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はてなキーワード: 技量とは

2023-09-11

子供時代親がどれだけ文化的経験的に豊かに育ててくれたか人生決まる。

俺は大家族育ちだからどっか行くとかの経験がなくて、変な話旅行に行く時になにがいるとかがわからない、経験がないし考えようという地頭すら育ってない。俺はマジでしか思いつかないんだけど、子供の頃から経験がある人だと、どこに行くかで何がいるか想像がつく、海に行くならこれがいる、観光地に行くならこれがいる、テーマパークなら、これがたとえ山には行ったことなくても山だとこういうのがいるのかも?みたいなところに思考が及ぶ。服さえあればいいとかいう話ではなく、教養がない。

友達旅行行った時に、え?なんで持ってきてないの?みたいなものすら持ってきてないことがよくある。もう大人から行った先で買えばいいけど、なんていうか後になってその時になってからなんでこれ持ってきてないんだよちょっと考えたらわかるだろって自己嫌悪がすごい。

からその場で目先の必要ものしか思いつかないか日常生活でも常に何かがない、生活を余裕を持って送る技量も器量もない、今の常に余裕のない生活のその先が想像つかない。当たり前にみんなができてることができない、不安だ。

anond:20230911122525

②は具体的には、自分自身がその競技をしていて、自分技量向上のための参考にしたくて観戦するような場合

例えば、「この状況で敵がこう来て、自分がこういう状態ならどう出るべきか?自分ならこう動いただろうけれど、なぜこの競技者はこう動いたのか?」みたいなことを、目の前で競技している人の視点仮想して考えたりする。

2023-09-05

よく職場を変える身内

どこにいっても他の従業員とうまく行かないらしいが、

・働き始めてすぐに備品の配置に口を出す。なんなら実際に配置を弄る

→頼んだり相談したりもしてないのに「ああした方がいい、こうした方がいい」と口を出されるのは鬱陶しいと思う。新入りなら尚更。実際に弄るのは一応上司許可は得ているらしいが、そこでの仕事も覚えきらないうちから頼んでもないことをし始める人の心象が良くなるとは思えない

・働き始めてすぐに同僚や上司に対して「Aさんは○○が下手」と他人技量を決めつけたり、ちょっとキツめの注意をされただけで「Bさんは性格が悪い」などと陰口を言うようになる

→本人的には身内相手にのみ話してるからセーフなのかもしれないが、その上から目線と自省や自制のなさは職場でも態度に滲み出てるんだろうなと思う

本人は職場変える羽目になる度に「行くとこ行くとこで嫌な目に遭う」「この業界は変な人が多いのかも」などと愚痴っているが、こちらとしては変なのはあんたやと正直呆れている

2023-09-03

から胃カメラが楽とか言うの完全に嘘

まず胃カメラと同じ消泡剤や喉の麻酔はあるし、鼻の通りをよくするとか言う鼻うがいみたいな薬剤を両鼻入れられてプールの時みたいなツーンと感、そして念の為というよくわからん理由で両鼻とも麻酔液を入れられる

しか検査までしばらく待ち時間ができてたまらない鼻汁を抑えるためにポケットティッシュが一袋消えた

そしていざ経鼻カテーテルの挿入

これは技師技量によるかもしれないのであくま自分が受けた健康診断特化のクリニックでの話になるが

インフルエンザの鼻奥ぐりぐりが全然平気だから余裕こいてたけど、その角度で入るわけないって!!!!!刺さるって!!!!!!という急カーブカテーテルが鼻奥にずっと痛みを残し、喉の奥を通る時の嘔吐感が胃カメラの比じゃない

過去に受けた胃カメラもしんどかったけど、とても比べ物にならないほどつらい

胃カメラの時は喉奥通ったらあとは圧迫感との戦いだったが、鼻呼吸することに集中して!!!というベテランめいた看護婦背中をさする手に集中していたらそこまで無理ではなかった

今回の経鼻中、少なくとも3回は胃液を戻したし顔中からいろんな汁が出てきている

あと、カメラの先端が食道や胃壁にぶつかるたびに穴が開くんじゃないのこれ???!!!!と言うくらい強い刺激というか痛みがある

事前に聞いてたいたけど、経鼻カメラは画質が悪いか胃カメラより時間かかるらしくていつまで経っても終わらない気がする(実際は30分もかかってないけど)

入れるも地獄、抜くのも地獄

流れながらさらに胃液吐いた

そこから4時間くらい鼻汁が止まらず、鼻にティッシュ詰めてマスクしていたし、検診終わりに行こうと思ってた映画も諦めて帰宅して早々と寝た

胃カメラ後、ポカリを飲んだ以外丸一日食事してない計算になるけど不思議と腹が減らなかった

世の中の、鼻から胃カメラはつらくない!というのは絶対になんらかの陰謀に基づく嘘だと思う

みんな騙されるな!!

健康診断胃カメラやるなら静脈麻酔で鎮静してくれる病院に行け!!!絶対!!!!!!鎮静がオプションでつけられるならつけろ!!!二万でこの苦痛から逃れられるなら次回必ず払うぞ俺は!!!!!

でも異変なかったからしばらくはもう胃カメラ受けない!!!

5年に一回くらいの頻度で、二万払って鎮静下で受けるくらいで良いかな…別に胃は健康らしいし…

2023-08-29

お気持ちだ」って言ってるから何でもいいんだけども

AI話題になるずっと前からfanboxやFantiaのガイドライン許可されていない二次創作で金取ることを批判していた。

どこを問題にしてるのか焦点はっきりさせてほしいんだよね

君は多分「二次創作で金儲けすること」が問題の核なんだよね?

なら「ガイドライン許可されてない~」とかい関係ないことは書くなや。な?

 

そういうの本当に良くないから。

君が言いたいことの核が「ガイドライン墨守せずサービスを使うのは良くない」なら、

ガイドライン許可されない~」って書いていいんだよ。

でもそうじゃないならそうやって関係ないことを書くな。

 

厳しい言い方すればそれはウソ・誤魔化しなんだよ。

自分本心や本当の動機と違う「尤もらしい理由」を付け足したわけだから

お気持ちはいい。嘘はつくな。

 

これは本当にみんなに言える。

表現規制したい奴等とかもさ。

あいつらもう次々に規制理由を変えていくじゃん?

規制したい気持ちはいいんだけど自分気持ちに厳密に向き合えって話なんだよ。

 

そしたらどこに出しても恥ずかしくない立派な論陣が出て来るか、

若しくはただの自分のちっぽけなネガティブ感情だと気付いたので治しましょうってなるか、

いずれにせよ何かが進む。

 

なのに「子供に悪影響~」とか

絶対それが核ではないであろう尤もらしいだけのウソをつくじゃん?

それやってるから全然議論が進まないし、自分気持ちすらふわふわなままなんだよな。

 

 

まとめると嫌儲主義みたいだが、こんな感じ。

「みたいだが」じゃなくて王道嫌儲じゃん?

からそこでウソ・誤魔化しをやるなって。

「そうです僕は嫌儲です」でいいじゃん。

自分が正しいと思う信念がそれなら堂々と「嫌儲です」って名乗れよ。

 

逆にどうも「嫌儲」って名乗るのことで嫌な気持ちになるなら、

君は「嫌儲」をよしとしてないのかもしれない。

なら自分の主張が「嫌儲」でありつつ「嫌儲」と名乗るのが嫌、という

自分気持ちのアンビバレンツをもっと観察して解決しろよ。

そのうえで他者に発表しろ

  

二次創作で金取ってるやつがいっちょ前に創作ヅラしてんじゃねえよカス」という立場

いやー、個人的には二次創作も立派な創作だと思うなあ。(俺はやってないよ)

良いものゴミがはっきり分かれるし、腕やセンスがありありと出る。

あれが創作じゃないわけあるか?

 

法律論として「人の権利物で金儲けするのはよろしくない」ならまだわかるけど

創作ヅラ~」っていうことはそういう権利問題の話でもなさそうだよね?

 

ということはたとえば、

君はなんか創作者に対する強いコンプレックスがあって

創作者の中では脛に傷があると思えた二次創作者を狙って攻撃することで

そのコンプレックスを嫌そうとしている?

 

同人誌ならまだ分かるが、データ媒体なら印刷費も郵送もいらねえのに何で金とんだよ。

儲かるからでは?

fanboxはあくま作家支援サービスって、詭弁じゃん。

二次創作してたら「作家から外れる、というのは

君のお気持ち自由範囲を超えた謎の主張では?

作家支援なら一次創作だけfanboxで投稿すればいいし、二次創作無料公開すればいいじゃん。

なんで他者がそんなことを強制されるんだ?

君のお気持ち自由領域を超えてないか

 

わざわざpixivに本番シーンを抜いた不完全エロ投稿して「続きはfanboxで!」はなんなんだ?どう考えても二次創作エロを商材にしたドスケベサブスクサービスじゃねえか。

その通りだと思うが何が問題なんだ?

関係ないけどドスケベ搾精呪法を思い出したぞ?(ちなみにプロエロ漫画家によるサブスクの中の二次創作エロである

 

 それを俺は昔からおかしくない?」と指摘していた。

なにが?

お気持ちなんだから別にボヤボヤでもいいっちゃいいんだけど

わざわざ発表するほど強いお気持ちならもうちょっと自己省察して言葉にせえよ。

 

これはあくまで古臭いヲタクの「二次創作アングラだし、二次創作元の目に入らないようひっそりと楽しめ。金稼ぎなんてもってのほか」という考えから来ている。

まあ時代は変わったし基本は余計なお世話だよね。

ていうかやはり、君の気持からはそこはかとないコンプレックスと言うか嫉視の様なものを感じる。 

それを言うにも事欠いて「二次創作にも作家性は出る」だあ?

いやそれは現に出てるやろ

Twitter見てるだけでも色んな二次創作が楽しめるが

明らかに作家性と言うものはある…

ここも、お気持ち範囲内ならなんでもいいんだけど、

リアルワールド事実否定するレベルになってないか

 

ふざけんじゃないよ。

作家性を主張したいんなら一次創作かけよ。

なんで?

 

お前がキャラデザインをしたのか?

お前がそのキャラキャラクター性を作り上げたのか?

お前が周囲のキャラクターとのエモーショナル関係性を考えたのか?

君、そんなこと言い出したらアメコミアーティストは全員作家じゃないのか?

時代小説や歴史小説信長やら秀吉やらを使う作家作家ではないのか?

  

一次創作やる時に気を付けるのはな、「自分世界を読者にいか理解してもらうか」だよ。

その過程を「みんな知ってるあの作品のあのキャラです!」ですっ飛ばしといて創作者気取ってんじゃないよ。

お前がやったのは作品文脈フリーライドしかないのを自覚しろ

どこに焦点置くかはいろいろあらあな。

借景してたらアートじゃないのか?

