はてなキーワード: オリジナリティとは
「クオリティに関わらず同じ料金取られる」
この2点が心底気に食わないとマイナスイメージになって次の購入に繋がらなくなる。
前者は、一般受けを狙い過ぎたせいで
一番ヒットしそうなストライクゾーンばかりみんなが狙い続けてる。
結果としてどの雑誌でもお決まりの話になって新鮮味もリビドーもなくなる。
作者だけのオリジナリティを絵柄だけじゃなく話でも出してくれないと、単純に飽きてしまう。
途中で読む気がなくなる。
その点、同人は自分にリビドーが合うのをユーザー側で自由に選択できる。
欲しいやつを買うだけ、欲しくないなら買わない。
自由に選択できるし、売り手も競合と被らないことがメリットになるので、
あまりにもニッチすぎて売れなかったのなら次はマイルドにするとかの調整を自分でできる。
実際にニッチすぎるものは売れない市場に「なってしまっている」。
でもそれならそれで、他の作家が頑張るとかそれに目をつぶるだけの利点が欲しい。
クオリティと値段が素直に直結してきているが、
雑誌はどれだけ下手な作家を入れ込んでもページ数が同じなら同じ値段。
「小説家になろう」が初出で、なんやかんやあってアニメ化まで漕ぎつけた作品は、ぱっと思いつくので「劣等生」「ログホラ」「ダンまち」「このすば」「Re:ゼロ」なんかがあるわけだけど、正直、こいつらはなろうの中では変わり種中の変わり種ばっかりだった。
そんな中、今期ようやく、素直になろう小説らしいなろう小説と言っていい「異世界はスマートフォンとともに。」(通称いせスマ)が放送された。
ネット小説界では前々から有名だった「なろう小説というジャンル」が、これまでイマイチピンと来ていなかったアニメファン達にやっと認識されることとなった。
でも、その結果として「これがなろう小説ってやつなのだ・・・!」って色々なところで議論・解釈されることになった「なろう像」は、なろうユーザーからするとやっぱりピントがずれているように感じる。
俺の目から見て、どうもこいつらはなろうをこういう風に誤解してるんじゃないかと思うポイントがこれだけある。
これらの点に関しては、ここでちょっとだけ誤解を解く努力をしてみたい。
実際、なろうで高ポイントを得られる作品といえば、異世界転移・転生から始まるチーレム(チート+ハーレム)系、さらに大抵はダンジョンか領地内政の要素が入ったものしか見かけない。
SFにミステリにホラーパニック、現代日本が舞台の異能ものや普通の恋愛小説まで多様な作品がいくらでも投稿されている。
しかも、それらにもちゃんと読者がついている。決して異世界転移・転生しか読まれないわけではない。
それなのに何故そいつらだけが高ポイントを獲得するかというと、それがなろうの最大公約数になっているからだ。
SFが好きで、かつミステリも好きであるようななろう読者は、俺の感覚では、あんまりいないと思っている。
けれど、○○が好きで、かつテンプレ異世界チーレムも読むようななろう読者は、体感ではかなり多い。
このことは、実際に他ジャンルの作品を開いた時、「この小説をブックマークしている人はこんな小説も読んでいます!」リストに全然関係ない異世界転生ものがズラズラ並ぶことからも示されている。
ここに小説感になろうというサイトの構造的な問題が隠されている。
なろうのポイントシステムは、ブックマーク1人あたり2点、プラス、1人がつけられる作品の評価が内容5点+文章力5点となっている。
ただでさえ、1点+1点を付けても純粋に2点加点される完全加点方式の上、サイト内では3点以下を付けると失礼だという風潮が漂っていて、実質、1作品に1人がつける評価は10点~12点のごく狭い幅に限られる。
つまり、ニコニコ動画やpixivのランキングと同じ、「固定点を無限個の作品に与えていく」タイプのポイントシステムなのである。
たとえば「SFが一番好きだけれど、異世界転生もまあ読むかな」というタイプの読者は、SFのいくつかの作品に12点、異世界転生のいくつかの作品に10点前後を与えるかもしれない。
同じように、「学園恋愛が好きだけど、異世界転生も略」な人は、学園恋愛ものに12点、異世界転生に10点を与えるだろう。
そうして幾人もの「第2位」が集まっていった結果、合計点で異世界転生が独走してしまう。
では何故、異世界転生チーレムは全員の「第2位」の受け皿になったのか?
