年ジャンプ+

感想としては説教臭さはやや感じるけど絵も好きだし普通にいい漫画だなという感じで批判の中に多い「選ぶ側の作品」というのも私は(申し訳ないけど)よくわからなかった。

それより婚活エッセイを併せて読むとどうしても気になってしまうことがある。

これ作者の経験そのままでは?

作者と旦那さんの出会いをほぼファンタジーに置き換えただけでは?と。

作者が自分経験から創作をするのは悪いことではない。

特に処女作(だよね?)ともなればそれまでの人生で得たものや世に言いたかたことが詰め込まれるのは当たり前。

でもここまでキャラクターお話ディテールもあらゆる要素がそのままだったと知ってしまうと

エルフ夫とドワーフ嫁を応援していたつもりが作者夫婦応援していた・のろけ話を聞かされていた

な、何を言ってるのかわからねーと思うが……みたいな心境になってしまう。

元ネタがわかったことで物語魔法が解けてしまったのだ。

婚活エッセイを読むのがもっと先ならそこまで気にしなかったかもしれない。

読むんじゃなかった……。

ところで本作はジャンプ+上での掲載順が低かったそうだがはてな村では人気で改めて見ると毎話「配慮されてる・正しい・アップデートされた作品」と絶賛されていた。

それがエッセイ漫画が見つかったことで言行不一致だと批判を浴びるのはなかなか寓話的と言えるかもしれない。

2024-02-10

薬屋のひとりごと』を和風ファンタジーだと思ってる人がいるらしくてビビった

凄いな。

中国日本領土だと思っているか日本中国領土だと思っているか、どっちでもないなら日本古代近代にかけての風景を全く知らないかのどれかだな。

2024-02-09

anond:20240209155217

まじか。このすば見た時とかダクネス白人っぽいなー、めぐみんアジア系かー、アクア青髪ファンタジー特有キャラだなーとか。俺がおかしいのか。じゃあ、それでいいよ。

普段は気にしないけど考えると不思議ファンタジーの設定

映画アニメ漫画等で見てる時はそういうものだと思って見てるけど、改めて考えると不思議だなと思うファンタジーの設定ない?

そんなの真剣に全部描写してたらスピード感も無くなるだろうし、余計に疲れそうだしで描写を望んではいない。

地面、屋根等への衝撃

凄い高さにジャンプしたり、そのまた逆に凄い高さから着地、凄いスピードダッシュしたりした場合

接地してた箇所にすんごい衝撃ないの?って不思議

ドラゴンボールみたいなのは空飛ぶレベルなので脳内ではセーフ判定。

時間停止

分子とか停止してるレベルだと真っ暗にならないの?って不思議

固さも気になる。呼吸すら辛そう。

ワープ、瞬間移動

元いた場所の事後って物質まるまる消え去ってるので、移動する物体の大きさによって偉い事起きるんじゃないかなって不思議

何らかのプロトコルで移動後の地点の担保取らないとウィザードリィになるのはたまに見るけど。


中には設定き理由付けされてるものとかあるのかな。

僕やばは主要人物が中学生と言うことを加味すると、確かに自然に胸が大きいんだけど、

これがちょっと現実から離れるファンタジーになると、

中学生くらいの年齢でもっと胸が大きいキャラは沢山いる訳で、

あれはもう一種記号表現なんだと割り切った方がいい気がする

乳比べもお決まりみたいなもの

漫画アニメ過去時代劇が占めてた地位を占めるようになって、

テンプレ的なキャラの外見や展開が望まれるようになってる感じはある

奇抜なストーリ構成キャラ外観はお年寄りには受け入れられないのよ

2024-02-08

硬派ファンタジーRPGが好き

傭兵冒険とかナイトインザダークネスみたいな硬派エロファンタジーRPG好きなんだよな。

アリスっぽいゲームが好きなんであって、ソウルライクは好きじゃない。未だ敵強くすれば良いんでしょ的なクソゲーが出て来るんで界隈に与えた影響は大きいよな。

今日新たに知ったこ

清めの塩は日本特有文化だということ。

からたまにファンタジーものでも塩を清めるために使用したりするけど、あれはちょっとおかしいのかも。

2024-02-07

anond:20240207225301

お支払いはスムーズに。女は勘定で揉めると白ける。

経済的意味でも弱者男性なのかは知らんが、できるだけカネを表面化させるな。

カネは潤沢になくてもいいが、カネはあるフリをせよ。つまりはカネで困るという現実を隠せ。

黒子がいなけりゃ演劇は成立しないが、演劇というファンタジーを上手く演じさせる責任を負っていることを忘れてはならない。黒子はなるべく隠すのが責任だろ?

