はてなキーワード: ニルヴァーナとは
「難しい言葉を使うくせに」ネットに蔓延する“現代アート嫌い”、理由は「特権意識」なのか
https://bunshun.jp/articles/-/39498
なんでこんな論旨になっちゃうのかな。
現代アート(というかアート全般)の面白さはわりとシンプルなのに、当事者にはあまりにも自明で言葉にしない部分が多いから部外者には説明不足と感じるように思う。
そんなわけで、これさえ抑えれば現代アートが楽しめるというポイントを書いていく。
逆張りで一見どう見ても落書きにしか見えないというのもあるけど、後述の能書き次第でそれさえもかっこよく見える。
その複雑な模様を作ったのは実はこういう方法でした、というアイデアに感心するやつ。
ダサTシャツで例えるとショットガンで穴をあけたりとか、薬品でダメージ与えたりとか。
CGでやるようなことを、とんでもない手間をかけて手描きしたとかも一種の真似できない手法。
一見なんでもないものに見えるけど、実はこういう経緯がある素材を使ってますとか
こういう別のジャンルから引用してきたとか、由来を知って思いを馳せるやつ。
ダサTシャツで例えるとニルヴァーナの〇〇年ツアーTシャツとか、タフさゆえに米軍で採用されてるやつの本物とか。
同好のマニアが見ると盛り上がるやつ。
そんで、これらの3点のどれかにアート史における新規性があれば評価される。
そこは文脈を知らないと価値を見極められないけど、好きか嫌いか自分にとって面白いかどうかに文脈はさほどいらない。
手法やストーリーについて、実は作家はものすごくいろいろ考えているのにそれが言葉になっていないものが多いと感じる。
10センチ角くらいのキャプションの中の文章ではとても書ききれないし、あまり語ってもかっこよくないと思ってる人も多いかも。
だから図録やインタビュー記事から読み取ることになるんだけど、作品以外の情報を摂取しないと楽しめない作品というのもどうかと思う。
ここまで書いて飽きたのでこんな感じ。
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ua/community/posts/360060349971-01-04-2020-257-причин-чтобы-жить-3-серия-онлайн-сериал-смотреть-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060341651--Заступники-7-серия-01-04-2020-онлайн-сериал-смотреть-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060434412--Патриот-16-серия-01-04-2020-смотреть-в-хорошем-качестве-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060433172-01-04-2020-Патриот-15-серия-смотреть-онлайн-в-хорошем-качестве-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060334611--Последний-герой-Зрители-против-звезд-2-сезон-9-серия-01-04-2020-в-хорошем-качестве-от-1-апреля-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060427152--Ничто-не-случается-дважды-2-сезон-7-серия-01-04-2020-последние-серии-смотреть-от-1-апреля-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060343691-01-04-2020-Корни-22-серия-смотреть-в-хорошем-качестве-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/en-us/community/posts/360060341971-01-04-2020-Корни-21-серия-онлайн-сериал-смотреть-
https://mizzenmain.zendesk.com/hc/ru-ru/community/posts/360060434412--Патриот-16-серия-01-04-2020-смотреть-в-хорошем-качестве-
俺はロックバンドが好きでよく聴いてる。中でもニルヴァーナのような、ギターボーカルにスター性があるやつが好みだ。俺が本気で音楽を聴くときは、自分がこの曲を演奏しているんだという想像をする。薄暗いライブハウスのステージに立ち、ギターをかき鳴らし、観客の前で歌っている自分…この姿をどれだけ明確に頭に描けるかで気持ち良さが変わる。そしてロックスターという虚像に自己を投影し、同一化を果たすことに成功すると脳汁ドバーッとなる。これがなかなかどうしてやめられない。こういう嗜好を持ってるわけだから、実際にステージに立ったらもっと気持ちいいんじゃないか?と10代の頃思い、すぐさまギターを買ったが、1ヶ月持たずに飽きてしまった。その後も断続的に練習したりしなかったりして10年ほど経ったが、結局まだステージには立てていない。今朝も通勤列車の中でイヤホンの音量をMAXにして音楽を聴いた。The Big Moonというイギリスの若い女たちのスリーピースで、正統派のロックを今風にやってるってかんじでめっちゃカッコいい。そろそろステージに立ちたいなーなどと思いつつ、そういやギターは壊れたまま押し入れに放置しているんだったと思い出した。
「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉は有名だが、「天国への道は悪意で舗装されている」という逆説は成り立つのだろうか?
