はてなキーワード: 喪女とは
昨日、同僚のS氏と会議室で新規案件のブランディングのアイデアを出し合ってた。
あんまりアイデアも出なくて、適当にネットを開いていたらジェラート・ピケのサイトにいつもは口数の少ないS氏が横から謎の食いつきをみせた。それから展開された彼のジェラピケ論が少し興味深く、大いに滑稽でそのことについてちょっと書こうと思う。
「なぜジェラート・ピケは売れていると思う?」
はじめ彼はそう聞いた。
わたしは持っているジェラートピケを思い返しながら、着心地が良くてかわいいと答えた。
彼はそう言葉を加えた。
S氏はなんていうか言葉が甘く、ロマンチストのきらいがある。なんでジェラピケの着心地を知ってるのと聞きたくなったけれど、その前に彼が言葉を続けた。
「ジェラート・ピケのすごいところは、その、"食べるもの"にするからだと思う」
「ちょっと、何言ってるかわかんない」
わたしは率直に言った。
「えっと、つまり、着ている人を"食べるもの"にかえるんだよ」
はあ、なんのために?と聞いたところで、彼は、
「オトコ」と言った。
「ちょっと何言ってるかわかんない」
わたしが言って笑うとS氏も笑った。
彼はジェラピケのコンセプトページを開いて見せた。
"まるで自分がデザートになったかのような気持ちにさせてくれるルームウェア、ジェラート・ピケ"
"女の子にしなやかな魔法 PIQUE MAGIC をかけるのです"
ページにはそんな言葉が並び、最後にはジェラピケを着て"食べるもの"になった女の子がソファで横になっていた。
デザートの意味合いが女と男で違っているのか。ジェラピケを着ていながらそんなこと思ってもみなかった。
わたしが鈍いだけなんだろうか、他の愛用している女性はそこまで考えてるんだろうか。喪女がきいたら発狂しそうな話だ。
S氏がコレクションページに画面を変えると、トップにはジェラピケを着てベッドですやすやと眠る女の子が映った。
女性を"食べるもの"にしたてるブランドは他にもあるけど、やっぱジェラピケは一線を画すというか、立ち位置が真似できない。
例えば……これ、」
S氏は別タブでpeach johnのサイトを開いた。
ちょうどオータムドルチェというキャンペーンで下着の女性が色とりどりのドルチェに見立てられて並んでいた。口紅をさしたモデルたちは谷間が強調され腰はくびれている。バチバチのごりごりの女のイメージがそこにあった。
「どのブランドも単純に女性性を強調していくとこうなっていく。アメリカ的というか肉食的というか、あからさまで力勝負。言うならば恥じらいがない、エロティシズムが足りない」
画面を見ながら真面目に話すS氏に、それはキミのシュミではないか、と思ったけれどそれは言わずに、ジェラピケは違うんだ、と聞いた。
「ジェラピケにはあざとさというか、巧さがある」
勢いに乗って話す彼はわたしの反応も気にせず話をつづけた。
「ジェラピケはまず着ている人を満足させてくれる。
かわいくて着心地が良くて、なんていうかその自分用に仕立てられている感じは特別感を感じさせてくれる。
なんだと思う?」
わたしはすこしめどくさそうに首を横に振った。
「オトコに愛でられることだと思う。イケてるメンズに女の子扱いをしてもらうことで特別感は最高潮に達するんだと思う。
大事なのは自分はあくまで女の子であることで、それらしいことは微塵も表情に出さず、自らの手は一切汚さずにコトを満たすこと、むしろほしいままにすることにあると思う。そして、そのあざとさというかズルさを完璧に巧妙に演出する道具としてジェラピケほど適したものはない。」
S、一体、おまえはどんな女と付き合ってきたのか、その女の人に会ってみたい。
この話の後、なんかジェラピケ、着にくくなったのは確かだ笑
gelatopique http://gelatopique.com/concept.html
peachjohn http://peachjohn.com/?sid=ec_footerbnr
※被害妄想とかがもう色々と酷いです。長いです。大昔のことを引きずりすぎてます。途中で嫌気が刺したら即ブラウザバックで!