頭が固い……と言うよりやはり何かのコンプレックスっぽいものを感じる。

  

「この作品のこのキャラにこんなエッチなことをさせました!」なんてな、作家性もクソもねえし、リスペクトもクソもないよ。キャラクターの消費。

「人様の絵」って、人様の絵を使ってるやつが言える言葉ではない。

それはもう凄く頭が古いというか、才能が無いよね。

作家としても読者としても。

同じキャラセックスさせるんでも出来なんてまるっきり変わる。

極端に言えば作者より良いセックスを描ける二次創作だってきっといる。

 

失礼な話だけど例えば、

俺はヒロアカって原作あんま好きじゃないけど二次創作結構好きなんだよな。

作者はざっくりしたキャラデザとかガワを作るのは上手いけど

会話の機微とかリアリティある青春描写とか全く才能ないからさ。

あのキャラ学生生活を見たいと思ったら二次創作の方がいいわけ

俺はヒロアカ二次創作者のうち俺の好みで技量も高い人のことを創作者だと認めざるを得ないんだわ。

  

こういうことを理解できないのだとすれば

相当作品理解・消費する能力が低いか理解したくない感情的な動機があるかじゃないのかな。

 

大体ネット二次創作挙げて創作者気取ってるやつは碌な奴じゃない。

自分の考えた一次創作じゃインプレッションもらえないからって、二次創作に頼ってるだけの承認欲求けが発達したつまら人間だろ。

というより二次創作の方が入りやすいんだろ。

二次創作からスタートして一次創作者になった人なんかごまんといる。

すっごいふるい先輩達の時代には「二次創作なんかやってる奴は作家になれん」みたいな議論があったみたいなんだけど

現実の実績がその迷信を粉砕してしまってそれからさらに数十年後の世界に我々は生きてるわけで

君は一体何歳なんだ?

君とか言っちゃったけど年齢的に大先輩な可能性も感じる。

  

お気持ちお気持ちとして述べてるから基本的に君の自由だし何でもありなんだけど

これはお気持ちに対するただの感想文な。

anond:20230517231942

2023-08-25

科学やってない人ほど「大学教員」という肩書を盲信する

anond:20230823145057

これでは大学教員どころか小学生の作文だろう。すべての誤りを指摘するのは時間無駄なので、次の一文だけを取り上げる。

・その行為科学的に無害だとしても、長期間繰り返しても無害か?

科学的に無害」だが「長期間繰り返すと有害」とはどういう意味なのか?

1000人に読ませれば999人が意味不明だと答える文章であろう。


前の段落を読むと、著者は「科学的に」を「ある特定の条件下では」という定義で使っていると推測はできる。

だが、理系大学教員が「科学的」という言葉をこのような限定的意味で断りなく使うことは考えられない。

科学教育に携わるのであれば、ポパー反証可能性クーンパラダイム論といった古典的な「科学とは何か?」という議論は基礎教養として通過しているかである

一般的用語をあえて一般的でない意味で使うなら必ずそれを言明しておかなければならない。


誰でも子供の頃に単語意味自分で「発見」して、妙な使い方をして笑われたことがあるだろう。この文章は「科学的」という言葉自分で「発見」した文章である

ここで分かるのは、筆者は大学教員としての最低限の知識を備えておらず、学ぶ意欲もないということだ。


そもそも文章の核となる単語を明確に定義するという基本ができていない。

大学教員として当然有しているべき論理的文章を書く技術も修得していないことが分かる。


ここから言えることは、著者は大学教員としての最低限の知識技量も足りていないということだ。

自分の手で理論を組み立て、実験して、何が信ずるに値する事実なのか、どうすれば後進にそれを伝えられるのか、そうしたこと真摯に考え、先人に学ぼうとした者の文章ではない。

高等教育を担う資質のある人間とは到底評価できない。


この文章から浮かび上がる著者の人物像は、科学の盲信とやらに一言物申したいが、科学を成り立たせるシステムについて真剣に学ぶ意欲はない人間であろう。

学びを放棄したまま生煮え科学観をひけらかすのは個人自由だが、「大学教員」を騙るのは明らかにやりすぎであり、不誠実の極みと言わざるを得ない。


以下に「大学教員」のための参考文献を掲げる。今後の学びに期待する。

佐倉統,2022,『科学とはなにか : 新しい科学論、いま必要な三つの視点講談社

梶雅範,西條美紀,野原佳代子,2009,『科学技術コミュニケーション入門―科学技術現場社会をつなぐ』培風館

2023-08-23

anond:20230823205445

技量も度胸も足りないんだから、まずは小さく作って成功体験を積むんだ

2023-08-20

anond:20230820221635

人前でできる技量経験がないとなりたたないからな

弾き語りからやるかリズム隊を極めるか

2023-08-18

清宮海斗私たち想像より遥かにすごいレスラーかもしれないという

2023年新日本プロレスG1クライマックス」は内藤哲也勝利で幕を閉じた。ファンの方は嬉しかたことだろう。

しかし、今回のG1は確実にある男が話題の中心に居続けたのは疑いようのない事実だ。

その名は清宮海斗プロレスリングノアの若きエースといわれる男である

今年1/21のオカダへの「蹴撃」から始まった清宮の行動は他団体シングルリーグ戦出場へとつながって、リング内外で想定外の渦を巻き起こした。それが何を示しているのか。

まず、今回のG1への清宮参戦はどちらの希望だったろうか。これに関して私は新日本側の要請とみている。ここでの参戦が大きな話題になることは自明であり、チケット売上や専用アプリへの登録数を

増やせるいい機会である。ここで新日本から感じるのは自団体試合内容やレスラーへの自信だ。きっかけさえあればある程度以上の他団体ファンのとりこみが容易だと判断したのだろうと思う。

ノアからみても清宮には良い経験になるし、知名度に劣り、参戦発表段階では新日本ファンからは諸手を挙げて歓迎されているわけでもない彼への「誤解」を解くいいタイミングでもある。

加えて若いとはいえ団体最高王座に2度(一度目は最年少記録での戴冠)就いた選手である。無碍な扱いをしないような話はあったろうし、そうでなければ送り出すようなこともないはずである

しかし、ここから(おそらくどちらの団体からしても)想定外事態が起こりまくった。

まず、新日本での発表時にファンから想像以上の歓迎を受けたことだ。おそらく新日本的にはブーイング半分の状況を想定していたのだと思う。それが想像以上の歓声とともに受け入れられたのだ。

次に新日サイドが目の当たりにしたのは、当初の予想や見積もりはるかに超える技量いかんなく発揮する清宮海斗レスラーとしての能力だった。条件の厳しい(全くのアウェイ+一般的ではない20分一本勝負)中出る試合出る試合で、様々なタイプの対戦相手の特徴を引き出したうえでそれを超えてみせるという、清宮にとっては当たり前の、だが新日本サイドとしては予想だにしなかった状況を現出させたのだ。

その技量の突出の度合いが令和三銃士と名付け、なかで団体としては筆頭扱いであった辻陽太戦で現れた。この試合での清宮は普段試合では見せない挑発的な技も駆使しつつ、最後は完勝としか言いようのない組み立ててで勝ってみせたが、現場フロントはここまで技量差を見せられるとは思っていなかったろう。さら海野翔太戦でも技量で圧倒しつつも海野の気の強さを存分に引き出して引き分けに持ち込んだ。さらに現IWGP世界ヘビー級王者SANADAとの試合でも試合リードし、最後時間ギリギリの敗北となったが、王者差し置いて週刊誌の表紙にまでなってしまう状況となった。こうなればファンは正直である新日本ファンが一目置くのは必定だ。

団体選手差し置いて会場(=ファン)の信頼を次々に勝ち取っていく清宮を見て、新日本フロント現場は何を考えたろうか。その一端がゲイブ・キッド戦で現れたのではないか

この試合挑発ヒールファイトをするスタイルに隠れているが、明確にゲイブは試合を壊しにかかっていたように見えた。清宮は最初受けるスタイル修正を試みていたが、ある段階で完全に「これは違う」と判断したようだ。

セコンドも連れず、文字通り「単身」敵地に乗り込んでいる彼は試合そっちのけで自らと団体尊厳を守る行動に出る。最低限の行動(眼球への攻撃急所への打撃を行わない)は守りつつ立ち向かったのだ。ちなみに観客席で自らの頭を椅子で殴ってから相手に襲い掛かるという奇行ともいえる行為も、湧き上がる怒りを抑える行動とすれば納得もいく。清宮の突然の「試練」に対しても全く臆することなく、むしろ敢然と立ち向かう姿に、おそらくレスラー間で彼を見くびるものはいなくなったはずだ。

だが、一部の人間がそれを完全に脅威としてみたこともまた真実だろう。

私は、この試合を見たときに「これが<仕掛け>であるなら、予選突破はないのかもしれない」と思い始めた。普通に試合を行っても引き分けは当然あるわけだが、この引き分けはそういうものとは違うと見え感じたのだ。その後報道で清宮がスタッフを突き飛ばした、という記事が出た。普段試合後でもそのような態度をとらない彼がとった行動はその内容が全く予想外であったことを示している。このあたりから、当初の思惑とは違う流れが起こっていたのではないか

話は飛んで清宮は成田蓮戦で「まさかの」敗北を喫しあえなく予選落ち、となったが、翌日にノア副社長を兼ねる丸藤正道がかなりセンシティブな内容のツイートを行った(https://twitter.com/noah_marufuji_/status/1687979081059762176?s=20)。真意は以前丸藤との対戦を希望した成田勝利後に自身と対戦すると清宮のランクが下がってしまうということ、と言っているが、タイミングタイミングなだけに鵜呑みにはできない。時系列文脈からすれば成田勝利隠れ蓑にしてG1興行全体のピエロとして清宮を扱ったのはおかしい、という風に解釈するほうが無理がないからだ。丸藤の立場でこの発言したこと自体新日本側に対するけん制意味があるわけで、けん制せねばならない事案が起こっていたという推論にたどり着くことになる。

リーグ戦敗退後もG1興行に参戦を続けた清宮を待っていたのは、なんとほぼ第一試合でのタッグマッチ、というものだった。当初から決まっていたグレート・O・カーンジェフ・コブ戦はともかく、その後のマイキーニコルズ&藤田晃生、天山公吉&マスター・ワト、矢野通オスカーロイベとの試合とあっては、いくら興行のハナが大事だといっても他団体トップレスラーをあまりにもぞんざいに扱いすぎている。これはなぜだろうか?

私は準々決勝の組み合わせでAブロック選手相手を見たとき、ふと「ヒクレオのところにSANADAが、SANADAのところに清宮がいたほうがはるかに盛り上がったのではないか?」と感じた。これだと内藤SANADA勝利していたろうし(結果として優勝後の興行の流れもこのほうがスムーズだった。)、清宮とEVIL試合は相当に盛り上がったはずだ。しかもここで清宮が勝てば準決勝でオカダ戦ということになり、興行の盛り上がりは最高潮だったろう。

しかし、それこそが新日本側の最も恐れていたことではないか。清宮がG1興行の柱になってしまうのだ。この流れでオカダが清宮に勝っても決勝でその盛り上がりを上回ることができるか。決勝は内藤でもオスプレイでもそれは盛り上がるだろう。しかし、仮に清宮がそこまでの試合のようにベストマッチ連発の内容を見せていたらどうなるか。清宮の試合の積み重ねが新日側にあった「自団体試合内容やレスラーへの自信」を揺るがせたのではないだろうか?