もっとも、「悪意で舗装されている」というよりも、「悪意の罠だらけの道をヒラリヒラリと蝶のようにかわして生きなさい、それがニルヴァーナへの道です。天国とは場所では無く、心の状態であり、『涅槃の境地』に至ることが天国への道です」ということなのかも知れないが。
よって、「今自分は地獄にいる」と思っている人は、その状態を記録しておけば、同じパターンに陥りそうになった時、「むむ、あのパターンになりそうだ、ではどうするか?早めにヘルプを上げるか」と別の道の模索も可能になり、それが天国への道に近づく方法である気もする。
プラスティックトゥリー 初期はキュアなどニューウェイブに似てたけど、最近はシューゲイザーとかオルタナっぽいことやってる。
L'Arc〜en〜Ciel 上のバンドと同じくキュア好きらしい。
LUNA SEA 初期はダークなニューウェイブ。ギターがたまに80年代キングクリムゾンっぽい
deadman このバンドは最高。ニルヴァーナ+ヴィジュアル系。ギターの人がラルクのサクラと活動中
the god and death stars デッドマンのギタリストがやってる。ニルヴァーナ+中島みゆきらしい
9goats black out ひたすらダークなアルペジオ
AKBの是非といえばすこし前によく話題になったものだが最近はほとんど聞かなくなった
長くいることで視聴者も共演者もスタッフもどうでもよくなったのだろう、しかしまだまだ影響力が強くアイドル界もといチャートだけを見れば音楽業界を席巻していると言っていい
女版ジャニーズというところだろう
ジャニーズも今では誰も文句を言わないが男から見たらバカな女を集めて商売していると改めて考えて見ると反吐が出る、おそらく女性から見たAKBも同じだろう
彼ら彼女らはただ商業的なものだけでのし上がってきたといっていい、音楽に魂もなければ話がうまいわけでもない。ただマーケティングがうまかっただけである
大衆音楽には決定的に重要な役割があり、それはどういうリズムで生きるべきなのか、どういった気持ちの持ちようで在るべきなのか、どういった姿勢で歩けばいいのかと人に影響を与えることだ。役割ではなく責任といってもいい
まだゴールデンに歌番組があった時代にはポップミュージックといえどミスチルやグレイのような歌には心が宿っていた、思い返してみれば学校での指導よりもどんな本よりも心地よい旋律に載せられた歌詞こそが教育だったのだ
AKBはただの音である、90年代にアメリカMTVを騒がせニルヴァーナが駆逐した悪しきポップミュージックですらない。
音楽はどんなジャンルであれ聴いていればアーティストの気持ちが少なからず入ってくるものだがAKBからは何も感じない、彼女達が大衆の旋律を奏でているというのはいまさらだが悲劇である
1
6月11日に、「絶歌」は発売された。その直後、この本の刊行を報道で知った遺族のうちの一人が、遺憾であるとコメントを発表した。
以来、今日に至るまで、様々な人々が—— 専門家、知識人、芸能人、ライター、クリエイター、etc——、この本についてコメントをしたり、記事を発表している。
少しだけ、どこかで見たような光景だな、と俺は思った。
原発だ。
震災以来、原発というのは、賛成だろうと反対だろうと、何かしらの意見を持たなければならないような問題になった。「どうでもいい」「どっちでもいい」というような態度は許されない。誰しもが原発に対して、真剣に考えなければならない(あるいは、そのフリをしなくてはならない)、そんな風潮が蔓延している。
そんな光景に、どこか似ている、と俺は思った。この本の出版に関して、肯定的だろうと否定的だろうと、有名人(というかライターやクリエイター、芸能人)は、何かしらコメントをしなくてはならない。そんな雰囲気が漂っているような気がした。
また、ネットでもあちこちで、この本のことが言及されている。その内容(というか質)も、原発に関するもの似ている。有意義なものあるけれど、ほとんどが似たり寄ったりな退屈な意見で、特にAmazonのレビューに関しては、まぁ、平均的な人間の平均的な意見が読める、という以上の価値はない。
なんというかまさに「脱法ハーブ、握手会、風営法、放射能、ダサい、ダンス、ダウンロードって言ったら負け」状態だ。
