はてなキーワード: たばことは
総武線で新宿を出て三鷹方面に向かうとき、中野で停車する時間が無駄に長い。誰も乗り降りすることはないのに列車はドアを開けたまま停まっている。この時間がほんとうに長い。停車時間は2分とアナウンスが入るが、この2分はぜったいに2分じゃないと感じる。中野から2駅あとの阿佐ヶ谷で降りる自分にはこれがいつも軽いストレスだった。
中野でこれから2時間停車と車内放送が聞こえたときには、聞き間違いだろうと思った。先週までは(たぶん)2分後に列車はきちんと走り出していた。だが乗客はどんどん列車を降りていき、車内には自分だけになった。東日本国有鉄道の業績が疫病のせいで傾いていると新聞に載っていた。そのしわ寄せが来るとしたら中野のような所なのだろう。しかたがないから降りたが、中野でなにかをするあてがあるわけでもない。
中野は阿佐ヶ谷に比べると殺伐としているので、本当に用事があるときでないと降りない。改札には人が立って切符に鋏を入れていて、SUICAは使えない。さんざん並んで一時降車証明書をもらって駅を出ると、乾いた小便の臭いが鼻を突く。駅の軒下には浮浪児がたむろして寝転がったり莨(たばこ)を呑んだり、片足の傷痍軍人がアコーディオンで天然の美をプカプカ弾いたりしている。
駅前に広がる街があきらかに茶色い。泥のなかに崩れかかったバラックがごたごたと並んで店を出して、どこの盗品かわからないようなベルトや万年筆、シケモクをほぐして干したものを売っている。食べ物といえばすいとんやじゃんぎ丼のようなものを出す屋台しかなく、労務者が地べたにしゃがみ込んで丼を掻き込んでいる。疥癬で背中がボロボロになった野良犬が物欲しそうにそれを見ている。
中野で途中下車する乗客をあてこんだ商売も出始めていた。ピンク色の法被に黒のスラックス姿の男が、新しめのバラックの前に立っている。そばを通ると、「発車までお遊びどうですか」と声をかけてきた。傍らの看板には毛筆で『列車ヲ待チナガラ花ビラ大回轉 一時間五千圓ポツキリ』とある。いくら時間があっても密室で接待を受けていたら疫病にかかるかもしれない。とても無理だなと思いながら通り過ぎると、サラリーマン風の男二人が店に入っていった。
最近都内で増えている屋外の娯楽がパブリックハンギングだ。中野駅前の広場にも櫓ができて、周りに人が集まっている。場所にもよるが1000円くらい払うと、櫓の上に設置した処刑台に人を吊ったり、自分が吊られたりすることができる。目隠しをした相手の首に縄をかけるか、自分がそうされるかを選べる。吊られた人はすぐに下のトランポリンに落下して大きく飛び跳ねる。野次馬は拍手したりしなかったりする。他愛ないといえば他愛ない遊びだが、最近なぜか流行っていた。世相のせいだろうか。
そんなに刺激を求めているわけではないが、スマートボールはこの前やったばかりなので、結局自分はうずら園で時間をつぶすことにした。入場料を払って囲いの中に入ると、うずらがたくさんいて地面を歩き回ったり、藁の上に休んでいたりする。その辺を探すと卵が見つかることがある。これは持って帰ってよいことになっている。うずらの攻撃を避けながら制限時間内に卵を探すだけの地味な遊びだが、自分はこれがけっこう好きだった。
駅から徒歩5分ほどのところにある中野のうずら園は、それなりの規模だった。囲いの中には植え込みがたくさんあって、2、30羽はいるうずらが好き勝手にやっていた。真ん中には丸いテーブルと椅子があり、ポットからお湯を注いでハーブティーを飲めるようになっていた。
ミントティーを飲みながらうずらを眺めていると、植え込みの中に先客がいることに気づいた。グレーのスーツにスカート姿の、髪の長い女性らしい人がしゃがみ込んで、両手で顔を覆ったまま動かない。