私は女子として生まれてきて、女子の恩恵を全くと言っていいほど受けてきてない気がするし、受ける努力もしてこなかったなあと思う。
私は幼い頃から容姿はお世辞でも可愛くないし、昔は背が高かった(今は女子の平均身長)ためその分体重もあった。でもよくテレビのおデブ特集で出てくるようなデブではなかった。昔の写真とか見てても体格の良い小学生みたいな感じ。でも決して細くはない。そんな体型をしていた。
でも細くてガリッガリの子に比べたらそりゃ太っているわけで、小学校低学年の頃は男子に「デブ」「豚」っていじめのように言われ続けた。小3の時が1番酷かった。私がいるという理由で係りの仕事を他の男子から押し付けられたり、終いには席替えで隣になった男子が、隣が好きな女の子じゃない上に男子からデブと言われている私になってしまった事が嫌という理由で泣かれたことがあった。何が辛いって向こうはこの事絶対覚えてないし、どのような形であれ異性に拒絶されたことがある事実が出来てしまったことだった。
でも小学校高学年や中学校の間はそのような罵倒は減ってきた。この頃は普通に男子と喋ったり、休み時間は一緒にドッチボールやケイドロとかしてた。まあ放課後遊ぶとかはなかったけどね。
小学校高学年の頃は普通に好きな人もいたけど、私は友達に恋話とか出来なかった。細くない可愛くない自分の恋心がバレて、相手に伝わったら迷惑をかけてしまうしこんなやつに好かれてる…と相手が嫌な思いをしてしまうのではないかと思ったからだ。だから必死に隠した。もしばれそうになっても全力で否定した。嫌だ、間違っても相手にばれたくない、どうせ振られるのだから、そんな恥ずかしいことにはなりたくない、と思った。
そして昔から決まって自分が好きな人達は他に好きな子がいて、しかもその人達は軒並み可愛い人ばかりだった。
デブと罵倒されおまけにお世辞でも可愛くない私は「世の中の男子は可愛い女の子が好きなんだ、私は男子と喋ることは出来ても、男子と付き合う資格なんてないんだ」と思ってしまった。そして、ここで私は「いいや、自分は可愛くなくても人よりは勉強出来るし、特技だってあるし、女友達がいればそれで充分」と幼心ながらに開き直ってしまったのだ。
でもそれが通じるのは中学の間までだった。高校は市内で1番頭が良い学校に入った。察しの良い人はもう先の展開は読めているだろう。高校に入ると自分より可愛くて頭の良い人なんて山ほどいた。一応成績は中〜上位はキープしてたと思うけど中学の時みたいに学年で上から10番以内に入るなんてのはもう無理だった。
自分の持ち駒が減ったからこのままじゃダメだと思ってコンタクトにしたり、髪の毛のアレンジとか勉強したりした。同じ部活の友達に教えてもらったりもした。
部活の友達が前髪を上げて可愛くアレンジしていた。私もそれを真似してやってみたけど、後から同じクラスの男子に「落武者みたい」と言われているのを人づてに聞いて、私の中の何かがプツンと切れた。
その時のクラスの男子は、あるあるだと思うけど、クラス替え直後にクラスの女子をコッソリ格付けしてたりとかしてた。クラスで目立つ可愛い女の子とそうじゃない人達とで、あからさまに違う態度を取る同じ高校の男子達に苦手意識を抱いたし、喋る気にもならなかった。部活同じ同級生の男子や男の先輩後輩は普通に喋ってたけど。
今思えば、中学の頃普通に男子と喋ることが出来てたのは小学校一緒の人が多くて自分のこと知ってた人が多かったから、向こうも話しかけやすいし普通に喋れただけなんだって思った。
そして今思えばなんで落武者て言われた時に見返してやろう精神で可愛くなって痩せようとしなかったのかなあ………あまりのことにショック受けすぎてたからだと思うんだけども。あとは部活と勉強のことで精一杯だったからかな…?まあ1番は諦めてしまったからかな。この高校で恋愛なんてもう無理だと自分で限界を決めちゃったからだと思う。
大学は、小中高同じ人が一切いない大学を選んだ。昔の自分を知っている人はいないはずなのに、男子とどのように喋ったらいいのか、どう仲良くしたらいいのか全然分からなかった。
