「地獄への道は善意で舗装されている」という言葉は有名だが、「天国への道は悪意で舗装されている」という逆説は成り立つのだろうか?
もっとも、「悪意で舗装されている」というよりも、「悪意の罠だらけの道をヒラリヒラリと蝶のようにかわして生きなさい、それがニルヴァーナへの道です。天国とは場所では無く、心の状態であり、『涅槃の境地』に至ることが天国への道です」ということなのかも知れないが。
よって、「今自分は地獄にいる」と思っている人は、その状態を記録しておけば、同じパターンに陥りそうになった時、「むむ、あのパターンになりそうだ、ではどうするか?早めにヘルプを上げるか」と別の道の模索も可能になり、それが天国への道に近づく方法である気もする。
「全ての道は善意で舗装されている。」 だから、歩く道をよく選びなさい。