なろうの検索は非常に使いにくい。従ってほとんどの読者は、総合ランキングか日刊ランキング、もしくは新着リストやレビューから読みたい小説を漁ることになる。しかし物凄い量の作品が毎分投稿されている今、新着リストから特定の作品が見つけ出される確率は非常に低い。また活発にレビューを書く文化もない。
ゆえに読者の「なんとなく何か読みたい」欲は、かなりの率でランキング作品に集まる。そこは既に異世界転生チーレムに支配されているため、特に抵抗のない限り、このジャンルを摂取することになる。
すると、特に欠点もなく読者を選ばない割に第一印象がそこそこ強烈なこのジャンルは、多数の読者に「ふーん。まあ軽く読めて暇つぶしになるし、これもブクマしとくかー」というポジティブな印象を与えるわけだ。
サイト登録時に入力する生年月日は非公開なので、読者の年齢層について確かな資料はない。感想欄には年齢を入力する場所もあるが、自由記入だし、嘘もつける。
したがって人気作品の傾向から推測するしかないが、前述のとおり、異世界転生が流行るプロセスには不可逆な面があり、参考にしにくい。
だからここでは、もっと以前にそういう話を考察しておられるこちらの評論記事
http://news.netpoyo.jp/2013/06/717
を紹介するに留めたい。
簡単に言えば、なろうの傾向を「性的な「ポルノ」としては、むしろ枯れている」「加齢臭が強いし、人生を諦めきった物語が多い」とし、そこから読者層を「20代後半~30代ではないだろうか」と推測している。
一体何をもってして「まともな小説」というのか知らないが、こういう意見がネットでは多い。
それこそ誤解だ。
俺自身に関して言えば、なろう小説はおまけで読んでいるに近く、本屋で売られているミステリもSFも大衆文芸もライトノベルも読むし、それらの方が読書量が多い。
にちゃんねるのなろうスレや、マイナージャンルの感想欄などでは、なろう小説の感想や評論に絡めてなかなかマニアックな文学作品の名も出てくる。
スコ速かどこかで見た意見だが、「重厚な小説を読む時と、なろう小説を読む時では、使う脳の回路が違う」のだ。
1人の人間がお洒落なフレンチにもファストフード店にも行くことかあるように、それぞれにそれぞれの期待される役割というのが存在する。
なろう小説の役割とは、暇つぶし、手軽な欲望の消費、そして出社前の元気づけである。
前述したように、なろう読者はなろうしか読まないわけではないし、なろうの中でもチートしか読んでいないわけではない。
それなのにチートが流行るのであれば、その原因は読者ではなく、サイトの特性に求めなければならない。
なろうの特性は、当たり前だが、「Webであること」である。要するに、紙ではないことである。
なおかつ、UIが非常にシンプルで、装飾もほとんどできず、横書きである。
つまり、普段は大好きな作品を熱心に読んでいたとしても、いつでも適当な作品を暇つぶしに使うことができるということである。
スマホで暇つぶしに読むと言えば通勤時間だ。すなわち、「毎日の通勤電車の中、数十分の時間を楽しく埋めてくれる作品」を、当然ブックマークし、場合によっては評価もつけるだろう。
「毎日一話ずつ更新される」「一話の読了時間が短い」という特徴は誰でも思いつくだろう。
それに加え、電車に揺られながらの暇つぶしにすぎないことを踏まえると、「理解に苦労しない」「情報を覚えさせる苦労を強いない」「伏線を張らない」「モヤモヤを残さない」「エピソードが一話単位で完結する」という性質も見えてくるだろう。
さらにさらに、①で述べた通り、現状一番読者に見てもらえる作品ジャンルは異世界転移である。
さて、これらの条件をもとに、あなただったらどういう物語スタイルを考えるだろうか?
