はてなキーワード: ピアスとは
友達がいる。小中が同じで、ずっと一緒にいた。いつも冗談を言って私を笑わせてくれた。鍵を忘れた彼女を、よく家に招いて一緒にゲームをしていた。母も彼女が好きで、たくさんのお菓子や果物でもてなした。暖かくて楽しい日々。
中3になって、私は塾に缶詰になって、遊ぶ時間が減った。彼女とはあまり将来の話をしなかった。彼女は勉強が苦手で、勉強しようと考えたことは無いようだった。それをハンデとは思っていなかった。そしてそのまま地元の荒れた公立高校に進学した。偏差値は40を切っていた。
私は必死に勉強して、憧れがあった少し遠い私立に通うことになった。卒業式の日、もう会わないかもね!とふざけ合った。これからもたくさん会えると思っていたからこそだった。
高校生になって、会うのは2.3ヶ月に一度くらいに減ってしまったけど、それでも定期的に出かけたり、私の家でのんびり過ごしたり、以前と変わらぬ尊い時間を過ごした。
この頃から、彼女は地面に尻をついて座るようになった。何がいけないのかわからないといった顔をした。ボディピアスが増えた。ごみを道に捨てた。深夜のストーリー更新が増えた。同級生との喫煙をインスタに載せて、別室登校になった。
私と離れている間、どんな場所で、どんな人たちと一緒にいるかわかるような気がした。それでも、暖かくて、明るくて、優しい彼女のままだった。寂しかった。
数年後、私は大学生になっていて、彼女は専門学校を卒業して、バーの個室で知り合ったというベンチャー企業に就職した。一般事務として採用されたと言っていたけれど、4月になると配属されたのは車で1時間半走らせたところにある契約先の店舗だった。
夏になって、彼女はうつになったから仕事を辞めたと言った。夜にドライブに連れ出してくれた時にそれを聞いた。彼女が働いている時に、飲酒運転がばれた、遅刻したら怒られた、眉ピアスを注意された、ちょっとくらいいいじゃん、と度々愚痴っていたので、いずれ辞めるのだろうな、とは思っていた。
仕事を辞めて時間ができた彼女を、一度大学にこっそり招いた。私の大学はお洒落して大学に通う学生が多いので、彼女にもそれを伝え、バレないように馴染む格好で来て、と言った。当日彼女は、毛玉だらけのスウェットで現れた。お気に入りだと言うドンキホーテの健康サンダル。禁煙の校舎内でタバコを吸い、講義中椅子に足を乗せる。注意しても、また何がいけないのと不思議そうにしていた。大学の同級生の、あぁ、そういう子ね。という目。友達を恥ずかしいと思いたくなかった。それでも彼女のことは大好きだった。
後から聞いたことだが、退職するにあたって、契約書が良くわからなかったが、100万くらい払わされた、と言っていた。父親が法学部だから、なんとかしてもらうと言っていた。でも結局、彼女は貯金を切り崩して、100万円ほど支払ったようだった。
クラブの男に性病をうつされたらしかった。病院には行っていないようだった。代わりに痩身エステを契約していた。
私はただ、大げさに普通を装った。彼女は私の事を何にも興味が無いやつだと言うので、そうするのが良いと思った。
最近、彼女はよくTwitterで死にたいと言うようになった。死にたいのか、現状を変えたいのかわからないから、いつも通り銭湯に誘った。
以後「奴卑訓」のネタバレがありますので、ダメな場合はスルーして
下さい
ストーリーは、下校途中の女子高生が怪しい男に誘拐され、有らん
限りの凌辱を受けると言う話なのですが、これがかなりクルんですよ
女の子の「お願い・・・私を家に帰して」と言うセリフや女の子の乳首
にピアスをする為の機械で穴を開け、まだ血が流れてる状態でピア
ない所が又不気味でした。
しかし、一番精神的に来たのがラスト近く。精神的にも肉体的にも
「ああ・・・綺麗だよ」と舐める様な口調で言うんです。そしてラストは
シーンで終わる・・・
ここまで救いの無い話は例えH雑誌でもH同人誌でも今ではまず
掲載不可能ですよね
↑もっと(ネクロシスなりリョナキングなり、だいたい同人誌ならどんなに救い無かろうが表現の自由あるから描くの自由だし)漫画読め
当日はひとりで横浜観光して、中華街、ウィンドウショッピング、赤レンガ倉庫とか山下公園で街並み観光を楽しんだ所存。
横浜は人生で二度来たことあった。一度目は校外学習で、班長だった私は道に迷って、帰りのバスの時間に遅れたことで先生にこっぴどく怒られました。方向音痴なんですね。昔から涙腺よわよわだったからバスの中で涙が止まらなくてみんな心配してくれた。だからあまりいい思い出はない。二度目の横浜は、コスモワールドにあるコスモパニックの非常口へ行かなければならなかったから。このコスモワールドは、みんなご存じ横浜の遊園地の名前。じゃあなんでそこに行かなければならなかったか、それは、SEKAI NO OWARIの聖地で、コスモパニックがなくなっちゃうっていう記事を見たから。部活あったけど行かないで終わるなんて嫌だったから、それも休んでまで行ったの。だけど今回コスモワールドに行ったとき、コスモパニックは、なくなっていなくて、ちゃんとあったんですね...私何のために二度目行ったんだろう。
この日周った中で一番楽しかったのは中華街かなぁ、食べ歩きは正義だよね。餃子、肉まん、イチゴマスカット飴、揚げまんじゅう、ダージーパイとか食べたけど、意外とコスパ良くって満足度高かった。ちなみにダージーパイは一人で食べるものではないので気をつけようね^^半分でギブったしそのあとのイチゴマスカット飴があまりに美味しくて白目剝いたわ
あと中華街で占いもしてもらった! ”鳳占やかた”っていうお店を選んで、手相と誕生日を見てもらうことにした。3300円で色々教えてくれたし意外と安いと感じたかも。占いって当たり前のことをあたかも自分のことのように言われるって友達とか有名人が言ってたから期待はしてなかったのよ。でも嘘でも背中押してもらえるようなこと聞けたらいいなって思って、勇気出して行きまんた!話によると、私って元気な人で、人と関わる仕事が向いてるらしい。今看護師になるために勉強してるからすごく心強い言葉でしたね。上司にかわいがられながら、専門的な勉強をするのがいいんだって、海外行くのもいいって言ってくれたから、行こうかなとか、口だけだけど考えてみてる笑 ちなみに今行きたい国はシンガポールです。それと、将来は結婚して子供も男女1人ずついるらしい。今は手相の結婚線ゼロって言われたし彼氏も好きな人もいないけど、本当にそうなるといいよねぇ、幸せになりたいぜ...普通の幸せな家庭を築くことがどれだけハードル高いことか、最近になって少し感じるようになってきた。29歳までに結婚観とかをはっきりさせれたらいいらしいけど、難しい。
