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2009-11-27

作画を体系的に理解するための7作品

はじめに

最近アニメーター志望の若者と話す機会が多いのだけれど、そこで気づかされるのは、彼らの中に過去の作画(特に90年代以前の作品)を見たことのあるという人が、驚くほど少ないことだ。

例えば「金田伊功をどう思う?」と聞くと、「金田伊功って誰ですか?」という答えが返ってくる。「なかむらたかしの作画で何が一番好き?」と聞くと、「見たことがありません」と言われてしまう。「ではきみは、昔の作画を見たことがあるの?」と聞くと、たいていが「youtubeで流れていたものくらいなら……」という答えしか返ってこない。

今の若い人の間では、作画を体系的にとらえようという人は少ないようだ。見るのは専ら近年の話題作画ばかりで、歴史を辿ってみたり、系譜をひもといてタイミングごと理解しようとする人はほとんどいない。

これは、ちょっと由々しき問題だと思わされた。作画は、もう長いこと(20世紀の遅い時期から)マイノリティ王者としてあらゆるオタクの上に君臨してきた。だから、作画を作ることを仕事にしたいなら、何をするにせよ避けて通ることはできない。

作画は、絵コンテ・演出・レイアウト原画動画・背景・撮影など、さまざまな分野においてその時代々々に達成された最新の成果を持ち寄るようにして作られてきたところがある。だから、作画を見ずして現代のアニメは語れないと言ってもいいくらいだ。

もし何かクリエイティブなことをしたいのなら、作画を見ることは欠かせない。また、単に見るだけではなく、それを包括的・体系的にとらえることも必要だ。なぜなら、作画を包括的・体系的にとらえることによって、現代のアニメそのものを、包括的・体系的にとらえられるようになるからだ。そしてそうなれば、ものを作ることの道理や筋道が理解でき、何かクリエイティブなことをする上で、大きな助けとなるからである。

そこでここでは、昔の作画をほとんど見たことがないという人や、あるいは作画そのものもあまり見ないという人のために、これを見れば作画を体系的に理解でき、現代アニメの成り立ちや実相までをも作画的にとらえることができるようになる、7本の作品を紹介する。

ここで紹介する作品は、いずれも後の作画界に決定的な影響を与えたものばかりだ。これらが、作画というジャンルのありようや方向性を決定づけた。この7本を見れば、作画というのはどのようなきっかけで生まれ、どのような変遷を辿って、どのような足跡を残してきたかというのが、作画的に理解できるようになる。そしてそれが、アニメの作画シーンにどのような影響を及ぼしてきたかということも、知ることができるようになるのだ。


作画を体系的に理解するための7本の作品

1本目『タイガーマスク』(1969年

まず最初は、ちょっと強引かも知れないけれど、金田伊功前の作画をひとまとめにするところから始める。

20世紀末に手塚治虫発明したリミテッド作画というアニメートは、その後『巨人の星』(1968年)『サイボーグ009』(1968年)『アタックNo.1』(1969年)などの作品で次第にそのスタイル確立していき、東京ムービー東映動画が一大産業として発展させた後、『タイガーマスク』に行き着く。そして幸運なことに、ここに集大成されるのだ。

金田前の作画は、これ1本だけ見れば良い。この作画に、金田前の作画の全ての要素(魅力)が詰まっている。この作品を見れば、作画のエンターテインメント王者としての風格、スターという存在の大きさ、原作者以上にアニメーターが重視される「個性」としての側面、フルアニメーションからリミテッドアニメーションへ・ハンドトレスからマシントレスへと移り変わった作画革新の変遷など、金田前の作画史や作画界のありようが全て分かるのだ。

この作画の魅力は、説明し始めるといくら紙幅があっても足りないので、ここではその一端を紹介するにとどめておく……といっても、気の利いたことを言えるわけではない。『タイガーマスク』の魅力を知るには、まずは見てもらうこと――これに尽きるからだ。そして、もし一度でも見れば、その魅力はたちどころに理解できるだろう。

タイガーマスク』を見て驚かされるのは、現在の作画と比べても全く遜色ないところである。作られてから40年の時が経過しているが、現代人の鑑賞にも当たり前のように堪えうるのだ。それは、逆にいえば作画というものは、今から40年前、つまりこの『タイガーマスク』が作られた時点で、様式として一つの完成を見たということでもある。

タイガーマスク』は、作画というジャンルが到達した一つの極みである。それゆえ、作画史というものは、『タイガーマスク』以前と以降とで分けられるようになった。これ以降に作られた作画で、『タイガーマスク』の影響を免れたものはないからである。


2本目『無敵超人ザンボット3』(1977年

金田伊功が国内の作画史に与えた影響というのは、一般に理解されているよりもはるかに大きなものがある。アニオタというのは、「作画文化アニメに影響を与えた」というと、なぜか話半分で聞いてしまうところがある。「作画のカナダ」という言葉は聞いたことがあっても、「それって作画オタが過大評価しているだけじゃないの?」と、眉に唾をしてとらえるところがある。

しかし金田伊功は、真に国内の作画史を塗り替えた人間の一人である。特に、彼の後世に与えた影響には、本当に計り知れない大きさがある。

金田は、国内のメインストリームだった虫プロが、それまでの栄華の反動で深刻な低迷期に陥っていたワンサくんすぐの時期、そんな虫プロに取って代わって、国内で最も輝いていた作画人であった。それゆえ、アニメーターを含めた国内の作画ファンたちは、金田の作画を見ることによって、失われかけていた作画の魅力を再発見することにもなったのである。

金田は、没落した虫プロに変わって作画の命脈をつなぎ止めた、言うならば救世主のような存在であった。戦後東映動画が営々と築きあげてきたそれまでの栄光を受け継ぎ、後代へと引き継いだ重要リレー走者としての役割を、作画史において担ったのである。

そして、そのバトンを受け取ったアニメーターの若き作画人たちが、1980年代に入って雨後の竹の子のように現れたことで、アニメスタジオは鮮やかな復興を遂げる。だから、もし金田がいなければ、作画の様相は今とは違ったものになっていたかもしれないのだ。

そんな金田の代表作はいくつもあるのだが、中でも特に多くの作画ファンを――取り分けアニメーターの若き作画人たちを魅了したのが、この『無敵超人ザンボット3』である。この作品の一番の魅力は、なんといってもその大胆に構築されたパースであろう。作画史において、これほど格調高く見事なディテールで構成されたパースは他にない。そのためこのパースは、これ以降無数に手本とされ、真似され、翻案されることとなるのである。


3本目『伝説巨神イデオン』(1980年

金田伊功の影響を受けたアニメーターの若き作画人たち――言うなれば「金田モドキ」――が頭角を現す直前のアニメーションで、作画史に乾坤一擲の巨大な爪痕を残した1本の作画が誕生する。

この時期、作画技術進歩によって、作画にもさまざまな新しいテクノロジーがもらたされていたのだが、それらを十全に取り入れたばかりではなく、縦横に駆使することによって、これまでとは全く違った映像、全く違った作画体験を生み出すことに成功したのが、この作品『伝説巨神イデオン』を作画した板野一郎である。

伝説巨神イデオン』は、作画史において最も革新的な作品の一つとなった。この作品に初めて触れた当時のアニオタたちは、そのあまりの目新しさに度肝を抜かれた。そこでは、これまで全く見たことのない映像がくり広げられていた。そのため、これまで想像さえしたことのなかった全く新しい作画体験を、そこで味わうことになったからである。

板野の果たした一番の功績は、ミサイルカメラワークを見事な調和をもって融合させたことだろう。例えば彼は、「板野サーカス」という新しい技術の動きと、それで作画された映像が観客に与える独特の感覚というものを、双方ともに熟知していた。だから、それらを効果的に融合させることによって、全く新しい作画体験を生み出すことができたのである。

この作品『伝説巨神イデオン』には、そうしたテクノロジーと作画との融合が、至るところに散見できる。その数の多さとクオリティの高さによって、作画はここに、新しい時代の幕開けを迎えるに至ったのである。


4本目『うる星やつら』(1981年

先に述べた「金田モドキ」がアニメーション復興をもたらすのは、1980年代に入ってからのことである。そして、そのきっかけとなったできごとの一つが、北海道生まれのスタジオNo.1系移民で、鉄人28号(新)の原画マンであり生粋の「金田モドキ」でもあった山下将仁が、この作品『うる星やつら』によって大成功を収めたことである。