バリバリの財布なんて以ての外だぜ。

スタレ日記

スタミナが切れたから、鉱山にいるモブ敵鉱夫を狩ってるんだけど、そこらの地面に座り込んでるモブの背後から金属バットで殴りかかる絵面がひどい

剣や槍は非日常の道具だからどっかでファンタジーになるけど、金属バットはあまりに短すぎて生々しさを感じる

洋ゲーファンタジーRPGってなんであんな似たような世界観ばっかりなんだろうな

ガチ中世で暗くて貧しくて汚くて、血みどろで気持ち悪くて悪趣味なやつ。

だいたい悪辣貴族圧政に苦しむか、グロテスククリーチャー軍勢侵略されてて辛気臭えの。

スカイリムディアブロドラゴンエイジウィッチャーもバルダーズゲートもそんな感じじゃん。

指輪物語D&Dの流れを汲んでるとそうなるんかね。

ああ、それで言うとホグワーツレガシーはさすがに良かった。

しか日本RPGやなろう系ファンタジーに比べてバリエーションが少なすぎるよな。

フリーレンの世界って

瞬間移動魔法は開発されていないんだな。

ダイと同じ声優さんからファンタジー繋がりでアニメ見てたんだけど、ふと気がついたんだよね。

ルーラがあったらこの話おわりじゃんって。

ベルーラは一応あるけどせいぜい30分とかなんとか。

魔法イメージ世界だってうから目的地への瞬間移動のイメージ化ができればフリーレンならできそうな気もする。

なんか身も蓋もなくてごめん。

anond:20240207092914

まさしくなぜか現代風の下着がある作品もあるよね。中世ファンタジー世界で服飾技術が発達してるはずもないのに。

乳房も省略されたりするどころかデフォルメで逆に強調されたり。

男性の性欲も描写されないし。

こういう一連の偏りって誰にとって都合がいいかって言うと、実は男性視聴者だよね。

2024-02-06

ファーストガンダム

月9ドラマでやってみたらどんな感じになるのか?

なんかファンタジー色の強いマンガ現代日本現実感のある話に作り替えちゃったのがあったはずで

そんなテイストでできないだろうか?

まれ変わりとか転生とかの裏設定にしてしまって

アムロ日本人として違和感のない名前に……安室透は安直でやめておくとして

モビルスーツはどうするか?

大河ドラマ合戦シーンを端折ってブーイングだったが、そういう例があるからできないこともないだろう

中途半端CG再現しても月曜ドラマランドみたいになっていくな

ちょっと待って!抜きなしのマッサージ店って実在するの?

そんな店ってファンタジーとか二次創作の中だけの存在じゃないの?

2024-02-04

いや本当に脚本家いらなくない?

原作付きなら本来は「脚色家」として仕事しないといけないところ、「脚本家」として自己アピールして、原作者が傷つくような二次創作をしてる訳だよね。公式で。

さっき脚本の書き方をググったんだけど、こういうものなら原作マンガ時間場所・誰のセリフかを追記するだけでいいんじゃないかと思った。

マンガのものの方が話の流れも雰囲気も分かるし、表情や立ち位置まで図説されてるから分かりやすい。マンガ監督役者スタッフ脚本として渡すのありじゃないか

で、そのコマ情報の書き起こしとか、シーンごとの切り分けとか、作品を守る編集社サイドでやれる仕事だと思うんだよね。なんなら個人の思惑を持ち込まないバイトにやってもらうのが適切ですらある。

脚本家もこんな「誰でもできるような文字起こし」させられるだけの仕事なんか技術職としてのプライドに障るだろうし、自分名前が出るのに自分意思が全く介在してないようなものは「仕事してない」「自分がやる意味とは?」ってなってしまう気がする。だから存在意義のために強引にでも何かしら手を加えないといけなくて、それが諸悪の根源なのでは。

