はてなキーワード: 玉田とは
昨日、アマプラで『BLUE GIANT』を見た。
料理しながらだったので画面から目を離している時間も多かったけど、ストーリーは真っ直ぐでわかりやすく、なによりジャズの演奏が良い。とてもいい映画だった。
……と、一晩経ってサブスクでジャズとか聴いちゃったりしながらしみじみ考えていて、ダイと玉田がいた大学、早稲田モデルだったな、とふと思った。
前述の通りちゃんと映像すべてを追えていたわけじゃないけど、大隈講堂らしき建物や見覚えのあるデザインの学内看板があった。
玉田はまだしも、ダイは高校時代からずっと吹いてたみたいなキャラでいて早稲田行けるのか…すごいな…と(まあ漫画だし建物をモデルにしただけかもしれないが)。
でも、あれだけの努力ができるような人間なら地方で部活しながらでも早稲田受かるよな…という妙な納得感。
ダイだってあれだけの努力ができるなら早稲田留年しようが就職して会社でぼちぼちの成功を収められるよな…と。
努力、努力、努力…成功者とはかくあるものなのかもしれない。俺も頑張らなきゃな、と努力できるだろうか。とりあえず今はジャズを聴いて満足している。
昨日、アマプラで『BLUE GIANT』を見た。
料理しながらだったので画面から目を離している時間も多かったけど、ストーリーは真っ直ぐでわかりやすく、なによりジャズの演奏が良い。とてもいい映画だった。
……と、一晩経ってサブスクでジャズとか聴いちゃったりしながらしみじみ考えていて、ダイと玉田がいた大学、早稲田モデルだったな、とふと思った。
前述の通りちゃんと映像すべてを追えていたわけじゃないけど、大隈講堂らしき建物や見覚えのあるデザインの学内看板があった。
玉田はまだしも、ダイは高校時代からずっと吹いてたみたいなキャラでいて早稲田行けるのか…すごいな…と(まあ漫画だし建物をモデルにしただけかもしれないが)。
でも、あれだけの努力ができるような人間なら地方で部活しながらでも早稲田受かるよな…という妙な納得感。
ダイだってあれだけの努力ができるなら早稲田留年しようが就職して会社でぼちぼちの成功を収められるよな…と。
努力、努力、努力…成功者とはかくあるものなのかもしれない。俺も頑張らなきゃな、と努力できるだろうか。とりあえず今はジャズを聴いて満足している。
・初めて見てから今回まで3回みた
雪祈君かっけえとか色々あるけどなにより一番は各ライブシーンの
アニメが電子ドラックみたいに普段生きてたら感じさせてくれない
うっとりゾワゾワ浮遊感の感覚を感じさせてくれるっていうのがある
早さ故に没入しきれなかったっぼかったのでそこは
好みの問題なのでしゃーなし
でも行き帰りの車内で沢山話できて滅茶苦茶楽しかった
・修正版ってことで「でも俺は好きだから…」で通してたCG部分はどうなったんじゃろ…って気にしながら見てたけど演奏シーンの電子ドラッグ感に持っていかれて後半頭から抜けてた 少し良くなった気がする?
影とかの密度が濃くなってのっぺりした印象は少なくなった感じ 玉田君のラストライブ鬼ドラム部分は初回と同じく「こ、ここはどうしても人間の肉眼処理の限界を超えてるから…!」ってなった
映画は終わったはずなのに、心の中にまだ音楽が鳴り響いていた。帰り道の高揚感はまるでライブ会場から帰るときのようで、音楽に包まれた世界で息をするような感覚からずっと抜け出せない。映画『BLUE GIANT』は、感情を奏でる演奏で観客の心を掴む、最高の音楽ライブだった。
公式サイト: https://bluegiant-movie.jp/
予告編(YouTube): https://www.youtube.com/watch?v=h1I116oS_Lk
今年の二月から上映している本作は、同名の漫画を原作としたアニメーション映画だ。音楽と人間の物語を楽しみながら、ジャズ界の独自の価値観や挑戦についても理解を深めることのできるものになっている。
主人公の宮本大は「世界一のジャズプレイヤーになる」という大きな目標を抱え、故郷の仙台を飛び出し、単身上京する。東京で出会った凄腕のピアニスト・沢辺雪祈や、高校の同級生で素人のドラマー・玉田俊二とジャズバンド「JASS(ジャス)」を結成し、それぞれが音楽に向き合いながら、壁にぶつかりつつ、夢の実現に向けてひたむきに取り組む一年半が描かれる。
原作の「東京編」を中心にエピソードを厳選し、上映時間の四分の一をライブシーンに充てるという大胆な構成が採用されていたが、まずこれが見事な成果をもたらしていた。上原ひろみ(ピアノ)、石若駿(ドラム)、馬場智章(サックス)の演奏はとにかく圧倒的で、音楽とアニメーションのコラボレーションの最高峰と言える。また、その魅力を余すことなく味わうことができたのは映画館という環境の存在が大きく、Netflixの支配力が高まる現代において、専用施設の役割や可能性を示すことにもなっていた。
今回は、そんな傑作の魅力を紹介すると共に、宮本大の「ジャズを信じる」信念の問題点や、JASSの「So Blueに立つ」という目標が物語の性質に与えた影響について考えていきたい。