夕方にはランドマークタワーの展望台行って、景色堪能してきましたよ!!もう綺麗ったらなんの、やっぱりライトアップされる時間に見たかったから日没して1時間後くらいに登ったの、正解だったな。展望台は景色見れるだけじゃなくて、ドリンクとフード頼めたり、読書するスペースがあったり、横浜の歴史見れる場所、椅子が階段状に設置されててゆっくりできる場所とかあって、なかなか素敵な場所だった。この期間はブルーロックとコラボしてたみたいで、ブルーロック好きの女の子たちもたくさん来てました。とっても可愛かったです。
その後は初めて会う友達と合流して、コスモワールドで遊んでプリ撮って、って死ぬほど楽しんできた!!あのジェットコースター最高に楽しいわ、見た目より怖くないんだよね、重力で頭取れるかと思ったけど。あとは二人で居酒屋行って、(私この日誕生日だったのでね!!!)新時代っていう居酒屋なんだけど全部美味しかったな。一番好きだったのやっぱり揚げ餃子かな∼、どる焼きもあれ正体何か分かってないけどすごく美味しかったですよ。お酒飲んで気持ちよくお店出ました。その次は隣にある”はなれ”っていうシーシャ行ってみた。友達がシーシャよく行ってるらしくて連れていってくれたにょ。人生初シーシャだったけど、頭ふっらふらして昇天するかと思いました、タバコも吸わないので煙耐性ゼロなんですねぇ。ドリンク飲みながら楽しんで寝そうだった。1時くらいまで楽しんだんだけどね、ドラマとか映画何見る?って話を友達としてたの、それで私Netflixだけ入ってること伝えたら、友達がU-NEXTのファミリー会員に誘ってくれてね...誕生日プレゼントとか言って入れてくれたのさ...もう最高でしょ?最高の誕生日でしょ...?後から本当にいいのか聞いたら、死ぬまで入ってていいんだって、あまりにも男前すぎるよね、ありがとう..........
その後は、もう夜も遅いから取っておいたビジホに泊まって、爆睡して朝迎えた。ホテル泊まるのって結構わくわくするんだよね、ただのビジホでもいつもと違う環境だからちょっとそわそわもする。今回チェックイン時間過ぎちゃったし泊まる人数も増えたのに、受付の方快諾してくれたのめちゃくちゃ助かりました、まじありがとう...
二日目は特に何をするか決めていなかったから、とりあえず朝食バイキング楽しんで、(しっかり取りすぎて食べ過ぎた)チェックアウト時間延ばしていただいて、12時までホテルでゆっくりしてました、この時間が堪らない!!
友達の朝食は私が受付の方に要らないって言っちゃったから(ごめんね)どこかカフェでも入ろうかってなった、んだけど、昼飲みありじゃね?じゃあ入る?ってなって居酒屋入ったりました。勝ち。
居酒屋出たけど行くところないから友達の最寄りで遊ぶかってなって、色んなお店入って、滅茶苦茶に楽しんで、友達の家お邪魔して、映画見てっていう最高のルーティーンを過ごしてやったんだぜ。昨日からずっと幸せなんだよな。友達に感謝しかない。ちなみに、なんとなく入った古着屋で一目惚れしたピアスを購入させていただきました!本当にかわいいよこれ、何気初めてのピアスかも、まだ安定もしてないんだけどね。着けるのが楽しみだ∼。他には茶葉とかティーバッグが売ってるお店に入って美味しいお茶を入れていただいて、とても心が温まりました、店員さん素敵な方だったし美味しかったです。
友達の家行ってからはおすすめしてくれた”インターステラー”っていう映画を見て、号泣してたら23時になってました。インターステラー、本当に面白いので見たことなかったら絶対見てほしいです。やはり信じるべきは愛ですね...何度も見ることで面白さが増す映画ですので是非!見てみてください!!お願いします!!その泣きはらした顔で、今日一緒に遊んだ友達が働いてるバーに誘ってもらえたので遊びに行きました。人生初バーだったからもうドキドキで、友達の友達もバーにいたけど、緊張しすぎてずっとヒトカラしてて...人見知りかコミュ障か分からないけど治したいですこの性格。色んな人と仲良くなりたいです。でも、その子たちが沢山話しかけてくれてお友達できました、ありがとう。その後も色んな方とお話しできて、同い年でも私の知らない世界を見てきた子と話したり、年上の方に人生相談に乗ってもらったりして、すっごく有意義な時間を過ごせましたよ。気付いたら朝6時になって、バーが閉まって、仕事終わりの友達に、同系列の仕事をしている方々の集まりに連れて行ってもらい、またカラオケを楽しみお酒を飲みました。綺麗なお姉さんが二人もいて、どう見ても20代前半なのに後から聞いたら30代って聞いて震えました。ありえない。私もあんな大人になってみせたいね。緊張と綺麗さでドキドキしっぱなしでした。一緒に飲めて嬉しかったです、ごちそうさまです...
その後は友達の家に戻って二人で爆睡して、夕方に私の実家に帰宅しました。すごい濃い三日間を過ごした気がする、体感。やっぱり色んな人と色んな経験するの楽しいですね。もっと私の知らない世界を見せてください。私の人生やりたいことまだ残っているのかもしれないねぇ。
「あばらの浮いた幸薄そうな身長170cmくらいの絶壁銀髪キツネ娘が荒縄で縛られて、乳首ピアスとラビアピアスとクリピアスつけられた上で、串刺しファックされてレイプ目になってる絵をお願いします!」って中に人が入ってる絵師に頼めるか?
俺はそんな勇気ないね。絵師に頼む金はあっても、頼む勇気がない。
それでいて、好みとちょっとズレたものが出てきた時に、「もっと絶壁で!肋骨の上に乳首だけが浮いてるくらいの絶壁でお願いします!涙目レイプ目で全身精液まみれの肉便器扱いって感じでお願いします」ってリテイク出すのか?狂気だぞ?リテイクを送る状況を考えただけで周知で発狂ものだし、多分、受けた向こうも発狂するぞ。誰も幸せにならないぞ?