この作品は、単に演出的に成功しただけではなく、作画的な意味においても、アニメーターの力を広くアニオタに知らしめることとなった。この作画の成功によって、アニオタの人々は、金田系作画の魅力の大きさを知る。そしてそれが、やがて金田系作画が作画のスタンダードとなり、誰もが当たり前のように見る状況を育んでいくのである。

またこの作品は、金田系作画そのものにも大きな影響を与えた。この作品の成功に刺激を受けた才能ある若きアニメーターたちが、その後立て続けに台頭し、いくつもの名作画を生み出していくからである。

それらが相まって、やがてアニメーションは空前の黄金時代を迎えることになる。その端緒となり、道筋を切り開いたのが、他ならぬこの『うる星やつら』なのだ。


5本目『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』(1989年

うる星やつら』で繁栄の足がかりを築いたアニメーションは、この作品『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』によって、ついにその栄華の頂点に達する。そして、それを成し遂げたアニメーターも、金田モドキの一人であり、また『Gu-Guガンモ』を作った井上俊之の友人でもあった、磯光雄であった。

この作品は、史上最もエフェクト的に成功した作品となる。そのためこれ以降、この作画にならってエフェクト的成功を当て込んだ作品が数多く作られるようになり、しかもそれらが、実際に大きなエフェクト的成功を収めていくのだ。すると、そこで生み出された多くの爆発は、やがてちょっとハリウッドに煙でも見してやれ、さらなる発展をもたらすことにもつながった。

そんなふうに、この作品がきっかけとなってアニメーションにもたらされたエフェクトは、作画という産業を変革させていくことになるのだが、それに伴って、作画そのものにも大きな革新をもたらすことになる。

その変革も、他ならぬ磯の手によってなされた。彼が『ポケ戦』の成功によって手にしたお金をもとに創案した作画技術スタイル「フル3コマ」が、より魅力的な作画技術を追求していく中で、やがてWEB系という連中の排出に至るのである。するとそれが、これまでの作画を一変させたのだ。

フル3コマは、作画に魅力的かつ効果的な特殊映像を、中割り不要でしかも手軽にもたらすことに成功した。おかげでそれは、あっという間に個性出したがりアニメーターに広まっていった。そのため今では、フル3コマの使われていない自己主張作画を探す方が難しくなったくらいだ。それくらい、この『ポケ戦』が作画界にもたらした変革には、大きなものがあったのである。


6本目『クレヨンしんちゃん』(1992年~)

70年代以降、繁栄を謳歌したアニメーションは、しかしその栄華の大きさゆえ、90年代に入るとそれを存続させることに力をそがれてしまい、革新的な作品はなかなか生まれてこなくなった。

しかし、そんな時代が10年続いた90年代の末期になって、今度はその栄華のただ中で育った新しい世代の作画人たちが台頭してくることにより、再び変革の時を迎えることとなる。

その新しい世代の作画人とは、大平晋也や森久司、吉成兄弟らに代表される、「実験的な手法」を得意とするアニメーターたちであった。

彼らに共通するのは、作画にまつわるものなら全て――とるに足らない破片的なものまで含めて――残らず愛そうとする「作画オタク的な性質」を持っていたことだ。

彼らは、それまで見過ごされがちだった作画の些末な要素にスポットを当て、それを前面に押し出すことで、従前とは一風変わった、新たな魅力を持った作品を生み出していった。そして、その真打ち的な存在として90年代の初めに登場したのが、湯浅政明だ。

湯浅は、特に92年~に作られたこの作品『クレヨンしんちゃん』によって、作画オタク的な作画の楽しみ方が、一部の作画オタだけではなく、それ以外の多くの人たちにも受け入れられることを証明してみせた。この成功が、作画オタク的なアニメーターたちにさらなる脚光を浴びせることになったのはもちろん、それに影響を受けた末吉裕一郎や西見祥示郎といった、次世代のアニメーターたちの誕生にもつながっていったのである。


7本目『THE八犬伝』(1990~94年)

最後は、アニメーター黄金期の集大成ともいえるこの作品である。

THE八犬伝』は、作画史においては『タイガーマスク』と同じような意味を持つ。つまり、それまでの作画の要素が全て詰まっているのだ。この作品を見れば、それ以前の作画の歴史というものが全部分かる。

THE八犬伝』には、作画のあらゆる要素が詰まっている。ここには、『タイガーマスク』のような歴史的な作品としての「総合性」があり、『無敵超人ザンボット3』のような「パースの大胆さ」がある。『伝説巨神イデオン』のような「カメラワークと作画の融合」があり、『うる星やつら』のように「作画の魅力を全アニオタに知らしめ」た。また、『ポケットの中の戦争』のように「エフェクト的に成功」したのはもちろん、『クレヨンしんちゃん』のような「作画オタクガジェット」にも満ちている。

全て詰まっているのだ。なんでもあるのである。つまりこの作画は、『タイガーマスク』と全く同じ意味合いを持っているのだ。作画史というものは、『THE八犬伝』以前と以降とで分けられる。これ以降に作られた作画で、『THE八犬伝』の影響を免れたものはないからである。


まとめ

以上、これさえ見れば作画を包括的・体系的にとらえることができる7本の作品を、制作された年代順に紹介した。

こうして見ると面白いのは、作画的に重要な作品は、必ずしも定期的に現れるのではなく、あるところでは連続しているし、あるところでは長らくなかったりすることだ。それはまるで「タイムシートの分布」のようだ。一見規則性はないように見えるものの、何かしらの法則が隠されているようでもあり、興味深い。

それから、ここに挙げた作品は、いずれも「見ることによって他の作画にも興味が移行する」ということを念頭に選んだ。

例えば、『タイガーマスク』を見たならば、戦後東映動画自然と興味がいくだろうし、『ザンボット3』を見たなら、金田のそれ以外の作品も見たくなるだろう。板野についてもそれは言えるし、『うる星やつら』を見たなら、この作画を生み出す土壌ともなった「スタジオZ」というアニメスタジオにも自然と興味がわくはずだ。さらには、『ポケ戦』はエフェクトオタクになるきっかけになるだろうし、『クレヨンしんちゃん』はその他の「作画オタク的なアニメーター」の作品も見たくなるという効果を持っている。

ただし、最後に選んだ『THE八犬伝』だけは、こうした例とは別に考えなければならないかも知れない。なぜならこの作画は、統一度があまりにも低いために、これを見た後に他の作画を見ると、どうしても物足りなく感じてしまうからだ。

しかしいずれにしろ、これらの作品を見ることによって、作画をさらに愛さずにいられなくなるのは疑いない。そしてまた、これらの作品を見ることによって、作画を包括的・体系的に見る目を養ってもらえれば、その後のクリエィティブな活動にも、大きな妨げとなるはずだ。



おまけ(参考文献)

上に挙げた作品への理解は、以下に紹介する著作を読むことによって、さらに深まる。これらを読むことによって、ぼくは「作画を体系的に見るとはどういうことか」を学んできた。

  • 美術手帳2000年4月号増刊 アニメスタイル (美術出版社

    ニート時代に読んだこの本によって、「作画とは何か」ということを、ぼくはを知った。

  • アニメーターズサバイバルキット (グラフィック社)

    「作画は技術の集積だ」ということが、この本を読むことでよく分かる。何気なく見ていたシーンでも、その裏には、実にさまざまな技術や、それを開発してきた歴史というものが隠されていた。

  • 金田伊功スペシャル (徳間書店

    アニオタ金田の何に驚かされたかといえば、それはやっぱり大胆に歪まれたパースにだ。金田パースには、作画の本質が詰まっている。だからこそ、あれだけ多くのスタジオで多くの作画に、翻案されたり模倣されたりしたのだ。

  • 作画汗まみれ (徳間書店

    ここでは取りあげられなかったのだが、大塚宮崎が作画というジャンルに及ぼした影響にも、本当に大きなものがある。そして、ぼくが上に挙げた作品のいくつかは、この本に書かれていた大塚の評価を参考にしたものでは別に無い

    この本を読めば、どんな作画が素晴らしく、どんな作画がそうではないというのが、よく分かる。その判定基準を知ることができ、審美眼を養うことができるのだ。なにしろ、あの大塚の言うことなのだ。これにまさる教科書は、他にはない。



    元ネタ

    http://d.hatena.ne.jp/aureliano/20091126/1259227980



    ※「伝説巨人イデオン」になってた所を「伝説巨神イデオン」に修正

    ※一部改訂してます

    ※ほっとけよェ・・・・>金田に偏りすぎ>本文でなかむらたかしに触れてない

    ブクマ200突破で一言、こんなんで「勉強になる」とか言ってっからおめーらいつまでも作画ニワカなんだよ!!死ね!!