そうなれば最も安全なのは「観客の記憶の奥に清宮の存在を眠らせる」ことである。それはノア側の「想定外」だったろうことが丸藤の態度に表れている。

しかし、両団体にとって(良くも悪くも)更なる想定外は「G1によって清宮の支持が大きく広がった」ことではなかったか

清宮敗退の報がネットに流れた際、新日本方針批判する発言が多く流れ、想像以上の数の新日本ファンがそれに賛同していたのは正直驚きだった。会場でも第一試合や第二試合の出場であっても大歓声で迎えられた。新日本側のレスラーたちの思いも天山戦後天山自身が清宮を讃えた態度で伝わってきた。そしてなにより清宮本人が腐ることなくしっかりと試合を行いファンを裏切らなった。これこそ清宮が再三言っていた「ノアを広める」が具体的な形になった瞬間ではなかったか

清宮は正式使用技の伝授をされている関係から武藤敬司の影響が語られることが多いのだが、元は三沢光晴に憧れノアの門を叩いた生粋の「三沢チルドレン」である。ここまでの清宮の行動を見ればわかる通り、「レスラー試合で魅せる」「いざとなったら筋を通す」「ファンを裏切らない」という三沢光晴思想が彼のレスラーとしての行動に裏打ちされている。彼の恩師である小川良成指導が大きく花開いた瞬間でもあったと思う。

さらに、清宮はあの若さにして日本プロレス発祥プロレス技術継承者としての側面を持っている。彼と新日本でタッグを組んだ大岩陵平は清宮にスカウトされる形でノア留学となったが、すでにノア道場道場主でもある清宮は指導者としての側面も期待されている。

こう見ると、この男がこれから成すことは、私たちも知らない新しいプロレスとなるのではないか

清宮海斗私たち想像より遥かにすごいレスラーかもしれない。

2023-08-15

プロゲーマー/ストリーマーの不適切発言とその処分

ここ数ヶ月の間に不適切発言でクビになった選手もいれば、不適切発言をして「消せって言われたから消しました。」と暗に反省はしていないかのような発言を重ねてもクビにならないストリーマーもいる。

結局のところ、数字をどれくらい持っていて、その人を抱え続けることがチームにとってプラスになるかどうかが全て。

前者はそこまで数字を持っているわけではなく、選手としての技量トップとまでは言えないのですぐクビになった。抱えておくことで更なるトラブルが起きたりスポンサー撤退したりするリスクを考えると損だから

後者は圧倒的な数字を持っている日本でも屈指のストリーマーなので、人でも殺さない限りクビにはならない。基本的に何を言っても何をやっても案件が来るしスポンサーもつく。

ストリーマー、ゲーマー界隈に自浄作用も無い。何でも言いたい放題で、それを咎める人なんて1人もいない。他の人と交流してなんぼの今日において、咎めたせいで人と遊びにくくなって数字が伸び悩んでも困るしね。

別にそういう業界でいいならそれはいいんだけど、それならチームとしても個人としても誹謗中傷は許しませんとか訴訟手続きを〜とか言うのはおかしくない?自分たちは言いたい放題、言われたら訴訟ってめちゃくちゃだよ。

いつかリスナー攻撃的な発言をして訴えられて負ける配信者が出てくるだろうし、その判決が出た後、アーカイブが半永久的に残っている配信者たちは怯えながら暮らすのかな。

2023-08-10

羽生結弦の思い出/感情の整理/記録(私用)

羽生結弦 結婚

初めて。

初めて推し結婚を心の底から喜べなかった。

Twitterでは祝福の声で溢れ、誰が見てもめでたいことはわかってた。

けれども、本当に「おめでとう」と言えなかった。

別にガチ恋勢とかそういうわけでもない。

でもなんで素直におめでとうと思えなかったんだろうと、色々思っていたけどこれまで吐き出していなかった感情を一旦全部整理しようと思ってコレを書いている。

明確な答えを出せるとは思ってないけど取り急ぎ感情の波が収まる前に書きつけておかないと多分忘れちゃう

しまた思い出したら追加で書いたりするかも。

追加:羽生さんのこと基本全部フルネーム表記してますが、ほぼ彼が「羽生結弦」という概念になってると思ってるので敢えてこの表記にしてます

報告の当日から何日もかけて、ちまちま思い出したことからぶつ切りで書いてるから話の前後やその時の情緒も語気も滅茶苦茶。

読み手のことを考えてる文章じゃないからかなり読みにくいが、同じように心の底から喜べずに悲しんでる人へ向けて「世の中に少なくとも1人、私がおるで」というための日記

から祝えない中、無理に喜ぶフリすると後から反動呪い言葉吐いてしまいそうだったか真剣に落ち込んでみた。

ちなみに、私はスケートという概念結婚したと思って正気を保っているので、ここから先はレディーガガの「marry the night」をお勧めします。是非聞いてね。

10年。

20ちょっと生きてる人間にとっての10年なんて人生の半分なんよねぇ。

あいいや。

初めて見たのはアイスショーで踊ってたツィゴイネルワイゼンだった。

元々親がスケート好きでたまにショーを見に行ってた事もあり、自分も連れて行ってもらったのが始まりだったと思う。

当時は荒川さんや浅田さんの影響も大きく、女子花形競技って感じで。男子はそんなに目立った感じじゃなかった。

(幼稚園生の時よくイナバウワーして遊んでたのでスケートといえば男子<女子だった)

小学生自分にとって、それまで見たことないタイプ名前電光掲示板に出ていたのは新鮮で「なんて読むねん」と思いながらぼんやりと見ていた。

なにより今では想像できない踊りで。

まぁ簡潔にいうと「何をしてるんだ…?」と聞きたくなるくらいすっ転びまくっていた。

(何年のやつか思い出せないけど知ってる方も多いと思う)

そんなアイスショーから数年。

羽生くん金メダルだって!」と。

中学の冬の朝、母親に叩き起こされたことを今でも覚えている。

え?「あの」羽生くん?と何度も確認して。

自分私生活が忙しくて少し離れてる間にすっ転びまくっていた少年五輪メダリストに変化していた。

何度も何度もソチ五輪映像を反芻して、居ても立っても居られなくなった私と母はそのまま3月のワールドに行った。

(このワールドsp、滑り出しの直前に「ゆづ〜!愛してるゥ〜!」という複数人による謎の掛け声があり会場全体が変な空気になったんだよな、カスゴミ客は◯んでくれ。)

その後はとんとん拍子で転がり落ちるように沼にハマりファンになった。

全部は長いから書けんけど、常に「羽生結弦」という男は自分にとって輝ける一等星というか。

第一印象がすっ転びワイゼンだったことも大きく、自分がまだ中学生でこれからなんでもできるという時期だったこともあって「彼のように努力すればここまで上り詰めることができるんだ」というある種の指標になっていたんだと思う。

羨望とかそういうのひっくるめて、こんなに頑張ってる人がいるのに、自分体たらくはなんなんだろうかと考えるそういう感じ。

中学高校私生活勉強で色々両立することがあって大きな変化はなかったけど、やっぱり「羽生結弦はいつも生活の側にあった。

普通に肩こり酷い人間だったから、黒と青のファイテン常に付けてた。これ可愛いよね。

高校入ってからかな。

母の彼への入れ込み方が激しくなってきたことがあって、若干嫌悪感を持つ時期があった。

詳細は省くけども、

ひねもす掲示板に張り付いて有る事無い事、噂やファン同士の諍い…望んでもないのに大量の情報を聞かされ、注入される感覚はあまりにも不快で気がついたら「憧れ」から「実の娘である私よりも母の気を引く邪魔存在」にもなっていた。

中国杯の後に増えたファン民度の悪さとかに嫌気が差していたり、自分勉強の方とかで精神的に追い詰められていた部分もあったから単純な話ではないのだけれど。

その頃自分大学受験に際して、部活のように取り組んでいた習い事を辞めていた。

スケート完璧勉強もできる「羽生結弦」を横目に「ああ自分は彼のようにはなれんのだなぁ」と失望してた。

また当時自分は家庭環境が最悪になっており家を出ることが目標だった。

家を出るためには親が納得するき足るだけの学力とそれだけの大学でないと説得できないと思ったこと、羽生結弦という男が育った街が知りたくて仙台大学を選んだ。

他に行きたい場所もなかったから、仙台に行くと決めてからはわりとすんなりと勉強ができた覚え。

羽生結弦過去ananの表紙を飾っていたが、意味わからんクソナガ茶マフラーを巻いてるポスターを机の前に飾ってた。

今なおよくわからん長ェマフラーをしてたのかは謎(調べると画像が出てくるから暇だったら見て)

どう考えても勉強する環境ではないが、サボろうとしても前向けばあの眼光から監視してもらう感じで。

話がズレたな。

平昌五輪差し迫り、母は現地で見たいと切望したものの、それまでの家事を疎かにする姿を見ていて誰がそれを応援しようと思ったか

当然家族全員反対した。

今思えば行っておいでと言えば良かったかもしれないが、私からしてみれば娘の受験よりも「羽生結弦」が優先なんだ、へぇ(笑)って感じだったし。

そんなこんなしてるうちに羽生結弦はサラリと2連覇。そこからまたファンが増え、シーズンオフアイスショーでも変なファンが増えたことでさらに嫌気が差していた。

どこかのアイスショーだったか忘れたんだけど、トイレ行ってる間にババアが「ゆづパンツが」とか会話で盛り上がってるの聞いて気分良いわけないからな。

あとアレな、アイリンの奥にある待合室の椅子全部、一つ一つに座っていたババア。この手のファン自称してる変な人たちも気持ちいから消えて欲しい。

無事進学が決まったことで家を出て、一人暮らしと同時に意識的スケート界隈を視界に入れないようにし始めた。

ここで一回離れたのが良かったのか悪かったのか。国際センター仙台駅の本屋仙台地下鉄ポスター

競技を追わずとも、さまざまなところで羽生結弦という男を目にして、その度にこの男を見て自分はこの土地までやってきたんだと思い出していた。

また話ズレるけど仙台大好き。

故郷よりも好き。

都会なのに緑が多くて気持ちがいいんよね。

就職を契機に都内へきてしまたか仙台を離れてしまったけど、はよ仙台戻りたい。

私は川が大好きなので死後、私の遺骨は広瀬川に撒いてくれと常日頃言ってます

大好きだ仙台

話を戻そう。

とはいえTwitterでこれ見よがしに呟いてるファンは正直気持ち悪かったし、自分も同じようになりたくなかったかTwitterでは鍵開けて呟くこともしなかった。そもそも羽生sageがひどい中、どれだけ擁護しようとも「羽生ファンガー」「ユヅリスト笑」と言われるんだから俺たちにできんのは「沈黙」だけだろ。

(ここでクラピカの顔が出てきたやつはツイカスかハンターオタだから前者はツイカであること自覚して生きような)

TwitterじゃなくてX?