そう思うと本当にマンガ原作作品脚本家いらなくない? って思ってしまう。

もしファンタジー表現を実写で可能な形に落とし込んで欲しいとか、舞台可能な形にして欲しいとか、こういう企画を盛り込んで欲しいとか、役者のために当て書きして欲しいとか、そうなったら必要かもだけど、原作準拠の実写ドラマを作るのであれば、脚本家なしの方が費用工数トラブルも減らせて効率的だと思う。コスパ良い。

問題業界の慣習と忖度ですかね、その辺もそろそろ意識アップデートなされるといいよね。

あと「実写化二次創作」って制作側だけが分かってる風なの欺瞞だと思ってて、原作ファンにも明確に二次創作であることを示すべきじゃないですかね。

具体的には『明らかな別タイトル原作原作名)』として出して欲しい。

普通二次創作はそうでしょ。タイトルへの併記じゃなくてジャンルとして記載済みだったり奥付への記載だったりするけど。二次創作だと分かった上で買うかどうかは買う側の自由で、同様に視聴するかどうかもファン自由にすべき。

で、それで出た視聴率が脚色家や監督の実力。

ここで数字出して初めて「他人の褌で何言ってんの?」って軽蔑されてるのが、ちゃん説得力ある発言として聞く耳持たれるようになる。

とりあえず、実写化の話が上がるレベルまで「原作買い支えファン」を騙し討ちするのは本当に不誠実だと思う。

こういうところで目先の売上優先して「信用」を目減りさせていることに考えが至らないのが問題の一因だよね、ぜひ考え直して欲しい。

信用といえば小学館自分雷句誠先生騒動まだ覚えてるので、「また小学館か」となってる人は結構多いはず。信用回復のためにも作者に寄り添った火消し頑張って欲しい。

[]女性にとって意思の強さはそこまで美徳ではないのかもしれない

なぜそう思うかというと、女性恋愛スタンスを考えると、まず受け身であるということだ。

そこには意思の強さは関係ない。

待つということに意思の強さが関係するかもしれないが、彼女らは別に待つ必要もない。

いい男性がいればそちらにOKを出すだろう。

  

これが女性戦略的恋愛スタイルになる。

もし、意志の強い女性がいるとすれば、この戦略に支障をきたすことになるだろう。

最初アプローチしてきた男性を良く思い、待つ間に良い男性からアプローチされる可能性があり

それを意志の強さによって逃すことになるだろう。

男性は反対に良くアプローチしなくてはならない、それは意思の強さに関係してくる。

  

そう考えると、女性漫画では、意思の強さは男性漫画より弱くでる可能性がある。

もちろん、女性男性を描くとき意思の強さを女性が持たないものとして描くのであれば、それは別であるが。

女性漫画で伝えたいことがあると思うが、少年ジャンプでは昔から友情、努力、勝利と言われたと思う。

私は男性なので、基本的には男性向けの漫画を好んで読んでいるが、読んでいるなかでは、意思の強さを良好的に描いた漫画が多いように思う。

意思の弱さはマイナスのものとして描かれていく。

  

女性向けの漫画は、断片的にしか読んでいないので感覚で書くが、

意思の強さはあまり全面に出てこない。(というよりバトル漫画ファンタジー漫画そもそも少ないように思うが。)

女性向け漫画でよく上げられるのは葛藤であり、内面の話だ。

そこではつまりいか決断すべきではないかということを長々と書いている。

男性が読めば、それは美徳ではないが、決断をしないための決断というのがループ構造で描かれる。

だがもちろん時間が進み、結果として何らかのストーリーが進行する。(それが良い結果か、悪い結果のどちらでもあっても、決断しないことによってもたらされたものだ。)

  

根本的な価値判断レベルで、女性向け漫画男性向け漫画と異なるのではないかということを思ったので書いている。

その中で、男性向け漫画女性にも読まれるが、女性向け漫画男性にはあまり好ましく読まれない。

(もちろん、女性男性向け漫画が手放しで喜ばれているとは思っていないが。)

それは男性が思う美徳を、女性美徳とは思わないという問題によるものではないかという点を想像たからだ。

ただその逆は成立しているのは、空想世界である認知するために使用されている可能性がある。

そう考えると、女性向け漫画ファンタジー作品の少なさにある可能性の方が高い。

何かが支障となって、意思の弱さをそのまま空想世界に持っていけない。

女性向け漫画受け身漫画になってしまうため、ジャンルは考えないといけない。

時間によって外部との接触によって漫画が進行する作品が非常に相性が良さそうだ。その間はずっと主人公決断できずにいるような漫画になる。

最終的な決断私たちは待つことになるだろうが、女性向け漫画では恐らく決断しないことが最終回になり、それが良い漫画の証になるだろう。

(もちろんそれは打ち切りではない。男性から見えれば逃げであるが、女性から見れば完遂である。)