映画『BLUE GIANT』のテーマは「演奏者と音楽の関係性」だ。宮本大、沢辺雪祈、玉田俊二は、それぞれ「演奏すること」について異なる意味を見出している。その違いゆえに彼らの人生は巧妙に交わり、そして必然的に別れを迎える。
演奏者である彼らが「音楽に向き合う」ということは「自分自身と向き合う」ことを意味しており、この作品において演奏技術を高めることは、自分自身と真摯に向き合うことと同一に描かれる。自分自身と対話を重ねて演奏力を磨き、ライブを繰り返しながら音楽との関係性を深めていく若者たちの姿が、本作の大きな見どころだ。
ライブシーンはどれも素晴らしかったが、中でも僕が心を奪われたのは「汗」に関する表現だった。演奏者たちの身体から吹き出る大量の汗や、そこからこぼれた大粒の一滴が、アニメーションならではの表現で美しく描かれる。それは、音楽が空気を振動させて生じる運動の結果であることや演奏者の存在を再確認させるばかりでなく、自己探求の試みを象徴しているようにも思えた。落ちてきて弾け飛ぶ汗を見たとき、その背景にある身体的な研鑽や精神的な苦悩に思いを馳せてしまうのは、物語と音楽と映像が見事に組み合わさって感情を揺さぶるからだろう。
ライブシーンでもう一つ印象深かったのは「凄まじい演奏に目が釘付けになる」という描写だ。特に終盤の人々の目が幾重にも重なって演奏に引き込まれていく表現が印象的だったが、これらは音楽の演奏が聴覚だけでなく視覚も惹きつけるものであることを効果的に示している。実際に音楽ライブに行くと、音楽は「耳で聴くもの」というよりも「目で見るもの」「肌で感じるもの」であることを実感するが、この映画ではアニメーションの技術やアイデアによって同じ体験をもたらしていると言える。
また、脚本として素晴らしかったのは、この映画が「沢辺雪祈の物語」として完璧に仕上がっていたことだ。漫画版では交通事故によって最後のライブに参加できなかった雪祈だったが、映画版ではアンコールで大や玉田と共にSo Blueの舞台に立つというシナリオ改変が施されている(最高だ!)。怪我を負った雪祈は片手で演奏することを余儀なくされるが、その姿が大が初めて雪祈のプレイを見たときに片手で演奏をしていたシーンと重なり、呼応することになる。手を抜いて片手で演奏していたプレイと、片手でしか演奏できない状況で全力を尽くすプレイの対比があることによって、映画版はより一層雪祈の精神的成長が強調されるものになっていた。
本作はジャズライブの世界を美しく表現しているだけでなく、コミュニケーションや人間関係のあり方についても、ジャズ・プレイヤーたちの世界や文化を伝えるものになっている。素晴らしい取り組みである一方、その描き方にはついては大きな問題がある。それは、彼らの世界をただ単に肯定的に、あるいは美学さえ伴って、無批判に描いてしまっているという点だ。
ジャズバンドには「独立した個人たちが自分自身の活躍や成長を目指して組まれる」という文化的な特徴がある。作中のセリフにあるように「ジャズはロックバンドみたいに永遠に組むもんじゃない。互いに踏み台にして名を揚げていく」ということだ。そのため、良くも悪くもバラバラな状態が肯定され、自助を基調としたコミュニティ文化が成立している。
例えば、玉田俊二や沢辺雪祈はそれぞれ大きな課題に直面するが、大はその苦境に共感したり、手助けをしたりはしない。それどころか、雪祈が玉田を、玉田が雪祈を心配しても「自分自身の問題だから、おれたちに出来ることは何もない」と、その配慮を無用なものとして切り捨てる態度を取っている。
しかし、自分自身の問題であることと、周囲がその解決をサポートすることは決して矛盾しないはずだ(でなければ、カウンセリングという仕事は成立しなくなってしまう)。むしろ、人間が抱えるあらゆる問題は究極的には自分自身の問題でしかない。それでも人は、他者の悩みや状況を想像し、共に心を痛めることができる(=エンパシー)。そこに人間の素晴らしさがあり、そのような想像力に支えられることで、僕たちは日々の問題に対して継続的に立ち向かうことができているはずだ。
ところが、ジャズ・プレイヤーとしてあまりに完成されすぎている大のメンタリティは、そのような想像力を必要としない。自助を当然とする大の態度に、玉田は大きく動揺し、雪祈でさえ戸惑いを見せ、二人は困難に直面しても「助けてほしい」と言うことができない状態に追い込まれてしまう。大は「ジャズを信じている」と口にするが、これはジャズという音楽の良さが理解されることだけでなく、「ジャズバンド的な人間関係やコミュニケーションの方法が通じる」と信じていることを意味しているのではないか。つまり「ジャズを信じる」大の信念が、JASSの「助けてほしい」とさえ言えない人間関係を強固にしているのだ。
「信じるだけ」の大は、いわば「仲間のために戦わないルフィ」だ。彼の言動からは、人の弱さを認めず、自分が出来ることはみんなも出来ると思い込んでいるマッチョなワンマン社長のようなパワハラ気質が伺える。もしかするとそれは「お互いを追い込みながら、最高のソロを引き出し合う」というジャズの性質を、人間関係のアプローチに転用したものなのかもしれない。だとしたらそれは、今日ではあまり受け容れられないスポ根的なスタイルが、文化系の皮を被ることで見過ごされているだけなのではないだろうか。