結論を言えば大学の4年間は、男子と普通に会話できるレベルにリハビリするので精一杯だった。所属したサークルの男子はいい人ばかりで良かったな〜〜で終わった。喪女万歳!(笑えない)
でもここで気づいたのは、男子と接する事を避けてた時期があったり自分の感情を抑えたりしてきたことで、異性への恋心が何処かへ行ってしまったことだった。ほんと、彼氏欲しいじゃなくて好きな人欲しいってところから始まらないといけなくなった。誰かと接していても恋愛感情を抱く事もなかった。異性と仲良くするの怖い。気持ち悪いとか思われてそう。相手も他の女子と喋った方が楽しいに決まってるという思いが邪魔をした。
先日所属していたサークルの合宿に行ってきた。順調に付き合いを続けている人達、付き合っていた先輩に一方的に別れを告げられた同期、いつの間にか後輩といい感じになっていた同期、合コンに行くけど、「学生時代に片思いをしていた人と一緒にいる時じゃないとときめきを感じない」と言った先輩……皆は人生に一度しかない学生時代に、かけがえのない思い出を作ってる。デートしたり、それ以上のことをしたり。恋愛によって生まれる繋がりもある。確かに異性と付き合って辛い思いをしたりもあるけど、そういうのを何も出来なかった私にとっては羨ましいと思ってしまう。
私も異性にときめきを感じたいよ〜〜!!「好きな人にときめく」とかいうワードを言ってみたいわ!!でもな、自分はデブスだし面白くないし、友達も少ないという劣等感とか、自分ごときが恋愛だなんて、という気持ちが根強く残ってることとか、自分の感情が漏れることによる影響を考えると、なかなか一歩を踏み出せないんだ。
でもやっぱり恋愛感情を持てない大きな理由は「自分に自信がないから」だった。
ブスを少しでも抑えるつもりで化粧してきたし、成人式後の中学の同窓会では生徒会長してた男子に変わったねって社交辞令でも褒めてもらえたけど、まだまだ美への努力が足りなかった。(気づくの遅すぎ)あと、理系の学部に入ったおかげで課題に追われてダイエットどころじゃなかった。でもこれ、全部忙しさにかまけて自分に言い訳してただけだなって思った。現在は就職活動が落ち着いたので、ジムに通っている。痩せてやる。化粧だって服だっていいの買ってやる。
私は腐女子だ。腐女子で喪女だ。そしてバイだ。レズものもおいしい。
ところで、二次創作でエロを考えるとき、「これは実際に起こりうるのだろうか」ってことが気になる人は居ないだろうか。
そして、「実際に起こりうることだからこそ、創作の中に盛り込みたい!」って思ったりする人いないだろうか。私がそうだ。
そして、そうした知識を二次創作が好きな人達と分かち合いたくなる。それがその人の創作意欲を刺激するなら万々歳だ。とてもたのしい
なので処女の頃は、実際のセックスがどんな感じなのか、どんなことが起こるのかがとても気になっていた。
そして、婚約者ができた。エロ漫画顔負けのセックスをするようになった。
そこでいろんなことがわかった。そりゃもう創作にいくらでも使えるようなネタが実体験としてぼんぼん判明した。
今わたしは、自分の肉体で得た人体実験の結果を手にして、いろいろ話を練っている。
でも同時に、同じようにエロネタを書いている友人にもその話がしたくなる。
どれだけの成果が得られたのか、どれだけのことが判明したのか。
でもそれって結局ノロケになってしまう。いかに私達がどちゃくそエロくてラブラブなセックスをしているかって話になる。
そんな話がしたいわけじゃない。伝えたいのは研究結果により知り得た内容だ。
確かに、実際に行われたものが「どちゃくそエロくてラブラブなセックス」であることを伝える必要はある。
でもそれは、創作の世界の中でどちゃくそエロくてラブラブなセックスをしたらどんなことが起きうるかを伝えたいだけで、私達がどれだけ素晴らしいどちゃくそエロくてラブラブなセックスをしているかを言いたいわけじゃない。
なんかそこが咬み合わなくて、もやもやする。
たぶん、実験を行った研究者ではなく、実験に使ったラット自身が語っては意味がないのだろう。
ノロケや自慢話ではなく、研究結果として受け止めてもらうには、どうしたらいいのか。
ーーーーーーーーー以下追記ーーーー