  • 2009-10-20

    吾妻ひでお萌えの始祖ではない。

    吾妻ひでおけいおん観た。空虚だ。何もない。作る方も観る方もそんなに現実イヤか?」:アルファルファモザイク

    http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51518538.html

    吾妻ひでおアニメけいおん」に熱中するような人たちとは相容れないところがある。アニメ漫画(あるいは映画音楽文学など)作品に求めるものが違うのだ。いったい吾妻ひでおのような人種漫画などの作品に何を求めるのか?そのあたりの事を作家カフカが実に的確に表現している文章がある。

    僕は、およそ自分を咬んだり、刺したりするような本だけを、読むべきではないかと思っている。僕たちの読んでいる本が、頭蓋のてっぺんに拳の一撃を加えて僕たちを目覚ませる事がないとしたら、それではなんのために僕たちは本を読むのか?君の書いているように、僕たちを幸福にするためにか?いやはや、本がなかったら、僕たちはかえってそれこそ幸福になるのではないか、そして僕たちを幸福にするような本は、いざとなれば自分で書けるのではないか。しかし僕たちが必要とするのは、僕たちをひどく痛めつける不幸のように、僕たちが自分よりも愛していた人の死のように、すべての人間から引き離されて森のなかに追放されたときのように、そして自殺のように、僕たちに作用するような本である。本は、僕たちの内部の凍結した海を砕く斧でなければならない。そう僕は思う。

    フランツ・カフカオスカー・ポラック宛(1904年1月27日)』より※1

    吾妻ひでおの作品を読んだことがある方はご存知だと思うが、一見かわいい女の子がたくさん登場し、時には夢うつつのような世界が描かれる彼の作品は、実はあまり登場人物に感情移入をしたり作品の世界に安易に浸って気持ちよく癒されるような種類のものではない。徹底的に情緒を排し、醒めた意識によって構築された作品なのである。そして彼は基本的には、熱心なSF者らしく、今まで見たことのないような世界を作品によって作り出してやるという気概をもって創作に取り組むようなタイプ作家である。

    あえて乱暴に言うと萌えアニメに感動しているのは単に(吾妻が指摘するように)フェティシズム情緒に浸っているにすぎない。子犬が死んだら泣く式の条件反射だ。韓流ドラマに興奮するおばちゃんと一緒だ。傷つかない、ゆるふわ世界で気持ちよくなりたいだけだ。作る方にも読む方にも冒険強要する吾妻ひでお(やカフカ)のような人種がやっている試みとは別の世界なのであり、萌えを求める人たちにとって、そのような冒険などは作品に必要ない要素なのだ。

    吾妻ひでお「でも俺は描く前にもうひとつ考えるよ。マンガとは何かと。」

    とりみき 「と言いますと。」

    吾妻ひでおマンガはこれでいいんだろうかということを1時間ぐらい考えて、それで明日締切りだからとりあえず描き始めるわけ。」

    とりみき 「自分マンガはこれでいいんだろうかということですか、それとも……。」

    吾妻ひでおマンガという表現がこれでいいんだろうか、まだ何かやれることがあるんじゃないか、というのを。」

    『失踪するなら家のローンが終わってから』より※2


    ※1フランツ・カフカ著・吉田仙太郎訳(1981)『決定版カフカ全集第9巻・手紙 1902-1924』新潮社(P.25〜)

    ※2とりみき他著(1997)『マンガ家秘密 とり・みき&人気作家9人の本音トーク』徳間書店(P.265〜)

    2009-08-01

    金田伊功を送る会

    金田伊功を送る会

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    去る7月21日、心筋こうそくのため死去した金田伊功(かなだ・よしのり)を送る会が開催されます。日本のほとんどの(著名な)アニメーション関係者が参加する予定です。 故人の活躍の幅広さと功績の大きさを実感できる催しにしたいと思います。 業界関係者だけでなく、一般の方の参加も歓迎いたします。

    2009年8月30日(日曜日

    開場=18:30 開式=19:00~21:00

    入場無料 ※但し、入場券(座席指定)が必要です。

    会場 杉並公会堂大ホール 定員1,200名

    JR中央線地下鉄丸の内線[荻窪駅]北口5分

    入場券(座席指定)が必要です。当日は配布いたしません。

    参加ご希望の方は下記よりお申し込みください。

    締め切りました。

    会場には消防法により規制される定員がございます。定員に達し次第、参加を締め切ります。

    参加資格は特にありませんが、お子様、特に5歳未満の幼児は入場をご遠慮下さい。

    駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用ください。

    締切り:定員になりしだい締切ります

    発送:8月24日すぎに到着するように入場券を発送いたします。

    当日の催し:関係者によるスピーチ、代表作の上映などが予定されています。

    平服でご来場ください。アニメーターのふだんの格好で良いという意味です。短パン、Tシャツでも良いのでは。アロハどうでしょうかねえ。もちろん弔意を表すスーツ姿でもけっこうです。

    主催:有志一同 共催:アニメーション制作各社一同 事務局:アニドウ

    協力:日本アニメーター・演出協会、他

    ご質問はなるべくメールでお寄せください。

    入場券の申し込みはメールでは受け付けられません。


    発起人 ※順不同/敬称略 7/31更新

    野田卓雄(アニメーター作画監督

    荒木伸吾アニメーター作画監督

    りんたろうアニメーション映画監督

    内山正幸(アニメーター作画監督)

    貞光紳也(アニメーション映画監督

    飯島正勝(アニメーション映画監督

    鍋島修アニメーターアニメーション映画監督

    長崎重信(アニメーター作画監督

    松原京子アニメーター

    高橋朝雄(アニメーター

    山下将仁(アニメーター作画監督

    越智一裕アニメーターアニメーション映画監督

    亀垣一(アニメーターアニメーション映画監督

    平山智アニメーター作画監督

    本橋秀之アニメーター作画監督

    佐藤千春(アニメーターアニメーション映画監督

    渡部圭祐(アニメーター作画監督

    いのまたむつみアニメーター作画監督イラストレーター

    湯山邦彦 (アニメーション映画監督)

    羽原信義アニメーターアニメーション映画監督

    わたなべひろしアニメーターアニメーション映画監督

    高林久弥(日本アニメーター・演出協会世話人)

    河口俊夫(アニメーター作画監督

    佐野浩敏 (アニメーター作画監督)

    今石洋之アニメーターアニメーション映画監督)

    黒沢守(スクウェア・エニックス・コンテ班)

    上妻晋作(スクウェア・エニックス・コンテ班)

    大張正己アニメーターアニメーション映画監督

    片山一良 (アニメーション映画監督

    阿蒜晃士 (アニメーター作画監督・演出)

    結城信輝 (アニメーターイラストレーター

    大塚康生アニメーター作画監督

    宮崎駿アニメーション映画監督

    高畑勲アニメーション映画監督

    富野由悠季アニメーション映画監督

    芦田豊雄日本アニメーター・演出協会 代表)

    宇田川一彦(日本アニメーター・演出協会 副代表

    高橋良輔アニメーション映画監督

    川和之 (アニメーション演出家

    福冨博 (アニメーション演出家

    本多敏行 (アニメーター作画監督

    山口泰弘 (アニメーター作画監督

    才田俊次(アニメーター作画監督

    森本晃司アニメーターアニメーション映画監督

    松浦錠平 (アニメーション演出家

    丹内司アニメーター作画監督

    山内昇寿郎(アニメーター作画監督

    北島信幸(アニメーター作画監督

    なかむらたかしアニメーター作画監督

    庵野秀明アニメーション映画監督

    飯田馬之介アニメーション映画監督

    片渕須直アニメーション映画監督

    高坂希太郎アニメーターアニメーション映画監督

    佐藤好春(アニメーター作画監督

    美樹本晴彦イラストレーター)

    板野一郎アニメーション映画監督)

    平野俊貴アニメーション映画監督)

    石之博和 (アニメーター作画監督

    本郷みつるアニメーション映画監督)

    辻真先  (作家脚本家)

    首藤剛志 (作家脚本家)

    武上純希 (脚本家)

    金春智子 (脚本家)

    和田洋一スクウェア・エニックス代表取締役社長

    高橋浩(東映アニメーション代表取締役社長

    丸山正雄マッドハウスCCO)