この映画では、周囲の人々に助けを求めず、自分自身を追い込んで課題を克服しようとする姿を肯定的に描いている。しかし僕は、それらをもう少し批判的に捉える視点があるべきだったと思う。あれほどまでに深く自己と向き合うことができるのであれば、そこで培った想像力を活かして他者の心に深く寄り添う可能性も求められるはずだ。自助の圧力が高まる世の中だからこそ、自分自身に向き合い、自分自身の問題に取り組みながら、他者に対しても理解し、助けることができる人間関係を築く、そんなジャズプレイヤーたちの関わり方を提案して欲しかった。
この作品にはもう一つ、物語の性質に関わる問題がある。それは彼らの立てた目標、あるいは権威との関わり方の問題だ。
大、雪祈、玉田の三人は「JASSの目標」として、十代のうちに日本一のジャズクラブ・So Blueのステージに立つという目標を掲げる。もちろん大きな目標であり、大胆かつ困難を伴うチャレンジではあるのだが、僕はこの目標によって彼らの物語が「質的に」小さいものへと制限されてしまったと思う。
ジャズマンにとってのSo Blueは、野球の甲子園やラグビーの花園に相当する憧れの舞台だ。ただ、その性質は大きく異なっている。甲子園や花園は「勝ち上がる」ことで立てる舞台であるが、So Blueは「認められて」立つことができる場だ。つまり、そこに辿り着くためには権威を求めなければならない。このことから「権威に認められなければ成功しない」という価値観が生まれるのだが、それが(若者たちの挑戦を描くにしては)物語を物足りない方向へ導いてしまっている。
JASSはSo Blueの支配人・平にライブを観に来てもらうというチャンスを掴むが、雪祈のプレイが否定され、夢への道が閉ざされてしまう。このとき「縁がなかったということで」と断った平だったが、後に彼が自戒したことで雪祈へのオファーが生まれ、それがJASSのSo Blue出演へとつながっていく。雪祈のソロ克服という要因はあったものの、もしこの権力者が凡庸な人格の持ち主であったら、JASSはSo Blueに立つことはできなかっただろう。若者たちの挑戦に重きを置くには、権威的な存在が過剰である。
また、中学生の頃からSo Blueに立つという目標を持っていた雪祈には、権威主義的な性格が定着してしまっている。自分が評価していないギタリストと共演しても、相手が一定のプレゼンスを持っているとお世辞を言ったり、自分のソロについて大から指摘を受けたときは反発しつつ、平から叱責を受けると素直に聞き入れたりする。葛飾ジャズフェスティバルへの出演が決まった際には「フェスとなればジャズ業界の人間もたくさん集まる。駄目バンドの烙印を押されたら、もう一生どこにも呼ばれない」とまで言い切っており、妄想の中で権威が肥大化し、視野が狭くなっている様子が伺える。これらは、挑戦する若者というキャラクターの魅力を損ねる要素だ。
若者たちの挑戦を描くのであれば「権威に認められようとする挑戦」よりも「権威を打倒しようとする挑戦」のように、もっと質的に大きなものを期待したいが、ジャズ・プレイヤーの挑戦である限り、権威に対する依存は避けられないのかもしれない。
映画を通じてジャズという音楽の魅力は十分に伝わってきたが、僕は大がジャズを信じる姿に共感する気持ちにはなれなかった。映画『BLUE GIANT』は、ジャズの美学を称えるはずの作品でありながら、同時にジャズ的なもの(自助を前提とした人間関係やコミュニケーション、権威に認められることで成功するという価値観)が抱える課題も浮き彫りにしてしまっている。
それでもこの映画は、音楽の力とそれを支える視覚的な表現力で観る者を魅了してしまう。そこに問題があったとしても、圧倒的な恍惚によってどうでもよくなってしまう。それこそが、この映画の正体なのだろう。最高のクリエイターたちがもたらす感動が、自助を強要する主人公や助けを求められない人間関係、挑戦の質による物足りなささえもかき消すことで、「音楽の力」を証明することに成功したのだ。物語パートで引っかかることがあったにも関わらず、あまりに強すぎるライブシーンが全てを帳消しにした結果、鑑賞後の僕の心にはただ音楽だけが存在していた。大、雪祈、玉田たちにとって演奏することがそうであったように、まさに、最高の演奏によって数々の問題を乗り切った物語だったと思う。
真面目に聞いてるとして、だけど。
通常の日本アニメだとアクションシーンとかに関しても動きのいろんな部分を省略しているらしいんだけど、そこを3Dとかを活用して埋めることで「ヌルヌル」動いてるように見えるってのじゃないかな。
ただ個人的な印象だと通常の作画とかと混在する関係であんまりポジティブなふうにはみえないんだよな。
ピクサーのフル3Dのアニメとか全編ヌルヌルってはずだけどそうはいわれないじゃん?