チート、ハーレム、Wikipedia内政。テンプレと言われるこれらの要素は、なろうというサイトの特性から、先人達が研究に研究を重ねて練り上げた、ある意味での最終形態なのだ。
こういったテンプレがあることによって、作者も毎日一話更新という驚異の更新ペースを確保できている面がある。
それに、テンプレに全てを委ねて楽をしているわけでもない。
テンプレはありがたく使いながらも、どうにかしてオリジナリティを出せそうな隙間を見つけては工夫を施している作者はたくさんいる。
問題は、それが新たにテンプレの中に組み入れられるので、結局テンプレからは抜け出せない、ということなのだが。
(ついでに、なろう小説は文章力がない、という偏見についても物申しておく。
確かに豊かな表現だとか描写だとかいうものは削ぎ落されているが、それは意図的だ。それよりもさらっと読める文章、一目で意味が通るわかりやすい文章が優先される。人気の高い作品では、驚くほどそういう文章がうまく、悪文が少ないのがわかる。)
ここまでで散々主張してきたように、なろうには異世界チーレム以外の作品も山ほどあり、それを読む人もいて、評価もされている。
問題はそれらを日の当たる場所に引き揚げる仕組みがないだけだ。
単純に、マイナージャンルの日刊ランキングを見たり、適当なキーワードで検索して、ポイントの低いものを漁っていけば、埋もれている作品はいくらでも見つかる。
だが、そう簡単な話ではないのだ。
それらの埋もれている作品の大半は、まず間違いなくゴミだ。カスだ。文章とも言えないクズの山だ。
現在、なろうに登録されている作品は50万あるらしい。おそらく40万は読めたものじゃないだろう。
そして、残り10万のまともな物語の中で、読んで面白いと思えるものは、半分ないだろう。
そんなゴミの山から、キラリと輝く超面白い作品を掘り出してくる神のような方々がいて、スコッパー、と呼ばれている。
にちゃんねるとか、おーぷんにちゃんねるとか、まとめサイトなんかで見ることができる。
彼らの掘ってくる作品に一度触れれば、こんな作品が埋もれていたのか、ここはなんてすごいサイトなんだと、考えを改めるに違いない。
そうしたら、是非、皆様自身がスコッパーになってほしい。
以上です。
第三話まで読ませて頂きました。
絵がとても上手で、要所要所のクオリティの高い書き込みにとても熱意を感じましたが、
緊迫感のある見せ場、キャラクターの感情的な表情、凄み等といった惹き込まれる「何か」が乏しいように感じました。
所詮、読む専門の素人なので、その「何か」を言語化して伝えることができなくてもどかしいです。
将来、漫画家を目指されるのであれば、読み切りサイズにまとめて賞に投稿するなり、持ち込みをしてみてはいかがでしょうか。
広く意見を貰えることは良いことだと思いますが、その分意見がまとまらずに余計に悩んでしまう事もあるかと思います。
鳥嶋和彦さんの言葉ですが、作家には『描きたいもの』と『描けるもの』があるそうです。
『描きたいもの』は憧れや模倣からくるコピー・規制製品のようなものでつまらない、
『描けるもの』から出てくるものこそ、その作家のオリジナリティであり、その作家の武器。
その『描けるもの』を見つけ、引き出すのが編集者の仕事だそうです。
上記の事から私は素人の百の意見より、現場で活躍されている専門家の的確な意見を頂いたほうが、
頑張ってください。
○朝食:なし
○昼食:シチュー(人参、ジャガイモ、玉ねぎ、マッシュルーム、ひき肉。ひき肉でオリジナリティを出して見たけど、これはかなり合うね。ググったらベタだったみたいだけど、これからシチューを作るときは、ひき肉で作ろう)
○調子
はややー。