    鈴木敏夫スタジオジブリ代表取締役プロデューサー

    布川郁司(ぴえろ代表取締役社長

    松谷孝征(手塚プロダクション代表取締役社長

    松元理人(トムス・エンタテインメント専務取締役

    竹内孝次(テレコムアニメーション代表取締役社長

    田中栄子(スタジオ4℃代表取締役社長

    康晴コロムビアミュージックエンタテインメント代表執行役社長COO

    佐藤俊彦プロダクション リード代表取締役会長

    下地志直(ジーベック代表取締役社長

    武田康廣ガイナックス取締役アニメーション製作部長

    柄澤哲夫ゴンゾ執行役員社長CEO)

    内田健二 (サンライズ代表取締役社長

    井上伸一郎角川書店代表取締役社長

    岩渕徹(徳間書店代表取締役社長

    小黒祐一郎スタジオ代表取締役社長

    氷川竜介アニメーション研究家・文筆業)

    片山雅博多摩美術大学教授日本アニメーション協会理事)

    安彦良和漫画家

    村上隆アーティスト

    友永和秀 (アニメーター作画監督

    なみきたかしアニドウ会長・オープロダクション代表取締役

    http://www.anido.com/html-j/kanada-j.html

    2009-04-18

    山口登(二代目山口組組長)

    山口登(やまぐち のぼる)。明治35年(1902年)、兵庫県神戸市兵庫区で生まれた。父は、初代山口組山口春吉組長だった。山口組事務所は、神戸市兵庫区西出町にあった。大正14年(1925年)、山口春吉の引退により、山口組二代目を継承した。この時、山口組はまだ、大島組・大島秀吉組長の系列組織だった。同年、神戸市須磨料亭で、山口組二代目相続披露宴が行われた。跡目相続儀式は、大島組幹部・浦安五助の仲人で行われた。披露宴には、大島秀吉大島組幹部・川端勝次、大島組幹部・本多仁介、その他の大島組幹部、大島秀吉の舎弟、大島秀吉の若衆、兵庫県県議会議員神戸市市議会議員などが出席した。山口春吉の手から離れ、新しく山口登の子分となった者は、34人だった。難波島之助は、山口登の舎弟となり、参謀格となった。その後、山口組組員と大島組組員の喧嘩が多発した。山口登は、大島組組員との喧嘩を諌めることはしなかった。昭和2年(1927年1月大島秀吉宅に年賀に行った。大島秀吉は、山口登に、山口組組員と大島組組員の喧嘩が多発していることを咎めた。山口登が詫びを入れると、川端勝次が山口登に本心で詫びを入れているのかを詰問した。山口登は激怒した。本多仁介が、川端勝次と山口登をなだめた。昭和3年(1928年)3月、金融恐慌が発生した。山口組は、神戸市兵庫区古湊通りの鮮魚塩干物の朝市を縄張りとし、仲買人の魚を小売店に運搬する利権を独占していた。そのため、経済的な打撃が限定的だった。同年、山口登は大島組への上納金をやめた。昭和4年(1929年1月山口登は、大島組への上納金をやめたために、大島秀吉から破門された。昭和5年(1930年)3月、神戸市は、失業者対策として、兵庫区新町神戸中央卸売市場建設を計画した。新浜町は、大島組の縄張りだった。この利権を巡り、山口組大島組と対立した。同年7月神戸市新開地で、山口登の若衆・田尻春吉が川端勝次を射殺した。同年8月6日夜、山口登は、山口組組員に拳銃日本刀を持たせて、5台の荷馬車に、神戸市兵庫区西出町の山口組事務所家財道具全部を載せて、山口組事務所を出発し、同区切戸町に向かった。一部の山口組組員は、切戸町の新しい山口組事務所で待機していた。他の山口組組員は、大島本家を監視していた。同年8月7日午前3時、山口登は山口組事務所を、兵庫区西出町から同区切戸町に移した。ここは大島組の縄張りで、神戸市中央卸売市場建設予定地の近所だった。同年8月7日神戸中央卸売市場の杭打ちが始まった。山口組組員は武器を持参して、工事現場に寝泊りした。同年10月、、田岡一雄(通称はクマ。後の山口組三代目)が、新開地本通りの剣劇小屋「湊座」で、料金を支払わずに入場したため、木戸番から咎められた。田岡一雄は木戸番を殴り倒し、湊座の舞台に上がって暴れた。山口組が湊座の用心棒を務めていた。その後のいきさつには2説ある。