囲いのゲートが開いてまた一人やってきた。背の高いおじいさんで、白髪交じりの長い髪は何年前に洗ったのか不明なほど汚れていて、フエルトのように固まっていた。染みだらけの黒いベンチコードにピンストライプのスラックスをはいていて、左右の靴が違った。おじいさんは恍惚とした満面の笑みで、腕を上げてゆっくりとしたリズムの手拍子を打ちながらこちらに近づいてくる。手拍子は歌にあわせていることが、近づくにつれてわかる。あーいあーいおー、あ、あーいあーいおー、あ、ああーいああんあああっあっあいあー、あっ、おあいおああんあああお、ああいああんあああーお、ああいおあんあああっあ、あいおー。これはあれだ。植え込みにうずくまったままの女は動かない。あーいあーいおー、あ、あーいあーいおー、あ、ああーいああんあああっあっあいあー、自分は手拍子だけでつきあおうと思ったら、あーいあーいおー、あ、あーいあーいおー、あ、ああーいああんあああっあっあいあー、電車の発車時刻はおあいおああんあああお、ああいああんあああーお、ああいおあんあああっあ、ああいおあんあああっあ、あいおー
佐藤と鈴木を組み合わせて、「佐鈴」だの「さとすず」だのと書いたり読んだりする。
そこに意味を持たせる界隈がある。
もちろん、攻めといったら穴に棒を入れるほうで、受けといったら穴に棒を受け入れるほう。佐藤が鈴木の穴に棒を入れるということだ。「鈴佐」だったら、攻めの鈴木と受けの佐藤で、鈴木が佐藤の穴に棒を入れることになる。
これは何にもかえがたい規則である。佐鈴の鈴木は、佐藤の穴に棒を入れてはならない。鈴佐の佐藤は、鈴木の穴に棒を入れてはならない。上の穴だろうが下の穴だろうが関係ない。例外はない。
例外はないので、佐藤も鈴木もどっちもどっちをやりたいときは、「佐鈴佐」とか「鈴佐鈴」とかって書くことになる。「リバ」というやつだ。佐藤も鈴木も下の穴でもいいし、佐鈴の佐藤が鈴木の上の穴に棒を入れてもいい。そういうときは、「佐鈴佐」とか「鈴佐鈴」とかって書かなきゃいけない。
何の話だっけ。佐鈴を佐鈴と書かなきゃいけない界隈の話。
書かなきゃいけないんだよ。佐鈴も鈴佐も佐藤と鈴木だけど、佐鈴は鈴佐じゃなくて、鈴佐も佐鈴じゃなくて、佐鈴も鈴佐も佐藤と鈴木では駄目なのだ。
でも駄目。
検索避けのためである。この界隈では、佐藤と鈴木の恋模様を特殊性癖に分類しているのだ。人を選ぶと言い換えてもいい。佐藤と鈴木の恋模様は、到底、一般人の目に入っていい内容ではない。
つまり、純粋に「佐藤」と「鈴木」を求める人のための検索避けである。ここで「佐藤」「鈴木」のタグを並べては、彼らの検索を妨害しかねない。佐藤と鈴木の恋模様は特殊性癖なのだ。こちらも特別なタグを使うべきだ。
ということで、一般人の検索を妨害しない、検索避けのための特別なタグがこちら。「佐鈴」「鈴佐」。ぜひ、佐藤と鈴木と穴と棒の関係に従って、適切に選んでほしい。
それでは。この日記は、あなたのすばらしい特殊性癖ライフを願う佐鈴の提供でお送りしました。
佐藤と鈴木の穴と棒に相談してください。彼らの将来を想像するのも悪くないと思います。
「佐鈴」も「鈴佐」も使わなければいいと思います。だからといって「佐藤」「鈴木」のタグを使うことはしないでくださいね。純粋な気持ちで「佐藤」と「鈴木」を検索する一般人の目を汚すことになるので。
って感じ。
いわゆる二次創作の、いわゆるBLの、いわゆるCPの、っていう界隈の話なんですけど。よそのことは知りません。
穴も棒もわからない佐藤と鈴木の恋模様には、どんなタグを付ければいいんだよ。いや知ってるよ。原作の題名にしれっと「腐」の字を混ぜた特別なタグがあるもんな。一般人とのすみわけのために、原作の題名やら略称やらは使わないで、この特別なすみわけ題名タグを使わなきゃいけないんだもんな。でも佐藤と鈴木がいることをどうやって伝えろっていうんだよ。
