http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ09HUN_Z00C17A8000000/
さて、MERYが再開することになったようなんだけど、これってホント反省のひとつもしてないってのを証明しているよね。
まぁDeNAは反省なんかしないってのは誰でも分かってることだからどうでもいいんだけど、小学館はまじでやっちゃいけないことをやってしまった。
『今回の失敗を活かして、小学館とともに新規メディアを作成します。』だけなら別になんの問題もないし、いいメディアを作れるよう頑張ってって言うだけど、
>> 同じブランドを使用したことについて、守安社長は「ファンが多いため」と説明した。 <<
これはありえんでしょ。まずまずそのファンがどうやって得られたかって話よ。
パクリコンテンツでブランド名を築いて、そのブランド名を使ってクリーンな商売始めるとか、著作権に対して真面目に向き合っていれば絶対にできないことだよね。
世の中のメディアやらブロガーやらはそのブランド力を得るために、必死に日々オリジナリティのあるコンテンツ作成に精を出してるわけなんだから。
そしてよりにもよってこれに小学館が肩入れするという。
今まで違法アップロードとかで散々著作権侵害に悩まされてきたんでしょ?なのになんでパクリコンテンツで知名度を得たブランド名を使って商売できるの?
ファンがついたブランド名を使用すれば簡単に読者が集まって儲かるとしか考えていないってことだよね。
小学館は日本の有力な出版社から、著作権なんて気にしない糞出版社に生まれ変わってしまった。
んでもって、バカなことしちゃったから今後小学館のコンテンツはより割られるようになっちゃう。
※「動機・プレッシャー」、「機会」、「正当化」の3つの要因が揃ったとき発生するってやつ。
これって著作権侵害にも当てはまって、
機会:これは今の時代ほぼ満たしているようなもん。コンテンツをどうやって入手・配信するかってとこ
『あいつらも著作権を気にせず商売しているんだから、別に俺もやっていいでしょ』
こういうのは本当に通用する理由じゃなくてもよくて、それっぽく聞こえる理由があればいいものだからね。
ホントでかい企業同士で連携してやるんだからもう少し上手くやればよかったのに。
DeNAが若い女性向けファッションサイトを作成するって言えば、こっちからMERYの名前出さなくても勝手にマスコミがMERYと結びつけて報道してくれるんだから初動はそれなりに集められるでしょ。
あとは見た目さえ似せて作っとけばなんとでもなったんじゃないの?