こないだBLUE GIANTみたんだけど、ドラマ部分は作画で演奏部分で3D使ってって感じだったんだけど、その3D部分も結構クオリティに差があってえ、お前玉田・・・?とかなるところがあった。
RISNG SUN ROCK FESTIVAL2022二日目の感想。ただの健忘録なので読んでも面白くないです。
二日目、ガチで重い荷物を背にホテルを後にしてバスに乗り込む。入り口付近は二日目も多少泥濘んでたけどちょっとマシになってたかな?入場ゲートは陰ってるのもあって普通にヤバかった(笑)ので長靴履いてきて良かった。
レジャーシートゾーンにシートをひこうと思ったけど10時過ぎの時点で既にまあまあ埋まっててヤバかったけど何とかひけたので良かった。13日はひけない人が枠外に沢山溢れてて無法地帯になってたのであれは運営側の見込みが甘かった気がする…。今年はテントサイト取れなくて私達みたいな人も沢山いたと思うけど例年よりかなり狭かったし…。あと12日も思ったけど、レジャーシートゾーンの入り口の所にシートを敷いてる人と、通り道を全くなくさせるシートのひきかた、椅子の置き方してる人達は一体…。自分達の事しか考えてませんやん。運営も注意してくれ。途中から入り口から出るのは諦めて横のテープ張ってある所から出入りしてたぐらいなので…(入り口付近から出ようとすると通り道なくてゲームオーバーになってしまうし、座ってる人も退く素振りも見せない)
しばらくボーッとしてからご飯を食べてたらスカパラがスタートしてた。
二日目観たやつ。
東京スカパラダイスオーケストラ(途中から)→怒髪天→フジファブリック→LOSALIOS→NUMBER GIRL→レキシ(途中から)→saturday night session→藤井風(途中まで)→坂本慎太郎(途中から)→ROTH BART BARON→BEGIN(途中まで)
正直、そんなに好みじゃないんだけどトップバッターでここまで盛り上げてくれるの素晴らしいなと思ったし知ってる曲も割とあって楽しかった!声出ししなくても盛り上がれる様に考えられてるし、隅まで移動して来てくれた時結構近くで観れてカッコいい〜と興奮。色々意見はあるかもだけど欣ちゃんのMCとその後のイカれたBABY聴いて感動してしまった…。ずっとFishmansを大切にしてる欣ちゃんに胸がジーン…として…涙…。
·怒髪天
3年振りのRSR、怒髪天は観とかなきゃでしょ!と思い観に行く。一曲目から酒燃料爆発曲でテンション上がる。関ジャニへの提供曲も歌ってた。全身全霊、全力で歌い上げる増子さんに感動…。安定のMCも面白かった。確かに私達に愛だの恋だのを全面に押し出した曲は関係ないね(笑)さわおさんとのコラボもありめちゃくちゃ良いステージだった。ギターを持ってないシラフ(?)さわおさんがハンドマイクで歌ってるのを初めて見たけど何かすごいくねくねしてて面白かった(笑)独特なリズムの乗り方で…。最後ステージからはける時、増子さんが長い時間お辞儀をしててグッとくるものがあったしファンの方も泣いていた…。
アースからの帰り道を歩いてたら声をかけられてまた私が落とし物(よくする)したかと思って「はい!?」ってなってたら「…かなめさんですか?」って声をかけられてめちゃくちゃびっくりした!!毎年ライジングで年1お会いしてるハイカーさん(と呼ばせて欲しい)で何という偶然!!背格好とGRAPEVINEの帽子(恥ずかしい!!)で確証を得たとの事でしたが、あまりに突然で私が分かってなくて本当すみませんでした…。あとめちゃくちゃ挙動不審で一人でペラペラ喋ってて後から考えると…後悔しかない…(人見知りあるある)あとLOSALIOSの缶バッチを貰ってしまった!!今年は結局ガチャガチャやらなかったのでめちゃくちゃ嬉しい!!ありがとうございました!!