2
俺がこの本を読んだ理由は、端的に言えば好奇心だ。この本が発売されると知ったとき、純粋に読みたいと思った。ただの好奇心。
この際だから、書いてしまおう。俺は小説を書いている。ほとんどの人は知らないと思うが、Amazonで販売出できるKDP(Kindle Direct Publishing)で発表もしている。つまり、創作をする人間として、この本に興味を持った。
この本の元になった事件は、説明するまでもなく、後のフィクションに多大な影響を与えている。俺が知っている範囲だけでも、舞城王太郎や佐藤友哉あたりは確実に影響を受けているだろうし(舞城の『阿修羅ガール』に出てくる鬼畜殺人鬼グルグル魔人を知っているか?)、奥浩哉『GANTZ』に出てくる西なんかは、もうまんまだ。他にも探せばたくさん出てくるだろう。
創作をする人間として、そんな風に後のフィクションに、作家たちに影響を与えた事件の当事者が書いた手記に興味を持つことは、そんなに不思議ではない、と思う。だから手に取った。ただ、これは弁解だ、言い訳だ。下世話な好奇心で読んだ、と言われても反論は出来ない。
(これは余談だが、先述したとおり、この本は6月11日に発売された。ニュースになったのも、その二三日前だったと思う。しかし、振り返って見ると、五月の終わりに、この事件をモデルにした窪美澄「さよなら、ニルヴァーナ」が出ているし、そのちょっと前には、34歳になったとある小説家が事件現場を巡礼(?)するという内容の佐藤友哉「ドグマ34」がすばる4月号に掲載されいてる。偶然か? さらに余談だが去年放映されていた、金城一紀脚本のドラマ「ボーダー」の第三話は、殺人を犯した元少年が手記を出版しようとして遺族に殺されてしまう、といった内容だった。まぁ、偶然だろう)
3
事件当時、俺はまだ小学生だった。けれど、この事件のことは、やはり印象に残っている。
俺は子供のころ、モデルガンが好きで、アクション映画などの銃撃戦のシーンを見てはひとり興奮していた。シュワルツェネッガーがバンバン人間を撃ち殺しているのを観ながら熱狂している俺を見て、母親も心配していた。俺も子供心に「自分は人が死ぬことになにも思わないのか」などと普通のことを普通に思っていた。平均的だ。
そしてこの事件以降、子供によるセンセーショナルな事件は、たびたび起こる。「キレる17歳」などいうキャッチコピーがつき、まるで急に少年犯罪が増えたかのように報道された。
フィクションも影響を受ける。バスジャック事件を題材にした青山真治の映画「ユリイカ」などだ。
開き直るわけではないが、俺は上記の作品たちが好きだ。だから作者に興味があるし、その作者に影響を与えた題材、事件にも興味がある。センセーショナルな事件は、良くも悪くも、フィクションに影響を与えているのだ。
ただ、報道のされ方、ニュースの選ばれ方のせいなのか、はたまた「事実は小説より奇なり」なのか、現実では悲惨なニュースが相次ぐ。自然災害は仕方がないにしても、凡人には理解できない理由で、または理解できないほど身勝手な理由で、色々な事件が起こる。無差別殺人、闇サイト、児童虐待。世紀末を過ぎても、この手のニュースには事欠かない。
「近頃はありきたりのリアリズムに追いつかれそうにも見える」
これは、とある賞の選評の一部だ。とある一作品に向けられた言葉ではあるが、なんだかフィクションがひどくしらけてしまうときに、この言葉がふと思い浮かぶ。
我ながらバカなことを書いているな、とは思う。でも、俺は嫌なのだ。俺はフィクションが好きで、物語が好きで、小説が好きなのだ。だから、読むし、書いている。書いては直して、また書いている。
この本が出たときも、似たようなことを思った。批判が溢れ出ているのに、蓋を開ければベストセラーだ。売れているからって、優れたものじゃないってことは判っている。それは音楽も映画も本も同じだ。
4
そして、この本を読んでみた。内心ドキドキしていた。偉そうな事を言っておきながら、日本の犯罪史上稀に見る(仰々しい枕詞だ)事件を起こした、当事者の手記。正直、影響を受けてしまったらどうしようか、とも思った。俺は本を読む以上、どんな本でも最大限影響を受けるつもりで読んでいる(そうでなければ読む意味なんてない)。ただ、この本だけは、少し怖かった。