うるせぇ、俺たちが共通センターと呼ぶのとおなじや。

そんなこんなでたまに目にしたり、アイショー見たりとかするくらいまではしてもシーズン中全部追うみたいな生活を2.3年せずにいたら北京五輪になってた。

数年まともに追っかけていなかった間に、さらスケーティング技術が向上してる様を見てやっぱり努力の人で憧れなんだよなと再認識した。

FPの朝。

雪がしんしんと降り積もる中、大崎八幡宮に4A祈願へ向かった。

FP前日に事実無根記事が大量に出回っているのを見て「4年経ってもこんな記事を書いて彼を貶めようと必死なんだ」と辛い思いしたな。

何年経っても彼を取り巻く環境は良くなるところか酷くなる一方なんだなぁと。

タイミング忘れちゃったんだけど、いつかのシーズンで本人が死のうと考えたみたいなこと言ってたのを時折思い出して。

それを考えると結婚したいと思える人と出会たことはなんて素晴らしいことなんだろうと素直に言えるんだけども。

そんなこんなしてたらあれよあれよと時間が過ぎて、引退かと思ったらプロ転向へ。

前々から引退したらどうしようと思っていたところ、最高の「答え」をお出しされて悲しむことも落ち込むこともなくて嬉しかった。

男子スケートにハマった理由に、彼らが命を燃やして戦うあの会場の空気が好きだったこともあって、その覇気がなくなったのは些か寂しい気持ちもあったけど。

まだこれからも彼のスケートが見られるんだなって嬉しかった。

ここまで色々自分の話をまとめてしまったけれど、ここからプロ転向後の個人的にモヤった点をいくつかまとめておく。

プロローグの八戸だっけな。

みんなのライト投票して踊るプログラムを決めるってやつでさ、

最初の方はみんな悲愴が多かった覚え(多分水色と青色が似ててそう見えただけの部分もある)なんだけど選ばず他のプロ踊って。

数日間ある中でも最後の日に、悲愴思い入れがあるからと踊って。

じゃあ最初からリクエスト選択肢から悲愴外してよかったんじゃね?になったけど。

あともう一個個人的に許せなかったのが阿修羅ちゃんだっけ、adoの曲使ったやつ。

adoなんて過去ネット活動してた人をアンチ自殺未遂まで追い込んでたわけじゃん。

そんないじめていた側の人間音楽を使うという事実を受け止められなかったんですわ。

giftとか、お礼に〜って内容なのにそこで使うのが「あの」「ado」ですか(笑)っていう。

いつまでも過去の話を蒸し返すなと言われるかもしれないけど、散々sage記事アンチに酷い目に遭わされてた羽生結弦がソイツの楽曲使うってグロくない?

この辺から自分の思ってた羽生結弦から乖離が起きてるのを感じていた。

まぁ自分が合わなくなっていっただけだけど。

あとまたこれは違う愚痴

notte stellata3/11に現地参加してたんだけど、中国ファンか知らんが明らかに場にそぐわない掛け声すんのやめてほしい。

こちとら鎮魂なり祈り、そこから希望とか再生意味するショーだと思っているのにそこで「あいしてる」なんてでかい掛け声は耳障りなだけなんよ。

最近見なくなったけど貞子みたいなストーカーも、アイスショー千秋楽必ずセンター1列目の変な女も邪魔

そもそもフィギュアスケートというスポーツのあり方自体も異質だよね。

プロではなくてアマチュアの方が技量が上、大会などに出場して集客してと見せ物のようになるのがアマチュアの方なん。

ただそのスポーツが好きというだけで始めた人間が、上手くなればなるほどよく分からない人たちの目に晒される環境にあって、

アスリートなのにアイドルのような消費の仕方/され方してるのがな…高校野球だけ謎に神聖視されてるのと似てる?

アイドル最初からそういう売り出し方をするからいいが、スポーツは違うじゃん。

好きで始めただけなの晒されて人格に難癖つけられてとかね。

世知辛いわね〜

まぁそんなこんなで、勝手理想像を求めてる俺みたいな人間は鈴の言葉でも反芻して生きような↓

すごい、馬鹿みたい。

勝手に期待して、勝手失望して。

ほんと馬鹿みたい。

でも王様ってそんなものなのね。

みんな勝手に期待して、陽子自体ことなんて考えてもみないで。

勝手失望していくの。

(アニメ十二国記』より)

Twitterとか世間では祝福の言葉ばかり目について、悲しむような人を見つけられなかった。

その様子を目の当たりにして、素直に喜べなかった自分の心の醜さに打ちひしがれてしまったし、周りのその「潔白」な態度に吐き気を催した。

だってさ…

今まで彼が「スケートを想って滑ってる」と思いながら見てた演技が「誰か特定の人に対しての感情を含みながら滑っていた」とかだったら悲しくない?

悲しくない?そう…俺が捻くれてるだけやね。

まぁそら遠くからお金落としてるだけのファンと、近くで辛い時支えてくれた人ならそっち好きになるのは当然だしね。

羽生結弦ファンであるなら、ファンもどこまでも清く、正しく、美しくあるべきところ私はそうできなかった。

私と同じように思っていても、表向き発信してない人が多くいると思うし。

私みたいな人も同じようにいるんだと知って、1人でも救われれば良いなと思って今回ここまでちゃん自分気持ちを書いた。

これは関係ない話だけど、Twitterで「羽生結弦結婚したのは俺?!俺!ole!」言うてる人の見て元気出たよ、ありがとう

どんなに切望しても普通には得ることが叶わない、スケートの神に愛された男が、スケート以外に愛する存在を見つけてしまった事実が悲しかった。

ただ、ただ、悲しかったんだと思う。

でもそれが神様でもなんでもない、人間としての羽生結弦で。

踏みつけても立ち上がるたんぽぽのように。

泥の中から咲かせる蓮の花のように

どんな場所でも美しく在る男の姿が。

そんな1人の男が好きだったな。

報道翌日に体を引き摺りながら仙台へ行って七夕祭り楽しんできたけど、また今度仙台行ってご祝儀代わりにお金落としてくるわ。

次はヒカペ目標で。

じゃ。


追記:

報告直後におめでとうと言ってた周りの人ほど今更落ち込んでる。最初に落ち込んでた俺の方がいま元気なの見るに、やっぱり無理するの良くねぇンだな〜に。

Twitter羽生関係を全部ミュートにしててしばらく見てないけど、羽生結弦に限らずオタクは全員キモいから自覚して生きような。

羽生結弦の思い出/感情の整理/記録(私用)

羽生結弦 結婚

初めて。

初めて推し結婚を心の底から喜べなかった。

Twitterでは祝福の声で溢れ、誰が見てもめでたいことはわかってた。

けれども、本当に「おめでとう」と言えなかった。

別にガチ恋勢とかそういうわけでもない。

でもなんで素直におめでとうと思えなかったんだろうと、色々思っていたけどこれまで吐き出していなかった感情を一旦全部整理しようと思ってコレを書いている。

明確な答えを出せるとは思ってないけど取り急ぎ感情の波が収まる前に書きつけておかないと多分忘れちゃう

しまた思い出したら追加で書いたりするかも。

報告の当日から何日もかけて、ちまちま思い出したことからぶつ切りで書いてるから話の前後やその時の情緒も語気も滅茶苦茶。

読み手のことを考えてる文章じゃないからかなり読みにくいが、同じように心の底から喜べずに悲しんでる人へ向けて「世の中に少なくとも1人、私がおるで」というための日記

から祝えない中、無理に喜ぶフリすると後から反動呪い言葉吐いてしまいそうだったか真剣に落ち込んでみた。

ちなみに、私はスケートという概念結婚したと思って正気を保っているので、ここから先はレディーガガの「marry the night」をお勧めします。是非聞いてね。

10年。

20ちょっと生きてる人間にとっての10年なんて人生の半分なんよねぇ。

あいいや。

初めて見たのはアイスショーで踊ってたツィゴイネルワイゼンだった。

元々親がスケート好きでたまにショーを見に行ってた事もあり、自分も連れて行ってもらったのが始まりだったと思う。

当時は荒川さんや浅田さんの影響も大きく、女子花形競技って感じで。男子はそんなに目立った感じじゃなかった。

(幼稚園生の時よくイナバウワーして遊んでたのでスケートといえば男子<女子だった)

小学生自分にとって、それまで見たことないタイプ名前電光掲示板に出ていたのは新鮮で「なんで読むねん」と思いながらぼんやりと見ていた。

なにより今では想像できない踊りで。

まぁ簡潔にいうと「何をしてるんだ…?」と聞きたくなるくらいすっ転びまくっていた。

(何年のやつか思い出せないけど知ってる方も多いと思う)

そんなアイスショーから数年。

羽生くん金メダルだって!」と。

中学の冬の朝、母親に叩き起こされたことを今でも覚えている。

え?「あの」羽生くん?と何度も確認して。

自分私生活が忙しくて少し離れてる間にすっ転びまくっていた少年五輪メダリストに変化していた。

何度も何度もソチ五輪映像を反芻して、居ても立っても居られなくなった私と母はそのまま3月のワールドに行った。

(このワールドsp、滑り出しの直前に「ゆづ〜!愛してるゥ〜!」という複数人による謎の掛け声があり会場全体が変な空気になったんだよな、カスゴミ客は死んでくれ。)

その後はとんとん拍子で転がり落ちるように沼にハマりファンになった。

全部は長いから書けんけど、常に「羽生結弦」という男は自分にとって輝ける一等星というか。

第一印象がすっ転びワイゼンだったことも大きく、自分がまだ中学生でこれからなんでもできるという時期だったこともあって「彼のように努力すればここまで上り詰めることができるんだ」というある種の指標になっていたんだと思う。

羨望とかそういうのひっくるめて、こんなに頑張ってる人がいるのに、自分体たらくはなんなんだろうかと考えるそういう感じ。

中学高校私生活勉強で色々両立することがあって大きな変化はなかったけど、やっぱり「羽生結弦はいつも生活の側にあった。

普通に肩こり酷い人間だったから、黒と青のファイテン常に付けてた。これ可愛いよね。

高校入ってからかな。

母の彼への入れ込み方が激しくなってきたことがあって、若干嫌悪感を持つ時期があった。

詳細は省くけども、

ひねもす掲示板に張り付いて有る事無い事、噂やファン同士の諍い…望んでもないのに大量の情報を聞かされ、注入される感覚はあまりにも不快で気がついたら「憧れ」から「実の娘である私よりも母の気を引く邪魔存在」にもなっていた。

