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はてなキーワード: エディタとは

2022-10-22

anond:20221020220525

コード書きたいだけなら paiza io とかのオンラインエディタを使え

勉強したいんならアルゴ式とか使え

Atomがとうとう終わるのでVScodeに乗り換えつつあるけど、世の人が絶賛するほどの使い方してないから単にめんどくさいだけだな

Atomの頃でも本体機能依存するようなことはしてなくて初期設定を自分好みに設定する手間の方がめんどくさかった

スニペットキーマップを作って使いまくるパターンの利用方法なので同じやり方ができるよう設定をあれこれ、と

なんかでもエディタの開発終了とかめんどくさいね・・・

2022-10-12

anond:20221012151141

プログラム作るなり、スクリプト組むなりすれば実現できる、ということは認識してます。これは”実装”ですよね。

ああ、実装ってそういう意味でしたか理解

コンパイルとかパッケージ化って意味かと。

もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelコピペして比較、もいっかいPowershellレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?

んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます

レジストリ抽出だけならあるかも&テキスト差分比較(Diff)ならあります

それぞれを一緒にやろうとすると厳しそう。

自分ならPowerShellタイムスタンプつきで抽出して、それをDiffしますかね~。

DIffで思い出したけどPowershellにもDiffありましたね。Excelいらないや。

Linuxでも似たようなことはできるかと。

2022-10-12

anond:20221012142526

えーっと、実装レベル感…。

タイトルにある通り、”ツール”が欲しいんですね。えぇ、タイトルの通り。

プログラム作るなり、スクリプト組むなりすれば実現できる、ということは認識してます。これは”実装”ですよね。

もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelコピペして比較、もいっかいPowershellレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?

んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます

CUIではなくGUIで、ボタンポチポチレジストリの変化を絞り込めるツールです。

メモリエディタはそういった機能があるので、使っていただけると理解やすいかと。

もしPowershellとかExcelの(ワンライナーですらない)1コマンド(コマンドレット?)でできるならとてもありがたいですが、

そんな機能は私は存じ上げません。

もしあるのであれば教えてほしいです。

余談:Registry Finderというフリーウェアにそのような機能があることを期待したのですが、ありませんでした。

Permalink | 記事への反応(1) | 言及する | 15:11

anond:20221012142526

えーっと、実装レベル感…。

タイトルにある通り、”ツール”が欲しいんですね。えぇ、タイトルの通り。

プログラム作るなり、スクリプト組むなりすれば実現できる、ということは認識してます。これは”実装”ですよね。

もしくはコマンド打ってCtrl+CでExcelコピペして比較、もいっかいPowershellレジストリ抽出して~と実装せず手作業でやるってことでしょうか?

んなめんどくさいことはしたくなくて、ダウンロードしてきてZip解凍するなりインストールするなりで利用できることを想定してます

CUIではなくGUIで、ボタンポチポチレジストリの変化を絞り込めるツールです。

メモリエディタはそういった機能があるので、使っていただけると理解やすいかと。

もしPowershellとかExcelの(ワンライナーですらない)1コマンド(コマンドレット?)でできるならとてもありがたいですが、

そんな機能は私は存じ上げません。

もしあるのであれば教えてほしいです。

余談:Registry Finderというフリーウェアにそのような機能があることを期待したのですが、ありませんでした。

anond:20221012133830

PowerShellとExcelでできるね

どちらもどこの現場でも完備されてるツールという利点もあります

2022-10-12

Windowsレジストリの変更点を絞り込めるツールが欲しい

ゲームとか改造するメモリエディタ(ねこまんま?STAND-DX?)みたいな。

1)レジストリを記録

2)補足したい操作(Bluetooth接続とか)

3)変更があったとこを抽出 → 操作関係ないけど変更されたとこが混ざる

4)補足したい操作(Bluetooth切断とか)