しかし、どうだろう。前半はネットで揶揄されている通り、自己陶酔しきった糞ポエムだった。ガラガラのライブハウスで演奏しているクソみたいなバンドの歌詞でも、これよりはほんの少しマシだろう。ただ、文章自体は上手いな、とも思った。読ませる文章だ。特に、後半の面会に来た弟のやり取りの場面では、ちょっとぐっと来た。少しだけ泣きそうにもなった。
でもこれは(ここまで書いておいてなんだが)、所謂ただのお涙頂戴話だ。当たり前の反応というか、けして面白かったというわけではない。
そう、端的に言って「つまらなかった」というのが、この本を読んでの感想だ。
一部で神格化、カリスマと化している「殺人鬼」だが、彼はつまらない、ただの普通の人だったのだ。多くのフィクションに影響を与え、ひとたび本を出版すれば大いに話題になる「あの人」は、普通の人間だった。
前半のあの糞ポエムが、それを象徴している気がした。あの稚拙で過剰な修飾表現は恐らくわざとで、そうやって過剰に飾らなければならないほど、内容は、実は普通なのだ。
これについてはロマンポルシェのロマン優光さんが書いた記事に頷ける箇所があった。
“この本には特にそういうところがないのだ。(性的偏向については代入される対象がおかしいだけで数式は同じなので、対象がいくら理解できなくても根本的に理解できないというわけではない。) 普通の人が普通に想像したような話が続くだけである。 ”
http://bucchinews.com/subcul/5203.html
5
少し前になるが、日曜の午前にやっている「ワイドナショー」という番組で、店の商品に爪楊枝を刺す場面をYouTubeに投稿した少年のニュースをやっていた。
それを観た松本人志が、「全然おもしろくない。声も張ってないし」とコメントしていた。他の出演者は「そこですか?w」といった感じだったが、俺は、松ちゃんはこういうコメントをどんどんしていったほうが良い、と思った。
つまり、つまらないものは、つまらないというべきなのだ。そして、松本人志のようなおもしろい人は、こういうくだらないことをする人間に向かって「全然笑えない。おもしろくない」ともっというべきなのだ。
同じ番組で、松ちゃんは、この本は読まない、といっていた。遺族の方がここまで言うのなら、と。立派な態度だと思う。下世話な好奇心で読むヤツに比べたら、遥かにマシな態度だ。
でも、俺は松ちゃんに読んでほしい。この本を読んで、おもしろくない、と言ってほしい。
「俺に影響受けてるのかもしれへんけど、お前の本、つまんなかったで」と言ってほしいのだ。
舞城でもユヤタンでも乙一でも、こんな本より、俺の小説のほうがおもしろいぜって言ってほしい。なにがベストセラーだ!っていってほしい。
だから、俺は敢えて言う。
自分に取っての本当のことを書いたのかもしれないが、ハッキリ言ってフィクションのほうがおもしろいぜ。普通の理由で普通の狂い方をした普通の人間なんかより、グルグル魔人のほうが狂ってるぜ。なんせウンコパン三世〜♫ デレッデレ〜♫ なのだ。
だから俺は、この本を批判するならおもしろい人たちに、「つまらない!」って言葉こそ、声高に叫んで欲しい。
6
“結局のところ、人生で起こるすべての本当のことは、陳腐で薄っぺらで通俗的なのだ。そうじゃないことは小説の中にしかない。だから小説の中で、つまんないなあと思うとき、わりとそれが人生の本当のことを書いているってのがあって、だから小説って難しい”(舞城王太郎/パッキャラ魔道)
まったくその通りだ。
そんで、つまんない本のことで、
いちいち騒ぐのはやめようぜ。
おわり。
彼は音楽が大変に好きで小遣いの殆どをCDに費やしてしまい、昼休みはいつもナイススティックを食べていた。
「お前んち、CD何枚持ってんの?」とか「あー今月CD買いすぎて金ねーわー」とか休み時間の度にアピールする彼を何故か嫌いになれなくて、
たまに席が近くなるとちょっと話す、くらいの関係がだらだらと続いていた。
彼のことを「音楽博士」「家がツタヤ」と呼ぶと今お気に入りのCD(たいていライブ版だ)を3枚貸してくれたので、
部屋で聞くCDにも困らなかった。後で感想を聞かれるのが困ったけど。