AIは確かに絵師を幸せにしないかも知れないが、本来は見なくて済む人の極限の性癖の世界から絵師を守ってくれることだってあるんだ。いいところをもっと見ていこう。
ここ2ヶ月くらいの話
結婚相談所は足切り要素多いので、基本的な戦場はアプリと街コン
街コンで会ったフリーでイラストレーターとか広告系のデザインやってる方。喋ってる感じ俺よりずっとしっかりものという印象
結婚相談所もやってるって言ってて、会話も具体的な結婚までの流れとか結婚後の生活スタイルとかをいっぱい聞かれたんでなんか戦略的に婚活やってる人だなーって思った。
なんか真面目そうな雰囲気だったからおちゃらけたこととかあんま言えなかった気がする。
アニメとホラー映画好きな方だったんで薬屋のひとりごととかミッドサマーの話をした。
解散してすぐ2回目のデートお誘い「元カレに顔が似すぎている」とかよくわからん理由でお断りされる。
まあ多分いろんな条件やら印象やらが微妙なのをめっちゃオブラートに包んだ言い方なんだろうなーって思った。
アプリでマッチングして数回通話した後に会った。小柄で年齢よりも童顔で可愛らしい方だった。
車ないから家が遠い人は基本足切りしてたんだけど、向こうからいいね来て可愛かったから例外的に会った。
「顔で判断されたくないんです」って言ってたから「え、めっちゃお綺麗じゃないですか」
って言ったらどうやら美人ゆえに見た目だけでチヤホヤされたくないっていう思ってたのと逆パターンだった。
メンタル弱そうな感じで、職場からは正規雇用勧められてるけど長時間で責任重いのは辛いからあえて非正規時短で今は専業主婦を目指してるらしい。
「中身を見てほしい」ってしきりに言ってたけど意識低い故の非正規雇用で実家暮らしだから家事が得意なわけでもない専業主婦志望みたいな美人の見た目と体以外のどこに魅力があると自分で思ってるんだろうってぶっちゃけ思ってた。
会話は恋愛論みたいな話題中心で、過去の恋愛の辛い過去の話したり婚活の悩み相談乗ったりひたすら全肯定してた。体の相性とか理想の回数とかそういうのまで結構赤裸々に話してた。
盛り上がったから俺の家の前で解散って流れになったんだけど、「ちょっとあがってく?」って冗談っぽく言ったらOKしてくれたから二回くらい性行為をした。
「お互い良い人できるまで、こうやってたまに遊ばない?」って提案された。将来の伴侶としてはちょっと内心微妙な感じなんやなーってちょっと思った。
その数日後にその子がたまたまうちの近く来ることあって一回お泊りした。その子が最近デートに行った男やマッチングした男の評価やらメッセージの添削やらをした。
まあそっから家が遠いからお互いだるくなってなんやかんやでフェートアウトで終了
街コンで会った県庁務めてる方。別の人とマッチングしたからマッチングはしてなかったんだけど連絡先だけ交換して後日デートすることになってた。
見た目はなんか「The・キャリアウーマン」みたいな感じで、身長170くらいあってスタイルすごく良かった。
マッチング後近くのカフェでお話したけど、JSミルの功利主義の話とか、フェルマーの最終定理の話とか、芥川のトロッコのエモさの話とか、
あんまりリアルの人とそういう話題を話せたことなかったけどちゃんとした大学出た人ってこういう話できるんだ凄いなーって思った。
中心街の駅周りをぶらぶらデートした。GU寄ってコートを試着してもらったらやっぱ背高い人にコートは似合うんだなーって思った。セール中で値段は安いんだけどプレゼントした。
手繋いだりハグっぽいことしたらなんか好感触で、「どっか行きたいとこあります?」って言ったら「どこでもいいですよ」って言われたから「じゃあ俺の家はー?」
って言ったら軽くOKしてくれたんで俺の家で一緒にロールキャベツを作って食べた。結局その日は泊まりで性行為はした。
最初のカフェで「アプリで初日ホテル誘ってくるヤリモク何人かいてマジで常識なさすぎじゃないですか?」って言ってたのに俺とは出会って初日でワンナイトしてくれたのが嬉しかった。
↑の事務員の子の次の日に会ったから2日連続のワンナイトだった。
なんやかんや繋がってはいるけど、まだアプリやら街コンやら頑張ってる雰囲気あるから付き合うとかじゃないのかなーって感じ。
アプリで出会った方 金髪でタトゥーが入ってて鼻ピアスしてて喫煙者だった。あんまり喋ったことない生粋の陽って感じの人種
なんか向こうのお気に入りのスイーツもやってるおしゃれバーで初デート
肩に蝶のタトゥー入ってたから「なにそれめっちゃかわいい!」って言ったらタトゥーのこといっぱい教えてくれてちょっと詳しくなった。
海外のレゲエやらヒップホップが好きらしいけど全部全く名前も知らんかった。
映画も好きらしいからトレインスポッティングやらレザボア・ドッグスやら遊星からの物体Xやらの話結構してた気がする。
その子高卒だったから「俺今の時代は女性でも4年制大学出てない子ってちょっとありえないと思うんだよね」って言ったら
「そうだよね…私みたいな低学歴の女には婚活する権利ないよね…って中卒男が何言っとんねん!」って結構ノリノリのノリツッコミしてくれたのが面白かった。
次の日早番だからって割りと早く解散して、「楽しかったです!」ってLINE送ったら半日以上返事こなくて(半日後は返事来たんだけど)
そういえば「最近LINEの通知見れなくなっちゃったんですよねー」ってバーでの会話の中で言ってたけど返事遅いのがそのせいなのか脈なしなのか判断つかなくて次のデートお誘いできなかった。
まあでも明るくて面白くて素敵な方だった。
今まで一度も男性とお付き合いしたことないって言ってたけど本当かどうかは不明
昼からカフェで会って終電近くまでファミレスやらバーやらはしごした。
インドア方向でもアウトドア方向でも無趣味で家でずっとボーーっとしてる感じの人だったから話題に結構困った。
プロフィール情報聞き出すテンプレ会話以外あんま噛み合わなかったから話した内容あんまり覚えてない、多分「綺麗だね」「○○さんといるのめっちゃ楽しいー」とか適当なこと言いまくってた気がする。
手繋いだらめっちゃ初対面なのに「女の扱い小慣れすぎててきしょいですね」って面と向かって言われたのが面白かった。
「お別れするの寂しいよー」って言ってごねてたら家の前までついていくの許してくれた。
「お家あがっていい?」って聞いたら拒否られたけど「キスしていい?」って言ったら「いいですよ」って言ってくれたからとりあえず家の前でベロチューしながらお尻は触った。
たまに連絡してたけど意外にも向こうから2回目のお誘いはなかった。自然とフェードアウト