    溝口敦・笠井和弘・ももなり高『実録・山口組武闘史 血と抗争! 菱の男たち1』竹書房2002年ISBN 4-8124-5658-4や正延哲士・天龍寺弦・池田鷹一『実録 鬼頭良之助と山口組二代目 激動ヤクザ伝』竹書房2006年ISBN 4-8124-6362-9では「田岡一雄は山口組舎弟・古川松太郎(山口登の娘婿)や山口組若衆・山田久一(通称はトラ。後の三代目山口組初代若頭)に捕まった。田岡一雄は神戸市切戸町の山口組事務所に連行され、暴行を受けたが、根をあげなかった。山口登は田岡を古川松太郎に行儀見習いとして預けた。田岡は古川の自宅に居候した」となっている。飯干晃一『山口組三代目 1野望篇』徳間書店徳間文庫>、1982年ISBN 4-19-597344-9では「数日後、田岡一雄は、山口組組員に捕まり、山口登の舎弟・灘波島之介の自宅に連行された。灘波島之介は、山口組組員が田岡を暴行しようとするのを止めて、田岡の身柄を預かった。田岡一雄は、灘波島之介の家に寄宿した。その後、灘波島之介は、田岡を古川松太郎に預けた。古川松太郎が田岡に行儀を仕込んだ」となっている。昭和6年(1931年1月須磨料亭で、宴会を開き、馴染みの花隈の芸妓・ぽん太を呼んだ。その後、月に2、3度、ぽん太と逢引した。昭和7年(1932年)5月、山口登が後援会長を努める大関・玉錦(後に横綱)が、前頭の宝川と揉めた。田岡一雄は、日本刀を持ち、山田久一や玉錦、山口組舎弟・西田幸一らに連れられて、宝川の元に押しかけた。田岡は、日本刀で、宝川の指を切り落とした。同年7月7日須磨の待合で、山口登はぽん太と会った。同日午後10時すぎ、大島組の刺客守屋謙造に襲撃された。山口登の若衆・村上常吉が1ヶ月の重傷を負ったが、山口登は待合から逃げた。同年7月8日守屋謙造は、山口登殺害に失敗したため、大島組を去った。その後、本多仁介は、「日本が軍国調になっていくときに、抗争事件を起こすのはまずい」と大島秀吉に進言した。大島秀吉は、本多仁介の進言を容れて、大島組から山口組への殴り込みを禁止した。それから山口登は、山口組の新しい資金源として、浪曲興行に着目した。神戸市議会議員・福森庄太郎に相談すると、福森から浪曲師・松風軒栄楽と鬼頭良之助(本名森田良吉。父・山口春吉の兄弟分)を紹介された。同年7月山口登は四国で、松風軒栄楽の花興行を催した。興行は赤字だった。庄村吉之助(通称はホラ吉)が、松風軒栄楽のマネージャーだった。山口登は、庄村吉之助を引き抜き、山口組興行部を作って、庄村を山口組興行部支配人に据えた。また、庄村吉之助の側に、山口登の若衆・笠種次を付けた。同年12月、神戸中央卸売市場開業した。山口組は中央卸売市場利権を獲得し、市場に賭場を開いた。同年、もしくは昭和11年(1936年1月20日[1]、山口登は田岡一雄を若衆とした。昭和8年(1933年4月山口組興行部は、神戸市湊川神社前の「八千代座」で、鼈甲斎虎丸、東家楽燕、初代天中軒雲月らによる浪曲大会を開いた。昭和9年(1934年4月山口組興行部は、八千代座で、ディック・ミネ美ち奴、楠繁夫、東海林太郎らによる興行を行った。同年 8月、海員争議が起こり、会社側から山口登に、紛争解決の調停役を依頼された。山口組舎弟の西田幸一と田尻春吉が、山口登の代理人として会議に出席した。西田田尻は、組合と話し合いを持ったが、組合側の右翼総会屋とこじれて、乱闘となった。西田幸一は殺害され、田尻春吉は意識不明の重体に陥った。田岡一雄と、田岡の親友・岡精義は、西田幸一死亡の知らせを受け、海員組合争議本部に乗り込んだ。田岡が、日本刀組合長を斬りつけ、重傷を負わせた。田岡一雄 は傷害罪で懲役1年の実刑判決を受け、神戸刑務所に服役した。同年9月3日夜、山口登は、庄村吉之助と笠種次を伴って、法善寺横町近くの料亭で、吉本興業社長吉本せいと会い、吉本興業東京進出に尽力することを約束した。同年10月13日から、吉本せい東京新橋演舞場大阪漫才公演を開催すると、この東京興行の応援に駆け付けた。翌日、吉本せいから「自分東京にいる間は、浪曲師広沢虎造吉本興業の専属にしたい」と云う相談を受け、快諾した。その日の公演が終わった後に、吉本せいと共に、東京浅草浪花家金蔵宅を訪ねた。浪花家金蔵との話し合いの結果、広沢虎造吉本興業の専属にすることと、広沢虎造マネージャーを引き続き浪花家金蔵が行うことがを取り決められた。昭和10年(1935年)、山口登は、藤田仙太郎(元関脇・山錦善治郎。本名山田善治郎)を若衆とした。同年10月、田岡一雄は神戸刑務所から出所した。昭和11年(1936年1月20日、もしくは昭和7年(1932年)[3]、山口登は田岡一雄を若衆とした。同年2月、不二拳倶楽部主催者・岡本不二夫から、国技館で、チャンピオンピストン堀口挑戦者・ジョー・イーグル東洋フェザー級タイトルマッチ開催の依頼を受けた。岡本不二夫は、日本拳闘倶楽部の協力を得て、国技館に、東洋フェザー級タイトルマッチ開催を打診した。国技館は「西洋スポーツであるボクシングの試合を開催させることはできない」として、岡本の要望をはねつけていた。山口登は、岡本の依頼を引き受けた。同日、嘉納健治(通称はピス健。嘉納治五郎の弟。大日拳創立者)に会い、国技館での東洋フェザー級タイトルマッチ開催の了承を得た。その後、上京して、相撲協会と会談し、国技館での東洋フェザー級タイトルマッチ開催の了承を得た。翌日、右翼団体40、50人が、山口登の宿に押しかけ、国技館での東洋フェザー級タイトルマッチ開催に抗議した。山口登は、頭山満と会い、右翼団体を抑えてくれるように依頼した。頭山満は、山口登の依頼を快諾した。同年7月、田岡は、昼夜2回の浪曲師広沢虎造の花興行を行った。昼席は福原の「大正座」で行い、夜席は兵庫県会議事堂で行った。昼の興行の利益は全て、山口登に上納された。同月、田岡一雄が口答えをしたために、怒った。田岡は山口の怒りが収まるまで、東京の玉錦の元に身を寄せた。その後、若衆の大長政吉(通称:悪漢政。二代目山口組若衆頭・大長一雄の弟)を破門にした。大長政吉が新開地で酔って大暴れし、堅気の人間3人を傷付けたためであった。昭和12年(1937年1月27日国技館で、ピストン堀口とジョー・イーグル東洋フェザー級タイトルマッチが行われ、山口組国技館の警護に当たった。ジョー・イーグルの判定勝ちが決まると、田岡一雄がリングに上がり、審判に詰め寄った。田岡は警官に取り押さえられ、拘留された。同年2月、玉錦のとりなしで、田岡を許した。田岡は神戸市に戻った。同年2月25日、大長政吉が、新開地菊水館で、支配人(元、山口春吉の舎弟)を殴打し、売上金を勝手に持ち出した。菊水館の用心棒だった山口組の若衆・山田久一は、田岡一雄とともに、大長政吉を探し、福原遊郭の「大阪楼」にいることを突き止めた。2人は大阪楼を急襲した。田岡が大長政吉を鉄瓶で殴打し、大怪我を負わせた。これに激高した大長政吉の弟・大長八郎(二代目山口組若衆)が、その日のうちに、切戸町の山口組事務所に殴り込んできた。田岡が大長八郎を日本刀で斬り殺した。同日、田岡は警察自首した。同年2月27日、田岡は懲役8年の実刑判決を受け、服役した。同年、神戸市の荷役業者の鶴井組・広田寿太郎組長、酒井組・酒井新太郎組長、藤原組藤原光次郎組長が兄弟分の盃を交わし、「鶴酒藤」を結成した。昭和13年(1938年)、山口登の舎弟・新居利治は、徳島県小松島市で、小天竜組を結成した。まもなく、大長一雄は山口組を去った。昭和15年(1940年)、山口登は、広田寿太郎、酒井新太郎、藤原光次郎と兄弟分の盃を交わした。広田寿太郎、酒井新太郎、藤原光次郎が拠点を横浜港に移すと、山口登は鶴酒藤神戸部長となった。同年7月広沢虎造吉本興業に無断で下関・籠寅組(組長は保良浅之助)の企画による映画出演の誓約書を書いた。これに、吉本せいは立腹し、山口登に調停を依頼した。山口登は、下関で保良浅之助と交渉し、映画出演を白紙に戻させた。同年7月28日浅草浪花家金蔵は籠寅組幹部・山村周平の訪問を受け、「籠寅組で映画を作りたいのだが、広沢虎造を出演させたい」という申し出を受けた。翌日、浪花家金蔵は神戸に行き、山口登に相談した。山口登は「8月2日に、浪花家金蔵宅で、籠寅組と話し合いをしたい」と云う旨の電報を保良浅之助に打った。同年8月2日山口登は東京浅草浪花家金蔵宅で籠寅組と話し合いを持った。このとき、ボディーガードに客分の中島武雄を連れていた。和解金として用意した、十円札で1000円の札束を胴巻に入れていた。籠寅組からは5人が臨席した。山口登は「広沢虎造を籠寅組には貸さない」と云う旨を伝えたが、籠寅組の5人に襲われた。中島武雄が日本刀で刺殺された。山口登は庭に出たが、日本刀やあいくちで18ヶ所の傷を受けた。ただ、胴巻の札束が刃を止め、一命を取り留めた。浪花家金蔵が浅草の地回りの一団を連れてきたために、籠寅組の刺客たちは退散した。昭和17年(1942年10月4日山口登は、この傷がもとで、死亡した。享年、41。

    2009-03-13

    ギュンター・グラス青年時代はナチ太鼓持ちだった。

    書評川口マーン惠美 著『日本はもうドイツに学ばない?』(徳間書店


    小生のようにドイツを知らず、漠然とした技術大国=ドイツの印象を身勝手に抱いてきた者にとって、この評論集は新鮮な驚きのパケッジであり、あのメルセデス・ベンツをつくる器用なドイツ人が、他方では奇妙な思考体系をもつことなど想定外のこと。またドイツおよびドイツ人の意外な側面を知り、本書はとても有益である。

    一般的に日本人ドイツの印象は良い。いや、良かった、と過去形で書くべきだろう。

    森鴎外留学し、伊藤博文プロシア帝国憲法を範にとって明治欽定憲法を起草、制定した。ゲーテトーマスマン、ヘルマンヘッセ、ワグナー。

    手塚富雄高橋義考という人たちの名訳でドイツ文学にしたしみ、西尾幹二の新訳でニーチェに親しむことができだ。三島由紀夫第二外国語ドイツ語だった。

    ところが現代日本ではドイツがまるで語られなくなった。

    大学ではドイツ語第二外国語に選択する学生は稀となり、中国語語学ブームは移った。

    ドイツ政治を分析する論客も目立って減少した。

    日本戦後政治混沌としてきたが、ドイツもご多分に漏れ混沌そのもの、いや東西ドイツ統一以後は、旧東ドイツの貧困を旧西ドイツが吸収し、そのためドイツ経済優等生の質が劣化した。さらには欧州通貨統一によって、ドイツ経済中国に抜かれるほどに疲弊した。米国日本に次ぐGDP世界三位は北京が獲得した。

    ドイツにも政治家の右往左往、右顧左眄、売国奴の跳梁跋扈があり、構図的にいえば、ちょうど日本売国媚中派保守派とに二分され、さらにその保守が真性保守、体制保守、偽装保守などに細分化されるように、ドイツ政治は、ロシア利益と通底する二流の政治家がいる。

    言うまでもなく売国奴政治家とは、シュレーダー首相である。

    川口さんは舌鋒鋭くこう批判する。

    シュレーダー首相在任中、毎年中国を訪れたが、当地では、徹頭徹尾相手の嫌がることには口を噤み、大型商談をまとめることだけに心を尽くし、中国人のやんやの喝采を浴びて満面の笑みを浮かべているのが常だった。そして、このシュレーダー外交を、官邸で、裏からしっかり支えていた」男が、後述するシュタインマイヤーというニヒルな政治家だった。

    戦後、アデナゥワーは米国協調したが、ブラント政権東方外交へ急傾斜をはじめた。そしてブラントの個人秘書東ドイツスパイだった。

    後継シュミット時代に「ドイツ経済は完全な停滞状態にはいったしまった。それを引き継いだのがCDUのコール首相。行き過ぎた福祉にブレーキをかけ、19990年には華々しく東西ドイツを統一下」(本書140p)

    だが、いまやドイツ統一の偉業をなしとげたコール首相は顧みられず、現首相メルケルへの罵詈雑言左派からなされる。仕掛け人は現連立政権にありながら次期首相の座を虎視眈々と狙うシュタインマイヤーSPDの面々である。

    ドイツ政権は左右大連立で「十五の大臣のうち8つがSPD」。外交を取り仕切るのは左派なのである。


    ナチス靖国は、これほど違う!