5)変更があったとこを抽出 → さっきよりは減ってる

 以下繰り返し

x)操作によって変更されるレジストリ特定

みたいなツールがあるとインフラエンジニアといわれるPCキッティング要員は助かることがあるかも。

あったら是非教えてください。

Permalink | 記事への反応(2) | 言及する | 13:38

Windowsレジストリの変更点を絞り込めるツールが欲しい

ゲームとか改造するメモリエディタ(ねこまんま?STAND-DX?)みたいな。

1)レジストリを記録

2)補足したい操作(Bluetooth接続とか)

3)変更があったとこを抽出 → 操作関係ないけど変更されたとこが混ざる

4)補足したい操作(Bluetooth切断とか)

5)変更があったとこを抽出 → さっきよりは減ってる

 以下繰り返し

x)操作によって変更されるレジストリ特定

みたいなツールがあるとインフラエンジニアといわれるPCキッティング要員は助かることがあるかも。

あったら是非教えてください。

2022-10-11

AIプログラミングはまだまだ先だと思っていてなぜならまだエディタ予測変換すら馬鹿から。もし仮に、普段実装しているのを学習して、お前が入力したいことや探したいのはこれだろ、みたいなのを先出ししてくれるようなエディタが出れば少し考える。

スニペットをたくさん作るほうがよっぽどマシだ

2022-10-08

anond:20221008025240

うそう。検索性という観点で、変数名をつけるのってすっごく大事なんだよね。

あとはエディタの補完機能での選びやすさ。

文字打って候補20あるより、5に絞られるような命名法。

2022-10-05

anond:20221005085150

IDEエディタが覚えててくれるし、なんなら「b生年月日」みたいにしておくと楽。

2022-10-04

anond:20221004144846

とりあえずベタで書いてからメソッド切り出しすんのも手やぞ

昨今のエディタならメソッド切り出しとか変数名置換とかあるやろ

2022-10-02

[]2022年9月滅多にホットエントリを出さなドメインからホットエントリ

増田TogetterNHKに寡占されているはてなブックマークだが、めったにブクマされないサイトからホットエントリ入りしてくるウェブページはとても面白いコンテンツなんじゃなかろうかと思って調べてみた。

ここ1年で初めてはてなブックマーク日毎の総合人気エントリ入りしたドメインからホットエントリブクマ数順トップ30

ブクマタイトルドメイン
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2022-10-01

[]おかわりカノン

パッヘルベルカノンってあるじゃないですか。

で、この曲は同じメロディーを3つ輪唱してるんだけど

「4つでもいいのでは?」

と思ったんですよ。何か急に。

楽譜はあるからMIDIで試してみようかとも思ったんですけど

MIDIエディタを落とすところからやらなきゃいけないので、まあ面倒くさい。

そこでひらめくわけですよ。

「4つとか、けち臭いことを言わないで、6つでもいいのでは?」

と。

で、 https://www.youtube.com/watch?v=JvNQLJ1_HQ0

窓2つでタイミングをずらして再生してみたんですけど、あまりれいに聞こえない。

でも、これが「過ぎたるは猶及ばざるが如し」ということなのか

タイミングが合わし切れていないからなのか(そもそも演奏テンポの揺らぎのせいなのか)、よくわからない。

やっぱ自分で打ち込むしかいかと思いかけたんですが、

よくよく考えてみると、こんなことは既にたくさんの人が思いついてるはずですよね?

中には実験結果公表してる人がいてもおかしくない。

というわけで、そういう試みの動画やら音源やらを知っていたら教えてください。お願いします。

2022-09-09

anond:20220909232416

間に界隈の有名研究者エディターとして挟まってるのがうまいところなんだよねぇ

研究関係ない出版社社員相手だったら「10万よこせよ!」とか言えそうだけど、界隈の有名人に依頼されて「査読してほしければ10万よこせ」なんて言った日には業界で干されてしま