中国杯の後に増えたファン民度の悪さとかに嫌気が差していたり、自分勉強の方とかで精神的に追い詰められていた部分もあったから単純な話ではないのだけれど。

その頃自分大学受験に際して、部活のように取り組んでいた習い事を辞めていた。

スケート完璧勉強もできる「羽生結弦」を横目に「ああ自分は彼のようにはなれんのだなぁ」と失望してた。

また当時自分は家庭環境が最悪になっており家を出ることが目標だった。

家を出るためには親が納得するき足るだけの学力とそれだけの大学でないと説得できないと思ったこと、羽生結弦という男が育った街が知りたくて東北大を選んだ。

他に行きたい場所もなかったから、仙台に行くと決めてからはわりとすんなりと勉強ができた覚え。

羽生結弦過去ananの表紙を飾っていたが、意味わからんクソナガ茶マフラーを巻いてるポスターを机の前に飾ってた。

今なおよくわからん長ェマフラーをしてたのかは謎(調べると画像が出てくるから暇だったら見て)

どう考えても勉強する環境ではないが、サボろうとしても前向けばあの眼光から監視してもらう感じで。

話がズレたな。

平昌五輪差し迫り、母は現地で見たいと切望したものの、それまでの家事を疎かにする姿を見ていて誰がそれを応援しようと思ったか

当然家族全員反対した。

今思えば行っておいでと言えば良かったかもしれないが、私からしてみれば娘の受験よりも「羽生結弦」が優先なんだ、へぇ(笑)って感じだったし。

そんなこんなしてるうちに羽生結弦はサラリと2連覇。そこからまたファンが増え、シーズンオフアイスショーでも変なファンが増えたことでさらに嫌気が差していた。

どこかのアイスショーだったか忘れたんだけど、トイレ行ってる間にババアが「ゆづパンツが」とか会話で盛り上がってるの聞いて気分良いわけないからな。

あとアレな、アイリンの奥にある待合室の椅子全部、一つ一つに座っていたババア。この手のファン自称してる変な人たちも気持ちいから消えて欲しい。

無事進学が決まったことで家を出て、一人暮らしと同時に意識的スケート界隈を視界に入れないようにし始めた。

ここで一回離れたのが良かったのか悪かったのか。国際センター仙台駅の本屋仙台地下鉄ポスター

競技を追わずとも、さまざまなところで羽生結弦という男を目にして、その度にこの男を見て自分はこの土地までやってきたんだと思い出していた。

また話ズレるけど仙台大好き。

故郷よりも好き。

都会なのに緑が多くて気持ちがいいんよね。

就職を契機に都内へきてしまたか仙台を離れてしまったけど、はよ仙台戻りたい。

私は川が大好きなので死後、私の遺骨は広瀬川に撒いてくれと常日頃言ってます

大好きだ仙台

話を戻そう。

とはいえTwitterでこれ見よがしに呟いてるファンは正直気持ち悪かったし、自分も同じようになりたくなかったかTwitterでは鍵開けて呟くこともしなかった。そもそも羽生sageがひどい中、どれだけ擁護しようとも「羽生ファンガー」「ユヅリスト笑」と言われるんだから俺たちにできんのは「沈黙」だけだろ。

(ここでクラピカの顔が出てきたやつはツイカスかハンターオタだから前者はツイカであること自覚して生きような)

TwitterじゃなくてX?

うるせぇ、俺たちが共通センターと呼ぶのとおなじや。

そんなこんなでたまに目にしたり、アイショー見たりとかするくらいまではしてもシーズン中全部追うみたいな生活を2.3年せずにいたら北京五輪になってた。

数年まともに追っかけていなかった間に、さらスケーティング技術が向上してる様を見てやっぱり努力の人で憧れなんだよなと再認識した。

FPの朝。

雪がしんしんと降り積もる中、大崎八幡宮に4A祈願へ向かった。

FP前日に事実無根記事が大量に出回っているのを見て「4年経ってもこんな記事を書いて彼を貶めようと必死なんだ」と辛い思いしたな。

何年経っても彼を取り巻く環境は良くなるところか酷くなる一方なんだなぁと。

タイミング忘れちゃったんだけど、いつかのシーズンで本人が死のうと考えたみたいなこと言ってたのを時折思い出して。

それを考えると結婚したいと思える人と出会たことはなんて素晴らしいことなんだろうと素直に言えるんだけども。

そんなこんなしてたらあれよあれよと時間が過ぎて、引退かと思ったらプロ転向へ。

前々から引退したらどうしようと思っていたところ、最高の「答え」をお出しされて悲しむことも落ち込むこともなくて嬉しかった。

男子スケートにハマった理由に、彼らが命を燃やして戦うあの会場の空気が好きだったこともあって、その覇気がなくなったのは些か寂しい気持ちもあったけど。

まだこれからも彼のスケートが見られるんだなって嬉しかった。

ここまで色々自分の話をまとめてしまったけれど、ここからプロ転向後の個人的にモヤった点をいくつかまとめておく。

プロローグの八戸だっけな。

みんなのライト投票して踊るプログラムを決めるってやつでさ、

最初の方はみんな悲愴が多かった覚え(多分水色と青色が似ててそう見えただけの部分もある)なんだけど選ばず他のプロ踊って。

数日間ある中でも最後の日に、悲愴思い入れがあるからと踊って。

じゃあ最初からリクエスト選択肢から悲愴外してよかったんじゃね?になったけど。

あともう一個個人的に許せなかったのが阿修羅ちゃんだっけ、adoの曲使ったやつ。

adoなんて過去ネット活動してた人をアンチ自殺未遂まで追い込んでたわけじゃん。

そんないじめていた側の人間音楽を使うという事実を受け止められなかったんですわ。

giftとか、お礼に〜って内容なのにそこで使うのが「あの」「ado」ですか(笑)っていう。

いつまでも過去の話を蒸し返すなと言われるかもしれないけど、散々sage記事アンチに酷い目に遭わされてた羽生結弦がソイツの楽曲使うってグロくない?

この辺から自分の思ってた羽生結弦から乖離が起きてるのを感じていた。

まぁ自分が合わなくなっていっただけだけど。

あとまたこれは違う愚痴

notte stellata3/11に現地参加してたんだけど、中国ファンか知らんが明らかに場にそぐわない掛け声すんのやめてほしい。

こちとら鎮魂なり祈り、そこから希望とか再生意味するショーだと思っているのにそこで「あいしてる」なんてでかい掛け声は耳障りなだけなんよ。

最近見なくなったけど貞子みたいなストーカーも、アイスショー千秋楽必ずセンター1列目の変な女も邪魔

そもそもフィギュアスケートというスポーツのあり方自体も異質だよね。

プロではなくてアマチュアの方が技量が上、大会などに出場して集客してと見せ物のようになるのがアマチュアの方なん。

ただそのスポーツが好きというだけで始めた人間が、上手くなればなるほどよく分からない人たちの目に晒される環境にあって、

アスリートなのにアイドルのような消費の仕方/され方してるのがな…高校野球だけ謎に神聖視されてるのと似てる?

アイドル最初からそういう売り出し方をするからいいが、スポーツは違うじゃん。

好きで始めただけなの晒されて人格に難癖つけられてとかね。

世知辛いわね〜

まぁそんなこんなで、勝手理想像を求めてる俺みたいな人間は鈴の言葉でも反芻して生きような↓

すごい、馬鹿みたい。

勝手に期待して、勝手失望して。

ほんと馬鹿みたい。

でも王様ってそんなものなのね。

みんな勝手に期待して、陽子自体ことなんて考えてもみないで。

勝手失望していくの。

(アニメ十二国記』より)

Twitterとか世間では祝福の言葉ばかり目について、悲しむような人を見つけられなかった。

その様子を目の当たりにして、素直に喜べなかった自分の心の醜さに打ちひしがれてしまったし、周りのその「潔白」な態度に吐き気を催した。

だってさ…

今まで彼が「スケートを想って滑ってる」と思いながら見てた演技が「誰か特定の人に対しての感情を含みながら滑っていた」とかだったら悲しくない?

悲しくない?そう…俺が捻くれてるだけやね。

まぁそら遠くからお金落としてるだけのファンと、近くで辛い時支えてくれた人ならそっち好きになるのは当然だしね。

羽生結弦ファンであるなら、ファンもどこまでも清く、正しく、美しくあるべきところ私はそうできなかった。

私と同じように思っていても、表向き発信してない人が多くいると思うし。

私みたいな人も同じようにいるんだと知って、1人でも救われれば良いなと思って今回ここまでちゃん自分気持ちを書いた。

これは関係ない話だけど、Twitterで「羽生結弦結婚したのは俺?!俺!ole!」言うてる人の見て元気出たよ、ありがとう

どんなに切望しても普通には得ることが叶わない、スケートの神に愛された男が、スケート以外に愛する存在を見つけてしまった事実が悲しかった。

ただ、ただ、悲しかったんだと思う。

でもそれが神様でもなんでもない、人間としての羽生結弦で。

踏みつけても立ち上がるたんぽぽのように。

泥の中から咲かせる蓮の花のように

どんな場所でも美しく在る男の姿が。

そんな1人の男が好きだったな。

報道翌日に体を引き摺りながら仙台へ行って七夕祭り楽しんできたけど、また今度仙台行ってご祝儀代わりにお金落としてくるわ。

次はヒカペ目標で。

じゃ。

2023-08-01

中国Tinderアメリカで使ってみた

私はアメリカ在住の日系二世ハーフ)の男なのだが、情けない事にアメリカ社会にはあまり馴染めておらず、気づいたら21にもなって恋愛経験がない。

そんな私に、この前同じく日系2世ハーフ恋愛経験のない一つ上の友人がとんでもないアプリを進めてきた。

そのアプリは「Tantan」といって、中国Tinderと言っても差し支えないアプリだ。

それやるならTinderやりゃあいいじゃん、と思うかもしれないが、アメリカTinder日本人感覚からしたら過激な魔窟なのである

もし、アメリカTinder女子の全アカウントを集め、そこから水着写真ピアスタトゥーデブ、痛すぎる自己紹介文を取り除いていけば残るアカウントは1%未満だと言ってもいいくらい、(少し昭和チックな)日本人の美意識に全くそぐわない恐怖と絶望マッチングアプリなのである

Tinderなんてヤリモクアプリなんだからそりゃそんな感じだろ、馬鹿じゃねぇのと思う人もいそうだが、私はヤリモクではなく、ただただまぁまぁ可愛い女子と喋れればもうそれでいいや、ってレベル陰キャなので、そういう面倒臭いタイプ人間からすれば全く嬉しくないアプリなのである

なので私はアメリカマッチングアプリを本気で使う事はないだろう、普通に大学女子と話す努力をしよう、と考えていたのだが、そこに来てこのアプリを知った。

このアプリ構造上はTinderと全く変わらないのだが、使っている女子比較的清楚で可愛いであるマッチングはしないだろうけど、美人が沢山いるのである

絶対こんな可愛い子いないだろ、詐欺だろ」って言いたくなるくらいの人ばかりだが、Tinderマッチングするかしないか以前の問題を抱えていたのでそれと比べると本当に雲泥の差なのだ

ただ、私の日系人の友人としてはこのアプリには大きな問題点があって、それは日本人全然おらず、中国しかいない…という事。

英語ならまだしもチャットもほぼ全部中国語になってしまうそうで、それで全然やってなかった…

が…何を隠そう、私は中国語ができるのだ!