いやまあ理由は多分、昨日の夜にファミレスでビールにポテトに唐揚げと豪遊したからだと思うけども。
起きた後は、この間のあまりのシチューの素を使うために、またシチューを作った。
今日はひき肉で作ったのだけど、美味しかった、自炊の定番にしたい。
それから、最近涼しくなってきたので、ラジオを聴きながらの散歩を久しぶりにした。
歩くのはいいですね、こうモヤモヤした気持ちが歩くことで形になる感じがするので、好きです。
おお、ゲームは全くできてないけど、かなり良い休日を過ごせた気がする。
色々あるけど、来週もお仕事がんばるぞいや。
●3DS
○ポケとる
・メインステージの捕獲(ドガース、デンチュラ、ランターンを捕獲)
554ステージまでしか開放してないから、まずはメインステージの攻略自体を先に進めたほうが全体像が見えていいかな。
○黒の令達
作る時に「これをパクろう」だなんて考えない。
作品が出来た時に、自分でもこれはあの作品に影響を受けているなと思うことはしょっちゅうある。
(オリジナリティを出すのは本当に難しい)
パクりだと騒ぐ人を見ると、パクって楽して売れた作品を作ったんだろという、一方的な思い込みがある気がしてならない。
他人の作品をパクって構図をトレースして楽した作品のくせにチヤホヤされやがって!ひきずりおろしてやる!、という考えだ。
もし、作品や業界のことを本気で考えるファン(?)であるのなら、パクりだと幼稚に騒ぐことはしない。
だからパクリと騒ぐ人と嫌儲は割と近い所にいるか、同じタイプなのかもしれない。
マスコミや一般人が単純にパクりだと騒いでも作品や業界が良くなるわけではなく、むしろ息苦しくなるだけ。
似ていることを指摘するのは全然構わない。
それだったらこうした方がオリジナリティが出るのでは?と、何も知らない人からの意見がとても参考になる場合も沢山ある。
そうやってどんどん良くなればいいなと思う。
【togetter]】
https://togetter.com/li/1152068
- あらすじ -
トレパクした絵コンテを出版し、自らパクリの証拠品を世にばらまく前代未聞の事件を起こす。
それとも誰にも知られたくない真実を墓場まで隠して持ち込む気か。
乞うご期待。
【アカウント】
https://twitter.com/mister_copycat
こいつはなんなんだろう。
発見した俺凄いなの?
マスコミ気取り?
恨みでもある関係者なの?
星の数程ある作品の内、似ている設定や構図なんて山ほどあるだろうに。
こいつは新海誠が、
新海誠「ヘヘッ。この構図めっちゃいいじゃん。へへっ。パクったろ。トレスしたろ」
って考えていると本気で思っているのかな?
○朝食:ナポリタン
○昼食:シチュー(自作。鶏肉、しめじ、じゃがいも、人参、たまねぎ。しめじがオリジナリティのつもりだったけど、割とベタらしい)
○夕食:考え中
○間食:栗羊羹
○調子
はややー。
外出れないので、家でのんびりはややーしてた。
夕飯にとっておこうとおもったけど、ぺろりと食べちゃった。
ただ、結局自炊って高くつくよね、なんだかんだで千円ぐらいは使ってるから、よくよく考えると店で食べた方がよかったかも。
いやまあ、こういう日は仕方ないし、作ること自体も割と楽しいから別に良いんだけども。
○トガビトノセンリツ
よかった…… 本当に良かった……
最後のおまけシナリオは、別にトリックがあるとか、滾る展開があるとか、悲しい展開があるとかじゃない、
本当よかった。
もうちょっと、ハマりすぎてよくわかんなくなってきたけど、
このキャラクタたちともう会えなくなるのが寂しくて寂しくて仕方がない。
○D.M.L.C
トガビトノセンリツはデスゲームものだったけど、これは恋愛ものかな?