シートに戻ってフジファブリック。急遽ピンチヒッターだったけど個人的に見れて嬉しい。志村さんが居なくなってからのフジファブはほとんど分からないけど、夜明けのビートとか若者の全てが聴けて嬉しかったし、ドラムが玉田豊夢さんでびっくり。玉田さんのドラム好きだから聴けてラッキー。総君のけして上手いとは言い難い、でも気持ちのこもったMCもすごく良かった。「学校や職場家庭でどこか居場所がないなと感じている人がいたら居場所はここです」って感じの内容のMCジーンとした。
LOSALIOS前にプロボの所のスパイスカレーを食べるも店員さんが誰もマスクしてないのとDJのデカいスピーカーから流れる音楽に精神が削られる…。ウエスはお客さんにマスク着用を促すならこう言う所もきちんとして欲しい…。でも店員さんはとても丁寧で親切だったので複雑な気持ちになる…。スパイスカレーはめちゃくちゃ美味しかった。値段も安かったし。しかしスピーカーの音が大き過ぎ&目の前で踊ってる人達がマスクしてない事が気になって早食いした…。
達也さんの事とかまぁ色々思う事はあったけど、何やかんや演奏は激最高で脳がめちゃくちゃ興奮した!!ギターの人若ぇな!?と思ってたけどスカパラの加藤さんと知ってビビる…。見た目若すぎんか!?LOSALIOSはこれぞ!って感じの演奏でキメてきてめちゃくちゃ楽しかった!!(本当にぶっつけ本番なの!?)TOKIEさんのベースは相変わらず音がエグい。そしてめちゃくちゃカッコいい…。そして中達のドラム!!やっぱり最高過ぎる!!スコーンと抜ける音と一切モタつかないキレのいいドラミングに興奮しかない!!ナンバガで入場規制がかかるのを不安視して(結果的には空いてたが…)早目に切り上げたけど、最後まで見たかった…。何故ナンバガとLOSALIOSを被せるのか!?ウエスは一度考え直してくれ…。どう考えもファン層被ってるでしょ!?後ろ髪引かれつつナンバガへ移動。
久しぶりにサンステの前方エリアに入る。いつ振りだろう…?2019年のリベンジ、やっぱり前で味わいたい。予想通りリハで出てきてDESTRUCTION BABYを演奏する。この時点で「ライジングのステージで演奏するNUMBER GIRLが目の前に…!!」と既に興奮する。リハが終わってもステージに居続けて向井さんがマイクの音量を分かるか分からないかくらい上げてと言う謎のお願いからの「イジったんか!?イジったやろ!?」と言う謎のパフォーマンス(?)を繰り広げステージからはけず。そのままやって欲しいファンが手拍子で煽るも「その手には乗りませんよ」と上機嫌の向井さん。この時は友達と「今日の向井さんは機嫌良いね〜」とお気楽な気持ちで話していたのがまさかあんな事になろうとは…この時は思いもしなかった…。ジングルが流れて遂にこの時が来た!!言ってみればこの為に今年色々な困難や危険を犯してまでライジングに来たのだ。興奮を抑えきれないソワソワした気持ちでステージを見守る。「福岡市博多区から来ましたNUMBER GIRLです。ドラムスアヒト・イナザワ」でバキバキにテンション上がった。
1.タッチ
2.ZEGENvsUNDERCOVER
3.TATTOOあり
4.EIGHT BEATER
5.delayed brain
6.CIBICCOさん
7.透明少女
この日の事は何か色々ふわふわして断片的にしか記憶がないんだけど、個人的に好きなZEGEN〜で頭ブンブンしたり、本当にライジングでNUMBER GIRLを観てるんだ!!と言う興奮の中にずっといたと思う。向井さんがひさ子さんとカメラに2ショットで抜かれるようにしたり(ひさ子さんも笑ってた)謎の「ワン!ワン!」と言うカウントをメンバー全員に一人ずつやって(ひさ子さんは笑い堪えられてなかったしナカケンは無の顔してるしアヒトさんはワン!に合わせてカウント取ってた)ビールグビグビ飲んだり(カメラ目線でスクリーンに向井さん正面の客席が映ってたのめちゃくちゃ良かった)とにかく向井さんが楽しそうでこんな向井さん初めて見た!と思ってみてた。ナンバガ始まった頃に雨がポツポツしてきてヤバいかも?と思ってたけど、CIBICCOさんの「夕日に照らされて〜」の所ですごく綺麗な夕焼け空に感動。透明少女が終わった後に向井さんから「皆さんにお話があります。2019年に我々NUMBER GIRLは再結成しました。ライジングサンに出るのが再結成の目的、目標でした。しかし開催中止が決まり、今日はその落とし前をつけるためにやってまいりました。ウエスの若林さんに感謝申し上げます。そしてお集まり頂いた皆様ありがとうございます。この決着をもってNUMBER GIRLは解散します。」(結構ニュアンスなので間違ってる所も普通にあります)と言われて頭が真っ白に。解散しますって言った時にアヒトさんが両手を合わせて申し訳ないって感じで一礼してたのが更に胸にきた…。