私の父親であった男は自分が既婚者である事を母親が未婚で妊娠するまで隠し、バツイチだと嘘をついていた。
その子供は流れてしまったが、母親はバカだったので「別れてくれるなら付き合う」と言って本当にバツイチになって来た男と愚かにも交際を継続し、再婚して二人の子供を成し、案の定不倫の病の再発した父親に捨てられた。
独りになっても母親はバカだったのでまた既婚者と関係を持ち、怒り狂った本妻が家へ押し掛け、小学生になる子供の前で母親と堂々と不倫相手に関する言い争いをした(注)。
一時期は不倫相手と結婚できるならお前なんか捨てても良いと子供本人に向かって言い放つ程頭の狂っていた母親だが、母親がわりであった祖母(私から見て曾祖母)の死を転機として目を覚まし、不倫相手と縁を切って独身男性と再婚した。その男性が父となってからは実家では概ね平穏な家庭が続いている。
(注:なおこのとき私は不倫相手をパパと呼ばされており、まだ不倫という概念を知らなかった。その言葉を初めて知ったのは、子供たちとの帰宅時に家の前に座り込んでいた本妻を見た母親が泣きながら女友達の家へ駆け込んで通報し、やって来た警察官にその友達が『彼女(母)とその女性の旦那さんが不倫の関係で』と説明をしていた時の事だった。度重なる本妻の来訪に悩まされての事だろうが自業自得の案件に呼びつけられる警官も気の毒な事である)
このような家に育った私は、年を経る毎に次第に自分の家に何が起きていたのかを悟るようになり、そして深く不貞というものを憎むようになった。
血のつながった両親はもちろんの事、便所ブラシと肉便器の間に産まれた、母親の不倫相手の本妻やその子供から殺されても仕方がない薄汚れたクソガキである自分自身の血も憎くて仕方がなかった。
丁度インターネット黎明期に10代後半であった私は、ネットの世界で自分と同じ思いをしている子供がいないか、子供にそんな思いをさせている親は何を思っている/いたのか、それから何年もかけて探して回るようになった。
そうして20代の私はミソジニーかつミサンドリーの煮込みうどんとなった。両親共に不貞の加害者であった自分には増田のように片方の性を神聖視する選択肢がそもそも無かった。
今は違うが当時の世論もネットも本当に酷いもので、不貞に異議など唱えようものなら男の場合は浮気をする甲斐性がある有能な男を妬んでいるモテない駄目男、女なら男をつなぎ止める魅力と寛容さのない裏切られて当然のゴミ女、と罵倒されるのが当たり前の場所だった。要するに男の浮気には異様に甘く女の浮気は独身女が既婚の男に股を開くパターン以外の選択肢があり得ない、昭和男尊女卑の一番酷いところを鍋底にこびりつく焦げカスになるまで煮詰めたような場所だった。
増田と同じように私には、不貞などせず縁もなく、普通に生きている人たちの姿は誰ひとり目に入らなかった。この世にはまだ裏切っていない人間と裏切った人間と裏切られた人間の三種類しかいないと本気で思っていた。男も女も皆クズでどうせ裏切り者以外は100%裏切られるのだからモノだけを心のよりどころとしていれば良い、そうすれば傷つかずに済むと20代の前半はずっと考えながら生きていた。
とはいえ日常的に他人に攻撃的な言動をとっていた訳ではない。表面上はごく普通に接していた。
(ただ一度もうすぐ結婚するという高校時代の女友達が、結婚報告と同時にそれが略奪婚であると明かし、「彼(二股をかけていた便所ブラシ)と一緒に裸でベッドにいる時に元彼女が訪ねて来て凄く怖かったの」とかいう寝言を吐き始めたときだけはどうしても取り繕えなかった。裏切られた元彼女は男と同じ職場であったらしく、結婚式の招待状を元彼女にも出そうかと男に尋ねてわざと楽しんでいるという話を聞いた時点で「最低だね」という感想をついに黙っていられず縁を切った)
それ以外はリアルで不倫をしている人に会っても概ね知らぬ振りをしていられた。