とりあえず暇つぶし意味のある趣味を持とう、という陰キャ故の多い時間を勉学に使ったおかげで、(独学なので)多少おかしい所があるとはいえ、私は中国語ができるではないか

このアプリを使えば女性慣れもできる上に中国語も練習できて一石二鳥ではないか

そう思った私はアメリカでは絶対にやらないと思っていたマッチングアプリに挑戦してみる事にした。

が、最初は恥ずかしがって自分写真ではなくドラえもん銅像写真自分写真として載せた。

…すると、それで即BANされた。垢を決してもう一回新しく登録してもBANは続いていたので電話番号ごとBANされた。

私は勿体無いことをしたな、と普通にシュン…となったのだが、垢の作り方が電話番号以外にもあったのでそれで試してみたらできたので今日はちょくちょくこのアプリ遊んだわけだ。

とりあえず、本当にやってみたいと思うアプリでは今後ふざけない様にしよう…そう思った。

そして、昨日の深夜に初めて今日もちょくちょくやってみたのだが…

全体的な感想としては、どう接すればいいかからない、という感じだ。まず、私がいる場所的に、60マイル以下に限定して探すと相手が全くいなくなる。選ぶ権利すら無くなる為、必然的相手は全員遠距離になる。

更に多くのプロフは何も情報が書かれていないので、どう挨拶すればいいかからず、短い返信同士のクソつまらない、広げようのない会話をしてしまうし…って感じで、非常にやりにくい。

普通に喋れれば全然違うんだろうけど(私は分かりやすいからという理由自分陰キャと表しているが、実際はもっと複雑でタメ口日本語ならめっちゃ自然に喋れる)、電話に持って行くまでの技量がない。

が、そんな中でこのアプリ集中力を一日中奪われた結果、なんだか変な気持ちになる体験をした。。

★★★★★

60マイル以内にいる人と全く遭遇しないままこのアプリを続けていると、8マイルしか離れていない中国人がいきなり出てきた。

名前は「喵喵(ミャウミャウ)」、写真は加工済みで一枚のみ、更にプロフィールに何も書かれていないという明らかに地雷しかなさそうな女性だったのだが、距離があまりにも近かった上に加工とはいえ可愛かったので「いいね!」を押した。

時間後、彼女側も私を「いいね!」した事でマッチングし、中国語でテキストをした。

非常につまらないあっさりとした質問交換だったが、話を続けている内に彼女香港からやってきた留学生で、しかも私と同じ大学に通っているとのことだった。

私はこの時点ではまだまだ詐欺だと警戒していたので(大学も私のプロフィールを見ればそれに合わせられる)全然期待はしていなかったのだが、とりあえずWhatsappで繋がり、そこで会話を続けた。

クソ中身の無い会話の後、私はシャワーを浴びるべく一旦会話を切ったのだが、何もなかったその20分後くらいに「今度一緒に出掛けて中国語教えてあげるよ」というリアルでの誘いが来た。

私はとりあえず後で電話のお誘いをしてみようと思っていたところだったので、まさかの逆アピールに一瞬テンションが上がって早速いつ空いてると聞き返したのだが、やはりまだバリクソ警戒してた上に、差し支えない会話程度では魅力を感じないのですぐ冷静になれた。

すると、その中で彼女は「ただし有料だよ」と言ってきた。

「あー、そういうことね。まぁでも冗談可能性あるし」、という感じで私は

「じゃあ食事代でも良いかな?」と、我ながらかなりスムーズ食事に誘った。

必死に見えるかもしれないが、奢りをすることになっても、「俺、マッチングアプリの人と実際にあったんだぜ」、という事実さえ作れば皆と会う時に使えるかなり面白い話のネタになるので私としては恋人としては無理でも会えれば全然会うという感じだったのだ。

すると、彼女は「$200、四時間エスコート代」と言ってきた。

ここで、TantanからWhatsappにわざわざ移ったのも援交が目的だったからか、と気づいた。

流石に私も$200をポンと女性に出せる程飢えてはいないのでこれには苦笑し、「必要ない、ははは」と返した。

そして、もう完全に冷めていた私は彼女純粋に興味から

「こういう商売よくやるの?」と今思うとかなりデリカシーが欠けている質問をしてしまった。

すると、彼女は怒ったのか予想が斜め上を行く返信が来た。

「私は貴方に笑われても怖くない。実は私は個人事情からマッサージサービスバイトをしてお金を稼いでいるの」

これをみた私は、中国語の理解が完全ではないとはいえ、完全に裏社会の方向で解釈した。まぁ実際、直訳したらマッサージサービスでも、援交代みたいなものを求めてきたのを弄った時の返しがこれなのだから実際に多分そうなのだろう。

嗚呼彼女も生きるのに、お金を得るのに必死なんだな…」と何だか切なく、申し訳ない気持ちになり

「そうか。私はそういうことをする人を軽蔑はしないが、私自身はそういうサービスを使わないんだ。

私は君の困難を知らないけど、頑張れ。」

という文を送った。

今思うと、三文目に「すまない」を入れるべきだったし、最後の文も多少強引だし励みになっていないと思うが、第三言語中国語になると語彙力と表現力が下がるのは当然なので仕方ない…気もするが次回はもっと気をつけたい。

とりあえず、申し訳なさと励み方をもっと上手く表現できないとダメだ。

そして、結果としては…

案の定これを最後彼女とは連絡が途絶えた。(既読スルー

会えなかったのは残念だったし勿論最低限の期待とか妄想もしたが、最初から「どうせ詐欺だろ」という気分が終始強かったのと、最初から大した期待はしていなかったのでダメージは全然ない。

ただ、なんだか世の中の不条理さと辛さをみた気がして、なんだかやるせない気持ちになった。

彼女には何らかの事情があって、援交をしているのだろうか…

或いは事情もクソもないけどお金に飢えてそういうことをしているのだろうか?

男に会うならタダの食事代でも金をもらわなきゃ損だという歪んだ思考の持ち主なのだろうか。

あと彼女誘導あんま上手くなかったしなぁ…とか考えながら、

なんだかそういうことを考えると求愛を沢山受けるであろう女性も大変なんだな、とまたまた思えた。

アメリカアジア人女子従順イメージによる需要と、ライバル白人とか黒人とかがあまりにも可愛くなかったり体型に問題があったりするので大抵かなりモテます

…と、以上がTantanを使っていたら援交のオファーを受けた話である

多分こういうのってマッチングアプリあるあるなんだろうし、よく青年漫画とかで援交に走る女性の展開を沢山みてきたけど、いざ自分経験すると不思議感覚に陥いった。

体を売る女性否定しないが、それでも絶対にそういうサービスを使おうとは思えない…としっかり割り切ってはいるが辛い現実をただただ見つめることしかできない無力な自分がいる…そんな感じだろうか。

彼女らがそんな事をする必要がないくらい豊かな国になればなー、と思いつつそんな世界幻想しかないし、仮に理想郷が実現してもそういう人はまだ普通にいそうだというのが、なんだかなぁ

まぁいくら他人心配や同情をしようと何も変わらないので、今後も私は中国語の勉強(笑)という言い訳を使ってこれからもこのアプリをちょくちょく使ってみようと思う。

2023-07-30

テックスタートアップ社長の素質について

収益のコアを構成するための技量知識を持つべきだ。けっして、学生インターン海外ワーキングホリデーを使ってコアを作り上げるべきではない。

2023-07-19

俺は音楽わかんねえけど、ROLLYローリー寺西)なにもおかしくなくね?

有名タレントROLLYローリー寺西)が一人のファンツイートプライドを傷つけられ、執拗に問い詰める様子が見ていて辛い件。

https://togetter.com/li/2188988

コメント欄はてブも総じてROLLY批判的だけど俺は全然おかしくないと感じた。

 

まず前提だけど俺は音楽はわからないしROLLYは名前しか知らない。

けどROLLYと元ツイ両者のやりとりはきちんと読んだうえで別にROLLYおかしくないな」と思うんよ。

 

  

miracleclan @picapicaluv

ROLLYさんはZepファンなので、Jimmy Pageのように弾くのかなと思って会場に行くと、出番ではギター2人体制で、Pageの音はもう一人のギタリストの方が鳴らしていました。ROLLYさんは自由にご自分の音を奏でていたのでちょっとビックリしました。あらためて聴くに、やっぱり相当に自由にやってますね。

2023-07-18 01:54:39

まず基本からだけど

このツイートって言葉抑制的だけどポジティブではない驚きや違和感の表明だよね?

この流れの「ちょっとビックリしました。」はさ。 

   

俺はZepもJimmy Pageもまるでわかんねえよ?

でも日本語としてこの元ツイの人はROLLY演奏についてなんらかの文句があったんだなという風には感じる。

   

ROLLYさんは自由にご自分の音を奏でていたのでちょっとビックリしました。

あらためて聴くに、やっぱり相当に自由にやってますね。

音楽のことはわかんねえけど、

ROLLYもっとJimmy Pageに寄せるべきだったのにそうではなかった(失望や不満)」

つってるよね?これは。

この場合の「自由にやってますね。」は「自由にやってはるわあ」でしょ?

    

から少なくとも誤解や行き違いではねえんだよ。

元ツイの人はROLLY演奏に不満を表明している。技量というより了見や態度について。

  

これは激突して良くね?

信念と信念の避けられない衝突点があるように見えるよ。

 

ROLLYJimmy Pageの取り扱いについてはなにか譲れない信念があるんでしょ?

元ツイの人だって同じことについて相当「こうあるべき」があるように見えるよ。

  

いいじゃん激突すれば。

  

何故衝突を避けるのかわからない。

もちろん元ツイの人が「自分Jimmy Pageに関する信念などない、そう読まれたなら誤解である」っつうならそれはそれ

ただの言葉の行き違いなら引っ張ったってしょうがいから「誤解です」で終わりなんだけどさ。

そうじゃないように見えるけどなー。

 

 

というかこれでROLLYがどうして責められるのかわからない。

自分の専門分野の見識や信念について挑まれたわけだから応じたっていいやんけ。

ていうか俺が元ツイの人ならうれしくなるけどな。

何十年Jimmy Pageを取り扱ってきたプロJimmy Page論激突させられるチャンスじゃん。

大いにやらしてもらえばいいじゃん。

 

これわざわざ不満ツイ拾い上げて喧嘩買ってる時点で持ち出してるのはROLLYの方だぜ?