  

ただ、これは恋愛的な戦略限定される可能性もある。

女性恋愛については受け身戦略をとるが、全てが受け身というわけではない。

衣食住については金を稼がなくてはいけない、子育てについてはもっと積極的にかかわる必要があるかもしれない。

そうなってくると意思の強さは美徳となっていくのかもしれない。

もちろん、これは反対にも言える、つまり何を美徳とするかは現時点でどのような境遇いるか、どのように利益享受しているかによってくる。

それが人生経験かによって変わっていく。

ただ少年少女フォーカスを充てるなら、上に書いたような美徳に固定される。

それによって、男性向け漫画女性向け漫画が変わっていく。(当然それ以外にもあるだろうが。)

30超えて女の体を見ただけでバキバキに勃つってそれはそれで相当ファンタジーな気がする

男は一生スケベだろうけど、精力に関しては10代がピークで30代にもなればすっかり衰えてしま

中にはパートナーから刺激を受けてようやく半立ちが限界って人もいるだろう

2024-02-03

[]ファンタジー種族レシピ

Water + Earth = Plant

Plant + Plant = Tree

Tree + Tree = Forest

Fire + Wind = Smoke

Smoke + Smoke = Cloud

Cloud + Cloud = Rain

Fire + Rain = Rainbow

Rainbow + Forest = Unicorn

Unicorn + Forest = Fairy

Fairy + Forest = Elf

Elf + Earth = Dwarf

Elf + Dwarf = Gnome

Elf + Gnome = Goblin

Elf + Goblin = Hobbit

赤坂アカみたいな漫画家が居るから脚本家がつけあがるのでは

赤坂アカ実写化に関するスタンスを受け入れろって記事ブクマ稼いでいたけど

https://anond.hatelabo.jp/20240130153027

 

正直、ああいう「原作好きは見るな。宣伝のための映画なんでこれ」って明言できるスタンスの奴がどれだけ居るの?

佐藤秀峰も書いているとおり、不満が無い訳じゃなくて言ってないってだけなパターンが多いよね。

https://note.com/shuho_sato/n/n37e9d6d4d8d9

 

あともう、「推しの子」で、脚本家も良いもの作るために頑張ってるんだって描写してたけど、実際の黒沢久子発言見るに、脚本家は己の作家性押し出すのを最優先に考えてて原作者のことなんか頭にないってのが明らかになった以上、

原作者の意見を聞く脚本家」なんてものが完全ファンタジーだってことが分かっちゃったよね。まあ、フィクションだし実際にいないからこそ成り立つ話だけど。増田自作の話公開して力量試したがってる脚本家たちが自分意見補強するための材料しか使われてないよね。

 

あともう、原作者の意見脚本に反映されないのも伝言ゲームの結果なんて言ってるけど、黒沢久子発言見た限りだと、出版社テレビ局プロデューサー側が意図的に止めてるよね。

作中の劇脚本については直接やりとりすることで修正されたなんて事になってるけど、原作者の意図が伝わらない部分の描写は、あまりにもファンタジー寄り過ぎじゃないですかね…

 

あい悪者を作りたがらない描写は良いことだけど、結局割を食うのは原作者側になるってことに留意して欲しいもんだね

2024-02-02

Bang Dream! It's MyGO!!!!!』から数ヶ月でバンド箱推し沼に落ちつつある

バンドリ、正確にはBang Dream!プロジェクトは、ガールズバンドを題材にブシロードが展開するメディアミックスコンテンツだ。

とこのあたりはチャキチャキ行きたいのであとは各自調べてください。

スマホゲーを中核にしつつ、アニメ化とか音楽かいろいろあるわけだが、一番のキモリアルバンドということになると思われる。

文字通りというか何というか、リアルバンドであるキャラクター担当する声優さんたちが楽器練習してバンドを組んでライブをするという、そういう感じだ。

この流れの中で、昨年リアルバンド活動開始とともにテレビアニメシリーズBang Dream! It's MyGO!!!!!』が放映されたのがMyGO!!!!!(以下マイゴ)というバンドである