なんか趣味がフットサル釣りキャンプボルダリング海外旅行で週2回以上は何かしらやってるってめっちゃアクティブな人だった。
なんかお互い可もなく不可もなくみたいな感じだったから2回目には繋がらなかったんだけど、
後日「良い子いるから会いませんか?」って職場の女性のLINE紹介された。ただぶっちゃけあんま可愛くなかったからデートは誘わなかった。
2ヶ月間いっぱい女の人と出会ったのに結婚相手どころか彼女すらできないよ……
「当たり前」を持ってる人だとこんなに苦労しないんだろうな……
友達がいる。小中が同じで、ずっと一緒にいた。いつも冗談を言って私を笑わせてくれた。鍵を忘れた彼女を、よく家に招いて一緒にゲームをしていた。母も彼女が好きで、たくさんのお菓子や果物でもてなした。暖かくて楽しい日々。
中3になって、私は塾に缶詰になって、遊ぶ時間が減った。彼女とはあまり将来の話をしなかった。彼女は勉強が苦手で、勉強しようと考えたことは無いようだった。それをハンデとは思っていなかった。そしてそのまま地元の荒れた公立高校に進学した。偏差値は40を切っていた。
私は必死に勉強して、憧れがあった少し遠い私立に通うことになった。卒業式の日、もう会わないかもね!とふざけ合った。これからもたくさん会えると思っていたからこそだった。
高校生になって、会うのは2.3ヶ月に一度くらいに減ってしまったけど、それでも定期的に出かけたり、私の家でのんびり過ごしたり、以前と変わらぬ尊い時間を過ごした。
この頃から、彼女は地面に尻をついて座るようになった。何がいけないのかわからないといった顔をした。ボディピアスが増えた。ごみを道に捨てた。深夜のストーリー更新が増えた。同級生との喫煙をインスタに載せて、別室登校になった。
私と離れている間、どんな場所で、どんな人たちと一緒にいるかわかるような気がした。それでも、暖かくて、明るくて、優しい彼女のままだった。寂しかった。
数年後、私は大学生になっていて、彼女は専門学校を卒業して、バーの個室で知り合ったというベンチャー企業に就職した。一般事務として採用されたと言っていたけれど、4月になると配属されたのは車で1時間半走らせたところにある契約先の店舗だった。
夏になって、彼女はうつになったから仕事を辞めたと言った。夜にドライブに連れ出してくれた時にそれを聞いた。彼女が働いている時に、飲酒運転がばれた、遅刻したら怒られた、眉ピアスを注意された、ちょっとくらいいいじゃん、と度々愚痴っていたので、いずれ辞めるのだろうな、とは思っていた。
仕事を辞めて時間ができた彼女を、一度大学にこっそり招いた。私の大学はお洒落して大学に通う学生が多いので、彼女にもそれを伝え、バレないように馴染む格好で来て、と言った。当日彼女は、毛玉だらけのスウェットで現れた。お気に入りだと言うドンキホーテの健康サンダル。禁煙の校舎内でタバコを吸い、講義中椅子に足を乗せる。注意しても、また何がいけないのと不思議そうにしていた。大学の同級生の、あぁ、そういう子ね。という目。友達を恥ずかしいと思いたくなかった。それでも彼女のことは大好きだった。
後から聞いたことだが、退職するにあたって、契約書が良くわからなかったが、100万くらい払わされた、と言っていた。父親が法学部だから、なんとかしてもらうと言っていた。でも結局、彼女は貯金を切り崩して、100万円ほど支払ったようだった。
クラブの男に性病をうつされたらしかった。病院には行っていないようだった。代わりに痩身エステを契約していた。
私はただ、大げさに普通を装った。彼女は私の事を何にも興味が無いやつだと言うので、そうするのが良いと思った。
最近、彼女はよくTwitterで死にたいと言うようになった。死にたいのか、現状を変えたいのかわからないから、いつも通り銭湯に誘った。
婚活の参考になれば幸いだ
俺は二十歳から交際した女と22歳で結婚し子無しのまま24歳で離婚。
時期ははっきり覚えてないが30代後半、口内射精したら「甘っ」と驚かれた
体はむくみ腹は突き出る、体力も低下、品も知性もドブに捨てた
毎晩飲んではいたが深酒は少なくなった
仕事は海外出張が多い、専門卒のアホだが日常英会話を習得した。適応力は高い。
会社は忙しいがプロジェクト端境期に二週間程度の休暇が取れるので溜まったマイルで海外旅行するようになった
醜男はフィリピンが気に入った。気候、人間、飯、雑さ、心地よかった
明らかに胡散臭い旅行者狙いのペテン師だろうが、俺は怖いもの見たさで乗ってみることにした。
そういう冒険も悪くない、殺されることは無かろう。いや最悪殺さてもそれはそれで楽しい。自殺願望など一ミリもないが、かといって長寿の執着も無い、それよりも人生を楽しみたい。
約束の時間と場所に明らか素人の若い女を連れてきた。可愛い子だった。
彼はコミッションを要求しなかったが俺はマニラ平均賃金1週間の金を渡した
彼は貧民が肩を寄せうドミトリーの住人だった、そこには地方から職を求めて上京(上マニラ)してきた若者たちが大勢いる。
彼女もそこの住人だった。
彼女をショッピングモールに連れて行き上質な服と靴と下着やバッグとピアス、時計、装身具、ナショナルブランドの化粧品を買い揃え、髪を切り、ネイルを施した。
彼女と観光地にショートトリップ、三つ星ホテルに部屋を取り、観光してプールでイチャラブして、沢山セックスをして、数週間生活に困らない金を渡してバイバイして帰国した。
同じような旅行を4,5回した。
置屋の彼からは今度いつ来るのか催促のショートメッセージが毎月届くようになった
毎回いい女を連れて来るが、一度ハズレが居た
彼にクレームしたらバスで5時間かけてチェンジの女を三人連れてきた
どれでもいいから好きなのを選べだと。
まぁ金払いの良い上客だからな、
彼からの連絡が途絶えた、死んだんだろう。しらんけど
それでも俺はフィリピンに行った
GoGoの作法は分かっている、俺は世界中で遊んでいる、ルールもマナーも大体同じ。
それにも飽きると町でナンパするようになった。
ショッピングモールのレストランで「仕事の後にデートしない?」
9割釣れる。
そうして妻と知り合った。出会った時にビビビと来た、他のフィリピン人とオーラが違った
デートしていろいろ話をした、高等教育を受けていないが地頭の良さ、正義感、機転、気遣い、品と知性と人生に対する達観を持ち合わせていた。素敵な女性だと思った。
当然知り合ったその日にセックスもした、こちらも相性が良かった
とはいえ最初は他の娘たちと同じ束の間の逢瀬、遊びのつもりだった