その場にいた人達全員が突然の事過ぎて「え?」って感じで沈黙が流れて一拍置いてから所々で「やだ!」って声が上がってたけど、私は本当に何も考えられなくてただただぼけーっとしていた。向井さんが「聞いて欲しい、所業は無常である」って言ってから始まったOMOIDE IN MY HEADはめちゃくちゃかっこ良くて、何かもう感情が無茶苦茶でとにかく今のNUMBER GIRLを目と耳に焼き付けなきゃ!!と思って必死に聴いてた。ラストの曲、向井さんがナカケンに耳打ちしてその後アヒトさんにアイコンタクトみたいなのしただけでさらっと通り過ぎてひさ子さんにも耳打ちしてたんだけど、アヒトさんと向井さんあのやり取りだけでよく出来るな…と思った。メンバーが去って最後向井さんが何かよく分からん事を喋って(マジで何言ってるのか意味不明だった)会場を困惑の渦に巻き込んだその後、マスクを着けた時に見せた笑顔が見た事のない優しい笑顔で涙腺刺激された…。最後にあの顔は卑怯だよ〜!!終わった後、友達とめちゃくちゃ暗くなってしまってヤバかったけどとりあえず一旦忘れよう!って言い合って何とか気を持ち直す。まだライジングは続くのよ…。
·レキシ
トイレ行ってたら若干出遅れたけど、レキシの底抜けの明るさにめちゃくちゃ救われた。このステージがレキシで良かったと心から思った…。3日前にオファーされたとは思えない完成度(特にサカナクション、GLAY、白日のカバー)で自然に笑えたし本当に盛り上げ上手で皆楽しそうにしてたのライジング感あって良かった。ピンチヒッターがここまで盛り上げてくれるのすごく嬉しい。今までレキシをそんなに積極的に観ようと思った事なかったけど今回本当に救われた…。池ちゃんありがとう。光る稲穂を皆が振ってる様子がビジョンにうつったけどペンラ級に綺麗だった(笑)
·SATURDAY NIGHT SESSIONS
個人的に一番良かったのは岸田繁。ストリングスとばらの花の相性めちゃくちゃ良かったし、ブレーメンが聴けて嬉しい!!まさかここでブレーメン持ってくると思ってなかった。意外過ぎる。やっぱり岸田さんの歌声好きだな。
上原ひろみは言わずもがな、野外フェスでこんな演奏が聴けるなんて贅沢過ぎるよ…。めちゃくちゃ聴き入ってしまった。ヒロトさんとのコラボも良かったし(この一曲の為だけに北海道に呼んでるの贅沢すぎんか…?)何より中村佳穂との才能と才能のぶつかり合いのセッションめちゃくちゃやばかった。すごい物を目撃してしまったな…。こう言うのがある夜〜深夜にかけてのライジングが好きだ。まぁ後はそんなに…って感じてしたが…(笑)ト…ロウ…さんの民生さんいじりはマジで聞いてられなかった…。岸田さんと渋谷さん苦笑してたし…。貴方やチバさんよりマシみたいな言い方(民生さんのあれが駄目ならチバや俺は死刑だよ!みたいな…)してたけどそれとこれは関係ないやん…。やられた側が言うのはまだ良いけど…あのMCのせいで最後のコラボの曲の事全然記憶にない…(嫌すぎて脳が拒否してた…)
·藤井風
元々坂本慎太郎を観に行く予定にしてたけど友達にワガママ言って数曲聴いてから移動する事に。私が聴けた曲は風氏の曲は一曲だけだった。残りはバウ氏の曲だったらしい。知らない曲な訳だ。しかし3日前のオファーからのピアノアレンジ→あの舞台で弾いて歌える所まで持ってきてるのすごすぎる。歌もCDと遜色なくて若い才能が迸ってた。今回思いがけず風氏の生歌が聴けて嬉しかった(嬉しがる所じゃないけど…)坂本慎太郎に移動しようとしたら通路に人が溢れまくって道一杯に人がいてシートから出て行くのはめちゃくちゃ大変だった…。仕方がないかもしれないがもう少しどうにかならんかったのかな…。通路なのに椅子に座ってる人とか沢山いたし…。何とか人混みを抜けてアースステージへ。
着いたらもう始まってたけど始まったばっかりっぽかったので椅子に座って観る。想像してたのと違って楽器がガンガン鳴ってる演奏で良い感じ!と思って聴いてたらまあまあな雨が降り出して一旦シートに戻る羽目に…(シートに雨具を置き去りにしてきた為)この時間めっちゃ勿体なかったな…。結構好みな感じで目も冴えてたので楽しく聴けた。友達が歌詞がめちゃくちゃ病んでそうだったって言ってて歌詞全然聴いてなかった!!とハッとした(完全にメロディとか楽器の音に耳を持ってかれてた)
·ROTH BART BARON
割と評判良かったのとYouTubeで予習したら良い感じだったのでシートで聴く事に。思ってたより良いな〜と聴き入ってたらまさかの睡魔に襲われていつの間にか横になって寝ていた…。でもこの生の音楽を聴きながら寝る感じ、最高に幸せじゃないですか…??個人的には深夜帯合ってたな〜と思ったけど、やっぱ眠くなる時間は真面目に聴くのはキツイ…。でもシートだったから聴けたと思う。テントあったら絶対にテントで寝てた(笑)