幸いにも私の周囲には、自分のしている不貞を本能だからと男は皆不倫して当たり前とかいう理由で正当化しようとするバカはおらず、私も「でしょうね男はみんな不倫しますよ私の父もそうでした○○さんのお父さんもお祖父さんもひいお祖父さんもみんな不倫して奥さんを泣かせて来たし娘さんも結婚したら旦那さんに不倫されて同じ目に遭いますよね楽しみですね」とか「まあそれはご勝手ですけどお子さん間違いなく股ユルになるかだめんずになるか誰とも付き合えない人間不信のメンヘルになるかの三択ですね、よかったですねソースは私と妹です」などと大人げの無い嫌みを言わずに済んだ。
一方ネットはそういうバカを見つけるたびに上記の言葉を投げてやって楽しむ自傷行為が日常茶飯事だった。一度「俺の親を侮辱するな」とか言い返して来た客観性という概念を知らないほんまもんのバカがいて今風の表現を借りれば大草原不可避であった。
そんな中である日2chの浮気・不倫板に親に不倫された子供のスレというスレを立てた。
スレ立て当初は滅茶苦茶に荒らされまくり、親が不倫したのはお前のせいだ、お前らは捨てられて当然だと書き込まれる事も幾度となくあったが、それでも細々と何スレか続いた。リアルタイムで親の不倫を知って苦しんでいる中高生を慰め、昔親の不倫に苦しんだが今は幸せだという年長者に慰められ、何より「不貞なんかして家族を傷つける奴はクズだ」という意見を誰にも否定されず堂々と言える場ができたことに心のよりどころが生まれた。
(何しろそんな事リアルで言おうものなら「世の中白か黒じゃない、大人になれ」「ご両親も苦しんでいたのだから理解してあげろ」とかいう説得力もクソもない思考停止を押し付けられる選択肢しか当時はなかったのだ。毒親に苦しむ子供に対して子供を愛さない親はいないから親を許せと平気で言うバカが幅を利かせていた時代なのだから当然と言える)
そうして私は少しずつ立ち直って行った。
気づけば周囲の状況も随分変わっていて、不貞をしている者を見れば男女を問わず咎められる空気が徐々に優勢となっていた。
もしかすると初めからそうで、前段に書いた「当時の世間」は一部のバカに惑わされた私の視野の狭さによる思い込みでしか無く、ただ私が自分を傷つける意見の方に自ら近寄って行っただけなのかも知れない。「そんな人たちばかりではない、良い人を見つけたら幸せになれる」という声は今も昔も確かにあった。ただ誰がそんな人たちで誰がそうではない人たちなのか明確に見分ける術のない自分には何の救いともならなかっただけだ。
最終的に「クズとそうでない人を見分ける事におびえる必要はない。誰がクズだか分からないから全員を断ち切る必要もない。相手がクズとわかったら即座に切ればいいだけ」と自分で出した答えがとりあえずの結論となった。
元増田の世界には小学生でスマホオナニーを、中学校で公開キス動画を、高校で円光を大学で数股変態プレイを、会社や家庭で不倫を楽しむ女しかいないのだろう。増田の母も祖父母も妹もそういう女たちなのだろう。男も増田自身を含めてそうした性の乱れた同類ばかりで、そうした人間たちとその価値観を厭わしく思い咎める者は男女問わず誰もいないのだろう。それでいいと思う。
私自身そうしたものには何一つ縁無く生きて来たしそういうものには自他を問わず永久に無縁であってほしいが、増田にそれを証明してやる義理も縁もない。増田にとっては長らく喪女として生きて来た私のような者は女ではなく産廃としてカテゴライズされている可能性も高いことだし。
私の世界には男と女がいて、その中に割合は分からないがクズが混じっている。どこの誰がクズか分からないのは今も同じだが、それを悪として捉え被害者の心に寄り添える人が私の他にも沢山いると知っている。その対処法も彼らから沢山学んで来た。
クズとわかれば捨てれば良い。わからないうちは自分が親しくなりたい人と親しくしていれば良い。自身が自身の憎むクズに落ちぶれなければ良い。今はそう思って生きている。
私は所謂、喪女と言われるカテゴリーの女だ。せめてオシャレな雑誌を見て量産型女性になって世間様に馴染みたいと思っている。
でも、「生真面目な人」に見られてしまう。ユルくするとだらしなくなるし、量産型女性はブスがばれるファッションだな、と諦め、ジーンズにシャツ、白のカーティガン(バナリパ)にスキニーパンツ、小粒パールのピアスと言ったファッションが限界だ。結局、「流行を追わない、暑苦しいのにキチンとした服装しか着ない人」「生真面目な人」になってしまった。取り敢えず、小奇麗を心がけていて、美容院には2か月に1度、行くように頑張っているが…。