彼女たちからは帰国後テキスト(ショートメール)が来ることはあるが、こちらが返さないと諦めも早い、そこに愛は無いんだ、すまんな。
俺はマニラの平均月給二ヶ月半の金を毎月送金してやった。
その頃には日本での飲み歩き、夜遊びも完全に飽きていたので金はあった。
こいつもかよ、とは思ったが、応じられる範囲で応じてやった、そういうのも面白いと思った
結婚してくれと言うので応じた。なんだか人生が楽しくなりそうな予感がした。
まぁ何人でもいいんだけどね
しかし結婚の書類を書いている時にdivorce(離婚歴)にチェックをつけたのを見て
「え?離婚したことあるの?」と驚かれ、私は初婚だと勝ち誇られた、これは納得できん
恋はするが結婚は大切な人と決めていたらしい、俺なんだってさ。うへ
ともかく俺は再婚した。在留ビザを取り日本で一緒に暮らし始めた。
連れ子たちはフィリピンの義両親に見てもらい不自由ない金を送った
子どもたちは概ね10歳を超えており今更日本で教育を受ける必要もなかろうと判断した。経済成長率0%の国よりも6%の国でキャリアを積んだほうが未来は明るい。
当時は航空券が安かった。往復で1万円を切っていた
とはいえ金を持って帰らなきゃならないのでそちらのほうがデカい。
俺の貯金はどんどん減っていく
しかし相変わらず金をジャブジャブ使う、
俺の貯金は底をついた
しかしこれは俺が悪い、フィリピンの文化を理解していなかっただけ
しばらくしたら一番上の娘が成人した、ようやく独り立ちして送金が減ると期待していたら
ソッコーで結婚し子供を産みやがった、旦那も一応は働いているようだが一家を支えるほどの収入は無い。ならば結婚するなとフィリピン人に説教しても無駄だ
だーかーらー働けよ、せめて計画的にさ、ゴムを使えゴムをとフィリピン人に説教しても無駄だ
この次女はガチ可愛い、アイドル級、妻と交際中に紹介されたとき「できればこっちで」と喉まで出そうになったが
今は毎日食っちゃ寝で子育てしてるから猛烈な勢いでデブ化、セフセフ
現在俺は4人の孫も扶養している(正確には今はしていない後述)
父の経営していた会社は父の引退で事業譲渡され妻も継続雇用されていたが、2年持たずに倒産し妻も整理解雇。
俺は半年前に転勤辞令を蹴って退職、イマイチ労働意欲がわかず、失業手当も貰えるし貯金はあるので日々ネットで時間を浪費。
俺が働いているときは毎月妻にまとまった金を渡していたがそれもストップしているが妻はなにも言わない
早く働けとか、家でダラダラしてるなら掃除でもしろ、なんてことも言わない
これまで頑張って働いてくれてたから今はちょっと休憩ね、みたいな事らしい
コロナ禍前、出張で家を開けることも多く帰宅も遅い俺は育児を妻に任せきっていた、まだ乳幼児でよく熱も出した、異国の地で大変だっただろう、それを愚痴られたことも無かった。
コロナから三年間は在宅勤務で時間が取れるようになり今は息子のハートを独り占め。
無職の現在は毎日幼稚園に迎えに行ってポケGO巡り、今日も息子と二人でラブトロスをゲット
こんな結婚もある、参考にしてくれ
1ページ目を読んだ感想が「スピリッツに載ってそう」というもので、それは多くの人と同じく浦沢直樹の絵柄に見えたからだが、前作の読み切りを見てみると浦沢絵に似ている感はなかった。
https://shonenjumpplus.com/episode/8603475606565153448
https://shonenjumpplus.com/episode/14079602755150601408
「looking for 」のほうはモーニングとかイブニングに載ってそうな感じがする。
今作がどうして浦沢絵に見えるかといえば、目の下のシワを表す線が主要人物に入っているからだと理解した。「あさドラ」でも入りまくってるし、目と鼻の間にクマとも言えない線を入れると浦沢直樹風のキャラが出来上がるのだと勉強になった。
「東京24区」というゲームで、あらすじをみると「政界BL」とあり、何やら敷居が高そうで一瞬指が止まってしまった。同名のアニメがあるが、それとは無関係なので気をつけてほしい。
友人から勧められたのと、年末年始にSwitchのDLソフトの半額セールをやってたのとで買った。BLは、商業本を年に1〜2冊読む程度で、よく分かってなかったのでテーマの敷居の高さ以外は全く吟味せず購入できた。しかし、主人公総受けというのに少し抵抗があり、購入してから一週間くらい寝かしてしまっていた。でかいイベント終わってやっと完全にフリーなオフ日に、軽い気持ちでなんとなくプレイし始めたらそれがとんでもない沼だった。AM2:00から翌日のAM5:00くらいまでほぼノンストップでプレイしてしまった。もちろん寝不足。
翌日、PC版(R18指定)を買うに至る。BLゲーム自体ほぼ初めてで、BLのドラマCDとかも聞けない質であるにもかかわらず、ストーリーが気になりすぎて気づいたら購入していた。この時点ではまだSwitch版の真エンドにたどり着いていなかったので、ストーリーの面白さは相当だと思う。
与党衆議院議員最年少の若手政治家、其扇晟尋(そのぎ あきひろ)は京都から選出され政界に参戦した。そのルックスと若さにより、マスコミや国民たちからアイドル政治家のような扱いを受けていることに憤慨を感じる日々を送っていた。
渋谷で起こったテロ事件をきっかけに、テロ対策本部が立ち上げられる。あるルートでは臨時の大臣に大抜擢され、公安のSPである我妻タイガ(あがつま たいが)とともに事件解決に奔走する。其扇の後援会とIAFのスポンサーをつとめる大企業、東郷グループの次期社長であり、テロの被害者である東郷遊馬(とうごう あすま)に寄り添い、協力しながらテロ対策として被害者を守るための法案を作る。テロ対策本部に参加することになった東京都の都知事である白洲武彌(しらす たけみ)とともに過去に起こった自衛官自殺事件の真相を暴く。そして、幼馴染で自身の有能な秘書である蓼丸一貴(たでまる かずき)とともにSP、都知事、IAFスポンサーの社長らを巻き込んで、テロ事件の真相に迫る。
まず、主人公である其扇はメンタルが強くて、優しくて、芯がしっかりあってすぐに好きになれたのが大きかった。気に留めるにはあまりに悪意でしかない国民のコメントとか、保身が大事で老害に成り下がってしまってる政治家たちとか、切り捨てるものはスッパリ切り捨てて切り替えられるポテンシャルをもつ其扇のことを普通に好きになった。こういうシミュレーションゲームって、流されてる感というか八方美人やってる感がどうしても拭えなくて苦手になりがちなのだが、今回そういう違和感を持たずにプレイできた気がする。