3枚のCDの中に日本語じゃないのが混じっているのに気がついた。赤ん坊が海中を悠然と泳ぐジャケット。ニルヴァーナだ。
「もうJ-POPなんてダサくて聞いてらんねー。どいつもこいつもおんなじ歌詞、おんなじコード進行ばっかりだ。これからはコレ(洋楽)だわ」
彼は誇らしげに言った。後日感想を求められたがあまり真面目に聞いてなかったので、「カッコイイんじゃない」としか言えなかった。
彼は喜んだ。
月日が経つにつれ、彼の貸してくれるCDは徐々に、難解で、TVで見かけないものが増えていった。
「今はリンキン・パークが流行ってるみたいだけど、あれがイイなんて言える一般人のセンスが逆にわからんね」
また彼は誇らしげに言った。その時彼が貸してくれたのは、確かビョークだったと思う。「難しくて、正直よくわからんかった」という僕の感想を聞いて、逆に彼は喜んだ。「だよな。お前にはまだはえーわ」
大学に入り少し疎遠になってからも、たまに彼はCDを貸してくれた。決まって3枚ずつだった。
ビョークはレディオ・ヘッドに変わり、そこから「ジャコ・パストリアスの肖像」に変わった。ジャズに踏み込んだ後はジョン・コルトレーンの「ラブ・シュプリーム」に移り、そこから先のことはよく覚えていないが、二人で飲んだ夜に「コルトレーンなんて誰でも聞ける」と繰り返していたのは覚えている。
「なあ、これが今一番アツいやつ」彼は黄色のiPod miniに繋がったイヤホンを差し出した。ノイズだけが流れている。ザザー。ジジジー。
「ちょっとついていけない」「だよな。お前にはまだはえーわ」
彼はイヤホンを耳に戻し、ボリュームを上げた。ここからでもわかるくらいの音漏れ。彼は少し早足で、下宿に帰っていった。
もしかすると彼は、音楽を聴くことで(音楽を聴くポーズをすることで)何かと戦っていたのかもしれない。そう思った。
社会人になり、彼とはもう会わなくなった。
今頃彼は、何を聞いているんだろう。いっそ演歌にハマったりしないだろうか。登録してからひとつも投稿がない彼のFacebookアカウントにメッセージを送る。
「久しぶり。今どんなの聴いてるの」
「音楽に限らず、すべてのエンタテインメントは子どもの為に企画設計されている。大人が対象では無い」
レコード会社でプロデューサーなんかやっているとこんなひねた考え方になるのかと驚く。中学時代はもう少し素直なやつだったと思っていたのだが。
それとも、近所の居酒屋で突発開催される30代のプチ同窓会みたいなやつは、仕事の話になるとだいたいこんな空気になるものなのだろうか。
今では三児の母(双子の出産を含む)のにぎやかなタイプだった女子が、「ちょっとー、最近日本の音楽って元気がないんじゃないの?」と言った。それが彼にとっては逆鱗らしかった。
彼女もずいぶん攻撃的だ。酔っているんだ。
「意見は別に良いだろ。ただ、エンタテインメント業界の人間が建設的と判断する意見は、子どもの為になるかどうかだと主張しているんだ。日本の音楽の良い曲がないというのが子どもの為の意見なら建設的だと思う」
「でも、子どもにエンタテインメントコンテンツを与えるのは親でしょう。間接的なものも含めたら大多数がそうじゃない。その親の主観を軽視するってのはーどうなの? だいたいあんた子ども子どもって子どもいないじゃない」
「別に軽視なんかしてないよ。子どもの為になるなら聞くもの。あと、子どもいないやつは子どものことを考えるなって言ってるならいろいろ言い過ぎじゃないかと思うが」
「私だってそんなことは言ってない。ただ、子どもを持つ親からすれば、大人の意見を聞き入れるのが建設的じゃないという主張はナンセンスに感じられるし、そんなナンセンスな主張をしている人が多いのがエンタテインメント業界なら、そりゃ廃れるわってなっちゃうわけ」
「大人の意見だって聞くって言ってんだろ。あと、子どもの中でも主に10代な。少なくとも多くの日本の音楽は10代を対象にしているんだよ」
「10代だって一緒よ。反抗期に買う音楽なんて、親の主張の単なる真逆じゃない。それも含めて間接的って言ったわけ。あのね、あんた親になるといいよ早く」
「それな、お前の子どもがもう10代ならリアリティがある意見なんだけどな」
「ムカつく!」