奴隷奴隷労働管理しているみたいな構造奴隷実質的使役している出版社社員は表に出てこないので、謀反が起こっても奴隷同士で殴り合う結果にしかならない

よく考えられている

anond:20220909102751

エディタ機能で全角英数字を全部半角にするのは原稿もらったらまずやってるな

2022-08-12

なんでそんなにコマンドラインを目の敵にするんだか

anond:20220811155256

↑を書いた元増田ですが、VBの話から派生した話で、やたらコマンドライン(以下CLI)を使った開発に否定的人間がいて閉口した件。

そりゃ一口に開発と言っても色々なので、本当に統合開発環境(以下IDE)だけで開発するケースもあるのは、こっちも知ってるんだよ。

から学習者の中で「何をやりたいか」が既に決まっているなら、CLIを全く触らずプログラミングを学ぶケースもアリということなのだろう。

でも、これには主に2つの理由で全く納得がいかない。

1つ目は、そもそもプログラムって何?」というレベルの人が「何をやりたいか」なんて決まっているわけがないので、最初から「何をやるか」を決めてかかるのはナンセンスという話。

しろどういう開発に進んでもいいように、「等号は代入を意味する」辺りから始まって、どんなプログラミングでも基礎の基礎になる、データ構造アルゴリズム意識させることに集中させたい。

そのためには難易度低めで比較潰しが効く言語を、できるだけシンプルな手順で作業できる開発環境で学べる方がいい。

そしたらPythonの実行環境とそこそこ以上の機能を持つテキストエディタを入れて、コマンドプロンプトとかPowerShellとかのCLIから"Helllo, world"が取っ掛かりだと思うわけ。

もしLinux環境が用意できるなら同じことをLinuxでも試してもらって、プラットフォーム依存しない開発の入り口くらいを知っておければベター

いずれにせよ何かを実行する方法が1つではないという重要な知見は、できれば基礎のうちに知ってもらいたいことの1つだし、それはWindowsLinuxとかCLIIDEという対比がうってつけかなーと。

ちなみにIDEは、Pythonによる手続きプログラミングに慣れた後のタイミングで学べばいいと思う。

そこまで行ったら変数の型や、クラスオブジェクトとかの難しい話をGo言語で学んでおくことで、現場で使われているJavaC#swiftへの移行もスムーズになりそうだし。

ちなみに「初心者コース」の最後、もし可能ならRustでポインタメモリの話の触りくらいを体験してもらえると、組み込みに進む際のハードルが少しは下がるんじゃないかな。

もう1つは、いくら現場によってはIDEだけで開発する現実があっても、CLIを使った開発がどういうものかくらい、プログラマにとっては知ってて当たり前じゃねーの?という話。

もちろん「プログラマが何を知ってて当たり前なのか」は、時代の移り変わりとともにどんどん変わる。

大昔ならおそらく機械語とかが必須だっただろうけど、今なら機械語よりはHTMLを読めるほうが遥かに重要なわけで。

あと、UNIX系OSパーティションごとに主要なディレクトリを分割してインストールしていた時代であれば、edエディタの使い方は必須だったと聞く。

(/binに入るエディタedのみだったため、もし使えないとシステムクラッシュして/以外マウントできなくなったときに詰む)

でも今やそんなの完全に過去の話どころか、viemacsの論争ですら多分古い方の問題になるだろう。

そういう過去の諸々も踏まえるとCLI未来永劫、プログラマにとって常識的ナレッジだとは自分も思っていない。

でも今はまだ、プログラマを名乗るならCLIからコンパイルだ実行だくらいの基礎は知ってて当然だと思うんだが。

(流石にmakeまで知ってる必要はないと思うけど)

ということで、自分の言ってることはそこまでおっさん臭くないつもりなんだけどね。

本当に、何がそんなに引っかかるのか意味がわからない。

2022-08-11

anond:20220811212713

それは即戦力を求めすぎ。

ガチ初心者がいきなりjavaswiftハードル高い。

もう少し簡単かつ潰しが効く言語で、かつエディタコマンドラインで動かせる環境で基礎を学べないと厳しいと思う。

anond:20220811211958

Pythonがクセがあるというのが意味不明

PCだったらOSを選ばずに動くし、きれいなコードを書きやすいし、好きなエディタと実行環境さえあればローカルで色々遊べるし、初心者には最適じゃん。

それに、他に初心者向けの言語なんてないと思うけど。

anond:20220811210947

それは適当エディタ入れてPythonコード書いてコマンドから"hello, world"するより簡単なのか?