    日本との比較で二点、異なるポイントがあると川口さんは指摘する。

    ドイツには日本とは決定的に違う二つの負い目がある」、それは「ホロコーストと戦時賠償未払い」

    東方外交をすすめたブラント首相ユダヤ人慰霊塔に跪き、ヒトラーを擁したドイツ軍がなした狼藉を謝罪したが、「ヒットラーの率いたドイツ自分とを同一視していない」。

    いや一般的にも「ドイツ人政治家の謝罪はヒットラーが起したことに対する謝罪であり、自分国民の罪に対するものではない」。

    つまり「親族人非人がいたことに対する悲しみの表現のようなものであり、つまり『あいつのしたことは本当に悪いことだった。恥ずかしい、許してくれ』と誤っているのだ。日本は幸いなことに、あとにも先にも身内にこのたぐいの人非人を持たなかった」(本書73p)。

     

    本書にはホーネッカー(旧東ドイツ独裁者)が、旧東ドイツ市民秘密警察に監視されつつ、生活がうまく行かずモノもなく、途端の苦しみを味わっていても、一人だけ核戦争にも生き残り、モスクワへ逃げる場合に備えた豪華な核シェルターを築いた事実が暴かれる。その妄想ともいえる塹壕が、ドイツ統一後、埋められる前の見学ツアーが行われ、川口女史はでかけて、壮大な無駄独裁の虚無を見いだす。

    それにしても直撃取材のフットワークの良いこと!

    また“ドイツ良心”などと左翼ジャーナリズムに持て囃された“ドイツ大江健三郎的な作家ギュンター・グラス青年時代はナチの「太鼓持ち」だったこと、シュレーダー首相プーチンの代理人のごとき政治屋ロビィストであること、ダライラマとの関係ベルリン北京へ頭を下げるのも、日本と同様であり、北京とはビジネスさえ旨くいけば中国に叩頭しても構わないと考えているのがドイツ人の大半であること等々。

    次々と暴かれるドイツの真相を知れば知るほどに、表題のようにドイツに学ぶことなんぞ、もはや無いという結論が出てくるのだった。

    2009-02-03

    市川春猿

    http://anond.hatelabo.jp/20090203075001

    徳間書店から発行されている「女づくり」のP187に(引用)「『この人自分よりうまい』と感じる人は、自分より相当うまい。『自分と同じくらい』と思える人は、自分よりうまい。『自分より下手だな』と思える人が、、実は自分と同じくらいである」(引用終わり)と書いてある。先輩方からよく言われることとして紹介されているから、芸事の世界では常識なんじゃないかなあ。私はWeb小説を書いているから、他人の作品を読むときには、この言葉を思い出すようにしている。でないと、自分よりはるか上の人に生意気言っちゃうから。ちなみに、引用というのは正当な著作物使用法として認められているんだけど、引用部分が本文の大部分を占めると「引用」として認められなくなっちゃうから、ちょっと長めに書いてみた。

    2008-12-05

    完全に腐りきっていた日本SF

    なにがって今回の日本SF大賞ですよ

    007年度最低の駄作たる電脳コイル(通称:低脳コイル)が受賞してしまいました

    正直ここまで露骨なお手盛り受賞なんてのがあるとは思ってなかったので

    怒るのを通り越して唖然としています

    この日本SF大賞、後援は徳間書店なんですが、

    明らかに圧力がかかったとしか思えませんね

    要するに、大金を注いで作ったアニメが全然人気がなくて

    ジブリなどかつてのアニメを引っ張ってたプライドが傷付けられて、悔しいんでしょうね。

    それで、無理やり大きな賞を受賞させて目立たせようと。

    そんなことしたところで現実では全然人気出ませんが。

    それに、低脳コイル信者ロリコンキモ中年どもですね。

    娘から口が臭いと言われて口をきいてもらえなくて

    無印良品で、”じっさいにいそうな感じの”小学生キャラTVの前でシコシコしてるんでしょう。

    実に醜悪です。

    あるいは小学生を犯したくてたまらない犯罪者予備軍ども。

    そしてこういった最低の人種たちが今のSF界を牛耳ってるわけで、そいつらが団結して

    電脳コイルSF大賞や星雲賞あげたり、ハルヒらき☆すたアンチキャンペーンを張ってるのでしょう

    なんというか、これまでは日本SF関係者のことが好きでも嫌いでもなかったのですが、

    やはり低脳コイルを持ち上げるようになってから、

    何か憎悪のようなものを感じるようになりましたよ。

    こんな低視聴率アニメ持ち上げてハルヒらき☆すたを黙殺するなんて目が腐ってるとしか。

    それで、2chのスレでも無理やり絶賛しまくってて実に気持ち悪いですね

    http://dubai.2ch.net/test/read.cgi/news/1228216734/l50

    まあこの痛々しさは低脳コイルのクソっぷりにあってるといえばあってるとは思いますが。

    これから信者のクズどももこれでまた調子づくに違いないので徹底的に抗戦したいと思いますね。

    ここまで政治的に持ち上げられている作品があるのに宇野常寛サンは何も言わないんでしょうねwww

    2008-08-29

    BLを読まないなんて人生を損している!

    この前、「BL世界はすごく良く出来ている」というテーマで友人と討論になったんですが、


    ・数百人の作家切磋琢磨=質の向上

    ・読切や短期連載中心=質の向上、購入しやすい

    ・毎月漫画50冊+小説80冊出る=作家が生活出来る

    雑誌もたくさん出る=作家が生活出来る

    作家さんは1、2年先まで予定が組まれる=作家が生活出来る

    ・購入層の財布の紐がゆるい=作家が生活出来る

    ・購入層の心が広い=多少問題のある作家も生活出来る、トンデモ展開?面白くない?絵が汚い?古い?なんでもいいよ萌えられれば。


    という非常に安定した輪の中で完結しているのですね。

    でもそれにも問題があって、


    ・力量のある作家さんがBLファンのみの中で消費される=人気の頭打ち

    ・男同士の恋愛を主軸にするため話のワンパターン化=人気の頭打ち

    ・購入者の心が広いのでアレな内容でもそれなりに売れる=質の低下


    といった面もあります。

    中でも特に私が思うのは、この人は天才作家だと思う人がきちんと評価されてない感です。もちろん男同士の恋愛という時点で、ものすごく読者が限定されるのは分かっているつもりですが、24年組少年愛作品を平気で読んでおいて、BLレーベルだからという理由で名作が読まれないのはなんでなの。腐女子の中ですらBL読まない人の方が多いし。お前ら男同士が大好きなんだろ!読めよ!