なにやら告白されると爆発するという設定のようだけど、
これは多分「序盤はコメディのように思えていた描写が、中盤から真剣に扱われ出し、終盤で伏線が回収され感動的なやつ」だ!
いや、お前それ具体的にどういう話だよ、類型化されてんの? と聞かれそうだけど、
なんかこういうのありません?
「え、ああ、これギャグじゃないんだ!」みたいな驚きのやつ。
それを見て胸がキュンキュンすると言っている人もいる。
現パロなんてpixivで留めておけよって思う。
ハイジ達を高校生にして、露骨なシチュエーションで恋愛模様を表現。
現パロなんて化学物質まみれのクソインスタントラーメンと同じだぞ。
それ見て「胸がキュンキュン(はぁと)」なんて言っている奴は目を覚ませよ。
【追記】
窪之内英策の絵大好きだしそれが動くのは最高だけど!
はぁ?
製作側の「かわいい絵でキュンキュンさせる設定でアニメ作ればいいんでしょ。よっしゃ!しかもハイジにしたろ!
そして新海誠っぽくすればさらにウケるだろ!ガハハ!」っていうのが見え隠れして本当嫌だ。
窪之内英策先生を使うんだから、もっとオリジナリティのある設定にしろよ!
わかった。10000歩譲ってハイジ達が高校生だったらっていう設定は許そう。
だがこれだけは言わせてくれ。
■「童貞。をプロデュース」ついに最終ロケ。
ハマジムに集合し、カンパニー松尾さんの現場を取材。童貞Kが。どうなったのかは一週間後(!)の上映を待つべし。
とりあえず計15時間分の素材とモザイクの箇所の多さを思うと愕然とする。
C松尾さん、浜田社長、Fカップ女優さん、本当にありがとうございました。これでKも男への一歩を歩めた…と思います。
クランクアップ直後の晴れ晴れとした表情。何が起こったのかはまだ秘密だけど、役柄としては彼が孫悟空で、僕が三蔵法師。C松尾さんがお釈迦様。そんな感じ。
■「童貞」の編集作業。うーん。このペースのままだと絶対に30分は超えてしまう。
構成をもう一度考え直さないとまずいかも。けどねぇ、ハッキリ言ってねぇ、面白いよ。真剣な人間って凄いねぇ、笑えるねぇ、本人がマジなだけに。
負ける気がしないね、誰にも(断言)。
■加賀を呼び出して「童貞」最終確認。これで上映して良いか、を。いかんせん「松江さんを訴えたとしても、民事でなら勝てる」なんて言われたらね。
けど「カミュ」を見た後だと、先日まで本気で憎んでいたこの男がかわいく見えた。彼の方がよっぽど自分自身と向き合ってるわ。かなり歪んでるけど。
■昨夜のイベントでの「童貞。をプロデュース」の印象的な感想を思い出す。
山下君は「加賀君がバッティングセンターで打つシーンって『GONIN 監督:石井隆』の佐藤浩市みたい(追いつめられた人間はバットを振りたくなるのだ)」と言い、
柳下毅一郎さんは「童貞をレイプしといて、なぜか感謝されてる」と言い、童貞Kは「哲明、殺す」と言っていた。人それぞれの感想は面白い。
既に世界には娯楽が溢れきってて古典の消化だけですら皆精一杯なのに、カビの生えた話を未だに作ってられるって凄い。
流行りのストーリーテリング、まだ掘り起こされてないジャンルへの切り込み、インターネットやスマートフォンを使った現代化、そういった事によって新しい物語を生み出すでもなく古臭い王道を未だに作れる人って凄いよ。
だって、今までいくらでもあった古典の名作に立ち向かえるって根拠のない自信の現れだろ。
野球漫画ならドカベンやメジャーを筆頭とした名作がズラリと肩を並べて、駄作だっていくらでもいくらでもある。
恋愛ドラマだって冬ソナみたいな海外製の作品も含めたら何百という作品が既にあるわけだ。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HUN_Z00C17A8000000/