そんなわけないと思うんだが。

anond:20220811194234

そういう、今の大半の開発者にとって明らかに不要かつ古臭い話を持ち出して揶揄するのは恥ずかしすぎるから勘弁して欲しいわ。

今どきのUNIXエディタedとかTECOを持ち出すくらいふざけた話。

anond:20220811180344

どっちでも開発できるんだから好みの問題でしょ

エディタ論争やきのこたけのこ論争と変わらんよ

2022-07-30

edge意味Webブラウザに塗り替えられた

古の同人ドッターにとってedgeとはドット絵エディタだった。

から今でいうブラウザedgeが話に出てくるとドット絵でも描くのかな?とつい思っちまうね。

2022-07-18

UNIX 哲学」についていくつか

名著「UNIXという考え方 - UNIX哲学」は本当に名著なのか? 〜 著者のガンカーズは何者なのかとことん調べてみた - Qiita

この記事はよく調べてあるなぁと思う反面,事実関係の間違いも多く当時の空気感など欠けていると思う部分がいくつかある。事実関係に関しては追い切れないので参考文献を挙げるにとどめておくが,空気感のほうはいくつか書いておく。なお当該記事の「当時と今では状況が全然違うんだから安易に『UNIX 哲学』とかいうな」という主旨には大賛成である

参考文献

初期の UNIX歴史について興味がある向きには次の書籍お薦めする。

Peter H. Salus『A Quarter Century of UNIX』(1994, Addison-Wesley Publishing)

和訳の『UNIXの1/4世紀』(Peter H. Salus, QUIPU LLC 訳, 2000, アスキー) は絶版のうえ訳も微妙なので薦めづらいが,原書The Unix Heritage Society (tuhs) で PDF が無償公開されているので,英語が苦にならないのなら読んでみるといい。

また同じく tuhs で無償公開されている Don Libes and Sandy Ressler『Life with UNIX』(1989, Prentice Hall)を読めば80年代終りの UNIX の状況(XENIX についてもしっかり言及されている)や利用者目線での雰囲気もある程度判るだろう。

哲学

記事で一番気になるのが「哲学」という語の捉え方。この言葉の強さに引きずられているように読める。でもこれ,当時は設計基本的な考え方くらいの意味でわりとよく使われていた言葉なんだよね。たとえば米 BYTE 誌のアーカイブを “philosophy” で全文検索するとこんな感じ。

https://archive.org/details/byte-magazine?query=philosophy&sin=TXT&sort=date

ほぼ毎号のように出現していたのが判るだろう。

もっとも猫も杓子も「哲学」を振りかざしていたわけではないし,UNIX開発者たちが「哲学」の語を好んで使っていたのも間違いないように思う。傍証の一つが AT&T定期刊行物『The Bell System Technical Journal』の1978年7, 8月号だ。元記事言及されているマキルロイの Forword の初出がこれで,ネットのアーカイブから PDF が入手できる。

この号は二部構成になっていて第一部が Atlanta Fiber System に関する論文12本(全172ページ),第二部が UNIX に関する(Preface や Foreword を含む)論文22本(全416ページ)となっている。さて前述の PDFOCR されているので “philosophy” で全文検索してみると8箇所見つかる。これが見事に全部 UNIX論文なのだ。もちろん論文性質もページ数も違うからこれだけで確定的なことはいえないが「日常的に使っていたんだろうなぁ」という推測は成り立つだろう。じつはマキルロイ哲学とされている部分は “Style” であり “philosophy” の語は一切使われていないというのもちょっと面白いUNIX開発者たちがなぜ「哲学」という語を好んだか正確なところは判らないが,それまでにない新しい考え方に基づいた OS を開発しているという意識があれば,そういう言葉を選ぶのが自然時代だったことは間違いない。

