その友人たち視点だけど、近い状況に出くわしたことがあるよ
違うのは、結婚報告をしてきた友人とは今も普通に付き合っていることかな
私の友人の場合は結婚願望が強くて常に「結婚したいよ~」「さびしいよ~」「誰かいないかな~」と言って毎週毎週独身の友人(全員腐女子)を集めてはお泊り会を開くというタイプだった
毎週誰かしらその子と会っているのに、誰も彼氏がいることを知らなかったし、状況と発言からして、私は「いないのかな」と思っていた
まあ腐女子の、つまり趣味で集まっている仲間なので、誰に彼氏がいるとかいないとかはいちいち聞きもしないし話もしなかったから知らなくても当然だとは思っていたけど、上記のように自分から「ひとりでさびしい」アピールを散々してきた友人から、突然「学生のころから付き合っている人がいて結婚します」宣言をされたときは結構腹が立ったかな
私たちはそのことをよそで話題にしたことがないので、他の友人たちがどう思ったのかは判らない
趣味仲間という集まりである我々における「既婚」か「未婚」かは「学生」とか「社会人」とか「実家住まい」などと同様の扱いで、遊びに誘う際に考慮する必要があるというだけの属性なのでどうでもいいことなんだけど、さびしい独り身アピールを続けて独身の友人ばかりを集めて毎週遊んでいた子が喪女じゃなかったというのは衝撃だったね
なんで言わないのかなーと思ったよ
もちろん彼氏や旦那さんがいる子もいるけど、そういう子はあんまり呼ばれなかったみたい
オタクコミュニティの交流ツールとしてのツイッターで報告する必要あるか? と思ったし、自分の結婚指輪の写真を載せて「指輪をしていないと落ち着かない~手を軽く感じる~」とか「結婚写真撮りました! 欲しい人は言ってね~」とか、舞い上がってトチ狂ったことを言い出したときは「こいつやべーな、しばらく遊びたくないな」と思った
別にツイッターに載せるのは構わないけど、オタクアカウントでそれするか? ってね
直接会うメンバーならともかく、オタクの話題しかない、本名も住所も年齢も判らない相手ばかりの世界なのに
例えるなら「板違い」「該当スレでやれ」みたいな
腐女子はよくジャンルごとにツイッターのアカウントを分けるけど、そういう風にプライベート用のアカウントを作ればいいじゃんと思った
アニメや漫画の話が並ぶ中で、プライベートの話題ばかりを口にしているのは浮いていた
私は直接会って結婚報告を受けたメンバーだったのでその場ではすごくめでたいことだと思ってお祝いもしたけど、その日はオタクの遊び予定で集まったので元増田のように15分も話題を続けなかった
聞いて欲しそうにしていたけど、これから映画を見に行くのにその話ばっかりしててもしょうがない
報告があるから集まって~って話だったら違ったよ
だから後日あらためてパーティもしてあげて、ご祝儀だってあげた
でもやっぱりプライベートの話をオタクコミュニティに垂れ流し続けることに対しては、なんだコイツ感があった
しばらくしたら目が覚めたのか、彼女はネットで結婚生活を話題にすることはほとんどなくなった
彼女の「旦那さん」は、自慢をするツールとしての旦那ではなく、生活の一部としての旦那になった
数年経った今では普通に友人として遊んでいるよ
だけど、あの時はスッゲー腹が立ったね
長い付き合いの中、喧嘩することもあれば距離が近くなることもある
そういう波の中のひとつだったと思っている
20代のころ、合コンで自分だけが後日相手の男性と付き合うことになったことがあるんだけど、そのときの女メンバーには無視されたし、その男性とはとっくに別れた今でも遊んでくれないよ
向こうからしたら「一番年下でたいして美人でもない喪女を人数合わせで誘ってやったのにひとりだけ彼氏作りやがって」って感じだったのかな
自分以外の女性は30代後半~40代で、言いかたは悪いけど私よりも焦っていて独身コンプも強かったのかもしれない
非モテアピールの女芸人が結婚すると、他の女芸人がふざけて責めるような発言をするというネタがあるけど、そういうのと同じじゃないかな
マラソン大会で「一緒に走ろうね!」と言っておきながら最後に追い抜くとか、テスト前に「やべー全然勉強してねー」と言いながらめっちゃしてて高得点取るとか、そういう感じ