30代にもなるとみんな正確にエンタテインメントって言えるんだな。そうだよな、ニルヴァーナ世代だもんな。とか思いながら、トイレに向かい、いろいろ考えてみた。
レコード会社の人間からみて、対象が子どもだと言い切る理由は分かる。その対象相手に儲け続けた経緯なのだろう。
しかし、今は、下記のようなめっちゃニッチな音楽を作り続けている人たちと、ネットを通じて出会うことが出来る時代だ。
Bitplane - 恋は、Sensation (feat. Hatsune Miku)
https://www.youtube.com/watch?v=IelOdS6GmtI
https://www.youtube.com/watch?v=DbMT7kyf4NY
https://www.youtube.com/watch?v=DC07uizKL00
こうした音楽がアップされ続けるネット音楽事情に触れて、日本の音楽が元気がないとは思えない。むしろ元気になっていると言っていいだろう。
なぜならば、音楽産業ではなく、音楽という土台から考えるなら、売上規模を音楽の元気性の指標に入れるべき正当な理由がない。音楽の元気性を示す指標は純粋に創造頻度と発表頻度と視聴回数で捉えるのが自然だからだ。
だって、シェイクスピアや万葉集の頃の音楽が元気ではないと言えるか?という議論に誘導したら俺の完勝だろう。彼は資本主義前提の時点で視野狭窄に陥っているんだ。
また、こんな音楽、対象が子どもな訳がない。親の影響なんてあんまりない。だってこれ聴いて喜ぶやつの口元には必ずヒゲがはえている。
ヒゲにも親の影響とか言い出したら、全ての人間は死ぬまで少年法の庇護の範疇である。暴論だ。
従って、二人ともまったく違う。
争い事の原因が誤解だと分かれば楽しいプチ同窓会に戻るはずだ。そう結論付け、論駁してやろうと決意を固めた。ダメだダメだ。お前らはぜんぜん分かっていない。と。この素敵な動画をお見せしながら論駁してやろう。と。
歌った曲(入力した曲)一覧を帰りに渡してくれるサービスとかあったらいいなぁ。
1.言ノ葉(刀語)http://www.kasi-time.com/item-66917.html
2.続・溝ノ口太陽族(天体戦士サンレッド)http://www.kasi-time.com/item-45504.html
3.ごはんはおかず(けいおん!!)http://www.kasi-time.com/item-49801.html
4.CORE PRIDE(青の祓魔師)http://www.kasi-time.com/item-53617.html
5.創聖のアクエリオン(創聖のアクエリオン)http://www.kasi-time.com/item-4110.html
6.ジョジョ~その血の運命~(ジョジョの奇妙な冒険)http://www.kasi-time.com/item-64604.html
7.ライオン(マクロスF)http://www.kasi-time.com/item-35900.html
8.タチアガレ!(Wake Up, Girls!)http://ameblo.jp/kana6525/entry-11754991101.html
9.愛をとりもどせ!!(北斗の拳)http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38437
10.1/3の純情な感情(るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-)http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38437
11.ラマさんのラママンボ(しろくまカフェ) http://www.kasi-time.com/item-67948.html
12.Tell Your World(Google CM)http://www.uta-net.com/song/127069/
13.YOU GET TO BURNING(機動戦艦ナデシコ)http://www.kasi-time.com/item-5835.html