It's MyGO』については、もう全員見ているであろうから話の大筋は割愛する。平たく言えば「気まずい『けいおん!』」である

ともかく、今にして思えばこのテレビシリーズが始まりだった。バンドリのアニメシリーズ自体は以前にも3シーズンばかり放送されており、目を通してはいた。が、ハマるということはなかった。「ふーん、いいじゃん。」と渋谷凛程度のテンションで受け流していた。

ところが今度の『It's MyGO』は違った。端的に言えば、わかる。これに尽きる。劇中で次から次へと起こるいざこざは、バンド経験者であれば、馴染み深いとまでは言わなくとも身に覚えのあることばかりだ。そもそもバンドマンなんて人格問題を抱えた人間の方が多い。それが群れてひとつ目的に向かおうというのだから、揉めるこじれるは必然と言える。現実には、結束バンド放課後ティータイムのように円満関係バンドのほうが珍しいはずだ。

そして何より、バンドは終わる。99.9%のバンドは、とくに売れることもなく、ライブ成功させる(何を成功とするかは難しいが)こともなく終わる。マイゴだって一度は最悪の形で終わりを迎える。だがそこからだ。大きく話題になった10話のライブ回。「終わったバンド」の先を描くファンタジー。泣いた。泣き散らかした。なんというか、過去の私が救われたような思いがしたのだ。『ラ・ラ・ランド』のクライマックスのようだった。

It's MyGO』の放送終了後である

youtubeのマイゴチャンネル情報をチェックするようになった。新規楽曲MVチャンネル上で公開されていたのがきっかであるアニメ終わったのに新曲出るんだ、と思ったのを憶えている。

そうやって過去楽曲MVまで漁っているうちに、画面端に目が留まった。

話が逸れるようだが、ここでインターネットのコツについて書く。youtubeの関連動画を見るな。というのがそれである。猫動画を見ていたら関連動画ハムスターの共食い動画が現れたことがあった。関連動画を見ていいことなんてひとつもないのである。私が数ヶ月前の自分に何かアドバイスできるなら、youtubeの関連動画を見るな、と必ず言うだろう。

というわけだから、実際には見たわけである

同じバンドプロジェクトの別バンドの、リアルライブ映像だった。RAISE A SUILEN。以下、RAS

音楽的には全く好みでなかった。マイゴがクリーンヒットするくらいだから、私が好きなのは直球のギターロックなのであるアジカンとかイースタンユースとかアンディモリとか、そういうバンドなのである

RAS音楽は、好みと全く違った。が、好みでないがゆえに、俯瞰分析的に見られた。そして思った。演奏力、ヤバい

特にドラム。全員巧いが、特にドラム。叩くマスキング役夏芽氏のドラムは、完全にパワータイプであるビスケット・オリバとか花山薫とか好きな人なら多分好きである。四つ打ちのシンプルリズム我慢ならんとばかりに無限フィルが入ってくる。打点がよほどいいところを抜いているのか、バンドとしては重心低めの音像にも関わらず、ドラムの音が小気味いいほど抜けてくる。かつ重さもある。そして常に笑顔普通あんドラムを叩いていれば虚無顔か仁王顔になってしまうと思うのだが、めちゃくちゃ抜けのいい笑顔で叩いている。怖い。あと髪型がかっこいい。東京リベンジャーズに出てきそうな髪型である。怖い。

しばらくはRASにハマり、ブックオフオンラインアルバムを買った。当然、特典ブルーレイ付の初回盤である

ここで、バンドシリーズCD特殊形態について少し説明しておく必要がある。CDには、たいてい【通常盤】とブルーレイ付の【初回盤】が存在している。なんだ普通じゃんと思われるかもしれないが、特殊なのは、このブルーレイの方が「本体であるという点だ。ブルーレイには、基本的バンドライブ公演が一公演まるごと収録されている。そのブルーレイの分、通常盤と初回盤の間には価格差がある。たとえば、シングル盤だとCDのみの通常盤では1,760円(税込)。これに対してブルーレイ付の初回盤は7,810円(税込)である。これがアルバムになると、付属ブルーレイは二公演ぶん二枚となり、価格通常盤3,520円(税込)に対して初回盤11,000円(税込)となる。この価格差が、ブルーレイが「本体であると書く理由である