そんな時、母に「今、とと姉ちゃんを見てるんだけど、志田未来に似てる。」と言われた。前々から誰かしらに「似てるって言われるでしょ?」と言われる位、似てると言われてきたが、私はそんな実感は無かったし、母も「そうかな、似てるのかな…」と言っていた。けど、今朝電話がかかって来て「今、やっとわかった。アンタ似てるわ。戦時中のシーンなんだけど、老けメイク?してるからかな、頬骨とか目とかそっくり。」と。瓜二つでは無いらしいが「あっ何か似てるな」レベルらしい。
そこで、私は志田未来をペルソナにして喪女を脱却したいと思い立った。でも、彼女はマトリクスでいうと、どの位置なのか。そのポジショニングが解らない。彼女の画像を見てみると、色んなタイプの服装を着ているし…。
・AKB系
・ハロプロ系
・美人系
・可愛い系
・女子アナ系
・清涼系
・ギャル系
他にも雑誌で言うと何系とか、モデルで言うと誰系に当てはまるか…。清楚と野暮ったさの紙一重状態で、どうしても野暮ったさ、喪女から脱却できない。
喪女だけど何の偶然か大学時代のごく短期間、彼氏らしいものがいた瞬間がある
「好き」とか「愛してる」とか言ったことなかった
まあ早々に疎遠になり、向こうにはその後すぐに彼女らしい存在ができて、と
トータルで見ると若い時の残念な恋愛とまとめられるような思い出なんだけど
もうすっかり疎遠になった地元の彼?には執着とかまるでなかったんだけどさ
何気なく言ったんだよ
「離れるのはさみしいけど」とかそんなことを
したら相手がめちゃくちゃ盛り上がってあれこれ甘い言葉を言ってきたんだよ
なんだよ、よくもまあそんな恥ずかしいこと言えるよなあ、ということを柔らかく伝えたら
地元の彼?は言った
ああ、離れるのが寂しい、って、そんなに甘ったるく恥ずかしい台詞なんだ・・・
そうなんだ・・・
その時理解した
気分を変えてカットして、ちょっと髪色変えたりなんかしちゃったりなんかして
珍しく会社でも雰囲気変わったね~カワイイね~なんて褒められて浮かれてたわけ
浮かれてたからなのかな~ちょっとカラーリングのムラが気になっちゃってね
小心者だから普段あんまり言わないんだけど、美容室に電話して言っちゃったわけ、
そしたらさーその電話口の女もはぁ~そうなんですか~じゃあいつ来られます?ってノリで超軽いわけ
別に謝罪を要求してたわけでもないけどもうちょっとかしこまったすみませんの一言も無いの?
そうですかまぁそれはいいですけど……
別に急いでたわけでもないけどその日の内に来いって言うから行ったわけ
今日来いって言うから空いてるのかな?って思うじゃん?超混んでんすよ
すっげー待たされたわけ
待たされてやっとよろしくおねがいします~っつって美容師が来るから
「これこれここ~ここがムラになってるんすよ~」って一生懸命伝えてもあーはいはい根元だけ色違うから合わせますね~つって
根元だけ染めると思うじゃん?
根元の暗い色に合わされたんすよ!
もうめっちゃ暗い色っすよ!髪色変える前のクソ喪女に逆戻りっすよ!!!!!
どうして!!!どうしてこうなる~~~!!!!!意思疎通!!!!!!!!
アレっすかね~私がクソコミュ障だからこんな目に遭うんすかね~~~~
そもそも色ムラできたのって液入れてる途中で電話鳴って取りに行ってしばらく放置されたからではないんですかね!?!?!?!
も~もう一回リテイク言い渡してもいいかもしれないけど髪だって傷んでるし交通費も地味にかかるし
何より時間もかかるし面倒だよ
でも二度と行きません!!!!みたいなクレームの電話入れても向こうもあーそすか……みたいな感じだろうし
どうせホットペッパービューティー様のちからで客もバンバン掃いて捨てるほど来るんだろうし
口コミに辛口意見()書いてもいいけど特定されたらされたでまためんどくせぇし
正直もう行きたくないよ
行きたくないけど他のとこ行くなら普通にフルプライスで金払わないといけないし
喪女が!美容室に!頻繁に行くと思ってんのかよ!?!?!??!クソが!!!!!!!!!!!