全ルートプレイした感想としては、劇場版相棒を見終わった後の爽快感とか達成感とよく似た感情でいっぱいだった。しかも、BLである必要があったかと言われると、必要がめちゃくちゃあった。これがすごいと思う。今まで私が読んできた商業誌のBLなどでは、萌えよりストーリーを重視した作品になると、BL要素はストーリーの要にならないものが多いように思っていたからだ。それでいて、刑事ドラマとか、サスペンスとか、推理小説が大好きな私にクリティカルヒットした。というか、それくらい刑事モノとかにどっぷりの私がしっかり楽しいと思える、厚みのある作り込まれたストーリーだった。
私はまず2〜3個自分で選択肢を選んで、その選択肢がどのルートに行くのか知った上でBAD ENDから回収していく傾向がある。各キャラに2つのGOOD ENDが用意されており、それに分岐していくつかBAD ENDがあった。以下はがっつりネタバレを含む。
◇◇
今回、最初になぞるルートとして私に選ばれたのは、我妻タイガという公安のSPだった。
まず、在日フラーシア人の経営する違法なゲイバーに潜入捜査させられることになったタイガに協力し、無国籍児問題と向き合うストーリー。正直ここがゲイバーである意味があるかと言われればそこまでなのだが、現実でもフィリピンパブとかって繁華街と二丁目の境目あたりにあるイメージがあるので無視する。タイガの持つバックグラウンドと外見をハニートラップとして利用するという面でもゲイバーである必要があったのだろう。上からの命令を淡々とこなすだけのタイガに対し、タイガへの不当な命令に怒る其扇。腐った公安の上層部に、タイガとタイガの上司である宮丘、そして国会議員である其扇の3人で立ち向かいつつ、無国籍児問題に切り込んでいく。その過程で、タイガのことを大切に想っていく描写が良かった。最後に事件解決後の休日をタイガの家で過ごすのだが、PCの版ではここにベッドシーンが追加されていた。あと、このルートのBAD ENDの蓼丸のメンヘラっぷりにちょっと引いたが、これが序の口だったと知るのはもっと後の話。
もう一つはテロ対策大臣としての任務を全うしながらテロ事件の犯人像に迫るストーリー。一見Dom/Subっぽいのに、其扇がDom(受)でタイガがSub(攻)っていう構図が良かった。Dom/Sub萌えが一切ない私でも「ふぅん、いいじゃん」となるくらい良かった。タイガが其扇の議員寮まで其扇を送り届けるときに其扇への忠誠を誓うシーンがあり、PC版ではここにベッドシーン(ベッドではない)が追加されていた。
◇◇
次に選んだのは、冒頭の共通ストーリー部分に出てきて気になっていた白洲都知事のルート。タイガルートで十分面白いと思っていたが、ここからが本当の沼のはじまりだった。
白洲武彌は元防衛庁の官僚だったが、ある自衛官の自殺事件をきっかけに政界に身を投じた。そもそもの土台や手腕も全く違うというのに、共に若いというだけでことあるごとに其扇と比較されることに嫌気が差していた。なので最初からかなり好戦的な態度を取ってくる。が、一緒に仕事をするにつれ其扇のことを認めざるを得なくなる。頭脳戦が多いのがこのルートで、最初こそ討論で頭脳戦を展開する2人なのだが、徐々にバディのように悪い笑みを浮かべながら生き生きと共闘する2人を見ることができる。
まず、白洲都知事と一緒に自衛官の自殺事件の真相を追うストーリー。SNSで募集した情報の中から気になる情報を見つけ、故人のプライベートなことだからとオフレコで白洲に共有したいと申し出る。オフレコということで白洲の自宅に招かれたところで、白洲に騙されて無理やりキスされ、それをすっぱ抜かれ白洲との熱愛報道を流される羽目になりキレ散らかす其扇(と蓼丸)。実証実験とのことで、同性愛というだけで批判的な見方をされることはないのではないか、と発言した其扇を試したのだろうと思い至る。そこからはダブルブレインとして自殺事件を追いつつ、途中折れそうになる白洲(と音坂)の背中を押しまくって救い上げる其扇の頼もしさがよかった。自殺した自衛官と白洲が恋人同士だったと勘違いした其扇が他のルートに比べて早めに恋心を自覚して抑え込もうとする描写もよかった。事件解決後被害者の家族に報告した帰りに傘に隠れながらキスをして恋人関係になり、白洲の自宅へ行ってなし崩しに。後日、ばっちりキスの瞬間をすっぱ抜かれ、白洲にまたあなたの仕業か、と抗議の電話をしたところ、会見中だった白洲にそのままマスコミに向かって交際宣言されてしまう、というのも白洲と其扇の明るくて強い関係性現れる締め方ですごく良かった。
もう一つは、白洲との協力を諦め、というか歩み寄ったのを一方的に跳ね除けられたために万策尽き、会議を入れまくることで、ただでさえ多忙な白洲をもっと忙しくしてオーバーフロー起こさせて潰そう、というストーリー。最初はあの白洲をいじめられるという高揚感から其扇の案に乗ってきた議員たちだったが、どの議員も自分が白洲と対峙できるほどの手腕を持ち合わせていないために保身に逃げるようになる。資料作成や会議の調整を全部押し付けられることになった其扇は、やがて疲弊していく。もう少しで折れてしまうというところで、都庁の長いエレベータに乗り合わせてきた白洲都知事が其扇を引っ張り上げてくれるのが、もう一方のストーリーと対照的ですごくよかった。擦り切れていく其扇に比べ、多忙ながらも都庁のスタッフを鍛え上げてメキメキ力をつけていく白洲がめちゃくちゃ頼もしくてかっこよかった。使い物にならなくなった其扇のことなんか簡単に切り捨てると思っていたのに、その埋もれかけていた有能さをしっかり見極めているために、其扇がほしいと言い切れる一途さ。
ここで離党の意志を蓼丸じゃなく晴山に相談しに行ってしまうと、其扇は民自党と、それに拘っていた蓼丸に諦めをつける。そして、エレベータ内で交わした取り引きを行うため、独断で白洲に抱かれに都内のホテルへ行く。GPSと盗聴器を兼ね備えたアプリで白洲との行為を盗み聞きしていた蓼丸は完全に病んでしまう。Switch版ではこの盗聴データを元に、PC版では薬を盛ってハメ撮りしたデータを元に其扇を強請って、其扇が政治家としての志を折って未来を諦めるBAD ENDになる。