14.午後の待ち合わせ(ノラガミ)http://www.kasi-time.com/item-70343.html
15.哀戦士(機動戦士ガンダムII・哀戦士編)http://www.kasi-time.com/item-6141.html
16.英雄(ウルトラマンネクサス)http://www.kasi-time.com/item-28882.html
=早くもデザート登場=
17.SKILL(第2次スーパーロボット大戦α)http://www.kasi-time.com/item-21.html
18.トポロジー(ロボティクス・ノーツ)http://www.kasi-time.com/item-65671.html
19.シンクロマニカ(ガリレイドンナ)http://www.kasi-time.com/item-69407.html
20.Stand Up!!!!(てさぐれ!部活もの)http://www.kasi-time.com/item-69171.html
21.炎のさだめ(装甲騎兵ボトムズ)http://j-lyric.net/artist/a00ab58/l012783.html
22.BLOODY STREAM(ジョジョの奇妙な冒険)http://www.kasi-time.com/item-65253.html
23.明正ロマン(重音テトオリジナル曲)http://www24.atwiki.jp/utauuuta/pages/2104.html
24.ニルヴァーナ(妖狐×僕SS)http://www.kasi-time.com/item-64703.html
25.futuristic imagination(東のエデン)http://www.kasi-time.com/item-42576.html
26.一斉の声(夏目友人帳)http://www.kasi-time.com/item-36300.html
27.希望の宇宙の…(ギャグマンガ日和)http://plus.himote.in/blogs/viewstory/3507
28.sister's noise(とある科学の超電磁砲S)http://www.kasi-time.com/item-66544.html
29.only my railgun(とある科学の超電磁砲)http://www.kasi-time.com/item-45162.html
=シンクロした!=
=出てきたパンがマギー審司の耳っぽい?=
30.Take Your Way(DEVIL SURVIVOR2 THE ANIMATION)http://www.kasi-time.com/item-66920.html
31.Beautiful World(ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序)http://www.kasi-time.com/item-20068.html
32.紅蓮の弓矢(Linked Horizon)http://www.kasi-time.com/item-67546.html
=大人の都合により?歌詞が表示されず……が、プロの集まりなので問題なし。=
33.聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~ http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=S01525
34.motto☆派手にね!(かんなぎ)http://www.kasi-time.com/item-38260.html
35.eternal reality(とある科学の超電磁砲S)http://www.kasi-time.com/item-68154.html
=レールガンを撃ち尽くした=
36.不明(BPM200くらいの超速、冒頭ドラム連打から、女声ボーカル曲??、演奏中止)
37.God knows...(涼宮ハルヒの憂鬱)http://www.kasi-time.com/item-1209.html