アレですか?ホットペッパービューティーのクーポン使ったらサービスケチるみたいなやつですか?
も~~~~こんなところに愚痴垂れたって前の髪色は戻ってこないしもう一回染めたらダメージどんだけだよ
腹立つ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
その友人たち視点だけど、近い状況に出くわしたことがあるよ
違うのは、結婚報告をしてきた友人とは今も普通に付き合っていることかな
私の友人の場合は結婚願望が強くて常に「結婚したいよ~」「さびしいよ~」「誰かいないかな~」と言って毎週毎週独身の友人(全員腐女子)を集めてはお泊り会を開くというタイプだった
毎週誰かしらその子と会っているのに、誰も彼氏がいることを知らなかったし、状況と発言からして、私は「いないのかな」と思っていた
まあ腐女子の、つまり趣味で集まっている仲間なので、誰に彼氏がいるとかいないとかはいちいち聞きもしないし話もしなかったから知らなくても当然だとは思っていたけど、上記のように自分から「ひとりでさびしい」アピールを散々してきた友人から、突然「学生のころから付き合っている人がいて結婚します」宣言をされたときは結構腹が立ったかな
私たちはそのことをよそで話題にしたことがないので、他の友人たちがどう思ったのかは判らない
趣味仲間という集まりである我々における「既婚」か「未婚」かは「学生」とか「社会人」とか「実家住まい」などと同様の扱いで、遊びに誘う際に考慮する必要があるというだけの属性なのでどうでもいいことなんだけど、さびしい独り身アピールを続けて独身の友人ばかりを集めて毎週遊んでいた子が喪女じゃなかったというのは衝撃だったね
なんで言わないのかなーと思ったよ
もちろん彼氏や旦那さんがいる子もいるけど、そういう子はあんまり呼ばれなかったみたい
オタクコミュニティの交流ツールとしてのツイッターで報告する必要あるか? と思ったし、自分の結婚指輪の写真を載せて「指輪をしていないと落ち着かない~手を軽く感じる~」とか「結婚写真撮りました! 欲しい人は言ってね~」とか、舞い上がってトチ狂ったことを言い出したときは「こいつやべーな、しばらく遊びたくないな」と思った
別にツイッターに載せるのは構わないけど、オタクアカウントでそれするか? ってね
直接会うメンバーならともかく、オタクの話題しかない、本名も住所も年齢も判らない相手ばかりの世界なのに
例えるなら「板違い」「該当スレでやれ」みたいな
腐女子はよくジャンルごとにツイッターのアカウントを分けるけど、そういう風にプライベート用のアカウントを作ればいいじゃんと思った
アニメや漫画の話が並ぶ中で、プライベートの話題ばかりを口にしているのは浮いていた
私は直接会って結婚報告を受けたメンバーだったのでその場ではすごくめでたいことだと思ってお祝いもしたけど、その日はオタクの遊び予定で集まったので元増田のように15分も話題を続けなかった
聞いて欲しそうにしていたけど、これから映画を見に行くのにその話ばっかりしててもしょうがない
報告があるから集まって~って話だったら違ったよ
だから後日あらためてパーティもしてあげて、ご祝儀だってあげた
でもやっぱりプライベートの話をオタクコミュニティに垂れ流し続けることに対しては、なんだコイツ感があった
しばらくしたら目が覚めたのか、彼女はネットで結婚生活を話題にすることはほとんどなくなった
彼女の「旦那さん」は、自慢をするツールとしての旦那ではなく、生活の一部としての旦那になった
数年経った今では普通に友人として遊んでいるよ
だけど、あの時はスッゲー腹が立ったね
長い付き合いの中、喧嘩することもあれば距離が近くなることもある
そういう波の中のひとつだったと思っている
20代のころ、合コンで自分だけが後日相手の男性と付き合うことになったことがあるんだけど、そのときの女メンバーには無視されたし、その男性とはとっくに別れた今でも遊んでくれないよ
向こうからしたら「一番年下でたいして美人でもない喪女を人数合わせで誘ってやったのにひとりだけ彼氏作りやがって」って感じだったのかな
自分以外の女性は30代後半~40代で、言いかたは悪いけど私よりも焦っていて独身コンプも強かったのかもしれない