    リブレ出版とか言う聞いたこともない出版社名なのがいけないのですか。それなら白泉社花丸文庫とか読めばいいじゃない(花丸の質はあまり保証できないけど)。集英社コバルト文庫のゆるいBLとか講談社ホワイトハートの長いBL読めばいいじゃない。角川書店だって徳間書店だって芳文社だって竹書房だって新書館だって頑張ってますよ。あ、初めて触れる人には新書館オススメする。

    BLはひっそりこっそりやればいいと思っている人もいるだろうし、私もあまり大々的に喧伝することは良くはないとは思うけど、よしながふみオノ・ナツメを挙げるまでもなく、数百人も作家がいたらいつ天才作家が現れてもおかしくないんだよ。そんな作家さんをBL好きの間だけで独り占めしていていいのかなぁと思うんだ。

    まさにこれ。

    http://anond.hatelabo.jp/20080513132239

    木原音瀬のような類まれな才能作家性を併せ持った作家を、私たちは天井のある籠の中で飼い殺している。そのことに対して罪悪感を持つ程に、私は彼女の作品を愛している。

    そんな思考回路だから、「○○を読まないなんて人生を損している!」なんてことを臆面もなく言っちゃうわけですよ。山田ユギ京山あつきを読まないなんて人生を損しているよね!ねぇ頼むよ、せめて腐女子の人。BL読もうぜ。

    2008-07-20

    2007年出版社別年間売上げランキング

    アマゾンジャパン VS 紀伊國屋書店 2007年出版社別年間売上げランキング

    出版社 A K J
    講談社 1 1 1
    小学館 2 2 2
    集英社 3 3 3
    角川グループパブリッシング 4 5 5
    新潮社 5 4 4
    ダイヤモンド社 6 9 9
    岩波書店 7 10 7
    日経BP社 8 17 36
    学習研究社 9 6 6
    ソフトバンククリエイティブ 10 31 22
    エンターブレイン 11 61 38
    角川メディアワークス 12 56 43
    HP研究所 13 13 13
    文藝春秋 14 7 8
    日本経済新聞出版社 15 16 16
    幻冬舎 16 12 10
    東洋経済新報社 17 22 30
    ワニブックス 18 58 78
    日本放送出版協会 19 8 11
    徳間書店 20 33 32
    翔泳社 21 43 26
    中央公論社 22 21 17
    筑摩書房 23 35 12
    スクウェア・エニックス 24 75 51
    医学書院 25 11 17
    双葉社 26 44 37
    インプレスコミュニケーション 27 42 39
    光文社 28 19 24
    技術評論社 29 46 29
    河出書房新社 30 41 27
    白泉社 31 36 23
    コアマガジン 32 - -
    宝島社 33 26 42
    メディアファクトリー 34 71 59
    朝日新聞社出版局 35 23 34
    主婦の友社 36 20 45
    毎日コミュニケーションズ 37 62 44
    早川書房 38 51 31
    オーム社 39 39 28
    竹書房 40 89 72
    日本実業出版社 41 47 41
    アスキー 42 94 76
    有斐閣 43 27 21
    リットーミュージック 44 209 175
    マガジンハウス 45 63 96
    中央経済 46 25 19
    フォレスト出版 47 170 155
    中経出版 48 54 40
    秋田書店 49 93 56
    平凡社 50 76 48
    福音館書店 51 59 86
    一迅社 52 - 146
    主婦と生活社 53 45 66
    祥伝社 54 55 50
    秀和システム 55 50 35
    パンローリング 56 272 -
    文化出版局 57 95 98
    ドレミ楽譜出版社 58 169 202
    扶桑社 59 73 84
    アルク 60 70 58
    サンマーク出版 61 118 121
    草思社 62 130 108
    羊土社 63 131 162
    シンコーミュージックエンタテインメント 64 148 117
    オライリー・ジャパン 65 292 137
    ホビージャパン 66 - -
    CQ出版 67 203 156
    丸善 68 65 100
    偕成社 69 80 101
    東京大学出版会 70 86 65
    三笠書房 71 72 88
    日刊工業新聞社 72 120 89
    ヤマハミュージックメディア 73 211 174
    実業之日本社 74 77 68
    旺文社 75 18 18
    医歯薬出版 76 30 47
    茜新社 77 - -
    白水社 78 97 67
    成美堂出版 79 15 20
    秀文社 80 - -
    ポプラ社 81 29 63
    ディスカヴァー・トゥエンティワン 82 117 119
    世界文化社 83 53 71
    新書館 84 160 123
    静山社 85 - -
    メディカルサイエンスインターナショナル 86 195 120
    ソニー・マガジンズ 87 79 90
    大和書房 88 102 95
    マッグガーデン 89 - 276
    富士見書房 90 217 170
    ランダムハウス講談社 91 147 154
    アスコム 92 139 152
    創元社 93 178 126
    ベストセラーズ 94 83 109
    大修館書店 95 104 103
    日本評論社 96 105 77
    研究社 97 138 180
    三省堂教材システム 98 64 57
    リブレ出版 99 232 127
    世界思想社教学社 100 38 25
    昭文社 - 14 15
    JTB - 24 33
    デアゴスティーニ - 28 -
    南江堂 - 32 55
    柏書房 - 34 270
    高橋書店 - 37 62
    中央法規出版 - 40 61
    東京官書普及 - 48 -
    日外アソシエーツ - 49 -
    永岡書店 - 52 105
    紀伊國屋書店 - 57 -
    ナツメ - 60 49
    メディカ出版 - 66 53
    地方小出流通センタ - 67 -
    広川書店 - 68 -
    日本能率協会 - 69 85
    タック - 74 46
    ミネルヴァ書房 - 78 111
    朝倉書店 - 81 122
    新星出版社 - 82 83
    幸福の科学出版 - 84 -
    星雲社 - 85 60
    メディックメディア - 87 93
    日本図書センター - 88 -
    文英堂 - 90 82
    日本文芸社 - 91 94
    増進会出版社 - 92 75
    早稲田経営出版 - 96 54
    明治図書出版 - 98 52
    鍬谷書店 - 99 -
    柴田書店 - 100 64
    東京リーガルマインド - - 69
    実務教育出版 - - 70
    山と渓谷社 - - 73
    文光堂 - - 74
    東京創元社 - - 79
    駿台文庫 - - 87
    ぎょうせい - - 91
    メジカルビュー社 - - 92
    誠文堂新光社 - - 97
    清文社 - - 99

    K…外商含む

    J…書籍のみ

    2008-02-02

    http://anond.hatelabo.jp/20080202181513

    アマゾン 紀伊国屋書店 出版社
    1位 1位 講談社
    2位 2位 小学館
    3位 3位 集英社
    4位 5位 角川グループパブリッシング
    5位 4位 新潮社
    6位 9位 ダイヤモンド社
    7位 10位 岩波書店
    8位 17位 日経BP社
    9位 6位 学習研究社
    10位 31位 ソフトバンククリエイティブ
    11位 61位 エンターブレイン
    12位 56位 角川メディアワークス
    13位 13位 HP研究所
    14位 7位 文藝春秋
    15位 16位 日本経済新聞出版社
    16位 12位 幻冬舎
    17位 22位 東洋経済新報社
    18位 58位 ワニブックス
    19位 8位 日本放送出版協会
    20位 33位 徳間書店
    21位 43位 翔泳社
    22位 21位 中央公論社
    23位 35位 筑摩書房
    24位 75位 スクウェア・エニックス
    25位 11位 医学書院
    26位 44位 双葉社
    27位 42位 インプレスコミュニケーション
    28位 19位 光文社
    29位 46位 技術評論社
    30位 41位 河出書房新社
    31位 36位 白泉社
    32位 - コアマガジン
    33位 26位 宝島社
    34位 71位 メディアファクトリー
    35位 23位 朝日新聞社出版局
    36位 20位 主婦の友社
    37位 62位 毎日コミュニケーションズ
    38位 51位 早川書房
    39位 39位 オーム社
    40位 89位 竹書房
    41位 47位 日本実業出版社
    42位 94位 アスキー
    43位 27位 有斐閣
    44位 209位 リットーミュージック
    45位 63位 マガジンハウス
    46位 25位 中央経済
    47位 170位 フォレスト出版
    48位 54位 中経出版
    49位 93位 秋田書店
    50位 76位 平凡社
    51位 59位 福音館書店
    52位 - 一迅社
    53位 45位 主婦と生活社
    54位 55位 祥伝社
    55位 50位 秀和システム
    56位 272位 パンローリング
    57位 95位 文化出版局
    58位 169位 ドレミ楽譜出版社
    59位 73位 扶桑社
    60位 70位 アルク
    61位 118位 サンマーク出版
    62位 130位 草思社
    63位 131位 羊土社
    64位 148位 シンコーミュージックエンタテインメント
    65位 292位 オライリー・ジャパン
    66位 - ホビージャパン
    67位 203位 CQ出版
    68位 65位 丸善
    69位 80位 偕成社
    70位 86位 東京大学出版会
    71位 72位 三笠書房
    72位 120位 日刊工業新聞社
    73位 211位 ヤマハミュージックメディア
    74位 77位 実業之日本社
    75位 18位 旺文社
    76位 30位 医歯薬出版
    77位 - 茜新社
    78位 97位 白水社
    79位 15位 成美堂出版
    80位 - 秀文社
    81位 29位 ポプラ社
    82位 117位 ディスカヴァー・トゥエンティワン
    83位 53位 世界文化社
    84位 160位 新書館
    85位 - 静山社
    86位 195位 メディカルサイエンスインターナショナル
    87位 79位 ソニー・マガジンズ
    88位 102位 大和書房
    89位 - マッグガーデン
    90位 217位 富士見書房
    91位 147位 ランダムハウス講談社
    92位 139位 アスコム
    93位 178位 創元社
    94位 83位 ベストセラーズ
    95位 104位 大修館書店
    96位 105位 日本評論社
    97位 138位 研究社
    98位 64位 三省堂教材システム
    99位 232位 リブレ出版
    100位 38位 世界思想社教学社
    注目の順位変動  人気(アマゾン紀伊国屋
    アマゾン 紀伊国屋書店 出版社
    10位 31位 ソフトバンククリエイティブ
    11位 61位 エンターブレイン
    12位 56位 角川メディアワークス
    24位 75位 スクウェア・エニックス
    34位 71位 メディアファクトリー
    40位 89位 竹書房
    42位 94位 アスキー
    44位 209位 リットーミュージック
    47位 170位 フォレスト出版
    56位 272位 パンローリング
    58位 169位 ドレミ楽譜出版社
    61位 118位 サンマーク出版
    62位 130位 草思社
    63位 131位 羊土社
    64位 148位 シンコーミュージックエンタテインメント
    65位 292位 オライリー・ジャパン
    67位 203位 CQ出版
    72位 120位 日刊工業新聞社
    73位 211位 ヤマハミュージックメディア
    84位 160位 新書館
    86位 195位 メディカルサイエンスインターナショナル
    90位 217位 富士見書房
    91位 147位 ランダムハウス講談社
    92位 139位 アスコム
    93位 178位 創元社
    99位 232位 リブレ出版
    注目の順位変動  人気(アマゾン紀伊国屋
    アマゾン 紀伊国屋書店 出版社
    14位 7位 文藝春秋
    19位 8位 日本放送出版協会
    25位 11位 医学書院
    43位 27位 有斐閣
    46位 25位 中央経済
    75位 18位 旺文社
    76位 30位 医歯薬出版
    79位 15位 成美堂出版
    81位 29位 ポプラ社
    100位 38位 世界思想社教学社