あっ、すみわけ題名タグを使ったときは例外ですか。そうですか。これですみわけができたから、佐藤と鈴木をそのままタグにしても問題ないってか。
じゃあ「佐鈴」「鈴佐」は? あっ、すみわけ題名タグがなくても、特殊性癖を意味するタグですか。あっそう。そうだよね。インフルエンサーが2人を組み合わせて「佐鈴」とか「鈴佐」とかって呼んでたらびっくりしちゃうよね。わかるわかる。
嘘。大嘘。わかりません。わからん。わかんね。こんなありふれた呼称が何だって?
コンビタグとかグループタグとかっていうものがあるんですけど、これは佐藤と鈴木の恋模様ではない関係を描いたことを表すタグで、たとえば佐藤と鈴木が2人でたばこ休憩するからって「たばこ休憩組」って呼ばれたりするんですけど。ですけど。
なんで特殊性癖じゃない関係のほうが、こんな特殊っぽいタグを使うんですか。なんで、あんなにありふれた「佐鈴」が使えないんですか。意味わかんねー。せいぜい、すみわけ系題名タグと「佐鈴」を併用したときにだけ特殊性癖を表すことにしろ。そうでもないときにちょっとインフルエンサーが「佐鈴」を呼んだくらいで発狂するな。
そもそも二次創作BLは特殊性癖か? 男と男の恋模様がそんなに特殊か? 特殊って言えるの? 今? 現代? 令和ですけど!? いやべつに特殊だろう普通だろうと、インフルエンサーがBL前提で「佐鈴」を呼んでもよくない!?
あっ違う? そういう差別的な意味ではない? 今だからこそデリケートな話題だからこその配慮ってやつ? そこまで配慮したいならタグじゃなくて、おまえの二次創作を読む人間が必ず通るところで説明しろ。文章で説明しろ。
「BLです。男と男の同性愛描写がございます。現在、同性愛を含めて、ジェンダーはデリケートな問題を孕んでいます。こちらの二次創作は、そうした問題について無神経な書き方をしているかもしれません。ご注意ください」
みたいな?
それともこっちか?
「原作で同性愛者と言及のない男性を同性愛者として描写しております。捏造です」
「原作で異性愛者と明確に言及されている男性を同性愛者に変更しました。捏造です」
まー二次創作なんか全部だいたい捏造ですけど。つーか、ジェンダーについて言及のない登場人物を異性愛者前提で扱うのもどうかと思うけど。もう原作にない恋愛(性愛)関係のすべてを警告しろ。
「この二次創作は、原作で言及のない恋愛(性愛)描写を含みます」
一部の方々のアレであることはわかっているんですけど、私みたいに嫌な思いをする人間もいるので、もうなんか「すみわけ」の気配を察知するだけで涙が止まらなくなり、日常生活に支障をきたし、今も泣きながら、このどうしようもない思いを吐き出したらすっきりするのかなとか考えながら、これは好みの話ですが、鈴木が受けに回った瞬間どうしようもなくメスになる現象が苦手です。
じいさんが死にそう。
90になるじいさんだ。
元気がなくなってて、下血したので検査したら、腎不全に胃がん疑いにがんの全身転移疑いだそうだ。
がんの検査は体力的に耐えられないだろう、ということでやらないことになった。
この冬乗り切れるか。
悲しいような気もするが、ついに来るかという実感の方が大きい。
じいさんはろくでもないやつだった。
若いころから金遣いが荒く、実家の資産は全部なくなったしまった。
女遊びも激しかった。ばあさんは大変だっただろう。
定職についてない時期も長かった。
タクシー運転手だったり、送迎バスの運転手をちょっとやってた記憶しかない。
実家には畑に田んぼと農地がたくさんあったが、じいさんが農作業しているところはほとんど見たことがない。
トラクターで耕すぐらい。
根っからの怠け者だった。
趣味はパチンコで、酒を飲み、たばこを吸い、テレビを見て過ごす、ろくでなしだ。
じいさんとの思い出は特にない。