さて、MERYが再開することになったようなんだけど、これってホント反省のひとつもしてないってのを証明しているよね。
まぁDeNAは反省なんかしないってのは誰でも分かってることだからどうでもいいんだけど、小学館はまじでやっちゃいけないことをやってしまった。
『今回の失敗を活かして、小学館とともに新規メディアを作成します。』だけなら別になんの問題もないし、いいメディアを作れるよう頑張ってって言うだけど、
>> 同じブランドを使用したことについて、守安社長は「ファンが多いため」と説明した。 <<
これはありえんでしょ。まずまずそのファンがどうやって得られたかって話よ。
パクリコンテンツでブランド名を築いて、そのブランド名を使ってクリーンな商売始めるとか、著作権に対して真面目に向き合っていれば絶対にできないことだよね。
世の中のメディアやらブロガーやらはそのブランド力を得るために、必死に日々オリジナリティのあるコンテンツ作成に精を出してるわけなんだから。
そしてよりにもよってこれに小学館が肩入れするという。
今まで違法アップロードとかで散々著作権侵害に悩まされてきたんでしょ?なのになんでパクリコンテンツで知名度を得たブランド名を使って商売できるの?
ファンがついたブランド名を使用すれば簡単に読者が集まって儲かるとしか考えていないってことだよね。
小学館は日本の有力な出版社から、著作権なんて気にしない糞出版社に生まれ変わってしまった。
んでもって、バカなことしちゃったから今後小学館のコンテンツはより割られるようになっちゃう。
※「動機・プレッシャー」、「機会」、「正当化」の3つの要因が揃ったとき発生するってやつ。
これって著作権侵害にも当てはまって、
機会:これは今の時代ほぼ満たしているようなもん。コンテンツをどうやって入手・配信するかってとこ
『あいつらも著作権を気にせず商売しているんだから、別に俺もやっていいでしょ』
こういうのは本当に通用する理由じゃなくてもよくて、それっぽく聞こえる理由があればいいものだからね。
ホントでかい企業同士で連携してやるんだからもう少し上手くやればよかったのに。
DeNAが若い女性向けファッションサイトを作成するって言えば、こっちからMERYの名前出さなくても勝手にマスコミがMERYと結びつけて報道してくれるんだから初動はそれなりに集められるでしょ。
あとは見た目さえ似せて作っとけばなんとでもなったんじゃないの?
プロジェクターでも使わない限りトレパクという言葉は違うと思うが、これって結構悪質な事案じゃないのか。
ブコメに昔からある一般論だとか講師にオリジナリティはいらないとか他の授業と一緒とかあるが、そういうことじゃねー。
独自の図例・解説文という素人の著作物・作品そのものを堂々とパクってる訳で、それをTwitter上で公開したからヤバイんじゃないのって話。
一般的に認知されてるようなポイントレベルじゃなくて、それを素人個人がまとめて講座という体で作品にしたものだからね。元々の作品自体が何かのパクリという可能性ももちろんあるので、要検証だけど。
教育目的なら参考教材にしたりコピーまでは大丈夫かも知れないが、講師が教材をネットでバラまいたらそれはダメだろ。しかもそれが書籍からのコピーですらなく、素人が公開してる無料講座ってのが救えない。
文章の学校で、例文や解説文がなろうやpixivなどの素人が書いた講座の丸々パクリ、おまけにその内容をコピペしてTwitterで再公開って考えればどういうことかわかるんじゃないの。
しかもそれで金もらってるわけで。何考えてるのかさっぱり理解できない。
あとこれは余談だが、他人の絵を写してるくせに下手すぎ!素人の絵を参考に、プロの講師がホワイトボードに下書までして細かいストロークでせこせことこんなものを書いていたのかと思うと、本当悲しくなる。いろんな意味で恥を知るべきじゃないかと思った次第。