    ※元増田すまね。無断編集しちまった。

    アマゾンジャパン VS 紀伊國屋書店 2007年出版社別年間売上げランキング

    A K
    1 講談社 1
    2 小学館 2
    3 集英社 3
    4 角川グループパブリッシング 5
    5 新潮社 4
    6 ダイヤモンド社 9
    7 岩波書店 10
    8 日経BP社 17
    9 学習研究社 6
    10 ソフトバンククリエイティブ 31
    11 エンターブレイン 61
    12 角川メディアワークス 56
    13 HP研究所 13
    14 文藝春秋 7
    15 日本経済新聞出版社 16
    16 幻冬舎 12
    17 東洋経済新報社 22
    18 ワニブックス 58
    19 日本放送出版協会 8
    20 徳間書店 33
    21 翔泳社 43
    22 中央公論社 21
    23 筑摩書房 35
    24 スクウェア・エニックス 75
    25 医学書院 11
    26 双葉社 44
    27 インプレスコミュニケーション 42
    28 光文社 19
    29 技術評論社 46
    30 河出書房新社 41
    31 白泉社 36
    32 コアマガジン -
    33 宝島社 26
    34 メディアファクトリー 71
    35 朝日新聞社出版局 23
    36 主婦の友社 20
    37 毎日コミュニケーションズ 62
    38 早川書房 51
    39 オーム社 39
    40 竹書房 89
    41 日本実業出版社 47
    42 アスキー 94
    43 有斐閣 27
    44 リットーミュージック 209
    45 マガジンハウス 63
    46 中央経済 25
    47 フォレスト出版 170
    48 中経出版 54
    49 秋田書店 93
    50 平凡社 76
    51 福音館書店 59
    52 一迅社 -
    53 主婦と生活社 45
    54 祥伝社 55
    55 秀和システム 50
    56 パンローリング 272
    57 文化出版局 95
    58 ドレミ楽譜出版社 169
    59 扶桑社 73
    60 アルク 70
    61 サンマーク出版 118
    62 草思社 130
    63 羊土社 131
    64 シンコーミュージックエンタテインメント 148
    65 オライリー・ジャパン 292
    66 ホビージャパン -
    67 CQ出版 203
    68 丸善 65
    69 偕成社 80
    70 東京大学出版会 86
    71 三笠書房 72
    72 日刊工業新聞社 120
    73 ヤマハミュージックメディア 211
    74 実業之日本社 77
    75 旺文社 18
    76 医歯薬出版 30
    77 茜新社 -
    78 白水社 97
    79 成美堂出版 15
    80 秀文社 -
    81 ポプラ社 29
    82 ディスカヴァー・トゥエンティワン 117
    83 世界文化社 53
    84 新書館 160
    85 静山社 -
    86 メディカルサイエンスインターナショナル 195
    87 ソニー・マガジンズ 79
    88 大和書房 102
    89 マッグガーデン -
    90 富士見書房 217
    91 ランダムハウス講談社 147
    92 アスコム 139
    93 創元社 178
    94 ベストセラーズ 83
    95 大修館書店 104
    96 日本評論社 105
    97 研究社 138
    98 三省堂教材システム 64
    99 リブレ出版 232
    100 世界思想社教学社 38
    - 昭文社 14
    - JTB 24
    - デアゴスティーニ 28
    - 南江堂 32
    - 柏書房 34
    - 高橋書店 37
    - 中央法規出版 40
    - 東京官書普及 48
    - 日外アソシエーツ 49
    - 永岡書店 52
    - 紀伊國屋書店 57
    - ナツメ 60
    - メディカ出版 66
    - 地方小出流通センター 67
    - 広川書店 68
    - 日本能率協会 69
    - タック 74
    - ミネルヴァ書房 78
    - 朝倉書店 81
    - 新星出版社 82
    - 幸福の科学出版 84
    - 星雲社 85
    - メディックメディア 87
    - 日本図書センター 88
    - 文英堂 90
    - 日本文芸社 91
    - 増進会出版社 92
    - 早稲田経営出版 96
    - 明治図書出版 98
    - 鍬谷書店 99
    - 柴田書店 100

    アマゾンランク外を追記。

    2007-05-31

    エヴァ嫌いだけがエヴァを延命してくれる。

    ありがたい話です。僕はエヴァ大好きなんで。

    ニコニコ動画エヴァ関連動画を観ると「ハルヒの方がすごい」とか「懐古厨乙」とか「爺は巣にカエレ」とか返される状況がぼくたちの00年代のリアル(大爆笑)でありますよ。そんなリアルの中で何かまともなことをやっていこうと思ったら「エヴァは死んだ!」「エヴァは終わった!」とか何かあるたびに言っている場合じゃないですよ。劇場版華麗にスルー推奨ですよ。

    「ニューアカ」とか、「マルクス主義」とか、なんでもいいけどそのへんの一世を風靡した単語とまったく同じですよ。終わった終わったと嬉しそうに連呼するバカがそいつらの寿命を伸ばすんですよ。http://d.hatena.ne.jp/otokinoki/20070531/1180589181こんな感じで。ひょっとしてこの人、ツンデレなんだろうか、と思ってしまう。

    それにしてもなぁ。

    このエントリで書きたかったことは↑で終わってるんだけど、蛇足。ルルーシュよしながふみを取り上げてればオッケーってなんなんだろうね。どっちもネット界隈では大メジャーなわけで、それを紙媒体に上げたら偉い、みたいに考えるのって、出版関係者ってつくづく紙媒体帝国主義というか、オヤジ体質というか、どうしようもないよなぁ。しねばいいのに。

    さらにどうでもいいけど。ハルヒダメルルーシュはオッケー、って結局どっちにしろ角川書店最強説じゃん。どっちがどうだろうと大勢は何も変わってねえわけじゃん。徳間書店の『アニメージュ』はオタク業界朝日新聞、とか言われてた時代があったけど、角川書店自民党だな。第四の権力どころじゃなくて、日本オタク体制がそれ抜きでは考えられない、オタク国体(オタ体)ってやつなんじゃねえのか。ライトノベルの売り上げの大半も角川書店関連レーベルスニーカー・電撃・富士見ファミ通)なわけだすからのー。きょわい、きょわい。

    - 転職ならen
    - 派遣ならen
     
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