ばあさんはこんな野郎に嫁がなくてはならなくてかわいそうだった。
このばあさんでなければこの家は続いておらず、俺が生まれることもなかった。
ばあさんには感謝してる。
ばあさんはすっかりぼけてしまっていろんなこと忘れてしまっている。
かわいそうに。
じいさんがいない悠々自適な時間を楽しんでほしかったが、憎まれっ子世にはばかるだ。
そういうやつはしぶとい。
大人しくなると情が沸くもので、いざ死ぬとなると寂しいものだ。
母も憎たらしいと思っていただろうが、腐っても自分の父なので最近は甲斐甲斐しく面倒を見ていた。
最後は看取ると言っていたので、満足だろう。
娘が生まれたのでこんな世の中じゃなきゃひ孫見せてやりたいところだが、
双方リスクが高くて踏み切れない。
ばあさんには見せてやりたい。誰だかよく理解できないだろうけど。
落ちも何もない。
今思うとヤバイ生徒のほとんどはおそらく家庭環境がおかしい子ばかりで、
私は普通に卒業したけど、途中通いたくなくて不登校ぎみになったこともあった。
まず先生が機能していない。最も校内で一番権力がある不良グループがやりたい放題。
ただ、彼らがかわいそうで、強く言えなかったのかもしれない。
・自転車で校内走りまくる(定期的に)
・たばこ酒はあたりまえ(隠れてやってる振りしてる)
誰がつくったか不明だが学校の非公式匿名掲示板みたいなのがあってそこに悪口
だいたいが今思うとシングルマザーの家庭だった。
しょっちゅう苗字が変わっていて中学校3年の間で2回、3回くらい変わる子もうよくいた。
不良グループ同士で付き合ったり別れたりするのはどうでもいいのだが、
私の男と仲良くしてるだの、話しただので、一切こっちがなんとも思ってなくてもふっかけられる憂さ晴らし。
今の子はLINEのグループみたいだけど、当時は匿名だからつらかったな。
書き込みと一緒にキャリアと機種が表示されるので、どの携帯をつかっているかで、書いてる人が誰か、だいたいわかっちゃうんだけどね。
不良グループと仲良くはないが、一般的にはこの子たちも不良みたいな装い。
ずっと保健室にいる。保健室で常に愚痴っている。今思うと母親代わりだったのかな。
途中、学校に急にこなくなって、施設に入って、またもどってきた子もいる。
彼女たちは不良グループより話しやすくて、人付き合いも割と普通だけど、なにがあったのか中学生なりにこわくて聞けなかった。
尾ひれついてるだろうけど、噂ではそのうちの一人が学校にこなくなったとき、
そのグループの友達が訪問したら経血で部屋の壁に文字をかいてたって聞いたことがある。嘘であってほしい。
正直なにもいい思い出はない。嫌な思いをした3年間だった。
ちゃんとした文章とか書くの下手くそなので、喫煙を例にとって考えてみる。
禁煙なのにタバコを吸ってる人がいる……とざわざわしてる店に突撃して、
喫煙というのは、マナーを守らないと人に迷惑をかける行為だから、「喫煙は害悪!」と主張するのはまぁ間違ってはいない。ただ、ちゃんと喫煙所でマナー守って楽しんでいる人のところに押しかけて難癖付けてまわるのは明らかに間違っている。「嫌なら来るな(見るな)」ということ。
タバコをはたき落とされて踏みにじられてめっちゃくちゃ腹が立つけど、わざわざ煙を浴びに来るなんてこいつ馬鹿か?としか思えない。喫煙者以外も「さすがにそれはおかしいだろwww」と笑い出し、彼女らはすごすご退散していく。失ったタバコは惜しいが、喫煙所がなくなることはなく、次の日からはまた平和な喫煙ライフが楽しめる。
禁煙の店を選んでる人たちは、別に喫煙文化を否定するため集まってるわけじゃなくて、ただたばこの煙は好きじゃないと思ってるだけ。
それなのに、自分勝手に喫煙するやつが紛れ込んでいたので、やめてくれない?って言ってるところだった。そこへ乗り込んできた過激喫煙派連中の言い分は