38.secret base~君がくれたもの~(10 years after ver.)(あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。)http://www.kasi-time.com/item-53442.html
=次を歌いたくもあり、画面と後奏で余韻を楽しみたくもあり=
39.Chase the world(アクセル・ワールド)http://www.kasi-time.com/item-61054.html
40.きみのためなら死ねる(きみのためなら死ねる)http://j-lyric.net/artist/a051215/l0193d5.html
41.FLY ME TO THE MOON(新世紀エヴァンゲリオン)http://www.kasi-time.com/item-7961.html
42.残酷な天使のテーゼ(新世紀エヴァンゲリオン)http://www.kasi-time.com/item-7960.html
43.ゲキテイ(檄!帝国歌劇団)(サクラ大戦)http://www.kasi-time.com/item-32922.html
44.DAYS(交響詩篇 エウレカセブン)http://www.kasi-time.com/item-23916.html
45.魂のルフラン(新世紀エヴァンゲリオン シト新生)http://www.kasi-time.com/item-5994.html
46.meditations(fripSide)http://www.kasi-time.com/item-51292.html
47.真赤な誓い(武装錬金)http://www.kasi-time.com/item-3246.html
48.ペガサス幻想(聖闘士星矢)http://www.utamap.com/showkasi.php?surl=38074
=最後のメンバー。「33.聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~」とかぶらないのが流石!=
49.コネクト(魔法少女まどか☆マギカ)http://www.kasi-time.com/item-52119.html
=あれから3年……=
50.ウィーアー!(ONE PIECE)http://www.kasi-time.com/item-15866.html
51.ダンバインとぶ(聖戦士ダンバイン)http://www.jtw.zaq.ne.jp/animesong/se/danbain/danbain.html
52.勇者王誕生!(勇者王ガオガイガー)http://www.kasi-time.com/item-35419.html
53.Don't say "lazy"(けいおん!)http://www.kasi-time.com/item-41988.html
=お時間が……=
54.BELIEVE(めだかボックス アブノーマル)http://www.kasi-time.com/item-63915.html
55.マジンガーZ(マジンガーZ)http://www.uta-net.com/song/2270/
=パイルダー「「「「「「「「オーン!!!」」」」」」」」=
ずっと考えてたんですけど、春香と優ちゃんではどっちが先に妊娠するんでしょう。二人の感情が唇という一点に集中し、唾液という名の潤滑液を通して頻繁に行き来するこのえろい状況で、おそらく唾液は精液のかわりになって子宮に着床、女の子どうしでも妊娠は可能になるはずです。そう考えると、あとは気持ちの問題なので、どっちがより強く妊娠したいと願っているかが問題になるわけです。
自分としてはだんぜん春香が妊娠するほうを推します。ただしヴィジュアルとしては優ちゃんのおなかがらーじぽんぽんになっちゃうのはものすごくえろいと思うので、二人とも妊娠すればいい!とかも思いました。
それにしても優ちゃんと春香がどこでもちゅっちゅするのは大変なことだと思いました。恋愛感情が明示されない状況で繰り返されるキスは、つまり性欲の所産であり、キスは即セックスです。キス即セ。セックス即キスキス。世界でいちばん腐った般若心経を唱えつつ、約束のニルヴァーナに還ろうと思います。「即」しかあってねえ。ありがとう、ありがとうワールド。