名がある方と無い方が直で激突しようぜっていうんだからROLLYは男らしいじゃん。自分から身を切ってるじゃん。

「単にこいつ気に入らねー黙らせてやる」みたいなことなら婉曲な表現したりファンネル飛ばしたりすればいいしさ。

 

うおおおお!って激突しに行ってるROLLYが何故か「怖い」とか「大人げない」とか責められて

もっとクソみたいな挙措有名人が何も批判されないの世間バカもの認知バグだろ。

 

 

音楽ギターJimmy Pageも全くわかんねえけどこのROLLYっておっさんの態度は男らしいと思いました。

自分世間に向けて吐いたツイート当人から突撃受けて「怖い」とかいうだけの奴いたら

おめーもうあらゆるSNSプラモードでやってろよって思うけどな。

   

見てみたら元ツイの人はちゃんと激突してたわ。

から元ツイの人も何も問題ない。

この2人が好きにぶつかり相撲してるのを周囲で「怖い」とか言ってる奴等だけがクソだわ。

黙っとけよボケナスが。

 

毎度のことだがはてな民ってクソだよな。

てめーは人のツイートブログ勝手コメント欄設置して好き放題言うのに 

その自分コメントについて質問されたり批評されたりとすげー被害者ヅラするもんな。

anond:20230719134709

運転士技量って話なんだったら、元増田の言ってる未来は、実は近くまできてるのかもしれんな。

自動運転すればいいってことだろ

anond:20230719133102

日本はまっすぐの線路があまりいかしょうがない

加減速については運転士技量まかせなので当たりはずれもあるし

2023-07-13

anond:20230712112116

マネージャー職についたら、そういう面倒くさい状況でも変な圧は掛けずに動いてもらうように促すのが仕事だし、マネージャー職の技量ってもんだよ。

増田のやり方だとハラスメントと訴えられる可能性あるから気をつけなよ。

「やってみせ、言って聞かせて」と言うでしょ。

マネージャー職なら最低限ティーチングコーチング知識は持っておきなさい。

やってみせ、言って聞かせて、

させてみせ、ほめてやらねば、

人は動かじ。

話し合い、耳を傾け、承認し、

任せてやらねば、人は育たず。

やっている、姿を感謝で見守って、 信頼せねば、人は実らず。

山本五十六

2023-07-10

就職が出来ないまま、アラサーになった。

どこに吐き出せばいいのかもわからない自分気持ちと、きっと誰の記憶にも残らないであろう自分人生増田に投下したい。

要旨はタイトルの通りでしかないが、就活に失敗し続けて無職のままアラサーを迎えてしまった。今年はもう就活すらしていない。

就活は売り手市場だなんだと聞いていたが、それは結局平均的にコミュ力のある人間にとっての話であって、自分のようなコミュ障で陰気な人間にとっての話ではないのだなと痛感した。

ふと思い返せば友達が居た記憶があるのは小学生の頃までだったし、その頃もたまたま流行っていたポケモンに詳しかたから仲間に入れてもらえていただけだったんだろうなと今になって思う。

中学入学したあたりでクラスバラバラになり、小学生の頃のグループ自然消滅してしまった。

誰にも声をかけられることはなく、かといって声をかける勇気もなく、本当にただ孤独に過ごしていた。

部活にも入らなかった。正確には入れなかった。

聞こえてくる話を聞く限り、中学入学した時点で皆は入りたい部活まで既に決めている人が多かったようだった。

特にスポーツ経験もなく、かといって文化的素養もない俺にそのようなものはなかった。

「この部活に一緒に入ろう」と声をかけてくれるような人も当然いなかった。

経験部活の仮入部に飛び込む勇気もなかった。気がつくと入部届の提出日は過ぎていた。

そこから孤立の日々だった。

友達はもちろん欲しかったが、既に俺以外の人たちで完結しているように見えたコミュニティに入り込めるような人間ではなかった。

最初入学式の時点で、席が近い人たちか、同じ小学校出身の人たちで話して仲良くなっていた。俺だけが孤立しているような錯覚を覚えて、行きたくもないトイレに逃げて泣きそうになったのを今でも覚えている。

中学生にもなると皆携帯を持ち始めるようになっており、誰々とメアドを交換したとか言う話題が聞こえるようになった。

親にねだって携帯を買ってもらった。結局誰1人としてメアドを交換することはなかった。

中2の時だったと思うが、モンスターハンター3rdが学年中で流行っていた時があった。

みんなで放課後に誰かの家や公園で集まって一緒にプレイしているような話が聞こえてきた。

親にねだってPSPモンハンを買ってもらった。話しかけてもらいたくてわざわざ学校PSPカセット持って行き、わざと休み時間に机の上にそれらを出した上で寝たふりをしていた。

国語先生に見つかって取り上げられ、皆の前で叱られ、反省文を書かされた。あの瞬間が中学生活の中で1番みんなからの注目を集めた瞬間だったんだろうな。悲しすぎる。

今にして思えば、ポケモンに詳しかたことで仲間に入れてもらえた小学生の頃の成功体験を引きずり続けて、同じ手法でなんとか挽回しようと考えている自分の浅ましさがもう情けないよな。

勉強だけは頑張った。成績が良かったテニス部クラスメートが色んな人に「勉強を教えて!」と声をかけられているのを見たからだ。それもまた、今思えば笑ってしまうくらいに浅はかだけれど。勉強ができるから声をかけられていたのではなく、テニス部の人気者だから勉強理由に声をかけてもらえてただけなのに。その構造を見抜くだけの頭の良さは残念ながら当時の私は持ち合わせていなかった。

勉強甲斐あって、地元で1番の公立高校合格した。親以外に祝っては貰えなかったが、それでも良かった。

合格と同時にiPhoneを買ってもらった。LINEインストールした。

中学の頃は初手で部活に入ることに失敗したことや、コミュニケーションを取ろうとアクションする前に既に人間関係ができてしまっていたことが敗因であると考えていた。今回は入学式の日からちゃんと人に声をかけると強く決意した。

失敗した。

出身中学が同じもの同士で既に固まっていたし、何より塾が同じもの同士での結びつきもかなり強固であった。

3~4日目にして、ついに席の近いクラスメートが声をかけてくれたことでクラスラインに加入することには成功したが、人数から察するに私が最後メンバーであった。

私が入った頃にはクラスラインでの会話は殆ど無く、既に仲の良いもの同士でより小さなグループを作ってそこでコミュニケーションをしていた。

同じ塾での繋がりから合格発表があったその日には学年のグループができており、入学式の日にはもうクラスラインが出来ていたらしい。

結局、中学生の頃に友人を作れなかった負債高校生になっても苦しめられるのかと思った。

部活動にも入ろうと思った。未経験でも最初の入部の時点であれば飛び込めるのだと学んでいた私は、新歓で惹かれた剣道部に入部した。

2ヶ月で辞めた。

私以外の入部者が全員経験者であり、初心者が私しかいなかったからだ。

先輩はもちろん自分のために練習に付き合ってくれたが、同級生や先輩達のレベル自分立ち位置があまり乖離しており、自分1人だけが別で初歩的な練習をしているのが、晒し者にされているような気がして嫌になり、逃げ出してしまった。

自分けが初心者だという引け目から同級生ともろくに話せずに終わってしまった。

ここで投げ出さなければ…と今なら思えるが、やはり当時の自分には無理だったのだろうなという諦めのような感情もある。

同じような基礎練習に打ち込む初心者がもう1人でも居れば…と仮定しては、さも自らが理不尽な状況下にあるかのような想像をして自分正当化しようとしていたことを何故か今でも覚えている。

幸いだったのは学校自習室があったことで、これにより部活動の時間分を自習室勉強することで、親には部活動を続けているようなフリをし続けていた。今思えばバレていたのだろうか。

中学の頃から帰宅部であり、友人と遊ぶようなそぶりすら見せてこなかった俺を、親はどう思っていたのだろうか。

何も言わないでいてくれた親の気持ち想像すると、胸が苦しくなる。

高校Twitter流行った時期もあった。例に漏れず私もアカウントを作った。当時のTwitterはまだ身内感が強かったこともあり、高校名や氏名で検索しては片っ端から同級生フォローした。

フォローバックも多少はしてもらえたと思う。

しかしながら、結局何もツイートすることはできず、ただ同級生の動向を監視しているだけの気持ち悪いアカウントに成り下がっていた。

一言も喋らない陰気な奴が変なことをツイートしたらどう思われるのだろうかと、怖くて何もツイートできなかった。

一瞬、LINEツムツムが流行たことがあった。

LINEを交換しているもの同士でスコアランキング形式で共有されるのだが、たまたま引いたマレフィセントというツムで圧倒的なスコアを叩き出したことがあった。

その時にクラスメートが「上手いんだね!」と声をかけてくれたことがあったが、気の利いた返しが浮かばず、ぎこちない笑みを返すことで精一杯だった。

3年以上碌に会話をしていないのだから当たり前なのだが、もはや会話をするという行為自然には出来ないようになってしまっていた。うまく言語化できないが、相手の言っている内容を理解した上で、それに対する返答をいくつか頭で構成し、そのうち最適なもの選択して口からアウトプットするという一連の行為自然に出来ないようになってしまっていた。目を合わせるだとか、自然な表情を作るだとか、そんなことは言うまでも無くできなかった。

その会話での失敗は自分の中でも忘れられず、次に同じように話しかけられた際の返答を何度も何度もシミュレーションした。

ツムツムも継続してスキルを磨き、ランキングではトップを取り続けた。

当たり前だが、次の機会は来なかった。

高校3年間は最も密度の高い青春の3年間だったと知り合いの誰かがTweetしていたが、俺の3年間は思いつく限りの思い出で上記限界だと思うと、本当に虚しい気持ちになってしまう。

大学は通える範囲にある旧帝大合格した。

今度こそ失敗しないようにと臨んだが、やはりダメだった。

講義における自由な席のシステムや、そもそもクラスなどが存在していないという状況で、自ら人に話しかけるだけのスキルを持ち合わせていなかった。出身高校予備校基本的には違うはずなのに、即座にそれぞれで仲良くなれていたのが不思議で仕方なかった。

サークル新歓にも行った。バーベキューだった。同じ机に先輩が2人、新入生が3人の5人で座っていたのだが、気がつけば私を除いた4人での会話になっていた。

先輩が時折私に話を振ってくれていたのだが、明らかに気を遣ってくれているのだとわかり、余計に苦しく、惨めだった。

新歓用のライングループがあったようだが、私には加入の声もかからなかった。

勉強に逃げようと思ったが、逃げる先も見つからなかった。

自ら興味のある分野を見つけ、そこに飛び込むだけの主体性すら持ち合わせていなかった。

テストは同じ授業の過去問を持ち合わせているかどうかで対策の可否が大きく変わるものだった。友達のいない私には非常に厳しかった。

授業に一度も来てないようなテニサーの奴よりも、私の成績の方が悪かった。友人は居なかったが、それでも勉強だけは出来た自分にとって、学業の成績は唯一の精神的支柱であったのだろう。かなりメンタルにきたのを今でも忘れられない。

しかし、そうは言っても今更友人を作ろうと発起するのも見苦しいように思えて、結局何の行動も起こせなかった。

ゼミはそれなりに興味のあった行動経済学ゼミを志望したが、人気ゼミ面接に通るはずもなく落ちた。

結局、不人気な統計学ゼミに入った。幾つ上かもわからない留年生と私の2人だけだった。

自分存在は何度も留年を繰り返す謎の男と同じ程度なのだと言われているようで苦しかった。

そして就活の時期を迎えた。

まず情報弱者だった自分は出だしからつまづいた。

講義室で聞こえる会話で周りが既にインターンというものエントリーしていることを知った。その後、焦って就活について調べ始めるものの、そもそも特にやりたいこともなく、また、特段興味がないものに対して熱意があるかのように見せられるだけの技量もなかった私は、悉くインターンにも落ちた。