「禁煙しろとか言ってるやつは過剰反応。ていうか全然煙くなくね?」
「ここの人々は喫煙文化を迫害してる!我々は被害者だ!喫煙の自由!」
ところが、おかしいだろと声を上げるとますます彼らはヒートアップ。ぷかぷかスパーとタバコをふかしながらこう主張する。
「禁煙派はモンスタークレーマーだ!消えろ!」
「謝るなんて意気地なしめ」
なんて言い出す始末。
「ここにいるとこんな嫌な目に遭うんだな」と思った禁煙派の人たちは去っていく。
結果、煙が大丈夫な人と過激喫煙派だけが残る。やがて過激喫煙派も飽きてきて、元いた喫煙所へ戻っていく。こうして、荒廃したお店とわずかばかりの人だけが残る。
タバコ臭くなった店に、苦手な人たちは近づかなくなる。別に困ることはない。禁煙の店はいくらでもある。
つまり、まとめると
前者は、煙が嫌だと言いながら自ら煙をひっかぶりに来てる矛盾したアホ。被害者はタバコを何本かむしり取られる羽目になるが、喫煙所自体はなくならない。アホの言ってることは矛盾してるので、すぐに消火する。
後者は喫煙所から出てこなければいいのにわざわざタバコが苦手な人に煙ふっかけてまわる加虐アホ。最初の一人がさっさと謝れば、匂いもすぐに落ちただろうに、乗り込んできたアホがトンチキながらもでかい声で主張しながらタバコをふかしまくったせいで、被害者はその店を見限って離れていった。
ってのが今回の騒動の印象。
まーだらだら長く書いたけど。
個人的には、上記のタバコ騒動のような印象を受けたので、例の企業を擁護してるオタクはフェミよりも迷惑度たけ〜なって思ったってこと。
いつも「俺たちの領域に入ってきて価値観を押し付けるな!」って主張してるくせに、今度は自分たちが乗り込んでいって「俺たちの価値観を受け入れろ!」ってやってるのが正直よ〜わからん。
あんたらの毛嫌いしているフェミがやってることと逆のように見えて、押しかけて暴れまわる迷惑行為である点は全く同じじゃないかと思うんだけど。今回は宇●ちゃんやラ●ライブの件とかとは根本から違う。もう女性が声を上げたらなんでもフェミ扱いにして叩いてよし!って思ってるようにしか見えない。
自分はオタク側の人間だし、フェミに漫画とかイラストとか叩かれると嫌な気もちにもなるよ。でも最近はそんなことより、「フェミを叩かないやつはオタクじゃない」「エロ系イラストをどんどんオープンにしていこう」みたいな主張を頻繁に見かけることのほうにうんざりしてるクチ。
嫌がる人がいるからひっそり楽しもうね、ただそれだけでいいんじゃないかなと思うんだけど。もちろん表現の自由があるんだから、内容は放埒でいい。ただ、おおっぴらに楽しませろ!っていう態度、そこは放埒じゃあだめだ。そんなんだからフェミに隙を与えて、規制しろだなんだって言われるんだろーに。
はー。めんどくせぇ世の中。
最後に
フェミ、オタクという表現を用いたけど、今回のことに怒ってるのはフェミだけじゃないし(というか大部分は普通の女性なのでは?)、擁護してる連中が全員男オタクとも思わない。あくまでわかりやすい例としてあげただけなのであしからず。そもそも、オタクとフェミを対比させること自体おかしいのかもしらん。あんまり真に受けないでくれ。
非モテに苦しむ増田(https://anond.hatelabo.jp/20201006215439)を読んだので俺も書こうかな。
毎日散歩するんだよね。2時間くらい。病気が少し良くなってきて社会復帰した頃に始めて、もう10年近く歩いてる。
季節や時間によって雰囲気ががらっと変わる景色とか、差し込む夕日に照らされた木々とか、面と向かって話すと絶対馬の合わなさそうなオバちゃんやおっさんが頑張って歩いてる姿とか、いいと思うんだよ。