MyGOのアルバムを購入した時点では、ブルーレイ本体であるということを見抜けていなかったため、私は通常盤を購入してしまっている。今では、中古盤を漁る際でも、必ず初回盤を狙うようにしている。

それはさておきRASである付属ライブブルーレイ二枚を鑑賞して、参ってしまった。ドラム音源よりライブのほうが三十倍かっこいいではないか

といったところで、脱線脱線を重ねることにはなるが、バンドリとプロメンバー、ということについて少し書く。

バンドリにおいてキャラクターを演じる声優さん演奏するのがリアルバンドであると先に書いた。掘り下げると、このあたりは少し込み入った事情がある。RASについていえば、はじめはバンドプロジェクト専属バックバンドとして組まれものであり、ドラムベースギターというバンドの核を成すパートを受け持つメンバーはもともとスタジオミュージシャンとして活躍されていたようである。いわば演奏プロ演奏うまいのは当たり前と言ったら失礼になるが、むべなるかな、である

このあたりの事情について、もうひとつ、注目すべきことがある。こうした、スタジオミュージシャン出身メンバーも、自身担当パートキャラクターに声をあてるのである。私としては、ここのところをとても面白いと感じている。彼女らは演奏プロであるが、声優としては(はじめの時点では)アマチュアである。翻って、本業声優メンバーについて考えると、彼女らは声優プロであるが、演奏についてはアマチュアである。この交差が面白い声優メンバー演奏技術の向上と、ミュージシャンメンバー演技力の向上。後者についてはスマホゲームアニメシリーズでよく確認することができる。再三触れているRASの夏芽氏などは、もはやキャラクターとしても堂に入ったものである

RASライブ映像にどっぷりと浸かった私は、気付けば他のバンドライブ映像アーカイブを掘って追うようになっていた。

見ていて、面白いことに気づく。バンドリのリアルバンドでは、技術的な要点はリズム体に置かれているということである

一応のシリーズの顔であるPoppin Partyで全体の演奏リードするのはバンドマン上がりのベーシスト西本であるベースをかなり低めに構えた独特のフォームで激しいパフォーマンス披露して客席を強烈に煽る姿は、演じるキャラクターとのギャップに少し笑ってしまう。

Poppin Partyと対になるRoseliaでその役を担うのはドラムの櫻川氏だ。ツーバスを主軸にした手数の多いド派手なスタイルで、バンド全体を牽引する。最初見て「この人もスタジオミュージシャン出身なのかな」と思っていたら普通声優さんだったので、少し引いた。

バンドというものは、リズム体さえしっかりしていればそれなりに聴けるものになる。そういう点を押さえた上で、どのバンドにおいてもリズム体には力を入れるディレクションを行っているのではないだろうか。

という流れで、もっとも後に触れたリアルバンド、Morfonica(以下モニカ)の話をする。

モニカについては、番外編除くアニメシリーズには未登場だったのもあり、ここに至るまで知らずにいたバンドであった。

ライブ映像をまず見ての感想は、なんだかちぐはぐなバンドである

特徴となるバイオリンバイオリンについては恥ずかしながら知識がなく、技術的なことの細部については分からない。ただ、だからこそ、バイオリニストAyasa氏が凄まじく巧い、ということは分かる。いや、モニカライブ映像を見れば、誰もがそう思うはずである。どんな素人でも分かる凄さである。それぐらいに並外れている。パート的にはリードギター役割を担い聴かせる激しい演奏は、間違いなくこのバンドの華であろう。ミラ・ジョボヴィッチか?と言いたくなるようなビジュアルも含め、強烈な引きを持ったスタープレイヤーである

それにドラム。叩くmika氏は夏芽氏とは別ベクトルの超絶ドラマーである。繊細でテクニカルタイプで、刃牙では烈海王が好きだという人などは恐らくピンとくる音なのではないだろうか。mika氏のプレイにあって、ことにスネアにおけるニュアンス付けは卓抜している。スネアロールの中でのアクセント位置付け、クレッシェンドタッチ自在であり、音だけ聴けば口径も材質も違うスネアが四つも五つも並んでいるのかと錯覚するほどであるスタンダードスクエアリズムの中に三連系や五連符のフィルさりげなく滑り込ませるようなプレイも多く、いわゆる「うたう」タイプドラムとして実に聴きどころが多い。