一方で、離党の相談を蓼丸にすると、蓼丸は其扇の選択を尊重して一緒についてきてくれることになる。このストーリーが全部のストーリーの中で一番熱くて好きだ。気持ちの踏ん切りをつけた其扇は白洲に連絡を取る。一度白洲にマウントを取らせることで、自分のプライベートを白洲にさらけ出すことで、白洲と一蓮托生の道を歩むことになるという白洲の意見に戸惑いつつも乗る。PC版だとねちっこいマウンティングの描写がある。其扇もやられっぱなしじゃないので、2人の応酬が見れて楽しい。余談だが、エグゼクティブスイートと書かれたCGがどっからどう見てもラブホの絵なのは頑張ってスルーしたい。
4年後の衆議院選で2人は新党を立ち上げ、34席もの議席を確保するという快進撃に。さらに、与党である民自党との連立政権に持ち込む。初登院のインタビューのスチルでは、白洲に影響を受けたとしか思えない其扇の服装を見ることができる。ここで聞けるBGM「好敵手」が本当にかっこよくて、2人の強い決意、ゆるがない闘志が曲から溢れ出ていてめちゃくちゃ好きだ。2人が前を向くとき、この曲が2人の背中を押し、未来を照らしてくれるようだった。
若い世代を政治に引き込もうとするこの2人の強い意志とカリスマ性、まっすぐで眩しくてすごくいい。現実もこうであってほしい。もしかしたらこいつらみたいな闘志を持った政治家もいるのかもしれないと、本当に少しだけ、淡い期待を持てる気がした。私も変わるぞ、お前らのおかげで。
あと、白洲の声優さんの演技、笑い方とか小馬鹿にする感じが本当に自然で素っぽくてすごくよかった。
◇◇
次に、友人が一番好きだと言っていた東郷遊馬のルートへ。冒頭では、初顔合わせの勉強会で其扇に突っかかってきたり、テロの被害者となった遊馬とその父親を見舞いに来た其扇に激昂したりと結構精神が不安定なのかなという印象を受けた。攻略対象の中で一番可哀想で、どうにかして救ってやりたいと思ったと友人は言っていた。
東郷グループは地盤が京都の老舗旅館で、其扇の支援者のうちのひとつ。遊馬はその視野の広さと柔軟性から、年の離れた長兄と次兄を差し置いて次期社長に抜擢されていた。渋谷のスクランブル交差点で起こった無差別テロを目の前で体験した被害者である。東郷グループの社長だった父親は、遊馬を庇って大重体となり、ずっと意識が戻らない。
まず、BAD ENDしかないルートに行ってしまった。渋谷テロ事件の犯人のDNA鑑定の結果を精査せずにマスコミに発表したらBADまっしぐらに。事件がフラッシュバックして夜眠ることができず、意識が戻らない父親の言葉が幻聴として聞こえるようになる。国際関係が悪化する中、遊馬が提案したイベントは政府にとっても魅力的で、政府協力のもと精神が安定しないまま遊馬はイベントを成功させようと張り切る。ルートの分岐はイベント中に父親の危篤を知らるか知らせないかで、どちらの場合も死に際に立ち会えないが、知らせた場合遊馬は完全に壊れる。知らせなかった場合は其扇を恨むようになり、父親の葬儀の朝、刺殺され遊馬は自分の喉元を掻き切って心中する。個人的にこの心中エンドは結構好きだった。死後の描写が一切ないため、葬儀に現れない其扇と遊馬を心配した兄たちと蓼丸が駆けつけて見た地獄はどんなだろう、と想像してわくわくしてしまった。
もう一つはDNA鑑定の結果を慎重に扱い、かつ政府発表の前に遊馬に外国人労働者について尋ねるため、遊馬と其扇と蓼丸の3人で東郷家御用達の料亭で食事を行ったことをきっかけに、東郷グループと協力して国際問題と東郷家の問題に立ち向かっていくストーリー。食事会での遊馬は勉強会や病院で見た攻撃的な遊馬とは違い、其扇たちへの細部に行きわたる気遣い、会社を背負う者としての責任感と広い視野を見せつける。登場人物の中で、遊馬だけがゲイと設定されており、其扇と共に兄弟や社会からの期待に押しつぶされそうになる弱さや、事件によるショック症状に立ち向かう。ここで、ゲイであることを隠してくれ、という選択肢を選ぶと、其扇は遊馬の性欲処理機と成り果てるBAD ENDになる。これもPC版だとガッツリ抱かれるシーンがあり、遊馬に抱きつつあった其扇の恋心は完全にぶっ壊され、遊馬の性欲処理のために身体を開発され遊馬好みに作り替えられていた。全ルートの中で一番淫乱な其扇だと思う。Switch版の舌の裏のピアスと、PC版のぶちまけられた精液が同じ扱いなのがただひたすらにすごい。
GOOD ENDのほうは遊馬に口説かれるにつれ恋心を順調に育て、遊馬の手腕もゲイであることも家族に認められた報告を受け、其扇は法案を通すための手伝いをして欲しいと嫌われる覚悟で遊馬に告げる。其扇からの依頼を受けるのと、抱かれるのとを交換条件にすることで、最後まで其扇の逃げ道を作ってくれる遊馬の優しさに其扇は陥落。このルートだけはSwitch版よりPC版のほうがいいと思う。其扇を抱く時の気遣いというか、遊馬のいいところ、魅力が濃縮されているからだ。2回戦目を其扇がベッドへ誘うというのもよかった。
◇◇
蓼丸ルートはほか3人を攻略してからでないと解放されない。事件の真相がすべてここにあるからだ。
テロ対策大臣として渋谷で演説を行う際、蓼丸が其扇の盾になり撃たれてしまう。一命をとりとめた蓼丸の入院中、蓼丸が裏金を作っていたことが発覚する。退院した蓼丸を見舞いに蓼丸の自宅に向かい、裏金の話をすると蓼丸は其扇の首を絞める。ここでやめてくれ、と言うとそのまま殺されるBAD ENDに終わる。このBAD END、蓼丸の本当の狂気が垣間見えてめちゃくちゃ恐ろしかった。手を離すよう言うと、メインストーリーが進む。事件の真相については端折るが、事件解決を三条総理と大延(勘当されているが蓼丸の実父)から任された其扇は、白洲都知事、遊馬の力を借りながらタイガと蓼丸と共に事件を解決に導く。Switch版では、三条総理と大延の絆を見た其扇と蓼丸は今後の未来に重要な選択を迫られることになる。個人的には登場人物たちの未来を自由に思い描けるPC版Switch版共通のエンディングが好きだった。
◇◇
ストーリーが本当に良く出来ていて面白かった。私なら、タイトルやキービジュアルを見ても「政界BL」という言葉に敷居の高さを感じて躊躇していたと思う。面白かったと勧めてもらって、半信半疑でプレイした結果これだけのめり込むことが出来て、この作品と出会えて本当に良かったと思えた。友人に感謝しかない。
無神経に女性に対してプレゼントを渡す男性は本当に多い。で、それが4℃。はい昨日もらいました。
別に4℃とか特定のブランドが悪いというわけじゃないと思うんだよね。
1番の問題は『女性にプレゼントを渡すことの加害性』だと思う。
よく「断ればいい」なんていう人もいるけど、普通に考えて怖いでしょ。「いや、あなたのこと好きじゃないし要らないです…」とか言ったらぶん殴られるかもしれないし。だから気持ち悪いと思いながらも笑顔で受け取るしかない。これは本当にストレスになる。