大嫌いだった歩きたばこも、まあ散歩してるんなら家で吸ってるよりは健康的なのかねという気もしたりして。
何年も毎日決まった場所で見ていたシャム猫がふらっと見なくなって、今年の夏は超えられなかったか、と寂しくしていたら、数日前に少しズレたところでおっさんに撫でられてるのを見てほっとしたりとかさ。
折り返し地点にしてる湖のある大きな公園ではいつ行っても子供達やカップルが楽しそうに遊んでいて、気取った格好でギター弾きながら歌ってる人がいる日はちょっと長居して耳を傾けてるし、ヤンキーっぽい子らがやってるスケボーを遠くから見るのも悪くない。
中間地点にある中くらいの公園でやたら多く集まって屯してる犬の飼い主達には少し眉をひそめちゃうけどね。
昔から、俺はどこに行って何をやっても「ズレた人間」なんだけどさ。容姿だけじゃなく行動もね。
タイトルでは「非モテ」なんて書いたけど、ホモソーシャルなコミュニティにも溶け込めた試しなんてないよ。
そのくせ独りぼっちは嫌だったから、ウザがられても必死に周囲について行こうとして、上手くいかなくて自滅したりして。
親や実家がヤバかったり虚言癖があったりしたのもいけなかったんだろうな。学生時代は黒歴史を量産してたよ。
女性との関係なんてもう笑っちゃうくらい接点ないから、今では自分の性器が排尿とオナニー以外に用途があるなんて信じられないくらいだ。
昔はそういうのを嘆いて「俺は不幸なんだ」と絶望したものだけどね。
こう言っちゃ何だけど、体力がいるんだよね。絶望って。
親に依存して狭いコミュニティの中で毎日息苦しかった頃には何も考えず絶望出来てたけど、周囲が自分にそれほど目を向けなくなるとエネルギーが足りなくてね。
まあ、「あれ?俺普通じゃね?」とか勘違いして痛い目を見た後には多少補充されるんだけど。
でも20代の頃になんとなく気付いちゃったんだよね。「世界って本当はこんなにゆるかったんだなあ」って。
先に書いた散歩で見る世界もそうだし、こうしてネットで見る世界もそうだし。わざわざ近付いて行って交流したり自分と比較する必要なんてなくて、美しいものは素直に美しいと思える外野でいいんだ、って。
綺麗な女性を見たら「おお、美人!」とか「カッケー」とか「エロいなー」とか思っとけばそれでいいじゃん、と。
お付き合いしたりセックス出来ないからといってその人の価値が低くなるわけじゃないんだよな。こちらとしては視界に入るだけで眼福なんだからそう悪い話じゃない。
まあこんな事、口に出したらセクハラだし男からすら軽蔑されるから内心だけだけどね。
自分に期待してあれが出来ないこれも出来ないと思うより、色々なものや人を遠くから見て、自分以外の何かに面白いとかスゲーとか感じてた方が幸せだと思うんだよ。
そういうものを無邪気に追っかけてる内に自分の趣味や生き甲斐が増えていたりするし。
よく「自己肯定感」って言うけどさ、あれは「自分に興味がなくてどうでもいいから能天気に肯定出来る」って話なんじゃないかとすら思う。
30歳になってしまった。
30になるつもりはなかった、とっくに死んでるはずだった。
20になる頃に同じことを思っていたのを覚えている。
19くらいで自殺完遂すると思っていたし、その次は29のうちには死ぬと思っていた。
20になった時想像した30の私は、当時付き合っていた『理解のある彼くん』と結婚して、可愛い2人の男の子を産み、ワーママとして正社員で働きながらキラキラしてた。
残念だったねぇ!(じまんぐ声)
メンヘラ拗らせすぎて遺伝のある双極性障害持ちになってるから子供は作りたくない。
障害者として就労移行支援施設に通っている、正社員経験なんて父の経営する会社でちょろっとかじっただけだし、職歴は死ぬほどあるがどれも2年以内に辞めてる。
死ぬほど詰られたし、殺されかけたし、殴られたし、私からも殴ったし殺そうとしたし!