有名な曲すら知らないレベルだったけど、個人的にめちゃくちゃ盛り上がったり激しめの音楽よりBEGINみたいな優しめな音楽の方がトリとしては好きなので楽しめた。歌と演奏の安定感が半端ない。BEGIN側も色々工夫して(沖縄のリズムで手拍子したり踊ったり)楽しませようって気持ちが伝わって来て嬉しかった。BEGINの中で一番印象に残ったのはサーターアンダギーの曲だったけど…(笑)曲前にサーターアンダギーの歌ですって言ってて、そうは言ってもねと思ってたけど本当にサーターアンダギーの事しか歌ってなかった(笑)めちゃくちゃ平和な曲で和んだ…。
帰りの飛行機の関係で早目に会場を去る事にして3年振りのライジングは終了した。
·総括
行くまでは本当に本当に色々あったり(この部分は書くと愚痴になるので端折るけど)アーティストのラインナップが個人的にイマイチ響かなかったり、行く事自体不安過ぎて精神崩壊起こすかと思うぐらいだったけど、もし行かない選択肢をしてたらめちゃくちゃに後悔したと思うし何より3年振りのライジングは本当に本当に楽しかった。やっぱり私にとってあの年に一度の2日間は特別なんだと思う。ラインナップも結果的には自分の好みに寄ってきたり、天気も直前まで雨予報で本州には台風と言うヤバい状況の中、ここ数年なかった(2019年は除く)晴れで雨にもほとんど降られずに過ごせたし何だかんだめちゃくちゃ楽しんだ。レイアウトが縮小されて物足りなさはあったから来年にはまた前のレイアウトに戻ると良いなぁ…と思っている。と言うか私は来年も行けるのか!?そして今年も一緒に行ってくれた友達には感謝感謝です。ライブ以外にもめちゃくちゃ笑って楽しい時間を過ごせたし、ホテルでの感染対策にも協力してもらって本当にありがたかった。
こりゃ辛いわ。
新幹線以外ありえんわ。
山手線なんか乗れる気がしない。
かといって、車が楽かというと、30分がリミット。
子供が2人いたら2つ、3人いたら3つ付けるんだろ?
ミニバン以外無理だわ。
とりあえずミニバン買うわ。
でもミニバンでも無理くさい。
チャイルドシートは7歳までだから、7歳以上歳離せばいいのか?
1組の夫婦から3人子供が生まれないと人口増えんのだが、そりゃ人口減るよ。無理だもん。
飛んだり跳ねたり始まるから一階じゃないとキツいだろ。
ダサい玉くさい玉田舎臭い玉あたりに家買って、ミニバン買って、遠距離通勤するしか道はないんかよ!
クソが!
なんやかんや、今年だけで数千万の買い物になんのに、妻が全く金を出してくんなそうのなのもイライラ。
産んでから無職だし、しょうがないんだけど、家と車なんか一気に買ったら貯金全部パーだよ。
今年の大きな買い物はアルファードと一軒家とスマホとパソコンとテレビ。
貯めるのに何年かかったと思うんだよクソ!
三十代で4000万貯めたのって、中小企業のサラリーマンにしちゃ頑張ったほうなのに、一瞬でゼロ!
fuck!
本文はタイトル含め漫画BLUE GIANTのネタバレのみで構成されています。予めご了承ください。もしよろしければ、先にBLUE GIANTを10巻まで読んでおくことをおすすめします。
BLUE GIANT10巻で一番印象的なシーンといえば雪祈不在でのソーブルーでの演奏のシーンだ。あそこは正直泣いた。久しく味わっていなかった感情を動かされるという体験をさせてもらった。
次に印象的なシーンはと問われれば雪祈がトラックに追突されて右腕を潰される場面を私は挙げる。
この追突事故が起こった76話で雪祈は突然死亡フラグをビンビンに立て始める。
ソーブルーでの個人の演奏を終え、さらにはJASSのソーブルー出演も決まる。その中で雪祈は人間として大きく成長する。しかし、さあ3人でソーブルー出演に向けてがんばるぞといった最中、雪祈はあるバイト中トラックに追突される、というのが76話の大まかな内容だ。
初めて読んだときは死亡フラグとはわからないのだが(少なくとも私にはわからなかった)、トラックに追突された瞬間に76話での雪祈の言動すべてが死亡フラグに変わる。以前のようにかっこつけず、まっすぐジャズと向き合う雪祈のかっこいい台詞が、全て伏線だったと気づかされる。恐らく多くの読者が驚愕しただろう。
そして、79話だ。この回でなぜ雪祈は右腕を大怪我する運命になったのかが明かされる。
この回で雪祈の出したJASS解散の提案を、大は受け入れる。そこで玉田動揺する玉田に対し、雪祈は「大は一日も止まっちゃいけない奴、だろ?」と諭す。
この台詞こそが、雪祈が大怪我をした理由、物語的な理由の大半だ。
大はソーブルーでの演奏を成功させた。ソーブルーは日本一の舞台だ。そこで大は日本一のサックスプレイヤーになれた、というわけではないが、日本のトップでも通用するプレイヤーにはなったと思われる。