やはりというか、この二名はもともとプロミュージシャンであったようだ。演奏彼女らが引っ張っていく形になるが、ライブ映像の印象は、ギターボーカルベースはそこに必死についていっているというものだった。演奏がよれたり躓いたりするのを見て失礼ながら「本当に演奏しているんだなあ」と改めて感じた、とそんなような演奏である

プロジェクト内の他バンドに比べてやけにこなれていないこのバンドに、なぜだか興味が湧いた。

youtubeバンドチャンネルを掘っていて見つけたのが、モニカ活動初期ドキュメンタリーシリーズ、「Morfonical」であるバンドの結成から練習、はじめてのイベント出演、単独ライブまでを追う。これが順風満帆はいかないスターである。初ライブではライブの開始時にイヤモニにトラブルギター直田氏は自らの音が聴こえない状態一曲目を演奏していたようである。これは目隠しをして絵を描かされるに等しい。演奏に慣れない中、いきなりの大舞台でそれなのだから、恐ろしすぎる。トラウマになってもおかしくない。そんなこともあって、この初ライブメンバーにとって悔いの残るものになったようだ。ことに悔し涙を流すベース西尾氏と、「自分が全体を見る立場なのにメンバー不安に気づいてやれなかった」と語るmika氏が印象に残った。それを経ての猛練習と、続く単独ライブ。そこにはドラマがあった。そうした物語込みで見ながら、モニカに対する印象は変わっていった。当時、ギター直田氏とベース西尾氏は「モニラジ」としてyoutubeラジオ放送しており、これのライブ前後の回、及びにAyasa氏とmika氏のゲスト回にて、ライブにかかる心境を詳しく語っている。

この頃、私はバンドプロジェクトの中心となるスマホゲームガールズバンドパーティ』にも手を出し始めていた。マイゴのストーリーイベントが公開され、アニメシリーズの先の物語が語られ始めたためである。このゲーム内ではモニカストーリーも詳しく語られることになるのだが、これを語り始めるとまた際限なくなってしまうので、詳しくは触れない。ただ感じたのは、モニカストーリーは、バンドリにおける特殊物語構造──キャラクターたちの物語リアルバンド物語の交差──を強く推し進めたものだということであるミュージシャンであるAyasa氏とmika氏のキャラクターを演じるという意味での成長、声優である藤氏、直田氏、西尾氏のミュージシャンとしての成長、これが交差しモニカという存在の強度を増していく──そういう物語である。少なくとも私にはそのように感じられた。

エンターテインメントを止めない!~バンドリ! コロナ禍の軌跡~』という特番youtubeバンドチャンネルにて全編視聴することができる。

特に2021年から22年にかけては、ライブの規模縮小、イベントキャンセルなどかなり活動制限されたようである

最近になって、コロナ禍を経ての直近のライブ映像が幾つかアップされている。その中でモニカの最新のライブも見ることができた。

実によくまとまった演奏であった。声優組のパフォーマンスは見違えて堂々とし、演奏ミスほとんどない。ミュージシャン組のふたりの音もより自由にのびのびと奏でられていた。

そこまでにあった物語を思って、すこし涙した。

CD初回盤付属ライブ映像もそれなりの数を見てしまって、あとは実際に見るしかいかなと思い始めている。

場の雰囲気を思うと、怖くもあるが、なんだか楽しみでもある。

現在進行形で正直不動産は酷いドラマ

正直不動産、一作目は原作に忠実ではないものの、それなりに筋を追っていたように見える

ライバル不動産会社を勝手に登場させたり

原作キャラ二人分が一人になってたり

まぁかなりの改変があって、そのせいでストーリー破綻してる部分もあったけど

ちゃん不動産業界の「嘘」みたいなところを主軸にストーリー進めてたし面白かった

ところが今シーズンの二作目はちょっと酷い

キャラ崩壊してるし正直不動産の「正直」のところがほとんど意味をなしてないし

不動産業界が関係無い演出ストーリーが多くて

もはやただのキャラを活かした古い日本ドラマを見せられてる

「どっちの方がラーメンを食べられるか勝負よ!」みたいなノリで倉科カナ福原遥大食いしてるときはどうしようかと思ったし

ディーンフジオカがレストランでいきなりタップダンスを始めた時はギャグドラマを越えて狂気を感じた

もうここまでやってくれると逆にファンタジーになるので別にいか、という気にはなってる

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