もう何重の意味でも予想外の30歳だ。
てんかん持ちの私はこの虚無感に酒に溺れることもできず、ひたすら死んだ魚のような目をしてカフェインレスコーヒーとたばこをお供にこれを書いている。
これを読んだおまえ、理解のある彼くんが私の人生を変えてくれたと思ったろ。
残念でしたピッピロピ〜〜!!
こっちは独身で逞しくメンをヘラ散らかしながら生きてんだよ!!
30歳の誕生日おめでとう、私!
私なら、彼くんのいない30代を謳歌できる。
私を見ろ!
結局理解のある彼くんなんて何処にもいないの、似せて非なる「全肯定マシーンが欲しいモラハラ男」が点在してるだけ!
1人でも楽しく生きられるから、そうしようよ。
みんな強く生きようね。
そんなの太らなくて当たり前だろうとか、誰でもそんな生活が出来ればするわとか、
いわれてしまうのだけど。
かといって、1食抜けば、手足が冷えて震えがくる。
今日は何が食べられるのか、どこまで無理が出来るのか。
だから、腹いっぱいだって言ってるのに「甘いものは別腹だから!」とか、やめて。
あげく、無理に食べて、やはり吐いた後の胃痛でうめいていたら、
謝る声の中で、
「体が弱くて細いって、些細なことで心配されるからいいわよね。
とか、どうすればよいの。
だったら、その頑丈な体をこっちに頂戴。
甘いものはダメってわかっていても食べちゃう♡なんて、食べ続ける事が可能な胃袋を実体験してみたいわ。
てか、食べれば太れるとか、なめとんのか。どれだけうらやましい体質なんだ。
人と同じことをするのに、頑張りが必要な虚弱な体質なんて本当にいらん。
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タバコの直接の語源は、スペイン語やポルトガル語の「tabaco」である。
タバコ自体は紀元前5000 - 3000年ごろ南米のアンデス山脈で栽培されたのが起源で、15世紀にアメリカ大陸からヨーロッパに伝えられたものであるが、それ以前からスペインでは薬草類を"tabaco"と呼んでいた。しばしばアメリカ・インディアンの言葉が語源であると言われるが、それは誤りである。
スペイン語の"tabaco"は、古いアラビア語で薬草の一種を示す"tabaq"という言葉が語源であるとみられている。
この単語が、フランス語では"tabac"、ドイツ語では"Tabak"、英語では"tobacco"となった。日本ではポルトガル語の音に近い「タバコ」として広まった。漢字の当て字としては「多巴古」、「佗波古」、「多葉粉」、「莨」、「淡婆姑」などが用いられる事があるが、「煙草」と書かれる事が最も多い。中国語では「香煙」と呼ぶ。なお、山口県の一部地域には「煙草谷」(たばこたに)という姓がある。
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