UNIX認知され拡がっていく過程で「哲学」も知られるようになっていった。自分が好むものの良さを他人にも識ってもらいたい,あわよくば他人もそれを好むようになって欲しいという布教活動は今も昔を変らないわけで「哲学」はその便利なツールとなったわけだ。元記事ではガンカースの著作を「外部の人間が後から打ち立てた哲学」と表現しているが,そんなたいしたものではない。マキルロイ論文に影響を受けた布教のためのああい説教は到るところにあった。たとえば前掲の『Life with UNIX』にもしっかり Philosophy の項がある。また日本最初期の UNIX 解説本のひとつである村井純井上尚司・砂原秀樹『プロフェッショナル UNIX』(1986,アスキー)には冒頭次のような一節がある。

オペレーティングシステムは,コンピュータを使うものにとっての環境形成する基盤であるから,そのうえで生活する者の個性尊重し,より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェアでなければならない。この主張こそが,UNIXオペレーティングシステムとしての個性ではないだろうか。

 

    プロフェッショナル UNIX村井純井上尚司・砂原秀樹,1986,アスキー)p 3.

「より良い環境へと作り上げて行く課程を支援するような素材を提供するソフトウェア」とはテキストを入出力フォーマットとする単機能コマンド群のことで,これらをパイプでつなげたりシェルスクリプトでまとめたりすることで「そのうえで生活する者の個性尊重し」た「より良い環境へと作り上げて行く」ということだ。こういった説教はありふれたものであった。たんにそれを「哲学」の語を用いて書籍にまとめたのが,たまたまガンカースだったというだけのことである

そしてじつは UNIX場合布教活動とはべつに「哲学」を広めなければならない切実な理由があった。これを説明するのは非常に面倒くさい。当時と今ではあまりにも環境が違うのだが,その違いが判らないと切実さが伝わらないからだ。マア頑張ってみよう。

UNIX の利用環境

UNIXPDP というミニコンピュータミニコン)上に開発された。このミニコンを使うためには専用の部屋に行く必要がある。その部屋は,もちろん場所によって違うわけだが,マアおおよそ学校教室くらいの大きさだ。長机が何列か並んでおり,そのうえにはブラウン管ディスプレイキーボードを備えた機器が等間隔に置かれている。壁際にはプリンタが何台かあるだろう。通っていた学校コンピュータ室などと呼ばれる部屋があったならそれを思い浮かべればだいたい合ってる。ただし置かれている機器コンピュータではなくコンピュータ接続するための端末装置ターミナル)だ。端末装置キーボードで打った文字コンピュータに送られコンピュータが表示した文字がそのディスプレイに表示される。現在 UnixOSCLI を使うときターミナルとか xterm という名のアプリケーションを用いるがこれらは端末装置エミュレータで,もともとは実体のある装置だったわけだ。

さてコンピュータ室にたいていは隣接するかたちでマシンルームなどと呼ばれる六畳くらいの部屋がある。窓ガラスで仕切られたこの部屋には箪笥洗濯機くらいの大きさの装置が何台か置かれている。これがコンピュータ本体だ。もっとコンピュータが何台もあるわけではない。この箪笥CPU でそっちの洗濯機ハードディスク,あの机に置かれているタイプライタ管理コンソールといった具合に何台かある装置全部で一台のコンピュータになる。どこが〝ミニ〟だと突っ込みたくなるかもしれないが「六畳で収まるなんて,なんてミニ!」という時代お話だ。

端末装置それぞれからUSB のご先祖様の)RS-232 という規格のアオダイショウみたいなケーブルが伸び,マシンルームに置かれたターミナルマルチプレクサと呼ばれるスーツケースに台数分のアオダイショウが刺さってコンピュータとの通信を行う。コンピュータと多数の端末装置を含めたこれら全体をサイトと呼び,root 権限を持って管理業務を行う人をシステム管理者あるいはスーパーユーザと呼んだ。

結構上手に説明できたと思うのだが雰囲気は伝わっただろうか。ここで重要なのは一台のコンピュータを数十人が一斉に使っていたという事実だ。洗濯機とかアオダイショウとかは,マアどうでもいい。