志望動機経験(あまり好きではない語彙だが「ガクチカ」と呼ばれるもの)に嘘や誇張した内容を書くような人々を見下していたが、結局採用されるのは見下していたはずの人々だった。

奴らは汚いことをしているのだと内心見下すことで、倫理的には彼らより優位にあると思いたかったのだと思う。そんな卑屈さで小さなプライドを守ったところで、何一つ実利はなく、ただ不幸になるだけだということに気づけなかった。

その後、大学名の威光もあってか1dayのインターンには通ったものの、グループワークが中心の1日に馴染めるはずもなく、ひたすら透明人間を演じた上で、最後儀礼的に連絡先だけを交換して終わった。

同じグループの人は関関同立(関西ではそれなりの地位にある大学群)の同学年だったが、グループワークでのリーシップの発揮ぶりは私とは比にならなかった。社員の見る目も違っていた。もちろんその後を知ることはないが、きっと大手企業内定を得て働いるのだろうなと思う。

休みの会話で、高校は私と同じ地域にある偏差値50程度の私学であることを知った。指定校推薦大学に入ったらしい。

学業しか縋れなかった私は、恥ずかしながらも内心では関関同立を見下していたし、偏差値50程度の高校に行った人とは今後交わることすら無いものだとすら思っていた。卑屈な選民思想を持った自分が恥ずかしかったし、完全に下に見ていた人々にも逆転されたという事実を突きつけられたのはかなりショックでもあった。

後日講義室で聞こえてきた「1dayインターン意味がない」という言説を信じ、1度きりで申し込むのを辞めた。今思えば、傷つきたくないがために縋ってただけなんだろうな。人は信じたいものを信じるように出来ているとはこういうことなのだろう。

そうこうしているうちに、気がつくと本選考の時期が到来した。最終的に50社くらいはエントリーしたと思うが、全落ちした。

就活対策の本を立ち読みしたが、内容のバカバカしさに呆れて買うこともしなかった。ここで変な意地を張らずに素直に買って、その内容を再現できていれば結果は変わったのだろうか。正直そうは思えないが。

他にも面接対策をやっているサークルの一室を訪れようとしたが、室内の華々しさに気圧されて扉の前で踵を返してしまった。

あんな楽しそうに就活に臨んでいる人々はどうせ碌な結果を得られないのだと自分に言い聞かせて帰路についた。

ゼミ教授の勧めで留年することにした。

無職で世に放たれるよりは学生身分があった方がいいとの計らいだった。多分留年を繰り返していた彼も、同じような配慮留年を続けていたのだと思う。本当に有り難かった。

しかし翌年の就活も失敗した。諦めて卒業した。

結局、面白くもないyoutubeを観ていただけの1年だったと思う。観ていた動画の内容すら思い出せない。

卒業の翌年、公務員試験を受けることにした。

勉強だけは出来たのだから学業勝負するのが自分にとって最適な戦略だと今更思い至った。

予備校に通い勉強をしていた。数年振りに自分の得意分野で勝負ができて、純粋に楽しかたことを覚えている。

筆記試験には合格したが、その後の面接(厳密にはこれも試験という名前ではある)で落ちた。

国家だけでなく、地方すらも落ちた。

周りを見るに自分と同程度にはコミュニケーション能力が疑わしい者も散見された。少なくとも就活面接では考えられないほどにレベルは低かったと思う。それでもダメだった。

いよいよ俺に出来ることはないんだろうなと深く絶望した。

無職の悪いところだが、時間だけは無限に持て余しているせいで、絶望的な場面が何度もリフレインしてしまう。

あの時こうしていたら…という後悔があまりに多すぎる。

どこが俺の人生の岐路だったのだろうか。

どうしていれば俺はこうならずに済んだのだろうか。

1年引きこもってもその答えは出せずにいる。

何度考えても、命を絶つ他にないんだろうなとは思うのだけれど、それにしたってどの選択を取っても両親に多大なる迷惑をかけるんだと思うと踏み切れない。

ここまで育ててくれて、何も言わず無償の愛を注いでくれた両親に、最期に出来ることは何かないだろうか。

こう振り返ってみても、本当に家庭環境も含め、両親には恵まれ人間だと想う。だからこそ、その結果がこのザマで本当に情けなく、申し訳ない。

せめて迷惑だけはかけずに、ただ俺1人だけが苦しむだけで済むような方法を取りたいとは考えているが、それすら踏み出せないのかもしれない。

ここまで読んでくれて本当にありがとう

想像の通り俺に友達なんてものは1人たりとも居ないし、今まで生きてきた人生も、今まで抱いた感情も誰にも共有できず、誰の記憶にも残らずに終わったんだと思う。

その意味で、誰か1人でもこれを読んで、誰かの記憶に少しでも残ることができたかなと思うだけで、なんとなく心が軽くなった気がする。

増田があって良かったよ。ありがとう

推しが好きな自分が好きで何が悪いのか

オタクの中では推しを推す自分が好き、自分に酔っているなどということは見下される要素となりますしか推しが好きな自分が好きで何がいけないのでしょうか。少し前に流行った「可愛くてごめん」は賛否分かれましたが、私は非常に共感しました。

推し基本的に私の愛に対して応えてはくれません。三次元推しであっても、報われることはありません。ましてや2次元推しなど、どれだけ愛してもそれが帰ってくることはないのです。だから、私は推し自体が好きな訳ではなくて、人気な推し推している自分を推すようにしています

推しは誰でもいい訳ではありません。ある程度知名度のあるジャンルでなくてはなりません。マイナージャンルキャラなど推してもなんの得にもならないからです。しかし、最上位を争うようなキャラを推すのは推し負ける可能性があるので、上の中から中の上くらいのリアコキャラを推すようにしています同担は勿論居ますが、1位2位とかのキャラよりは少ないからです。同担は全員ブロックします。

推しのグッズは全て集めて祭壇を作ります中学生とかの子は本当にキャラに恋するのかもしれませんが、私はそんなことは絶対しません。あくまでも推しは私を引き立てるためのアクセサリーに過ぎないからです。推し推している幸せ自分SNSで発信すれば承認欲求が満たせます推しの為に仕事勉強やお洒落を頑張る自分尊いし偉いです。

逆に推しキャラが変わったり、中の人不祥事を起こしたりすれば直ぐに担降りします。そんなキャラ推しているのだと思われたくないからです。

コスプレします。絵も描きますキャラが好きでたまらなくてやる人はいません。皆承認欲求のためにやっているのです。キャラ愛など馬鹿らしい。

こんなことを言うとキャラクターに命かけているオタク人達に叩かれそうですが、少なくともSNSに居るオタクは皆承認欲求のために推していると思いますメジャージャンルキャラ推し流行に乗れる自分が好きなだけで、マイナージャンルキャラ推しは人とは違う自分に酔っているだけです。

絵師も字書きもレイヤーも、一次創作できる技量がないから乗っかっているだけです。そこに私となんの違いがあるのでしょうか。本当にキャラ愛だけでやっているのならオフラインで誰とも交流せずに黙々と日記でも書いていればいいのです。それができない時点で誰かに認めて欲しいと思う深層心理が働いているのではないでしょうか。所詮私たちオタクありのまま自分を愛せないか推しを利用するしかできないカスなのです。

2023-07-03

anond:20230703124415

鉄血はガンダム史上最大の駄作です

製作者だけが満足できる製作者のオナニー作品です

原因は製作者の技量不足です

現実を認めてください

2023-06-13

TRPG加害者HO学級会

やってたけどさあ、

「だから言ったじゃん、そういうエモだの秘匿だの激重感情だのやりたい人にCoCシステムとして全く向いてないって」

しか無いよな。

ていうか、ルルブ読んだら気づけよ。向いてないって。え、ルルブ買ってますよね?

ずっと言われてんじゃん。さすがに何卓もこなしてる生活CoCどっぷりな人がチラとも感じたことないとしたら感受性死んでるでしょ。

ずっと言われてんのに勝手に居座って、本来相当ゲームバランス感覚があって対人ゲームの造詣の深い作家じゃないととてもシステム活用できないような(クトゥルフ神話TRPGから見たら)邪道シナリオを欲しているのに、きちんと選ぶセンスも無くそこら辺の表紙と語彙だけキレイ目なゴミシナリオ使った結果お気持ちが爆死してしんどいだの地雷だの病むだの

認めろ。お前がここにまだいることが過去選択ミスの結果だと。

さっさと全員エモクロアに行けばいいのに…エモクロアってそういう心理ドラマ需要が今の若い子にとってとても高いことを肯定的に捉えて組んでくれているとても現代的で若い感性システムなのに何で使ってあげないの?逆張りで古いもの使う俺カッケー的なやつ?君らよりよっぽどTRPGに詳しくて技量も熱意もある人たちが君らにやってもらいたくて作ったんだと思うよ、あれ。

実際やったけどおもろい。

つか、元々インセインとかダブルクロスとか、キャラクタードラマ需要に特化してたシナリオって、もうはるかから成立してたんだよね。つまり何十年も前の若者も、ちょっと前の若者も、みんな性壁ガン積みうちのこ激重感情情緒ボロボロ😭をやりたがったし、そうやって遊んでたから、別にそこまで目新しい風潮でも無いんだよな。なんでそもそもやりたいことできる場所さないの?クトゥルフ神話TRPGにも他のシステムにも失礼だと思うわ。

まあ、おおかた、配信者の推しがいて、配信ごっこ真似っこ遊びしてるだけなんやろな。

これはもう坊主袈裟だけどこの風潮を肌で感じてるであろうTRPG(というかCoC配信者の有名どころに対しても、最初こそ魅力的に見せる技術に感心してたけど、今となってはシステム需要ミスマッチを助長させつづけててダセーなと思ってるよ。

最低限、サイズ合わない服着ながらメーカーにキツいだの短いだの言ってるくらいの失礼ってことは自覚した上で今後も遊びな。

2023-06-10

anond:20230607222012

現実戦争においても、正々堂々とフェアに戦い、技量精神に優れ恩寵に恵まれた者が勝利栄光に浴する、っていうスポーツとしての側面を持っていたり、理不尽暴力に訴えてきた敵から味方を守るための防衛戦争については、批判されること無く賛美されてきている訳で、そもそも最初から賛美される戦争のあり方というものがあった。

それと同時に、どれほど正当性のある理由を持つ戦争であっても、そこで死ぬ兵士にとって戦場地獄であることには何も変わりはなく、その地獄に賛美されるべき対象は戦友愛くらいしか見つからないというのも現実であり、そのどちらにも目配りのある作品が俺は好きであるし、少なくともファーストガンダムにその目配りはあっただろう。

2023-06-08

anond:20230608161450

格闘技って重量ごとの技量を測る競技なんだが?

気に入らないならお前も軽量してやればいいじゃん。

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