非モテアピールの女芸人が結婚すると、他の女芸人がふざけて責めるような発言をするというネタがあるけど、そういうのと同じじゃないかな
マラソン大会で「一緒に走ろうね!」と言っておきながら最後に追い抜くとか、テスト前に「やべー全然勉強してねー」と言いながらめっちゃしてて高得点取るとか、そういう感じ
今時の20代なら珍しくないのに
まずはご結婚おめでとうございます。コメ欄を覗くと、増田さんの状況を理解できない人って案外多いんだなと驚きです。
やたら叩いてるような人は多分、増田さんの腐女子友達だった人のようなタイプなのかなと邪推します。
腐女子というより喪女でコミュ障な分類だよね。BLに傾倒することで、自身の非モテから目をそらし逃げているんだと思う。
彼氏ができた事を言えない気持ちもわかる、言ったら、ずっと何だかんだ事あるごとに嫌な思いをしたと思う。
腐女子友の人間性が嫌だなと内心思っていたんですよね。でも嫌いではないしたくさん会う相手だし
離れたいわけではなかった。
でも今、彼氏ができ結婚することになり、やっと増田にとってその惰性を切り捨てられる時期が来たんですよね。
言っては悪いけど、その腐女子友たちは、女性というより人間として、あなたよりレベルが低いんですよ。
増田は今、もうその彼女たちとは住む世界のレベルが違ってしまった、ひとつ上の段階に上がってしまった。
それだけ。そうなるとお互い感覚も話も合わない。どっちも悪く無い、自分にあった世界の友達をみつければいいだけです。
今後は主婦友やママ友を作って、できれば貴女より更に幸せな人と仲良くなれればいいと思います。
長々失礼しました。私も増田とほぼおなじ状況を経験してきたので、つい書きすぎました。
独身者の間からよく聞く言説として、「子供の頃は恋愛は不純異性交遊と言われ遠ざけられて育ったのに、大人になってからいきなり恋愛できる訳がない」というのがあるのですが……。私自身も喪女なれど、この言い分には全く賛同できないんですよね。
一つ、現代日本においては未成年者の恋愛やセックスは『不純異性交遊』扱いどころか、思い切り推奨されているというのが現実だと思うからです。特に女性の場合セックスシンボルはもっぱら十代の少女であり、さらには18、9歳ともなれば薹がたっているかのような扱いです。
いや、恋愛とセックスは本来別なんですけどね。十代男女に恋愛は薦めてもプラトニックを推奨するならば問題はないと思いますし。けれど現実はそうではなく、「好きならばセックスして当然、十代のうちにセックスするのが正義、二十歳過ぎて童貞処女は恥ずかしい」という社会通念が罷り通っている訳です。こんな世の中なのに「未成年の恋愛は不純異性交遊として禁止されている」?冗談でしょう?
この傾向はけしてつい最近始まった事ではなく、少なくとも1990年代半ば頃からはずっとそうでした。
二つ、もし仮に「子供の頃は恋愛やセックスが禁止され」「大人になってから急にしろと言われる」のだとして、それの何処が悪いのでしょうか?もしこれが逆で、子供の頃は許されていた事が大人になったから禁止される場合は問題だと思います(例えば、子供のうちはアニメや漫画に夢中になっても許されるのに大人になると何故か『卒業』しないとおかしな目で見られるとか)。でも、子供のうちは禁止されていて大人になってから許されるのならば、何も問題はないのではないでしょうか?だって大人になるまで待てばいいだけの事なのですから。大体の物事において、年齢の上限を設ける事は問題ですが下限を設けるのには問題はないと思います。
だからセックスについて「子供のうちはしちゃダメだけど、大人になってからしましょうね」と教えるならば、それは全然悪い事ではないと思います。現実は全くそうではなく、子供のうちにセックスする事を奨励しているから問題なのですから。
喪女の話 20160613202355
ここでまとめて。
適職検査してみたら、INTJ型でした。教えてくれたINTP型と割りと似てるんでしょうかね。
皆さんありがとう。
今から希望の職業につくのは難しいというか世の中甘くないと考えてるけど、
ちなみに、トラバいただいた喪女の話がどれなのか教えて。気になる。
追記。
ブコメ。
>「自分のような仕事できない人がやる仕事なんだな、一般事務って、って思ったり。」おまえ、それも務まらなかったくせに何寝ぼけたこと言ってんだよ。