自由不安定OS

当時の UNIX評価一言で表すと〝自由不安定OS〟となる。メーカお仕着せではなく自分好みの「より良い環境」を作りあげる自由さらに他のメインフレームミニコンOS に比べると一般ユーザ権限でできることが圧倒的に多かった。そしてその代償が不安定さ。今では考えられないが UNIX のその不安定さゆえにプロOS ではないと考える向きは多かったし「でも UNIX ってすぐ落ちるじゃん」というのは UNIX アンチ定番ディスりだった。UNIX の落とし方,みたいな情報がなんとなく廻ってきたものだ。

こういった雰囲気を鮮やかに伝えてくれるのが,高野豊『root から / へのメッセージ』(1991,アスキー)だ。当時アスキーが発行していた雑誌UNIX MAGAZINE』に連載されていた氏のエッセイ1986年11月から1988年10月掲載分までをまとめた書籍である。著者の高野氏は勤務先の松下電器1980年ごろから UNIX サイトスーパーユーザを務めており,日本では最古参の一人である。この本の中で高野氏は繰返し UNIX自由さと不安定さに言及している。すこし長くなるが,その中の一つを引用しよう。

CPU は,システムにとって重要な共有資源であるが,この CPU実質的に停めてしまうことが UNIXはいとも簡単にできる。たとえば,cc コマンド10個くらい同時に走らせてみたらよい。VAX-11/780 といえども,同時に実行できるコンパイルはせいぜい3つか4つである。それ以上実行することも当然可能ではあるが,他に与える影響が無視できなくなる。つまり,てきめんに viカーソルが動かなくなる。あるいは,すこし大きめなディレクトリ上での ls コマンドの出力が表示されるまでに煙草を1本吸い終えてしまったり,タイムアウトログインが撥ねつけられたりといったバカげた現象が起きだすのである。こういった状態になると,UNIX破壊されたに等しい。真夜中,独りで VAX を占有して使っているのなら何をやろうとかまわない。しかし,20人30人と多数の人間が使っているとき勝手をやられると非常に困るのである当人仕事が遅れるのは自業自得だとしても,そのとばっちりで他のエディタまで止まってしまうと,もはやどの仕事も進行しなくなる。

ディスクについても同様なことがいえる。UNIX では,ファイルシステムを使いはたすまで大きなファイル自由に作ることができる。したがって,自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュアが使うと悲惨なことになる。ディスクを使いはたすと,コンソールタイプライターにエラーメッセージが出力されるが,夜中にそれが発生して,コンソールタイプライターが一晩中エラーメッセージを打ち続け,朝マシンルームに行ってみると紙を一箱打ち尽くしてしまい,ピーピーと悲しげな声を上げて人を呼んでいた光景を私は何度も見てきた。こうなると,それをしでかした本人のプロセスは当然のこととしても,同じディスクで走っている他のプロセスも先に進めなくなってしまう。すこしでも負荷を夜間にまわそうとする善意は逆転してしまい,わずかでも仕事を先に進めようとする意図完璧に打ち砕かれてしまうのである

 

    root から / へのメッセージ高野豊,1991,アスキー)pp16-17.

そして,こうした不安定さが「哲学」を必要としたのだ。自分が利用しているサイトに「cc コマンド10個くらい同時に走らせ」たり「自分プロセスがいったいどのくらいの容量のファイルを作り出すのか見当もつけられないようなアマチュア」がいるとその累は自分にも及んでしまう。だからサイト利用者全員に UNIX設計基本的な考え方を理解してもらうことが,自分のために必要だった。UNIX伝道がより苛烈だった理由ひとつがここにあるのだ。