これは4℃であるから、とかは関係ないと思う。よく贈られる手頃なプレゼントの代名詞だから槍玉に挙げた。
例として、私が今までもらったプレゼント一覧
・ピアス(100均に売ってそうなヤツ):いやそもそも耳に穴空いてないし
久しぶりって声掛けたんだけど、元カノは俺のことキレイさっぱり忘れてて草
15年経ってるけどそりゃねーだろ…と思いながら俺だよ俺!って言ったらやっと思い出してくれた
「良かったら一緒に飯食おう」って誘って俺は元カノの席に移動
付き合ってた頃の思い出話、付き合う前の話色々したけど元カノ何にも覚えてなかったwww何この温度差www
全然話が弾まなかったから、話題を変えて元カノの近況を聞いてみた
元カノは今2児の母で、旦那さんに子供たちを任せて美容院に行った帰りらしい
旦那さんが、「終わってすぐ帰ってこなくても大丈夫だからゆっくりランチでもしてきて」って送り出してくれたって
めちゃくちゃ良い旦那さんじゃん。写真見たいって言ったら見せてくれたんだけど、
旦那さんはチュートリアルの徳井とバレー選手の高橋藍を足して2で割った感じの顔
対して俺はサンドウィッチマンの伊達を10回プレスしたような顔(母親に言われた)
そりゃこんなイケメンがいれば俺に関する記憶なんて消えるよねと思った
会話がそこでまた途切れたので、美容室でバッチリ整えてきたであろう元カノの見た目を褒めた
「髪色めっちゃいいね。似合ってるよ。あ!ピアス空けたんだ。昔は髪染めてなかったしピアスも空けてなかったね」
でも元カノは嫌悪感剥き出しの表情で「だってあなたが髪染めるなピアス空けるなって禁止にしてたでしょ。着る服の系統もあなたの言う通りにしないとヘソ曲げたじゃん」
「あなたの誘いを「先に友達と約束したから」って断ると友達を責め立てて私と会わせないようにしたりもしたよね」
「そういうとこが大嫌いなの。別れてからも私の気持ち無視して何回も会いに来たり。
今もそう。一緒にランチしてもいいって私が返事してないのに勝手に席移ってきて。
そういう独り善がりで他人の気持ちを全く汲んでくれないところが本当に嫌」
俺が唖然としてる間に散々恨みを吐き捨てていた
注文していた料理が来て、元カノは黙々とたいらげてさっさと席を立ってしまった
「俺が払っておくよ」と言ったけど俺の目もみずに「いらない」と言って、自分の会計を済ませて店を出て行った
何度か「女の子紹介して」と同僚にお願いしたことあるけど、「お前はちょっとなあw」と断られてた
大きな胸と細い腰とほどよく丸みを帯びた尻。いわゆる、ボンキュッボンな体型にずっと憧れてきた。子どもの頃、かつてはそうだったという母の話を聞いていつかは私も女性らしい体型になれるものだと信じていた。
しかし、なかなか難しくどれだけ頑張っても私の胸は成長しなかった。いや、成長はしたのだが微乳なのだ。どれだけ肉をかき集めて寄せても、下着の中で一時的に留まるその肉たちは悲しいことにみかんくらいしかない。丸みを帯びたみかんは、下着を外すと一気に平べったくなる。留まってくれないのだ。筋トレなど頑張っているが、なかなかみかんたちはそのまま留まってくれない。
努力しないと留まらないみかんの持ち主故に、ずっと私はグラビアアイドルの体型に憧れてきた。性的消費とかではなく、ほんとにああいう体型になりたかったのだ。大きすぎる胸だと服や下着のサイズがないと聞くし大変だと思うが、持たざる者には憧れでしかない。大変申し訳ないが大変羨ましい。
そんな感じの私だが、大学の時に「そう私はこんな女の子になりたかったのだ」という同期がいた。まず入学式の時から「都会すごいこんな美女が普通にいる…というか絶対モデルさんとかやってるでしょ…」とびっくりした。目は大きく少し垂れ目でぽってり唇。長い髪はまっすぐで綺麗で、体型は私の憧れのボンキュッボン。……理想が、いる。大人っぽくでも顔は可愛くほどよく色気がある。す…すてき…と私は彼女に一目惚れ状態だった。
だが、話しかける勇気は皆無だった。スクールカースト下位で生きてきたため、まず学年でも、下手したら学部の中でも1番美しいかもしれない彼女を私は遠くからそっと見るだけだった。美しすぎて、尊い…となっていた。
そんな彼女と、なぜか同じゼミになった。うそだろ…と思いながら時々隣の席になりひたすら緊張していた。彼女がつけているシャネルのココマークのピアスや、Diorのロゴのリボンチョーカーが、ブランドロゴが全面に出ているはずなのにあまりにも上品で素晴らしい…と尊敬していた。高いヒールのブーツやパンプスを履きこなす彼女がとてもとても好きだった。優しく笑うおっとりした彼女もとても大好きだった。
憧れすぎて、言えなかった。気持ち悪いと思われたらどうしよう、と思うと言えなかった。
……たった一度だけ、彼女に褒められたことがある。お手洗いを利用した後に手を洗っていたらたまたま彼女が横に来たのだ。
「……いつも思うけどどうやったらそんな脚細くなるん?めっちゃ羨ましい。私すぐ太なってまうねん」
突然話しかけられて驚いた。いやあなたの脚めっちゃ細いがな、と。ちなみに私は普通の脚である。いや、脚はたぶん父が鬼のように長い故に若干人よりは長いが、細くはない。
そんなことない!○○ちゃんの方が細くて綺麗!!とか返したような気はする。なんせ覚えていないのだ、突然褒められたことにびっくりして。ただ、答えた後の彼女の笑顔が眩しかったことは覚えている。
さて、大学を卒業して数年。彼女が先日グラビアデビューした。いや卒業してからもInstagramもTikTokも実はフォローしていたしめちゃくちゃ綺麗…と思いながらいいねもしてきた。露出がどんどん激しくなっていくゆえあぁぁなんか見てしまってごめん…と思いながら持たざる者故に本当に綺麗なあなた…と思いながらいいねしてきた。
そんな中、突然のグラビアデビュー。個人的には、ようやく芸能界からお招きがきたのか…と納得している。だって、入学式の時本当に輝いていた。今まで小中高と会った同級生の中でも1番綺麗だった。たまたますれ違った女子アイドルよりも綺麗だった。なんでこの子が芸能界に行ってないんだ…?と本当に疑問だったしこの子が興味ないだけなのかなとも思っていた。
でもやっぱ光るものがある子は呼ばれるんだな…と思いながら今日も私はその子のインスタを見ている。ただ見てて寒そうなのでもう少しもこもこをこの季節は着てほしい。そしていつか彼女をテレビで見られる日が来ますように。
ただ、ただ魑魅魍魎であろう芸能界で彼女が変なことに巻き込まれませんように、幸せに活躍できますようにと田舎の片隅で毎日祈っている。