大の夢は世界一のサックスプレイヤーだ。もう日本国内でトップに並んでしまった彼が、もしも雪祈の怪我も無くこのままJASSの3人で活動を続けたとして、そしてなんらかの形で日本一のプレイヤーになれたとしても、おそらく成長の速度は停滞してしまっただろう。国内でこれ以上ない高みに達してしまったことで、競い合う、高めあう相手がいなくなってしまうからだ。
しかし大は「一日も止まっちゃいけない奴」なのだ。世界一を目指す男なのだ。だから世界に行かなければならない。
そして、世界に行くとなったとき、雪祈や玉田とJASSとしてずっと一緒にプレーしていては、大は世界に挑戦するプレイヤー達とプレーできない。世界の尺度を測れない。また、もしも雪祈が怪我をしていなかった場合、JASS解散、大の世界への旅立ちには多少の時間が必要だったと思う。あんなに一緒にがんばってきた仲間を切り捨てて一人で世界へ進むことは、そう簡単にできることではない。
そこで、雪祈負傷という運命が選ばれた。雪祈が負傷することで、JASS解散の道が示された。雪祈が負傷することで、大の世界への道が眼前に開かれた。雪祈が負傷することで、BLUE GIANTはBLUE GIANT SUPREMEになった。雪祈は、物語に、BLUE GIANTに殺されたのだ。
73話で小学6年生の雪祈が将来の夢を書いた作文を読むシーンがある。そのとき雪祈は、「中学生になったら、もっともっとピアノを練習して、いつか日本一の舞台で演奏します。」と言っている。日本一の舞台。そう、彼の夢は日本一だったのだ。そして、大の夢は世界一。そこの差だったのだ。もしも、雪祈の夢が世界一だったら、運命は変わっていたかもしてない。だが、あまりこういう言い方はしたくないが、彼の夢は日本一止まりだった。そこが、あの時雪祈が負傷した理由の残りだ。
9巻ラストのBONUS TRACKでの平氏の話から、雪祈がその後なんらかの形、恐らくメインは作曲の部分でジャズ界に大きく携わっていることが伺える。それが何よりも喜ばしい。
日本のワールドカップが残念ながら終わってしまった。予選リーグが始まる前はほとんど期待していなかった。しかし予選リーグが始まって試合を観戦しているとグイグイ引きつけられて目が離せなくなってしまった。
他の多くの日本人も同じだったのではないだろうか。視聴率は深夜にもかかわらず驚異的な数字をたたき出したと、何かの記事に書いてあったようにも思う。しかし、何故こんなにも日本人を虜にしたんだろうか?
例えば日韓共催だった2002年のワールドカップと比べてどうか?個人的にはあの時よりも何倍も楽しませてもらったように感じている。あのときもスター選手はいた。というより、いまよりずっと多かったように思う。
今回はワールドカップの予選リーグが始まって、カメルーンとの試合が始まるまで誰が出ているのかほとんど知らなかった。登録選手も中村俊輔や中澤くらいまでなら分かるが、それ以外はほとんど知らない。本田?松井?長谷部?誰だそれはというレベルだった。
しかし、そんな無名の選手たちのプレーに魅せられた。昨晩のパラグアイ戦で敗退したときにまず一番に「彼らの試合をもう見られないのは本当に残念だ」と思った。
どうしてそんな気持ちになったのか、今日一日ずっと考えていた。そして思ったのは、彼らのプレーに「明確なチームメイトへの意思」があったからだと気付いた。
月並みな表現になってしまって、非常に伝えにくいんだけど、頑張って補足してみる。
明確な意思だけであれば、中田ヒデのスルーパスだって該当するものだが、あれとは異質なものが今回は展開されていた。
中田ヒデのスルーパスはある意味杓子定規なもので、フォワードは「中田ヒデに合わせて」動かなければいけなかった。
でも、今回のは、定石に従いながらも、チームメイト(相手)の状況にあわせてボールをまわしたり、自ら切り込んだりできていたように感じた。
要するに、メンバーそれぞれが対等な関係で、うまく補完関係がとれており、状況に応じて柔軟に役割を変えながらも、チームとしてのパフォーマンスを最大限に発揮していた。根底には、常にチームメイトへの配慮があった。
常に、というと言い過ぎだった。たとえば、パラグアイ戦で玉田がゴールエリア内で横パスをだして誰もいなかったシーン。あれは昔の日本のようでがっかりした。
チームメイトの姿が見えていないが故のミス。コミュニケーションがうまくいっていない、一方通行のパス。今大会、引きつけられたのは、こういう一方通行のコミュニケーションが少なかったからだと気付いた。
両思いのコミュニケーションが数多く行われたとは思えないけれど、数少ない機会で思いをつなげられた、そういう両思いコミュニケーションの成功率は際立って高かったと思う。残る課題は、両思いコミュニケーションの量を増やすことではないだろうか。頑張れニッポン!!!
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