ミニコン UNIX終焉

ミニコン上で誕生した UNIX は 4.3BSD(1986)で最高潮を迎える。注意したいのはミニコン時代UNIX は Research UNIXCSRG BSD みたいな区別をせずにまとめて UNIX として扱われていたことだ。実際『プロフェッショナル UNIX』も『root から〜』も UNIX記述されてはいるが実際には BSD を扱っている。べつに当時の人が無知だったわけではない。なにしろ BSD を利用するためにはまず AT&T から UNIXライセンスを購入し,そのうえでカリフォルニア大学バークレー校(UCB)から BSD を入手しなければならなかったからその関係は当然広く知られていた。ベル研発明された UNIX を外部の人たちも含めみんなで改良し,それら全体が UNIX であるという考え方が自然だっただけである。『Life with UNIX』のような英語の文献によく登場する “Berkeley UNIX” という言い回しが当時の気分をよく表している。UNIX vs BSD みたいな捉え方は法廷闘争を経た90年代以降の感覚だ。

もっともそういう70年代風味の牧歌的風景ミニコン世界限定の話であった。BSDのものミニコンのものしかなかったが,そのコードを受け継いだ BSDUnixAT&T推し進める System V などがワークステーション市場舞台80年代中盤から激しく覇権を争うようになる。いわゆる Unix 戦争で,PCUnix であるマイクロソフトXENIX も当然参戦した。ミニコン世界牧歌的だったのは,ぶっちゃけていえば先のない技術だったからだ。ただ Unix 戦争あくまでも標準という聖杯を争う戦いであり,AT&TBSDUnixSun Microsystems が共同で System V Release 4.0 (SVR4) を作りあげたように後の法廷闘争とは趣が違う。

こうしたミニコン UNIX からワークステーション Unix への転変は Unixのもの文化にも変化をもたらした。まず激しい競争Unix の高機能化を加速した。商品として判りやす惹句が「あれもできます,これもできますなのは誰もが知っている。もちろん安定性を増すために quota のような利用者自由制限する機能も含まれていた。またワークステーション Unix現在UnixOS と同様同時に一人が使うものであり前述の布教必要性は大幅に減じた。達人たちのみの楽園から万人に開かれた道具に変ったのだ。こういった変化を体感したければ『root から〜』と水越賢治『スーパーユーザの日々』(1993,オーム社)を読み比べてみるといい。『スーパーユーザの日々』はワークステーション Unixシステム管理入門書だ。この本ではたんに知識を羅列するかわりに架空ソフトウェアハウス(開発会社)を舞台新卒社員が先輩社員からシステム管理を学ぶという体裁をとっており,そのおかげで架空の話とはいえ90年代前半の雰囲気が堪能できる。出版年でいえば『root から〜』と二年しか違わない『スーパーユーザの日々』の落差は “dog year” と称された当時の激烈な変化まで体感できるだろう。

UNIX 哲学背骨

当時はよくいわれたのに今やほとんど聞かれなくなったものがある。マキルロイ論文結論部分に書かれたそれは,1973年出版されたイギリス経済学者エルンストシューマッハー著作題名で,中学生英語力があれば十分に理解できる平明な一文だ。

Small is beautiful.

マキルロイは『人月神話』を引いて一定留保をつけてはいものの,これが UNIX 哲学背骨であることに違いはない。機能をありったけ詰め込もうとして失敗した “kitchen-in-a-sink” な MULTI•csアンチテーゼである UNI•x にとって,これ以上のスローガンがあるだろうか?

ひるがえって現在UnixOS をみれば,ブクブクと肥え太ったシステムコール,全容を俯瞰するだけでも一苦労するライブラリインターフェイス,一生使うことのないオプションスイッチまみれのコマンド群。UNIX仮想敵とした OSのものだ。そのことについてとくになにも思わない。ハードウェアは長足の進歩を遂げ,コンピュータの応用範囲は途方もなく拡がった。UNIX が変らなければたんに打ち棄てられ,歴史書を飾る一項目になっただけだ。ただ現在UNIX 哲学」を語るならそうした背景は理解していなければならないし,どれだけ繊細な注意を払ったところで〝つまみ食い〟になってしまうことは自覚すべきだ。

2022-07-11

煽り抜きでEmacsって誰が使ってんの?

CLIエディタvim使うことある故にすげえ疑問

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